2000-08-29(火)
■ Kondara 1.2
といってもたいして書くことないんだけどさ。こないだもらってKondara 1.2を入れたマシンは、普段勤務している職場とは別の事務所にあって(課長さんともなると、ほうぼうの事務所に席があったりするらしい)、電源を入れっぱなしにしてあるのであとはリモートでセッティングできる……はずだったんだよなー、くそー。telnetとftpのポートを開けてくるのを忘れちゃって、また向こうに行くまで何にもできねー。うがー、おれってバカ〜〜。
■ ケーブル
チャットしてたらこんなURLが流れた。うーん、こういうの読んでると、この業界、もうダメかもな、って思うね。いまや超ニッチなホビーに落ちぶれた高級オーディオと同じだよ。ケーブルにこだわるようになったらダメ。もうおしまい。元気のいい業界っつーのは、アンテナの先っぽを光らすだけのために高い(高かった)青色ダイオードを使ったりするような健全な無駄をするところだ。いまだにケータイでメールも送れないおれなんて、もうダメダメっすよ。しおしお。
■ WAKANO
WAKANOっていうメタ検索エンジンが出てきたらしい。元気な韓国生まれらしい。メタのくせに意外と精度がいい(というか整理がうまい)ので、Googleの次に使うエンジンにご指名だ。しかし、うちにはWAKAN「U」っていう人工無能ちゃんがいるんだけどね。実は「WAKAN○」って伏せ字だったりして >WAKANO
[(c)SHO] 負けるなっ >わかぬ [わかぬ] むゎぁーかせてっ >(c)SHO [(c)SHO] その意気だ
最近、おまえの反応が的確すぎて、おとーさんは末恐ろしくなるよ。
2001-08-29(水) 9726歩
■ H2A(2)
打ち上げが16:00に延期になってしまった。生中継も14:45〜に延期。つまりあれか。今日は一日仕事しなくていいということ?(違います)
しかしなんだ、速報ページのアナウンスを逐一読んでるだけでもわくわくしてくるな。シャトルでも似たようなものが読めたりするけど、日本語だと感情移入の度合いが違う。やっぱ死ぬ前に一度はホンモノの打ち上げを見に行かなきゃあかんなー。
■ もちもちの木
む。またタイトルが変わった。子供の頃、「もちもちの木」という童話の絵本を読んだけど、あれがネタでしょうか。なんだか悲しい話だったような記憶があるけど、中身はさっぱり思い出せない。木の実でモチを作る話だったか? 子供とおばあちゃんが出てきたような気もする。検索してみたら「怖い話」という感想ばかりがひっかかる……そうだっけ?
それはそうと、1日1影千代を希望します。
2002-08-29(木) 5574歩
2003-08-29(金)
■ 約6万年ぶりに「超」大接近する火星の撮影にチャレンジ!
ブームに踊らされて、いいように連鎖散財しているところが実に微笑ましい。この記事自体はネタだろうけど、似たようなルートを通った人は少なくないのではないか。
おれ? 一般家庭向けの望遠鏡ではどうがんばったってたいしたものは見えないんだしさ、どっかの誰かがおれの代わりに軌道上のでっかい望遠鏡できれいな写真を撮影してくれたので、それで十分満足。それより火星は、実際に向こうまで行って調査してくれる無人探査機の方が気になる。
■ 「ロボット」の父に花束
ちょっとホロリ。
■ USB-NIC
今までLibrettoで使っていたIO-DATAのUSB NICが接触不良(?)で壊れたので、新しいのを買ってきた。5000円くらい出せばUSB 2.0用のが手に入るけど、うちにあるUSB 2.0対応PCはかみさんのデスクトップだけなので意味がない。けっきょくメルコのUSB 1.0用を買ってきたけど、今までのと違って、小さすぎてなくしそう……。
◆ ほそのひでとも [USB NIC、首からぶらさげると丁度よいアクセサリーに!(違)]
◆ reno [確かに「にわか天文ファン」が増えましたね。せっかく買った望遠鏡も、二度と使われるこてはないのでしょうが:-p]
◆ 健忘 [タイミングが良ければ、小さな望遠鏡でも土星の環がみえます。もやもや見える火星よりも、インパクトありますよ。 しかし、..]
