2000-08-08(火)
■ PEG
ひょんなことからSONYのPEGが家にある。もちろん試作品。モノクロバージョン。
思っていたより、細長い。うちのPalmPilotと比べると、液晶サイズが5mm小さい。なるほど、小さいわけだ。つかむと第一関節が液晶にかかるほど(笑)。こう小さいと、ただでさえ狭い日本語版のグラフィティ・エリアがさらに狭くなる。まぁ、最新のPalmOSは認識率が上がってるからあまり問題はないけど。
間延びして見えるデザインは、ボタンが小さいせいみたいだ。メモリスティックスロットのせいで、少し厚く見えるけど、PalmPilotよりは格段に薄い。そして左側には悪夢のジョグダイヤル。案の定、右手で持ったらまったく使えない。けっ。
ソフト面でのトピックはATOKだろう。連文節でかなり精度の高い変換をしてくるあたりはATOK名に恥じない出来。た・だ・し。変換候補の選択をジョグダイヤルで行うとすげぇ便利なようになっているので、減点50だだだっ。それから、最初はマイクロソフトのビル・ゲイツの略かと思ったMS Gateは、メモリスティックとの連携ソフト。ただし、メディアは貸してくれなかったのでテストできず。おれはスマートメディア派だからのぅ。
ところでメモリースティックって、たとえばBluetoothみたいなインタフェースカードになれるんだっけ? もし増設メモリ+α程度の用途しかなかったら、ちょっとな。やっぱ夢はポケットに入れたままの携帯とBluetoothでつないでネットにアクセス、でしょ。となると今買いなのは、やっぱりVisorだよねぇ。
2002-08-08(木) 8191歩
2003-08-08(金)
■ tDiary: amazon.rb
ひさびさにプラグインをいじってみたり。とりあえず、amazon.rbをconf_proc対応。アソシエイトIDを設定画面から入力可能にした。
他にどんなプラグインをconf_proc対応にすると嬉しいだろう。
■ tDiary: append-css.rb
さらに、任意のCSS断片を追加できるようにするusers:append-css.rbプラグインを試作、公開。いずれはプラグイン集に入れるつもりだけど、とりあえず様子見。
これは、「このテーマが好きなんだけどちょっと気に入らない部分があるんだよなー」ってな時に、その部分だけを修正できるようにするもの。従来はzoeさんのuser_css.rbが知られていたけど、当時はconf_procがなかったので、ヘッダ内でかなり苦しい記述を強いられていたのだ。これで解決。互換性維持のため、名前は変えた。
2004-08-08(日)
■ LL Weekend(2日目)
LLとblog
3Fの控え室に入って受付をし、Tシャツをもらう。「LとLLどっちにするか」聞かれたけど……「M」がいいんですが。なんでこの手のイベントって、そんな体格のいい人向けのTシャツしかないのだ?
会場に入ると、ぼちぼち発表者が揃い始める。みんな、聴衆で埋まり始める会場の写真を携帯で撮って、その場でエントリを起こす……というアピールを密かに行う。近藤さんだけなかなか現れず、開始ぎりぎりになってやっと到着。開始前に、午後のセッション「その場でどう書く」の課題、「Web予定表」が提示される。おそらく「LLとblog」発表者全員の脳裏には、自分たちのblogツールを改造すれば楽勝、という考えがよぎったに違いない。
さて、発表資料(PPT、PDF)はもう、時間がない上に表紙を作っただけで力尽きたので(だったら凝るな)、どう考えても長すぎるのはわかっていたが調整も練習も未。案の定、時間オーバーしてしまったので、後半はもう、グダグダ。聴衆には申し訳ないことをした。
発表のあとはすぐに質問タイムになってしまってビックリした。出てくる質問もLLと関係ない話ばかりで、プログラミングに興味があって参加している人たち(大半はそうだろう)はきっとイライラしているだろうと思った。司会はもうちょっと、方向性をコントロールしてくれてもいいんじゃないかな。最後のほうに、やっと少しプログラミングの質問が出て、救われた。
とは言いながら、今回は自分がもうダメダメ状態だったので、人のことは言えません。あまり気の利いたこと言えなかったような気がする(よく覚えてない)。
昼食
なんとなく集まったRuby/tDiaryユーザ(?)10人くらいで、近くのイタメシ屋へ。よく考えたら、めったに会えない前田さんと同じテーブルに座ればよかったのに、いつでも会えそうな(笑)kitajやすーさんと同じテーブルについてしまった。いや、いいんだけど。
Lightning Talk
そう言えば、1日目の角谷さんのプレゼンが最高だったというのを読んで、「終わったらもういっぺんやってくださいよ」なんて話をしていたんだけど、ぜんぜんそんな時間なかったね。
Lightning Talkは野首さん、高橋さんが面白かった。よく知らない言語の深い話にはついていけず……。もちろん、今回の主役は最後の「LL侍」であろう。予想にたがわず最高の出来。「ギター侍」は一種のデザインパターンだね。
で、発表者には無線LANが開放されていたので、自宅サーバにSSHしてtDiaryをひとつ設置、calendar2.rbプラグインを読んでみる。ふむ。楽勝だ。というわけで、発表を聞きながら改造。実質20分くらい?
