2013-10-02(水) [長年日記]
■ 『自由としてのフリー(2.0)』をEPUB化してみる(1)
GNU 30周年だそうで、関連した文書がいろいろ出ている。でも読めない(時間がないので)。せっかく『自由としてのフリー(2.0)』の邦訳が出たというのに!
というわけで、通勤時間にKindleで快適に読めるよう、例によってEPUB化してみることにした。手法は以前のesrオープンソース三部作EPUB/Mobi版と同じくReVIEWを使ってGithub上で作業するという感じで。そもそも読む時間はないのにどうするんだというツッコミはありだけど、きっとたくさんpull requestが来ると思う!(笑)
翻訳者の後藤洋さんに連絡を取ったら他に類似のプロジェクトはご存知ないとのことなので、まぁのんびりすき間時間にポチポチやりますよ。
2013-10-04(金) [長年日記]
■ 遅ればせながらかはくの「深海特別展」に行ってきた
今週末まで! ということをすっかり失念していたので、慌てて行ってきました、深海展。終了間近の週末は絶対に混むと思ったので平日に行ったけど、さすがに入場待ちはなかったものの館内は大混雑で、展示に近づくのも苦労する始末だった。混雑時の音声ガイド、やめればいいのに(あれのせいで長時間立ち止まる人が多いので)。
もちろん目玉はダイオウイカの標本なのだけど、それゆえ近づくのも難しい上に分厚いアクリルケースのおかげでなんだかよくわからない。だいたい標本なら以前行った美ら海水族館でも見たはずで、無理に見なくてもいいのだった。
それよりも、入ってすぐに登場するしんかい6500の方が(いつでも見られるってものでもないので)貴重で良かった。コクピットも覗き込めて、以前みた生中継で写っていた機材なんかも確認できた。他にもさまざまな深海探査機が揃っていて、メカ好きにとってこれはなかなか良い展示。
あとは、深海生物の標本がこれでもかってくらいに並んでいて、実にマッドな雰囲気で楽しい(笑)。そんなわけで夕飯は日本酒の肴にイカの塩辛を(ダイオウイカじゃないけど)。
■ 国立西洋美術館の「ミケランジェロ展」に行ってきた
深海展のあとはかみさんの希望で国立西洋美術館の「ミケランジェロ展」へ。いやもうね、4Kすごかった!!!
展示は(もちろん)ミケランジェロの作品中心で、物量的にちょっと物足りないきらいはあるものの、さすが天才の仕事だけあってどれもすばらしいのだが、途中、システィーナ礼拝堂の天井画を4Kカメラで撮影した映像が大きなスクリーンで流れていて、そのあまりの迫力に圧倒されてしまった。250インチのスクリーンに写してもまったくアラが見えない高詳細な画像は、肉眼を超越してる。現地に足を運んでもはるか上方にある天井画の細部なんて見えるわけはないわけで、こうしてすごいカメラで写し取られたら「美術品は肉眼で見るに限る、わけではない」のが明らかだよなぁ。これはいいものを見た。
……とはいえ、じゃあ自宅に4K再生環境が欲しいかと問われれば、そんなことないんだけど(笑)。でもこれからの映画はすべてあの解像度で撮ってほしいな。
2013-10-05(土) [長年日記]
■ 猫が布団に入ってくる季節になりました
と書くのが年々遅くなってるような気がする。地球温暖化め……。まぁ朝晩は9月の頃からだいぶ涼しくなってきたのだけど、10月になってからは猫の方が進んで布団に入ってくるようになったね。その前は無理に引きずり込んだりしていたわけだが。
今朝は、先におれの懐あたりで寝ていたドーラを、あとから来たグスタフが追いだそうとするので、ドーラを足元に移動させてからグスタフを入れてやったら、暑くてこっちの目が冴えてしまった。もっと寝ていようと思ったのに。でかいだけあってグスタフの発熱がすごい。秋になって食欲も増大中なのでたぶんそろそろ8kgの大台に届くんじゃないだろうか。
そんなこともあって、昼ごろ通院から帰宅して、ベッドで少し寝転がったらまた猫たちが寄ってきて、グスタフに足を、ドーラに腹を暖められて、気がついたら16時だよ。おまけに起きてきたら2匹が交互に遊んで攻撃をしてくるので(代わる代わる膝の上に乗ってくる)、やろうと思っていたもろもろがまったく片付かなかった。おれの休日を返せ!
