2000-04-04(火)
■ Kondara 1.1
昨日、あんなことを書いたのに、届いてしまった、Kondara 1.1。宅配便の宛名、手書きだよ。大変だなー(笑)。週末までインストールできそうにないけど、とりあえずパッケージを開ける。中身はこんな感じ。この他に、優待販売の申込書とかカタログ類が多数。1.0のときより、ずいぶんと「商品」らしくなった。驚いたのがマニュアルで、ざっと倍の厚さに。内容はすでにWeb上にあるものと同じだけど、通勤中に読める本はやっぱありがたい。それから、CD-ROMは4枚組になって、Kondara-Zooが増えている。これも嬉しいねぇ。
1.0の時楽しませてもらった箱の蓋もこれとこれに(笑)。それからお楽しみの携帯ストラップ。ふふふ。ちょっと塗りが甘いが、けっこうよくできている。ピカチュウには引退していただきます:-) あとは、マウスパッドとステッカーがおまけに。マウスパッドは、小さいのが残念。マウスが脱輪してしまう……。
■ BookView
あとはお詫びと訂正。新真・コンダラ掲示板でとほほるさんに、BookViewはちゃんとRPMになってKondaraに入っていると指摘されてしまった。うう、"bookview"じゃなくて"BookView"を探してしまって見落としたみたい。とほほ。ごめんなさい。というわけで、ndtpd
とBookViewは、Kondara環境から普通に入れられます。はい。うちもいずれRPMに入れ替えまする。つーか、その前に1.1にアップグレードだぁん。早くやりてー。でも時間がねー。
2001-04-04(水) ニューマシン
■ あんぱん
今日はあんぱんの日だそうです。おかまの日じゃなかったのか。
■ 組立て〜♪
なんか寒くなるとか天気予報で言っていたので、風邪を理由に休むことに。で、昼過ぎからぼちぼちとマシン組立て。4GBのディスクに入っていたrootパーティションの中身(/etc
と/var
と/usr/loccal
あたり)を、20GBの/home
パーティションにコピー。電源を落として、内臓を掻き出す。ついでに山と積もったほこりも掃除。
新しいM/B(ABIT SE6)に、Pentium-III 866EBを載せる。Socket370は初めてだな、そういえば。クーラーの取りつけにマイナスドライバを要求されて慌てる。PCの組立てにプラスドライバ以外を要求するとは、なに考えてんだよ、Intel。メモリ(PC133 256MB)を挿して、ケースへ。内臓は整理することにした。ATAPIなCD-ROMドライブは捨て。ビデオもサウンドもi815Eのを使うつもりで捨て(サウンドは動かない気もするけどいいや)。けっきょくPCIに挿したのはSCSI(Adaptec 2940)とNICのみ。すっきりしたなぁ。もっと小さいケースにしたいぜ、こりゃ。ディスクは新しい20GB(1プラッタもの)と、さっきバックアップに使った旧20GB。古い方は移行が済んだら外してしまおう。できるだけ音を小さく、発熱を少なく、を狙う。
電源ON。順調に起動してBIOSセッティング。BIOSも進化してるんだなぁ、ディスクの設定が直感的だ。CPUのクロックだけ決めたら他はほとんどいじらずに済んだ。あとはビデオメモリをけちったくらい。どーせ1024x768の16bppだし。あとはSCSI CD-ROMからブートできるように2940の設定をいじって、Kondara 2000のCDからブートし直し。うーん、順調過ぎる。なんか、自作の醍醐味である『思いがけないトラブル』がないのは味気ないのぅ。嘘ですごめんなさい。最初の自作機(486/100MHz、2枚続けてM/BのBIOSが蒸発)以来、トラブルはもうごめんなの、ホントは……。
予定通り、rootパーティションはReiserFSにする。これで不意のリセットでも安心(笑)。あとはふつーにGNOMEワークステーションで入れる。順調。完了後のリブートでうまくログイン画面が出なくて焦ったけど、これはXの設定がまずいせいだとあたりをつける。runlevel 3
で入り直して、Xconfigurator
で設定をしなおしてOK。液晶だと垂直周波数がらみでちょっと苦労することがある。でもi815Eに関しては大丈夫だからいいやね、Kondara 2000は。
旧20GBディスクをmountして中身を適当に移してから、BINDのような基本的なサービスを入れ、設定を復活。続いてmph-get
周辺を一気に最新版へ。で、あとはmph-get upgrade
でとりあえず最新環境を構築……しようと思ったらン10MBも落とし始めるので、その間何もできず。うーん、メールくらい読めるようにしたいのに。ブロードバンド化しておかなかったことを今ごろ後悔。仕方がない、寝よう。朝から始めればよかった。
2002-04-04(木) 7855歩
■ tDiary: 見やすいテーマを作ろうキャンペーン
なんだ、一転して涼しくなっちまった。というわけで、クローバーに戻す。あとで冬用テーマも作ろう。
最近また、テーマ作成熱がぶりかえしてるなぁ。そんなにネタがあるわけじゃないからすぐ冷めると思うけど。というわけで、テーマをいじってていくつか感じるものがあったので書いておこう。
■ まず『ツッコミを右寄せにするのはやめようキャンペーン』。
