2010-08-01(日) [長年日記]
■ ドーラ、はじめての入浴
ドーラが来てから2週間を過ぎ、そろそろ馴染んできたようなのでちょっとくらい怖いことしても大丈夫だろう。ということで、今日も暑いので入浴してもらうことにした。この季節になっても抜け毛が止まらないグスタフも、もちろん一緒である。
こういう時は順序が大切で、風呂場で何が起きているのかを2番手に勘づかせてはいけない。今回はドーラは何をされているのかわからないはずなので、必然的にグスタフが先行。今までは洗面所で入浴させていたけど、もう入りきらないくらいデカくなってしまったので(現在5.2~5.4kg)、風呂場を閉めきって自由に逃げまわってもらうことにした。……といっても、これまでと変わらず、たいして暴れることもなく、おおむねなされるがまま、平和裏に終わったのだけど。ドライヤーをかけられてるときは目が死んでたけど。
さて、何が起きたのかも知らないドーラも、弱々しく逃げようとする程度でこれまた大人しく、最後までしっかり洗えた。グスタフと違って抜け毛はないけど、野良時代にたかられたノミの死骸や糞がまだ毛の合間にそうとう残っていて、これがシャワーだけでは簡単に流れてくれないのだなぁ。かなり長時間、しっかり洗ったけど、まだ残っていそうだ。丹念なブラッシングが必要な感じ。
洗い終わった2匹はふかふかになって、ドーラは心なしか色が薄くなった感じ(笑)。グスタフの抜け毛は相変わらずだったけど。一回のシャワー程度じゃ、抜けきらないもんかー。こっちもマメなブラッシングだなぁ。
2010-08-03(火) [長年日記]
■ フラッシュは避けてきたけどけっこういい感じだとわかった
あえて「カメラの」と書かない釣りタイトル(?)。
屋内で猫を撮るのが主たる目的のE-PL1だけど、パンケーキレンズのf2.8だとISO3200でもまだ暗くて、「明け方の薄暗い部屋で一人遊びをするドーラ」なんて、動きがはやすぎてとうてい撮れないわけです。で、試しにフラッシュを焚いてみたらこんな感じにけっこう自然に撮れた。なんだ、今までフラッシュは避けてきたけど、悪くないじゃん。
ただ、子猫の目は弱いので直接強い光をあててはいけないと言われているし(本当かどうかは知らない)、そもそもそういう写真は好きじゃないので、フラッシュを上向きに焚いているのだけど。E-PL1のフラッシュはなんだかむやみに複雑な形状のリトラクタブルなので、指で押さえてやると真正面から真上まで角度を変えられるのだ。
上の写真はテーブルの下で遊んでいるところを、上向きに焚いたフラッシュで撮ったので、テーブルの裏に反射して上からの光になっている。これならそんなにブレずにちゃんと撮れる。いいね。
まぁ、そうはいってももっと明るいレンズは欲しいやね。Panasonicのパンケーキならf1.7なんだが……。
B003MP8K98
B002NWZLUM
2010-08-05(木) [長年日記]
■ ドーラ、グスタフのお下がりオモチャで大興奮
だいぶ前、グスタフにペットショップで買った猫のオモチャを与えたことがある。棒の先に毛糸のボールがついていて、そこからフェルトの紐が3本伸びていて、その先端にさらに毛糸のボールがついている。おまけに棒の先端に衝撃を与えると3種類の鳥の声がするという、なかなか高機能で高価なオモチャだったんだけど、グスタフの反応は期待したほどでなく、目を離した隙にフェルトの紐を食いちぎられてあっという間にご臨終とあいなったのだった(相変わらずのウール好き)。
そんなわけで、もう高いオモチャは買わない、自家製の単純なオモチャで遊ぶがいいさと、一昨日の写真にあるような荷造り用のビニール紐を丸めたもので「とってこい」をする程度だったのだが。
ひょんなことからあの壊れたオモチャを発掘したのでドーラに与えてみたら、かつてないほどに眼の色を変えて飛びついてくるではないか。それどころか、「ふーぐるるる」みたいな奇声まで発して大興奮。あらら、なんだか子猫のくせにクールで、オモチャ遊びにもあんまり興味ないのかと思っていたけど、案外こういうのが好きだったのか。おまけにお兄ちゃんのお下がり(しかも壊れてる)でも気にせず遊んでくれるなんて、なんていい猫なんだ!
