2000-08-30(水)
■ Kondara 1.2
午後からKondara 1.2環境のある事務所に出勤。マシンをいじっていると、みんなに「telnetとftpのポート開けました?」と心配される。とほほ。大丈夫、ちゃんとやりました。もっとも、これだけ環境が分散してくると、SSHを導入すべきでもある。課題にしておこう。
VJEとxntpd、JVimを入れて、Netscapeを4.75にアップデートして、セッティングはほぼ完了。Netscapeは史上最悪のセキュリティホールと呼ばれる大穴がJavaにあるので、人として必須でしょう。あとはメーラーだなぁ。会社で使っているIMAPサーバーではprocmailであらかじめ振り分けをしているので、Netscape MessengerやSGmailではどのフォルダに未読メールがあるのかさっぱりわからない、という問題がある。日ごろWindows上で常用しているBecky!には接続時に全フォルダをさらって未読情報を更新してくれる機能があってちょ→便利なんすけど。というわけで、そろそろVMwareを入れる時期であろう。メモリが足らんけど。
2001-08-30(木) 9586歩
■ > _tom_さめ
パイプからの読み出しがうまくいかない拳、そういうことはあまりしたことがないのでよくわからんです。考え方は間違ってないと思う。手元では動いてます。何か子プロセス側で発生条件があります?
IO#sync
がらみかと思ったけど、パイプの読み出しはtrue
だから問題ないし……。
■ > あぱれるさめ
ザブングルTV版BOX Part2出てます。完結だそうです。
2002-08-30(金) 5479歩
■ 伊東にて(3)
そして、研修が終わったあとは、灼熱のサーバルームでtDiary.NetのマシンにUPSをつける作業をするのだった。つーか、こっちが主目的?
◆ suzune [お疲れさまでした。 キッチリ30分電車待ったでしょ(笑)?]
◆ projectd@浜松 [ざんねーん。もう都会へ帰ってしまわれたのですね。明日だったらお会いできたんですけどねー。 今夏は無事超えたので、あと..]
◆ Nyan2 [サーバルームを、サバイバルルームと読み間違えました。 ……でも、その方があってる!?]
◆ suzune [灼熱地獄でtDiaryサーバは生き抜くことができるか? って意味では合ってるカモ知れませんね(笑)]
◆ garsl [突然すいません。amazonの書影格納サーバーがimages-jp.amazon.comに変更されましたので報告です..]
2003-08-30(土)
■ はてなダイアリーからのリンク
なぜか最近、はてなダイアリーからのリンクが多い。で、見に行ってみると、本文中には言及がなくて、よく探すとサイドバーにアンテナが入っているというパターン。うーむ。
この手法は以前から知られていたが、なぜ最近また増えてきたのかな。refererベースのコミュニケーションをする場合、こういうノイズが入るのは仕方がないことだ。だが、人の日記へ言及する可能性がある人は、アンテナのようなリンク集を日記と同じページに入れない方がいいと思う。なぜかちゅーと、おれみたいにノイズが嫌いな人は、そういうリンクを発生させる日記からのrefererを記録しないようにしてしまうからな(笑)。
ちなみに今、URLに「antenna」とか「link」が含まれてるサイト(他にも「natsu」とか「tama」とか[笑])からのrefererは最初から外すようにしてある(最近の悩みは、このルールにあてはまらない妙に個性的なURLを持つアンテナが増えたこと:-)。たぶん今後もはてなダイアリーに埋め込まれたアンテナからのrefererが減らないようだと、d.hatena.ne.jpからのrefererもはじくことになるだろうなぁ。個々の日記を区別するのは面倒だし。
2005-08-30(火)
■ 投げ銭をもらう
昨日の記事で、初めてはてな投げ銭をもらった(ありがとうございます)。被ブックマーク数もそこそこだし、みんなメタウェブログ話が好きだよなぁ。おれは嫌いなんだけどなぁ(笑)。
それはそれとして、はてなダイアリー以外の場所で投げ銭に対応しているサイトは、対応している旨をちゃんと表明しておかないと不親切(?)だと思った。どっかにバナーとかないんだろうか。……と思ってググったら、はてなアイデアに提案があった。が、20日ほど放置状態。提案してる暇があったら作っちまえばいいような気もするが。
追記
というわけで、うんとシンプルなヤツを作ってみた。コピーフリー。
■ LLDN: Rabbitサーバ
kouさんはこんな風に嘆いているが:
irbでRabbitサーバ(というかRabbit本体それ自身!)と直接対話しているのがすんごーーーいカッコいい!と思うんですけど,結局誰にも伝わらなかったみたいでしたね
いやいや、あれはよかったでしょー。そもそもirbからdRubyサーバをいじるというのは王子本でも採用されてる正統派スタイル。Rubyistには十分に伝わったと思われる(他言語ユーザにはぜんぜん伝わらなかったかも知れない[笑])。
あれができるってことは、スケジューラを組んで自動プレゼンとかできるわけだよねぇ。プレゼン時点での最新データをネットから取ってきて動的に埋め込んだりしてさ。で、聴衆のPCからRabbitサーバがハックされて、プレゼン中に変な言葉が挿入されたり。夢が広がりますなぁ(夢?)。
蛇足: そう言えば、花園神社でこま犬を撮影していた時、変な人を見るような目つきで遠巻きに歩み去っていった人影は、kouさんだったような記憶があるのだが。いや、たしかに変かも知れんけど!
