2007-03-01(木) [長年日記]
■ 特異日
今日は(というかここ数日)忙しくて日記を書くにもネタがない。「今日もとくに書くことないなぁ」と思い、昨日の長年日記からその翌日の長年日記を開いたらなんと、2年分しか日記が書かれてない。
「おおー、今日は日記を書かない特異日か!」
と思って日付を見たら2月29日だった。2000年と2004年にしか書かれていないのも道理である。
2007-03-03(土) [長年日記]
■ さらば林道丸
次のオーナーである香川のhiloさんが上京してきたので、近所で受け渡しの儀式とあいなった。最後の走りは遅刻しそうになってR16とR246を爆走するという余韻も何もないものになったが、まぁ、普段から爆走ばかりしていたからな。
東京から徳島へズバっとフェリーで帰るつもりだったhiloさんに、「紀伊半島を横断すれば2日で帰れますよ」とささやいたら、マジで悩んでいた。まぁ、寒い時期だから無理はしない方がいいとは思うけどね……。
ともあれ、hiloさんは温和で優しそうな人で、これからも末永く楽しんでもらえそうである。
■ 川崎 1-0 鹿島@等々力競技場
花粉のつらい開幕。
序盤はキープができなくて押され気味だったが、だんだんエンジンがかかり始めて、いい形で先制。その後は拮抗していたが、最後まで守り通した。ただ、ちょっとイエローもらいすぎのような気もする。GK代えただけでは守備の不安は相変わらずなんじゃ……。
◆ つぼやま [あー,徳島までのフェリーって1日半掛かりますからねぇ。陸路で2日で帰れるなら微妙ですな(笑。]
2007-03-04(日) [長年日記]
■ 老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)(ジョン スコルジー)
最近早川が出す新人作家の最初の翻訳作品は、ネット上での評価を見定めてから買うことにしようと思っているんだが(正直ハズレが多すぎる)、内田昌之ブランドには今まで裏切られたことがほとんどないので即買い。うん、面白かった。
「21世紀の『宇宙の戦士』」という評判はその通りで、はっきり言ってプロットは『宇宙の戦士』そのままと言ってもいいくらいだ。しかし、スコルジーはハインラインほど軍隊が好きではないようで*1、一歩引いて見ている感じがある。軍隊の描写にも合理性や効率性が貫かれていて、そこが「21世紀の」と呼ばれるゆえんかも知れない。
第一部の、軽やかでウィットに富んだ語り口がすばらしい。75歳以上の老人しか入隊できない謎の軍隊という、どちらかと言えば不安に満ちた出だしになりそうな設定なのに、人生を達観した主人公*2の決意がけっして物語を陰鬱にさせない。この雰囲気は重苦しい展開になる後半になっても消えることもなく、おまけに最後はラブストーリーになるのだ。殺戮の繰り返される宇宙戦争物が、こんなに後味のいい作品になるなんて!
SF的に見れば、設定や考証に破綻があるし、特に「原理はわからないけど便利な超テクノロジ」の使いすぎに辟易する面もある。どちらかと言えば「お話」を楽しむタイプの小説。
老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)
早川書房
¥968
ところで、SFマガジン4月号の紹介ページがひどい。前半の山場になる、「どうやって老人を使える兵隊にするのか」というネタをあっさりバラすばかりか、後半の戦争の設定まで明かしてしまっている。もし未読の人がいたら、ここは絶対に読まない方がいいだろう。あれは読者に読む気を失わせる最低の紹介記事だ。
2007-03-05(月) [長年日記]
■ 排水口の蓋にみるアホな設計
「設計者の顔が見たい」シリーズ〜(シリーズなのか)。
「風呂場の排水口が詰まった」とかみさんに言われて見てみたら、写真のように「上蓋」と「内蓋」が生き別れになった状態で出てきた。穴の形状を見る限り、ここはおそらく、ボルトとナットで共締めになっていたと予想される。ただし、ボルトとナットはすでに流出したあとらしく、発見できなかった。
どういうことかと言うと、本来は図のように、スリットの入った上蓋に吊り下げられたようになっている内蓋が、排水管の上部との間に隙間を作り、ベルトラップ(というらしい)を形成しているのだが、ナットが緩んで落下すると、それとともに内蓋も落下、排水管に覆いかぶさって水の流れを止めると。
なんとまぁ。「ネジなんていつか緩むもの」という発想がない。設計者の顔が見たいよ!
こういうものって、緩んだときにリカバリ可能に設計するのが当たり前じゃないのかね。毎日のように多量の水が渦を巻いて流れ込む場所なんだから、けっこうストレスがかかるだろう。振動も多いだろうから、ネジ止めなんてしてあったら、すぐに緩んでくると思うんだが。
上蓋と内蓋を溶接して絶対に外れない構造にするのもいいだろう。でも分解できたほうが掃除しやすいから、ネジ止めにするのは確かにアリだ。にしても、ナットが下水管に流れていってしまうような構造にするなんて、よほどのアホじゃなかろうか。おれならナットを内蓋に溶接するか、内蓋にネジを切ると思う。
◆ ただただし [とおりすがりさんの論理にはいくつか穴があります。 まずこの粗悪品が国産だと決め付けていること。そして仮に国産だとして..]
◆ たれ [ボルトが緩まないことを目指して設計しているならあんまり問題が無いように見えますよ。 十分なトルクで締めることのできる..]
◆ ただただし [なんか引っ張るなぁ、この話題。 (組み立て不良だろうが)ナットが脱落したら下水管に真逆さま、という設計がダメだと言..]
◆ babie [内容に関係なくて恐縮なんですが、良かったら作図ツールを教えてください。たださんの使ってるツールなら使いやすいんだろう..]
◆ ただただし [ただの(と言ったら失礼か)OOo Impressですよ。自宅にはそれくらいしかないので。 >たださんの使ってるツー..]
◆ babie [ありがとうございます。プレゼンテーションツールって図が描けるんですね。]
2007-03-07(水) [長年日記]
■ 花粉症と風邪の区別がつかない
なんて話は何年か前にも書いたような記憶があるなぁ。月曜からずーっと調子が悪いんだけど、風邪じゃなくて花粉症がひどくなっただけなのかも知れない。とりあえず小青竜湯を常飲。カコナールの液状タイプはマジで良く効く!
