2008-04-01(火) [長年日記]
■ 【スクープ】高校野球を蝕む電■の陰謀!!(2008年4月1日掲載)
2007年8月某日。近畿圏のとある高校の校長室。
連盟の方から来た人(以下「連盟」)「……というわけで、ご協力をお願いできませんか」
監督「そう仰られても……うちの選手にそんなハレンチな真似はさせられません」
連盟「ご存知のように、高校野球の人気は下降の一途です。熱心なファンは球場に足を運んでくれるが、それ以外の国民は、大会中であることすら知らないことも珍しくない」
監督「我々はファンを増やすために野球をやっているわけではありませんよ。スポーツを通して健全な青少年の育成をですな……」
連盟「こんな場で建前論はやめましょう。野球ファンの減少は、野球をする環境の悪化に直結します。プロ野球中継の視聴率はここ数年、低下の一途です。生徒さんたちの就職先がなくなるかも知れないという危機感を持っていただきたい」
監督「たしかに選手集めは年々難しくなっていますが」
連盟「高校野球のファン層はすでに固定化されています。ファンを増やすためには、ターゲットの幅を広げる必要があります。そこで、近年注目されているオタク層の取り込みを狙います。特に女性のオタクは忠誠心に篤い。いちどファンになると何年も夢中になってくれます」
校長「そううまくいくものでしょうか?」
連盟「すでに高校野球が注目を集める下地はできているのです。いかにもな感じのマンガが人気を博していますしね。あとは現実が一押しするだけなんですよ」
校長「だからと言って、なぜウチの高校が」
連盟「おたくのバッテリーがそういう関係にあることは調べがついています。いくら我々でも、まったくのノンケにそういう真似をさせろと言っているわけではありません」
監督「しかし、それでは差別を助長しかねない!」
連盟「この国では、十分な話題性を得られれば差別はおきません。マイナーにとどまろうとするから差別を受けるのです。むしろ人気が出て、翌年のドラフトでは引っ張りだこになりますよ」
校長「マスコミが暴走したらどうなります? 彼らは容赦がない」
連盟「高校野球に盛り上がって欲しいのはマスコミも同じです。我々は同じ目的を共有しているのですよ。ハンカチ王子を見てごらんなさい。ああいう、常識的に考えればちょっとキモいキャラも、マスコミの手にかかれば最高の人気者です。大丈夫、我々にお任せください、悪いようにはしません」
校長「しかし……」
連盟「そういえば校長先生、先生は来年、定年退職だそうですね」
校長「そうですが……それがなにか?」
連盟「教師生活最後の年に、甲子園で優勝、なんてことになったら嬉しいでしょうなぁ。監督、校長先生を甲子園にお連れできますか?」
監督「そりゃぁ、できればそうしたいが。いくらウチが強豪校とはいえ、こればかりは確約できるものでは……」
連盟「(ぼそ)21世紀枠……」
監督「えっ?」
連盟「いえ、なんでもありません。どうも長居をしすぎたようです。そろそろおいとましますよ。すぐにお答えいただかなくてもけっこう。了承していただけるなら、まずは次の秋季大会で試してみましょう。では失礼します」
2008-04-02(水) [長年日記]
■ せっかく新しい駅ビルができたのにホットスポットがありません
新横浜にようやく建った駅ビル「キュービックプラザ」、ちょうどオープンが年度末に重なったせいで、なかなか探検できなかったが、ちょっとずつ見て歩いている。iPod touchを片手に。
で、とりあえずわかったことはWiFiぜんぜん入ってねぇ!!ってことなんですが。
もうね、mobilepointやlivedoorのような有料ホットスポットサービスは言うに及ばず、FREESPOTのような無償サービスやセキュリティの甘い野良WiFiに至るまで、いっさい、まったく、使えない。もちろん鍵のかかった電波はいくらかあるけど意味ないし*1。
いまどき新しいビル建てるなら、全館で使えるフリーのスポットを張り巡らせたっていいと思うんだけど。最大のテナントとしてビックカメラが入っているにも関わらずこれだもんなぁ。ブロードバンド大国とか、じつは真っ赤な嘘なんじゃ?
まぁ他にも、三省堂は品揃えが平凡すぎて面白くないとか、マニキュアの匂いがぷんぷんする化粧品売り場の対面にカフェがあるとか(うえぇ)、ファッション系はレディスばかりだとか(これはどこのデパートも同じか)、個人的には全体的にビミョー感いっぱいなんだけど。
あ、パステルでプリンが買えるのはいいね! でもどうせ買って帰るなら町田で買うけど!
