2001-08-31(金) 10273歩
■ プログラミングRuby―達人プログラマーガイド(トーマス,デビット)
出た出た。帰りに買わなきゃ。
表紙のうさぎには面食らうが(なんでこの業界、動物が好きなんだか)、原書と翻訳で呼び名を変えられるのは便利かもしんない。というわけで、コイツの通称は「うさぎ本」で決まりやね。しかし、「ピカ○ュウ本」の夢はなかなか実現しないのぅ(当たり前です)。でもげっし類までは来たからあと一歩。
2002-08-31(土) 2129歩
■ tDiary: 本日のハンティング
メールで自ら申告いただきました、うわきものの赤くない日記帳。そう、自分で設置したら、申告しなきゃ見つけられるわけはありませぬ。
それからリンクでこれも自己申告のnaoko日記。サポートBBSで質問されてた方ですよね。動いてよかったですねぇ。
アンテナと言えば、なんでやねんの更新情報が取れてないなぁ……と不審に思ってたんだけど、antenna.lirsがないからだ。サーバ移転したときに作り忘れた? というわけで本体を監視するように変更しておく。
◆ きた [amazon.rbいじってみました. あとantenna.lirs生成するようにしたので適当なタイミングでlirs見..]
2003-08-31(日)
■ 週末
なんだかのんびりした週末だった。……ので、ただひたすらこま犬の写真を整理するのであった。最近、一社公開すると倉庫に二社増えるというアリサマだしなぁ。って、tDiaryのToDoと同じだな。人生ってそういうもんか。
2005-08-31(水)
■ FEEDBRINGERは画面の使い方が富豪
FEEDBRINGERのUIが予告(?)からかなりの短期間で変更されたわけだが、Web上の評価を読んでいると、賛否両論あるようだ。
フレーム化(実際はフレームじゃないんだけど)によって、左側のリスト(以降「サイドバー」と呼ぶ)が見えなくなっちゃうことがなくなったのは良い。これは要望どおり。ただ、画面の使い方がもったいないというか、富豪というか。肝心の本文領域を狭くしすぎているので、一覧性がガクっと落ちてしまっている。ここは改善の余地があるんじゃないか。
具体的にどこがもったいないかを図示してみた。デザイン上やむを得ない部分もあるが、デザインよりも「どんなサービスを提供しているのか」を真剣に考えて優先付けを変えるべきだろう。せっかくいいサービスなのにもったいない。
まず、上のバナーとメニューの領域が広すぎる。特にメニューは、以前はサイドバーにあったものをわざわざ邪魔な位置に移動してしまった。この領域は以前のデザインではスクロールすると消えてくれた領域だが、現在のレイアウトではずっとこの位置に留まったままなので、永遠に邪魔である。画面下側の領域も同様。スクロールとともに消えてくれるよう、右か左に固めたほうがいい(このあたり、デザイン面でBloglinesに学ぶべきところは多い)。というか、そもそもこれらのメニュー項目は使用頻度がとても低いのに威張りすぎである。
画面右端には、謎の空白領域があってこれも無駄。IEでもFirefoxでも出るんだけど、なんだろう、これ。スクロールバーの亡霊?
あとは、サイドバーの幅が広すぎて、図のように広大な空白地帯ができてしまっている。FEEDBRINGERがどれくらいの大きさのウィンドウを想定してデザインされているのかわからないが、これも非常にもったいない空間である。おまけに固定幅だし。
2006-08-31(木)
■ バトンにかこつけてW-ZERO3をDISってみる
バトンはやらない主義だが、PDA、使ってますか?という記事があったのでTrackBackしてみる。つーかそれは、バトンではなくアンケートと呼ぶのが普通です。
と思ったら、「character code is not utf8 or ascii (euc)」とか言ってTrackBackを受け付けてくれないし。eucってわかってるなら変換すりゃいいじゃん……。とりあえず、無理やりUTF-8化して送ってみたが。
PDAを現在使っていますか? 使っている方は機種も教えてください
W-ZERO3(WS004SH)を利用中。
過去に使ってましたか? 現在使ってない/使っている理由はなんですか?
pilot1000→PalmPilot→Visor Platinum→Palm Tungsten|E……と、ずっとPalmOS機を愛用。PalmPilot用の着せ替え筐体を製作するほど溺愛していたが、国内サポートがなくなり、通信端末への進化が完全に止まってしまったため、継続利用を断念。
上手な使い方を教えてください
難しいことを聞くなぁ。「肌身離さずに持ち歩くこと」に尽きるんじゃないの?
