2000-04-19(水)
■ Project Gemini
この1週間、Linuxで遊んでる暇なんてぜんぜんなかっただよ。というわけで、Project Gemini、リニューアル・オープン。一般予約もやってるぜ。日記もそっちで書いてるぜ。って日記じゃねーよ、歴史だよ。まったく、1年以上もよくやったよなぁ、こんなこと。PalmPilotユーザはぜひ買ってね。でないとボーナスが全部飛んでっちゃうの(泣)。
■ Kondara 1.1
あ、嘘だ。ちゃんと(少しだけ)遊んだんだった。まず、勤務先で余ったPantiumII-233MHzなFM-Vに、Kondara 1.1を突っ込んだ。ビデオがPREMEDIA2だったので、自宅のi740よりずっとXがきれい。i740は16bppじゃないと使い物にならないけど(というかその前に液晶モニタが16bppで1024x768までなんだけど)、PREMEDIA2だと1152x864で24bppだもんな。時間を見て、こっちをメイン環境にしていくもくろみ。
あと、Kondara(のGNOME?)についてるNetscapeのアイコンが48x48フルサイズでなんかカッコわるいので、絵の部分を32x32に縮小して周辺を透明化して、他のGNOMEなアイコンとバランスをとってみたり(←暇あるじゃん)。Ruby 1.4.4も出てるなぁ。いまKondaraのサイトみたらruby-1.4.4-1.i586.rpm
があるし。でもタイムスタンプが3/30で怪しい。CSVから作ったのか?
2001-04-19(木) zsh
■ 日記システム
そんな時代もあったかのぅ。7年ほど前には(ドッグイヤー換算)。
■ zsh
本日の間抜けさん。.zshrc
に以下のように設定していたせいで、
export HISTFILE=.zsh_history
そこらじゅうに.zsh_history
ができているという状況に(泣)。どうりでヒストリーが反映されてないことがあると思ったよ。正しくはもちろんこうです:
export HISTFILE=~/.zsh_history
隠しファイルには気をつけよう。
2002-04-19(金) 10514歩
■ tDiary: 本日のハンティング
うめけんさんのところから、同サイトの日記をいくつか捕獲。サイコ日記、BLACK JACK、ほげほげ日記(←これはまだタイトル未設定?)です。
そういえばyamkさんの妹さんも捕獲しておかねば。manaほげほげ日記。って、ここも「ほげほげ」かい。デフォルトを変えるべきかも……。
こうやって、友達や家族にも日記を用意してあげてるサイトって、けっこう多いですな。複数の日記を運営しやすく作っておいてよかった。
■ 新オフィス
来月から使う新しいオフィスにネットワーク機材が運び込まれたので、root一同で乗り込んで設定。機材を持ち込んだSEがルータの設定を済ましてあったので、残されていたメモを参考に、ハブとサーバをつなぐ。
が、3つあるネットワークのうち、1つしか使えない。延々と2時間くらい悩んだあとで、メモに描いてあるルータのポート番号と、実機のポート番号の位置がまったく一致していないことが判明。図の方を無視して、番号だけで信用したらつながった。なんじゃこらーっ。
よかれと思ってやったんだろうけど、間違っていたせいでかえって手間どってしまったというお話。他山の石としよう。
■ S.P.C.宴会部会
かみさんが「少林サッカー」の試写会に行くというので、「おれも行きてぇ〜」と叫んだのだが(はっきり言ってすげぇ観たい)、今日はS.P.C.の小田原最後の部会なのだ。
新オフィス移転に伴って、10年以上活動の中心地にしてきた小田原ともお分かれである。行きつけのお好み焼き「しんちゃん」に集まって……まぁ、やることはいつも同じなんだが。おばちゃんが寂しそうであった。
ちなみに「少林サッカー」は「必見!!」だそうです。「実写版キャプテン翼」か「サッカー版アストロ球団」という感じらしい。よし、観に行くぞ。
■ src_inlineの罠
src_inlineの罠というのは、src_inlineプラグインでヒアドキュメントを使って挿入したソース中の、#{〜}
が展開されてしまったり、「\
」が消えてしまったりすることです。