とはいうものの、パッチを読む程度の集中力も発揮できないのだが。
◆ (ふ) [私は花粉症と蓄膿症の区別がつかない。。。]
2007-03-08(木) [長年日記]
■ VBScriptでデスクトップのサイズは取れないのかな
ある画像をデスクトップの右下隅に表示したくなり、久々にVBSを書き始めたんだが(久々というかほとんど初めてだな)、肝心のデスクトップサイズを得る方法がわからなくて即座に挫折。WMIにあるかと思ったらなさそうだし(Win32_Desktopではレジストリから取れる値くらいしか見えないっぽい)、VBSからWindowsAPIは呼び出せないそうなのでGetSystemホニャララAPIが使えない。WSHじゃできない話なのかな?
ちなみにソレ系の書籍は持ってなかったのでWeb頼りなんだけど、そもそもMicrosoftのサイトは字が小さくてぜんぜん読めねーヨ!(←老眼?)
2007-03-09(金) [長年日記]
■ Googleに行ってきた
「Andrew Mortonが来日講演するから聞きにこない?」とGoogleから誘われたので、物見遊山で行ってみた。
ただでさえ専門外のネタなのに、Andrewのスライドがプロジェクタに出力できず、英語の講演をスライドなしで聴くという拷問状態に。「Linuxマシンでプレゼンする人はプロジェクタに出力できない(ことが多い)法則」がおれの中で固まったよ。それはさておき、講演自体はごく短く(その後の質疑応答は面白かった)、Andrewと濃い話がしたい人はカーネル読書会に行ったほうがいいかも。
それにしても、知り合いがitojunしかいなかった。ジャンルが違うとこうまで顔ぶれが変わるんだから、IT業界も広いなぁ。
2007-03-10(土) [長年日記]
■ 日経新聞土曜版
日経土曜版に、おれのデスクの一部が登場。記事の署名を見ればわかるように、家内制手工業みたいな話だが……。写真にはR1200GSの1/10モデルが入っているが、一緒に並んでいたはずのASIMOとかイングラムとか、オタクっぽいフィギュアは事前に排除されました。とほほ。
本当は、コンテッサに座りカメラに向かってにっこり、なんて写真も撮ったのだけど、そっちは没になったらしい。おれのファンにとっては残念な話である(いねーよ)。
2007-03-11(日) [長年日記]
■ Vista時代の壁紙術
タイトルは「○○時代の××術」って書いてみたかっただけですすみませんすみません。Vistaなんて、ヨドバシのPC売り場でちょこっと触ったことがあるだけです。IT業界にいてそれもどうかと思うけど。
で、(ワイド液晶ディスプレイを持っているわけでもないのに)Yahoo! Widgetsを使っている関係で、画面の右端をちょっと空けているのである。残りの部分はPoderosaをほとんど全画面化して使っているので、この下の画面は目にすることがない。つまり、せっかく壁紙を設定していても、目に入るのは右端のほんの100ピクセル程度ということになる。
これはもったいない。
そこで、この領域を「サイドペーパー」を名づけ、この大きさにフィットする壁紙を設定してはどうかという話。
まず思いついた縦長の絵は、『ぴっぴら帳』を読んでいて気づいた「四コママンガのタイトル」。これをスキャナで取り込んでトリミング、設定してみた。『ぴっぴら帳』は7年も続いたから、季節感あふれる図柄には事欠かないし。
もっとも幅100ピクセルにすると縦がぜんぜん足らないので、ちょっとマヌケか。……というか、やってみたものの一気にオタクくさくなったのでこの案は却下。
次のアイデアは風車。ブレードをカットしてよければ、縦長の領域によく合う。これはいいですな。
しかし、やはり縦長といえばロケット。これはいいかもしんない(←アリアン好き)。どっちがオタクやねん、と言えばこっちかも知れないが。
■ 「サイドペーパー」設定スクリプト: sitepaper.vbs
こないだ書いたディスプレイの解像度を知りたいという話は、この「サイドペーパー」を楽に設定するためのスクリプトが欲しかったからなのだ。
で、できたのはコレなんだけど:
' ' sidepaper.vbs: set wallpaper on right-bottom side. ' Copyright (C) 2007 by TADA Tadashi <sho@spc.gr.jp>. ' Distributed under GPL. ' Function HiMetric2Pixel( himetric, logPixel ) HiMetric2Pixel = CInt( (himetric * 567 * logPixel) / (1440 * 1000) ) End Function Dim args Dim picture Dim shell Dim wmi Dim disps Set shell = CreateObject( "Wscript.Shell" ) Set args = Wscript.Arguments If args.Length < 1 Then shell.RegWrite "HKCU\Control Panel\Desktop\WallpaperOriginX", "0", "REG_SZ" shell.RegWrite "HKCU\Control Panel\Desktop\WallpaperOriginY", "0", "REG_SZ" Wscript.Echo( "Setting wallpaper offset to zero." ) Wscript.Quit End If Set picture = LoadPicture( args( 0 ) ) shell.RegWrite "HKCU\Control Panel\Desktop\WallpaperStyle", "0", "REG_SZ" shell.RegWrite "HKCU\Control Panel\Desktop\TileWallpaper", "0", "REG_SZ" shell.RegWrite "HKCU\Control Panel\Desktop\Wallpaper", args( 0 ), "REG_SZ" Set wmi = GetObject( "winmgmts:\\.\root\cimv2" ) Set disps = wmi.ExecQuery( "Select * from Win32_DisplayConfiguration", , 48 ) For Each disp in disps width = HiMetric2Pixel( picture.Width, disp.LogPixels ) height = HiMetric2Pixel( picture.Height, disp.LogPixels ) offx = CStr( disp.PelsWidth - width ) offy = CStr( disp.PelsHeight - height ) shell.RegWrite "HKCU\Control Panel\Desktop\WallpaperOriginX", offx, "REG_SZ" shell.RegWrite "HKCU\Control Panel\Desktop\WallpaperOriginY", offy, "REG_SZ" shell.Run "RUNDLL32.EXE user32.dll,UpdatePerUserSystemParameters",0,True Wscript.Quit Next
これを「sidepaper.vbs」というファイルに保存し、その上に好きな画像ファイルをドラッグ&ドロップすればデスクトップの右下にフィットするように壁紙を設定してくれる……はずなんだけど、実は動かない。
レジストリ上の値はちゃんと設定されているはずで、何かの拍子に期待通りの表示になったりもするんだが、少なくともおれの環境では実行直後には壁紙が切り替わらない。
最近のWindowsではWallpaperOriginXが使えなくなったんだろうか(おれの知識はWindows 3.1時代のものである)と思ったが、XPで使っている記事もあるから間違ってはいなさそうである。うーん……。
◆ arton [bmpしか即時反映はできないらしいですよ。 http://www.msfn.org/board/index.php?..]
