2001-04-12(木) 神戸出張
■ 夕べから日帰りで神戸出張。夜9時について、朝9時に出る。ほとんど寝るだけ。そんな中、ホテルからPHSでメールを読むも、200通近く来ていてとても読んでいられない。やはりメーリングリスト受信用のアドレスは分けるべきか……。そもそもIMAPなら何の不都合もないのにのぅ。つーか、CGIで読めるようにするのが一番だな。こんどこっそり作ろう。
■ 帰りの新幹線では、ずーっと原稿書き書き。ネットで調べものをしながら書けないので、記憶だけが頼りというのも難しいものだな。それにしても、200100系の座席は腰が痛くなっていかん。300系ならOK。500系は未体験なので乗ってみたい。カッコいいし。700系はカッコ悪いので大却下。
2002-04-12(金) 4401歩
■ Re: レビュー
あー、やっぱり、tDiaryファンが大挙しておしかけている……。ちぇ、リンクしないで一人でこっそり楽しんでいればよかった(笑)。
こういうレビューにはテクニックがあって、第一原則は「まず褒めること」。あってもなくても(なくても?)、とにかく良い点を見つけてきて、最初に褒める。何も知らずに読む人はそれで興味を惹かれるし、多少は知っていて対象に好意を持っている人に反感を持たれることもない。けなすことから始めるとこれらのすべて反応が逆になるので、最後まで読んでもらえる可能性が減ってしまう。レビュー対象だけでなく、レビューをする人にとっても損な手法なのだ。せっかく書くからには、読み手を引きつけないと。
第二原則は「建設的な批判をすること」。「あれがダメ」という書き方でなく、「こうすれば良くなる」という書き方をする。できれば具体的に。対象がフリーソフトウェアの場合は特に重要な原則だ。建設的な批判は開発促進につながるからね。
これらの原則はモノだけでなく、人を評価するときにも効き目がある……なんてことを、うちの会社では管理職研修で教えるのである。もっと早く教えるべきだと思うが。ボーイスカウトなら高校生でも知ってる。
■ tDiary: URL自動リンク化
本文中のURLをリンクにしないのは、わざとだっけ? どこかに書いてあるなら誰か見つけて(笑)。ちなみに、できないことはない。たとえば、引用符で囲まれていないURLはタグの外にあると見なしてリンク化しちゃうとか。まぁ、「基本的にHTML」という文法に、これ以上なにかを持ち込むのは躊躇してしまうのは確かだけど。
それにしてもそのMacのツールは便利そう!! 似たようなものが他の環境にあってもいいのに。そういえば、KDEにはクリップボードの管理をするソフトが入っているようなんだけど、いまだに使い方がよくわからない。
おっと、Windowsにも補助ツールがあるそうだ。ケチケチしないでリンクしてあげなよ(笑)。やっぱ、「入力支援」と呼ぶからにはこういうツールを使うことを指すべきではないのか。
■ tDiaryの意味
去年の3月28日、この日記にtDiaryの名前が初登場した時に、意味について書いてあるな。最古の文献だ。ちなみにこの時点ではまだ1行も書かれていない。
そういえば、これを探していて、4月20日でtDiaty満一歳ということが判明。まだ1年だよ。いろいろ注文されたって、全部できるわけないやんけ。
■ tar.gz
tar.gzでしか配布していないのは。別に理由はないが、だからと言ってLZHにはならないと思う。たしか圧縮方式が特許絡みでグレーだったのではないか。ちなみに本当にWindowsユーザ向けに優しい配布形態を選ぶなら、いまならCABだろうな。他にツールいらないし(おれには作れないけど)
まぁ、全OS向けのパッケージを用意していないフリーソフトウェアを非難するより、あらゆるパッケージを展開できない圧縮展開ツールの方を非難する方が正しい方向だと思う。そもそも、なんでわざわざDLLを別配布にしてるのか理解できんのだ、おれは。
■ ドキュメント
ドキュメントの不足は、自ら書くことで補ってくれてもいいです:-) というお約束はとりあえずしておくとして。
こういうモノのドキュメント作成には3段階ある。最初はなによりインストール&操作マニュアル。つまりとりあえず使うためのもの。tDiaryではdoc/README.htmlがそれにあたる。内容的にはとりあえず十分なはずだ。これで不足してるとしたら、個々に指摘してもらわないとわからない。なにせ多くの環境ではまずRubyを使えるようにするというハードルがあるから、それを乗り越えた人には難しいことなんて書いてないはずである(笑)。