その場でどう書く
休み時間に、はんばあぐさんからcontribパッケージがdeb化しづらいという話とか、2.0以降はどうするのかというツッコミを受ける。が、ロクに考えていないのでシドロモドロ。
「その場でどう書く」、やっぱりHaskellだけは何をやってるのかさっぱりわからない。継続が登場した時点で思考停止である。Pythonの磯さんには、気にせずにZopeを使ってみて欲しかったなぁ。標準添付かどうかに関係なく、フレームワークも含めて言語機能でしょう。
Rubyは中田さんだったんだけど、中田さんとWebアプリケーションはどうもミスマッチという気がするんだけど(笑)。朝「tDiaryになんかない?」と聞かれたので「calendar2ってのがありますよ」と答えておいたけど、tDiaryのプラグインはコンテキストを選ぶので、使うのは難しいはず。
で、想像どおりサーバにWebrickを使って、残りはゴリゴリ書いていたので、安心して(?)さっき書いたtDiary版を持って飛び入りする。ちょっとルール違反臭いけど、blogツール作者の代表のつもり。まぁ、ウケたのでいいんじゃないでしょうか。
このセッションは面白いので、次回もやって欲しい。ただ、朝に課題を出してから完成するまで、出場者の姿が見えないのが寂しい。会場にブースを作るとか、休み時間に控え室の様子をインタビュー付きで中継するとか、進捗状況がわかるともっと面白いんじゃないか。
なお、事務局によって感想のTrackBackページが出来ているので、感想を書いたらそこに載せるべし。
2005-08-08(月)
■ R1納車は8/28
当初は9月になるかもと言われていたので、ちょっとがんばってくれたようだ。ちなみに色は赤で。
これでカフェカブパーティinもてぎには行けないことが確定。どうも最近、カブ関連のイベントには縁がないなぁ。
■ ツッコミspam対策
最近また、ひどいツッコミspamが猛威を振るっているようだ。アンテナ使ってるときはそれほど困らなかったけど、FEEDBRINGERに乗り換えてからは全部RSSに入ってくれるので困る。みんながみんな、spamフィルタ付きの開発版を使ってるわけじゃないしな。
IPアドレスを見る限り、またゾンビが踏み台にされているようなので、ツッコミの中身から判断するしかないようだ。というわけで、tDiary.orgの方に最近多発しているツッコミspamへの対策という記事を書いておいた。おれがここひと月くらいの間に目にしたspamはこれではじけるはず。
◆ woods [ウチには@aol.comのメールアドレスを持つコメントspamがうじゃうじゃ…… なんで、Rejectするアドレスに..]
◆ ただただし [あれー? aol.comを真っ先に加えたはずなのに。なんで入ってないんだろう。追記しておきます]
◆ うえち [昨晩、うちを襲ったものはメールアドレスが@aol.coや@aol.cというのが多数ありました。ツッコミも「htt」だ..]
◆ おでん田中 [blockquoteがずれているようで、endが一つ外にでてしまっているようです。]
◆ ただただし [こっちじゃなくて、あっちにツッコんで〜]
◆ TrackBack [http://sho.tdiary.net/20050812.html#p01 ただのにっき ツッコミspam対策(..]