歴代PDAで最高のマシンはどのマシンでしょうか?
Visor Platinum。割り切った機能、速くて軽快、安いから雑に扱っても気にならず、乾電池駆動で世界中どこへ行っても安心、Spring Boardで拡張性もあった。当時求めうるPDAとしては最高のバランスだったと思う。
今後どんなPDAがほしいですか? あなたの夢のPDAを教えてください
PIMをPCでもPDAでも(さらに携帯でも)参照・更新したいので、PDAローカルにデータを保存したくない。USB(や古くはRS-232C)でPCと同期するなんてスタイルは、通信環境が貧弱な時代の遺物にすぎない。今なら、世界中どこに行っても使える無線通信環境の上で、高速にWebアクセスができれば、それが現代のPDAのあるべき姿だと思う。
ハード的には、シャツの胸ポケットに入るくらいに小型・軽量で、電源の入手が容易いこと(できれば乾電池、今ならUSBから充電できるのが最低条件か)。フルキーボードが付いているに越したことはないが、長年の訓練の成果があるのでGraffitiでも困らない。テンキーだけなのは困る。
という観点からW-ZERO3を見ると、まだまだ理想には程遠い。W-ZERO3を買った目論見としては、まず通信機能に期待していて、(どうせWindowsCE由来のPIMなんて使えないとわかっていたので)PIMをWeb上のサービスで代替してしまおうという考えだったが、道半ばである。
まずスケジューラ(カレンダー)。購入前にPCで使っていたGoogle Calendarはモバイル版がないので早々に脱落。現在はMyKoyomiを使っているが、打合せの場でスケジュール調整をするには、通信速度が遅すぎて、実質的に使えない。通信速度が上がっても、Webのインタフェースは一覧性が低すぎる。代替手段が見つかるまでは、仕方なく内蔵の「予定表」を使っているが、PalmOSに慣れた身としては悲しくなるほど完成度が低い。というか、Windows Mobileの開発者は、これを使ったことがないんじゃないかと疑っているのだが。キーボードを出すだけでフォーカスが失われるなんて、どうかしてる。Google Calendarと予定表をネットワーク越しに同期するツールを書くという最終手段に出るしかないか。
続いてTodoリスト(タスク管理)。これはRemember The Milkのモバイル版をPocketIEで使えばOK。スケジューラと違って人とすり合わせをする場面がないので、通信速度の遅さはネックにならない。RTMはモバイル版でも機能があまり落ちないので、やりたいことはたいていできるのもいい。項目追加だけならメールでもいいし。
それからアドレス帳は、(通話専用の)携帯上で管理することにしているので、PDAでは使わない。メールアドレスも後述するGmail上にあるし。
ここまでがいわば「PIMの三種の神器」だが、現在ではこれにメールを加える必要がある。メールはGmailから転送して、内蔵のOutlookで読んでいる。Outlookの完成度も泣きたくなるほどひどいけど、読むだけならあまり問題はない。メールを出すことは少ないが、OutlookからGmailを経由して出す方法があるそうなので、近々それにするつもり(今はGmailのモバイル版を使っている)。
あとはその他のWebアクセスだが、mixiもLDRもモバイル版があるのでそれらをPocketIEから利用。「簡単ログイン」ができないのがちと不便だが、携帯に比べて画面が大きく、一画面で読める情報量が多いのがいい。携帯と違ってリンクになってないURLもコピペできるし。
Webブラウザといえば、W-ZERO3ユーザにはOperaをもてはやす声が多いけど、とてもじゃないが同意できない。たしかにフルブラウザとしての機能はすばらしいけど、Ajax系のサイトはかなりの割合でOperaをサポートしていないし、だいいち遅くて重くて、とても日常的に使えるブラウザじゃない。起動するまでに何十秒も待つなんて、PDAとしてあり得ない。おれはPocketIEくらいのバランスがいいと思う(まぁ、IEにもダメなところは数多いが)。
というわけで、W-ZERO3……というかWindows Mobileにはかなり幻滅しているのだが(最初から期待していなかったからかろうじて耐えていられる)、PDAに冷たい日本では他に選択肢がないのである。消去法でPDAを選ばざるを得ないような状況で、PDA市場に復調の兆しなんて言われても、にわかには信じがたいんだけど。Palmがauあたりと組んで日本市場に再度殴りこんでくれたら信じてもいい(し、たぶんW-ZERO3から乗り換えるだろう)。