第二レベルは、プログラムインタフェースに関するドキュメント。つまり、より深く使う人のためのマニュアル。tDiaryの場合はテーマとプラグインがそれにあたる。これは1.4で整備された。
shakaさんが欲しいと書いている「ファイル一覧とかファイル構成」は、それより先、tDiary自身をハックしたい人向けの情報だ。単に使いたい人に必須の情報でもないし、オフィシャルな拡張機能を使うために必要な情報でもない。あれば好奇心を満たせるという程度のもの。だからこの部分で初心者がひっかかることはあり得ない。だいたい、開発ペースが非常に高い状態にあるフリーソフトウェアでこの手の情報をフォローアップするのは無理と相場が決まっている。内容がすぐに陳腐化するから。
現在これらの(不足している?)情報が必要な人はRubyのプログラミングができる人なので、わざわざ解説しなくても自分で理解できているのが現状。で、そんなものをわざわざ自分で書くくらいなら、ちゃんとお金もらって書籍にします(笑)。
■ なんだか今日は
完全にtDiary日記だな。実際は読書をしたり、#tDiaryでmomonga国際化の算段をしたり(謎)、tさめとWindows NT 3.51を礼賛したり(?)をして過ごしていたのであった。ここだけ本当の日記。
◆ NT [ChangeLog には 2001.04.23 TADA Tadashi <sho@spc.gr.jp> ..]
◆ たむら [まだ、一歳にもなってなかったのか>tDiary 。みんなに育まれてスクスク大きくなってるのかしら。(笑 たださんの機..]
◆ akr [gzip の圧縮アルゴリズムは lha のが元になっているということはご存知でしょうか。 http://www.ma..]
◆ 天仙娘々 [lzhでもなんでもいいのだけど、解凍後、ディレクトリがでてくるか、ファイルが散らばるかの方が大きいと思います。 wi..]
◆ こ〜りん [>本文中のURLをリンクに これって、何度も話題に上がったけど、結局実装しなかったし、 どっかに理由が述べられてたよ..]
◆ Toki [おいらが覚えてるのはこの記述です。 http://www.tdiary.net/cgi-bin/rubbs/supp..]
2004-04-12(月)
■ 内之浦34m
しゅどうさんが撮ったつくば30m回転動画を見る。すげー。想像より速いな。これを自分でコントロールできたら、気持ちがいいだろうなぁ。
しかし、『宇宙へのパスポート(2)』を読んでいて、さらに衝撃的な記述をみつけた。内之浦の34mは、180回転するのに37秒だそうである。つくばの倍!! 低軌道の衛星を追尾するための性能なんだろうけど、低軌道衛星にこのサイズはいらんだろう。この高性能っぷりは謎だ。
写真を見る限り、きれいなお椀型のディッシュだし、見たいなー。
■ パラボラネタは続くよどこまでも
なりたさんの日記が更新されていて、吹き出してしまった。楊枝方での停車位置が、おれがキューブを止めた場所とまったく同じなのだ。ドコモの人は、2日連続してレンタカーが来て、バシャバシャ写真を撮っていったのを見て、なんと思ったことだろう。
あと、スーパーバード盗撮場所も同じようだ。おれもデジカメ写真を整理して、Wikiにあげないと……。それから、群馬にも行かないと……(笑)。
でも群馬まで行くなら、長野まで北上して臼田、野辺山も回りたいよな。やはり臼田はよそとは格が違いすぎるので、チャンスがあれば見ておくべき(←「べき」とか言っちゃう時点でダメダメって感じが)。あれを見ると、「やっぱパラボラはデカくないと!!」って思うようになる。間違いない。
◆ kjana [(180*360/37)/(180/60) だから約 583 倍でしょう.... とか言う :-)]
◆ ただただし [ぐあぁ。面白いからこのままにしておこう(笑)。そんなに回したら、ディッシュがフリスビーになってしまう。 #もちろん正..]
◆ なりた [わぁおぅ、「群馬3大パラボラ聖地」巡礼される気バリバリでいらっしゃる……またしてもネタを振ってしまいましたか。 かく..]
◆ Yuyang [イヤホンで鉄腕DASHを見るたださんを拝見しました。ところでただ家にはBSとかの「マイ」パラボラはあるのですか?]
