2013-05-23(木) [長年日記]
■ 「第17回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」に参加してきた(1)
そろそろ書かないと記憶が薄れていく……(書いてるのは29日)。仕事の関係で「第17回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」に参加した。その名の通り白浜(和歌山県)で、この他に国内のセキュリティイベントはあと2つほど温泉地で泊まりがけで行われる風習がある。じつにいいことです。
会場のBig-uはずいぶん立派なところで、こんな交通の便の悪いところに情報専門の施設なんて作って大丈夫かいなと心配になるが、近くの学生さんたちは便利に利用しているようだ。今回みたいな数百人規模のイベントで数日間借りられるのもいいね。
昼の部はセミナー形式で、トップバッターは最近サイバーがらみの事件が起きるとメディアがかならず取材に行くLACの西本さん。昨今のセキュリティ関係事案をわかりやすく解説……ということで、専門家としてはちょっと薄い内容だったが、今回初参加という人がかなりの割合だったので、これはこれでアリか*1。その後マイナンバー法案の解説なんかがあって、夜会場のホテル・シーモアへ移動。
そして、このイベントは夜が主役だと(ようやく)気づくわけです。アルコールが入ってこその濃い話が、たぶんいろいろなされるのだろうなぁ。ちなみに今回、申し込みが遅かったこともあってちょっと遠方のホテルをとってしまったこともあり、夜会場は21時には出なければいけなかったので、本当の白浜シンポは味わえずじまいという感じだ。来年も参加するのなら、シーモアかその徒歩圏内のホテルをとらないとダメだな。
もっとも最初のウェルカムパーティではやっっっっっと高木浩光さんに直接挨拶できて、むかーし高木さんのチームから送ってもらったtDiaryのCSRF対策パッチのお礼をいったり、高木さんの日記のどこが重いのかという話を聞いたりできたのであった*2(←セキュリティ関係ない)。