◆ smbd [リア獣…]
2013-10-09(水) [長年日記]
■ 多賀城市へ
(ぜんぜん写真撮らなかった)
仕事で多賀城市へ日帰り出張。普段の出勤時間と同じくらいに家を出て、大宮から東北新幹線に乗ったら昼前には仙台だよ。近いなぁ。ちなみになんだかんだで都合がつかなかったこともあり、3.11以後、初めての東北入り。
仙台で牛たんを食べたあと、仙石線で多賀城へ。駅から徒歩20分ほどにある仕事先の周辺は3.11の頃に2m近い津波が襲った地域で、電信柱に「ここまで水がかぶった」マークが貼ってあってなかなか恐ろしい。さすがに何年もたつのでざっと見た感じでは被害が残っているようには見えないのだが、よく見ると建物の壁の2m付近でペンキの色が微妙に違っていたり、いかにも「急いで建てました」風の建物が唐突に現れたりする。もちろん、閉店しっぱなしの商店も少なくない。
不思議なことに、標高がそんなに変わらないはずの駅周辺ではまったくそういう津波の被害は見えなくて、ほんの数ブロックでこんなに違いが出るのがすごく不思議だった。
そんな、仕事先と駅の間を往復するだけの東北行なのだった。帰りにはもちろん萩の月を家庭用土産に購入。
2013-10-10(木) [長年日記]
■ ラーゼフォン―時間調律師 (徳間デュアル文庫)(神林 長平)
「神林作品が読みたいなー」と思って書庫(バーチャルな方)を漁ったらこれが出てきた。神林長平にしては珍しいアニメのノベライズ作品。2002年だって、古すぎる(笑)。なんで未読だったんだこれ……ってたぶん、アニメの方を未見だったから後回しにしていたんだろうけど(そしていまだに未見のままである)。
ノベライズといっても原作とはストーリーも設定も相当違っているらしく、そのあたりは空気を読まずに好き勝手にやったっぽい雰囲気が出ている。とはいえ舞台装置はそのまま使っているわけで、そのあたりの不整合というか、遠慮というかが垣間見えて、どうも踏み込みが足らない。ロボットアニメ側に寄るでもなし、神林作品に寄るでもない中途半端さが最後まで抜けきっていなくて、正直あまりおもしろくなかった。
2013-10-11(金) [長年日記]
■ 「情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢」に参加してきた(1)
5月の白浜に続く「セキュリティ業界の3つの温泉シンポジウム」の2番目、情報セキュリティ・ワークショップ in 越後湯沢へ行ってきた(お仕事)。白浜よりは1日少ない1.5日の日程だけど、東京からだと上越新幹線でほんの2時間程度なのでずいぶん近い。昼の部は正午から、のんびり開幕。
で、あまりにひどいと思ったので、のっけから苦情じみたことを書くよ。
白浜でも同じ傾向があったけど、どの発表も一部の例外を除きスライドの字が小さすぎて見えやしない。周囲の参加者やTwitter上での発言でも同じものが複数見られたのでおれの目が悪いせいではないと思う*1。おまけにそんな米粒みたいな文字をびっしり詰め込んで、頭から読み上げる発表者までいる始末。あまりにプレゼンの初歩的な部分がクリアできていないので、ちょっと唖然としてしまったよ。無料の勉強会ならいざしらず、みんな少なくない参加費と交通費、宿泊費まで工面して湯沢まで来ているのに、このレベルの発表を見せられるのはひどいと思う。内容についても『情報セキュリティ対策2.1~「考える情報セキュリティ」へのステップ』というテーマに沿ったものがどれほどあるか……。
とはいうものの、昼の部は別にいいのだ(いやぜんぜん良くはないんだけど、そうでも思わないとやってられない)。白浜でもそうだったけど、このシリーズのイベントの主役は夜。湯沢では車座会議と称して、複数のテーマに別れての(アルコール入りの)ディスカッションがある。今回おれはサイバー戦争のセッションに参加したのだけど、座長を務めたLACの伊東さんとだいぶ深い話ができたので、これだけで元が取れた。内容に関して車座会議はオフレコを徹底せよとのお達しなので何も書けないのだけど、そういう点でもUst中継のある昼の部とは一線を画す、現地に来なければ得られない価値があるわけだ。難を言えば、同時に複数の車座会議に出られないというところだな(笑)。
*1 おれもTwitter/Facebookに文句を書いたら「無意識に難読化してるのでは」とか「セキュリティ意識高い」なんてレスがあった思わず納得。って、そんなわけあるかーっ。
2013-10-12(土) [長年日記]
■ 「情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢」に参加してきた(2)