長くなって折り返しが入る文章が、右寄せになっているととてつもなく見づらい。本文とツッコミは、右寄せにするのはやめた方がいいと思う。もちろんデザイン上その方が好ましいテーマもあると思うけど、そうじゃなくて「なんとなく」右寄せにしているのであれば、それはやめた方がいい。
■ 次に『アンカーに下線を入れるのをやめようキャンペーン』。
最近WindowsのMozillaを入れ直したときに、いつもOFFに設定している「リンクの下線表示」をしなかった。そしたら、かなりの数のテーマで下線が出っぱなし、デザインがぶち壊しなんだな。読者がみんな下線をOFFにしてるとは思えないので、多くの人は見苦しい状態に甘んじてると思われる。
Webのリンクは、基本的には「青系の色で下線」というフィードバックで認識されるべきだけど、ユーザがWebに慣れてきた今、本文と明らかに色が違っていればそこはリンクと見なされるので、下線は必須ではないと思う。CSSを切れば見えるわけだから、デザインに凝るなら下線は切るべきだ。少なくとも、カレンダーやイメージアンカーのエレメントでは「text-decoration: none;
」にした方が、すっきりきれいに見えること間違いなし。
■ 最後に『W3C CSS Validatorくらい通そうキャンペーン』。
テーマ集に入ってるものは、主にしんちゃんとzoeさんの尽力で通ってるものが多いけど、これからは最初からせめてCSS検証サービスを通してエラーくらいはなくしておこう。typoやセミコロン忘れも指摘してくれるので、けっこういいんだよ、これ。
■ あと、ホントは『font-size: smaller;
はやめようキャンペーン』というのもあったんだけど。IE5.5だと、smallerが2段階くらい小さなフォントになってしまうというバグがあるらしくて、smallerで指定してある文字が見えないんだよね。でも、バグ対策なんてキャンペーンにするのはしゃくにさわるからやめた(笑)。でも気がついたら直すぞ、おれは。
■ こたつ
……なんて舌の根も乾かぬうちに、こんな見づらいテーマを作ってしまうおれっていったい。冬用はクールアイスの色を変えるだけと予想されたので(ぎく)、オレンジはオレンジでもより冬らしいオレンジをフィーチャーしてみたぜ。ってことで(バカ)。うー、暑苦しい。今日だけ限定ね。
■ 急展開?
わくわく(謎)。
2003-04-04(金)
■ tDiary.org: ML archive
ツッコミで報告を受けているんだけど、MLのアーカイブの、個々のメールがForbiddenになってる件。よくわからんが、permissionが600になってたので、とりあえず読めるようにしておいた。こうなっていたのはこないだ移動したあと追加されたメールなので、導入したrcファイルが悪いに違いないんだが。何も解決していないので、今後追加されるメールも600になるであろう。
それより問題は、過去のメールがインデックスページから消えちゃったことだよ。生成時にはあったのに、追加時に消されたらしい。個々のメールのHTMLは残ってるし、番号付けもちゃんと追加になっているってことは、これも何かの調整ミスなんだろうけど……。うぅ、やっぱりMHonArcって難しい。
というわけで、しばらくはこのまま(ぉぃ)。だって忙しくて……昨日遊んでたツケだけど。
■ ROBODEX2003(2)
誰も「メカアシモ」という命名の、基本的な問題点にツッコまないのはどういうことですか。
それはさておき、ZDNNの関連記事は、昨日は見落としていたものがちゃんと取り上げられていて嬉しい。ま、これを見て行った気になったとしても、走るメカアシモを生で見る感動にはとうてい及ばんがな。ふふふ。
■ tDiary: posttdiary.rb
スタイル対応、どうしましょうね……。こんなことになっているとはまったく気づかず、何食わぬ顔で写真を添付し、家に帰ってきてからビックリしたという(笑)。
まぁ、オプションでテンプレートを与えるというのが現実的かな。そもそもposttdiary.rbは敷居の高いユーティリティだから、これくらいの複雑さはたいしたことじゃないだろうし(笑)。仮に-tオプションとして、デフォルトはこんな感じ。
-t ' <img class="photo" src="%u" alt="">'
%uは画像のURL(image/YYYYMMDD_N.jpg)に展開されると。Wikiスタイルだとこんな感じか。
-u image/ -t 'http:%u'
2004-04-04(日)
■ MakeWebのblosxomプラグイン
これを読んで、ふと思った。
tDiary用のMakeWebスタイルを書く ↓ 結城さんがtDiaryを使ってみるようになる ↓ ついついプラグイン作成に手を出すようになる ↓ Rubyの面白さに目覚めてしまう ↓ 結城さんによるRuby本が出る ↓ ウマー(AA略)
■ パラボラ: 茨城巡礼プラン
次の週末、かみさんが泊りがけで出かけてしまうので、だったらおれも遊びに行こうと。というわけで、山口に次ぐパラボラのメッカ、茨城行きを計画する。現在、茨城周辺にある20m超のパラボラはこんなところか?:
- 国土地理院のつくばVLBI観測局(32m)
- 通信総合研究所の鹿島宇宙通信研究センター(30m)
- KDDI茨城通信センター(KDDIにはオフィシャルページがないのか?)(32m×2)
どれも30m以上か〜(じゅる)。他にも
- NTTドコモ楊枝方衛星通信所
- 以下調査中...