◆ ただただし [そのあたりは中学の部活でひととおり。といっても、一番好きだったのは太陽観測でしたが(笑)]
◆ Henrich [観測してると水星から太陽へリングが作られるのが見えたり :-)]
◆ ただただし [アレが見えるほど緻密な観測はやってません:-)]
2004-08-29(日)
■ Gmail
どうもinvite権の乱発を始めたようで、あちこちで「Gmailいらんかね〜」という声を聞くようになった。そろそろベータテストを終えようという段階になったのかもね。以前、遊んでる暇がないからGmailのinviteはいらない! と言っていたんだけど、そういう状態ならもらっておこう。
で、yucoさんに「くれ〜」と言ったらすぐにinviteしてくれた……んだけど、例によってそのメールはspam扱いされていた。おまけに、それを追って出された「spam扱いされてるかも知れないから気をつけて」という日本語のメールまでspamフォルダに入っていたという……。どういうことよ!(笑) >bsfilter
まぁいいか。というわけで、ちょこっと触ってみているけど、しばらくは本腰入れて使える時間はなさそうだ。とりあえず言いたいことは……字が小さい。
2005-08-29(月)
■ R1納車(2)
昨日、ちょっと走ってみたけど、まぁなんだ、軽というのはカブと一緒だな。
エンジンが非力だから、スタート時は意識的にアクセル多めに開ける必要があるし、どんなアクションを起こすにしても早め早めに始めないといけない。原付で公道を走るのと同じテクニックが要求されるわけだ。そう考えれば乗りなれてると言えなくもない。
そう言えば、我が家もついにカーナビを導入したのだ。たいして遠出もしないので過剰装備と言えなくもないが、道に迷う心配がなくなればもっと遠出するようになるかもね。
で、試用してみると音声認識の精度がかなり高くて、エンロールもなしでたいしたもんだと思った。もっとも、使い込んでみるとシーンによって聞き取れる単語がかなり絞られていることがわかってきて、なんだ、モードレスじゃないのかぁ、と勝手にガッカリ。
それにしても、カーナビのUIのひどさは相変わらずなので、使いこなすにはマニュアルの熟読が必須だなぁ。マニュアルの厚さが、ケータイのそれとほぼ同じなんだよ。かったるい。
■ バースト・ゾーン―爆裂地区(吉村 萬壱)
SFマガジンの書評からよさげなのを読んでみる月間(といってもこれで終わり)。
たっぷり人が死んで、しかもグロい描写ばかりなのでとても万人にはオススメできないが、おれはそういうのが割とへっちゃらなので、かなり楽しめた。
最初、テロリストの愛称(?)として「テロリン」はねぇだろ、と思ったが、これも狙ってのことなのかもしれない。悪意に満ちた世界を戯画化する装置としてうまく働いている。ストーリーも設定も無茶苦茶だけど(もちろんこれも計算ずくだろう)、勢いでぐいぐい読ませる。特に大陸に舞台を移してからは、謎解きと新たな謎が入れ替わり立ち代り提示されて飽きさせない。
そして、まったく救いのないエンディング。不愉快極まりないけど、読書体験としては楽しいという、なんとも言えない後味が残るのであった。ホントに芥川賞作家なの、この人?(←芥川賞は面白くないという偏見アリ)
■ Permalinkを指すベストな方法
こないだの続きというか、じゃあどんなPermalinkへのリンクが妥当なのか、考えてみる。もちろん、更新時刻をリンクにするなどというのは論外中の論外なので、検討対象にはしない。あえて題材はtDiary+BlogKitで……というか、自分が管理しているサイトをネタに。
BlogKitを素直に適用すると以前のtDiary.orgのようになる。これは、Web日記文化を背景に持つ人に対しては段落アンカーと同様の見た目なので、十分にアピールする。が、そんな人は決して多数ではないので、この表現も決してほめられたものではない。ただ位置的に、この記事を代表する要素であるタイトルの横についているという点は評価できる。
より直感的には、タイトル全体をリンクにする手法がある。www.ruby-lang.orgをtDiaryに移行するときにこの方法が議論されたが、当時は実装上の都合で見送られた経緯がある。現在は、最近追加されたtitle_procプラグインによってこのようなリンクを生成することができるようになった。段落アンカーもどきよりはわかりやすい。