*1 実はmobilepointが2箇所にある。ただし新幹線の改札の内側、2つある待合室に設置されているので入場券でも買わないと使えないのだが。……もっとも、電波は漏れるので横浜線の改札付近で拾うことも可能。
2008-04-03(木) [長年日記]
■ ソフトウェア開発者採用ガイド(Joel Spolsky)
最初に書名を見たときに思ったのは「よく企画書が通ったな〜」だった。だって、「ソフトウェア開発者」を「採用するためのガイド」で、しかもその目標が「優れた技術者の集まる会社にするため」だよ? Joelが書いている以上、かなりレベルの高いプログラマをごく少数集める話になるのは想像に難くない。どんだけ対象が狭いんだと。シリコンバレーのスタートアップの社長がこぞって買えばそこそこの市場になるかも知れないけど(ならないか)、日本でこれは売れないでしょう。
そんな不利を覆すために、あちこちのブロガーに献本しまくっているわけですな。というわけで、前作に続いてまた送っていただきました。ありがとうございます。これで売れたら、バイラルマーケティングの勝利です。
そう言いつつも、実はけっこう楽しく読んじゃったりして。
なぜかというと、本来のターゲットである「採用担当者」の数はごく少ないけど、逆に「採用される側」はゴマンといるからだ。ようするに、「こういう採用方針をとっている会社に入れば気持ちよく働ける」という(高い)基準を示してあると考えれば、腕に多少の覚えのあるプログラマもターゲットだといえる。
別に、それほど腕に覚えがなくても、本書に書かれていることと逆をいく採用活動をしている企業には、近寄らないほうがいいという見方もできる。(給与や安定性だけでなく)仕事の内容で会社を選びたいと考えているプログラマはいちどは目を通しておいていいかも。
もっとも、Joelの主張に全面的に賛成というわけではない。Joelが求める「最高のプログラマ」を全部集めても、世の中のすべてのソフトウェア需要を満たすことができないのは明らかだからだ。そういうシーンにはそれ以外のプログラマ、つまり「普通のプログラマ」にがんばってもらうしかないわけで、彼ら*1には本書の基準は当てはまらない場合が多いだろう。
たとえば、アジャイル開発では個室はご法度だったりするけど、これは天才は個室に閉じ込めておけば勝手にいい結果を出すけど、普通の人はそうじゃないからだ。だから、自分が天才という自覚がないなら、個室を求めることなんてやめた方がいい。
あと、最後の章でなぜかプロジェクトマネジメントのノウハウ話が入ってたり、ジョエルテストが再収録されていたりするのは、本書のテーマから外れていて、蛇足感がある。そういう、「ちょっとマッチしない部分」を除けば、「われわれプログラマは最高でどのあたりの待遇を得られるものか」という高みを知っておく意味で、ぱらぱらと目を通しておくのはいいんじゃないかな。ちょっと夢も見られるし(笑)。
*1 人ごとのように書いているがおれだってこっち側の人間だ。
2008-04-04(金) [長年日記]
■ mixi2gmail.rbを導入
yoosee作のmixi2gmail.rbの新しいのが公開されていたので、試してみた。
WILLCOMを解約して以降、W-ZERO3は自宅のWiFi経由でのみネットワークに接続して使っていたんだが、せいぜいスケジュールをGoogle Calendarと同期したり(POsync)、Mixiの巡回をしたり(MZ3i)する程度なので、とっとと別なものに置き換えてしまいたいと思っていたのだ。
カレンダーはケータイで見られるからなんとかなる。あとはたまにMixiの日記をチェックできればW-ZERO3を捨てられるのになぁ……という状況だったので、メールで読めるようになればちょうどいい。もちろん「それPla」とか「それPra」でどうにでもなる話だけど、あれはセットアップが面倒だからのぅ。
もっともmixi2gmail.rbも何もない状態から動かそうとしたらけっこう大変で(笑)、なんだかんだでけっこういじることになってしまった。パッチを送っておいたので、いずれ取り込まれるはず(2008-04-07追記:パッチが取り込まれた)。なんかyooseeのコードはいじり易かったな。自分の書き方に似てるんだろうか。これで3タブ同盟員なら言うことないんだが……。
で、コイツを定期的に動かそうと思ってハタと気づく。いまおれ、24H稼動してるマシンを持ってない。自宅サーバはないし、職場のPCも最近はエコなんちゃらで電源落として帰らないと叱られるのだ。
というわけで、何ヶ月も借りっぱなしでほったらかしのsakuraのレンタルサーバに仕込んだ。まさかWebサーバとして使う前に、cronサーバとして活用する羽目になるとは。
2008-04-05(土) [長年日記]
■ 川崎 0-1 京都@等々力競技場
どうも、一人で見に来ると負けるような気がするんだよね。存在感皆無の柳沢に決められるとは……。
たしかに京都はかなり強かった。こないだ勝った千葉より倍くらい強かった。そもそもボールをなかなか奪えなかったし。でも、それ以前に出だしからリズムが悪かった。
明らかに最盛期より調子が落ちてるジュニーニョを、ばか正直にスタメンに入れなくてもいいんじゃないか。足元がおぼつかなくて、何度もボールを奪われるなんて、まともな状態とは思えない。にも関わらず、チームは相変わらず「パスの出し先がないときはとりあえずジュニーニョを頼る」という悪いセオリーにはまってるし。
千葉戦が良かったのは、ジュニーニョがいない穴をみんなで埋めようとがんばったからだよな。札幌戦がジュニーニョ入りで勝てたのは単に札幌が弱すぎただけだし、にも関わらず2点しか入れられなかったのはやっぱりジュニーニョが不調だからだろう。無理して90分使い続けるのだけはジュニーニョのためにもならないよ、セッキー。
■ 今朝からGmailへメールが転送できてなかった
午前中ずーっとにPCの前にいて(何をしていたかは言うに及ばず)、「そういえばぜんぜんメールが来ないなぁ」と思い、spamフォルダを見てみたら、5時すぎからぱったり来ていない。メールアドレスを公開しているとわかるが、spamは年中無休でとめどなく到着するので、数時間に渡って1通も来ないなんてことありえない。spamは一種のheartbeatとして使えるのだ。
慌てて転送元のspc.gr.jpサーバを見てみると、Gmailに転送する段でこんなエラーが:
postfix/smtp[16761]: 0C8FB8EEA4: to=<tadatadashi@gmail.com>, relay=none, delay=171, status=deferred (Host or domain name not found. Name service error for name=gmail.com type=MX: Host not found, try again)
MXが見つからないだって? でもdigコマンドで探してみると、ちゃんと見つかってる。なんだこれ?