問題は移動手段だなー。バイクが一番機動力があるんだが、カブではちょっとスピードが足らない。BMWがあれば完璧だったんだが(泣)。そうなると、やっぱレンタカーが一番?
■ tDiary: 重複TrackBack
先日、同一ウェブログから複数のTrackBackが来たんだけど、最初の3つは同じ内容なのに重複チェックができてない。要調査(→comment_filterを呼んでなかった……)。
にもかかわらず、recent_trackback3.rbではちゃんと重複チェックができていて、タイトルが変わった4番目以外はちゃんとはじいている。なんでやねん(笑)。
2005-04-04(月)
■ 大津の神社でこま犬3対が相次ぎ盗まれる
出社するなり、flipperから疑いをかけられる。あ、ここにも疑ってる人が。おれは神殿こま犬には興味ないっつの! ……と説明しても、一般人には神殿と参道の区別などついていないのだが。社の中にいる主に木製のが神殿、屋根のないところにいる主に石や金属製のが参道。我々こま犬ウォッチャーが愛でるのは参道こま犬なのでございます。
もっとも、参道こま犬はクレーン車でも持ってこないと盗めないと思うけど。木製の神殿こま犬は、人手でも持ち出せちゃうもんな。罰当たりめが。きっと、日本かぶれの外人が買ったりするんだろう。
■ ximapd 0.0.0
前田さんが作っている、(個人的にたいへん楽しみな)検索ベースのIMAPサーバ。職場の個人サーバ(coLinux / Debian sarge)のcourierは相変わらず不調なので、試しにコレ、入れてみよう。以下、メモ:
- いきなり動かそうとして、requireでイロイロ怒られる
- TMailを使ってるので、これはapt-getでインストール
- ぎゃ、Rast使ってるし。で、入れようと思ったらcoLinuxってgccすら入ってないよ。で、gccやらbdb入れたりmakeしたりで、期せずして初Rast
- 使い方がわからん。UnitTestのコードをちょっと見て、~/.ximapdにuser/password/data_dir/portを設定すれば動きそうだとわかる。……data_dirって? まぁいいや。
- ./ximapdでデーモンとして常駐。動いた!
- Becky!に新しいメールボックスを作成して接続してみる。プロトコルログを取りながら……
* OK ximapd version 0.0.0 0012 CAPABILITY * CAPABILITY IMAP4REV1 IDLE LOGINDISABLED AUTH=CRAM-MD5 0012 OK CAPABILITY completed 0013 AUTHENTICATE CRAM-MD5 0013 BAD AUTHENTICATE failed - not supported encoding: utf8 0014 LOGOUT * BYE IMAP server terminating connection 0014 OK LOGOUT completed
えー、utf8って言われても。……今日はここまで(汗)。
※あ、わかった。キーワードは「ICU」だな、きっと。明日やろう。
■ ANAユニフォームコレクション
けっこう素で「欲しい」と思ってしまった……。JALは好きじゃないが、ANAは好き。FAQが濃すぎて笑える。
2006-04-04(火)
■ Amazon.co.jpのマイストアが変わった気がする
昨日、職場からAmazon.co.jpにアクセスしたら(というか「マイストア」がタブで開きっぱなし)、なんだかAjaxっぽいデザインに変わっていた。以前のおすすめのページが進化したようなデザイン。「持ってます」「興味ありません」や評価の☆マークがその場で変えられる。
こりゃいいや、と思って自宅のPCから同じページにアクセスしたら、以前と同じデザインだし。幻かと思って今日になってもう一度職場から見てみたら、やっぱり新しいデザインだ。なんだこれ?