ただし弱点もあって、タイトルに別のリンクを含めることができなくなった。これは運用でカバーするしかない。また、タイトルのリンクがPermalinkを表現しうるかという点については、疑問も残る。記事タイトルの一覧であればそのものがリンクになっていることは十分予測できるが、記事全文が複数並んでいる場合にもそれが敷衍できるかは微妙なところである。
いっそ「ここにそれがあるぞ」と明確に主張する方法がある。こま犬ライブラリはタイトルにリンクを含むので上の方法が使えず、やはりプラグインでページ下部にこのようなリンクを設けてある。読者層を考えてあえてPermalinkという語は使っていない。「投稿時刻」を変更してこの手法を使っているウェブログは少なくない。これはこれでわかりやすいが、タイトルのような重要な要素から離れているため、やはりウロウロと探さなくては見つからない恐れがある。
では、探さなくても良い場所に、そのものスバリのリンクを設ける方法。一時的にtDiary.orgに適用してみた。タイトルの直後に「Permalink」の文字とともにリンクを生成した。これは間違えようがないし、直感的で、探し回る必要もない。ただ、ちょっとダサいかも。
デザイン面からは2番目、ユーザビリティ的には4番目が良さそうに見えるが、これが決定版かというとそうでもない。さまざまなサイトが好き勝手なことをしている以上、読者がそのつど探し回らなくてはならないことに変わりはないからだ。
で、目をセマンティック方面に向けると、そんな問題はとっくに解決してると気づいて、脱力してしまうのである。RSSアグリゲータでは、個々のサイトの違いなど完全に吸収されてしまい、間違えようのないリンクを生成してくれる(画面はFEEDBRINGER)。
というわけで、はやくSemantic Webの世界が実現しないかねぇ……というのが結論ですかね(えっ?)。
2006-08-29(火)
■ 松江にて
仕事で松江に来たので、NaClの人たちに迎撃してもらうべく、駅前のオープンソースラボに行く。駅前に向いた全面ガラス張りの壁面には「松江オープンソースラボ」の下に「Ruby City MATSUE」。たしかにこれは、ちと恥ずかしいかもしんない。
中に入ると、まつもとさんと前田さんがPCに向かって難しい顔。なんと、ruby-lang.orgの入っているマシンがKernel Panicで死んだらしい。お、おれのせいか!?(違うだろう) かなりピリピリした雰囲気なので、別室のかずひこに会いに行ったら、一緒にNaClの井上社長も待ってらして(ひえぇ)、あいさつ。
その後、とりあえずMLが復旧したので、そのまま放置して食事に(みんなすまん)。かずひこ家は一家で参加。22時過ぎまで飲み食い。楽しゅうございました。
2007-08-29(水)
■ パシフィコ横浜に来ております
今日は真の誕生日だから、仕事を休んで朝から晩までニコ動三昧だ! ……と考えていたはずなのに、なぜかパシフィコ横浜に来ていたりして。「え、SF大会は明日からじゃないの?」と思ったあなたはおおむね正しい。でも、なぜかおれ、スタッフなんだよ! 初めてのSF大会がワールドコンで、おまけにスタッフって。ありえん。
スタッフつーても、末端の末端なので、全貌はいまだつかめず。つーか、朝から晩まで床をはいずってネットワークケーブルを敷設していただけなんだけど。写真は、おれをこんなことに引きずり込んだ張本人が疲れ果てて床で寝ているの図。除名になっても知らんぞ。
最近はイベントのノベルティに薄っぺらいエコバッグを作るのが定番らしく(こないだの相模原宇宙研もそうだった)、今回もスーベニアブックやスポンサーのチラシを封入する作業がスタッフの手で行われていた。数千人分なので、そりゃぁえらい作業ですヨ。
個人的に一番ウケたのは、早川書房のチラシがよりによって今日の早川さんだったことである。作者のcocoさんは来られないようだが、代わりに早川さんが世界のSFファンにアピール。次はきっと英語版だよ。あのネタは世界に通用するだろうし。
2008-08-29(金)
■ 物事を矮小化する詭弁に注意しよう