それぞれ「\#{〜}
」、「\\
」にしなくてはいけないのだ。
2003-04-19(土)
■ tDiary: jdateプラグイン
日本語の曜日を「%J」で表示するために、tdiary.conf内でrequireするというけったいな仕様だったmisc/jtime.rbだが、先日の仕様変更でプラグイン化するメドが立った。
というわけで、jtime.rb改めjdate.rbとしてプラグイン集に登録。pluginディレクトリに入れるだけで、簡単に使えるようになった。
■ ライブカメラに時刻を入れるためのコード量0の実装
ただのコンピュータおたくにはできない発想。すばらしい。
■ tDiary: 絵日記
formにenctype="multipart/form-data"が必要という(言われる前に気づけ的な)衝撃の事実に対処するために、いろいろやってみたんだけど、ダメっぽいなぁ。
Ruby 1.6.xのcgi.rbは、multipart/form-dataが来るとすべてのパラメタをTempfileのインスタンスにする。1.8だとこれがStringIO。どっちも同じメソッドで中身を読み出せるから互換性の問題はないんだけど、日付やタイトルのような小さなものまでTempfileになっちゃうようだと、効率が悪すぎるよなー。
というわけで、ファイルアップロード専用のフォームを作れるような、別の口が必要ってことになりそうだ。ちょっと時間をみて実装してみよう。まぁ、edit_procと似たような手法で、プラグインで完結させる方法はあるだろうから、今の絵日記の実装よりはだいぶすっきりすると思うが……。
◆ 咳 [そいえばIndy使ってたときは光学式室温計というページを運用してました。温度計をIndyCamで撮ってるだけ。 もち..]
◆ ただただし [アナログとデジタルが素で出会うと楽しいですな]
◆ projectd@浜松 [我が家のあやしいWebcamもずーと時計憑きよん。OpenBlockSSだから負荷が高いと止まるからね(藁)。たださ..]
◆ ほそのひでとも [私はあのアイディアが俺ニュースでとりあげられてしまったのが一番おどろきますた。 projectdさんのよーなツッコミ..]
◆ ただただし [どんな発想も、環境に大きく依存するものなのです。この件は「ほそのくんの職場で」というのが驚きのポイント:-)]
◆ ほそのひでとも [(苦笑)]
2004-04-19(月)
■ tDiary: 明日で3歳
珍しく前日に気づいた(笑)。
実は、この日をターゲットに2.0を出す! という野望があったんだけど、もはやかなわぬ夢だな。それ以前に、1.5.7を出すぞ宣言を出してからかれこれ3ヶ月だよ _| ̄|○ フリーソフトウェアの開発が、作者の実生活にモロ影響を受けるという、典型的な状況だ。
■ ゆびとまのEchoo!
tDiary-theme MLの方には流したけど、ゆびとまが運営するソーシャルネットワーキングサービス「Echoo!」内のウェブログサービス「エコログ」(ややこしい……)で、tDiaryのテーマを使えるようにしたと、ゆびとまの中の人が知らせてくれた。ニュースリリース。……これのことか?
豊富なGPLデザインテンプレートを選択可能
なんか、「Designed by GPL」みたいだ(笑)。企業が提供するサービスでtDiaryのテーマが使えるのは、はてなダイアリーに続いて2番目?
■ 自分の手でネットを“進化”させたい――「はてな」社長の夢
インタビュアが有花たんですよ!(←そこかよ)。
◆ kayakaya [カセグレンという言葉に萌えてしまうよ]
2005-04-19(火)
■ ソフトウェアの匠(ゆきひろ, まつもと)
こんなタイトルの本を作るなら「本の匠」に登場願いたいところだが、そうはいかなかったようだ。コンテンツは悪くないのに、本の作りがどうしようもない。
なんと言ってもタイトルが悪い。「ソフトウェアの匠」という語から連想するのは、ずばり「ハッカー」だろう。でも、確実にハッカーと呼べそうなのは、まつもとさんと高林さん、あとはBIOSの人くらい? オープンソースや特許の話から「匠」というイメージは抱けない。キーボードの話なんて完璧に「ハードウェアの匠」やんけ!
