2001-10-04(木) 8368歩
■ PHS
結局買った。夕べは設定にはまっていたので日記も書けず。機能が多すぎだよもー。
想定通り無駄に音がいいのだが、バイブしか使わないのでもったいない。内蔵の着メロをかみさんに聞かせて終わり。待ち受け画像くらい設定すっか。やっぱここはカゲチーかな。
それにしても、設定待ちの30分ってのは危険だな。町田のヨドバシはまわりにあまり店とかないから、暇な時間は店内で過ごすことになる。案の定、用もないのにヘッドフォンを買ってしまった……。
■ Palm
昨日紹介したSANYOのSERAは発売未定らしい。待たなくて正解。じゃなくて元々買う気なかったか……。
それよりこれだよ、これ。Personal Massager。わざわざVisorに挿す意味まったくなし。胸ポケットから上の方にケーブルが伸びてて、音楽を聴いてるのかと思ったら肩揉んでた、つーのはどうよ(←どうよと言われてもな)。イカす。欲しい。
Visorに挿すと言えば、AirH" petitが加賀電子のCFカードアダプタで動いたというレポート。そういえば夕べのヨドバシの携帯売り場でも、AirH"やAirH" petitが飛ぶように売れていた。みんなつなぎ放題契約。いまさらfeelH"買ってる自分がちょっと恥ずかしくなったくらいダヨ。おれもしばらく様子を見てから買おう。
あー、撃墜マークは1人に1個にしてます。なぜなら、一度墜ちた人はあとは墜ちる一方だからです(笑)。
■ tDiary
昨日あたりから面白いRefererがあるけど、あえてリンクはしないでおこう(謎)。
今日はタレコミ中心の捕獲(78)。今日のもりもり、アクツさんの日記、georgeさんの日記。うひ、タイトルがない(^^;
あとはあれだ。Tipsに謎JavaScript(仮)。を追加。収録したのはこのバージョン。いいのか、そんな名前で。つーか「。」必須ですか?(笑)
RuBBSを書かなきゃならないのに、tDiaryのTodoばかりがのびてゆく。「?」以降を検索エンジンが捕まえてくれないのが問題になりつつあるかな。mod_rewrite
が使える環境で「diary/?date=20011004#p01
」を「diary/20011004#p01
」に置き換えられたらいいかも知れんな。これなら検索エンジンも拾ってくれそうだし。
2002-10-04(金) 7343歩
■ 「ツッコミ」を"TSUKKOMI"と訳す翻訳サイト(So-net)
今日のなんでやねんより。
"TSUKKOMI"……この一点だけを取ってもすごい(笑)。翻訳精度もかなり高いし。
と言っても、おれのレベルから見ての話なので、信憑性は低いな。試しにtDiaryのREADME.htmlの冒頭部分を翻訳させてみたのでこれを見てくれ……と思ったけど「私的利用」の範疇かどうかよくわからないから掲載できないじゃん!!
日記に書くのは私的利用かも知れん。フリーソフトウェアのドキュメントに入れちゃうのは私的利用……ではない気もするな、さすがに(笑)。
■ 少林サッカー 足球箱
zoeさんとこで見かけて、「へぇ、出るんだぁ」と眺めていたんだが、気がつくと「1 Click完了」状態。Amazonって怖いよぅ。
といっても予約だし、なんか、忘れた頃に届くような気がするな。
サッカーと言えば、明日は日本平か。だんだん遠くに出かけるようになっている気がする……。もしかすると来年は九州とか(バキ)。
2003-10-04(土)
■ 熊本(4)
黒川温泉2日目。朝から温泉めぐり。いっぱつ目から当り。「のし湯」の湯温は、真冬のお布団の暖かさだ。出られませんっ。
続いて「いこい」。混浴ということでドキドキしたが、女湯は別にあるので、もちろん男だけである。滝のそばにあって、打たせ湯が7本もあるので、まったりした雰囲気ではない。湯温も高い。
第3弾は「ふもと旅館」。スイッチひとつでON/OFFできるハイテク(?)打たせ湯を装備(だが動作せず)。好みよりはやや熱いが、わりとゆっくりできた。貸切り状態だったつーのもあるけど。
■ 熊本(5)
昼に食べたうどんが、べったり甘くて「なんじゃこりゃ」状態。表ののぼりには「讃岐うどん」って書いてあるんですけど。黒川温泉の「山膳」には、間違っても入ってはいけない。