2006-08-08(火)
■ 宇宙へのパスポート(3)(笹本 祐一)
出たばかりだから平台に並んでるかと思いきや、狭い科学棚にひっそりと1冊だけ挟まっていた。それってどうよ!? >文教堂@新横浜
で、積読も多いので、とりあえず「はやぶさ」のパートだけ読む。そして(また)泣く。これでは、泣けるかどうかだけを判断基準に本を選んでいるような連中と一緒である。まぁ、L/Dにすら載っていないような裏話なんかも読めて、「はやぶさ」ファンとしては持っておくべき一冊だね。
もちろん、個人的にいま一番美しいロケットであるアリアン、そして"最後のMロケット"であるM-Vなど、今回も読みたいレポート盛りだくさんである。落ち着いたらゆっくり読もう。
2007-08-08(水)
■ spc.gr.jpドメインが沈黙中
主にメール用に確保してあるspc.gr.jpドメインが、本日昼ごろから沈黙中。しばらくメールが受け取れません。急ぎの用事がある方は、tadatadashi@gmail.comまで。
いやぁ、wiki.spc.gr.jpにアクセスしようとしたらDNSエラーで、whoisしたら「2007/08/08 11:01:42」にドメイン情報が更新されたと書いてある。おれ、そんなことしてねぇし。つーか、ネームサーバの情報がさっぱり消えてるじゃないか。自前のDNSサーバがちゃんと動いていても、レジストラの情報が空っぽじゃぁ、引けっこないよな。なんじゃこりゃ。
もともと愉快堂というところのサービスを使っていたんだけど、そこが倒産して、いまはAWTplusに移管されているはず。同じところに任せてあったsupercub.netが正常に移管されることなく消滅してしまったように、コレもそういう運命にあるんじゃないだろうなぁ。どっかにちゃんと移しておくんだったよ……とほほ。
2009-08-08(土)
■ WikiばなVol.7でLTしてきた
ほぼ2年ぶりの開催になる第7回Wikiばなに参加してきた。今回はLTでの発表に加えて、スタッフとしてtsudaり(Twitterでの中継)を担当。
ふらふらして落ち着きなくて、練習不足からくる自信のなさがありありと見えてますな。客席見てないし。
実は、よくよく考えてみると正当なLTは初めてなんである。何年か前に5分枠でtDiaryの発表をしたことはあるけどLTじゃなかったし、昨年のRejectKaigiは2、3分だし。おまけにタイムテーブルを見ればわかるように、今回の発表者はどうみても反則としか思えないような顔ぶれなので、ちゃんと仕込まないといけない、でも練習とかしてる時間はないし。
というわけで今回は、少なくとも時間だけは絶妙な感じでやるためにプレゼン資料を5分ちょうどの動画で作成する作戦にした。この戦法自体は何回か前のLLイベントでトライされているので新規性はないけど、なんといっても終了と同時にドラが鳴るという、LT最大のカタルシスが得られる見栄えのよい手法である*1。あとは動画にあわせてしゃべればいいだけなので楽だ(←すごいウソ)。
とは言え、Premiere Elements 4を使いこなしているとは言いがたいので、思いのほか苦労してしまった。もっとニコ動でいろいろ発表しておけば良かったよ……。今回はおかげでズームとパンのテクニックを身につけることができた。まさかのスキルアップ。ただ、H.264でエンコードしたら空白を詰められてしまうというアクシデントがあったので、AVIのままで使った。ffmpegのスキルが足らなすぎる。プレゼン資料が1GBとかありえんわ。ただ、ノルマのアイマスネタを3本も入れられたので良し。
内容は見てのとおり、ウケ狙いの小ネタ(しかもまた小人さんネタ)だが、実は結論のあたりは本業のWebコンサルティングとからんでいたりするので、わりとマジだったりする。普段はスーツモードでこういう話をしてるわけです。
もっとも、理想的なUIは増井さんの発表にあったようなシームレスな編集機能なんだよね。あれなら小人さんのモチベーションを保ったまま(機械的な)spamを排除できるわけで、増井さんさすがとしか言いようがない。
ちなみに「これをアンチパターンネタとして披露しよう」と思いついたのは発表の10分前(ぉ
tsudaりは、@wikibanaになりすまして@takahashimと30~40分で交代しながらというフォーメーションだったんだけど、それでも終わったあと1時間くらい虚脱するほど疲れた。その場で文章にまとめるのもそうとう難しいし。あれを一人でやる本家津田さんはほんとにすごいね。