Googleストリートビュー問題、最初に書いた記事にはほとんど批判らしい批判がなくて拍子抜けしたんだけど*1、一昨日の記事にはなんかあった:
と思ったんだが……。
現時点で GSV が日常生活のセキュリティ・リスクを大きくすることはない。空き巣や(車やバイクなどの)窃盗を行う人たちは人目と時間を気にする。侵入する家が通りから見えにくいとか,家人の生活パターンとか,近所の様子とか,そういったものから総合的に判断する。 GSV 程度の画像でそれを判断するのは無理というものである。現状では,これまで言われている空き巣等のセキュリティ・リスクへの対策以上のものは必要ない。
ちょwwwww、なにこの根拠のない自信wwwwwwwww
思いっきり草を生やしてしまったぜ。おれにどんな恨みがあるのか知らないが、人をヤクザ呼ばわりするくらいなら*2、もっとまともな反論をして欲しいものだ。
ここで述べられているのはせいぜい個人営業の空き巣さんか、スクーター狙いの厨房クラスを対象にしたリスクだ。そりゃ、そういう連中にわざわざGSVで下見をする理由なんてないだろう。しかし、おれが話題にしている窃盗団の規模や組織力、手口についてある程度知っていたら、こんなのんきなこと書けないと思うよ。
あー、それともGSVによる空き巣被害を心配してる人たちは、みんな「GSVだけで下見を済ませるプロ意識の極めて低い空き巣」を想定してるとでも思ってるのかな? そんなおめでたい話があるわけないやんか。
MIAUのシンポでmhattaも「GSVだけでテロを計画するようなテロリストは失敗するだろう」と言っていたが、そんなの言うまでもない。しかし、窃盗団が扱うような数を捌こうと思ったら、一次ターゲット抽出には十分に利用できるし、かなりのコストダウンになる。十分な数のよさげなターゲットを抜き出したら、あとはじっくり現地で下見をすればいい。「100人の中国人」はオーバーだとしても、連中がGSVで人海戦術をかけてもぜんぜん不思議じゃないと信じるだけの知識を、おれは持ってる。
もちろん、この問題に関する高度に信頼できる専門家とやらが存在するなら、その意見は拝聴しよう。ちなみに二輪ジャーナリストの小林ゆきも警鐘を鳴らしている。彼女の警告はけっして分析的ではないが、バイク盗難事件に何度も接している人の経験に基づいた直感は信頼してもいいと思っている。一方、バイクと盗難について考えたことも調べたこともないような外野の意見はただのノイズだ。
何年か前、RFIDのセキュリティが話題になったときも、こんな風にわざわざ矮小な例を使って「ほら、こんなにリスクが少ないから安心ですよ」みたいな主張をする人たちがいた。この手の詭弁にだまされてはいけない。被害を受けるのは「あなたの」資産なのだ。他人による根拠薄弱なリスク診断もどきを受け入れる前に、ちゃんと自分の頭で判断しよう。
たとえリスクが極めて小さくとも、失う資産が十分に大きければ対策を検討するだけの価値がある。資産の価値を考慮に入れずに、リスクの大小だけでトレードオフを云々するような人は、もう一度シュナイアーを読み返したほうがいい。理解してないのはどっちだという話だな。
長年連れ添ったバイクには投入した金額以上の価値があるし、「全裸生活」*3の価値は他人には推し量れない。価値観を共有できない無責任な他人に判断させてはいけない。この価値判断に押し入ることができる他人は、今のところ裁判所だけだ。
◆ hΛl [>「100人の中国人」はオーバーだとしても、連中が 本筋に対する反応じゃないのですが、「外国人犯罪」の報道のされ方に..]
◆ ただただし [>hΛl 何か読み違いをされているようです。 今回私は単に安い労働力という意味でしか「中国人」を使っていません。かの..]
◆ hΛl [本筋のツッコミじゃないのに丁寧に回答いただきありがとうございます。了解しました。私の早とちりだったようです。 >ちな..]
◆ Marlowe [お金で買えない価値があるバイクの盗難リスクが増えるのは困ったもんです。法を守らない窃盗団に対して自衛するにはGSVを..]
◆ shun [某国オークション状況 http://roadking.blog12.fc2.com/blog-entry-631...]