今日はこの温泉街の年に一度のお祭りということで、大名行列が街を練り歩く。神社がないせいか温泉組合主導のお祭りで、イベント色が濃い。夜は花火。ラッキー。
今日の宿は、夕べの「和らく」の姉妹館(というか本家?)になる「玄河」。四室しかない小さな宿で、露天風呂なしだが、貸しきり家族風呂が6つもある。料理は「和らく」よりもうまかったと思う。板前の腕が高いんだろう。
◆ いまいし [熊本には今石神社があるんだよな。そのうち烏賊ナイト。 ]
2005-10-04(火)
■ ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)(グレッグ・イーガン)
読んでる最中、ずーっと「試されてる」という感じが抜けず。何を試されてるかというと、理系度というか、「おまえ、本当に物理専攻だったんか」と問われているような。すみません、数学は落ちこぼれでした(大汗)。
解説で本書で一番難解なのは出だしの部分と書かれているが、大嘘である。日ごろからコンピュータに接していれば、理屈はわからなくてもイメージするのはチョロいっしょ? この、ソフトウェアが自我を確立するまでの過程の事細かな描写で、まずグイっと引き込まれる(か、人によっては投げ出すだろう)。が、そのあとに延々と続く、5次元とか6次元とか12次元とか無限次元とかの幾何学を文字だけで語るにおいては、もう、どうにもついていけん。マニアックすぎる。傑作中篇だった「ワンの絨毯」とか、ワームホールとたんぱく質の類似性とか、トランスミューターの遺物とか、個々のアイデアはメチャメチャ面白いんだけど。
そう、この本、小説としての体をなしてないんじゃないか。SFらしい壮大なストーリーはあるんだけど(終盤の猛烈なスピード感はすごい!)、イーガンはそこにはぜんぜん重きを置いていないような気がする。各章は基本的に独立していて、それぞれが長編一本分のアイデアをぶち込んだイーガンの実験室だ。読者は章が変わるたびにまったく違う舞台装置に放り込まれる。小説を読んでいるというよりは、ゲームをプレイしているという感覚が近い。
というわけで、「SFやっててよかったよ〜」と心底思えるヨロコビはある。そういう意味では五つ星。でも、小説としてどうよという疑問はぬぐいきれないし、当然ながら、こんなに読み手を選ぶ本を、人様にオススメできるわけがない。わかったふりをして絶賛する気には(まだ)なれない。自分の責任においてのみ、手に取るべき本である。
■ tDiary: リファラの検索キーワードをはてなブックマークのタグ一覧ぽく見せるプラグイン
わはは、ウケた。スタイルシートもちゃんとadd_headerで挿入してるところとか、芸が細かい。
2007-10-04(木)
■ アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き(Esther Derby)
翻訳者の「角征典氏(a.k.a kdmsnr氏、児玉サヌール氏)」*1から献本いただいた。昨日のネタは別にしても、おれもこのタイトルはひどいと思っているわけだが、良い本はまず褒める主義なのでまずは褒める。
どんな本かと言うと、「アジャイルなソフトウェア開発チームに、効果的なふりかえりを導入するための手引き」になる。アジャイル開発にはさまざまなメソッドがあるけれど、短いイテレーションを上手に回していくためには、PDCAの輪を閉じる「ふりかえり」についても手法を整理しておいた方がいい。
これって別にソフトウェア開発に限った話じゃなくて、例えばおれは今、Webサイト運営チームをいくつか抱えているんだけど、週単位で更新するようなサイクルで動いているから、サイクルの切れ目にふりかえりを入れるのはいいことだと思う。サイクルが短いから、ふりかえりも効率的に短時間でやりたい。そのためには先人の知恵を上手に使おうね、ってことだ。
本書に書いてあることは、端的に言うと以下の2点:
- 「ふりかえり」の「司会」に必要なスキル
- 「ふりかえり」の「パターン」カタログ
「ふりかえり」の「司会」に必要なスキル