猫ごとに個性があって面白いですな。ドーラには何か、新しいオモチャを買ってやらねばなー。
追記
夜に15分ほど中継をしたのではっておく。
2010-08-07(土) [長年日記]
■ ベランダに足場板再利用のベンチを置いた
ベランダにタイルを貼ってから約1ヶ月。打ち水効果はたしかにあるようで、水をまいたあとはかなり長いあいだひんやりしている。猫たちも暑い日はこの上で寝そべってることが多い。
で、せっかく見栄えもよくなったことだし、ベンチを置くことにした。WOODPROという広島の会社が作っているOLD ASHIBAベンチシェルフ。「ASHIBA」は「足場」のことで、建築現場で建物の周囲に組み立てるアレ*1。
こっちでは足場と言えばもう、スチールパイプにアルミ(?)の板の組合わせだと思っていたけど、関西方面ではまだ杉の足場板を使っているそうで、その廃材を使った家具のひとつがこれ。たしかに昔はこんな感じの板が乗ってたなぁ。人が乗って歩くものだから厚手だし、風化していい味が出ている。今回は外に置くものなので塗装したものを買ったけど、未塗装のものを屋内に置いてもいいかも。
同封のパンフレットに「お知り合いに紹介してください」って悲痛な叫びが書いてあったので、いちおう日記に書いた。写真は新しいくつろぎスペースができてお喜びのグスタフ。肝心のベンチじゃなくて猫にピントが合っているので、製品写真はサイトをどぞ。
*1 萩原組の人たちがモンキー片手に組むアレ(←一部の人たち向け)。
2010-08-08(日) [長年日記]
■ Xbox360の設置をした
先日の誕生日には何人かの方からCDやら本やらをいただいた(ありがとうございます!)。なかでも大物はXbox360である……といってもこれはプレゼントじゃなくて貸与品か。新型を買ったので余った旧型を(むりやり)貸してくれたという。アイマスクラスタまじ怖いっす(笑)。
で、今日は朝から独身モードだったので、ようやくセッティング開始。リビングのTVはまだSD画質のブラウン管なので、より高解像度で楽しもうと思ったら24インチ液晶のPCモニタの方がいい。というわけで同梱してもらったVGAケーブルを2系統あるうちの残りの1本に差し込もうとしたところ、そこにある端子はDVI-Dだった。何を(ry
あれ……? VGAが2系統あるのは前に使ってたモニタだっけ? ああ、そうだった。こいつはHDMIはあるけどアナログVGAは1系統なんだった。しかもこのXboxは初代だからHDMI対応じゃないんだよね?(←よくわかってない)
おまけに音声はRCAプラグだけど、モニタ側はステレオミニなので、変換ケーブルが必要だけどそれもない。これでは音も出ないではないか。ナンテコッタイ!
つーわけで、まともに使うには色々足らないことがわかった。とりあえずPCのケーブルをはずして絵だけ出るようにし、その様子をDesireでUstream。ちょうどオンラインにいた複数の識者のサポートを受けつつ、アバター作ったり、Xbox Liveに加入したり。最終的には(音声なしのまま)GODでL4Uを買ってDLCでラフタイムスクールを買って真にMBFを踊ってもらいました(←ほとんど暗号)。
今日はここまで。
■ 新しいプリンタ(Brother MFC-935CDN)も設置
どうでもいいけど、絞りを開けすぎだ、この写真。
続いて、これも先週買っておいた新しいプリンタ複合機を設置。今まで使っていたのもBrotherのMymioシリーズだけど、最近インクカートリッジの認識が怪しくて満足に印刷できないことが多い上に、Windows7で使おうと思うとちょっと特殊な技を使わないといけないこともあり、新調することにしたのだ。
今回もMymioシリーズのMFC-935CDNにした。プリンタ・コピー・FAX・スキャナ内蔵で、有線・無線LAN・USB対応、シートフィーダ付きでタッチパネル式のディスプレイというリッチな機械なのに2~3万円程度とか、インクで儲けるビジネスモデルとはいえ、プリンタ業界ってちょっとおかしいよなー。
セッティングも簡単で、無線LANはAOSSで一発認識だし(AOSS初めて使った)、ドライバもWindows7専用CDが付いてきた(CD入れるのがめんどくさかった(!)からWebから落としてきた最新版を入れたんだけど)。なんか色々進歩してて面白いな!
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2010-08-10(火) [長年日記]
■ The Daily Kittenにうちの猫が紹介されたのでとりあえず猫写真でエントリを更新するなど。
Welcome kitten lovers! You can find more photos of Gustav and Dora:
- 'gustav' category on the blog, Gustav on twitter
- 'dora' category on the blog, Dora on twitter
- and many photos on Picasa Web Album or Tumblr
しばらく前にThe Daily Kittenというサイトの中の人がPicasaの方にコメントをつけてくれて、ブログで紹介したいから猫たちを紹介してくれというので、ここ数日、四苦八苦して英文メールを書いていたりしていたのだった。英語は完璧に錆びついていたけど、けっこうまともな文章になったよ! ありがとう、エキサイト翻訳(笑)。
で、やっとサイトに載ったようなのだった。昨日がグスタフ*1、今日がドーラ、それから一緒の写真。外人さんのつけるコメントは面白いな。
*1 グスタフの写真はほとんどかみさんが撮ったものですな。
2010-08-11(水) [長年日記]
■ ドーラ、最初のワクチン
(備忘録的なエントリ)
ドーラがうちに来たときが生後2ヶ月だとすると、そろそろ最初のワクチン接種の時期だ。というわけで、かみさんが病院へ連れていった。大騒ぎだったグスタフと違い、鳴き声ひとつたてることなく、かなーり平然と注射されていたらしい。度胸座ってるというか、なんというか。
帰宅後もおおむね元気で、ワクチンの副作用で具合が悪くなったりしている様子もない。グスタフはひたすら寝てたのに。このあたりも、ドーラの生命力の強さを感じるところだ。
ところで今回、グスタフのカルテには「危」マークが5つも押してあるという驚愕の事実が判明した(笑)。いや、危険な目に会うのはグスタフじゃなくて医者の方なので心配(?)はいらないんだけど。というか、なにも5つも押さなくてもいいじゃないか!