昨日に続いて2日目。昨日はせっかく涼しいところにやってきたというのに夏日でがっくりきたけど、今日は朝からかなり涼しい。雨だけど。
宿泊はホテルバレ・ヴィラージュという(スキー客がターゲットの)ビジネスホテル。公式サイトから案内されている観光協会経由の申し込み方法に素直に従ったけど、サービスレベルは最低ラインかなー。朝食に降りていったらなんの席への案内もされず、ライスはセルフだという説明すらされず、早朝から出しっぱなしで冷えきった膳を食べさせられた。貧乏学生ならまだしも、いい大人が泊まるもんじゃない気がする。来年も来るならもうちょっとマシな宿を探そう。
昼の部については特に付け加えることはなし。SNSの話(守屋英一さん)はスライドの字も大きく、楽しい話術でベストプレゼン賞(賞品はありません)。もっとも内容的には初歩的で、セキュリティ専門のカンファレンスでやる内容かというと疑問。内容ではフォレンジックの話をされた岩井博樹さんの講演がとても参考になった。たぶんフォレンジックの専門家からすると基本的な内容だと思うのだけど、あまり普段触れない技術なので目新しいことが多かった。
……とまぁ、そういうことなんだよな。「セキュリティ」というくくりは大きすぎるので、シングルセッションのカンファレンスではどうしても聴衆の平均レベルを意識してしまい、内容的に濃いものにできないというジレンマがある。それゆえに分科会形式になる夜の車座会議が面白くなるわけで。個人的には昼の部も思いっきり濃い話題をバリエーション豊かに並べてもらって、専門家以外は置いてけぼりという状況にしちゃってもいいと思うけど。専門外の話を聞くのって、理解できなくても楽しいし刺激になるじゃんね? 白浜・湯沢・道後にはそういう刺激をちゃんと喜べる人たちが集まってるはず。
というわけで、今夜はふたたびニューオータニに戻ってフェアウェルパーティー(ようするに懇親会)。立食パーティー形式なのに鍋が出るという衝撃(笑)。
ここでも大勢の方と名刺交換、議論ができた。というか、うちのグループ会社から大勢来すぎだろう。スポンサーでもないのに。これはなんとかしたいよなぁ。
2013-10-13(日) [長年日記]
■ 「情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢」に参加してきた(3)
昨日に続いてワークショップ3日目……ではなく(ワークショップは昨日で終わり)、フェアウェルパーティーまで出てると帰れなくなるので後泊である。まぁ、ちょっと観光でもして帰るかね。
ちょっと調べてみると、近くに大きなロープウェイがある。さらに歩くと「雪国」の舞台になった諏訪神社があるとのこと。じゃあこのセンで。涼しいし、いい天気なのでハイキングにはいいでしょう。
と思って歩き始めたらすぐに暑くなって、着ていたパーカーを脱ぐ。民家の玄関が例外なく引き戸だったり、場合によっては2Fが玄関だったりすることから本格的な雪国だとわかるけど、なんかもう、10月なのにこの暑さはどうかしてる。歩いてる人はまぁ、少ない。スキーシーズンには賑わうのかなぁ。
まずはロープウェイの駅まで来たけど、片道7分で往復1500円と聞いてやめた。そのまま歩いて諏訪神社へ。新幹線の高架をくぐって裏側から境内に入る。複数の社があるもののそんなに大きくない、わりと普通の神社。
入ってきたのと反対側に、参道を挟んでこま犬がいたので、正面から撮ろうと思って近づいたらなんと参道に金属製の柵がある。向こう側は崖で、下には上越本線。さらに向こうには鳥居も見えるので、本来は階段かなにかでここまで上がってくる参道があったのだろう。なんとまぁ、前は在来線、後ろは新幹線にぶった切られた、なんとも気の毒な神社なのだった。
「雪国」に登場するこま犬は苔が生えているそうだけど、このこま犬には生えてない。建立年が彫られてないのでわからないが、比較的新しい気がする。本殿前にいるこま犬は明治28年の作なので、もしかすると後の時代に移設されてしまったのかも知れない。その明治のこま犬はなかなか味のあるデザイン。
その後、境内の奥に伸びる細い山道も「雪国」に登場するというのでちょっと歩いてみたが、傾斜を登り切るとなんと新幹線のトンネルの上を通る道路に出るのだった。なんか、開発が進んでしまったあとになってから「雪国」ゆかりの地だと気づいたかのような感じですなぁ。その後別のルートを歩いて戻り(片道20分くらい)、Maxの2F席で帰った。
2013-10-15(火) [長年日記]
■ マウスが壊れたので買い替え