2008-08-31(日)
■ フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)(小川 一水)
売れっ子(だと思う)小川一水の、ハヤカワからは2冊目の短編集。
表題作と「Live me Me.」、「千歳の坂も」は、ある意味はやりのアイデンティティSFで、特に「Live me Me.」なんてネタ的にはかなりイーガンっぽいのだけれど、基本的にはあまり形而上的な方向へは突っ込まず、軽やかにラノベ的な着地をするという。身構えていると拍子抜けするけど、こういのもアリなんじゃないの、とは思う。
残る2作のうち「Slowlife in Starship」は、はやぶさファンとしては涙なくして読めない宇宙モノ。「アルワラの潮の音」は『時砂の王』の外伝で、うーん、まぁまぁかな。これだけ読んでもわけわかだろう。
売れっ子の短編集は、数が揃ったら出版されてしまうので、テーマ性とかを設定するのは難しいと思うけど、もうちょっと粒を揃えて欲しかったかなー。どれも佳作なだけに、トータルで見るとちょっと残念。
■ https://www.amazon.co.jp/dp/9784199500916
いやー、おかしい。腹が痛い。この2人のファンなら読まないと。そうでない場合にはまったく何も保証しないけど。
いわゆるエッセイマンガ。ただし「手紙」の体裁をとっているので、2人が連続して1つのネタについて描く。前半がネタフリ役で、後半がそれを受けてオチをつけるということになるんだが、かといってネタに走りすぎることはなく(むしろ変なネタは少ない)、調理の腕前だけで笑わせてくれる。さすがデビューからずーーーーっとギャグだけ描いてきた2人である*1。
ところで、文庫版の「るんカン」と「クリン」にはおまけマンガが付いていると知って、急激に欲しくなってしまったのだが、どうしたもんだか。もちろんチャンピオンコミックス版は全巻持ってるわけで。
*1 「だけ」というと嘘になるか。とり・みきには『石神伝説』とかあるもんな。
2009-08-31(月)
■ 衆議院議員選挙(の結果がネット世論とかけはなれてる件)
昨日はサッカーを見に行く前に、投票所に立ち寄ってきた。うちの投票所は、門が二箇所にあるんだけど、裏門にだけ出口調査員とおぼしき人が数人張っていた。うちは正門利用者なのでスルー。
選挙権をもらってからというもの、基本的にはアンチ自民でやってきたんだけど、さすがに今回、民主の幼稚な政策を支持するわけにはいかないので、小選挙区・比例区ともに自民に入れてきた。……けど焼け石に水なんだろうなー。
結果は試合が終わったあとでざっと見たけど、案の定ひどいことになっているようだ。民主政権なんて不安すぎる……(と言いつつも、たいして変わらないんだろうなとも思うけど)。小選挙区ならではの傾向ということを抜きにしても、ほんとうにこの国は極端から極端に振れるよなー。
一方、Twitterあたりを眺めていると、民主支持層なんてほとんどいないように見える。それくらいネット世論と実際の民意はかけ離れているので、ネットでクダ巻いてるだけじゃリアルには何も影響を及ぼせないってことだ。2年前のあるある納豆事件から、ネット市民(笑)の影響力はほとんど変わってない。
米大統領選でオバマ陣営のネット活用分析記事を見ていても、ネットで世論が高まったというよりは、ネットを上手に(ツールとして)使っただけで、やはり大事なのはリアルな集会とか戸別訪問なんだなとわかる。投票行くだけじゃなくて、もっとリアルに働きかけないとダメなんじゃね。Twitterにあった津田さんの意見が似たような感じ。おおいに賛成(とは言え、今の自分は何もできないのだけど)。
2010-08-31(火)
■ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(岩崎 夏海)
この本の存在を知ってすぐに読んでみたいとは思っていたんだけど、買いそびれているうちにあれよあれよとベストセラーになってしまった。で、ベストセラーは買わない主義なんだけど、部下が貸してくれたのでポリシーを曲げずに読むことができたよ、ありがとう!