もっとも、噛み付いたり暴れたりするのはむしろ気が弱い証拠なので、ドーラが来てますますストレスフルな生活になったグスタフは、今まで以上にかわいがってやらないといかんのだろうなぁ。
2010-08-13(金) [長年日記]
■ LDRoidのおかげでフィード読み生活に戻れた
最近やたらと移動が増えたこともあり(もちろんTwitterなんかの影響も大きいけど)、すっかりフィードを消化できなくなっていた。ああいうのはやっぱり、細切れの時間にちょっとずつ消化するのが合ってるメディアなんだよなぁ。
iPhoneのころはそれでもAeroReaderというすばらしいlivedoor Readerクライアントがあったおかげで重要なフィードくらいはなんとか読めていたのだけど、Androidにはあのレベルのアプリがなかったこともあり、ついに未読フィードが数万(!)のオーダに。
……というのも先週までの話である。
Android用LDRクライアントであるLDRoidがここのところ急速に実装レベルをあげてきて、自分の使い方ではほぼ文句ない機能になったので、電車で移動中にはもっぱらフィードを読めるようになった。もうすぐ未読もなくせるんじゃないかと思う。
良くできたAndroidアプリらしく無駄な機能で肥大化することもなく良いレスポンスを保っているし、もちろんインテントを使ってaLDClipやtwiccaと連携するから不自由もない。
これでやっとフィード読み生活に戻れたよ。さて、数カ月分溜め込んだ仕事用のフィードを読もう(ぉ
2010-08-14(土) [長年日記]
■ ソフトバンクからテレビをもらった
こないだソフトバンクを擁護したのを感謝されて、テレビをもらった。
まさか信じる人はいないと思うけど、嘘ですよ。
6月ごろだったと思うが、ソフトバンクからSMSでアンケートの依頼が届いたので、なんの気なしに回答したのだ。たしかX06HT(Desire)ユーザに対してスマートフォンのユーザ調査的な意味あいのものだったと思うが、8月に入ってすっかり忘れていた頃になって、またSMSで「回答者の中から抽選でテレビがあたった」という連絡があった。「えっ、あれって景品あったのか」という程度の記憶だった。張り合いのない話である。
もっともそのメールもひどくて、「シャープのAQUOSが当たったから届ける日を指定しろ」というだけ。AQUOSつってもいろいろあるだろうが(笑)。
さすがにどのサイズが届くのかわからないのも困るので(万が一40型のテレビが届いたら置き場所に困る)、SBMのサポートに連絡をしてみたら、電話口で延々待たしておきながらわからない。「折り返し連絡する」というから待っていたら電車で移動中にかかってきたので、留守電に任せた。で、メッセージを聞いてみたら「わかりません」という驚愕の回答。自社のアンケートの景品も調べられないとか、社内の情報整理はどーなってんだよ、ソフトバンク! せっかく擁護してんのにこれじゃなぁ……。もっともその担当者君、さすがに申し訳ないと思ったのか「あの、そんなに大きなものではないと思います」と申し添えていた。知ってるよ、そんなこと(笑)。
で、今日になって実物が到着したのだった。シャープのLC-20D50-B。型番からわかるように(50型ではなく)20型である。Amazonでは業者によっては10万円もの値付けがされているが、価格.comあたりで調べると最安値で3万ちょい。まぁ、アンケートの景品としてはまぁまぁですかね?
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ちなみに今まで使っていたのは10年前のシドニーオリンピックに合わせて買ったSANYOの29型だったので、画面サイズはだいぶ小さいが、地デジのワイド画面を表示すると中央にちんまち出ていたので、実質的なサイズはあまり変わらない。へたったブラウン管に比べれば(亀山ではないものの)液晶はきれいだし、せっかくなのでこっちを使うことにした。大型テレビは次のワールドカップに合わせて買えばいいや。
いままでは100%アナログだったのを、映像だけでもできる範囲でやっとD端子ケーブルに置き換えて、ようやく我が家でもワイド画面に自動追従されるようになったよ。もっとも、HDMI出力ができるのがLet's noteだけだったというのはけっこうショックだったけど。
にしても、消え行くSANYOブランドとこんなきっかけで決別することになろうとはなぁ。もっともスカパーやCATVのセットトップボックスや、HDDレコーダーはどれもPanasonicなんだけど。というかおれ、テレビ見ないし。
あ、そうそう。VGAの入力もサポートしてるので先日挫折したXbox360の設置も、これでリベンジできるぜ。もっともこっちには有線LANがないんだけど!