突然マウスの右ボタンが効かなくなった(左マウスで使っているので右ボタンはメインの方になる)。このマウス、4年以上前に買ったものなので、十分にお役に立ってくれたというべきか。しかし予備のマウスがなかったので、とりあえずコンパネでボタンの左右を入れ替えて使うようにしたが、Windowsで(いわゆる)右クリックが使えないという状態はかなりストレスになることを発見しただけだった。そこでさらにセンターボタンを右クリック用にアサインしなおすことでなんとか使えるようになった。センターボタンを左クリックにアサインできるようになっていればいい感じになるのに、なんでそういう機能だけ殺してあるんだ、Microsoft。
で、慌ててAmazonに注文した代わりのマウスが届いた。以前会社用に買ってもらった、サンワサプライの左手用マウス。実はあれ、半年くらいでやはりボタンが効かなくなり、耐久性に疑問符がついていたんだけど、やはり左手用のエルゴノミクスマウスは希少なのでつい肩を持ってしまう。がっかりする結果になるかも知れないリスクをおかしてまた買ってしまった。まぁいいや。
「初代」のときのファーストインプレッションとは違って、ボタンも渋くはないし、なんだかんだで慣れているから使い勝手はいいんだよな。
2013-10-18(金) [長年日記]
■ Windows 8.1にアップデート
※写真はインストールの最終フェーズで「まだかなー、そろそろ待ちくたびれてきたぞ」と感じ始めたちょうどそのタイミングで出てきた画面。このインストーラは人間の心を読んでいる!?(なわけない)。
朝からタイムラインが騒がしくてなにかと思ったら今日からWindows 8.1がダウンロードできるらしい。そろそろだと思っていたけど今日からだったか。けっこう評判よさそうなのでさっそく入れたい*1。とはいえ、いったいどこから入手できるのかも知らないという情弱。
たぶんストアからだろうとあたりをつけてストアアプリを開くも、とくにそんな記述もないし、でも調べたらやっぱりストアからじゃんということでいったんアプリを終了させてから開き直したらやっと出てきた。でも数GBもあるというので、出勤前にやるのはムリ。ダウンロードだけしかけて出社した。
で、続き(?)は職場のSurface RTでやるのだった。RT版も大きいけど2GBくらいなのですぐに(といっても2Hくらい)ダウンロードされて、インストールも順調。もっとも、KeePassが使えない状況下でMicrosoftアカウントのパスワードを入力させられるのは苦痛だったが(10数桁の英数字記号混じりをスマホ見ながら手入力とか拷問だろ)。なんとかならないのかね、こういうの。
スプリット機能が3分割できるようになったのは嬉しい。やっぱり2分割じゃ少なかったもんな。もっともまだ対応してるアプリがないので任意の幅にしても意味ないけど。復活(?)したスタートボタンもどきは、特にSurfaceにはスクリーンの下に専用のボタンがあるから不要だし、基本的には安定化がメインの正常進化という感じだな、8.1。
帰宅してからデスクトップのアップデートも同様に順調(そしてまたパスワード入力で苦しむ)。キーボードのマッピングが初期化されてしまってCapsLockがCtrlじゃなくなってたり、スタートアップメニューの中身が一部消えていたりなどのトラブルはあったけど、ちゃんと復旧できたのでおおむね問題なし。あと、8のときにはどうやってもログインに失敗して先に進めなかったニコニコ動画のアプリが8.1ではちゃんと動くようになった(笑)。
いいかげんWindows8アプリを作れるようになりたいんだけど、時間がないんだよなぁ。
*1 もっとも「Microsoft製品はバージョン3で完成する」というこれまでの実績からするとWindows 8が完成するのはさらに次のバージョンだと思われる。
2013-10-20(日) [長年日記]
■ グラコロ同盟2013、そろそろですよ
先週あたりからマクドナルドのバイトとおぼしき人たちが今年の販売開始が10月25日という情報をリークしはじめたので、慌てて今年のサイトを準備した。グラコロ同盟2013。同盟へマクドナルドが直々に情報をリークしてくれた蜜月はもう遠い過去である。
去年から今年にかけての最大の変化はRuby 2.0のリリースとTwitter APIの変更で、これがけっこう難敵だった。というか例によって最大の敵は1年間放置してあったコードを理解するところなんだけどそれはそれとして。
まず、TwitterのStream APIを扱うのに使っているtweetstream gemが動かない。いろいろ調べるとruby 2.0で不具合があって、対応版のリリース待ち状態とわかった。まぁ、とりあえず1.9.3で動かしつつ、会期中にリリースされたら2.0にアップデートしようということに。