◆ reno [たださんとなりたさんのお2人は、見えない赤い糸で結ばれていたのですね。]
◆ なりた [いやむしろ、静止衛星を介して電波で繋がっているのかも(こらこら)。]
2005-04-12(火)
■ ウェブログの心理学(清美, 山下)
誰か、Web日記研究者の苗字について、社会学的な研究をしてみたらいいと思った(←いきなりヨタかよ)。サポートサイトにTrackBackするといいらしいのでしておく。
著者の一人、山下さんから献本していただいたんだが、2年ほど前にインタビューを受けたときは、まさかtDiaryについてこんなに紙数を割いてもらえるとは思いもしなかった。恐縮である。で、取り上げてもらったから言うわけではないが、良書である。
いまだ出版ラッシュの続くウェブログ関連書籍だが、数年後に読み返してみても価値を保っているだろうと思われるものはほとんどない(『ウェブログハンドブック』くらい?)。ハウツー本はもちろんだが、その他の書籍も、せいぜい著者の身辺のごく狭いコミュニティでの経験を基にしているだけなので、視野が狭くてとても一般化できるシロモノではないのだ。しかし、WWWの黎明期から研究を続け、しっかりとしたフィールドワークまでこなした本書の著者たちは、経験の厚さ、視野の広さ、どれをとっても文句のつけようがない。
特に「歴史」を扱った第2章は重要だ。10年に渡るウェブログの歴史の中で、昨今のブームはたかだか1、2年のことである。そこにだけ着目した議論がなんと底の浅いことであるか。現在問題になっていることのほとんどが過去に登場済みであることがわかるだろう。「本質」に目を向けるいいきっかけになる章である。
そして、1997年の調査を元にした第3章。「Web日記」を「blog」に置き換えてもなんの違和感もないこと、また第4章と読み比べて、今と当時との違いはせいぜい「カネの匂い」の有無くらいである(カネの匂いはけっこう重要な軸ではある。が、あまり踏み込まなかったのは本書の立ち位置のせい?)。いまだに「Web日記とblogは違う」とか、自分の感覚だけで言ってる二元論者は、こういう事実を知るべきである。ウェブログは二値で分けられるものではなく、二次元スペクトルのどこかに位置づけられる、境界のあいまいなものなのだ、ということがよくわかる。
あと個人的には、第4章の「おわりに」が、ちょっと感動的な締め方だったのがよかった。そうそう、続けることが重要なんですよ。
■ テーマ: curtain
本日のテーマ、または今日のいやがらせ(謎)。うちの寝室のカーテンだがな。どんどんMTっぽくなっているような気がするな。これで字の大きさを……(まだ言うか)。
気がつくと、横長で右か左に空間ができるようなアングルばかり探している自分に気づいて、ちょっと鬱になりました。とは言え、ネタは出し尽くしたので日替わりテーマは今日でおしまい(たぶん)。
※curtainテーマとしてCVSにcommit済み。
2006-04-12(水)
■ 新大阪NOW
今回は前泊。出発直前までnamazu+xpdfと格闘していたので、駅弁買う余裕もなかったよ。
新幹線の中では今週末のプレゼンの仕込み。5年前も新幹線でなんか書いてた。
ホテルでは明日の顧客説明のためのシャドウプレゼン。あと、6月のアレでもなんかしゃべるらしく、最近やたらとプレゼンづいてるなぁ。プレゼン苦手な人だったら死んでるね。
それはそうと、新幹線で高橋メソッドなプレゼン資料を書くのはかなり恥ずかしい思った。
シャドウプレゼンにも飽きたので、明朝のために「iTunes目覚まし時計」を作った。といってもこれだけだが。6時間後に起きるぞ!