◆ arton [理屈がわかったので一応。 次のURLを、ConvertedWallpaper Last WriteTime かCon..]
◆ ただただし [あぁ〜、ConvertedWallpaperというキーは実装中に発見していて、そんな気がしていたんですが、やはりそう..]
◆ arton [XPSP2で試しましたが、BMPはWindowsの下にあるのは一応全部OKでした(色数とかに依存するのかなぁ?)。V..]
◆ ただただし [Windowsの下は試してないけど、自作のフルカラーおよび256色BMPはダメですねぇ。オフセットどころか、中央にも..]
◆ Yui. [亀ツッコミですがVistaで試したら,絵がすぐには切り替わりませんでした.レジストリには確かに値がセットされていて,..]
2007-03-12(月) [長年日記]
■ tDiary: ツッコミfeedを読みたくない人はYahoo! Pipesを使ってみたら?
tdiaryはなんでコメントをいちいちRSSエントリにするのだろうという記事について、hsbtがオフィシャルな反応をしてくれているが(オフィシャルな反応をすべきなのはお前だろうというツッコミはさておき)、一般的な話と現時点での解決策を提示する。
……と思ってグダグダと書いたけど、どうせ読者は実用的なところにしか興味はないと思うので、最初に本題から。
「ツッコミ入りfeed」しか配信していないtDiaryを購読するときに「ツッコミはいらないなぁ」と思ったら、Yahoo! Pipesを使ってみてはどうだろう。yahoo.co.jpじゃなくてyahoo.comのアカウントが必要だとか、UIが英語だとか、少々ハードルはあるものの、ちょっと前までPlaggerというもっと高いハードルが必要だった処理がマウスでポチポチするだけでできるんだから、使わない手はない。
手順は以下の通り:
- 「Source」から「Fetch」を選んで右ペインへドラッグし、「URL」に購読したいサイトのfeed URLを入れる
- 「Operations」から「Filter」を選んで右ペインへドラッグし、「title」「Contains」「のツッコミ」という条件を設定
- 「Fetch」「Filter」「Pipe Output」をそれぞれつなげばできあがり
で、以下蛇足。または年寄りの愚痴。
ちなみにこの件についてはすでに書いている。なんでfeedにコメントを入れないの?とコメント入りのfeedを読むかどうかは読者に一任するである。これ以上言うことはないし、ツッコミ入りのfeedを非標準にする気など毛頭ない。確かにspamは鬱陶しいが、現時点でもシステムで十分フィルタリング可能なレベルだ。実際、昨日この日記に襲来したspamは600件近いが、漏れなく撃退されている。spam対処に関してはもはやシステムではなくブログ/日記オーナ個人の資質の問題になりつつあると言って良い(まぁtDiaryは次の2.2からフィルタが強化されるので2.0ユーザにはまだ責任はないけどね)。
artonさんも書いているが、コメントもfeedに入れて欲しいかどうかは読み手の姿勢によるものではないか。コメントfeedいらない派はオーナーと自分の間の関係だけに興味があって、他の読者はわりとどうでもいいと思っている。コメントもfeedに入れて欲しい派は、他の読者との交流を含めてコミュニケーションを楽しんでいるのだ。「ブログ」を輸入して、さも従来のWeb日記とは違うと主張していた人たちは、どちらかと言えば後者を来るべき未来として想定していたようだが、蓋を開けてみれば、コメントまでfeedしているのは旧来のWeb日記に属するtDiaryだけ。伊藤穰一も草葉の陰で泣いてるよ(※まだ生きてます)。
先の記事でもリンクしたが、はてなで実施されたアンケートでは実に2割の人が「コメント入りfeedを読みたい」と回答している。これを見て「8割が満足すればいいからコメント抜きfeedを配信すればいいや」と判断すべきではない。2割と言えば、日本では65歳以上の人口割合と同じだ。無視して良い割合とは言えまい。おれに言わせれば、この2割の人々を切り捨てている他のブログシステム/サービスの方がよっぽど問題がある。
よく考えて欲しいのだが、冒頭にあげたYahoo! Pipesを使った解法は、「コメント入りfeed」があるからこそできることである。逆に「コメント抜きfeed」しかない世の中だったら、feedでコメントも読みたい(2割の)人々には手の出しようがない。情報を削って減らすのは簡単だが、増やすのは大変なんだよ。これだけとっても、「コメント入り」と「コメント抜き」のどちらをデフォルトにすべきかは、議論するまでもないと思うのだが。
◆ inamenai [コメント抜きfeedの配信は今でもデフォルトOFFなのでしょうか?「コメント抜きfeedしかない世の中」がよろしくな..]
◆ nogajun [ 選択できたような気が…。と思ったら開発版使ってました。てへ。 それはさておき、オイラはコメントも配信されたほうが..]
◆ ただただし [inamenaiさん: 開発中の次期tDiary 2.2では、まだデフォルトではツッコミ入りしか生成しません。これは..]
◆ inamenai [>提案がないから検討されていないだけです そうなんですか。そういう需要が高いというわけでもないんですね。 本文のリン..]
◆ inamenai [追記: 個人的にコメント不要も選択したいと感じるのは、毎日割と大量のFeedを読んでるからです。なので、それぞれのエ..]
◆ mrmt [コメント入りfeedも可能なのは素晴らしいことだと思いますよ。 コメント入りfeedがデフォルトになっているのは不..]