おまけにLTの途中で投稿制限を喰らったりして(これを見越して一回の投稿を長めにして回数を減らす工夫はしていたのだがそれでもダメだった)、テクニック的にもなかなかハードルが高い。
全体としては、バックグラウンドのかなり違う人たちが集まって、話す内容もなかりバリエーションに富んでいるのに、それでいて対象にブレがないのでまとまりのある非常に良いイベントだったと思う。IT系イベントだとあまりバラつきのある人は集まらないので、まとまりがあるのは当然なんだけど、ITから建築までの顔ぶれでカオスにならないというのは実に面白い。
ただ、アレグザンダーを追求するとスピリチュアル方向に落ちる危険があるので、そこは客観的に眺めておきたいと感じた。Ruby会議でも「愛」とかキモいという指摘があったが、今回の主題も「いきいき」とか「生命構造」とか、一歩間違えるとヤバい単語が頻出している。
そのためには、ちゃんと学究的にアレグザンダーを総括する活動が必要だ。アレグザンダーから出発して、パターン、Wiki、XPと3つに分岐した思想を、もう一度(スピリチュアル抜きで)まとめ直す人が欲しい。おれは、それがetoさんなんじゃないかと考えているわけだけど(写真はサイン会中のetoさん)。
*1 ちなみに「LTは時間内で終われば良い」と考えている人がいるようだが、それは断じて違う。LTは終了と同時(もしくは終了直前)にドラが鳴るのがもっとも美しいのであって、何秒も(時には何十秒も)余らせてドラ娘の出番をなくすなどもってのほかである。あと、話が盛り上がりきったところであえて時間切れにして「続きは懇親会で」というのは高等テクなので、素人にはオススメできない。
2010-08-08(日)
■ Xbox360の設置をした
先日の誕生日には何人かの方からCDやら本やらをいただいた(ありがとうございます!)。なかでも大物はXbox360である……といってもこれはプレゼントじゃなくて貸与品か。新型を買ったので余った旧型を(むりやり)貸してくれたという。アイマスクラスタまじ怖いっす(笑)。
で、今日は朝から独身モードだったので、ようやくセッティング開始。リビングのTVはまだSD画質のブラウン管なので、より高解像度で楽しもうと思ったら24インチ液晶のPCモニタの方がいい。というわけで同梱してもらったVGAケーブルを2系統あるうちの残りの1本に差し込もうとしたところ、そこにある端子はDVI-Dだった。何を(ry
あれ……? VGAが2系統あるのは前に使ってたモニタだっけ? ああ、そうだった。こいつはHDMIはあるけどアナログVGAは1系統なんだった。しかもこのXboxは初代だからHDMI対応じゃないんだよね?(←よくわかってない)
おまけに音声はRCAプラグだけど、モニタ側はステレオミニなので、変換ケーブルが必要だけどそれもない。これでは音も出ないではないか。ナンテコッタイ!
つーわけで、まともに使うには色々足らないことがわかった。とりあえずPCのケーブルをはずして絵だけ出るようにし、その様子をDesireでUstream。ちょうどオンラインにいた複数の識者のサポートを受けつつ、アバター作ったり、Xbox Liveに加入したり。最終的には(音声なしのまま)GODでL4Uを買ってDLCでラフタイムスクールを買って真にMBFを踊ってもらいました(←ほとんど暗号)。
今日はここまで。
■ 新しいプリンタ(Brother MFC-935CDN)も設置
どうでもいいけど、絞りを開けすぎだ、この写真。
続いて、これも先週買っておいた新しいプリンタ複合機を設置。今まで使っていたのもBrotherのMymioシリーズだけど、最近インクカートリッジの認識が怪しくて満足に印刷できないことが多い上に、Windows7で使おうと思うとちょっと特殊な技を使わないといけないこともあり、新調することにしたのだ。
今回もMymioシリーズのMFC-935CDNにした。プリンタ・コピー・FAX・スキャナ内蔵で、有線・無線LAN・USB対応、シートフィーダ付きでタッチパネル式のディスプレイというリッチな機械なのに2~3万円程度とか、インクで儲けるビジネスモデルとはいえ、プリンタ業界ってちょっとおかしいよなー。
セッティングも簡単で、無線LANはAOSSで一発認識だし(AOSS初めて使った)、ドライバもWindows7専用CDが付いてきた(CD入れるのがめんどくさかった(!)からWebから落としてきた最新版を入れたんだけど)。なんか色々進歩してて面白いな!