本来の意味でのマネージャーと、日本での「マネージャー」の違いを逆手にとったアイデアの勝利だけみたいな本なのはわかっていたけど、なんというか、本当にそれだけの本だった。元ネタがドラッカーのエッセンシャルだとすれば、この本はいわば「架空の導入事例」で、それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、こういう本がベストセラーになってマネージメントの本来の意味を多くの人に知ってもらえたのはいいことだ。
なによりも重要なのが、本書に出てくる「マネージャー」が最初からマネージャー職としてこの仕事についている点だ(途中、専門職からスキルチェンジしてくる人物がいるけれど、それも彼の特性を見極めた上だ)。つまり、マネージャーは「マネージメント」をする専門家がつくべき仕事であるという描かれ方をしている。
一方、日本でのマネージャーは多くの場合、経験をつんだ専門職がステップアップする先だが、ステップアップとは名ばかりで過去の専門知識が生かせない、いわば「転職」を強いている。結果、日本の多くの企業では本書が説く「強みを活かす人事」とは正反対の人事が行われているわけで(結果としてその企業の競争力を削いでいる)、読者の中にそういう日本の組織のおかしな点に気づきがあるといいなぁと思う。マネージャーは「偉い人」ではないんだよ。
ひるがえって小説としては、しょうもないというか、「ベストセラーってたいていこういう本」というイメージのままだった。文章はつたなくて出来の悪い英語の教科書みたいだし*1、ストーリー展開も丸分かりすぎて、読書体験としてはお粗末極まりない。なにしろ「失敗が大切」みたなことを書いてるわりに、ほとんど挫折らしい挫折もない一本調子の話なので、盛り上がりに欠ける*2。
ドラッカーをベースにはしていないけれど、高校野球にマネージメントを持ち込んでいるという意味では『おおきく振りかぶって』の方が成功もあれば挫折もあって話として面白いのでオススメ(マネージメントをするのは女子マネではなくて監督と顧問だけど)。なによりも本書では省かれている「組織が目標を共有する」場面がきちんと描かれているのが素晴らしい。
◆ エチオピア効果 [もしドラ買いたいけど、どうしようと思ってずっと悩んでた甲斐がありました。よかった。]
2012-08-31(金)
■ 実践 Metasploit ―ペネトレーションテストによる脆弱性評価(David Kennedy/Jim O'Gorman/Devon Kearns/Mati Aharoni
ここ数日けっこうな騒ぎになっていた、Oracle Javaのセキュリティホールに関する報道にともなって、幾度となく名前が登場したMetasploit。その本邦初の解説書である本書をちょっと必要に駆られて読んでいるんだけど、いやー、面白いわー。いままであまり接近してこなかった世界ではあるが*1、Webサービスを開発・運用している身としては他人ごとではない世界でもあり、壁を隔てた向こう側にいる人たちの思考過程とその手法についてよくわかって(いろんな意味で)面白い。
Metasploitそのものはペネトレーションテストをすることを目的に作られているが、そこに含まれているのは歴代の多数のexploitなわけで、ダウンロードするだけでアンチウィルスソフトにひっかかる代物だ。そんな危険なものなのに、オープンソースでリポジトリはGithubにある。さらに開発言語は我がソウル言語であるRuby。こりゃフォローしないわけにいかないし、いつかはパッチのひとつもcontributeできたらいいね。