ふりかえりのスタイルとして、机なしで椅子を半円形や円形に並べて行おう、と書いてある。で、司会はその焦点に位置しないで(=主役にならない)で、ちょっとずれた場所にいる。これは教師のポジションだ。ふりかえりの司会には、教師と同じスキルが必要になる。……と明確に書いてあるわけではないけれど、本書に出てくる良い司会役は、良い教師像に重なる部分が大きい。
といっても、教室で大勢を前にぼそぼそ喋る日本の教師像ではなくて、我々も映画やドラマでおなじみの、欧米の小規模なゼミをうまく仕切っている教師像だ。あくまで参加者を主役として、何かを押し付けるでなく、全員に何か新しいものを持って帰ってもらう、そんな理想的な教師の持つスキルと同じものが、ふりかえりの司会には必要だ。
正直、ここに書かれているとおりの司会をやろうと思ったらかなりハードル高いと思うんだけど、こういうイメージを抱いておけば、どこに近づけばいいかわかりやすい。かなり最初の方で参加者の感情に留意するよう促されるんだけど、教室に漂う感情の流れをコントロールするのは、教師が真っ先に会得すべき能力だよね。
「ふりかえり」の「パターン」カタログ
本書の大半はこのカタログである。そう、みんなが大好きなパターンランゲージですよ。ふりかえりで使える手法(本書ではアクティビティ……これも日本語化すべき用語だ)に、名前をつけ、分類・整理し、共有する。ソフトウェア開発のさまざまな場面で登場しているパターンランゲージが、ここにも上手に使われている。
これがパターンでなくて単なる事例集になると、応用が利かなくて役に立たない。パターンのレベルまで抽象化されているから価値があるのだ。ただのハウツー本だと思って手に取ると肩透かしに思うかも知れないが、それは読み方が浅い。
もっとも、いくらパターン化してあるとは言っても輸入品なので、日本では使えそうにないものも少なくない。「こんなの絶対みんな引くって」と思えるアクティビティもある。それはそれでいいだろう。自分たちにマッチする手法を見つけて、パターンカタログに追加すればいいのだから。
でもまぁ、カタログってぇのは見ているだけでも面白い。「Mad Sad Glad」を見て「あぁ、あっちの人には"喜"と"楽"の区別がないのか」と気づいたり(日本では「喜怒哀楽」にした方がわかりやすいだろう)。「5つのなぜ」などは日本でもKAIZENの現場では随所で使われれているけれど、「アイデアを出す」ことを目的にするというのはあまり使われない視点だと思った。新鮮だ。
翻訳について
アジャイルコミュニティは伝統的(?)に、いい用語を発明する才能が集まっていると思うんだ。「バーンダウンチャート」みたいにカッコイイのから、「ニコカレ」のようにユーモラスなものまで、名言ならぬ名用語には事欠かない。自分たちの血肉にしようというモチベーションが、こういう言葉に対するこだわりを呼んでいるんだと思う。
「ふりかえり」はその最たるものだろう。「レトロスペクティブ」なんて舌をかみそうな英語を、端的で美しい日本語にずばり翻訳して、その意味までをも完璧に写し取っている。あえてひらがなにしている点も含めて、これはもう、奇跡に近い。にもかかわらず、そしてまえがきやあとがきで日本語訳として「ふりかえり」を使うと宣言までしておきながら、本文中ではいっさい使わないという謎の方針。なんてもったいない。ありえない。
あと「ファシリテータ」もひどい用語だ。上ではあえて「司会」と書いたけど、おそらく「司会」は「ファシリテータ」の持つ意味を完全に表現していないから避けたんだろう。でも言葉なんて使ったもん勝ちだよ。定着してしまえば意味なんてあとから変わるんだから。「ぶち切れ」「これはひどい」みたいな現代用語をさりげなく取り込むセンスがあるんだから、こういう重要な言葉にももっと大胆な決断をして欲しかったな。
「アジャイルレトロスペクティブズ」という書名についても言うまでもなく。ただこれは、NGを出さなかった編集者にも責任があると思う。萌え系の表紙をつけたら魔法モノのラノベと間違われそうなタイトルで、本当に届いて欲しい人たちの目を引くと思うか? おれなら、たとえダサくても、副題の方をタイトルにするね。
……というわけで、ちょっと大胆さに欠けるという点を差し引けば、平易で読みやすいよい翻訳だと思う。日本のアジャイル界には、どんな良書もひどい日本語訳にしてしまう恐怖の集団がいるので、本書のような良い本がその毒牙にかからなくて良かったよ。
アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
オーム社
¥2,640
*1 挟まってた紙に本当にそう書いてあった。名前が多いのも考えものだ。yomoyomoさんもこれ以上変なペンネームを考えるのをやめた方がいい。
2008-10-04(土)
■ 三浦半島ショート
車載動画テストのために120kmばかり走ってきたが、動画を編集している時間がない。ついでにEveryTrialの新しいウィジェットを貼るテスト。プラグイン化は未。
Miura peninsula short trip
■ 川崎3-0大分
久々に生で勝ち試合を見たよ〜。しかも無失点。レーナ、レーナレナ、レナチーニョ。
2009-10-04(日)
■ 川崎 2-0 横浜F@等々力競技場
なんか久々に勝ったなぁ。最近調子のいいマリノス相手だったので少し不安だったし、実際のところ危ないシーンは多かったけど、後半、相手の動きが悪くなってきたところに2点を入れて完封勝利。
今日のMIPは谷口ということだったけど、個人的には90分間走り続けたレナチーニョにあげたい。本当に端から端までよく走っていた。
それにしても、あいかわらず守備が不安だなぁ。村上より井川の方がぜったい調子いいと思うんだけど、なんでスタメンにしないのかしらん?
2010-10-04(月)
■ Clojure勉強中(1)
小田急線や横浜線で『プログラミングClojure』を開いたまま寝こけている人がいたら、それはワタシです。
いやまぁ、寝こけていることがあるのは事実ながら、数年前にSchemeにチャレンジしてすぐに挫折したのに比べると、ずいぶん理解してる感じはする。Clojureの構文がSchemeに比べて慣れ親しんだものに近いというのはあるが(といってもカッコ乱発のList属には違いないけど)、それ以上についこのあいだ『メタプログラミングRuby』を読んだことが効いてる。
読みながら「これをRubyで書いたらどうなるだろう」と思い浮かべると、その答えがあるていど頭に浮かぶから、理解が早い。プログラミングを初めて学ぶ初学者ならまだしも、あるていど経験があって頭の固くなった大人にとって、知っている知識を足場にできるかどうかは学習スピードに相当な違いが出るものだ。Lisp属の教科書にも、他言語と比較しながら学べる『はじめてのRuby』みたいな本があればいいのにね。
で、実際にREPLに対してポチポチとサンプルコードを打ち込みながら学習を進めているわけです。簡潔に書ける言語だからと言って、本の説明までずいぶん簡潔だったりするものだから、動かしてみないと何が書いてあるのかさっぱり理解できなかったりするので(唐突に登場したマクロの説明が50ページもあとに登場したりするし)。うっかり「(iterate inc 0)」とか打ち込んで「ギャッ」とか言ったりするわけです。ま、ひさしぶりに新しい言語を学ぶのは楽しいな。
もっとも、JavaVM上で動作する、Javaのクラスライブラリを直接呼び出せるLisp属言語ということで、けっこう妙なところがあるのだけど。特にメソッドチェインのシンタックスシュガーはなかなかキモい。あと、末尾再帰最適化ができないと知って「えっ」と思ったところ。大丈夫でしょうか……。
9784274067891
2011-10-04(火)
■ 9784150118266
「もう電子書籍でなきゃ新刊なんて買わねーよ!」といきがってみたところで、イーガンの新刊には勝てないのがSF者の性であろうか。いやいいんですけどね、大満足ですし……。
日本オリジナル短編集ということで、イーガンの日本での人気はよっぽど高いのだろうとは思うが、一方で「マニア向けで手強いのばっかりじゃないの?」と警戒する気持ちもあった。が、冒頭の2作はむしろ平易で、SF初心者にもオススメしたいところ。特に「クリスタルの夜」は「いかにして〈シンギュラリティ〉の成果を人類だけのものとするか」というセコいアイデアを実行に移す話で、くすくす笑いが止まらなかった。これは〈シンギュラリティ〉モノのいい変奏曲。