◆ ただただし [うえぇ、ひどいなぁ。やっぱり中国は主要な「輸出」先のひとつなんですねぇ。]
2009-08-29(土)
■ 虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)(田中 哲弥)
SFマガジンをやめて、さらに積読をばりばり消化中。「ばりばり」ってほどのペースじゃないけど。
2007年の国内SF傑作選という体裁で、基本的にはバリエーション豊かで面白かったんだけど、ちょっとSFと呼ぶには無理やりすぎる作品もあったかなー。
SFというジャンルはもうすっかり拡散して薄まってしまったのだから、境界にあるような作品にまでムリにレッテル貼らなくていいじゃん、という気がする。それよりもっとコアにある濃ゆ~いのを紹介して欲しい。
まぁ、そういうのを求める読者に向けて、あえて「もっといろいろ読めよ」というのが選者のスタンスなんだろうけど。あいにくこっちはレジャーの幅が増えた結果、SFに費やせる時間そのものが減ってしまったので、そういうのにはお付き合いできなくなっちゃったのよね。
2010-08-29(日)
■ 日本Ruby会議2010(3日目)
夕べは21時ごろ宿について、そのままゴロゴロしていたら寝落ちしていて、気がついたら5:30だった。同部屋の2人はずいぶん遅くまでロビーにいたようだけど。やっぱオジサンには体力的にキツいなー。で、せっかく早起きしたし、米の朝食だと調子も出ないので、近くのデニーズまで歩いてフレンチトーストを食べた。これでラスト1日なんとかなる。
……とはいえ、大ホール番長は体力的にはそんなにキツい仕事ではないのだけど(寒いことを除けば)。特に今年は@tmaedaがかなりの仕事を肩代わりしてくれたので、ホント助かった。午前中の司会も任せっきり。午後も、中ホールのhsbtやkwatchのセッションを聴きに抜け出せたしね。
hsbtの「before Rails 時代のプログラマが如何にして after Rails の世界にたどりついたか」は、途中でMacBookがフリーズするというアクシデントがあったものの、慌てず騒がずそのままスライドなしで続行するという、なかなかたいしたプレゼンだった。最後に「after Railsの世界に生きようと決めたのに(before Railsな)tDiaryのメンテナを続けているのはなぜ?」というイジワルな質問を投げたら「tDiaryを使っている人たちが大好きだからです」というまるでそういうシナリオがあったかのような答えが返ってきた。やるな(笑)。hsbtはesmに転職してから、ものすごく成長しているのがわかって、実に幸せな人生を歩んでいるように見える。
裏番組が@kakutaniで客の入りがどうなるか心配されたkwatchの「HTMLデザインをまったく崩さない、美しいテンプレートエンジンの作り方」、個人的にはこれを聴かないで何を聴くのよという重要なセッション。同じ意見の人が多かったようで、ほぼ満席。テンプレートエンジンの分類とそのメリット・デメリットを述べていく形式は、非常に論理的でわかりやすかった。pure HTMLでロジックが分離されている新しいテンプレートエンジンは、コンパイルしてeRubyを出力するというアイデアは、性能にも気を配る実にkwatchらしい実装だと思った。おまけにこれなら、いまERBを使っているようなアプリでも移行しやすいしなぁ。
その後は大ホールに戻って、Chadの基調講演~高橋会長のクロージング。会長の衝撃発表を受けて固まった聴衆を笑いでほぐして(えっ)、大ホール番長のお仕事はおしまい。
片付けしながらRejectKaigiの終了を待ち、余ったノベルティをばらまいたら本当に終了。打ち上げにはいつものように1時間くらいだけ参加してTXに飛び乗った。TXでは偶然、志村さんや星さんと一緒になったので、RubyKaigi感想戦など。(2.5Hの道のりを戻って)帰宅した。ぐはー。
総括はまた別途。写真は今年のノベルティと、3日ぶりにおれに会えて安心しきったグスタフ(グスタフはノベルティではありません)。
2011-08-29(月)
■ 「福島第一原子力発電所におけるロボットオペレータの手記」の日本語ミラーが消滅
先日紹介したロボットオペレータの手記が、はてブの週間ランキングで1位になってしまった*1。人の日記を紹介しただけの記事がウケるのはちょっと複雑な気分ではあるが、まぁ大勢の目に止まったということで、それはそれで良いことだったとは思うけど。というのも8/29現在、リンク先にあった日本語ミラーが消えているからなのだが*2。
このミラー、よりによって産総研にあったので、こうなることは予測できていたと思うし、多くの人がローカルにコピーを保存したことだろう。ミラーを公開していた荒井氏に過大な処分が下ってなければよいのだが。でもまぁ、先週末の間に確認できただけでも数万もの人々が読んでしまっているわけで、どうせもはや手遅れではある。
それにしても、こういうものはムキになって消して回るほど傷口を広げるということがわかってないんだろうなぁ。いや、わかっているけど建前上やめるわけにいかないのか。組織的にはこういう対応をせざるを得ないというのはわかるよ。「とりあえず消して回れ」と言われている担当の人も気の毒だ。
でもたぶん、すぐに第二、第三のミラーが登場すると思うし(というかすでにググればすぐに新しいミラーが見つかる)、いずれ手の届かない海外匿名サイトにあがるのも時間の問題。そもそも英訳版はIEEEのサイトで公開され続けている。やっぱりセキュリティ上どうしても公にできないもの以外は、いろいろオープンにする方向で戦略を立て直すほうがいいと思いますけどね、東電さん。
2014-08-29(金)
■ tDiary: 4.0.5をリリース
今回のリリースは内部的なものを除くとわずかなのだけど、3ヶ月に1回リリースをする決まりなのでちゃんとリリース。
次回こそプラグイン用のストレージを真面目に実装して、PaaSでの実用性をアップしたい……なぁ(←毎回言ってるじゃねーか)。脳内設計は済んでるんだけど(笑)。
追記: そして案の定、パッケージングをミスっていたという。やっぱおれがリリース作業したらダメなんじゃね?