2010-08-16(月) [長年日記]
■ tDiary: 下書きプラグイン(draft.rb)を試す
まちゅさんがまた素敵なプラグインを書いてくれた。下書きプラグイン。HTML5のWebストレージ機能を使って、書きかけの日記をローカルに一時保存してくれる。自動で保存されて、最新のいくつかの記事を残して古い下書きは勝手に消えてくれるというデザインがいいねぇ。
さっそく試してみた。最新のtDiary 2.3系では、まさにこういう目的のために編集画面でjQueryをloadしてあるので、やっと有効活用された感じ。
最初、Firefox 3.6.8(Windows7)で試してみたら、自動で保存しているように見えるものの、実際には保存されていなかった。HTML5は実装レベルがブラウザによって異なるので、こういうちぐはぐな状況はもうしばらく続くだろうな。Chrome 5.0.375.126で試したら今度は動いた。
サーバとの通信が発生しないからオンラインじゃなくてもいいし、「うっかり防止」という目的ならこれはベストな解だと思う。もちろんマシンをまたがった運用はできないから、いつも同じマシンで日記を書く人じゃないと「書きかけの日記が別のマシンにある」みたいな悲しい状況になるかも知れないけど(←おれだ)。
そういう場合には同じ手法で、たとえば下書きの保存先としてEvernoteを使えたりするといいかもなぁ。こんなふうに、tDiary(サーバ側)でがんばらなくてもいろいろ拡張できるようになるのはいいことだ。
追記
その後のパッチで、Firefoxでも問題なく動くようになったようだ。
2010-08-19(木) [長年日記]
2010-08-20(金) [長年日記]
■ tDiary: 過去の日記を編集したらfeedまで吐いちゃう事故を防止
ゆうべ長年日記で過去の日記を読んでいたら、リンク切れを見つけてしまったので修正したところ「ちょっとした修正」チェックを入れるのをうっかり忘れてしまい、2003年の日記がfeedに流れる羽目に。スンマセン……。
こういう「うっかり」は機械がなんとかすべきだよなぁ。というわけで、30日より前の日記の場合は「ちょっとした修正」にあらかじめチェックを入れるようにmakerss.rbを変更した。
ちなみに、リポジトリをgitに変更して以来、初めてのcommitだったりする。はー、ドキドキした。gitってやっぱ、やたらと難しいから、脳をいっぱい使って疲れるわ。もっとがしがし使って慣れちゃえばいいんだけど。
で、肝心のこの日記はまだsvnリポジトリを使っているので、まだ↑の恩恵にはあずかれないのであった。えーと、svnへの同期はどうやるんだっけ……?
2010-08-21(土) [長年日記]
■ グスタフ、約一歳
グスタフは去年庭で拾われたときは生後3週間程度ということだったので、だいたい今くらいが誕生日だろうということになっている。捨て猫は誕生日がわからないので困るね。いや、実際はたいして困ることはないけど。
ちょうど今日、体重を計ったら5.4kgと5.6kgの間をふらふらしていたので、たぶん5.5kg。さすがに育ち過ぎという気がする。ときおり近所で見かける白黒ブチの、尻尾がグスタフそっくりのオスの野良猫もやはりがっしりした立派な体格なので、たぶんあいつの息子なんだろうな。
でもまぁ、(飼い主の贔屓目を抜きしても)なかなかの美男子である。こうして写真にするとキリッとしていてクールそうに見える。実際はドーラもあきれるほどベッタベタの甘えん坊なんだけど。なんにせよ健康に育ってよかったよかった。
2010-08-22(日) [長年日記]
■ 今年もカッコイイRubyKaigiバッヂが来たよ
ので、tDiary用プラグインも更新した。contribから:
毎年実装方法が変わるのはどうなんだという気がしなくもない。というか、去年のはひどく手抜きだな。
rubykaigiプラグインをrubykaigi2010プラグインの別名で定義したので、サイドバーにはこんな感じで書いておくと、貼りっぱなしにしておけば来年自動的に置き換わるので便利です(笑):
<%= rubykaigi 'staff' %>
追記(2010-08-23)
某zundaさんのために「AWAYバッヂ」も用意されたので(笑)、追加した。
2010-08-25(水) [長年日記]
■ RubyKaigi用の名札を印刷した
去年は日記で訴えかけるだけにとどまった「RubyKaigiに参加する人は名札に大きく名前を書いてね運動」だが、今年はちゃんと公式にアピールすることができた。まさか名札ジェネレータまで作られるとは思わなかったが。
もっともこれには弊害(?)もあって、例年ではスタッフの名札はあらかじめ名前入りで印刷してもらえていたのが、今年は「ジェネレータがあるから自分で印刷してこい」ということに。これが墓穴というものか。
そんなわけで、今日のうちに自分の分を作ったのであった。OpenOffice.orgのImpressを使って、オブジェクトのサイズをcm単位で指定すると、ちゃんとそのとおりの大きさで出てくるんだなぁ(←ジェネレータ未使用かよ)。A4の紙に裏表の2枚分を並べて出した。パソコンのプリンタでそんな器用な真似ができるなんて知らんかったよ(えっ……)。
予備にもう1枚印刷して、準備完了。あとは明日の荷造りに入れ忘れないようにしなくては……。
2010-08-26(木) [長年日記]
■ aRubyKaigi2010にDesktop Visualizerでアイコンを設定する
昨年は限定配布されたiRubyKaigi2009で快適RubyKaigiを堪能したのだけど、今年はもちろんそんな真似はできないわけで、iRubyKaigi2010の登場には「ギギギ」となっていたわけですが……。
iRubyKaigi2010に遅れることたったの一週間で、我らが@takkawがやってくれたよ! aRubyKaigi2010の登場だ!!