■ 大戸屋新横浜店
9月9日から9月15日まで店内改装のため休業。がーん、昼はどうしたら……。
◆ otsune [>林家ペーパー 高度なボケツッコミだ]
◆ ただただし [ボケツッコミは置いておくとしても、変人扱いされているのは確かなようだな…… #もちろんこま犬watcherは、他の参..]
◆ kou [すいませんでした. はしゃぎすぎました...]
◆ ただただし [えーと、冗談だとわかっているので、気にしないで下さい:-)]
◆ 咳 [かっこいいよね。Smalltalkな人には永続的なImageをWorkspaceから操作する様子を連想していただきた..]
◆ kou [あ,Ringしてませんでした. なんか,RingするよりだったらRindaした方が面白いような気がするんですけど,パ..]
2006-08-30(水)
■ 民家パラボラ
松江駅から米子空港行きバスの乗客は、おれひとりだった。ちなみに乗務員は運転手含め2人。大丈夫か、この路線。飛行機もこの調子で独り占めだと自家用ジェットみたいでいいんだが。
いや、そんなことはどうでもいいのだ。空港への道すがら、庭に巨大なパラボラを構えた民家(?)を発見。走るバスから携帯カメラで流し撮りという情況だったので比較対象のない写真になってしまったが、φ4〜5m程度? 庭にパラボラというか、庭「が」パラボラという感じ。「https://www.amazon.co.jp/dp/4062119668」かよ。つーか、自宅に置くサイズじゃないよなぁ。民家じゃないのかも。
でもまぁ、ちょっと夢を見てしまったよ。自宅に置くなら最低でもこのサイズだよな(さっきと言ってることが違う)。
追記: ツッコミを参考に調べてみたら、4〜5mどころじゃない、どうやら9mあるらしい。ありえねぇ……。
2007-08-30(木)
■ nippon2007(初日)
初日なんだけど、悲しきサラリーマンはふつーに仕事なわけです。設営含めて6日も休めるか!
で、17時に終わるはずの会議が18時に上がって、横浜まで出てみたら東急線が止まっててみなとみらいまで行けない! なにこの逆境。やむなくタクシーで会場入りして、明日から使う新しい受付の設営を22時まで……。
でもまぁそれでもオープニングセレモニーには出たけどね。遠くの方になにやら嬉しそうな志村さんを発見したけど声をかける暇もなし。
- SF大会名物のオープニングアニメをついに生で見た。
- 小松左京のボケ老人コスプレ。
- ブリンの娘がめちゃめちゃカワイくて、早くも今大会最大の収穫。
麻生太郎から祝電があって、場内(の一部日本人が)爆笑。でも井上さんの解説はツボを外してたね。あの笑いは「ローゼン麻生」に対するものであって、野田昌弘の親戚に対するものじゃない。
2008-08-30(土)
■ LL Future
ちょっと遅刻したけど、なんとかLarryの講演には間に合った(写真ひどいな)。講演の内容は、わかったようなわからんような。英語力が完全にサビついてるわ……。
ちなみにチケット1000枚売って、入場者800人以上だそうだ。よくもまぁ、プログラミング言語限定イベントでここまで大きくなったもんだ。
もっとも、内容的にはちょっとどうかなー。今回、パネルディスカッションっぽいセッションが多かったんだけど、パネルの成否は事前の仕込みと司会の仕切りに依存する。なんとか見られたのは、GolfとTAKESAKOセッションだけだったなぁ*1。
もちろん、いつものようにLTは面白かったし、アートセッションも目新しくて良かった。
*1 裏でやってた「とかちゴールド」のUstをずーっと聞いていたくせに偉そうなことを言えたものではないけど。
◆ おでん田中 [「ちっぱいブラチラ組」に見えました。 そう思って見ると、微妙な「いやらしさ」がありますね(笑)]
◆ takahashim [LL Futureご来場ありがとうございました! >GolfとTAKESAKOセッションだけ や、パネルは全部で4..]