それから紙質。こんなに厚くて質の悪い紙を使ったら、厚くてめくりづらい本ができるのはあたりまえじゃないか。ページを繰るたびにげんなりするようじゃ、どんなに内容がよくてもダメだよ。アスキーの256倍シリーズより安っぽいのに2500円は高すぎる。
というわけで、中身の話にたどり着けないので割愛(ってをい)。冒頭の二人の話はネットでしょっちゅう読んでいるので、復習程度。中ほどでシステムやらアーキテクチャを語っている二人は、巻末で対談もしているが、書いてることと言ってることが違うと思った。対談では「土俵を変えて勝負しないと」とか言っていながら、書いてることは現在の主要技術の全面肯定もいいところで、これじゃ「普通のやつらの上を行」くのは無理だよな。BIOS、キーボード、検索の話は面白かったし、特許の話も知らないことがかなりあった。ほら、内容はいいんだよ、内容はね(少なくとも半分くらいは)。
■ 次期主力戦闘機で悩む(4)
R1100Sは最新の方がいいですよというツッコミをもらう。そりゃそーでしょーけど、新車を買って外装変えたら、なんぼかかると思ってるの!(笑) ちなみに書き忘れていたけど、今回の予算はポッキリ100万です(肝心なことを書き忘れんなよ)。まぁ、100万で中古のR1100Sを探すのが難しいのはわかってるけどね……。
あとね、新型だから「改善されてる」とは言い切れないし(R1200STの方向性は一概に善といえるかどうか)、BMWの場合、国産車に比べて型オチでもそんなにがっかりしない傾向がある(R1100RSの初期型に乗っていたおれが言うんだから間違いない)。バイクのように趣味性の高いモノの場合、古いほうがいい場合って珍しくないしね。
……というわけでここ数日、中央高速を北上している自分の姿を白昼夢に見てしまうのだが(たぶん目的地は臼田と野辺山[笑])、またぐらの下でうなっているのは、ちょっとカフェっぽくカスタムされたビッグシングルのイメージだったりするんだよなぁ。SRかぁ。所有バイクがカブとSRなんて、どう考えても好きモノじゃないか。
■ Yamaha: SR file 6(-)
いかん。こんな本まで買っちゃって、いかんいかん。
2006-04-19(水)
■ 久々の大戸屋
遅くまで働いてしまったので、久々に大戸屋メシ。しばらく姿を消していたトロあじの開き定食が復活していて嬉しかった。でも、味もサイズも記憶にあるのよりワンランク落ちるような気がして、やや複雑な気分。
それはそうと、後払い化後はしばらく行ってなかった新横浜店は、ますますサービスが低下していたのであった。呼ぶまでオーダー取りにこないし。二度と行かん。あ、スタンプがいっぱいになったから、もう一回だけ行く。
◆ たかさん [私は大戸屋でバイトしてますがどのお店もそ〜ではないですよ。 確かに料理の提供時間は長いと思いますが。 ]
2007-04-19(木)
■ 膚(はだえ)の下〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)(神林 長平)
連載で読んでいたからいいやと思って単行本はパスしたんだけど、文庫になったら我慢できずに買ってしまった。神林長平の火星三部作、20年ごしの完成。
内容に関わらず、ある特定のシーンがあるがゆえに、その作品を好きになってしまうことがある。本書にもそんなシーンがあって、上巻半ばにある「アートルーパーが人間の少女に文字を教える」シーンがたまらなく好きだ。いかにもSFらしい時間的・空間的に壮大な場面ではない。だが、人間が自らの創造物からものを教わるというその状況が、なんともセンス・オブ・ワンダーに満ち溢れていて、あぁ、SFやっててよかったなぁとしみじみ思うのである。物語的にもこのシーンはターニングポイントになっていて、最後まで主人公を鼓舞し続ける。このシーンに共感できるかどうかで、本書が楽しめるか否かが分かれると思う。
物語としては、月を失って荒廃した地球から一時的に避難を決めた人類、地球復興の実作業を担当する機械人、機械人を監視するために作られた人造人間アートルーパーの3者をめぐる……と、いかにもSFっぽい設定。だが、その内容は主人公のアートルーパーによるいわば「自分探し」で、ひたすら内省、内省、内省。純文学と言ってもいいくらい。
イーガンあたりなら、100ページくらいの中篇でさらりと書きそうな気がする主題だが、神林はそれに1200ページをつぎ込む。そのある種の冗長さが神林作品の魅力で、おれも神林作品だけは長くてもいいんだが、まぁ、普通に考えれば長すぎるよな。だが、それがいい。