ググってみたけど同じ問題に遭ってる人は見つからなかったので、こっちの問題だよなぁ? でもそんな時間には何も変えてないし。上流の問題だろうか?
その後、spamの流れは11時ごろに回復したが(嬉しくない)、同様のエラーは断続的に発生していて、まともなメールはまだ詰まっているもよう。いちおうキューに溜まって再配送しているようだから、いずれ流れるとは思うけど……。
もし急ぎの用件がある人は、sho@spc.gr.jpじゃなくてtadatadashi@gmail.comに送ったほうが確実です。
2008-04-08(火) [長年日記]
■ ドメイン取った
Googleがすごいレンタルサーバ(違う?)を発表しているのを尻目に、さくらで借りてるサーバに独自ドメインを(やっと)振った。長年おもなIDとして使っている「sho」みたいなシンプルなドメインはまず取れないし、「tadatadashi」では長すぎるということで、TwitterのIDである「tdtds」を使って「tdtds.jp」にした。otsuneさんの命名という点がアレだが。アレってなんだ。
これだと、「s」以外はケータイで入力しやすいし。ホンマ、「.jp」の国に生まれてよかったよ!
「spc.gr.jp」は、そもそもS.P.C.がほとんど活動してないので、とっとと解散してドメインも手放そうということになっている。メールなんかはあと1年くらいは維持しつつ、徐々にtdtds.jpに移行する予定。
2008-04-09(水) [長年日記]
■ 塩の街(有川 浩)
「デビュー作には作家のすべてが詰まっている」とか言って知ったような感想を連ねようにも、電撃小説大賞応募から電撃文庫を経て、この単行本になる過程でかなり手が入っているようだから、そういうわけにもいくまい。とはいえ、「軍人と少女の恋」を描かせたら当代一!の有川浩らしさはたっぷり詰まっているので心配御無用だ。
発表時の長編に、同じ分量になる4編の短編を加えたオムニバスっぽい構成の厚めの本だが、例によってすらすら読める。侵略SFっぽい設定だがあまり深くツッコむこともなく、文庫版にはあったらしい「ラノベ用」の戦闘シーンも潔く削ったおかげで、恋愛小説的側面が際立った。オムニバスなので、ずっしりヘビーなのからグニャグニャになるのまで、いろいろ楽しめます。有川好きなら言うことなし。
■ ようやく全面的にモバイルSuicaを導入
3月15日に町田駅経由のJR⇔小田急乗り入れ定期が買えるようになり、この日を一日千秋の思いで待っていた(おおげさ)おれとしては、すぐにでも乗り換えたいところだったのだが、JRの定期が残り一ヶ月足らず、小田急の定期はさらにその1ヶ月先まで残っていたので、慌てると損することになる(と駅員に説明されたけど正直よくわかっていない)。
このたびJRの定期が切れたので、小田急のを払い戻して、一本化した。これでやっと、モバイルSuicaで一本化できたよー。もっとも、まだオートチャージ対応にはしていないので、完成系にはあと一歩なのだが。
そうそう、およそ2ヶ月前にした小田急への問い合わせは、なんの音沙汰もないままである。ま、小田急のお客様相談窓口にとっての「お客様」ってぇのは、せいぜいその程度の存在ってこった。PASMOなんて使うもんか、ベー。
2008-04-10(木) [長年日記]
■ スバルの軽が消えるのか
トヨタ、ダイハツ、富士重工の提携強化
ダイハツから富士重への軽自動車のOEM供給は21年からスタート。富士重は自社生産車を順次OEMに切り替え、数年後には開発・生産を終了する見通しだ。
スバルでもダントツの不人気車R1に乗る身としては実にさびしい……てゆーか、ケータイだけじゃなくて車もかよ! おれのせいか! ちなみに、スーツを買った店が潰れる伝説はけっこう以前から何件か実績が。あと、ここ数年だとバッグを買った店が撤退したり、メガネを買った店も撤退した*1。そうそう、デジカメも撤退したねぇ。
次はBMWか、それともLenovoか。なんか、そろそろMacでも買ってみようかという気になってきますね、これは。ふふふ。
*1 つか、IN FACEがぜんぶつぶれた。井戸多美男ブランドはどこでメンテしてもらえばいいんだ。鯖江まで行けと!?