◆ ただただし [>おでん田中 写真の方はブラチラで合ってるんだけど、なんでそうなったのかを説明するにはこのツッコミ欄は狭すぎるので妄..]
◆ エチオピア効果 [それでP名は貰ったんですか? たださんなら動画なんか作って無くてもP名貰っておかしくないはず! も、もしかしてち○○..]
◆ ただただし [ニコマスをなめたらあきまへん。 おれには絶対あんなすごいモノ作れませんよ。]
◆ エチオピア効果 [ニコマスといっても様々ですし。 歴史タグで「tdiaryの歴史」なんてどうでしょう。 全く資料調べが要らないので簡単..]
2009-08-30(日)
■ 伊豆スカイラインで車載位置の調整
というか、8月はぜんぜんバイクに乗れなかったので、雨が降りそうな中、ちょっと走ってきた。普通に伊豆スカ全線だけど。
最近は、ライトの前に付いているスタックバーにクランプを付けているんだけど、車体が何も写り込まないし、その割には乗車中に操作できないし……というわけで、他のポイントを探す旅。こうやって撮影したデータは溜まる一方なんだけど、ぜんぜん編集してない件。
いつもはタンデムシートを外しているんだけど、先日の信州ツーリングでタンデムしたついでにリアキャリアも復活させたので、そこに固定してみたのがこれ。ライダーの体が画面の半分を占めてるとか、ありえんなー。もっと外向きに取り付ければよかったのか。
あと、キャリアはプラスチック製なので、また車体の後端にあるせいもあって、振動がハンパじゃない。これは使い物にならないので却下だな。キャリアを外したあとに、金属パイプでマウントを作ってみるというのはあるかも知れないけど。
続いて、タンデムステップの支持フレーム部分に固定。さっきの失敗を反省して、外向きに付けてみた。写り込んでいるのは右脚とシリンダーヘッド。なかなか悪くないんだけど、カメラ位置が低すぎて、右コーナーでは路面が迫ってきてちょっと怖い。これを長時間見るのは厳しいかもなぁ。
というわけで、ライダーの背後から撮るのはけっこう難しいということがわかった。所々に挟むのは変化があって面白いかも知れないけど、なにしろ止まることが大嫌いなので、カメラ二台構成にしてもしないかぎりそんな絵は撮れっこないね。
で、次はスクリーンの内側にいい場所を確保できたので試してみようと思ったら、電池切れ。おまけに予備バッテリを忘れてきたという(笑)。こっちはまたこんど。
迫力のあるローアングルで、エンジン音を拾いやすく、乗車姿勢で操作ができるというベストポジションはシリンダーの真上あたりだと思うんだけど、そこにはフレームがないからなぁ。エンジンそのものがフレームの構成パーツのひとつになってると、こういう時に困る。
そうそう、先日作った振動防止パーツだけど、試しにゴムひもを使って固定してみたものの、まったく効果がなかった(笑)。ゴムといってもキリキリ伸ばしきってあるので、伸び縮みする余裕はなかったのだけど。固定するならもっと他の場所にしないと、このマウントの場合は効果が出ないのかも知れん。この辺は来月の車載オフで相談してみるかー。
■ 川崎 1-1 清水@等々力競技場
台風が来るよ来るよと言われていたのに、普通に軽装で来てしまい、寒さに震えるしまつ。おまけにいつもと同じくらいの時刻に会場入りしたにもかかわらず屋根のある席の競争率が高くて(当たり前だ)、露天席しか取れなかった。
案の定、試合開始を前にして本降りに。オー・ノー。しょうがないので、屋根のあるところで90分間ずーっと立ち見。これは疲れた……。
おまけに試合はしじゅう清水におされ気味、先制されてしまう。なんでこう、オレンジ色のチームには弱いのか。前日に首位の鹿島が破れているので、ここで勝って勝ち点差を詰めないといけない試合なのに、いっしょに仲良く負けてどうする!