それにしても、三部作の一作目、『あなたの魂に安らぎあれ』を読んだのは学生の頃だ。もう完璧に内容を忘れてるなぁ。読み返そうか。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784150302153
2009-04-19(日)
■ 「パラボラアンテナ」を移設する(またはGitHubのPost-Receive Hooksを使って自動更新)
spc.gr.jpのWikiFarm閉鎖に伴い、パラボラアンテナの行き場を探さなければいけなくなったわけだが(自業自得)、まぁ、tdtds.jpの下でよかろう、と。ただ、Wikiとしてはほとんど機能していなかったので*1、もっと静的なサイトでいいやと思っている。
というわけで、とりあえず閉鎖前に移転しておこうと思い、ダウンロードしてきた静的HTMLをちょっと整形して、移転だけでもやっておく。
1. コンテンツをGitHubで管理する
いずれ軽量CMSを作るか探すかしようと考えてはいるが、まずは静的ファイルだけにして、GitHubで管理しちゃう。プロジェクトを作って、必要なファイルをcommit & push。これをWebサーバ上でcloneすると新しいサイトのできあがり。
2. Post-Receive Hooksを使って自動的に更新する
手元の環境でいじったファイルをpushするだけで、サイトの方が自動的にpullしてくれると嬉しい。これを実現するのがGitHubのPost-Receive Hooks。Github上のリポジトリにpushがあると、指定したURLを叩いて、POSTメソッドを使ってそのpushの内容をJSON形式で教えてくれる。
ヘルプを読むと、「url」にはリポジトリのURLが含まれていそうなので、こんな感じのCGIを書いておく(JSONパーサとかいらんわ):
#!/usr/bin/ruby require 'cgi' cgi = CGI::new payload, = cgi.params['payload'] puts "Content-Type: text/plain\n\n" if payload =~ %r|"url": "http://github.com/tdtds/(.*?)[/"]| then open( "/home/hoge/github-hook/#{$1}", 'w' ) do |f| f.write( payload ) end end
リクエストのうち「payload」パラメタの内容を見て、urlの中のプロジェクト名のファイル名を作ってpayloadの内容を保存している。内容は別になんでもいいというか、空でもいいけどデバッグのために入れておく。
ここで直接git pullさせてもよかったんだけど、rubyバインディングであるGritにpull操作用のメソッドがない(?)みたいだったし、かといって子プロセスを起動するのも癪に障るので、トリガー用のファイルを作るだけにした。だって、何かの間違いで1秒間に100件とかpushがあったら怖いじゃん。
実際のpullは、都合よく5分に1回起きるcronタスクが設定してあったので(以前作ったJリーグ速報用)、それを使う。上で作ったトリガー用ファイルがあったらgit pullしてから、トリガーを削除する。
準備ができたら、GitHubの設定。プロジェクトのページから、Admin → Service Hooksと選ぶと、Post-Receive URLsという欄が出てくるので、そこに上で作成したCGIのURLを入力する。「Test Hook」というリンクがあるのでクリックすると、試しにリクエストを発行してくれる。「parabola」というファイルができていれば成功である。あとはcronタスクの起動を待って、pull操作が行われたことを確認すればよい。
3. 旧サイトからのリダイレクト
Wiki版の「パラボラアンテナ」は、さすがにライバルが少ないこともあり、そこそこ検索順位も高かったので、そのPageRankを引き継がない手はない。検索エンジンは301リダイレクトをすればPageRankともども引っ越してくれるはずなので、その設定をしておく。
今回、WikiNameだったページ名をすべて小文字化して末尾に「.html」を付加したので、Hikiのindex.cgiの代わりに以下のようなCGIをかましておく。
#!/usr/bin/ruby q = ENV['QUERY_STRING'] case q when /^[a-zA-Z0-9]+$/ q = q.downcase + '.html' else q = '' end puts "Status: 301 Moved Permanently" puts "Location: http://tdtds.jp/parabola/#{q}\n\n"