% sleep 21600; ruby -rwin32ole -e 'WIN32OLE.new("iTunes.Application").Play'
PCがあると、なんでもできるよなぁ。
2008-04-12(土)
■ VAIO Hot Streetの利用規約が気持ち悪い
調べものをしていて、偶然SONY Hot StreetというVAIOユーザ同士のQ&Aサイトに行き当たった。で、そのページを開くと、最初に利用規約に同意するようにというポップアップが出て、同意しないと読ませてもらえない。
JavaScriptのソースをざっと見ると、同意するボタンを押すとVHS_AGREE_TERMというcookieに1を入れるだけの動作なようだ。同意しない場合はトップページに飛ばされる。これをログに記録しておいて、何か違反をしたら「てめぇあのとき同意しただろ、ごるぁ」って言うのかなぁ。怖いなぁ。
でも、規約を読むと適用対象は投稿する人のみで、それもVAIOなんちゃらというIDを持ってる人にしかできない。じゃあ、読むだけの人は? わからない。わからないものに同意したくない。
もちろん、JavaScriptを切ってしまえば規約に同意することなく読めるし(実際そのようにして読んだ)、Googleで見つけたのならキャッシュで読むこともできる。ということは、規約を読むこと自体を簡単に回避できる(というか知らずに回避してしまっている人がいる)わけだが。そんな規約は果たして有効なのか? そもそもログインするときに読ませりゃいいじゃん。なに考えてんだ、SONY。
2009-04-12(日)
■ 酷道を走るなどしてみた(R362+R152)
車載動画をやっていると、避けては通れないのが「酷道」である*1。いや、避けてもいいんだけどさ、長い冬眠を経て、ひさびさにバイクに乗る日にしたので、ちょっと変わった道を走ってみようかと。
そんなわけで、静岡にはR362とR152という2本の酷道が走っているので、せっかく高速道路が1,000円になったことだし、足を伸ばしてみた。例によって5時ごろ出発、東名をひたすら西進して清水I.C.で降り、静岡駅前からR362へ。
最初は普通にいい道で、さすが県庁所在地なんだけど、わりとすぐにセンターラインが消え、山あいに入るともう、ひたすら1車線の狭い狭~い峠道の連続に。まぁ、日ごろからこういう道を好んで走っているのでたいして珍しくはないものの、これが国道だと聞かせられれば、たしかに相当なガッカリ感かも。
それでも大井川と併走するあたりは道幅も広く、路面もいいので快調に飛ばせるいいワインディング。メリハリがあっていいかも。気に入っちゃったな。とにかくひたすら長いところがいい。途中、県道263に浮気などしつつ、天竜へ。
天竜川沿いをR152で北上……する前に、わりと有名な「月まで3km」という本来なら38万kmほど遠方にあるはずの看板をGETするなど。夢がある。
R152はこのまま長野県境を越えて諏訪まで延びる長い国道だが、途中工事ができずに2箇所分断されているのがポイント。分断箇所は林道を使って迂回できる。GSで聞いてみたら(冬季閉鎖などもなく)問題なく通れるらしいので、このまま諏訪まで行っちゃうことにした。
酷道とはいえ、R152は分断地点まではなかなかいい道で、整備状態のいい中・高速ワインディングが続く。これはバイクはかなり気持ちいい道。
最初の分断箇所を越える「ヒョー越林道」(ほんとにこんな名前なのか?)はXactiのバッテリが切れているのに気づかず、動画が取れなかったが*2、2つめの「蛇洞林道」はばっちり。というか、落石・浮砂がうんざりするほど残っている国道そのものより整備状態いいよ、この林道。
その後、ようやく道幅が広くなる大鹿村のあたりで、丘全面に桜が植樹されている公園を見つけ、昼食がてら花見。やっと桜前線に追いついた。昨日、今日とめちゃめちゃ暖かくて、今朝は御殿場あたりでちょっとインナーを着こんだだけで、あとは春装備でも暑いくらいだった。
そうなると沿道は桜でピンクに染まる土地も増えてくるのだが、美和湖のあたりから様相がおかしくなる。どうみても何もない場所に大型観光バスがたくさん駐車していたりして、なにかなーと思ったら、高遠の桜だった。いや、たしかに遠めにもピンクの濃い桜が町中を埋め尽くしているのは美しい。んだけど、めちゃめちゃ混雑してるやんけ! これは寄るどころの話じゃない。
その後、帰りの観光客を詰め込んだ観光バスが、狭いR152を連なって走るのにお付き合い。ハミ禁の峠道をバスの後ろについて走るとか拷問ですか。
■ EveryTrailのアカウントを作り直した
ツーリングのログはEveryTrailに残しているんだけど、これがメールをちょくちょくよこすくせに、登録アドレスを変更する手段がない。古いメアドはあと2ヶ月ほどで消えてしまうので、新しいのに替えたいのだが、このEveryTrail、サポートにメールしてもまったく返事がない。もう2回も送ってるのに。
しょうがないので、新しくアカウントを作り直した。こちら。今後はこっちを更新する。古いのを移すかどうかは……たぶん面倒だからやらない。
それにしても、メールアドレスを変更できないシステムを作るような(アホな)連中のサービスを使い続けていていいのか、という不安もあるな。どこかにEveryTrailに匹敵するGPSログの共有サービスないかしらん?
