2002-03-16(土) 5860歩
■ 御殿場
ちゃんと朝起きて、車で御殿場へ。コンサドーレ札幌が合宿しているので、明日の磐田戦を見に行かない代わりに見学に行きたいとかみさんが言うので。もっとも、寝坊したので到着したときにはほとんど練習が終わっていたというオチなんだけど。でも温泉に入ってきたのでまぁよしとしよう。
しかしまぁ、御殿場でもシャツだけで過ごせるほど暖かいし。東京の桜も咲いたそうだし、このまま夏になって花粉シーズン終了でもいいぞおれは。
■ 苦情受付
通常はリンクも貼らない苦情は見なかったことにするんだけど(笑)、今回は偶然、対応策があったのでああいうことを書いただけで、別に苦情は言うなとか、そういう方向の話は興味ないです:-)
どうもフリーソフトウェアの作者に逆らうと、すげぇ恐縮する人ってよくいるんだけど、それってどういう心理なんだろうね。ほとんどの作者はそのソフトウェアをより良いモノにしたいと思っているはずで、だったら前向きな提案はちゃんと言ってもらった方がいいに決まってる。その提案がまっとうなものであれば採用されるだろうし、作者のポリシーと合わなければ却下されるだろう。それだけの話であって、「おれに逆らうヤツは二度と使うな」なんて言う電波な作者はまずいないはずだ。
むしろ、陰でこそこそ文句を書くだけだと、ただの陰口になって悪い評判を広める効果しかない。もし作者にその解決策を提供する準備があったとしてもそれは公開されずに終わるわけだ。そのソフトウェアに好意を持っているのなら、ちゃんと作者にフィードバックすべきである。
とか書いていながら、おれも文句だけ書いて終わりってことが少なくないけどさ。てへ。
というわけで、
というのは大間違い。むしろ、きっちり表で言うべきです。で、今回の僕は何がいけなかったのかと言いますと、ソレをレンタルという人様が作ったものに対して、自分がうまくできないからって「見づらい」と言い放ってしまったことです。人様が作ったものを利用させてもらっているのに、不満を言うとは何事だ!というわけです
#blockquoteを使ってみるテスト。
■ Netscape 4.x対策
上に関係して(しないけど)、サポートBBSにあったNetscape 4.xサポートの話。こちらはちゃんと表だってリクエストしてくれているので助かる。
とはいえ、tDiaryそのものでそのようなサポートをする気はない。そもそもCSS対応がダメダメなのはNetscape側の問題であって、バグを直すのはあっちの仕事である。tDiaryが「media="all"」を指定しているのはあくまでCSSのせいで内容まで読めなくなるのを避けるためであって、積極的にNetscape 4.x向けテーマまでフォローするのは後ろ向き過ぎると思う。つーか、今どきNetscape 4.xを使ってる人って、それくらいの覚悟はできてるんじゃないの?
と言っても、それだけではあんまりなので、自分でtDiaryを設置している場合に限って「media="all"」を殺すことができるプラグインを紹介しておこう(tDiary.Netでこれを入れる予定はない)。以下のスクリプトをnetscape4.rbとでもしてpluginディレクトリに放り込むだけである。本体を改造する必要なんてこれっぽちもないのである。
def css_tag if @theme and @theme.length > 0 then css = "#{theme_url}/#{@theme}.css" else css = @css end <<-CSS <meta http-equiv="content-style-type" content="text/css"> <link rel="stylesheet" href="#{css}" type="text/css"> CSS end
2003-03-16(日)
■ 小指の先の天使(神林 長平)
いま早川でやってる神林フェアはヤバいよ。ぜんぶ読んだことあるのにうっかり買っちゃいそうになるもんな。そんな中、唯一の新刊がコレ。
約20年に渡る、だいたい同じ設定の上で書かれた連作短編集で、とうぜん書き下ろし以外はすべて読んでいるはずなのに、ほっとんど覚えていないという。あれだけ神林が好きだと言っていながらこれだ。まぁ、おかげで新鮮この上なかったが。
仮想世界と現実世界のかかわりを、どちらかというと現実世界の方から描いた作品が多くて、例によって客観的に仮想世界を扱っていく。でも、最後の作品だけがちょっと舞台が違っていてめんくらう。なんとなく結論じみた話にはなっているんだけど、でもあまりに設定が違いすぎているので、本当に連続しているのかどうかよくわからない。うーん……。
2004-03-16(火)
■ Covertec
via Journal InTime
TungstenE用のケースがけっこういい感じ。ベルトクリップが簡単に取り外し可能なのがいい。PDA用のケースはこうでなくちゃ。
でもこれ、どこかで見た記憶が……と思って探してみたら、CovertecはVis-a-Visで扱っていた。でも、TungstenE用のは扱ってないのであった。不遇だなぁ、Eは。
なんか、ホントに「あれ欲しい」「これ欲しい」的な日記ばかり書いてるな。ストレスか?