2008-04-11(金) [長年日記]
■ 空の中(有川 浩)
「図書館戦争」のアニメも始まったことだし(まだ見てないけど)、このまま積読箱に入ってる有川作品を全部読んじゃおうかな! ……と思ったら『別冊図書館戦争』とか出てるし。商売熱心だな、メディアワークス。読むほうが追いつかん。
で、陸海空自衛隊シリーズである『塩の街』や『海の底』と同じようにこの作品も「軍人と少女の恋愛モノ」かと思っていたらさにあらず(以下、もう3年半も前の作品なのでネタばれとか気にせずに書く)、こんどは女性自衛官ですよ! しかもF15Jパイロット! 萌える!(←間違ってる。いや間違ってないのか)
でも「女性自衛官と少年の恋」じゃないんだよな。有川作品って、そういうところは保守的だ。そういうところも含めて好きだけど。そんなわけで、恋愛小説的な面はかなり希薄。もちろん、そこかしこでグニャグニャできる。とくにエンディングはニヤニヤ。
一方でSF的側面は他の2作品に比べて高いかも知れない。上空2万メートルに生息する謎の知的生物とのファーストコンタクト。ただ、相手は日本語を解するのでコンタクトシーンには重きを置かず、それよりはその後の展開がなんというか、真剣なのにユーモラスで、『イリーガル・エイリアン』っぽい。バカバカしくて楽しめた。
このシリーズはいちおう「怪獣モノ」でもあるということで、『MM9』や平成ガメラみたいな怪獣シミュレーション的面白さも狙ってるんだろう。ただ、あくまで物語を進めるためのご都合主義的な流れの中で展開するだけので、あんまりそういう狙いは成功していない。ストーリー展開には目くじら立てずに、軽い気持ちで読むのが吉。
別冊 図書館戦争〈1〉
アスキーメディアワークス
¥1,540
9784150114183
9784488018122
B000UABXL0
B000UABXLA
2008-04-12(土) [長年日記]
■ VAIO Hot Streetの利用規約が気持ち悪い
調べものをしていて、偶然SONY Hot StreetというVAIOユーザ同士のQ&Aサイトに行き当たった。で、そのページを開くと、最初に利用規約に同意するようにというポップアップが出て、同意しないと読ませてもらえない。
JavaScriptのソースをざっと見ると、同意するボタンを押すとVHS_AGREE_TERMというcookieに1を入れるだけの動作なようだ。同意しない場合はトップページに飛ばされる。これをログに記録しておいて、何か違反をしたら「てめぇあのとき同意しただろ、ごるぁ」って言うのかなぁ。怖いなぁ。
でも、規約を読むと適用対象は投稿する人のみで、それもVAIOなんちゃらというIDを持ってる人にしかできない。じゃあ、読むだけの人は? わからない。わからないものに同意したくない。
もちろん、JavaScriptを切ってしまえば規約に同意することなく読めるし(実際そのようにして読んだ)、Googleで見つけたのならキャッシュで読むこともできる。ということは、規約を読むこと自体を簡単に回避できる(というか知らずに回避してしまっている人がいる)わけだが。そんな規約は果たして有効なのか? そもそもログインするときに読ませりゃいいじゃん。なに考えてんだ、SONY。
2008-04-13(日) [長年日記]
■ tDiary: Apple Webクリップ用アイコン設定
なんとなく先延ばしにしていたiPod touchの1.1.4化(もちろんJailbreak込み)をやったので、やっとSafariの新機能「Webクリップ」を使えるようになった。
……ので、tDiaryでWebクリップ用のアイコンを登録するプラグインapple-webclip.rbを書いた。最近ぜんぜんコードを書く時間がなくて勘が鈍ってしまったので、リハビリがてら。
で、iPodに登録されたアイコンを撮ろうと思ったんだが、Screenshotアプリが動かない……。
■ iPod touch Jailbreak 1.1.4
キャプチャするソフトを見つけたのでJailbreakメモ。
ZiPhone 3.0でJailbreak
ファームを1.1.4にあげたあと(今までのJailbreak手順と違って先にあげちゃっていい)、ZiPhoneを実行、(iPhoneじゃないので)「Jailbreak」をクリックするだけであっさり脱獄。
Sourceを追加
なんかいろいろ入れたり出したりしたのでよくわからなくなってしまった。足らないかも:
- Community Source (インストーラから)
- applerepo.com (Add Sourceで)
- repo.ispazio.net (Add Sourceで)
アプリ追加
標準アプリやSummerBoardのようなあって当然アプリは別として、
- CaptureとTouchRoll
- Captureでスクリーンショットを撮れる。撮ったファイルはiPhoneのカメラと同じ場所に入るので、それをPhoto Albumsで見られるようにするTouchRollを入れる(Photo Albumsに「Camera Roll」というアルバムができる)。
- Devicescape
- 以前紹介した、Devicescapeアクセス用のアプリ。これでBB mobilepointやlivedoor、FONなどに接続する。
- PocketTouch
- 以前書いた、「手探りで操作できない」というiPod touchの欠点を解消してくれる(かも知れない)アプリ。全画面を使って、曲の再生・停止(タッチによるトグル)、早送り・巻戻し(左右スライド)、ボリューム↑・↓(上下スライド)をできるようになる。試しに使ってみる。
- Sketches
- 手描きイラストが描きたいときがあるかなー、と思って入れてみた。けど、指先でなんか描くのは微妙だなー。
2008-04-14(月) [長年日記]
■ クジラの彼(有川 浩)
このまま一気に全部読んじゃうよー。
『空の中』の後日談1本、『海の底』からのスピンアウトというか後日談2本を含む、全編「自衛隊員の恋愛ネタ」で占められた短編集。なので、どういうことになるか想像がつくと思うが、劇甘である。だがそれがいい*1。『塩の街』の後日談は単行本後半に入ってるから、これで自衛隊シリーズはとりあえず終結か?