日付や場所、キーワードによる絞り込みで目当てのイベントを探しやすくなっているだけでなく、インテント対応もちゃんとしているので自分が参加している講演・企画を使い慣れたTwitterクライアントで簡単につぶやくこともできる。謎のGoogle Maps連携まで付いていて、突貫工事で作ったわりにはなかなかすごい。
- ダウンロード: http://bit.ly/cUQlMm
なお、訓練されたAndroidユーザなら問題ないはずだが、野良アプリを入れるためには設定→アプリケーションで「不明な提供元」にチェックを入れておく必要がある。
ただ、残念なことにアプリアイコンがデフォルトのままなのだけど、そういう時にはDesctop Visualizerの出番。好きな画像をアイコンにしてアプリを起動してくれるガジェットだ。公式ロゴをダウンロードして、64x64くらいのサイズに縮小して1x1(SS)サイズのガジェットで使うと、こんな感じにできる。
ちなみにaRubyKaigiアイコンの上にあるのは、twiccaの検索ショートカット。Androidではアプリ側に起動オプションがある場合、そのオプションに合わせたアイコンをホーム画面に置けるのだけど、twiccaはそのオプションが極めて豊富なのが特長。このアイコンは「Twitterで"rubykaigi"を検索した結果画面」を直接開くショートカット。これで一発でRubyKaigiの話題を追うことができるわけ。このあたりの話も、いずれ紹介したいなぁ。
ともあれ、これで明日からのRubyKaigi2010は無敵モードだぜ。
2010-08-27(金) [長年日記]
■ 日本Ruby会議2010(1日目)
スタッフ集合の8:30につくばの現地に着くためには、相模原を6時にでなければならないのであった。もう、この時点で拷問だよなぁ。次は町田とかでやろうよ。
それはさておき、今年はRubyKaigi史上最大、のべ2,000人近くが集まると予想されているけれど、新しいスタッフたちがずいぶんがんばってくれたので、準備期間も本番も、かなり楽になったなぁというのが実感。今年の準備は本当にノベルティ作成しかしてないし、当日も(去年に引き続いて)大ホール番長(司会込み)である。どうせみんなでっかいデジイチ持って来てるだろうから、自分ではカメラすら持たない身軽さである。
しょっぱなの基調講演が中止になるという、とんでもないハプニングはあったものの、大ホールはおおむね順調。発表者が日本人がメインなので大幅にタイムオーバーなるようなこともなく、かなり平和だった。もっとも発表のネタはGCとかclassboxとか、なんだかマニアックで濃ゆい話だったので、理解するのに骨が折れたけど(というか理解できたとはとても言いがたい)。
明日は週末の初日、おまけにmatzの基調講演やJRuby会議、tDiary会議など多くの人出が想定される企画が目白押しなので*1、たぶん800人くらい来るんじゃないかねー?