■ 米HPがリナックス採用、パソコン2-3割安く
朝刊で読んで「へぇ〜」と思ったんだけど(日本のソフト会社ってぇのは間違いなくTurbolinuxだろうな。livedoorに買われちゃったけど)、
日本、中国などアジア12カ国で一斉に発売する。
って、日本では売れないんじゃないかな〜。日本人は高いものが好きだから……。それとも、おれの親くらいの世代がうっかり買っちゃって、おれたちにサポートのしわ寄せがきたりするのかも……うぁぁ。ひどいよ、HP!
■ Subversionによるバージョン管理
現在、こま犬ライブラリの画像なんかはCVSで管理してるんだけど(テキストはtDiary)、バイナリの扱いはSubversionの方がいいと聞いたので、そろそろいじってみようかと。さすがに共有プロジェクトにツッコむのは怖いけど、最悪HEADが残ってればいいような個人用途なら、もう使ってもいいデショ。
で、以前みつけておいた上のページ、じっくり読もうと思って印刷しかけたら、300ページを超えることに気づいて慌てて停止。な、なんでこんな大部なものがちゃんと翻訳されてますか!? すげーよ。
……で、どうやって読もう?
2005-03-16(水)
■ coLinux(?): Courier-IMAPがおかしい
職場の遅っい個人用Linuxサーバをやめて、Windowsマシン内のcoLinuxに環境を移した。速くて快適。毎月のWindows Updateのたびに、一緒にrebootしなきゃならなくなったけど……。
ただ、謎の問題が出て困っている。個人宛のメールを受け取るメールサーバもこの中に構築しているんだが、Courier-IMAPがまともに動かなくなってしまった。「[ALERT] STATUS failed」とか「Unable to open this mailbox」とか言われてしまう。パーミッションかと思ったが、~/Maildirに怪しいところはない。そもそも、ためしにmaildirmakeコマンドで空のMaildirを作っても同じなんだから、そういう問題じゃないだろう。さらに、/var/log/mail.errには「Error reading ACLs for INBOX: No such file or directory」なんて実に怪しげなエラーまで。あるっつーの。なんだよACLって。
Becky!の代わりにThunderbirdでアクセスしても同じなので、クライアントのせいじゃなさそう。でも前のサーバと同じDebian Sargeなんだけどなぁ。つーか、自宅だってSargeでちゃんと使えてるのに。
仕事の合間に調査してるので、ちっともはかどらん。よけいに悩ましいのは、使えるときもある、ってこと。使えないときとの違いがわからない。理屈から言って、coLinux固有の問題とは思えないし(coLinuxのkernelに問題があるという可能性はあるが)。わけわか。
■ フリーソフトウェア・プロジェクトへの参加
リンク先は反応リンク集。なお、以下の文章は、元のOkujiさんの文章の文脈、つまりIT系企業への就職を希望する学生が「プログラマとして」フリーソフトウェアに関わるかどうかという限定された話である。「ドキュメントを書く」とか「ウェブサイトの運営を手伝う」とか、それ以外の(これもまた重要な)活動のことはちょっと脇にどけておく。
静観していようと思ったんだけど、ちょうど読み始めた『ハッカーと画家』にちょっと近い話が出ていたので引用すると(p.30):
プログラマを面接するとき、私たちが一番に知りたかったのは、応募者が余暇にどんなプログラムを書いているかということだった。何かに愛がなければ、それを本当にうまくやることはできないし、ハッキングに愛があれば、いずれ自分のプロジェクトを立ち上げずにおれないからだ。
いいね、Paul。「愛」って言葉が入ってるところが、特にいい(笑)。