2007-03-13(火) [長年日記]
■ tDiary: iddyプラグイン
ちょっと前から「tDiaryにもプロフィール画面を作る機能が必要かなぁ」と考えていたんだが、iddy.jpというサービスが始まって、APIも公開しているということで、これを使ってみることにした。
というか、さっきcontribにcommitした。使い方はヘルプ参照。APIキーの取得が、開発者一人でいいのか、利用者ごとに必要なのかわからないので、当面は第2引数にAPIキーを指定するようにしてある。最近、サービスから利用することしか考えずにAPIキーを設定するベンダーが多くて困る。フリーソフトウェアとして配ることも考えてくれよ。
それはそうと、API仕様書によると、取れる情報に制限があって、
また、メールアドレスは、公開設定に関わらず取得できないようになっています。
意味ねー。公開設定にしてるってことはspam覚悟の上なんだから、APIでも取れるようにしてくれたっていいじゃんか。spam業者にクロールされるのを恐れてるんだろうか? クロールされたって、メールアドレスを公開してる人にとっては、別に痛くも痒くもないんだが。
つーか、メールアドレスが取れないとなると、ブログや日記のサイドバーとかに表示するプロフィールって、名前の他に何を入れたらいいのやら悩ましい。とりあえず写真と名前だけ表示するようにしたが……。
■ アイマスで寝不足
寝る前にうっかり開いてしまった「エージェント夜を往く」のムービー(しかも菊地真Ver.)が耳について離れなくなり、寝付けなくなった。おかげでひどく寝不足。
XBOX360も持ってない人間の生活にまで影響を及ぼすとは、アイマス恐るべし。買わんけど。
2007-03-14(水) [長年日記]
■ tDiary: iddyプラグイン(2)
昨日作ったiddyプラグインをちょっと修正。
- 本名を公開していないとエラーになるという非道いバグを修正。そうか、ふつー本名公開しないもんね……。本名がないときは読み(ローマ字)、それすら公開していないときはiddyのアカウントを使います。
- 第2引数を削除。APIキーは開発者が1つだけ確保すればよいという、iddyの中の人の回答が得られたので。昨日の仕様のまま使ってるとエラーになります(←非道い)。
あと、「メールアドレス公開設定してるときはAPIでも取れるようにしてよ!」という要望は届けられたもよう。実装されるかどうかは未定だけど。
考えてみたら、公開設定にできる「名前」は、「本名」と「本名(ローマ字)」と「アカウント名」だけで、アカウント名は英数字と一部記号しか使えなくてシステム一意だから、実質的には「名前」ではない。ネット上にプロフィールをさらすサービスなのに、「ネット上の通り名」を設定できないのはおかしくね?
ということは、iddy上の「本名」は、知られると魔法をかけられてしまう方の「本当の名前」ではなくて、「ネット上で公開したい通り名」を指定すべきなんだな。というかおれはそうしているし。だったらそう書かなきゃダメだよなぁ >iddyの中の人
2007-03-15(木) [長年日記]
■ 「あなたがMacを買わない10の理由」に対する庶民の返し
あなたがMacを買わない10の理由についたartonさんのコメント:
美に金を払うのは貴族だよなぁ
を読んで、ヒザぽん。WindowsユーザにMacを勧めるマカーを不愉快に感じるのは、庶民を見下す貴族の視点があるからなんだね。ということは、それに対する庶民の返しはこれしかあるまい。
パンがあるのにどうしてケーキを買わなきゃいけないの?
なんか違う……(笑)。
いや、違わないか。「パンが食えればいいんだよ」って言ってる人に対して「ケーキ食え」って迫ってるんだからな。そりゃ合わないわけだよ。
2007-03-16(金) [長年日記]
■ https://www.amazon.co.jp/dp/9784575940787
「えっ、こんなのいつ連載してたの!?」と思ったら、デビュー当時の作品集だそうだ。そう言えば見覚えのあるタイトル。読み進むに従って作品の完成度が落ちていくように感じたのだが、さもあらん、新しい順に並べてある(冒頭の一編のみ今年の作品)。最後のデビュー連載はたしかに、近年のこうの作品に見られるような緻密な作りこみがまったく見られない。
とはいえ、こういう肩のこらない軽い話もいいと思った。というか、そもそもおれがこうの史代に求めていたのはそういう話だったんだが。でもこういうのが出るようになったのも『夕凪〜』のおかげなんだよなぁ。フクザツだ。
キャラの表情や動作に見られるデフォルメなんて、いい意味で実にマンガっぽくて、この頃の絵柄の方が好きと言ってもいいくらい。もちろん表情の持つ情報量は現在の方がはるかに多いわけで、読む楽しみは近作に軍配が上がるわけだけど。
あと、装丁がすごく凝ってていい。それから作品の合間に挟まっている挿絵(これも雑誌掲載されたもの)もいいんだけど、もちっと大きく載せて欲しかったなぁ。
2007-03-17(土) [長年日記]
■ 「石鹸なし生活」で花粉症が治った!!
※注: タイトルには行き過ぎた表現が含まれています。
床屋に行った。約ひと月半ぶりにシャンプーしたことになる。そう、実は2月初めから、ひそかに石鹸・シャンプー・リンスをいっさい使わない生活をしていたのだ。
ここ2年ほど、持病の治療でステロイドを処方されていたためか、花粉症の症状が出ていなかった。が、今年は処方されてないので、たぶんひどいことになりそうだという予感はあった。鼻水や涙はまぁ、無理すれば薬で抑え込むこともできるが、個人的にいちばん嫌な症状が肌荒れなんである。特に顔や頭皮が常にピリピリしていて、自分の皮膚のような感じがしない。顔のいわゆる「Tゾーン」が赤くなってボロボロむけてくる。
で、ちょうどそのタイミングで読んだのが、物議をかもし出した分裂勘違い君劇場のシャンプーとリンスと石鹸は使わない方がいいである。いろいろと前提条件があるとは思うが、言ってることは合理的だし、これで敏感肌が改善すれば、ひょっとしたら花粉症の症状も抑えられるのでは? と考えた。で、即実行してみたわけだ。
はじめはかなり「洗い切れていない」という感じが強かった。特に洗髪中は手に脂が残る感じで、汚れが落ちていないと思えたが、風呂からあがって髪を乾かすと、べたつく感じはまったくなくて、さらさらとしたいい感じの髪質になった。正直、10歳くらい若返った感じ。白髪は減ってないけど。
当初は家族にもナイショでやっていたが、別に体臭を指摘されることもないし、実際に皮脂の過剰な分泌が抑えられたためか、衣類や枕カバーの汚れも減った。そして本格的な花粉シーズンに入っても、例年のような皮膚のピリピリ感がいっさいないのである。とりあえず当初の目的は達成しており、かつマイナス面も特にないので、満足できる結果である。
今日、床屋でも(最初は何も打ち明けずに)頭皮や髪の状態を聞いてみたら、かつてないほど良い状態だと言う。「すごくきれい」とか「つやつやしてる」とまで言われた。今までは、やれフケが出ているだの、皮脂が多いだの、いろいろ指摘されていたのにだ。毎日何人もの頭を観察している人から合格点が出るのだから、何も問題はないと判断して良いだろう。その後、状況を打ち明けてみたが、実際に石鹸を使わない方が肌が健康な人はいるそうだ。
もちろん、おれにもいろいろと前提条件がある。
- 人生も後半にさしかかっているので、皮脂の分泌は低下傾向にある。
- 持病のおかげで普通の人よりは食生活に気を配っている。魚率が高いはず。
- 以前から洗髪には石鹸シャンプーとクエン酸リンスを使っていた。石鹸もオリーブオイル原料の低刺激なものなので、石油由来のものは長いこと使っていない。
- 化粧はもちろん、整髪料もいっさい使っていない。
- この実験はまだ冬季しか実施してないし、そもそも対照実験がないので科学的とは言いがたい。
だから万人に勧められるとは思えないが、花粉症に伴う敏感肌に悩んでいる人には、ひょっとすると悪くない対策かもしれない。
もちろん、今後も(少なくとは花粉シーズンの完了までは)続けるつもり。支障がなければ夏にもやるかも知れないが、状況を見ながらかな。
◆ TrackBack [http://d.hatena.ne.jp/tatsumine/20070317/yokohama ウタカタ ノ ヒ..]