BROTHER Mymio A4インクジェットFAX複合機 デジタル子機1台 MFC-935CDN
ブラザー工業
¥19,700
2015-08-08(土)
■ 映画「Inside Out」を観てきた
マッドマックス観ようと思ったらもう近所で上映してる館がなくて、代わりにこちらを観てきた(代わりとは……)。最近、なにげにディズニー・アニメをよく観てる気がしてきた。なお、例によって原題の意味を完全に損ねる邦題については触れる気も起きない。
作品自体はとてもよく出来ていた。ピクサーの3DCGはもうほぼ完成の域に達していて、肌の質感、髪のさらさら具合など、よくぞまぁここまでというクオリティ。頭の中の感情たちも、それぞれに適したテクスチャが選ばれていて、雰囲気たっぷりだ。ストーリーも子供には少し難しいんじゃないかというレベルで、タイトルの「Inside Out」という意味を何重にも考えさせられる。もしかして自意識はあるのかどうかなんて脳科学的な話題にもつながってたりして?(ないか) 吹き替えしか選択肢がなかったけど、声優陣も悪くない。とくに大竹しのぶはさすが。
ただ映画館で観るのはまったくおすすめできないので、レンタルなど観たくないところを自由にスキップできるメディアが出るのを待った方がいい。
というのも(すでに方々で怒りとともに触れられているが)、冒頭にフルコーラスのドリカムの歌に載せて延々と意味不明映像を見せられるからだ。いや、いちおう歌詞は映画の主人公ライリーについてのものだし、映像に使われている写真は喜怒哀楽の表情をした人々なので、いちおう映画のテーマに沿っているのだろう。だが擁護できるのはここまで。素人写真を適当に並べただけのスライドショー、それもほとんど日本人しか出てこないからバリエーションに乏しくてのっぺりした印象しかない。ときおり映画のキャラが登場するがとくに意味のある動きをするでもない。とにかく、駆け出しのユーチューバーだってもっとマシな映像を作るだろ、というレベルのひどい動画で、これを金払って映画館に足を運んできた客に強制的に見せるとか、犯罪だよ。
おまけに(ピクサー作品のお約束として)本編の前には無関係なショートムービーが挟まるので*1、本編とのつながりすら途切れてしまうわけで、もう意味不明を通り越してる。まだ本編を観てないから席を立つわけにもいかず、この数分間はまさに拷問だった。
たぶんドリカムは悪くない、オーダーどおりに楽曲提供しただけだと思う*2。しかし、この企画を立案したヤツと承認したヤツは、二度と映画産業にタッチしないでいただきたい。あと邦題つけたヤツもな!
2016-08-08(月)
■ 鏡のような「シン・ゴジラ」: 夏休み3日目
休み中に一回くらいバイクでどこか出かけようと4時にアラームをセットしたのに気がつくと6時だったという。こういう日にかぎって猫が起こしに来ない。というか早朝になるとグスタフがなぜか寄り添って寝ているという(←くっそ暑い)。
そんなわけで、今日はかみさんがでかけていることもあって、カッとなって2回目の「シン・ゴジラ」のチケットを取った。ふたたびIMAX。
こないだ観たあとに感想や評論を読み漁っていてつくづく面白いなぁと思ったんだけど、たとえば左翼は憲法9条をないがしろにしたといって怒り*1、右翼は新しい安保法制を揶揄したといって怒り、フェミニストは女性が実質3人しか登場しないといって怒っているのね。
逆に喜んでる人たちも評価ポイントがまちまちで、とくにゴジラ映画に親しんだ時期が異なる世代間の違いがけっこう大きい。もちろんみんなそれぞれに喜んでるんだけど。