Okujiさんが最初にすべき質問はこっちじゃないだろうか。これに「Yes」と答えれば、配点50。少なくとも愛はある。「No」なら即座にお引取り願っていいと思う。そんなヤツと席を並べる必要はない。「フリーソフトウェア・プロジェクトに参加していますか」という質問はその次だろう。その内容に応じて、さらに0〜50点、加点すればよい。
「何かを作りたい」という内なる衝動を、プログラムに昇華させるのにたいしたハードルはないけれど、打ち込んでしまえばどこまでも深くのめりこめる。それをフリーソフトウェアにするかどうかとは、まったく無関係だ。そしてこれは、採用に値するハッカーの第一条件だ。
しかし、プロジェクトに参加する……となると、すでに内側にいる人間にはわからないくらいたいそうなハードルがある。なによりまず、愛を注ぐだけの対象に出会わなくてはならない。これは大変なことですよ。プロジェクトの数は、異性に比べたらはるかに少ないですからな! さらには、他人と関わりあいながら作品を作り上げるプロセスに参加しなくてはならない。ちょっとシャイな人間なら(まだ学生なら少なくないと思うよ)、ぞっとするほど困難な要請だろう。
というわけでやはり、「フリーソフトウェア・プロジェクトに参加していますか」は、いきなりするには厳しすぎる質問だと思う。
■ RuBBS
なんか、けっこう困っている人がいるということを知ってしまったので、もはやシカトするわけにもいかず(笑)、とりあえずspc.gr.jp上の掲示板は復活させますた。
tdiary.net上のヤツはなんかまだ微調整が必要だ。テーマも合わせなきゃいけないし。
2006-03-16(木)
■ 忙しい
「年度末なんて永遠に来なければいいのに!」とか思う、今日このごろ。
■ Gmailの効率的な読み方(2)
先日の件について、わたなべさんからfilterですべてのメールをArchiveしてしまうという手を提案してもらう。なるほど、これならマウスに手を触れる必要はない。
ただ、すべてArchiveしてしまうと、Gmail NotifierやGdowのような新着チェッカーが機能しなくなるのが欠点か。もっとも、新着チェックができるのも良し悪しで、これに振り回されると割り込みが多くて集中できないということもある。ここは手の空いたときにポーリングするスタイルに変えてみるのもいいかも知れない。しばらくこの方式でいってみよう。
あと、
これで全部マウスに触れずにできるかと思ったが、「迷惑メール」送りはショートカットがないような。
「迷惑メール送り」のショートカットは[!]キーです。
■ さんさん録 (1) (ACTION COMICS)(こうの 史代)
もう出てるのは知っていたけど、忙しくて本屋に行く暇もなかったので、今日になってあまり期待せずにBOOKMATESに寄ったら、平積みになっていた。新百合ヶ丘のBOOKMATESはマンガの品揃えは悪いのだが、もちろんこれは『夕凪の街 桜の国』効果である(当然のように隣に平積みされていた)。ありがたや。
『夕凪〜』ばかりが有名になってしまったが、この『さんさん録』の方が「こうの史代」らしい作品である。基本的にのん気な登場人物たちによる、ほんわかした日常と、そこに持ち込まれる小さな波乱が実に良い。もちろん、こうの作品に共通するように、「読んで」楽しいだけでなく「見て」楽しい。特にセリフの少ない話には小さな遊びが多くて、ちょっとした宝探し気分。
関係ないけど、先日Googleでgoogle:夕凪の街 桜の国を検索したら、bk1、Amazon、双葉社に次いでおれの読書ノートが出てきてビックリした。たしかに被リンクはめちゃめちゃ多いけどなー。つーか、実はbk1がAmazonより上なのが一番ビックリだったり(笑)。
◆ kitaj [年度であれやこれやを区切らなきゃいいのにね. そうすると毎日が締め? それはそれでやだなー.]