2007-03-18(日) [長年日記]
■ かずひこ迎撃宴会
かずひこ渡仏直前の上京に合わせた宴会があったので新宿へ。写真なし。途中からどんどん人が増えるので、いったい何人いたのやら……。
会う人、会う人、おれの髪や頭皮のことを聞きたがるからまいったよ。ホントだっつーの!
それから、宴会終了後にソッコーで消えたS氏の行方に関してさまざまな憶測が飛んでいました。
■ PASMOイジワル実験(1)
今日からPASMOが開始。どーせおれはPASMOの使えない人間だが、まぁ、どれくらいの利便性があるのか試すくらいはしておこう。
ということで、新宿からの帰宅時にSuicaで改札を通ってみた。町田から先の磁気定期があるので、その乗継ができるかどうかの実験。ちなみに、パスネットの時には降りた駅で2枚突っ込めばスルっと出られるのだが……。
結果:
- 自動改札に、磁気定期を通したあとでSuicaでタッチ →磁気定期を入れた時点でNG。
- 精算機に磁気定期を入れてから、Suicaを入れる →磁気定期を入れた時点でNG。ディスプレイに表示される小田急ギャルのイラストが萌えない(←余談)。
- 窓口で「Suicaで入って定期で出たいんですが!」と告げる →OK。町田までの料金をSuicaから引かれただけ。
駅員に聞いてみたら、「真券とPASMOの組み合わせはまだできないんです、すみません」だそうだ。「まだ」とは言うものの、いつからできるようになるのかは明言せず。あー、どっかで聞いた言い訳と一緒やなぁ。こうしてみると、本当に見切り発車のサービスだなとつくづく思う。サービス低下させてどーすんだよ。
2007-03-19(月) [長年日記]
■ tDiary: iddyプラグイン(3)
先日作ったiddyプラグインだが、リクエストがかなってAPIでメールアドレスが取れるようになったので追従。
- sub Mailが公開されていればそれを使い
- sub Mailがなくて、メールアドレスが公開されていればそれを使い
- どちらもなければ非公開
という動作にした。
それにしてもあそこの開発者ブログ、相変わらずTrackBackが通らねぇ。こっちのせいか? ……と思ったら反映されてた。時間差?
2007-03-20(火) [長年日記]
■ https://www.amazon.co.jp/dp/9784878923227
少数の海外翻訳SFマニアのために薄くて高い本を出版するという、そう遠くない将来に主流になるであろう戦略を先取りした青心社のシリーズを1冊買ってみた。こんな本ばっかりになったら、おらは破産だよ。今のうちにブックオフで古い文庫本を買い漁っておくべきか。
それはさておき、愛に満ちた短編SFを書かせたら右に出るものはいないという評価のヤングだが、現代の視点では「童貞君の妄想爆発ストーリー」にしか見えない。愛じゃねーだろー、これは……。もっとも、知識不足のせいで(妄想の中でも)一線を越えられないタイプの若々しい童貞君なので、多少救いがあるが。いやまぁ、そういうところがちょっとレトロで面白いけど。
ただ、最後の「われらが栄光の星」だけは、じつにいい純愛小説になっていて、SF小道具の設定やストーリー展開も含め、かなり楽しめた。これは収穫。
■ タイム・シップ〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)(スティーヴン バクスター)
以前ma2さんが傑作と書いていて、「そう言えば読んでなかった」と思って買ってみた。H・G・ウェルズの『タイム・マシン』の公式な続編として書かれた長編。面白かったよ、うん。
ただ、『タイム・マシン』とはずいぶん位置づけが異なると思った。『タイムマシン』は、解説の冒頭にもあるようにすべての時間旅行SFの祖になったほどの影響力を持った作品で、いわばセンス・オブ・ワンダーの塊だ。
一方『タイム・シップ』はエンターテイメントに徹していて楽しく読めるんだけど、目新しさはほとんどない。時間理論はありがちな多世界解釈だし、さまざまなエピソードも時間SFとしてはかつて読んだことのある感が強い。終盤のはじけっぷりはさすがバクスターだったけど、全般的には「よくできたまとめサイト」みたいなイメージ。
こういう小説が成立するということは、もはや時間SFに新しいネタはないってことなのかもね。
余談1: 「たいむしっぷ」で変換したら「タイム湿布」になってしまった。すごくくだらないショートショートっぽい。
余談2: <観察者>の描写をさらっと読んだら、スプー(しょうこお姉さんバージョン)が思い浮かんでしまい、最後までそのイメージで固定されてしまった。
2007-03-21(水) [長年日記]
■ 「お問い合わせ」をコストカットの対象にしていいものか
うかうかしていたらKDDIの茨城衛星通信センターに(16日に)閉局されてしまい、「最後の見学」をし損ねた。とはいえ、毎年近隣の住民に花見の場所を提供してきたのだから、引き続き見学くらいはできるんじゃないかと思い、KDDIのサイトから問い合わせてみることにしたのだが。
見学可能だったら今日バイクで行こうと思って19日の午後に問い合わせたら、48時間後になってやっと返事がきたとか(手遅れ)、「今」見学できるかどうか知りたかったのに、返ってきたのがこんな返事だけだったとか:
「KDDI茨城衛星通信センター」の広大な跡地(約18ha)につきましては、日立市、ならびに高萩市に無償譲渡され、その活用方法が検討される予定でございます。
そういう話はどうでもよくて(よくないんだけどさ、今年度はもう行けそうにないし)。
こういう、企業の特定サービスに関係しない、一般的な質問をWebサイト経由でしたいときに、どうすればいいのか。ちなみに、茨城衛星通信センターに関する情報は、kddi.comの中にはいっさい存在しない(見学施設を持っているのにこのアリサマ)。