ネガティブにしろポジティブにしろ、これだけポイントがばらけているということは、この作品がいかに中立に作られているかということを示していると思う。前半は政治・行政劇を右にも左にも配慮せずただひたすらリアルを追求し、後半はよけいなドラマを排して怪獣・特撮好きの夢をこれでもかと実現する、結局それだけなのだ。それだけゆえに、観る側は各自勝手に色をつける。それは映画を通して、自分を見る行為だ。この作品は、鏡のように作用するのだなぁ。や、もちろん自分も例外ではないのだろう(けど自分のことなのでよくわからない)。
話は変わるが、自分が一番好きなシーンは、ゴジラが核反応で生きていると判明したとき、安田が尾頭に即座に謝るところ。実のところ、ここはあんまりリアルじゃない。オタクならなにかと理由をつけて謝罪を回避しそうじゃん? つまり安田は、オタクが「こうありたい」と望む理想のオタクなんじゃないかな。もちろんこれも「鏡」なわけだが(笑)。
その後、グランベリーモールで昼食がてらしばらくポケモンを狩ったあと、帰宅してYouTubeで天皇のお気持ち動画を探して見た。未来感ある。
*1 ちなみに9条に触れた箇所などどこにもないので、これはものすごい誤読なんだけどそれはさておき。
2017-08-08(火)
■ デレステイベントLIVE Parade「Take me☆Take you」
いやー、時間ねぇったら、どうしようもねぇよ……とか言ってたわりに、動員110万人を越えててわりと不思議。今回のイベントSR、みくともりくぼのデュオカードってことでこれは嬉しいですねぃ。ちょっと最近、みくが贔屓されすぎていて気になるんだけどさ。もうちょっと他のアイドルにもスポット当てて欲しいよ。
とはいえLIVE Paradeは難易度高いからはなからいろいろあきらめてはいたけど。Ex滋賀がどうしようもなかった……。毎回、少しずつ腕前が上がってる実感はあるんだが。今回は以前ほど「ごきパCo」に頼らなかったし。
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Take me☆Take you
日本コロムビア
¥849
2019-08-08(木)
■ デレステイベント LIVE Groove Vocal burst 「夏恋 -NATSU KOI-」
なんかニコニコした順位になった。
名曲「夏恋 -NATSU KOI-」ってことで(と言いつつこれも「N始まり」なことに今回始めて気づいたという)、ゆっくりしたテンポの曲なので譜面の難易度も低くて、2回目でMasterフルコンできた。初見でできないあたりがアレである。
コミュは「まーたバラエティかよ!」とがっくりしたものの、夏が嫌いなアイドル3人による、夏の恋とはいっさい関係ない無人島サバイバルもので*1、わりと面白かった。やっぱ料理の仕方次第なんだよなー。アイドルモノなのに蛇が主食になるあたりがぶっ飛んでいて良いし*2、ヘルプカードを白紙で出す周子の「らしさ」、涼の「炎陣」への信頼、ありすの成長などなど、みどころは多かったな。
2020-08-08(土)
■ 川崎 2-0 大分@等々力陸上競技場
8月いっぱいは5000人制限になったJリーグ、なんだかんだで毎回チケットが買えてしまっているのだが、そんなものなんだろうか。川崎の後援会会員って、スタジアムの全座席数より多いって聞いてたんだけど。なお今回はメイン1F、前から8列なのでかなりの良席。ピッチが近くて選手の声がよく聴こえる!