2007-03-16(金)
■ 街角花だより (アクションコミックス)(こうの 史代)
「えっ、こんなのいつ連載してたの!?」と思ったら、デビュー当時の作品集だそうだ。そう言えば見覚えのあるタイトル。読み進むに従って作品の完成度が落ちていくように感じたのだが、さもあらん、新しい順に並べてある(冒頭の一編のみ今年の作品)。最後のデビュー連載はたしかに、近年のこうの作品に見られるような緻密な作りこみがまったく見られない。
とはいえ、こういう肩のこらない軽い話もいいと思った。というか、そもそもおれがこうの史代に求めていたのはそういう話だったんだが。でもこういうのが出るようになったのも『夕凪〜』のおかげなんだよなぁ。フクザツだ。
キャラの表情や動作に見られるデフォルメなんて、いい意味で実にマンガっぽくて、この頃の絵柄の方が好きと言ってもいいくらい。もちろん表情の持つ情報量は現在の方がはるかに多いわけで、読む楽しみは近作に軍配が上がるわけだけど。
あと、装丁がすごく凝ってていい。それから作品の合間に挟まっている挿絵(これも雑誌掲載されたもの)もいいんだけど、もちっと大きく載せて欲しかったなぁ。
2008-03-16(日)
■ 公開ほしい物リストで恩恵を受けてる人もいますから
Amazonの「Wishlist」改め「ほしい物リスト」で個人情報がダダ漏れだった件、いまだ問題が修正されないのか、まだ検索ができないようだ。困るなぁ。
もう何年も前になるが、おれの界隈(ということは主にtDiaryユーザ)の間でWishlistを公開するのが流行ったので、あれはもともと公開して使うもんだと思っていたから、今回の事件は「いまさらなにを……」という感じ。まぁ、Amazonの説明が足らないのは確かだろうけど、それもいつものことだしなぁ。
それより、この件に対して「欲しい物をリストアップしておねだりするなんて、日本人には合わない」とか断言する人がけっこういて、そっちの方が驚きだ(やじうまWatchとか)。あんたら、どんだけ狭い日本人観を持ってるんだ。
結婚式の引き出物なんかで、カタログギフトを配るのがかなり一般化しているのを見れば、「ほしい物リスト」なんてほんの半歩先の話じゃん。あらかじめ欲しいものを言ってくれれば助かると考えてる人なんて、ざらにいるぞ?