と、油断してると3本目から一気にハードになってくるわけだが。「暗黒整数」は『ひとりっ子』収録の画期的数学SF「ルミナス」の続編で、ハード数学SF+パニック小説であいかわらず楽しいシリーズ。それからおなじみ「ワンの絨毯」は「あれ? 『ディアスポラ』に入ってたじゃん」と思いきやオリジナルの中編バージョン。お得意の「人間のアイデンティティ」テーマにとどまらず「人類のアイデンティティ」にまで踏み込む傑作。
表題作はブラックホールに飛び込んでいくプロジェクトの話で、70%くらいは意味不明の科学用語で埋め尽くされている難敵。いや、理解するのはあきらめたけど、結果を持ち帰れない実験に意味があるのかというけっこう科学的に深い話だね、これは。
このまま「ド」がつくほどのハードSFで爆走して終わりかと思いきや、最後の「伝播」は、難しいところがいっさいなし、それでいてもっともSFマインドにズドンと来る傑作だった。この構成はずるい。いや上手い。
9784150118266
9784150115319
9784150115944
2013-10-04(金)
■ 遅ればせながらかはくの「深海特別展」に行ってきた
今週末まで! ということをすっかり失念していたので、慌てて行ってきました、深海展。終了間近の週末は絶対に混むと思ったので平日に行ったけど、さすがに入場待ちはなかったものの館内は大混雑で、展示に近づくのも苦労する始末だった。混雑時の音声ガイド、やめればいいのに(あれのせいで長時間立ち止まる人が多いので)。
もちろん目玉はダイオウイカの標本なのだけど、それゆえ近づくのも難しい上に分厚いアクリルケースのおかげでなんだかよくわからない。だいたい標本なら以前行った美ら海水族館でも見たはずで、無理に見なくてもいいのだった。
それよりも、入ってすぐに登場するしんかい6500の方が(いつでも見られるってものでもないので)貴重で良かった。コクピットも覗き込めて、以前みた生中継で写っていた機材なんかも確認できた。他にもさまざまな深海探査機が揃っていて、メカ好きにとってこれはなかなか良い展示。
あとは、深海生物の標本がこれでもかってくらいに並んでいて、実にマッドな雰囲気で楽しい(笑)。そんなわけで夕飯は日本酒の肴にイカの塩辛を(ダイオウイカじゃないけど)。
■ 国立西洋美術館の「ミケランジェロ展」に行ってきた
深海展のあとはかみさんの希望で国立西洋美術館の「ミケランジェロ展」へ。いやもうね、4Kすごかった!!!
展示は(もちろん)ミケランジェロの作品中心で、物量的にちょっと物足りないきらいはあるものの、さすが天才の仕事だけあってどれもすばらしいのだが、途中、システィーナ礼拝堂の天井画を4Kカメラで撮影した映像が大きなスクリーンで流れていて、そのあまりの迫力に圧倒されてしまった。250インチのスクリーンに写してもまったくアラが見えない高詳細な画像は、肉眼を超越してる。現地に足を運んでもはるか上方にある天井画の細部なんて見えるわけはないわけで、こうしてすごいカメラで写し取られたら「美術品は肉眼で見るに限る、わけではない」のが明らかだよなぁ。これはいいものを見た。
……とはいえ、じゃあ自宅に4K再生環境が欲しいかと問われれば、そんなことないんだけど(笑)。でもこれからの映画はすべてあの解像度で撮ってほしいな。
2014-10-04(土)
■ 「THE IDOLM@STER 9th ANNIVERSARY WE ARE M@STERPIECE!!」東京初日に現地参加してきた
夏のあいだに大阪、名古屋と巡ってきた9thツアーも、秋めいてきた東京でフィニッシュ。さすがに地方には足を運べなかったし、東京もチケット取れなかったから映画館でライブビューイングで見ようと考えていたら、前日になってわさます内でアリーナのチケットが出てしまい、手を上げた。LVチケットは無駄になっちゃったけど、一人のプロデューサーとしてアリーナに空席を作るなんてありえないわけで*1。
会場の東京体育館、サッカーを観に国立競技場に行くたびに何度も目にはしてるけど中に入るのは初めてだ。入場開始の1Hくらい前について、いつものようにわさますで集合して、いつものようにいろんな貸し借りを解消(笑)している間に入場時間に。あんまりグッズとか買わない人なのでパンフだけ買った(そしてタオルを買わなかったことをあとで後悔する)。