で、後半ロスタイム、さすがにもう追いつけないだろ……とあきらめかけたところで、ヒロキの同点ゴール。ひえー、ロスタイムの得点って、今期何回目だよ! なんちゅう粘り腰だ。これは貴重な勝ち点1だなぁ。
◆ Marlowe [最初は、車載が撮れるだけで嬉しかったけど、慣れると何処にマウントしたら良い絵が撮れるのか悩みますね。]
2010-08-30(月)
■ 個人的なRubyKaigi2010総括と「最終回」について
クロージングで高橋さんが「次回最終回!」とやったもんだから、各所で議論が巻き起こっているわけだが、おれもちょっと書いておこうかな。あくまで個人的なもので、実行委員の総意でもなんでもない。
自分はまだ「RubyKaigi」と正式に名乗っていなかった初回の2006年にスピーカーとして参加。そのあとは実行委員に加わって、2007、2008、2009そして今年の2010と都合4回のスタッフとして関わった。まずはその5年間の変化をみてみたい。
懇親会で料理が余るようになった
2006年、2007年あたりの感想を探してみるとわかるけど、開始当初はホントにもう、あっというまに懇親会の料理がなくなってた。「Rubyistは酒もタバコもやらないけどやたらと食う」と認識した我々は、一昨年のつくばで「質を落としてもいいから量を出す」方針で懇親会を設計し、みごとに多量の料理を余らせたのだった。
そんな反省も踏まえて、適切な量と味を提供した今回の懇親会がどうだったかというと、これまた余ったわけだ。高井さんのパーティ設計がよくできていることはもちろんだが、どうみても食わずにおしゃべりしてるようにしか見えなかった。
つまり、懇親会に来てみたもののたいして知り合いがいないものだから、手持ち無沙汰な時間を食うことで消費していたシャイなRubyistたちが、おしゃべりに忙しくて食うことも忘れるようになった。これが5年間の変化。
「会議」が「講演」にとってかわった
一昨年のつくばで、初めて本格的にインターネット中継を開始。これに対して「有料参加者と(自宅で中継を見ている)無料参加者が同じコンテンツにアクセスできるのはどういうわけだ」という批判があった。ネット中継があたりまえのこんにちからすれば笑い話だが、これを真面目に受けて「わざわざ(身銭を切って)現地に足を運ぶ価値はなにか」を考え直した。
最終的に「一箇所に集った人たちと直接会って話をすること」そのものが価値だという(ありきたりな)結論になったわけだけど、これはつまり、ホールでの講演そのものは「おまけ」ということだ(大事なのはそのあと)。だから無料で中継しちゃう。「Lightning Talksは懇親会の直前にする」という2007年から始めた慣行も、「講演した人は話しかけてもらいやすい」から、できるだけ多くの人に「話す」きっかけを持ってもらうためだし、実は以前からこのあたりにブレはない。
で、それを受けて始めてみたのが2009年の「企画部屋」だ。単に廊下で立ち話ではなくて、ちゃんと場所をとって目的をもった議論をしてもらう。これぞ「会議」ではないか。
これがほとんど告知をしなかったにも関わらず好評だったので、今年は大々的に展開してみたら、むしろホールよりも集客してしまったという。実際どの企画も面白かったようだし*1、一部を除いて中継もされてないから、まさに現地に足を運んだ人のためのイベントになった。
ただ、これを2006年や2007年にやってもお寒い状況になったのは想像に難くない。つまりこの5年で、Rubyistたちは企画部屋を盛況にさせられるだけのスキルと社会性を身につけたわけだ。
おまえらはもう、十分につながったよ
(おそらく)リアルなつながりを求めて始まったRubyKaigiは、そんな参加者たちのスキルアップと歩調を合わせながら、一緒に進化してきたわけだ。RubyKaigi2010で、Rubyistたちはもう十分につながった。これ以上続けていると、混じり合って集合意識になっちまう。
いまだにアンケートなどには「内輪すぎてなじめなかった」的な感想が寄せられることがあるのだけれど、1日あたりの参加者が数百人もいて、しかも毎年規模が拡大しているのに参加者の9割が満足する「内輪の集まり」とか、ありえないから*2。つまりこれは、内輪ではないけどみんなつながってるという稀有な状態なのだ。
ここまできたらもう、次のステップに進まないといけない。だから今のスタイルの継続という意味では次で最終回なのだ。
「次があるとしたら」について考えるなら、ポイントはこの「つながってる状態」を利用して何ができるかでしょう。なにしろ、いまだにリファレンスマニュアルプロジェクトの進捗が遅々としていたり、ruby本体のバージョンが0.0.1あがるのにえらく時間がかかってたりするわけで、せっかくつながってんのに色々ムダになってるんだから。
RubyKaigiは、Rubyコミュニティに新しい状態をもたらして死ぬのです。生まれ落ちた子供たちには、親とは別のミッションがあるのです。
ところでRubyKaigiを殺したのは誰か
クロージング後のIRCのログより:
kaz_japon: これも、たださんデスノート伝説の新たな一ページ
unak: そうか、tdtdsか...