*1 なんか混じってるような……。
2010-08-28(土) [長年日記]
■ 日本Ruby会議2010(2日目)
tDiary会議
引き続き、RubyKaigi2010大ホール番長の2日目。今日は朝からのセッションはパスさせてもらって、tDiary会議。テーマは「testable tDiaryハンズオン」「tDiary 3.0.0リリース」「次の10年のユーザ像を考える」の3つ。
完全に日本ドメスティックな企画だったはずなのに、なぜか@sarahmeiと@ultrasaurusが参加、総勢で10人以上という想定を上回る参加人数になった。これならあと15年戦えます。なお、写真は"Rubyist Photographer"の高井さんによるもの(→RubyKaigi 2010 Set参照)。
testable tDiaryは、hsbtがコツコツ開発しているブランチで、steak、capybaraという相当新しいテスティングフレームワークを使っている。ペースが速くてハンズオンにはならなかったものの、どんなことができるのかはだいたいつかめたと思う。このブランチは公式リポジトリへの投入が合意され、できるだけ早くmasterにマージすることに。
で、その後は無事tDiary 3.0.0をリリース! Rails 3.0より先に出したぞ(笑)。Ruby 1.9.2という最新プラットフォームにすばやく追従してみせて、tDiaryがアクティブなプロジェクトであるというアピールができたと思う。
最後は「レンタルサーバでCGIを使う」という開発開始当初のユーザ像を、2010年の状況に合わせる議論。安価で日本語サポートのある旧来のレンタルサーバユーザはまだしばらく主役であるものの、先進ユーザや開発者を取り込み続けるためにVPS上のRack環境で動作する方向への進化するというビジョンを共有した。そしてHerokuやGAE上に簡単にデプロイできるようにして、レンタルサーバユーザの移行を促せるように。「もっとも重要なのは日記データそのもの」という認識も共有できた。
今回の議題のどれもが、「プロジェクトを25年間存続させて、安心して日記を書き続けられる環境を提供する」というtDiaryの目標を達成するために必要なことで、開発者がちゃんとこの目標を共有できていると感じた。仕事でもこの感覚はなかなか得られないものなので、FOSSプロジェクトというのはホントにいいもんだな!
大ホール
その後は担当の大ホールで司会業など。(珍しくコードの話をしたまつもとさんの基調講演を含め)今日も濃ゆい話が多くてお腹いっぱいです。
そういえば、ホールに戻る道すがら、書道コーナーで「祝tDiary 3.0.0 release!」と書いていたら「tDiaryリリースですか! おめでとうございます!」という声が下の方からして、「ありがとう!」と返しながら見たら噂の中学生ハッカー@sora_hだった。大人に対して物怖じせず、積極的でちょっと生意気なところが、出会ったばかりのころのitojunを彷彿とさせる。itojun並みのすごいハッカーになってくれるといいね。
そんな@sora_hも発表するLTが今日のラスト。ドラ娘には現地・筑波大学のゆかコン嬢2010から川端彬子さんをスカウト、浴衣でドラを叩いてもらった(そしてTwitter上の#rubykaigiがドラ娘で埋まるなど)。
懇親会
懇親会では、会いたい人の名前を書いた紙を使って知らない人同士を結びつけるという企画。去年の色紙にサインをもらって歩く企画といい、高井さんはシャイな人たちを上手に懇親させるいいアイデアを出すねぇ。おれも2組ほどを引き合わせることができた。あと、おれに会いたいと言ってくれてきた人の多くが「実はグスタフに会いたい」と白状していたのはどういうことなのかと。あと、ようやくkmutoさんに会えたり。
懇親会では「メタプログラミングRuby」に著者と翻訳者からサインをもらったり(サイン会はすごい行列で並べなかったので)。そういえば翻訳者の@kdmsnrからはtDiaryの主要開発者に本書がプレゼント(!)されたのだけど、これはアレですね、tDiaryはもっとeval使えというメッセージだと受け取ったよ!(違
その後、(2組を引きあわせた)景品として「jQueryクックブック」をもらうなど(RubyKaigiなのになぜ……)。これ欲しかったんだよー。仕事で使える。なんか、欲しかった本が2冊とも手に入ってしまった。
9784048687157
9784873114682
◆ NT [グスタフのプロデュースが順調に進んでいるということじゃないでしょうか。めざせ、Sランク!]