■ 未来の旅行先の天候を知る
ゴールデンウィークは能登に決まったらしい(←かみさん任せ)。
半島の先っぽにある宿に泊まるので、そこまでの交通機関に悩む。というか、あらかじめおれはバイクで行くぞ宣言をしてあるので、それしかないんだけど。金沢で飛行機を降りたかみさんを拾ってタンデムツーリングするとして、さて、5月の能登の天候は?
ここで「能登 気温 五月」なんてキーワードでググってしまい、しばし時間を無駄にする、まぬけなおれ。なんでも検索エンジンに聞けばいいってもんじゃない。天気のことは気象庁に聞け、だよなぁ。過去の統計を教えてくれるページがちゃんとあった。グラフィカルでわかりやすい。結果、5月は最低10℃、最高20℃くらい(4月はその-5℃くらい)、風も弱く日照も多いとわかった。
あとは日本気象協会で長期予報を見て、例年より少し気温が高めと知る。そこそこの服装で寒くはない、ということだな。
残る障害は……旅費か。とほほ。
■ 生まれて初めてボールペンを使い切った
大切にとっておこう。
2007-04-04(水)
■ ハワイ島旅行(2) - すばる望遠鏡見学
つーわけで、
VLBA 25m、どん!
SMA 6m×8、どん!
というわけで、ついに海外パラボラに進出だッ!! 以上、おわり!
……なわきゃない。
どうやってマウナケア山頂まで行くか
ハワイ島に行くならやっぱり、すばる望遠鏡を見なきゃねぇ。というかむしろ、おれ的には必然的にそれが主目的になるわけだが、オフィシャルな見学ツアーは現地集合(!)である。マウナケアの山腹を縫うサドルロードはレンタカーは保険適用外、しかも山頂へのアプローチは急斜面の未舗装路だから4WDが必須ということで、個人で手配するにはかなりハードルが高い。ツアー会社を利用するにしてもけっこうな金額だし。
どうしたもんかと悩んでいたら、なんとすばるの中の人(匿名)から助け舟が! 詳細は省くが、宿までの送り迎えと専任ガイド付きという贅沢極まりないツアーが決定。あり得ないほどの幸運に恵まれて、身震いする思いである。
山頂は4000mを越える標高なので、高山病予防のために前日は酒を飲むな、食事にも気をつけろ、よく寝ておけと、イロイロ制約がついているので、到着翌日(つまり今日)行くことにした。
ヒロ〜ハレポハク
朝食にいきなりヘビーなパンケーキを出されて閉口しつつ、朝はのんびり。11時近くになってガイド氏登場。昼食用にヒロのダウンタウンで「Bento」を買いつつ、ちょっとショッピングまで付き合ってもらう。Bentoは本当に弁当で、ごはんとおかずがプラケースにパックされていた。日系人が多いので和食文化がけっこう根付いている。買い物は、Ruby色の麻のアロハなどを購入。ちょっと高かったけど、経済感覚の破壊された観光客を演じることでヨシ(?)とする。
ヒロからダイレクトにサドルロード(200号線)に乗り入れて、そのまま西へ。途中で山頂へのアプローチロードへ曲がり、標高を上げていくと2800mほどのところにあるハレポハクに到着。通常ここは、オニヅカ・ビジター・センターとして知られているが、今回我々は「中の人」の一味なので、そこよりもやや高いところにある研究者のための施設、Astronomer's Mid-level Facilityに入る。なんかセレブな気分だね。
ここは山頂に観測施設を持つ各国が共同で運営する施設で、研究者が飲み食いしたり休息したりする場所。ビリヤード台や、各国の娯楽小説や映画のDVDが(おそらく自然に)集まったライブラリもある。我々もここで高地馴化を行いつつ、弁当を食べる。最低30分はここで過ごすのがルール。
マウナケア山頂へ
ここで車を乗り換える。すばる所有の4WD(たぶんHILUX SURF相当)。「TOYOTAなのにSUBARUのステッカーが貼ってある」ところが笑うポイント。ハレポハクを出ると、すぐに未舗装になる。けっこう整備されている印象の道だが、数日おきに表面を削って凹凸をならしているらしい。理想的な観測環境を維持するのも大変だ。
途中、VLBAに向かう枝道があるので寄ってもらったりしながら(ほんま贅沢なツアーだな!)、徐々に山頂を目指す。特に高山病の気配はないけど、さすがに息がつらい感じ。深呼吸を心がけ、動くときはゆっくりゆっくり。間違っても走ろうとか考えてはいけない。
すばる望遠鏡
そして山頂に到着。GeminiやKeckに混じって、日本の誇る1枚鏡からなる世界最大の光学望遠鏡「すばる」が見える。いやー、まさか本当に見学する日が来るとは。それにしても、赤茶けた大地に林立する望遠鏡群は、遠目にはなんだか火星に作られた植民コロニーのようだ。SF魂を刺激されるねぇ。
建物の中に入ってヘルメットをかぶったり防寒着を着たり(ドーム内は0℃に保たれている)など見学準備をしていると、なんだかあたりがざわついている。何かと思ったら、今日は主鏡の洗浄日で、これから始まるところだと言う。ひぇ〜、なんつう幸運だ!!