okkez: デスノートおそろしす
tdtds: おまえら……
ま・た・お・れ・か。
じゃあしょうがない。責任をとって、次回のRubyKaigiではスタッフではなく一般参加者として参加するよ。
まぁ冗談は抜きにして、2006は発表後体調が悪くてあんまりちゃんと参加してない(懇親会も出てない)し、その後はずっとスタッフだったので聴きたい講演も聞けず、参加したい企画にも行けずという状況が続いていたものだから、最後くらい普通に聴きたいものを聴いて、参加したいものに出席したいな。たぶん、スタッフとして参加する方が何倍も充実感はあるのだろうけれど、一度くらいは、ねぇ。
写真はいつものように高井さんのPhotoSetから。
2011-08-30(火)
■ KindleのPersoal Documentsサービスがメタ情報を落としてしまう問題(解消)
1週間くらい前からだろうか、毎朝メールでKindleに自動送信している新聞・雑誌のドキュメントにタイトルと作者がつかなくなった。上に載せたスクリーンショットみたいな感じ。ちゃんとkindlegenで生成するときに生成日時や作者名を入れるようにしているのに、である。これでは夕刊と朝刊の見分けがつかないではないか。
ChromeのSend to Kindle拡張などを使って送ったものはタイトルだけは出ているが、作者の欄には利用しているサービスの送信元メールアドレスが出ている。ということは、タイトルと思われる部分も単にファイル名が出ているだけか。新聞のファイル名も「nikkei.mobi」だもんな。おそらくMOBI→AZW変換でミスっているのだろう。
こんなあからさまなバグはすぐに直るだろうと思っていたので我慢して使っていたが、いつまでたっても直らないので、しょうがなく(例によってひどい英語で)Kindleサポートにメールをしてみたのだった。「12時間以内に返事をするよ」というThanksメッセージが出たけど、この約束が守られた試しがないので、気長に待つけどさ。直るの待たずに、ファイル名にメタ情報を持たせたほうがいいかなぁ。メールに添付する日本語のファイル名って、個人的に禁忌にしてるんだけどなー。
2011-08-31 追記
とか言ってたら翌朝にはちゃんと返事が来てた! Amazon(.comの方)ゴメン! そういえばいままで返事が遅かったのはAmazon(.co.jpの方)だったね(笑)。
もっとも返事の内容は「著者名のかわりにメールアドレスが出るのは仕様だから。でも要望として開発チームにあげておくね」という、自社サービスに対して無知をさらけだしてくれるシロモノだったので、さすがにピキッときて、「数週間前まではちゃんと出てただろごるぁ」的な返事を書いた。英文メールは消耗するわ……。
次の返事はいつ来るでしょうか。
2011-09-03 追記
突然、今日の夕刊からメタ情報がちゃんと表示されるようになった。例によってAmazonからはなんの連絡もないが、直ったらしい。向こうの時間で金曜に直してデプロイしたというところか。まぁ、彼らがバグを認めた試しがないので、連絡はないと踏んでるけど。
2012-08-30(木)
■ 今日もプチプチとgemのproxy対応
proxyの内側でrubyを使ってるのは世界中でおれだけなんじゃないかと感じつつある今日このごろいかがおすごしでしょうか。今日はTwitter認証を使っているツールを動かそうとしたらホストが見つからない的なエラーを吐いたので「またか……」と思いつつ対応しました。
認証の実装に使っているのは例によってOmniAuthなのだけど、Twitterの実装はOmniAuth Twitter。この中でRuby OAuthを使っていて、HTTPでの通信をしているのはこれ。
OAuthの方はちゃんとproxyを意識した作りになっていて、外部からオプションで:proxyを与えればちゃんをそれを使うようになっている。ので、OmniAuth Twitterの方で環境変数を見てオプションを変えるようにしたものをpull requestして、これはすぐに取り込まれた。めでたしめでたし。
……とはいえ、数あるOAuth利用者がいちいち同じ対応をしなきゃいけないのは良くないよなぁ。できるだけ上流、この場合はOAuthの方で対応した方がいいかなー。さらにさかのぼってNet::HTTPで、というのは行き過ぎだとは思うが、その境界はどこにあるのか。悩ましい。