◆ Marlowe [R152で月まで、とういうか飯田まで高速1000円になった初日に行ってきました。 ヒョー越林道は兵越林道って名前だっ..]
2010-04-12(月)
■ iTunes代替同期ツール「doubleTwist」を使ってみる(Android受け入れ準備その1)
会社帰りに町田ヨドバシに寄って、さっそくDesireを予約してきた。町田店のような場末のヨドバシには、まだホットモックどころかポスターすら配備されないので、実物はまったく目にしないままの予約である。なにしろ価格すら決まってない。度胸あるなー(自分で言うな)。
あとは、来るべき発売日に向けて、いろいろと受け入れ準備をしておかなくてはならない。携帯電話としての乗り換えもやっておくことがあるけど(連絡帳移行とか)、ミュージック/ビデオプレイヤーとしても使うつもりなのでiTunes以外のメディア管理ツールも探さなくてはならない。
ということで、今日はdoubleTwist。さまざまなガジェットに対応した同期ツールということで、iTunesの置換えができるかなーと期待してインストール。が、本当にただの「同期ツール」で、MP3TAGの入力すらできなかった。
もっとも、なにもしなくてもiTunesのライブラリを読んでくれて、プレイリストのインポートも自動なので、同じような条件のライブラリを構築するのは簡単そう。試しに16GBのSDカードを認識させて、一部の音楽ファイルを同期させてみたが、特に問題なくすいすいとコピーしているようだ。もっともiTunes上では「ミュージックビデオ」として扱っている動画ファイルは、ライブラリ上では見えるのに同期対象にならないみたい。
iTunesの置換えはできないけど、iTunesライブラリはそのままに同期先を切り替える用途にはアリ。ただ、GUIはかなりしょぼいし、同期中はCPUを食いすぎるので、もうちょっと進化してくれないと常用するのは難しいかなー。これなら自分でコマンドラインツールを作ってフルオートで同期させる方が楽な気がする。
2012-04-12(木)
■ 殺人感染 (上) (扶桑社ミステリー)(スコット・シグラー)
医療サスペンスはけっこう好きな分野で、以前はロビン・クックなんかをよく読んでいたんだけど最近はごぶさた。というわけで、これも未知の感染症と戦う的な話だと想像して手にとったのであった。
前半はまさにそんな感じで、とつぜん患者が凶暴化して殺人鬼になってしまう謎の奇病の発生、異常な速度で腐敗が進む感染者の死体、ようやく手に入れた「新鮮な死体」の調査から浮かび上がる恐ろしく高度な寄生戦略など、なかなかぞくぞくする展開である。
ところが後半(この段落のみネタバレ)、実際の感染者のようすに描写がうつると、なぜか話はホラーになり、「SFボディスナッチャー」になり、おやおやと思っているとファースト・コンタクトものになって、最終的にB級侵略SFなオチでしめられるという。なんだこれ(笑)。いや、星間飛行の一手段としてこれはアリかもだけど、向こう側に知的生命がいないとダメってあたりでいろいろダメじゃねーの、というかSFだったのかこれ。
もっとも、面白くなかったかというとそうでもない。ロビン・クックを読まなくなったのは、主人公が高等教育を受けたとは思えないほどどうしようもなくバカばっかりで、それが「ストーリー上こいつがバカである必要があるから」程度の理由なのが我慢できなくなったためなんだが、本書の感染者サイドの主人公も脳よりも筋肉で考えるタイプ。ただ、元アメフト選手の彼がそういう人物である理由がちゃんと掘り下げられていて共感できるし、なにより寄生生物との孤独な戦いをするのにこれ以上はないくらいに最適な人物なのだ。
とにかくこの主人公の戦いっぷりがマッチョで、アパートの一室を舞台にくりひろげられる「ランボー怒りの××」みたいで実に爽快。いや、描写はものすごく残酷で痛々しいから血が苦手な人にはあれだけど、「自分の体内に巣食う生命体と戦う」というシチュエーションは新鮮で面白かった。
2014-04-12(土)
■ 庭をリニューアル中
庭に芝生を植えてからもう9年以上がたち、さすがに寿命で庭が緑になることもなくなってしまったので、リニューアルを敢行することに。