「プレゼントってそういうものじゃないだろう」と言いたい気持ちもわかる。でも、たとえばおれのほしい物リストに並んだ200個近いアイテムを見て欲しい*1。誰かのプレゼントを選ぶとき、200もの商品を比較検討することなんて普通できないよ? この中から相手と自分に合った上にウケも取れる品を選ぶのはけっこう難しいと思うけど、どれを選んでも相手が喜ぶのは確実なので、効果が高くてリスクが低い。使わない手はないだろう。
実際この中からプレゼントをしてもらったことは何度かあるけど、いつだって嬉しい驚きがあったよ。「あえてこの商品を選んだか!」とか、贈り主のセンスも伺えるしね。自分も、感謝したい相手がリストを公開していたら、気軽にプレゼントできるからありがたいと思う。Amazonが今回のことで萎縮して、デフォルト非公開なんて方向転換はして欲しくないなぁ。
結論: 私宛のプレゼントはいつでも受け付けております。
*1 いつの間にこんなに膨れ上がったのか自分でも不思議。
2009-03-16(月)
■ SEMをエンターテイメント化した「ニコニ広告」
週末はゲームばかりしていたと書いたけど、メンテが明けたニコニ広告でちょっと遊んだりもしたのだった。職業柄こういうものは試しておかないと……とか言い訳しつつ、ふと宣伝したいと思った動画があったからなんだけど。
実際いろいろ試してみると、リスティング広告の手法をなかなか上手にパロディ化している。実際に広告メディアとして評価すると不足している点が少なくないし(そもそも広告主は一銭も儲からない)、作業効率も悪いんだけど、逆にニコ動らしい「楽しさ」「面白さ」はかなり追求されていて好感触だ。SEM(検索エンジンマーケティング)をエンターテイメントにしてしまった、というところか。
SEMなんて実際の業務にしてみたらあんまり面白いものじゃなくてさ、いろいろ工夫した結果、集客が増えれば達成感はあるけど、本格的にやろうとすると入札作業もツール頼みで、なんとなく「作業っぽさ」がぬぐえない。特にリスティング広告はクリエイティブに凝る余地が少ない上に、ユーザにしてみれば邪魔モノ扱いなんだから、広告主のモチベーションは上がりにくい。
エンターテイメント化は入札画面から始まっていて、こんな感じのFlashアプリであらかじめ買っておいたポイントを加算すると「ちゃりんちゃりん」と音がする。ネット上のコンテンツには投げ銭が似合うなんてよく言われていたけど、まさにそんな感じだ。
その出稿額に応じて動画の掲載頻度や枠の色が決まるのは、すでにニコ動ユーザなら目にしているはずなので省略。嫌われもののはずの広告だけど、ここでは目立つほど喜ばしいという雰囲気があるのは、儲かるのがニコ動だけという(ある意味不公平な)状況だからかも知れない。今後利益が作者や権利者に還元されるようになったらまた雰囲気が変わるかも。
(本物の)リスティング広告と決定的に違うのは、広告効果が測定できない点だろう。自分の広告でどれだけの視聴者が誘導されたかわからない。これがわからないと戦略を立てづらいので、ゲーム性はちょっと落ちる。ただ、入札画面でタグごとに検索ボリュームがわかるので、どれくらいの競争率なのかはわかる。ちょっと面白い調査を、おなじみニコ動分析部のmyrmecoleonさんが公開されているので参照のこと。
ちなみに、試しに入札してみたタグは例によって「アイドルマスター」なのだけど、週末の時点での表示確率はたったの「0.2%」だった。「競争率高すぎだろ!」と思っていたのだが、丸2日たって見てみたら35万インプレッションもあった*1。アイマスタグ恐るべし……。
で、名前をいつものようにおおっぴらにしていたら、動画の最後でこんなになってしまったのはなかなか恥ずかしいけど、まぁいいか、面白けりゃ。おかげで(?)宣伝した動画はめでたく1,000再生を超えた。おれのおかげじゃないとは思うけど、35万回も表示されて1人も誘導されてないわきゃないよね。数万再生の動画をさらに宣伝するより、ロングテールにアピールしてこそのネットコンテンツだと思うので、これからも3桁以下再生の動画だけを狙って宣伝していくよ。
なお、今回宣伝したのはClubJamoraさんの新作。彼は語ってよし、作ってよし、まとめてよしのマルチな才能を発揮してくれている、ニコマス界隈の貴重な人材。
2009-03-14 |
アイドルマスター ”とてもすばらしい、美しい響き” 真美やよいお春香 (01:37) 俺もエコールを思い出 GJ エコール思い出した 凄いマイリス率だな GJ!!!!! アイマスは... |
*1 検索ボリュームと比べると、なんとなく数字が合わない気がするけど。
2010-03-16(火)
■ 回帰祭 (ハヤカワ文庫JA)(小林 めぐみ)
未読箱に「えいっ」と手を突っ込んで取り出したら、1年以上前の文庫本を掘り出した。未読箱じゃなくてタイムカプセルになりつつある……。
けっこう評判良かったから買ったけど、ラノベ調の表紙のせいで手が出なかったんだよな。で、そんな表紙と、妙に説明調の出だしから、宇宙SFと見せかけた青春小説かなー、と思ったら、けっこう骨太なミステリータッチのSFだった。
ただ、著者が狙った「閉鎖世界」はあまりうまく描けてないと思った。「匂い」が感じられないんだよねー*1。あとはちょっとオチが安直……というか、いつの時代のSFですか。まぁ、手軽なエンタメとしてはちゃんと面白かった。
*1 閉鎖世界の住人にとってその世界の「匂い」はおそらく気にならないので、変に描写しない方がリアルだが、実際は読者のためにちゃんと描写すべきである。
2011-03-16(水)
■ 歯医者のために40分歩く
今日はなんと、相模大野以西の小田急線と横浜線が復活。東京電力と交通機関の連携が、日に日にうまくなっているような気がする。おまえらスゲーな。でも無理すんなよ!