2017-08-30(水)
■ ミリシタイベント「ミリコレ!」
前回のミリコレから大きく変わって、新規カードが累積ポイントではなくコインガシャから出るようになった。しかも天井なし。
最近、デレステの方がどんどんゆるくなってる(今日もライブのコンティニューに必要なジュエルの数が50から10になった)一方で、ミリシタはけっこう厳しい設定だから、ミリシタがものすごい極悪ゲームのように感じてしまうんだけど(笑)。世の中にはもっとひどいソシャゲはたくさんあるし、実際にはそんなにひどいわけではない。
おまけに今週はゲームやってる暇がないくらい忙しいのはわかっていたので、出ないなら出ないでしゃーないか、とはじめからあきらめ気味だったけど、運のいいことに忙しくなる直前に美奈子を含めて3人ともドロップしてくれたのでよかった。自然回復だけでここまでやれれば十分である。
今日は3時15分からSideMのゲームが始まったけど、さすがにやってる時間はないかなぁ。チュートリアルくらいはやってみるか。
2018-08-30(木)
■ 「はてなダイアリー」がついに終了するそうだ & tDiary on Dockerの話
インターネット老人の多いおれのTLではけっこうな騒ぎになっているが、はてなダイアリーがついに来春終了するそうだ*1。
まぁなんというか、Web日記ツール/サービスとしての朋友を失うような寂しさはありますなぁ。既存の記事はそのまま残すと言っていてそれは(パーマリンクを残すという意味で)すばらしい。そういう心意気が、まだはてなには残ってたんだーという*2。
そんなはてなダイアリーの話にはかならずtDiaryが引き合いに出されるので今日もそこそこバズっていたんだけど(「まさかまだメンテされていたとは!?」的な反応が大半w)、tDiaryはコードこそレガシーじみているものの運用環境はキャッチアップしているので、いろいろ楽になっている。
一番楽なのがHerokuなのは変わらないんだけど、最近はTwitter認証の導入も面倒になってきたので、手元にDocker環境があればその上で動かすのが依存サービスも少なくて楽だと思う。これだけで動く:
# docker run -d --name tdiary -p 9292:9292 tdiary/tdiary:latest
あとはブラウザでlocalhost:9292にアクセスすれば見える。ためしにDocker for Windowsやってみたら普通に見えてちょっと感動する(笑)*3。
もし手元に既存データがあるならこんな感じで(dataディレクトリ下に既存データを置いて):
# docker run -d --name tdiary -p 9292:9292 -v $(pwd)/data:/usr/src/app/data -v $(pwd)/data/public:/usr/src/app/data/public tdiary/tdiary:latest
これだけだと認証情報が入ってなくて日記が書けないので、BASIC認証の設定をする:
# docker exec --it tdiary bundle exec bin/tdiary htpasswd Input your username/password Username: New password: Re-type new password:
実際に公開運用するにはnginxあたりのreverse proxyを置いてhttps終端させるとかする必要はあるけど、動かしてみるだけならdockerコマンド一発で済むのはCGIの設定で右往左往していた10ン年前からすると時代は変わったなぁとしみじみしますね。
2021-08-30(月)
■ スマホからCOCOAをアンインストールした
あいかわらずスマホのストレージがパンパンなのにいい感じの次期主力戦闘機が決まらず困っている状況なので、いらないアプリは見つけ次第消すことにしているのだけど、今日はCOCOAこと「新型コロナウイルス接触確認アプリ」を削除した。
ワクチン2回目の接種から今日でちょうど2週間たって(いわゆる「フルチン」状態)、まだ感染対策は継続するものの、感染そのものを極度に怖がる必要はもうなさそうというのがある。仮に感染した側になっても、もう保健所もCOCOAを利用してないなんて話もあるし。