本書は「実践」とついているだけあって、構成もハードだ。なにしろインストール方法はおろか入手方法の説明もなしにいきなり起動から入る。専門用語の説明も最小限。それくらいはクリアしてから手に取れということだ。一方、ホワイトハッカーとしてペネトレーションテストの正当性を確保するためのルールに関しては前段で丁寧に説明してあり、モラルなくしてこのツールを手に取るなという強いメッセージに背筋が伸びる思い。
そんなペネトレーションテストの設計から入って、ポートスキャン、脆弱性スキャンを経てようやく「攻撃」に至る手順はしごくまっとう。理論は別の書籍に任せるということだろう、周辺ツールの紹介もはさみつつ本当に実践的な手法の紹介に徹している。まだ読みかけだけど、後半にはRubyで書かれたさまざまなモジュールを改造したり新規に書き起こしたりもしているようで、これも楽しみだ。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784873115382
*1 クラッキングをする人たちの住む世界、という意味でだが、もちろん本書の想定読者はセキュリティ監査目的のペネトレーションテストをする人たちである。
2014-08-31(日)
■ 映画『GODZILLA ゴジラ』を観てきた
最近の映画サイトはFlash使ってないからちゃんとリンクが貼れて良いことだ。
映画でも観に行こうかということになって、昨日封切りの実写版ルパン三世か、そろそろ空いてるゴジラかという二択で、ゴジラにした。地雷っぽさではルパンが上だけど、ゴジラの方もネット上でみかけた評価は賛否両論だったので立派な地雷映画だとは思うけど(笑)。
結論からいうとイマイチだったんだけど、最初に良かった点だけあげると、終盤のパラシュート降下からの絵作りは好き。特にゴジラのすぐ脇を降下していくシーンは、円谷っぽさすら感じられた。ゴジラが手じゃなくて主に口で戦うのも悪くない。そのわりには口が小さすぎる気はするが。あと放射能光線の描画がきれい(さすがハリウッドクオリティ)。
えーと……良かったのはこれくらいですかね。帰宅しながら、口直しに録画してあるリマスター版初代ゴジラか、平成ガメラを観返そうか、なんて話をしていたくらいにはダメな感じだった。以下ネタバレ含む。
冒頭から「化学反応で放射能レベルが上がった」みたいなセリフがあって、また放射能不感症のハリウッド映画かーとがっくりきたのだけど、さらにラストシーンでやらんでもいい核爆発をやらかしてくれて絶望。あそこは主人公が必死にタイマーを止めてハッピーエンド以外にないだろ、アホか。3.11以降、日本人だって核に関する基礎的な知識があるわけじゃないことが露呈したけれど、ハリウッド映画の核の描き方の無神経さは想像を絶する。
3.11といえば、日本ではしばらく津波を描いた映画は撮れないんじゃないかと思ってたけど、あれだけバンバン津波が出てくる映画を輸入してるってことはそういうデリカシーは映画界にはないのかもなぁ。そもそも9.11があったアメリカで、ビルに飛行機が突っ込む映像を作っちゃってるんだもんな。
敵怪獣ムートーのデザインがまんま「悪魔」なのもしらける。別に人類 vs 怪獣みたいな構図じゃなくて怪獣同士の対決にするのはいいし、ゴジラを変に「人類の味方」みたいな描き方をしないのも良いけど、ムートーを悪魔デザインにした時点でゴジラがヒーロー役確定じゃん。ステレオタイプには良い側面もあるけど、これは悪い面だと思う。
だいたい、プロットが平成ガメラのまんま。あぁ、ムートーがギャオスで、ゴジラがガメラね、という。九州から東京に移動するかわりに太平洋横断か。卵も産むし。あとはマナを放射能に置き換えた? それに、いかにもハリウッド的な家族愛がストーリーの主軸だったりして、手に汗握る場面がぜんぜんないの。おまえ怪獣映画を本気で撮る気ないだろと突っ込まざるをえない。
あ、そうそう。それでも以前作られたニューヨーク版のゴジラよりは何倍も良かったよ!!