まずはお客様サポートを探すと思うんだけど、KDDIの場合は最初に「au」「電話」「インターネット」の3つのサービスを選ばなくちゃいけなくて、今回のようなどこに入るのかわからない質問は行き場がない。
実際、自分でも顧客のWebサイトの相談に乗るときなんかには、「まず訪問者の抱える問題点別に振り分けて、FAQを読んでもらってから、解決されなかった場合だけに問い合わせフォームを使ってもらいましょう」なんてことを言ったりする。けど、最初にちゃんと振り分けられると考える時点で傲慢だよなぁ。
この傲慢さがどこから来ているのかというと、やはり「問い合わせ」に対して受け答えをするのが「コスト」だと考えているからだ。コストと考えれば、問い合わせはできるだけ少ない方がいい。だから訪問者にはできるだけ問い合わせフォームにはたどり着いて欲しくない。Amazonのサイトなんてまさにその典型で、問い合わせフォームを見つけ出すのは至難の業だ。
本当に訪問者のことを考えているのであれば、どんな問い合わせでもウェルカムなフォームを目立つところに置くべきなのかも知れない。もちろん、問い合わせ内容はすぐに分析して、同じ質問が来ないようにサイトを改善する。しかし、調べる気のない訪問者は、いつでもそのフォームを利用できるようにしておかなくてはいけない。何を問い合わせても答えが返ってくる、コンシェルジュのような問い合わせフォームが理想だろう。
これは「問い合わせフォーム」をコストセンターではなく、コンバージョンポイントと見なす発想の転換だ。だが、情報系サイトにおける「問い合わせ」はコンバージョンポイントとして勘定することもまた常識だ。結局、コストを下げるという横槍が入るおかげで、「お問い合わせフォーム」があるべき姿からどんどん外れていってしまったのが、KDDIのサイトの現状なのだろう。というか、KDDIに限らず、多くの企業が同じ状態に陥っている。
じゃあどうすればいいのかというと、妙案はないわけだが。
ちなみに今回の問い合わせは、無理やり「電話」メニューからよくあるご質問/お問い合わせに入り、「その他」のサービスに関する質問という形をとった。回答が遅かったことからして、かなりたらい回しにされたんじゃなかろうか。他にも、会社名を入力する気があるのなら法人向けのその他のサービスというフォームも使えそうだ(が、ここにたどり着く個人客はいないだろうな)。
Webを使わない正攻法としては、代表電話を調べて(これもWebにはないから104かなんかを使う?)、広報につないでもらうというのが良いだろう。なんでもWebで完結しようと考えなければこれが一番の近道かも。
さらに蛇足だが、Project BIG-DISHが24日にふたたび月面反射通信をやるので、それに潜り込めばかつてないほど近くで見学できる可能性がある。前回の時はアンテナ本体に登ったりできたようだ。うらやましい。
2007-03-22(木) [長年日記]
■ アイマス、その後
しょこたんブログが全文feedをやめてしまってから数日が経過。ちょっと待てば直るだろうと思ったら、ぜんぜんそんな気配がない。
しょこたんって、実はけっこう賢くて計算高いコだと思うんだけど、残念ながらブレーンはそんなに賢くないのかもなぁ。あのタイプのブログは全文feedじゃないと、とてもじゃないけど読めたもんじゃないよ。このままだったら、購読中止だな*1。
というか、おれが「しょこたんブログ読んでる」って言うとみんな驚くんだけどなんで?
で、そうは言ってもアイドルの一人くらいキープしておきたいよね! というわけで、今は菊地真に夢中ですよ(そっちかよ)。Stage6で高画質ビデオを漁る日々。プロデューサのみなさんは、YouTubeみたいに画質の悪いところに自分トコのタレントを出してちゃダメよ。ハイデフで撮ってDivXにして、Stage6で歌わせてあげないと。
でもまぁ、それでもXbox360は買わないだろうな。アイドル育ててる暇はないし。というかゲーム自体には興味ないし。あと、Amazonのウィッシュリストに『THE IDOLM@STER MASTERWORK 03(ゲーム・ミュージック)』が入っているのは気のせい。というか気の迷い。
*1 と思ったら、夕方に見たfeedから全文入りに戻っていた。よかったねぇ(誰が?)
2007-03-23(金) [長年日記]
■ Rubyist Magazine 出張版 正しいRubyコードの書き方講座―RubyistのRubyistによる、Rubyistとそうでない人のための(青木 峰郎)
見本誌が届いた。(帯に名前はないけど)じつはちょっとゲストで書いたので。「おれ、書くネタなんてないよ」と尻込みしたら「アレを書け」というので、アレを書いた。まるで不死鳥のようだな、3タブ同盟。
#やっとAmazonに出たので入れ替え。
■ PASMOイジワル実験(2)
自宅からアキバに出かける用事があったので、実験その2。町田まである定期で小田急線に乗り、新宿南口のJR連絡改札をSuicaで抜ける実験。Suicaでタッチすると町田〜新宿間の運賃が引かれるのが期待される動作だが、こないだの原則を適用すればNGだろうと予想される。
- 連絡改札に磁気定期を通してSuicaでタッチ →磁気定期を入れた時点で「区間外です」とか言われてNG。
- 精算機に定期とSuicaを入れて精算 →Suicaを入れた時点で「このカードは対応していません」とか言われてNG。
「窓口でダダをこねる」という第3の選択肢は無駄だと思ったので実行せず、精算機に磁気定期とパスネットカードを入れて、出てきた切符とSuicaで連絡改札を抜けた(従来どおり)。ま、予想通りだが、ガッカリだね……。
◆ TrackBack [http://blog.livedoor.jp/heitatta/archives/53304799.html へ〜..]