こないだ『空の中』を読んだばかりなので、「ファイターパイロットの君」が一番いいかな。もうグニャグニャ。下ネタ満載の「ロールアウト」はコミカルで楽しい上に、タイトルが秀逸すぎる(気がする……けど深読みしすぎか)。
有川浩の恋愛小説をどうして受け入れられるのか考えているんだが、どうも男の妄想を上手に実装してるからではないかと思った。たとえば、登場する女性は基本的にすべて美女だが(少なくとも「平均以上」として描かれる)、男性に関しては容姿の描写がほとんどない。女は自分よりもかわいい女が出てくる話を喜んで読めるかも知れないが、男は自分よりいい男がいいメを見る話には素直に感情移入できない動物だ(たぶん)。
女性視点で相手がどんなにいい男か描写することはほとんどないので(逆はたっぷりある)、ある程度はリアリティをもって自分のことのように読める。もちろん登場する男はほとんど自衛官なので、マッチョな面ではかなわないわけだけど、「設定だからしょうがない」と割り切れる部分だし。
こういう「手加減」を、狙ってやってるんだとしたらたいしたもんだと思うけど、もし素でやってるんだとしたら、有川浩って中身は男だよなぁ。
*1 なので『空の中』と『海の底』は読んでおいた方がいい。「独立してるから単品でも楽しめます」なんて営業トークは言わない。
2008-04-15(火) [長年日記]
■ レインツリーの国(有川 浩)
これで手持ちの有川作品はおしまい。図書館戦争の外伝その1はすでにflipperが買ってるので待ってればおりてくるな(←買えよ)。
『図書館内乱』の作中に登場する架空の小説を、別の出版社から出すという大胆企画を形にしたもの。なので図書館とも自衛隊とも関係ない、小細工なしの真剣勝負恋愛小説。(やはり1年半も前の本なのでネタバレを気にせずに書くが)主人公は聴覚障害者なので、かなーりヘビーな話である*1。
装丁もきれいで手が込んでいるし、ちょっと版型が小さくて薄いこともあって、とても手になじむいい本だ。こういう重い恋愛小説が、こんなふうに軽やかなパッケージになっているのはとてもいいな。ハッピーエンドを想像させてくれて(というか、言うまでもなくハッピーエンドだけど)。
感想とかはググればいくらでも出てくるので、昨日の続き。我々男子は、なぜ有川浩にはまるのか問題について、偏見丸出しのおれなりの結論:
本書を読んでいて気づいたのだが、有川作品に出てくる男たちは(多少の例外はあるけど)、たいてい理屈で女を口説く。喧嘩しても理詰めで問い詰める。脳みそまで筋肉でできてるかと思えるような自衛隊員でさえそうだ。
こういう男は、現実世界ではモテないはずなんだが、有川世界ではいい感じに評価される。もちろん女たちは現実世界に忠実に、理屈でどうこうできない存在として描かれるので、理詰めで喧嘩すると泣くわけだけど、基本的に理屈っぽい男の評価軸はプラス方向だ。これはもう、男の妄想世界以外のなにものでもない。
だから、男が読んで心地よいんだな。
女性が書いた恋愛小説が女性視点だと思ったら大間違いだ。有川作品は完全に男性視点。実際、描写の視点も男サイドからのことが少なくない。だから、「べた甘なラブストーリー」と聞いて及び腰にならなくてもいいのだ。これは男が読んでこそ楽しい、架空世界のお話なんだから。残念ながら、現実世界で登場人物の真似をしてもモテないと思うけど。
*1 帯に「すれちがう彼女の秘密と彼の秘密。それはとても重大でささやかな秘め事。」とか書いてあるけど、そんなの前半1/3までの話じゃん。重要なのは後半なのに、なにこの下手な煽り文句?