というわけで、今日はようやく通常ルートで出勤できたわけだけど(年度末で納期直前なので大変です)、昨日歯医者をすっぽかしたせいで、歯の状態がいろいろヤバい。今日こそは治療してもらわないといけないのだが、予約した時間に会社と歯医者を結ぶ交通機関がないことが判明。がびーん。
いろいろ検討した結果、地下鉄と田園都市線を乗り継いで中央林間まで出て、あとは相模大野まで歩く……というルートがもっとも楽だと判明した。まぁ、たかだか3kmちょいなので、40分も歩けばいい。こないだの5kmに比べたら楽勝だ……と思ったのが大間違い。急に冬型の気圧配置になった関東地方は、凍えるような強い北風が吹きすさんでいて、そうとう厳しかった。というか、被災地大丈夫か。
そんなこんなでガチガチに冷え固まった状態で歯の治療を終え、地元に帰ってきたら19時なのにスーパーは閉まってるか、開いててもろくにモノが売ってない。停電と買い占めの多重攻撃だ。こりゃ、一人暮らしの人は食べるものにも苦労するなぁ。
2013-03-16(土)
■ 大江戸Ruby会議03に参加してきた
前回(ついこのあいだだと思っていたけどもう2年も前)参加して、とてもアットホームで居心地のいいKaigiだったので今回も参加してきた。前回は地下だったけど今回は2Fのホールだったので電波の入りもよくて、聞きながらコードを書こうとPCを持ち込んで正解だった……が、Windows Updateにバッテリをだいぶ吸われてしまい、午前中でバッテリが尽きたのだった。ちなみに書いていたのはJavaScript(ぇ)。
RubyKaigiは良くも悪くも@kakutaniの影響が大きいので、そのホームである大江戸もエモい*1発表ばかりになるのではないかと思いきや、想像以上にコードの出てくるテクニカルな話が多くて(つまりエモ/テクのバランスが良い)、存分に楽しめた。こないだ東京Ruby会議10でエモい話をしていた@takkanmもちゃんとコード出してた。えらい!