2010-08-29(日) [長年日記]
■ 日本Ruby会議2010(3日目)
夕べは21時ごろ宿について、そのままゴロゴロしていたら寝落ちしていて、気がついたら5:30だった。同部屋の2人はずいぶん遅くまでロビーにいたようだけど。やっぱオジサンには体力的にキツいなー。で、せっかく早起きしたし、米の朝食だと調子も出ないので、近くのデニーズまで歩いてフレンチトーストを食べた。これでラスト1日なんとかなる。
……とはいえ、大ホール番長は体力的にはそんなにキツい仕事ではないのだけど(寒いことを除けば)。特に今年は@tmaedaがかなりの仕事を肩代わりしてくれたので、ホント助かった。午前中の司会も任せっきり。午後も、中ホールのhsbtやkwatchのセッションを聴きに抜け出せたしね。
hsbtの「before Rails 時代のプログラマが如何にして after Rails の世界にたどりついたか」は、途中でMacBookがフリーズするというアクシデントがあったものの、慌てず騒がずそのままスライドなしで続行するという、なかなかたいしたプレゼンだった。最後に「after Railsの世界に生きようと決めたのに(before Railsな)tDiaryのメンテナを続けているのはなぜ?」というイジワルな質問を投げたら「tDiaryを使っている人たちが大好きだからです」というまるでそういうシナリオがあったかのような答えが返ってきた。やるな(笑)。hsbtはesmに転職してから、ものすごく成長しているのがわかって、実に幸せな人生を歩んでいるように見える。
裏番組が@kakutaniで客の入りがどうなるか心配されたkwatchの「HTMLデザインをまったく崩さない、美しいテンプレートエンジンの作り方」、個人的にはこれを聴かないで何を聴くのよという重要なセッション。同じ意見の人が多かったようで、ほぼ満席。テンプレートエンジンの分類とそのメリット・デメリットを述べていく形式は、非常に論理的でわかりやすかった。pure HTMLでロジックが分離されている新しいテンプレートエンジンは、コンパイルしてeRubyを出力するというアイデアは、性能にも気を配る実にkwatchらしい実装だと思った。おまけにこれなら、いまERBを使っているようなアプリでも移行しやすいしなぁ。
その後は大ホールに戻って、Chadの基調講演~高橋会長のクロージング。会長の衝撃発表を受けて固まった聴衆を笑いでほぐして(えっ)、大ホール番長のお仕事はおしまい。
片付けしながらRejectKaigiの終了を待ち、余ったノベルティをばらまいたら本当に終了。打ち上げにはいつものように1時間くらいだけ参加してTXに飛び乗った。TXでは偶然、志村さんや星さんと一緒になったので、RubyKaigi感想戦など。(2.5Hの道のりを戻って)帰宅した。ぐはー。
総括はまた別途。写真は今年のノベルティと、3日ぶりにおれに会えて安心しきったグスタフ(グスタフはノベルティではありません)。
2010-08-30(月) [長年日記]
■ 個人的なRubyKaigi2010総括と「最終回」について
クロージングで高橋さんが「次回最終回!」とやったもんだから、各所で議論が巻き起こっているわけだが、おれもちょっと書いておこうかな。あくまで個人的なもので、実行委員の総意でもなんでもない。
自分はまだ「RubyKaigi」と正式に名乗っていなかった初回の2006年にスピーカーとして参加。そのあとは実行委員に加わって、2007、2008、2009そして今年の2010と都合4回のスタッフとして関わった。まずはその5年間の変化をみてみたい。
懇親会で料理が余るようになった
2006年、2007年あたりの感想を探してみるとわかるけど、開始当初はホントにもう、あっというまに懇親会の料理がなくなってた。「Rubyistは酒もタバコもやらないけどやたらと食う」と認識した我々は、一昨年のつくばで「質を落としてもいいから量を出す」方針で懇親会を設計し、みごとに多量の料理を余らせたのだった。
そんな反省も踏まえて、適切な量と味を提供した今回の懇親会がどうだったかというと、これまた余ったわけだ。高井さんのパーティ設計がよくできていることはもちろんだが、どうみても食わずにおしゃべりしてるようにしか見えなかった。
つまり、懇親会に来てみたもののたいして知り合いがいないものだから、手持ち無沙汰な時間を食うことで消費していたシャイなRubyistたちが、おしゃべりに忙しくて食うことも忘れるようになった。これが5年間の変化。
「会議」が「講演」にとってかわった
一昨年のつくばで、初めて本格的にインターネット中継を開始。これに対して「有料参加者と(自宅で中継を見ている)無料参加者が同じコンテンツにアクセスできるのはどういうわけだ」という批判があった。ネット中継があたりまえのこんにちからすれば笑い話だが、これを真面目に受けて「わざわざ(身銭を切って)現地に足を運ぶ価値はなにか」を考え直した。
最終的に「一箇所に集った人たちと直接会って話をすること」そのものが価値だという(ありきたりな)結論になったわけだけど、これはつまり、ホールでの講演そのものは「おまけ」ということだ(大事なのはそのあと)。だから無料で中継しちゃう。「Lightning Talksは懇親会の直前にする」という2007年から始めた慣行も、「講演した人は話しかけてもらいやすい」から、できるだけ多くの人に「話す」きっかけを持ってもらうためだし、実は以前からこのあたりにブレはない。
で、それを受けて始めてみたのが2009年の「企画部屋」だ。単に廊下で立ち話ではなくて、ちゃんと場所をとって目的をもった議論をしてもらう。これぞ「会議」ではないか。