2016-08-29(月)
■ ポケモンGO、100km達成
台風10号がくるぞ、くるぞ、と言われていたのに日中はいい天気で、オフィスからちょっと出かける用事があったから暑くてまいった。明日こそ太平洋岸を北上していくみたいだけど、どうなるかなー。
帰宅中は少し降っていたが、そんな中、ポケモンGOで100kmを達成。ずいぶん簡単に達成できるもんだと驚いたけど、平日には出退勤時に数km歩いてるんだから、わりと妥当な数字なのだった。100kmって意外と短い。
2020-08-29(土)
■ tDiary 5.1.3リリース
お、ちゃんと肉の日のうちにリリースできたぞ。その代わり、中村憲剛復帰試合を現地で観られなかったけど!*1 ほとんど更新内容がないかと思っていたけど、リストアップするとけっこうあるのだよな、プラグインの修正とかだけど。3ヶ月って意外と長いな。
そういえば、GitHubからSet the default branch for newly-created repositoriesというアナウンスがあったが、控えめにいっても馬鹿げた施策なので、いっさい乗っかるつもりはない。tDiary org内部では引き続きmasterがデフォルトブランチになる。
同じorgs内部でmasterとmainが混在するのは悪夢でしかないし、今後ドキュメントや教科書でも混在して、初学者でなくても大混乱必至だろう。これだけのコストをユーザにおっかぶせるなんて、なんて無責任な。おれの知る限り、GitHub社はとても賢い人ばかりの集団なはずなのに、なんでこんな愚かしい決断をしてしまったんだろうね。
*1 チケットを買わなかったのでそもそも行けなかったのだが。
2021-08-29(日)
■ tDiary 5.1.7リリース
あいかわらずOSS活動に割ける時間がぜんぜんとれなくて、3ヶ月に1回、肉の日に溜まったissueを片付けるありさま。今回もコンテナイメージをDocker HubからGitHubに引っ越そうと思っていたのにそこまでたどり着けなかった。また後日やります(3か月後でないことを祈る)。
2022-08-29(月)
■ tDiary 5.2.3リリース
今回もライブラリアップデートだけながら、29の日リリースdone。まじで暇がない。
直前にHerokuのfree planがなくなるという悪いニュースが世界を駆け巡りましてね。いやー、Salesforceに買われたときからこの未来は予測していたものの、タイムリミットが想定よりはるかに早そう(11月23日まで)。
このクソ忙しいときに、free Dynoで動かしてるモロモロをどこかに引っ越さないといけないというのがね。厳しいなぁ。もちろん、止めたくないサービスはHobby Planで動かしてるけど、なによりPipelineとか便利機能まで使えなくなるのは、OSS開発をできるだけ省力化したい向きには悲しい。いやはや、どうしたものか。
Before...
◆ ただただし [↑仕様でーす。]
◆ こ〜りん [バックアップのとこymakさんになってますよ。 しかし、コピーライターへの道は遠い(嘘]
◆ ただただし [うぐぅ。直しておきました。]
◆ ただただし [↑仕様でーす。]
◆ _tom_ [日記の内容にまるで関係無いけどちと ruby でヘルプミー stdout と stderr に出力するプログラムを ..]
◆ yamk [「バカ高い花火」のリンクをクリックしたら Not Found に。URL に ? が抜けてるような気が。]