もっともコードがたくさん出てきたのは@mrknのクックパッドをruby 1.9に移行した話で、「あー、それtDiaryが何年も前に通った道だわー」とニヤニヤしながら聞いていたが(老害モード)、ブロックパラメタにインスタンス変数が使える話とか、ハッシュの順序に依存したテストを書いちゃってる話とか、クックパッドくらいの会社でもそれを平然と使っちゃう人がいるんだなぁと、驚きとともに安心(?)したり。なんにせよtDiaryの(というか@hsbtの)「常にtrunkで動くようにしておく」という方針はもっともコストの少ない正しい道ですね。
といいつつ、圧巻だったのは最後、@nari3のコードが1行も出てこない講演だったのだけど。シャイなrubyistの中でもとりわけシャイな@nari3なのに、なんでステージにあがるとあんなに面白いのかね。Ruby七不思議のひとつだね。ざっくりまとめると「われわれはなぜプログラミングをするのか」という根源的な動機の話だったのだけど、Rails登場以降、Rubyのビジネスへの活用がどんどん進んで、カンファレンスでも「われわれのゴールはエンタープライズだ」とでもいうような流れになってきていたのが、最近は揺り戻しというかこういう「楽しみのためのプログラミング」というテーマの話が少しずつ増えてきていて、とても良いと思う。「プログラミングの楽しさ」を追求している言語であるRubyが「つらい(かも知れない)お仕事を楽しくする」ことにも役だっているのはもちろんだけど、「もともと楽しいプログラミングをもっと楽しくする」方が本質的なはずで、そういうことに気づく余裕がrubyistたちにも芽生えてきたのではないだろうか(←偉そう)。
*1 technicalではないemotionalな(愛とか人とかコミュニティとか)という意味
2016-03-16(水)
■ Xperia Z5 CompactにMarshmallowが降ってきた
ゆうべ寝る前にスマホをみたらなんか通知がきていて、なんとOSのアップデートだった。Z5は最新機種だし、早晩くるだろうとは思っていたけど、そうですか、もう来ますか。そりゃ次のAndroid Nが開発者向けに公開されたんだもんね、Marshmallowくらい来るよね。つーか、これって寝て起きたら「Android 6.0へようこそ」って言われるヤツ?(←それはWindows10だ)
というわけで、時間に余裕のある昼休みにポチっとした。アップデートにかかった時間は30分くらいだろうか。なんなくアップデートが済んで、無事Marshmallowになった。
そういえばあのクッソ難しかったイースターエッグのゲーム、1つくらいはパスできるレベルに難易度下がってた(笑)。次のNでは2つパスできそう。
大規模な変更がドカン、というよりは小さいながらも気の利いた変更がたくさんあるという感じだが、(当然ながら)トラブルもいくつか:
- IIJmioのSIMを使っているのだけど、APNの設定がきれいさっぱり消えていたので設定内容をググって再設定*1。スマホ以外にネットワークがない状況下でアップデートするとこれを参照する手段がないので注意が必要だ
- SDカードのパスが(またまた)変わっていた。もー、いいかげんに固定しろって感じだが、こんどは「/storage/数字3桁-数字3桁」みたいないつ変わってもおかしくないような不安を呼び起こすパス名に変わっていた。SDカードを保存先にしているいくつかのアプリの設定を書き換える必要あり。これに起因するエラーをポチポチ潰していくのがいちばんつらかった……
- パーミッションをシステム設定で与えてやらないといけないアプリも少数ながらいくつか。他のアプリにオーバーレイして表示するようなアプリに、その手の設定を追加してやる必要があった。使ってるうちに他にも出てきそうだが、これはまぁ過渡期だろうなぁ
そういえばこないだのRebuildでM以降Google Nowの代わりにNow on Tapになっちゃって不便、みたいな話題が出ていた記憶があるけど、普通に設定で無効にしたら従来どおりGoogle Nowになったよ。N以降の話だったんだろうか。
しばらく使っていて気になったのが、電池の使用量。満充電の状態から、デレステでスタミナ全部使い切るくらいの連続プレイをしたあとのグラフなんだけど、明らかにLollipopのときより「ディスプレイ」の消費電力が増大してる。それも大幅に。1プレイで30%も減るなんて、ちょっとありえなくないか。
Marshmallowでは電源管理が進歩して消費電力がだいぶ抑えられるようになるって言われてた覚えがあるんだけどなぁ。これはSONY側の問題なのかな。SONYがんばれ?