すばるのようなデリケートな望遠鏡は、温度を一定に保つために観測中はドーム内に人を入れない。観測していない時は人が入れるが、望遠鏡は直立しているので、構造上見学者は主鏡を見ることができない。しかし、主鏡を洗浄する時は、望遠鏡が斜めになるので、8mの主鏡を拝むことができるのである。
というわけで、貴重な主鏡洗浄風景は、がっちりビデオに撮ってきた。
Sorry, sm110856 was deleted.
何をやっているかと言うと、ボンベに詰めた二酸化炭素ガスを一気に主鏡に向かって放出しているところ。二酸化炭素は断熱膨張で冷えてドライアイスになるが、それが再度昇華するときに、鏡面についたゴミを一緒に弾き飛ばしてくれるという寸法である。主鏡に光を当ててみると、こんなに空気の澄んだ山頂にあるにもかかわらず、ビックリするほど埃がついているのがわかる。定期的に洗浄しないと使えなくなってしまうということだろう。いやはや、大変な話だ。
その後はキャットウォークを伝って、施設の隅から隅まで見学させていただく。各種観測装置から地下にある蒸着工場まで、見てないものはないんじゃないかと思うくらい、徹底した見学だった。まんぞく。
そうそう、事前学習と言うか、以前読んだプロジェクトリーダの小平さんの本がとても面白くてわかりやすかったので、すばるに興味を持った人には勧めておく(アサマシ)。
宇宙の果てまで: すばる大望遠鏡プロジェクト20年の軌跡 (ハヤカワ文庫 NF 308)
早川書房
¥924
星空観望会
夜に観測しに上がってくる研究者のために16時までにハレポハクへ車を戻さなければならないということで、見学を終えたらすぐ下山。火星に別れを告げる。もちろん途中でちゃんと火星の通信基地SMAも網膜に焼き付けて。
ハレポハクではまたAstronomer's Mid-level Facilityに入って、休憩。このまま日没まで待って、星を見てから帰ろうという魂胆。まだ明るいので、施設が提供しているオープンな無線LANを使ってネットアクセスなど。ビデオはその場で編集してYouTubeとニコニコ動画にアップ。あと(これ重要)、Remember The Milkに書き留めてあった「すばる望遠鏡を見学する」タスクを「Done」に。ほらね、「いつかやるリスト」だって、ちゃんと達成されることがあるんだよ!
日が落ちる直前に、オニヅカ・ビジター・センターまで降りると、数10cmクラスの反射望遠鏡が何台も出されていて、星空観望会の準備中。まだ明るいうちから見ることができる金星や土星を狙っている。そうこうする間に日が落ちて、満天の星空になる。冬の天の川の中にオリオン座。あとは北斗七星くらいしかわからないけど(笑)、空気の澄んだ高台から見る夜空は、実に美しい。こんなの、高校時代にロッキーで見て以来か。
そうそう、昼間に見かけた、研究者とおぼしき金髪のねーちゃんが着ていたTシャツがあまりにカッコよくて気絶しそうになったんだけど、「それオニヅカで売ってますよ」ということなので、忘れずに買ってきた。マウナケアにある望遠鏡の主鏡を、スケールを合わせて並べたもの。これは良いものだ。マニアックすぎるけど。
しばらく星空を眺めたあとは、真っ暗闇の山道を猛スピードで駆け下りるというスリル満点のエンターテイメントで今日はおしまい。宿まで送ってもらって、メシも食わずにばったりと寝た。いやもう、満足を通り越して素晴らしい体験でしたよ。ガイド氏には心からお礼を申し上げたい。
◆ (ふ) [う、うらやましい。。。。]
◆ 銀ノ星 [私も2004年11月に行きました。月齢のことを考えずにツァーに参加しましたので、満月が輝くマウナケアでした。それでも..]
◆ ただただし [自分の名前の付いた星を持つ男をうらやましがらせることができて、本望ですよ(笑) >(ふ)]
◆ IM [コナからツアーで登りました。 もうあれから3年か・・。]
◆ yuyang2.0 [羨ましいなぁ。マウナケア山頂で夕日を見て、オニヅカビジターセンターのちょい上で望遠鏡で天体観測するツアーには行った事..]