2008-04-16(水) [長年日記]
■ 【ナビスコ】川崎 3-0 柏@等々力競技場
ジュニーニョ大爆発。今季初得点を皮切りに、まさかのハットトリック。まぁ、その初得点を遅刻して見逃したわけだが。いいんだ、おれが見てない方が勝つんだから……。
こないだの大分戦で10人になった相手と引き分けてしまったことを悔いたのか、全員異常なほどにアグレッシブだった。まるで勇介が11人いるみたい。柏の選手は、ちょっとでも長くボールを持つと必ず川崎に奪われてしまうので焦ってしまい、慌ててファールしてカードもらいまくり。今日はほんとうに川崎らしい試合だったなぁ。
それから今日は、野田祐樹審判がよかった。判断が早くて公平で、毅然としている。なによりも流れを止めないところがいい。最近のJリーグには、ちょっと転んだだけでゲームを止めて、面白さを削ぐビビり系の審判ばかりなので、こういうのはいいな。こういうスタイルには批判も多いみたいだが、この調子でもっとやって欲しいね。
前節から、バックスタンド1Fのアウェイ寄りで見ている。ここはみんな座って静かに見ていて、「応援」よりも「観戦」主体の人が多いみたい。ピッチも近くて雰囲気がよくわかるし、ゲームを見るにはいい席だ。
2008-04-17(木) [長年日記]
■ iPod touchの「手探りリモコン」PocketTouchはまぁまぁ使える
手探りで操作できないからiPod touchは常用できないという話を以前書いたが、その問題を解消してくれそうな「PocketTouch」というソフトを(1.1.4 JailBreakついでに)入れてみて、しばらく使ってみたのでインプレッション書いておく。使用しているバージョンは1.2、もちろんJailBreak後のインストーラから入れたもの。
どんなものかというと、スクリーンをおおざっぱに触ることでミュージック・プレイヤー操作に必要ないくつかの指示を与えられるようにするものである。画面の見なくても良い程度におおまかな操作しか受け付けないので、手探りリモコンとして使える。
音楽演奏中にPocketTouchを起動すると、写真のように真っ黒背景の上端に演奏中の曲情報がちょっとだけ表示される。デフォルトではすぐに画面は薄暗くなって、バッテリの消耗を抑えるようになっている。この状態で受け付けるのは、画面のタップ(再生・停止)、左右フリップ(曲の先送り・巻き戻し)、上下フリップ(ボリューム調整)。右上の「i」をタップすると設定画面が出てきて、それぞれをON/OFFしたり、逆向きの設定にしたりできる。
iPod touchをロックなどしないで、このまま(PocketTouchを起動したままで)ポケットやバッグに入れて使うのが想定された使い方なんだろう。touchのスクリーンは生身の体で触れないと反応しないので、これで問題ない。
普段は胸ポケットに入れて使っているので、細かい操作どころか大まかな操作もかなり制限を受ける状態だが、タップによる曲の再生・停止には十分な操作性。人と話をする時や、ケータイに出る時に、一時的に音を止めるには十分な機能だ。これだけでも導入する価値がある。
フリップは胸ポケットではちょっとビミョー。左右と上下の区別が怪しくなる。そこで、上下だけOFFにして、曲の選択だけ手探りでできるようにしたら、これもなかなか調子がいい。
この他に、重力センサを使って、本体を「振る」と1曲進ませるという操作ができるんだが、これをONにしていると歩くだけで曲が変わってしまうし、感度を調整して鈍くすると今度はいくら振っても反応しなかったりして、ちょっと使い物にならない。アイデア自体は面白いんだけど残念。
欠点は、スクリーンが常にONになっているせいか、微妙にバッテリの消耗が激しいこと。ちょっと出張で出歩いていると、1日持たなくなってしまった。まぁ、予備にshuffleを持ってるからいいんだけど(←意味ねぇ)。
◆ kitaj [> スクリーンが常にONになっているせいか、微妙にバッテリの消耗が激しいこと そうなんだよー.これさえなければなぁ..]
2008-04-19(土) [長年日記]
■ FC東京 4-2 川崎@味の素スタジアム
もっと大差で負けても不思議じゃない試合でしたな。毎年、かわりばんこに相手をこてんぱんにすることになっているのか、このカード。
2008-04-20(日) [長年日記]
■ 火星の長城 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-3 レヴェレーション・スペース 1)(アレステア・レナルズ)
SFよ、私は帰ってきた! いつまでも男性向け恋愛小説ばかり読んでいるのもアレだし!
同じレナルズの長編『啓示空間』はあんまり評価しなかったけど、こっちは(同じ世界史を共有した)短編集ということで、かなーり面白かった。次の『銀河北極』も引き続いて読んでいる。やっぱり、SFは短編の方が面白いと思うよ!