これで(いちおう)引越し完了。
*1 Wikiが複数のユーザによって頻繁に更新されるのは、コミュニティがある程度大きな場合に限られる。
2010-04-19(月)
■ 20年来探していた音楽に再会して、自分の検索力のなさに愕然とする
松任谷由実に「VOYAGER~日付のない墓標」という曲がありましてな。かの有名な日本SF映画の黒歴史「さよならジュピター」の主題歌なんだけど、これを再発見したという話。自分の検索力のなさを自覚し続けるために、未来の自分に向けて書くよ、もう。
「さよならジュピター」を劇場で見たのは、もう四半世紀以上前になるのか。「特撮はハリウッドに負けてない。でも脚本も演出も演技もダメ……」と、期待を裏切られてがっくりと座席に沈んでいた上映終盤、この歌が流れてきて、あまりの素晴らしさにとめどなく涙が流れはじめ、それまでのネガティブな評価が一気にひっくり返ってしまった。今でも一番好きな映画のひとつ。だから「黒歴史」なんて評価を見るといまだに「ピキッ」てなるんだけど(自分で書いてて何を言うか)、それくらい衝撃的な歌だった。
客観的に聴けば、短く抽象的でよくわからない歌詞、おまけにリフレインが多くて水増し疑惑っぽいんだけど、とにかく映画の最後に流れる歌としてはこれ以上マッチしているものはないというくらい。次点は平成ガメラ3の「もういちど教えてほしい」(って特撮ばっかりかい)。
そんなわけで、曲を聴きたいと思い続けていたものの、買いそびれたサントラは今では絶盤、そうとうなプレミアが付いているらしいし、松任谷由実のオリジナルアルバムには収録されずじまい。松任谷由実には「VOYAGER」なんてタイトルのアルバムがあるのに、そこには入っていないっていうんだからひどい話だ。iTunes Storeにユーミンの曲が入ると聞いたときも真っ先に探したし、時おり思い出してはAmazonで検索してみたり。まぁ、なかったんだけどね。DVD買えって話だけど、まぁ、そこまでの情熱でもなかったというか、DVDから音楽だけ抜き出すとかバカらしくて。
で、今日になってふとYouTubeで検索してみたらあるじゃん! フルコーラスで、しかも複数あがってるし。さっそく聴いたよ、もうね、感動。ぜんぜん色あせてないの。よく考えたら今まで2、3回しか聴いたことないことになるんだけど、歌詞もちゃんと覚えてたもんなー、よっぽど衝撃的だったんだろうなぁ、自分。
その後、ニコニコ動画でも探してみたら一本あって、ふと市場を見たらユーミンのベストアルバム「Neue Musik」が貼ってあって、たどってみたらこの曲がちゃんと収録されていたというオチ。なんてこった、全然知らなかったぞ。検索しても出てこないってどういうことだ。
……という知恵をつけてから、Googleで検索してみれば、当たり前のようにYouTubeの動画はリストアップされてるわ、Wikipediaにもちゃんと「1998年ベストアルバム『Neue Musik』に収録」と書いてある。おれの目は節穴か。たぶん自分の中には「曲が欲しい」→「買うならAmazonかiTMS」→「検索しても見つからない」→「あきらめる」というストーリーしかなかったんだろうなぁ。「いまどき音楽探すならYouTube」というのは、頭ではわかってるつもりなのに、ぜんぜん行動に結びついてない。かみさんなんてよくYouTubeで懐かしい曲を探してるから、これは年齢のせいというより習慣の問題だ。うーん、反省。
で、さっそくベストアルバムをポチっとしたかというと、この一曲のために3000円以上出すのかよ、なんで曲単位で買えないんだよ、そもそも曲名が検索にかからないのはどういうことだよ……などと考え始めたらムカムカしてきたので、マーケットプレイスで安いのを買ったのであった(←だいなし)。レコード会社の人たちは、権利ばっかり主張する前に、商品をちゃんと陳列して下さい。
2011-04-19(火)
■ tDiaryが10周年になるのでAsakusa.rbにお邪魔して強制祝い
4月20日でtDiaryの最初の1行を書いてからちょうど10年になるので、毎週火曜に行われているAsakusa.rbにお邪魔して、1日早い誕生日を強制的にお祝いしてもらうことにした。Asakusa.rbには@hsbtもいるし。行く前に御徒町の松坂屋でケーキを買い(ちゃんとメッセージプレートも書いてもらった!)、その場に集まった人たちに祝ってもらった。20人近くいたか?