2007-03-24(土) [長年日記]
■ 超電導リニア試乗会へ行ってきた
いよいよであります。
鉄な知人からは、「鉄でもないくせに抽選に当たるなんて!」とやっかまれているが、だいたいリニアの軌道は鉄じゃなくてニオブチタン合金だし(←嘘。超電導なのは車両側だけ)。それにおれは、学生時代には4Kのキンキンに冷えた超流動ヘリウムにニオブチタン合金のコイルを浸して、日夜ガンガン大電流を流す実験をしていたのである。むしろ、ただの鉄ちゃんよりもリニアモーターカーに乗る権利を有すると言っても過言ではあるまい。
……というわけで、13:00までに来いという指定に合わせ、10:00ごろ自宅を出て中央道へ。大月I.C.を降りて約20分の距離だが、カーナビがやたらと細い裏道を選択したせいか、ぜんぜんそれっぽいものが見えない。やっと着いたときには「ついに信玄の隠しリニアを発見した!」という気分になる。
さっそく受付をすると、乗車券をもらえる。あたりまえだが全席指定。13:00の集合まで、みやげ物売り場や展示室、展望室などをぶらぶら。
時間になると「改札」をして、乗車の前にプレゼンテーションルームに通され、洗脳ビデオを見せられる。この部屋をあとにする者は、リニア中央新幹線の早期着工を求める気分でいっぱいになるであろう(というほど洗脳力は強くなかったが)。
あとはビデオでお楽しみください。初めてWindows Movie Makerを使ったけど悪くないじゃん。
率直な感想としては、想像以上に振動と騒音がすごかった。浮上させるためにかなり軽量化しているそうだが、300km/hの新幹線だって振動は左右方向しかないのに、500km/hのリニアはそれに上下動が加わる。地上の濃い大気の中を、秒速140mなんて竜巻並みの風を受けて走るんだから、そりゃすさまじいことになるわなぁ。これをどうにかしないと、とてもじゃないけど営業運転なんて無理じゃね?
そうは言っても、地上を500km/hで走り抜けるというのはなかなか得がたい体験なわけで、楽しかった。ほとんど全区間がトンネルの中というのがアレだったけど。というか、いっそ全部トンネルにして、中の空気を抜けば振動とはおさらばできるよ(←SFの読みすぎ)。
降車後は、試乗経験者しか見られないアングルから車両見学。鼻が長すぎる。中に何が入ってるんだ。クレジットカード大のありがたい乗車証明をいただいて、終了。
その後は土産などをあさるが、まぁ、はっきりいって「やる気あんのか」と言うレベル。代表的(?)なのが写真のカセットテープ(!)だけど、こういう冗談なのか本気なのかよくわからないものばかりで、お土産にできそうなものなんてほとんどないよ。もうちょっと商売っ気を出してもよさそうなものだが。このセクションだけ国鉄時代の気分が抜けてないとか? それとも見学施設は県立だから?
◆ ただただし [買わないよ! だって再生装置がない。]
◆ なぎさっち [> 鼻が長すぎる。 土地柄、天狗をイメージしているそうです。]
◆ tak [撮影用オブジェなのでは?>リニア賛歌 試乗会行った人たいてい写真撮ってますよね。]
◆ ただただし [それは一理ありますねぇ >tak ググっても、買ったとか聴いたとかいう人はほとんどいないし。 ちなみにこの「高石省...]
◆ 雪見酒 [かなり意図的(もしくは意匠的)なものを感じるけど、印象はドナルドダック、またはカモノハシかなぁ? 空力的にはそこまで..]
◆ unibon [きょうのフジテレビ「とくダネ!」でリニア賛歌が取り上げられていました。キャスターのしゃべりとかぶって、歌は良く聞き取..]
2007-03-26(月) [長年日記]
■ Remember The MilkでSmart Listsにタスクを追加するときはデフォルト設定を忘れずに
愛用しているRemember The Milkで、Smart Listsに直接タスクを追加できるようになった。これは嬉しい*1。
「特定のタグを含むActionにあるタスク」みたいなSmart Listsをいくつか作って運用しているんだけど、その場でタスクを追加できなかった。いちいち(リアルな)リストにタブを切り替えて、そこでタスクを追加、タグを設定してまたSmart Listsに戻る……みたいなまどろっこしいことをしていたのだ。これが、指定した検索条件にマッチする属性がついた状態でその場で追加できるようになった。ずいぶん手間が減ったなぁ。
で、「list:Action tag:hoge」みたいなSmart Lists上で試しにやってみたら、Enter押したとたんに消えちゃった。「えぇ〜!?」と思ってタスク名で検索してみたら見つかった。所属しているリストの名前はどこにも存在していない「タスク」だった。「list:Action」と指定してあるのだから、Actionに入ると思ったけど、そういうわけではなさそう。
設定画面内を探してみたら、リストに指定できる属性に「デフォルトにする」というのがあって、それをActionに設定したら、ちゃんと最初からActionに設定されるようになった。うーん、そういうことか。まぁ、ほとんどの追加タスクはActionに入れるからそれでもいいか。追加後に移動してもいいわけだし。
*1 他にもDuplicateも欲しかった機能。
■ PASMOイジワル実験(3)
その朝、私は少し寝ぼけていたのだろう。小田急の最寄駅に入るとき、まるで改札機の青い光に吸い寄せられるようにパスケースをタッチした。
自分がとんでもない間違いを犯したことに気づいたのは、降車した町田駅で、やはり何の疑問も持たずに改札にタッチしたときである。ディスプレイに踊る「150円」の文字。私は、パスケースを握り締めて呆然と立ち尽くした。
というわけで、恐れていたことが現実になってしまったので、いってみよぅ〜。定期区間で間違ってSuica/PASMOを使ってしまったときに払い戻しを受けられるか実験〜。
朝は慌しいので、帰宅時に実施。小田急町田駅の改札横にある窓口で、「今朝、磁気定期を持っているのに間違ってSuicaで通っちゃったんですが、払い戻してください」(←「払い戻しできますか」とは聞かない。「払い戻せ」と言っている)。
そしたら係員はおもむろにカード大の読み取り機(?)を取り出し、おれのSuicaの記録をチェック。乗車記録を調べているのだろう。その後、磁気定期の区間を確認したのち、躊躇することなく150円を現金で払い戻してくれた。あっさり。
なんとなく、もうちょっと揉めるんじゃないかと期待(?)していたんだけど、どうやらこの処理はマニュアル化されているらしい。間違えた乗客でなく、仕組みを変えた自分たちに非があるということはわかってるってことか。
ということで、この手の事故がおきても、1分ほど時間を割けばちゃんと払い戻しを受けられそうであります。ただ、別の駅員を選べば何度も同じ払い戻しを受けられそうな気がするのだが、防止策は組み込まれているんだろうか?