◆ あまのがわ [ほんと羨ましいですよ。 自分はマウナケア山にすら行ったこと がありません。 はぁ〜・・・・・・ でも!いつか必ず行..]
2008-04-04(金)
■ mixi2gmail.rbを導入
yoosee作のmixi2gmail.rbの新しいのが公開されていたので、試してみた。
WILLCOMを解約して以降、W-ZERO3は自宅のWiFi経由でのみネットワークに接続して使っていたんだが、せいぜいスケジュールをGoogle Calendarと同期したり(POsync)、Mixiの巡回をしたり(MZ3i)する程度なので、とっとと別なものに置き換えてしまいたいと思っていたのだ。
カレンダーはケータイで見られるからなんとかなる。あとはたまにMixiの日記をチェックできればW-ZERO3を捨てられるのになぁ……という状況だったので、メールで読めるようになればちょうどいい。もちろん「それPla」とか「それPra」でどうにでもなる話だけど、あれはセットアップが面倒だからのぅ。
もっともmixi2gmail.rbも何もない状態から動かそうとしたらけっこう大変で(笑)、なんだかんだでけっこういじることになってしまった。パッチを送っておいたので、いずれ取り込まれるはず(2008-04-07追記:パッチが取り込まれた)。なんかyooseeのコードはいじり易かったな。自分の書き方に似てるんだろうか。これで3タブ同盟員なら言うことないんだが……。
で、コイツを定期的に動かそうと思ってハタと気づく。いまおれ、24H稼動してるマシンを持ってない。自宅サーバはないし、職場のPCも最近はエコなんちゃらで電源落として帰らないと叱られるのだ。
というわけで、何ヶ月も借りっぱなしでほったらかしのsakuraのレンタルサーバに仕込んだ。まさかWebサーバとして使う前に、cronサーバとして活用する羽目になるとは。
2009-04-04(土)
■ 川崎 3-1 名古屋@等々力競技場
例によって15時キックオフなのに12時から等々力にいるというアレだけど、今日は公園の桜がいい感じに満開だったので良かった。
今日のDFは勇介と村上がサイドで、個人的にはベストな布陣。あとはMFの一人が決まればかなりいい感じだと思うのだが。とはいえ、今日はかなり積極的に攻めていて、ミドルシュートなんかも出るようになったので、攻撃にバリエーションがあった感じ。
でも名古屋に比べるとまだまだ余裕がないんだよなぁ。なんでわざわざあんなに狭いところにパスを出すのか、すぐにインターセプトされてしまう。ジュニーニョみたいなベテランすらそうなんだから、そういう「作戦」なのかとすら見えてしまう。
ともあれやっとリーグ初勝利だよ。やれやれ、一息つけた。
そう言えば、前日にふと気になってmobile_supers.rbの動作チェックをしてみたら動いてない。虫の知らせってこういうことか。
Webの構造がちょっと変わっていたので、それに追従しておいた。シーズン中はWebをいじるのやめて欲しいなり……。
2015-04-04(土)
■ 「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE ENJOY H@RMONY!!」の初日に現地参加してきた
1stライブから10ヶ月で2ndライブ。10thのドームまでに適切な間隔を開けるいいタイミングだけど、裏にはシンデレラのイベントが重なってたりして、今年のスケジュールはほんとにタイトで嬉しい悲鳴。
事前に2日でガラリとセットリストを変えてくるという予告があったので、なんとしても両日参加が必須になったものの、今のアイマスにもはや幕張メッセは狭すぎる。最近はコンスタントに数枚当たっていたわさますでも初日はたったの2席。うち一枚を分けてもらえたのでありがたく現地参加となった。
席は3Fで、ここんとこアリーナばかりだったので全貌が見渡せるのは新鮮だけど、だいぶ遠いなぁ。花道のないスタンダードなメインステージ。後ろにバックステージらしきものがあるけど妙に小さい。アリーナ中央に不自然に広い通路がある。眼下の関係者席にミンゴス……いやアサミンゴスPがうろちょろしてるのが見える。
なお、2人セットの席なので隣は同じサロンのゴンザレスP。知り合いと並んで見るの、やはり幕張の5th以来だなぁ。あの時は座っていないとダメだったけど、いまや4、5時間のスタンディングをこなせるくらいに体力回復して喜ばしい。西武ドームどんとこい。
初日の顔ぶれは「いつもの」メンバに加えていままであまりライブ経験のなかった人たちが揃っていて、どんな感じになるかちょっと想像がつかない。プロデューサーの腕の見せどころですな!