とはいえまだ10年。目標の25年まではあと15年もあるので、まだ半分も来ていない。まぁ、今までどおりのんびりやりますよ。
そういえば先日、ドキュメント整備の一環でAboutを書き換えたのだ。記述内容がずいぶん古くなっていたので、実情に合わせただけでなく、ちゃんと「25年」も盛り込んだ。
人類のほとんどは、1年以上日記を書き続けられない人たちだ。さらに長くなるともっと減る。日記/ブログツールというのは実のところ、そういうニッチな人たち向けに作られている。「140字以内でつぶやくだけ」とか「Reblogボタンを押すだけ」のような利用の敷居を下げるサービスは、日記を続けられない人たち、つまりより広い市場へのアプローチを狙っている。
一方、ニッチでも世界規模で展開すれば絶対数が多くなる(グローバルニッチ)。この戦略をとっているのがWordPressで、この業界、No.1が市場を制するという原則からすれば他のツールの割り込む余地はほとんどない。今日のAsakusa.rbでも「Railsのブログツールって生き残ってないよね」という話が出ていたが、いまからWordPressに太刀打ちしようとするのはそうとうな労力が必要だから、なくて当然だ。
とはいえ、選択肢がひとつしないのは不健全だし、そういう状況はなによりおれが嫌いなので、ローカルニッチだろうと開発は継続するわけです。ま、機能的にたいして違いがなければ、自分が作った方が使いやすいのは間違いない。それに15年後に残ってるのはこっちだしな(とかいう)。
2012-04-19(木)
■ アクセシビリティキャンプ東京#1を開催した
今日は1月のキックオフから準備を始めてきた、アクセシビリティキャンプ東京の第一回を開催した。
当初はアンカンファレンス形式でという話もあったんだけど、いきなり「好きなように発表して」といってもハードル高いし、ディスカッションを通じて共通認識を育むようなイベントにしていきたいと考えたので、テーマ別に10人くらいのグループで議論をする会にしたのだった。今回、参加者が30~40人ということで、設定したテーマは以下の3つ:
- 首相官邸を採点する
- スキップリンク
- フォームのエラー通知
「首相官邸~」は(言うまでもなく)おれの発案で、モデレータには一緒に首相官邸サイトをDISった仲間(笑)でもあるばけらさんにお願いした。もちろん首相官邸サイトをやり玉にあげるのが目的ではなく、どういう観点でWebサイトのアクセシビリティを確保したらいいのかを、JISに沿った形で解説しつつ意見交換をするのが目的。3つのテーマの中では比較的初心者にも優しいグループになったかと思う*1。
最後はそれぞれのグループから10分程度のまとめを発表してもらって*2、クロージング。スキップリンクにしてもフォームのエラー通知にしても、さまざまな環境があるために「あちらを立てればこちらが立たず」という状況があることが浮き彫りになって、やっぱり一筋縄ではいかないという結論だったようだ。まぁ、そういう認識が共有されるだけでも意味があるよなぁ。
企画の期間に年度末が含まれていたせいもあって実行委員がぜんぜん動けず、さまざまな決定や告知がギリギリになってしまい、とくにモデレータの方々にはご迷惑をかけてしまった。次回はもうちょっと余裕のある企画・運営をしたい。というわけで、運営委員も募集中です。
なお、会場はIMJさんの会議室を貸していただいた。ちょっと細長い部屋だったけど、むしろグループに分かれて話をするには好都合だったし、ケータリングでそのまま懇親会会場にできてしまうのは(移動に苦労する人が多くなりがちな)アクセシビリティ関連のイベントにはいいですな。
*1 他の2テーマは専門用語がバンバン飛び交っていたようで、それはそれで面白そうだったが。全部のセッションに出られないのがジレンマだなぁ。
*2 このあたりは東京RubyKaigi05をインスパイア。
2013-04-19(金)
■ GiGiさんオススメの「にゃんこ大戦争」をやってみたら本当に面白かった
おれがいわゆるソーシャルゲームにおかしな偏見を持っていないのは、もともとゲームはあまりやらないタチだったからかえってイーブンな見方ができるというのもあるが、どちらかというと以前からGiGiさんの書いたものを読んでいたせいじゃないかと思う。ソシャゲの話に限らず、GiGiさんの意見は熱いくせに客観的でじつに好みだ。