*1 他の人に聞いたらそんなことなかったという証言もあるので、海外版SIMフリーXperiaだけの問題かも知れない。
2018-03-16(金)
■ GASとSlackで繰り返し作業用のリマインダを作っている
こないだ作ったSlackボットに味をしめて、以前から欲しかったリマインダを作っている。とりあえず動くようになったレベルだけど、便利すぎて鼻血が出るわ*1。サーバレスアーキテクチャ万歳!
Slackがデフォルトで提供してるリマインダは、メッセージに選択肢が追加されてて「何時間延長するか」が選べるようになっている。これすごく便利なんだけど、選択肢がお仕着せで、目的の延長時間がない場合はまったく役に立たない(と思う。おれの知らない機能があるかも知れないが)。これを、内容に合わせて選択肢も指定できると再設定の手間がなくなっていいと思うんだよね。
たとえば(はい、ここからたとえがちょっとアレになりますよ)、モバマスのぷちレッスンは寝てる間に10時間、起きてる間に10時間と3時間のコースを組み合わせるといい感じになるんだけど、この「10時間」や「3時間」が延長の選択肢にあるといいわけよ。
で、こんな感じのを作ってる。指定した時間になったらSlackにこういうInteractive Messageを投げてくれて:
「10hours」を押したら10時間後にまた同じリマインダをくれる:
スプレッドシートに行を足すだけで、別のリマインダを増やせる。もちろん選択肢も個別に設定できる*2。そうそう、ソシャゲだけじゃなくて、ポモドーロタイマーなんかにも使えるかもね(←取ってつけた感)。
コードは(Chrome拡張経由で)GitHubに置いてあるけど、まだドキュメントがないので使えないでしょう。というか、SlackAppのIncomingWebhook経由だとユーザ名やアイコンを指定しても無視されるんだけど、どうすればいいんだろう? postMessageメソッドを使うようにしないといかんのだろうか。このへんをなんとかしたい。見た目重要。(2018-03-20追記)ドキュメント書いた。あと、SlackAppの表示名やアイコンはアプリ自身(オーナー)が指定したものだけが使われるようだ。ユーザサイドでも表示名を変更できるようにはなっているけど、反映されないし、アイコンは設定すらできない。
2019-03-16(土)
■ しばらくバイクを手放すことにした
四十肩とか五十肩とか、同じ症状なのにかかる年齢で通称が変わるけったいな病気がありましてな。まぁ老化の過程で多くの人がかかるわけなんだが、ご多分に漏れずおれにもやってきた。病状は人によってまちまちだが、おれのは(たぶん)だいぶキツくて、狭くなった可動範囲を超えて腕を動かすと息が止まるほどの激痛で悶絶してしまう。
通勤電車で吊革が掴めないとか、重い荷物(猫)を片手で持てないとか、困ることは多いんだが、一番悲しいのがバイクに乗れない。乗れないことはないのだけど、BMW R1200GSの200kgを超える巨体がちょっとでもふらついて腕力で支えなきゃいけない状況になったら最後、気を失いながらバイクの下敷きになる(そして絶対に引き起こせない)状況が目に見える。
治るまで場合によっては数年かかる病気なので、乗れもしないバイクを維持し続けるのはあんまりだ。カブのときもそうだったけど、動かせないバイクを持ち続けるのはおれの美意識に反するので、一旦は手放すことにした。納車からほぼ14年だ。こんなに長く一台のバイクに乗っていたの、初めてかも知れないなぁ。
世話になっているバイク屋は買い取りもやっているので査定がてらきてもらうことにしたら、屋内保管だったこともあって14年落ちのわりにはかなり良い値がついたので、そのまま引き取ってもらうことにした。未練のわかないうちに素早くバイバイするのが吉だろう。
バイクをやめる気はさらさらないので、肩が治ったら(たぶん反対側の肩にもくると思うのでそのあとになるけど)復帰したい。その頃には電動が主流になっていたら楽しいよなぁ。
◆ すずき@雑文発散 [やっぱりTurboでした。 http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000..]
◆ ただただし [Turbolinux 10Dってモノはけっこういいから、HPのサポートが加わればけっこういいかもねー]