2007-03-27(火) [長年日記]
■ KDDI茨城通信センターの桜並木は今年も開放
ようやくKDDIから返答がもらえた。結論から言えば、自治体の要請(!?)により、今年の花見シーズンも施設(の芝生)を開放することにしたそうだ。
- 期間:概ね2週間(3月31日〜4月15日)
- 時間:10:00〜16:00(例年通り)
- 開放場所:正門から中央局舎手前まで(例年通り)
「桜並木とパラボラ」という取り合わせが見られるのは日本でここだけ!(たぶん嘘)なので、これを逃すことはあるまいよ。って、おれは行けなさそうだけどさ。く〜。
施設の場所等はこちらにて。
■ https://www.amazon.co.jp/dp/4270001445
(読むものがなくなったのでかみさんの本棚を漁るシリーズ)
スタバのコーヒーの価格戦略のような、ごくごく身近なところを出発点に、都市部の渋滞を解消する経済学的な解決策や、貧困の撲滅、中国の躍進のような世界規模でさまざまな場面で見られる経済的な現象を、ロジカルに、かつ豊富な例え話を使って平易に解説。ちょっと前に話題になった「フェアトレードに隠された嘘」みたいな話も、わかりやすく書いてある。
あんまり筋が通っているので、どっかに嘘があるんじゃないかと勘ぐってしまうくらい「まっとう」だ 。ただ終盤、著者も白状しているように、経済学者のすべてが同じ意見を持っているわけではない。数学や物理じゃないのだから、「証明された理論」と言っても極めて限定されたモデルでのことだし、カオスな実社会でこの「まっとうさ」がどこまでも通用するとは限らないように思える。
特に序盤に登場する「誰もが正直な社会」には理想的な経済活動がみられるはず、という話には、なんだか現実をうまく折り合いがつけられないモヒカン族の悲哀のようなものを感じたよ。逆にそういう描写から、作者が本当に世の中を(経済学で)良くしたいと思ってるんだなぁとわかり、そこにはすごく共感するのだけれど。
ともあれ、なかなか面白かった。特に前半。自分たちが身銭を切る、日常の商品の値付けがどういうカラクリになっているのか、しっかり考えるきっかけになる。
2007-03-28(水) [長年日記]
■ 政見放送をニコニコ動画で公開したら公職選挙法違反じゃないのか
……と、外山恒一のアレを見て、腹を抱えて笑いながら思った。選挙ポスターに落書きしたら捕まるっていうあれね、公職選挙法第225条第2号。
公開した人は悪くないかも知れないけど、コメントつけたらダメなんじゃない? それとも「法律で決まっていない」というありがちなオチになるんだろうか。
と思ったら、はてな匿名ダイアリーに似たような考察があるな。現行法だと貼った時点で違反か(誰が? 貼った人? 貼られた人……じゃないよね)。
2007-03-31(土) [長年日記]
■ Amazonの軍門に下る
今まで、「一人勝ちは面白くないよなぁ」とか「やはり街の本屋も守っていかないと」なんて感じの、いささか情緒的な理由でAmazonではほとんど買い物をしてこなかった。アフィリエイトの稼ぎだけを使って、自分の懐が痛まない範囲でのみ利用してきた。
しかしここになってポイント還元が始まり、アフィリエイトも毎月精算されるようになったこともあって、とうとう負けた。これからは雑誌を含め、基本的にAmazonで本を買うよ。リアル書店がAmazonに対抗する顧客サービスをほとんど何もしない以上、いつまでも情けをかけ続けるのは無理だわ。
ポイント制だけなら、ほぼ同じ還元率で三省堂もやっているけど、町田の三省堂は品揃えが好みじゃないし。文教堂がやってくれれば踏みとどまってもいいんだが*1。
買うかどうかをじっくり考えて買う場合には、ウィッシュリストが管理できるAmazonが圧倒的に便利。一方、立ち読みしてその場で買いたくなったらリアル本屋がいい。が、そういうパターンに一番マッチするマンガにはビニールがかかってるし、SF小説や技術書は立ち読みするまでもなく買うものは買うわけで、別にその場で衝動的に買う必要はない。だったら、もはや本屋の存在価値はないよなぁ。
バーンズ&ノーブルみたいにカフェでも併設してくれれば、その場でじっくり本を選ぶという習慣を身に着けてもいいんだけど、自分の行動範囲にそういうサービスをやろうという書店はない。手に取れるブツがあるという、Amazonにはぜったいに真似できない特徴を、どうして生かそうとしないのかねぇ。
*1 以前、株主優待使ってたけど、もう手放しちゃったし。
■ https://www.amazon.co.jp/dp/4757734492
上の写真には写っていないが、マンガもAmazonで買うことにしたので、発売からやや遅れて入手。まさか続きが出るとは思っていなかったが、7巻のあとがきに言及のあった「番外編」のようだ。
「エマが出ない『エマ』なんてなぁ」と思っていたが、2ページだけ登場していた。
というか、若き日のケリーが! ツンデレ! カワユス。
◆ ただただし [椅子の置いてある書店は増えてますね。行動範囲内だと、町田の有隣堂がそうかな。 そういうトコロに限って、品揃えがぜんぜ..]
◆ S武台利用者 [町田西友に入っているビブロはどうですか? 有隣堂や三省堂より品揃えはいいと思うのですが。イスもあるし。]
◆ ただただし [ビブロってそんなに品揃え良かったでしたっけ? あんまり行かないから記憶がないや。こんど行ってみます。 こうしてみると..]
◆ あおい [書店もありますよ]
◆ ma2 [町田西友のビブロってSofmapの上ですか? あそこの椅子は最近無くなっちゃいましたね。]
◆ S武台利用者 [ごめんなさい、町田西友上はビブロでなくて”リブロ”でした。m(__)m そういえば、確かにこの間行った時にイスやテー..]
◆ unbe@浦島コメント [先週末に、このエントリを思い出して行ってみました。 確かにおいしかったです。 おいしい素材をその素材らしく食べられる..]