これがほとんど告知をしなかったにも関わらず好評だったので、今年は大々的に展開してみたら、むしろホールよりも集客してしまったという。実際どの企画も面白かったようだし*1、一部を除いて中継もされてないから、まさに現地に足を運んだ人のためのイベントになった。
ただ、これを2006年や2007年にやってもお寒い状況になったのは想像に難くない。つまりこの5年で、Rubyistたちは企画部屋を盛況にさせられるだけのスキルと社会性を身につけたわけだ。
おまえらはもう、十分につながったよ
(おそらく)リアルなつながりを求めて始まったRubyKaigiは、そんな参加者たちのスキルアップと歩調を合わせながら、一緒に進化してきたわけだ。RubyKaigi2010で、Rubyistたちはもう十分につながった。これ以上続けていると、混じり合って集合意識になっちまう。
いまだにアンケートなどには「内輪すぎてなじめなかった」的な感想が寄せられることがあるのだけれど、1日あたりの参加者が数百人もいて、しかも毎年規模が拡大しているのに参加者の9割が満足する「内輪の集まり」とか、ありえないから*2。つまりこれは、内輪ではないけどみんなつながってるという稀有な状態なのだ。
ここまできたらもう、次のステップに進まないといけない。だから今のスタイルの継続という意味では次で最終回なのだ。
「次があるとしたら」について考えるなら、ポイントはこの「つながってる状態」を利用して何ができるかでしょう。なにしろ、いまだにリファレンスマニュアルプロジェクトの進捗が遅々としていたり、ruby本体のバージョンが0.0.1あがるのにえらく時間がかかってたりするわけで、せっかくつながってんのに色々ムダになってるんだから。
RubyKaigiは、Rubyコミュニティに新しい状態をもたらして死ぬのです。生まれ落ちた子供たちには、親とは別のミッションがあるのです。
ところでRubyKaigiを殺したのは誰か
クロージング後のIRCのログより:
kaz_japon: これも、たださんデスノート伝説の新たな一ページ
unak: そうか、tdtdsか...
okkez: デスノートおそろしす
tdtds: おまえら……
ま・た・お・れ・か。
じゃあしょうがない。責任をとって、次回のRubyKaigiではスタッフではなく一般参加者として参加するよ。
まぁ冗談は抜きにして、2006は発表後体調が悪くてあんまりちゃんと参加してない(懇親会も出てない)し、その後はずっとスタッフだったので聴きたい講演も聞けず、参加したい企画にも行けずという状況が続いていたものだから、最後くらい普通に聴きたいものを聴いて、参加したいものに出席したいな。たぶん、スタッフとして参加する方が何倍も充実感はあるのだろうけれど、一度くらいは、ねぇ。
写真はいつものように高井さんのPhotoSetから。
2010-08-31(火) [長年日記]
■ 9784478012031
この本の存在を知ってすぐに読んでみたいとは思っていたんだけど、買いそびれているうちにあれよあれよとベストセラーになってしまった。で、ベストセラーは買わない主義なんだけど、部下が貸してくれたのでポリシーを曲げずに読むことができたよ、ありがとう!
本来の意味でのマネージャーと、日本での「マネージャー」の違いを逆手にとったアイデアの勝利だけみたいな本なのはわかっていたけど、なんというか、本当にそれだけの本だった。元ネタがドラッカーのエッセンシャルだとすれば、この本はいわば「架空の導入事例」で、それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、こういう本がベストセラーになってマネージメントの本来の意味を多くの人に知ってもらえたのはいいことだ。
なによりも重要なのが、本書に出てくる「マネージャー」が最初からマネージャー職としてこの仕事についている点だ(途中、専門職からスキルチェンジしてくる人物がいるけれど、それも彼の特性を見極めた上だ)。つまり、マネージャーは「マネージメント」をする専門家がつくべき仕事であるという描かれ方をしている。
一方、日本でのマネージャーは多くの場合、経験をつんだ専門職がステップアップする先だが、ステップアップとは名ばかりで過去の専門知識が生かせない、いわば「転職」を強いている。結果、日本の多くの企業では本書が説く「強みを活かす人事」とは正反対の人事が行われているわけで(結果としてその企業の競争力を削いでいる)、読者の中にそういう日本の組織のおかしな点に気づきがあるといいなぁと思う。マネージャーは「偉い人」ではないんだよ。
ひるがえって小説としては、しょうもないというか、「ベストセラーってたいていこういう本」というイメージのままだった。文章はつたなくて出来の悪い英語の教科書みたいだし*1、ストーリー展開も丸分かりすぎて、読書体験としてはお粗末極まりない。なにしろ「失敗が大切」みたなことを書いてるわりに、ほとんど挫折らしい挫折もない一本調子の話なので、盛り上がりに欠ける*2。
ドラッカーをベースにはしていないけれど、高校野球にマネージメントを持ち込んでいるという意味では『おおきく振りかぶって』の方が成功もあれば挫折もあって話として面白いのでオススメ(マネージメントをするのは女子マネではなくて監督と顧問だけど)。なによりも本書では省かれている「組織が目標を共有する」場面がきちんと描かれているのが素晴らしい。
◆ エチオピア効果 [もしドラ買いたいけど、どうしようと思ってずっと悩んでた甲斐がありました。よかった。]
◆ アビー [なんか仲良さそうだねぇ。]