チーム記録のJ1リーグ戦7連勝で(もちろん首位独走)、当然今日も勝って連勝記録をのばそうぜぃという雰囲気。だからって開始5分で得点しなくてもなぁ(笑)。ここ数試合で大活躍の三笘。パスサッカーの川崎にあってもパスで突破できない局面はあるわけで、すぐドリブルに切り替えられる選手はなにかと心強い。
前半2点リードしたものの後半無得点で、かといって苦戦していたわけではないのでわりと楽勝ムードだった。今季は交代枠が5人もあるので、厚い選手層をごっそり入れ替えて疲労を最小限に抑えている戦略が上手いように見えますね。知恵と金の勝利。
静かな試合観戦も3試合目ともなると慣れてきて、むしろこれくらいが試合に集中できていいのになーくらいのことは思い始める。といっても毎試合5000人じゃペイしないだろうし、長く続けられるわけもないのだが。
上の写真は場内に掲示してあるいくつかのコロナ対策ポスターのひとつ。遠目に何を表現したいのかわかるんだけど、近くづく前からこれがノボリだと予想がつくところが面白い。そういうところも好きだぜ、ノボリ。
2021-08-08(日)
■ マンガ「2.5次元の誘惑」にはまっている
最近は無料のマンガサイトでちょこちょこ連載を追う作品が増えてきた。サイコミの「U149」や「After20」 は言うに及ばず、ジャンプ+でも「怪獣8号」や「スパイファミリー」「姫様“拷問”の時間です」とか。そんな中、わさますに「ダンダダンだけじゃない!ジャンプ+の面白い漫画について話す日」という記事が投下されて、まだまだ知らない作品がいっぱいあるなぁ! と気づかされたので、いくつかピックアップして読み始めたところ。ジャンプ+は1回目通して読むだけなら無料枠でいけるので良い。
でまぁ、その中でいきなり最高の作品に出合ってしまい、この3日間、生産性がガタ落ちになってしまって困っている。「2.5次元の誘惑」である。
2.5次元の誘惑 セミカラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社
¥737
表紙をみれば一目瞭然、エロいんだよね。だから気軽に知り合いにおすすめできるタイプじゃない。実際ジャンプ+で見かけたときも、そんな第一印象でスルーしていた。少年マンガのエロ作品は、ようするにたいして中身のないラッキースケベの連続にすぎないので、大のおとなが読むようなものではないし。
実際、この作品も序盤はそういう感じで、強く勧められたりしない限り1、2話で読まなくなっていたのは間違いない。それが、10話をすぎたあたりから大きく路線が変わり、アツい青春群像劇に化けるのだ。とりわけ主人公の2人が、互いに影響を及ぼしながら成長し、まわりを巻き込んで仲間を増やし、どんどん大きなことにチャレンジしていくさまは、まさに「友情・努力・勝利」の王道ジャンプ作品。いやー、まさかコスプレを題材にしてこんな話が描けるとは。そもそもコスプレはスポ根だ、というのが目ウロコ。
とにかくストーリーが上手くて、夏コミ編でいろいろな要素がカチリ、カチリとはまりながらクライマックスへ向かっていく流れは素晴らしいし、何度読んでも涙が出る。こんなすごい話のあとにどうやって連載を続けるのか心配になるも、コスプレにおける「中の人」の存在についての深い議論、「なりたい自分になれる」ことの意義など、興味深い題材がまだまだ出てくる。コスプレを通じてフィクションの価値をこれでもかと考えさせられて、何度も何度も読み返してしまう。
もちろんWebで読むのはタルいので、既刊10冊は即購入。1日1回通して読む生活が続いている。おかげで他のことなーんにも手がつかない。困った……。
2022-08-08(月)
■ こんどはモバマスが終了
こないだポプマスが終わったばかりだというのに、こんどはモバマス終了の知らせが入ってきた。来年3月いっぱいとのことなのでだいぶ先だけど、ここのところイベント頻度も下がっていたし、今年は総選挙にもからまないし、いつかこの日が来るとは思っていたものの、シンデレラガールズは190人の出番を維持するためにも必要なコンテンツだったと思うんだよなー、課金してない身でなに言っても説得力ないけど(笑)。
そもそもモバゲーそのものがプラットフォームとしてほぼ終わってるわけで、むしろよく持ったというべきか。ちなみに自分が始めたのは2021年の1月(DeNAのやらかしのとばっちりだった)なので、終了時点で11年だ。これだけ更新頻度の高いWebコンテンツを10年以上維持するなんて、想像を絶する苦労なわけで、それだけでも尊敬に値する。
ところで、いまうちのリーダーになってる「[おひさまネコチャン]前川みく+」はみく史上最高にかわいいので、これを出してくれただけでもモバマスには感謝しかないのだった。はやくデレステにも来ないかしら。
Before...
◆ ちき [うう、カウンターの変化で wwwc がページが更新されたと…。]
◆ ただただし [うっそ〜ん。Last-Modifiedは変わってないっすよ。 tDiaryはツッコミがあると更新されたと見なしますけ..]
◆ yamk@出張先 [うぉぉぉっ。うちにもつけたい!! このカウンタの付け方教えてください。]
◆ ちき [あ、つっこみが全件表示されてないので勘違いした模様。スマソ。]
◆ でんすけ [default.idaというCGIを作ってカウンターにしておいて、 それをeRubyの文で埋め込むという方法にしてい..]
◆ yamk@出張先 [なるほど!! じゃウチは default.ida に wwwcounter を仕込んで、日記のページから参照できるよ..]