それからTwitterのウィジェット、いままでは3rd partyのものを使っていたのが動かなくなっていたので、これをTwitter公式が提供する埋め込みタイムラインに変更。各種設定がTwitterサイドに保存されていて、そのIDを指定するという形式なので、いろいろと取り回しが面倒だったが、こんなもんかな。
そんなもんかなー。トップ絵があいかわらず2011年シーズンに撮ったヤツの使い回しなのはなんとかしたいんだが。マクドナルドがフリー素材とか出してくれればいいのに(それはない)。
ちなみにいまの職場は近所にマクドがないので、今年の戦果はだいぶひどいことになりそう。とほほ。
2013-10-23(水) [長年日記]
■ dropbox-apiを使ってシェルからDropboxを操作する
Linux上で作ったファイルをDropboxに放り込みたいという欲求が出てきたので、dropbox gemでも使って自作するかと思ったが(kindlizer-backendで使ったことあるし)、もちろんその前に先人の仕事を探す。まぁ当然あるよね。
いくつか実装があるっぽかったけど、dropbox-api-commandというのがコマンドラインシンタックスが今風で、高機能なのでよさそう。で、Perlってことはcpanか……とちょっと鬱にになりかけたけど、今はcpanminusのおかげでだいぶ楽になっているそうですね(どんだけPerlコマンドインストールしてないのかと):
% sudo apt-get install cpanminus % cpanm App::dropboxapi % export PERL5LIB=$HOME/perl5/lib/perl5
あとはDevelopers - Dropboxで自分用のアプリを作ってキーを取得。dropbox-apiコマンドの初期実行時にそのあたりを聞かれるので答えていけばセットアップ完了。
ところでdropbox-apiという名前もどうかと思うので*1、「dbox」に変えてpathを通した。あとはこんな感じで手元のファイルをDropboxに送れる:
% dbox put free_as_in_freedom_2.0_ja.epub dropbox:/books
これでいろいろと自動化できて捗る。
*1 長すぎるし、そもそも「api」は実装上の都合みたいなもんで機能でもなんでもないからコマンド名としてふさわしくないだろう。
2013-10-26(土) [長年日記]
■ 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』を観てきた
深夜の最速上映会から帰ってきた人たちがなにひとつ話題にしないんですよ。ということは可能な限り早く観ておけってことだよなぁ……で、今夜はかみさんが留守なので、一人でとっとと観てきた。
観てきたんだけど……うん、何を書いてもネタバレになってしまうので、何も書けないね。脚本家の名前というオープンな情報を書くだけでもネタバレになりそうな気がする。ほむほむ。
2013-10-31(木) [長年日記]
■ Evernoteプレミアムを更新した
昨年docomoにMNPしたとき、同時におまけでEvenoteのプレミアムサービスが付いてきたのでわりと便利に使っていた。といっても1GB/月なんてそうそう使えるものでもないので、月末になるとあまった分にスキャンした本のデータ(だいたい100MB/冊)で埋めていた。
で、そろそろ1年になるから契約が切れるよという案内が来たので、ちょっと悩んで更新した。4000円/年。ほっておけば無料会員に戻るのでどっかの抱合せサービスよりずいぶん良心的です(ぉ)。
実はそうやって入れていった本のデータ、まだ全部Evernoteに入ってないので、全部入れるのにもう1年くらいはかかるだろうという算段だ。というか本は毎月増えてるんだから、来年も同じことを言ってる気がする。最大の問題はEvernoteに入れられるデータのサイズが、1つあたり100MBなので、それを超える本がどうにもならないのだけど。なんとかならんかなぁ、これ。全部画像だからzipしても小さくならないし。倍の200MBになればほぼあらゆる本が入れられるのに。
◆ catch [PDF版とODT版を作ってみました。http://www.catch.jp/oss-license/2013/10/..]
◆ ただただし [お知らせありがとうございます。14日リリースなら大丈夫だと思いますが、翻訳版のWikiはつい最近まで私が校正しながら..]