以下、印象に残ったところを順不同で。
ステージ構成の謎は2曲目の「Growing Storm!」で明かされる。なんと4台ものトロッコが会場内を縦横無尽に動き回る。バックステージにトロッコを連結すると細長いステージになったり、トロッコをつなげて動かして「電車」に見立てたり(もちょの「夢色トレイン」)。すごく面白かったけど、バラバラに動かれるとどっちを見ればいいのかわからなくなる(笑)のと、3F席からは手前を通るトロッコがまったく見えない。そういう意味では今回の当たり席は関係者席を含む2F前方だ(←伏線)。
ベストパフォーマは木戸ちゃんかなぁ。歌もダンスも一人だけ異次元だった。SSAで泣いちゃったのと同一人物とは思えぬ成長ぶり。可奈はそんなに上手くないだろうとツッコみたくなるけど、数年後トップアイドルになった可奈だと思って見るよ。表情の出し方なんかを見るとエンターテイナーとして研鑽を積んでる感じがするし、声優専業では食っていけない時代だ、いいぞもっとやれと思う。木戸ちゃんに限らず10代のメンバはナンスといいみっくといい成長著しくて、ほんと今後が楽しみ。
今回ユニットに参加メンバがいない「合言葉はスタートアップ!」は完全に不意打ちだったんだけど、歌ったのがミリオンのツインタワーことゆきよさんとゆい㌧。モデル並のプロポーションを持つ二人が並び立つだけでテンションあがる。1stではスカートの短さを気にしていたゆきよさんも今回は堂々としたもので、逆に「Blue Symphony」ではスカートの中が見えそうになってこっちがヒヤヒヤするくらいだった。
新顔さんの中ではことりさんの「Maria Trap」が背景画像が作り出す世界観もあいまって圧巻、死者多数。事前に仲間内で「vivid color好き、聴きたい」と楽しみにしていた駒形さんは「君想いBirthday」だった……うーん、残念、またの機会に。でも王道昭和アイドル感がすごかった*1。あと戸田ちゃんを心配するあまりレッスン場にディレ1を送り込んだゆきんこが、シンデレラのイベントを終えたその足で駆けつけたという逸話は記憶に留めておきたい。つーかニコ生を明日にしたのはこれのためじゃないの?
ダンスが得意なみっくにダンスが苦手な百合子を演じさせるのはほんと面白いと思うのだけど、みっくはそれを表情でカバーする。特に随所に挟んでくるウィンクが18歳のくせに小憎らしいくらいに良いのだけど、今回は曲の最後に横を向いてしまってウィンクなし。何だなんだと訝っていたら背景に映っていたみっくの横顔がそのままシルエットになって本の表紙に。百合子らしいにくい演出!
と思ったらそこで終わらず、映像が引いていって……そのまま「絵本」だ! さすがにこれにはゾクっとした。志保のイメージを直接投影できるこの曲は天ちゃんの表現力が本領を発揮する。LTHのときよりもはるかに完成度があがって素晴らしかった。まぁ、明るい曲やMCのときにピョンピョンはしゃぐ天ちゃんも最高に天使なんだけど。
さて、1stでは不本意な結果だったころあず、個人的な目標を「リベンジ」に据えていたけど、今日の公演は全体としてころあずのリベンジをサポートするものになっていたのが、劇場型アイドルを標榜するミリマスとしてむしろいい演出だった。ソロのトリを任せたのも、MCを最後にさせるのもそうだったし、結果的に本日の主役になったころあずはそれをがっちり受け止めて惜しみなく全力を出してた。リミッタのかかってないころあずは、ほんとすごかった。蒼の系譜。
4.5時間くらい覚悟してたけど、MC少なめだったせいか4時間を少し切るくらい。外に出たときはちょうど皆既月食の時間だったけど、残念ながら雲がかかっていて見られず。幕張でLV参加してたわさますメンバと合流して軽く飲み食いしてから終電で帰宅。幕張遠すぎる……。
ところで物販はだいぶひどかったらしく、早朝から並んでいる現地買出し組から早々に限定CD完売の報告。完全に生産数の読みを間違ってるよなぁ。ダウンロード券とかにすればリスクも下がる上に、開場待ち時間にダウンロードして聴けるから顧客満足度も上がるのに、いつまで物理媒体にこだわるんだろう。金を出すことに躊躇しない客がこんなにいるのにみすみすビジネスチャンスを逃すなんてバカみたい。
*1 怪物アイドルを輩出した昭和に例えるのは、アイドルに対しては最高の褒め言葉である。
2019-04-04(木)
■ code-serverを使ってみている
先日買ったChromebookで開発をするにあたって、sshでVPSに入ってvimで編集……というオールドスタイルを取らざるを得なくなっていたんだけど、先月あたりからちょくちょくcode-serverというVS Codeをリモートで動かすOSSの話が聞こえてきたので、入れてみることにした。