まずは古い芝をひっぺがさないといけないということで週末を使って庭を掘り返しているんだけど、いやー、これが大変。狭い庭だったはずなのに、芝をはがして土を掘り起こすだけでも2日かかってまだ終わりが見えない*1。なかなか前途多難である。
そういえばやはり9年前に植えたヘデラヘリックスも、根本はすっかり太くなってまるで樹木のよう。敷地のはずれに植えたそいつの根っこがはるばる庭の中央付近にまで伸びてきていてなかなか怖い。家の地下はどんな様相になっているのやら。
*1 集中しないでちょっとずつやっているというのもあるけど。
2015-04-12(日)
■ 川崎 1-1 浦和@等々力陸上競技場
(リアルとフィクションの)ライブのあとにサッカー見に来ると、ライブのコールとサッカーのチャントって似てるよなぁ……と前から思ってたんだけど。違いはサッカーには「敵」がいることだけど、もともとフロンターレサポはブーイングをあまりしないので……って、まぁ相手が浦和の時はちょっと違うんだけど(笑)、それでもブーイングくらいでプロの選手がスポイルされるわけがないので、そもそもやる意味がない。どうしようもなく相手サポにヘイトされたいなら別だけど。
そういえば60分あたりでレッズの石原が転倒したとき、遠くからケンゴがダッシュで近寄ってきて、担架に大急ぎで来るように指示してた。たぶん彼のところから見ていてヤバい倒れ方をしたのかなと思うけど、自チームの選手のフェアプレイぶりを見るのは良いものです*1。
あとはねー、あー、始球式に仮面ライダー3号が来てた。
一発目をフロン太に止められてた(笑)。つーか、V3世代からするといまさら「3号」とか言われてもなーという。
(ここまで試合内容にかんする記述なし)
*1 Twitterでレッズの選手が誰も駆け寄らないのなんでとか批判されてるのを見かけたけど、あれは石原のファウルなのでレッズの選手は急いで守備に戻らなきゃいけなかったからである。どこのチームでも倒れた味方の選手に誰も近寄らない流れとか普通にある。
2016-04-12(火)
■ HerokuのMongoLabアドオンが設定する環境変数名がいきなり変わった
GitHub上に置いてある自作のrubyプロダクトは、依存Gemの更新をTachikoma.ioを使って定期的にウォッチしていて、Tachikomaが送ってくるプルリクをHeroku上のPipelineに放り込んで、問題なければmasterにマージ……という流れで開発してる。基本的にこれだけならWebブラウザだけで完結してしまうので、ほんと楽。
で、今日もTachikomaがせっせと送ってきたプルリクを処理していたら、Heroku上で生成されたReview Appが実行に失敗してる。ログをみてみるとMongoDBが見つからないとか言ってるので、調べてみると従来使われていた環境変数MONGOLAB_URIではなくMONGODB_URIが設定されてるではないか。えー、なにこれ。
ちなみにMongoLab社は今年に入ってからmLab社に名称変更していて「MongoLab」という名前は徐々に消えていくんじゃないかとは想像していたけど、まさかこんないきなり来るとか(笑)。たぶんテストコードがプロダクションに混入しちゃったんじゃないかなー、mLab社に聞いてみないと……と思いつつTwitterでつぶやいたら、Herokuサポートの@zundanさんに拾ってもらえたので(いつもお世話になっております)、お任せしてしまったら、驚愕の回答が:
@tdtds ドキュメントが実装の変化を追いかける感じに進むようです。お手数かけますー
— zunda nはオマケ (@zundan) 2016年4月12日
こんな重大な仕様変更をアナウンスなしでいきなり決行するとか、自由()な会社だなぁ、mLabよ……。
もちろん稼働中の既存アプリに影響はないけど、今回のようにCIに組み込んでる場合なんかはコードを修正してMONGOLAB_URIとMONGODB_URIの両方を参照するようにしないといけない。MongoLabを使ってるプロダクトのほとんどは、だいたいこんな感じで修正した:
- mongodb_uri = ENV['MONGOLAB_URI'] + mongodb_uri = ENV['MONGODB_URI'] || ENV['MONGOLAB_URI']