「火星の長城」と「氷河」はSFマガジンで読んでいたけれど、特に「氷河」は本格SFの醍醐味たっぷりで再読してもいい出来。「ウェザー」はSF的にいい感じの恋愛モノで、これもまた読後感がGood。
しかしなんと言っても最高なのは中編「ダイヤモンドの犬」。解説では映画『CUBE』との類似性を指摘していたけど、どっちかつーと『死亡遊戯』じゃね?と思った。異星にそびえる謎の塔。頂上にたどり着くには、次第に難解になっていく数学パズルを解きながら、少しずつ登っていくしかない。って、連想がストレートすぎる。
はじめは知的パズルを解き明かしていくハードSFかと思っていたが、次第に登場人物たちの思惑がからみあい始め、最後まで読んで連想したのは『ドラゴンボール』シリーズのインフレーション宇宙だった。あぁ、当時の少年ジャンプ編集部ってこんな感じだったのでは……。実に恐ろしい結末であった。これは傑作。
■ tDiary、7歳
残り1時間になってから、長年日記を読んで思い出すという。あと18年。
最近、忙しくて&集中力がなくて、なかなかコードに手を付ける時間が取れなくてさびしい。といいつつ手元では、ちまちまとUTF-8への移行コードなどを書いていたりするんだけど。早くcommitしないとバックアップがなくて怖い。
2008-04-23(水) [長年日記]
■ 銀河北極 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-4 レヴェレーション・スペース 2)(アレステア・レナルズ)
レナルズは、ニーヴンの「ノウンスペース・シリーズ」を目指してるんじゃないかなぁ。世代的にはおれと近いので、十〜二十代に頃にニーヴンを読んでるはず。個人的には、もうちょっとテンポが良くなって(特に長編は半分の長さに!)、この調子で続けば「21世紀のノウンスペース・シリーズ」と呼んでもいいんじゃないかって気がする。
そんなわけで『火星の長城』に続く第2短編集。「ノウンスペースっぽい」と書いたものの、レナルズはけっこうグロ好きらしく、ホラー風味の作品が多い。「グラーフェンワルダーの奇獣園」はまさにそうだし、一見するとミリタリー物のような「ナイチンゲール」があんな結末になるとは。いや、途中からなんとなくそんな雰囲気はあったけど。海洋リゾートSF風味な「ターコイズの日々」だって、個々の描写はけっこうキモい。
でも突出して面白いのはやはり「銀河北極」か。『タウ・ゼロ』を少々(少々?)スケールダウンしたような話で、登場人物がどんどん人間離れしていくのに、けっして人間性を失わないところがなんだかいい。希望があるんだかないんだかよくわからない結末も、雰囲気出てて好き。
2008-04-24(木) [長年日記]
■ 天海春香の魅力をコードで語る
class アイドル def initialize( *attr ) @attr = attr end end 水瀬伊織 = アイドル::new( 'ツンデレ' ) 高槻やよい = アイドル::new( '赤貧' ) # 中略 三浦あずさ = アイドル::new( '巨乳', 'お姉さん' ) class 松田聖子 < アイドル end 天海春香 = 松田聖子::new
疲れてるみたい……。
2008-04-25(金) [長年日記]
■ 掠奪都市の黄金 (創元SF文庫)(フィリップ リーヴ)
傑作『移動都市』の続編で、トムとヘスターの2年後を描く。もう2人ともハイティーンなので、ジュヴナイルと呼ぶのはためらわれるなぁ。ヤングアダルト?(ってもう死語?)
『移動都市』が、世間知らずで正義感の塊のようなトムを軸に話が進むのに比べると、本書はヘスターのネガティブな情動が駆動力なので、なんだかドロドロな感じもして、そういう意味でもジュヴナイルっぽさは影を潜める。いやぁ、嫉妬に駆られた女は何するかわかんねぇよ、こえぇぇ。
だからと言って、面白くないわけじゃなくて、フィリップ・リーヴのストーリーテリングは相変わらずすごい。ぐいぐい引き込んで、あっという間に読ませてくれる。このシリーズの残り2作が楽しみだ。
ところでヒロインのヘスター、顔にひどい傷跡がある片目の醜い少女ということになっているが、前作では話の後半になるとぜんぜん気にならなくなっていた。が、本書では最初から彼女の劣等感をビシバシと叩きつける厳しい描写が続いて痛々しい。……のだが、やっぱり後半は気にならなくなる。
なんでかなー、と思ったが、そうか、「隻眼で顔に傷のある飛行船乗り」と言ったら、エメラルダスじゃないか!*1 そりゃぁ、自動的に補正がかかって、絶世の美女に思えちゃうのはしょうがないか、松本零士で育っちゃった世代としては。
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*1 もちろん、エメラルダスは隻眼ではない。が、ついハーロックの眼帯をつけた姿で妄想してしまうのもやむをえない間違いではある。
■ どんなローカライズにも価値はあるんだな
ここ数日、Twitterのfollow通知が毎日けっこうな数届いている。日本語化の影響でまたユーザが増えてるんだろう。ただでさえ日本人の割合が多かったのに、これでまた増えるぞ。
それにしても、英語でもたいして使うの難しくなかった(というか専用クライアントを使えば英語に触れる必要はほとんどない)のに、それでも日本語化を契機にしてユーザがどーんと増えるんだなぁ。ローカライズって大事だわ。
今回の日本語化、訳語の微妙さ加減に批判的な意見をけっこう見かけるけど、おれは、なんつーか、朴訥な感じがしてけっこう好き。変にウケを狙わずに(いやむしろ狙いすぎて失敗したのかも知れないけど)、真剣に翻訳したら変な方向に行っちゃったというか。いずれにせよ、仮にどんなにひどい日本語でも、ないよりマシなのだ、たぶん。実際にユーザが増えてることからしても、それは正しい。