2015-08-31(月)
■ ルータ買い替え: NEC Aterm WG1800HP2
この夏の暑さのせいかときどきハングしたような動作をするので、ルータを買い替えた。前回の買い替えは約7年前。引っ越しと同時に買い替えたと思ってたけど、少しあとだったか。買ってからしばらくほったらかしにしてあったんだけど、8月最後の週末だからということで重い腰を上げた。
今回は大人しく、Atermの軍門に下る。一番いいヤツからひとつ下のモデルなのかな。こんだけいろいろ入ってて1万円は安いよなぁ。ちなみにこれでようやく自宅のWiFiが5GHz帯になった(←ひどい)。端末の方はとっくに対応機種になってたんだけど。
で、そのWiFi接続がえっらく簡単になってて腰が抜けたよ。付属のNFCタグにXperia Z1fを近づけるだけでWiFi設定が完了。でもかみさんのHTC J butterflyは専用アプリをダウンロードしろというメッセージが挟まったので、国産メーカー品には元々なにか入ってるのかな。NFCが入ってない機種でもQRコードを読ませるだけで同様の設定ができて、いいことだなぁと思った。
もっともそのNFCタグをどこに保管しておくかという問題はあるわけだけど。マニュアルに貼付欄があるけど、それはどう考えても適切な場所ではないと思うな。本体に貼っとくのがいい気がする。もしくは冷蔵庫とか(冷蔵庫の寿命に依存するのが難点だが)。
これで完了と思いきや、なんと有線LANがつながらなくて焦った。設定ページにはスマホからもアクセスできるのでいろいろ設定を見なおしてみたけど問題なくて、初心に帰ってケーブルを一本ずつ抜いてから差し直したら開通した。やっぱハードウェアは信用ならん。正確にいうとハードウェアを操作する自分が信用ならん。
(ディスコンになるとAmazonからも消えるのだなぁ。リンクは後日消去)
2020-08-31(月)
■ 5ヶ月ぶりに「出社」
3月末からフルリモートになって以降、一度も出社せずに仕事をしてきたのだけど、順延になっていた健康診断の日がやってきてしまい、とうとう「出社」(←"社"じゃない)する羽目になってしまった。おまけに明日からは「出社申請」なる手続きも廃止される予定だというのに、今日は必要なんだよなー(緊急事態宣言明け以降の出社には上長の承認が必要だったのだ)。
病院側も三密を避けるためにほんとうに苦労しているようで、手指消毒から検温はもちろん、着替えの人数やら検査手順やらにいろんな制約が入っている。使用機器も1人ずつ拭かなきゃいけないし。スタッフもずーっどマスクに手袋*1。1年くらいまるっと延期しちゃってもいいと思うんだけど、そうもいかんのだろうな。雇用の問題もあるしな。
で、採血のために朝食抜きだったので、終わったあとはたっぷり糖質を取るのだ。近くのコメダでシロノワーーーーール! 今は限定の「まっしろノワール」、なんと練乳がけ。くっそ甘い。だがそれがいい。そして、例年後悔するのにやっぱり頼んでしまうモーニングトースト。あー、腹いっぱい。
*1 手袋は気休めどころか悪影響もあるって聞いたことがあるけど(長時間つけていると小さな穴があく)、それよりなにより暑いだろうなぁと気の毒になる。
◆ crashdaemon [初めまして。いつも HDD の中でお世話になっております。たださんの HDD はとっても住み心地がいいのですぐ入って..]
◆ ただただし [いや〜ん、来た〜(泣)。]
◆ アル・フミーン [どうも、失礼致しました。 http://alfumien.allnet.ne.jp/~alfumien/diary/..]
◆ こ〜りん [1.2.0だと、H"で見ると、ツッコミの全文が表示されません。 1.1.4だと、全文表示されますが、@comment..]