そもそも、COCOA側がもうまったくアップデートされなくなってしまい、デルタ株の感染力を考慮した「接触の再定義」が必要なのにそれもないときては、もうアプリの存在価値そのものがなくなったと判断していいだろう。
唯一の心配はCOCOAのインストールを前提としたリアルイベントの存在だけど、そういうのもそろそろワクチン接種の有無を判断基準にするようになるだろうしね。
根拠がよくわからんみたいなコメントをいくつかもらったので、少し補足しておくことにした。まぁだいぶ端折って書いたのは確かだ。あと面倒なのでソースは貼らない(のちほど気が向いたら貼るが、オーダーさえ合ってればいいので細かい数字を議論する意味はない)。
まず、COCOAの「接触」の定義は、感染者と1m以内に15分間いっしょにいることである。COCOAの狙いは、これで濃厚接触者をあぶりだして保健所に連絡させ、PCR検査率を向上させたり、感染経路の特定をするところにあった。1年前ならこれで良い。十分に大勢の国民がCOCOAをインストールすれば、クラスタ発生を確実に押さえる武器になっただろう。
しかし現在、状況は大きく変化している。
1つはもちろん、感染力強いデルタ株の台頭だ。新型コロナウィルスの感染パターンの研究も進んで、エアロゾルによる(事実上の)空気感染があることわかった以上、「1m、15分」ではまったく足りない。仮に「3m、5分」にしよう*1。これで面積にして9倍、時間にして3倍の時空が「接触」の範疇になった。ざっと30倍。市中感染が当たり前の昨今では、このエリアに入ってくる感染者は30倍ではまったく効かないだろう。毎日報告されている感染者数を加味すると、さらに10倍くらいになるはずだ。
この時点でCOCOAの有効性はだいぶ怪しい。ようするに、いまのCOCOAは1年前と比べて網の目の大きさが300倍のザルになっている(300人の感染者と接触しても1人しか報告してくれない)。これに加えて、ワクチン接種が進んだことも大きな変化だ。
ワクチンを接種しても感染そのものを防ぐ効果は限定的とされているが、2回接種すると仮に感染しても無症状の割合が高くなる。検査にひっかかった内の無症状者が50%という報告もあるが、そもそも無症状者は検査を受けないので、割合はそれどころではない。人口の半数近くが接種済みの現在、報告されている感染者数を超える人数の無症状者がいると考えて良い(ザルCOCOAの網の目がさらに倍くらいになった)。
このように性能面で数百分の一になっているCOCOAは、そもそも期待していた性能を発揮できるだけのインストール数すら稼げていないので、さらに効果は落ちる。トータルでざっくり1/1000くらいのオーダーで期待外れになっているといえよう。3桁落ちの性能のソフトウェア、入れておく価値がある? ないね。こちとら数十MBだって惜しいくらいにカツカツなんだ(笑)。
このようにCOCOAからの通知に期待や恐怖を抱く必要性はもはやない。仮に通知がきたとしても、それまでにも1000人の感染者と「接触」してるんだと思えば、些細な話だ。通知の有無と関係なく任意でPCR検査を受けても、結果に違いはないだろう。
一方、自分がなんらかのタイミングで感染者だと判明した場合はCOCOAに報告する価値はあるかも知れない? いや、それすらも今は無価値だ。自分の報告は、されなかった報告に埋もれて見えなくなる程度のノイズにすぎなくなっている。保健所もそんなことは先刻承知だろう。
*1 ショッピングモールですれ違っただけで感染したなんて事例もあるので、本当は1分にしたいところだが、スマホが提供するセンサーの解像度が最小5分なのでしょうがない。
Before...
◆ こ〜りん [捕獲は覚悟の上だそうなので、タレコミ 忘備録のような駄文 kjさん http://www.ns.kogakuin.a..]
◆ こ〜りん [備忘録じゃなくて、忘備録ですよー。]
◆ kj [捕獲ありがとうございます。三日坊主にならないようがんばります。]
◆ yamk [備忘録(びぼうろく)であってますよ。忘備録(ぼうびろく)というのはないです。少なくとも ATOK13 だと「備忘録」..]
◆ でんすけ [ぬぅ、このままだと帰国するころには1.2になるかなぁ。 おつかれさまですん。]
◆ yamk [む、元の日記がそういう名前なのか‥‥。がーん。わざとなのかなぁ。]