あ、最近Twitterは流れにまったく乗れてないので、新しいfollowはあまりしない方針です。ごめんね。つーか、現状はほぼアイマスクラスタへの参入専用ツールになりつつあるので、アイマス無関係な人はむしろremove気味(笑)。
2008-04-26(土) [長年日記]
■ バッグ買い替え
仕事用に長らく使っていたManhattan Passageの2070がボロくなってきたので買い換えた(ツッコミに応じて書き換え)。
PCを持ち歩くのはやめたくないけど、重いのはイヤ! ということで、極力軽いもの、かつ一、二泊程度の出張ならこなせるサイズということで、ACEGENEの65186*1。A4、2気室、エキスパンダブルで950gと軽量。金属パーツがチタンだよ、萌えるぅ。
というわけで、おれが買っちゃった以上、ACEバッグは風前の灯です。買うなら今のうち。
*1 フルFlashで個別商品へのPermalinkがない、典型的なダメサイト。デザイナの顔が見たい。
2008-04-27(日) [長年日記]
■ 富士山一周
4時に起きられたので、ニコ動の誘惑を振り切ってバイクで出かけた。ガレージのシャッターを開けたら雨が降っていることに気がついて(遅い)、ちょっと勢いがそがれたけど、「雨ごときでGS乗りがくじけちゃいかん!」と思い直して、そのまま走り出す(本当は準備万端整ってしまったので出かけない方が面倒だったから)。GW真っ只中とは言え、さすがにこの時間だと道はガラガラだ。
花見をしそこねた冨士霊園に寄ってみたけど当然葉桜で、霊園周辺の気持ちのいいワインディングは濃霧でなんにも見えない。あきらめて山中湖に向かう途中で、やっと雨がやんだ。
西湖のあたりで山に入って、樹海に(少しだけ)入り込んで静けさに身を任せてみたり、緑がすがすがしい牧草地でのんびりしたりしながら富士山西側へ。
朝霧高原から国道を南下、富士山スカイライン方面へ向かう途中、八重桜と菜の花が同時に咲き誇っているポイントを発見、どうも有名なしだれ桜があるらしい(が、しだれの方はもう散っている)。知らんかった。ナビに任せて走ってると、知らない道を走るからなぁ。
で、富士山スカイラインに乗ってみたら、10:00まで途中が通行止め。自転車レースだそうだ。そ、そんな、なにもGWの真ん中に公道レースしなくてもいいじゃん……とグズったところでどうにもならないので、途中で知らない道を南下。でもこの道も、山麓を一気に駆け下る感じで気持ちよくて、不幸中の幸いだった。
その後、自衛隊の演習地にガメラの幻影を見つつ、御殿場から東名に入って帰宅。5時間で250kmと、いいペース。
■ ライディング・パンツを改造
ひさびさに針仕事。おれの縫い針が火を噴くぜ。
ライディング・パンツの裾が、乗ってるうちにだんだんずり上がってきてしまうので、太めのゴムを縫い付けた。ブーツの土踏まずにひっかけて使う。裾を絞るという方向もあったけど、まずは手軽なこちらで。
こんな苦労してないで、素直にBMW純正ウェアを買えってことだよなぁ。もっとも、純正ウェアの裾がずり上がらない保証はないけど。
◆ yuyang2.0 [ガメラ、近所の国道でみかけますよ。やっぱりガメラですよねえw]
2008-04-28(月) [長年日記]
■ Sleipnirの検索エンジンに「Twitter検索」を加えた
中目黒Pの発言を受けて、そういえばあると便利だと思ったのでSleipnirの検索エンジンに加えた。……という、他のPCに設定するためのメモ。
「t キーワード」と入力すると「キーワード」を検索してくれる。
■ 別冊 図書館戦争〈1〉(有川 浩)
アニメ、コミックへのメディアミックス展開をうけて企画された「大人の事情」的別冊シリーズ……と作者もあとがきで書いてる。って、ぶっちゃけすぎだろ、有川浩!
だいたい、表紙がハートマークだもんね、開く前から覚悟完了ですよ。まさに本編からラブコメ部分だけ抜き出したような体裁で、予想にたがわぬ劇薬っぷり。こんなん読んでたら太るわ。
もっとも、最近立て続けに有川作品を読んでいたせいか過剰適応気味で、物足りない感じもある。恋愛描写が、どことなく他の作品で読んだ気がして、新鮮味にはやや欠けるか。いや、いいけどね、好きだから。個人的には柴崎vs手塚(って「vs」かよ)で一本読みたいと思うんだが、次巻に持ち越しかな。
そうそう、柴崎といえば、アニメでは(パートタイムながら)メガネですよ。出番少ないけど、これは見逃せません。
2008-04-30(水) [長年日記]
■ 河津、玉峰館(2)
宿では11時近くまでのんびり過ごして出発。最初、東海岸を北上して、今井浜に寄ったんだけど、「やっぱ白い浜も見たくね?」と思い、Uターン。白浜海岸は駐車場は高いは人は多いわで良いことないので、穴場の外浦海岸へ。ここは小さい浜だけど、きれいで人がいない。観光地としてはかなり厳しい状況だが、騒がしいのがキライな人にはいいよな。
そのまま南下して下田を西へ。土肥まで西海岸を北上し、修善寺で日帰り温泉につかってから帰路についた。想定外に走り回ってしまったな。明日からまたガソリンが高くなるらしいので、満タンにしてから帰宅。
Before...
◆ wtnabe [今すぐ lenovo を売っ払ってください!]
◆ yoosee [そう言えばオレンジのshuffleは姿を消してますね]
◆ ただただし [おれのせいかよ! >yoosee]
◆ a.k [今度はサンヨー]
◆ ただただし [買収までおれのせいかよ!! そんなことまで責任持てないよー。いや倒産にも責任は持てないけど……。]
◆ Marlowe [BMWもアメリカ政府に救済を求めるとかなんとか・・・]