ようするにサーバで動いているcodeをブラウザで表示するものなんだけど、code自体がElectronで書かれているからできる技なわけで、ほとんどがブラウザローカルで動くから動作自体はリモートという感じはしないくらいにキビキビ動く。
設定なんかはcode-serverを動かしているホストの「~/.local/share/code-server/User/settings.json」に保存されるので、従来ローカルで動かしていたものをそこにコピーすればそのまま使える。Microsoftのストアを直接使えないからか、拡張は動くものと動かないものがあるが*1、致命的なものはない。
ためしに自宅のWindows 10のWSLで動かして、Chromebookのブラウザから編集とかしてみたけど、ぜんぜん問題ない*2。Windows 10でWSLと協調させてcodeを使うのってけっこう面倒な上に不安定なんだけど*3、この場合は本質的なものはWSLだけで完結するからむしろ安定する。いやー、これはいいな。開発環境、全面的にこれに乗り換えてもいいくらいだ。
2020-04-04(土)
■ パスワードマネージャをKeePassXCからBitwardenに乗り換え
フルリモートになったタイミングで職場のパスワードポリシーをパスワードマネージャを使わざるを得ないように変更したのもあって、なんとなく以前から気になっていたBitwardenに乗り換えてみた。パスワードマネージャはOSSでなければならないという自分のポリシーに合わせて、これももちろんOSSである。
乗り換えの背景には実は切実な問題があって、KeePassのデータベース共有に使っていたDropboxが同期先を3つしか選べなくなったので、新しいマシンを追加できなかったから。なんてショボい理由だ! いやまぁ、OneDriveとかにすればいいだけなんだけど。
データの移行にちょっと手間取ったけど*1、そこまで済めば使い始めるのにはそんなに時間はかからなかった。Android版、Chrome版も問題なし。UIはモダンで扱いやすいし、けっこう気に入った。
キーボード入力を乗っ取るKeePassの自動入力に比べて、HTMLの要素を解析して値を挿入するBitwardenの方式はバチっと決まるとスムーズだけど、癖のあるサイトだと自分でHTMLを眺めないといけないからけっこうハードルが高い。たとえば銀行のサイトだと支店番号や口座番号のinputフィールドのname属性を探して、カスタムフィールドを作成してやらないといけない。おれにとっては簡単だけど、普通の人には勧められないよなぁ、これ。
いまは公式が運用しているクラウド上の保管庫を使っているけど、いずれ自分でサーバを立ててもいいかもね。
*1 インポートフォーマットがKeePass2 XML形式のみだったのだがKeePassXCは対応していなかったのでKeePass2を入れ直したり。
2021-04-04(日)
■ THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE TOUR PIECE ON PLANET名古屋公演Day2の配信を観た
昨日に引き続きメモだけ。
- 今日はセットから何事もなく降りられたもよう
- 昨日はあのことについてMCでいっさい触れられなかったし、なんかシャニマスのスタッフは失敗を隠蔽したがる傾向がある気がする。2ndの地震後MCもアーカイブでは全部カットされてたし
- アイドルとトラブル体験を共有してこその「プロデュース感」だろ。こういうのを共有してこそのアイマスだと思うんだけど、わかってねぇな、新参コンテンツは
- (という残念な気持ちを書き残しておく)
- えりちのポニテが良い(リフレイン)
- 自己紹介MC、隣でだまゆの真似してるほのけが見切れてて吹いた
- 演者がLEDスクリーンと重なるとビットレートが維持できなくてかなーり画質が残念になる。配信が当たり前になるとステージセットも変わってくるだろうか
- アンティーカの「純白トロイメライ」のダンスがすごく凝ってるけど、るなのVoがけれん味たっぷりなのも良い良い
- おみほは美人だなぁ
- 今日はれいれいが参加でイルミネが完全体に。デュオイルミネもいいなと思ったけどやっぱ3人揃うと厚みがちがうなぁぁぁ
- アンコール拍手が長期戦を意識してて草。衣装にあの変なリングつけたから着替えが面倒になったんだぜきっと
- この衣装、脚がすらっと長く見えてほんと好き
Before...
◆ ただただし [うんにゃ。ここはあくまでLinuxな日記なのだ!!(と希望)]
◆ ブチャ猫 [火の鳥ですね。目をつつかれてるみたいです。]
◆ smbd [キムチ…]
◆ アビー [今日の靴下この色だぁ。ところで「うんにゃ」って関東でも使うのかな?]
◆ doggie [目が疲れるっす(^^;]
◆ 静寂 [うちは、tDiaryについてきたテーマを勝手に改造して、使うというなまぐさぶりですが、いいんだろうか(汗]