なお、addon追加時に以下のように指定することで、従来どおりのMONGOLAB_URIを設定しれくれるそうです:
% heroku addons:create mongolab --as MONGOLAB
なので、コードを修正したくない場合は↑の方法で対処してもいいと思う(tDiary.Netは影響範囲が大きいのでこっちにした)。
追記(2016-04-13)
2017-04-12(水)
■ 【ACL】川崎 0-0 広州恒大@等々力陸上競技場
職場から直行して新丸子についたあたりでパラパラと雨が降りはじめて、試合開始前からけっこうな降りに。しかたがないので公式ポンチョを夫婦で買って濡れながら観た。風も強くて、ひさびさに厳しい観戦だったよ。なお今日は(どうせACLで客の入りも少ないだろうと見込んで)1FのA席アウェイ寄り*1。
で、そんな中、震えながら観戦していたのだが、またもやドローで「今期まだ勝ち試合を見てない」という状況はまだ続くのであった。とほほ。もっとも広州恒大といえば中国資本にものを言わせたアジア随一の強豪チームなわけで、怪我人で多くの主力を欠く川崎が互角に戦ったのはなかなかすごいことなのでは。
なにしろチームの練度が低くてパスの精度が悪い上に、向こうは寄せも速いしそもそもパスコースを消すのが上手いから、しょっちゅう相手にインターセプトされてしまうから、ボールのキープがぜんぜんできない。後半からケンゴが投入されたけど、全体的にレベルが低いからそれだけで何か改善されるわけでもない。とはいえ防戦一方というわけでもなく、ほんとに「互角」という感じだったから、ほんとよくやったよ。
なお、ハイネルは今節もどことなく「おもしろプレイ」っぽさを漂わせていて、ボールを持ったらなにかやってくれる(orやらかしてくれる)期待感がハンパなかった(笑)。や、ちゃんと活躍してたけど。
*1 ACLレギュレーションを満たしていないゴール裏席は使えないので、今日みたいに13,000人程度の入りでもそこそこ入ってる感はある。
2018-04-12(木)
■ OSS Gateふりかえり
OSS Gateも今年最初のふりかえり。今回は(というかおれが不参加だった前回から)、ビデオ会議で大阪チームといっしょに行った。ふおぉぉぉ、未来だねぇ!(そうじゃねぇよ)
内容はいつものようにGitHub Projectにて。やっぱ大阪の方が工夫が多くて、なんでかなーと考えるに東京はほっといても人が集まってしまうから、あんまり工夫する圧力がないんじゃないかねぇ……という気がする。とはいえキャンセル待ちのビギナーが大勢いるわりにサポーターが増えない現実はあるので、大阪を見習っていきましょう、ということになった。
2019-04-12(金)
■ 手ぶら通勤実現のために「磁気エラー防止シート」を買ってみた
痛む肩への負担を軽減するために、ためしに荷物を減らしている。可能なら手ぶらで通勤したいと思い、薄い財布を探してみたり、スマホの充電装備を出没しそうな各地に設置したりして最適化を進めてる。
中でも職場への出入りに利用するIDカードは、在席中はストラップで首から下げておかなければいけないが、出勤中はストラップとカードケースが邪魔だ。カードだけ財布にでも移しておけばいいか……と思ったら、PASMOと干渉してエラーをおこすのである。駅の改札では問題ないが*1、コンビニやカフェでの会計で反応しないことが多い。
で、そういうのにはスキミング防止のシートが効きますよ、というアドバイスをもらったので調べてみると、百均で買える「磁気エラー防止シート」ってのが安くて良いという情報。「ICカードなのに『磁気』はねーだろ……」というツッコミを入れたくなるが*2、ここは名より実をとろう。
というわけで、出勤途中でちょろっと百均に寄って買ってみた。ネットで見つけた商品が、だいたいどのチェーンの百均でも買えるって、よく考えたらすごいことだ。スマホのケースにカードを同居させるためのものだけど、もちろん独立して使うこともできるでしょう。
さっそく財布の中のPASMOと一緒に入れて、反対側にIDカードを入れてみたところ、たしかに会計時のエラーはなくなった。とはいえ(不思議なことに)職場のドアにPASMO側を近づけてもちゃんと解錠されるんだよなー。どういうことだよ!?
◆ グリーン車 [500系はグリーン車でも揺れがかなり有りますよ。二度と乗らねえ。]