そんなGiGiさんのインタビュー(これがまたカッコイイのよ)で「にゃんこ大戦争」(Google Play*1)がおもいっきりプッシュされていたのでやってみたら実際すごく面白かった。すでにダウンロード400万件という情報もあるし、存在すら知らなかったのは単におれがそういうクラスタに入ってないってことなんだよなぁ。ちなみに(さすがに)パズドラは知ってるし、すでにプレイした──そしてしばらく時間を吸い取られていた──けど、じきに育成が面倒になって放置しているクチである。だってキャラがかわいくないんだもん。
「にゃんこ」も別にかわいくはないんだけど(「キモかわいい」はかわいいうちに入らないよ派)、最初の1、2県*2進めてみて「あれ、これってけっこうガチなストラテジーゲーム?」と気づいたら、がぜん面白くなってしまった。資金や兵器工場などの軍事的なリソースをどう配分するかという戦略モノだよね、これ。補給線の問題なんかも出てくるし。戦略戦争が題材なんだから当然なんだけど、ゆるキャラに騙されるところだったぜ。
というわけでしばらくは遊んでみるつもり。とはいえ、モゲマスにグリマス、さらに最近はバハムートにまで復帰してしまったので、そろそろ本数を絞らないとまずい*3。
2014-04-19(土)
■ 「大江戸Ruby会議04」へ行ってきた
今年も大江戸があるというので行ってきました江戸東京博物館。というか江戸東京博物館ってカンファレンスできるんだ、というか借りられるんだ!? と思ったら地下に普通のホールがあった(しかも安いらしい)。なかなか良いホールでしたな、携帯の電波が全滅だったけど*1。懇親会は両国駅前にあるちゃんこ屋で、朝から晩まで江戸三昧な感じだった(どんな感じだ)。
Asakusa.rbの記念ミートアップで、名前にもRubyが入っているのに、なんだか半分くらいはRuby関係ない感じの講演だったが……というのはもちろん嘘でRubyと直接関係のない講演は数えるほどだったけど、印象が強いのでそんな気分になってしまうという。もう名前にRubyを冠さなくてもいいんじゃないの、というのはThe RubyKaigiでも同じ感想を抱いたなそういえば。これも@kakutaniカラーか。
講演者の顔ぶれがなかなかすごいのだけど、やはり(古いRubyユーザとしては)@mineroaokiの復活がエポック(でも内容はRuby関係なかったw)。あとは笹田・鳥井の盛大なノロケ講演が内容的にはガチなRuby内部構造の話だったり、あとは(偶然日本に居合わせた)Terence LeeがBundlerの話をするというのも相当な贅沢だったねぇ。@a_matsudaの家を建てた話は、家を建てたことのあるプログラマなら誰もが通る道なのでおかしかった(10年前のおれとだいたい同じ感想だった)。
講演リストを見返してみると、なんだか「ボーダーを越える」話がやたらと多かった気がするね。国境を越える話、言語を越える話、リアルとバーチャルを越える話。言語実装と言語利用のボーダー、オープンとエンタープライズのボーダー。いろんなボーダーを越えて集まっているところがAsakusa.rbの魅力なんでしょう。
懇親会では隣に座った@igaiga555(部長)が盛り立ててくれるのいいことに座りっぱなしで飲んでいてたけど、その後流れてきた若者に説教をしたような気がする……。飲んで説教するのは明らかに老害なので、もう懇親会でアルコールはとらない方がいいかもな、おれ。
*1 おかげで今日はフェスにぜんぜん参戦できず(デレマス)。
2017-04-19(水)
■ ことしも三浦海岸へ
例年春先に行っている職場の合宿で、今日と明日、三浦海岸へ来ている。
なんかいい天気でさぁ、ずーっと部屋に閉じこもってディスカッションなんてもったいねぇ~。都内はかなり暑いみたいだけど、こっちは海風があるからそこまで暑くはない。すごしやすい、まさに春らしい陽気だし、こういうときは半島をバイクで走り回りたいよ。
というか暖かくなったんだから、そろそろGSを引っ張りださねば。すぐに車検がきてしまう。
2019-04-19(金)
■ 川崎 2-0 湘南@等々力陸上競技場
平日夜ってことで満員ではないものの2万人近くが入ったリーグ戦。かみさんが急遽不参加になってしまったので一人観戦だけど、さすがに一人だと負けるというジンクスは最近はあまり効いてない。とはいえまだホームではリーグ戦を勝ってないので、今日こそは勝ってほしいところ。
序盤はベルマーレの運動量が豊富で、プレスが速いから手こずっていたけど、そういうサッカーをしてるとすぐ疲れるからね、普通のチームは。案の定、中盤からはこっちが主導権を握ることが増えてきて、わりと難なく2点をとって勝利。とくに阿部ちゃんの先取点は素晴らしかったですなー。この調子で連勝していこう~!
今日はメインスタンド限定で、シートに座ったまま軽食やグッズを注文できるサービスの試験運用があったので使ってみた。Webサイトにアクセスしてユーザアカウントを作成。ここで新規にアカウントを作らないといけないのはダサい。後援会IDをQRコードで読み取らせるべき。
会計はキャッシュレスで、クレジットカードを登録して使う。Kyashのカードを登録できたのでそれを使った。現金のやりとりをしなくていいのは助かるけど(最近はあまり現金を持ち歩かないので)、ここは交通系ICカードかPayPayあたりも使えるようにして欲しいところ。中国だったらここでぜったいQRコード決済が出てくるはず。
対戦相手に合わせて湘南っぽい(?)メニューが選べる……といってもシロコロホルモン風唐揚げはとっくに売り切れていたので、次点の肉巻おにぎりをチョイス。あとドリンク*1。
決済が完了すると予約番号と商品を受け取りできるようになる時刻が表示されるので、時間になったら取りに行けば良い。時刻は変更できる。配達はしてくれない。受け取りは番号を提示するだけだし、どうみてもシリアル番号なので、なりすましとか簡単そうだよなー。あんまりセキュアなしくみには見えない。ちと怖い。
受け取り場所はBゲート上の一箇所しかないから、反対側の人はけっこうな移動距離になるし、席についてから注文するのはあまり賢くない。むしろ最寄り駅についたあたりで注文して、到着時刻を指定しておき、受け取ってから席に着くのがいいのでは。
とはいえ軽食メニューが3品くらいしかなくて食事代わりにはならないので、このままだと継続的に使いたいとは思えないけど、本番は改善されるだろうか。アンケートがあったのでそう書いておいたけど。だいたい今回程度のボリュームで受け取り場所がパニックになってたしなー、いろいろ大変そうだよなー。
*1 スタジアム内は割高なので普段は利用しない。今回はご祝儀。
2023-04-19(水)
■ 【ルヴァン杯】川崎 6-0 清水@等々力陸上競技場
いまだホームでの勝ちを見てない上に、いつ行っても雨が降っているというサイアクなシーズン序盤。等々力に行くのもだんだん気が重くなってきている。ルヴァンもまさに首の皮一枚でかじりついているという状況だし。まぁ平日は職場から電車一本で来れるから、自宅から来るよりはだいぶ楽なんだけど、気が重いのは変わらない。
とか言ってたら、 大弥、大弥、車屋、瀬古、泰斗、泰斗……の大量6得点、しかも無失点という。いやー、久々の勝ち試合が、こんなバカ試合なんてなぁ(笑)。もっとも、J2のチームにバカ勝ちしても自慢にはならないんだけど、とりあえず(他会場の結果により)まだ次のステージに上がれるチャンスが残った。はー、よかったよかった。
Before...
◆ ただただし [いや、黙殺しようと思ってたんですが……(笑) これをやるなら、にゃんまげ作って欲しいよなぁ]
◆ どかにゃ [お GWに乗らないんだ >んがぁ うまくいけば 四国経由九州ツーリングは終日晴れかも(^^]
◆ smbd [なるへそ〜 < src_inline]
◆ famao [実は僕も「少林サッカー」が気になってしょうがありません。モンスターズ・インクを見にいった際に予告編を上映していたので..]
◆ zoe [ぼくの周りでも小林サッカーかなり期待されてます。]
◆ chic [このツッコミ欄ですが、ボタンサイズは固定なのに、テキス トサイズは可変であると。すると場合によっては見にくくな るず..]