会場に入ってみればとんでもない良席で、やや上手寄り最前ブロックの、さらに前から3列目通路側。おれの身長だとステージまで遮るものがいっさいなく、肉眼で演者たちの表情が手に取るようにわかるくらいのポジション。その上まわりは歴戦の勇者みたいなPばっかりで妙な緊張も。これはヤバい。まぁ始まっちまえばそんなこと気にならないわけだけど。
以下、出演者別に感想を。ゆえあって初日と2日目を混ぜこぜにし、えりりんとミンゴスは明日に:
下田麻美 (双海亜美・真美役)
エンターテイナーあさぽんの面目躍如。
MC含めて3曲分好きにしていいと言われたら、きっとこの人はとことんサービスしてくれるんだろうなーと期待してしまって、ちゃんとそれに応えてくれるのだ。とくに2日目の「TOKYO」はほんとひどかったね、もちろんいい意味で(笑)。
個人的アイマス・フェイバリット・ソングのTOP3に入る「黎明スターライン」*2、実はまだ生で聴いたことがなくて、それが2日とも聴けたのはすっごく嬉しかった。これは一生の思い出。あと「あはん」「うふん」はね、楽しいよね……やってるのはいい大人の男たちだけどね……。それから「YOU往MY進!」でイベントタオルを買ってなかったことを後悔……というかまさかそんな演出するとか想像しないだろ、まったくもう(笑)。
平田宏美 (菊地真役)
いっしょに「まっこまっこり~ん」できて嬉しかったです(小並感)。
「迷走Mind」含めあまり聴けない曲がメインで、それでいて「自転車」は忘れずに入れてくるといういい選曲。真らしさが存分に発揮されたステージで、真Pとして満足だよ。感想としては短いんだけどさ、いちいち説明する必要ないんだよ。おれ、ひろりんの声量の豊かな歌が大好きなんで、もうそれだけでしあわせ。
あと、あずみんと歌った「livE」、これもひろりんの声質に合っててすごい良かった。あずみんには悪いけど、いつか直ちゃんとデュエットして欲しいなー、これは。
浅倉杏美 (萩原雪歩役)
あずみん雪歩が完全体になった。
いやー、「Kosmos, Cosmos」来たねぇ。他の会場ではすでに歌ってたので純粋な驚きはなかったけど、それでも「ゆりしー雪歩」の象徴的な曲をあずみんが生で歌うというのは、ちょうどMAが出始めたあたりからアイマスにハマった身としては、相当に感慨深いものがある。あの特徴的なダンスはアイマスMADを一番たくさん見ていた時期にさんざん目にしていたしさ、なんか「うわー、うわー」って感じだった。
そこからさらに(2日目の)「First Step」という流れはね、これが泣かずにいられようか。しかも公演後にゆりしーがあずみんにエールを贈るようなTweetをしていて、これがさらに泣ける。このあたり、アイマスの歴史の中でも一番ハイコンテキストな部分だと思うし、アニメあたりから入った人にはまったく理解されないと思うけど、いいじゃん、ここだけは古参面させておくれ。
沼倉愛美 (我那覇響役)
リミッターを外したぬーはすげーぞぉ。
今回新兵器を投入したので真実の赤はばっちり。ちなみにペンラPROでは左に5回、カカカカカッとクリックするだけで赤くできます(ロック解除で1回、色変更で4回。カスタム設定は面倒なのでしない方向)。
ソロで3曲という今回の構成が一番はまった一人がぬーじゃないかなー。ユニット曲だと他のメンバーに合わせる必要もあってぬーのダンスはちょっとリミッターがかかったような感じになるけど(それでも腰の動きなんかは別格なんだけど)、特に初日、「Rebellion」から「オーバーマスター」「shiny smile」の流れはそのリミッターが解除されて徐々にブーストがかかっていく感じで、ちょっと神がかっていたと思う。「shiny smile」なんてゲームの振りコピだったよねぇ。感動したわ。
一方2日目はその逆張りという感じで、ちょっとかわいかったり、しっとり目の選曲でこれもまたよかった。とはいえ、2日目いちばんかわいかったのはドラムの人だよな(笑)。あと実はぷちます関連はまったくフォローしてなかったので「しあわせのレシピ」は初見だったのだけど、帰宅後(なぜか)ぷちますだけはAmazon Digital Musicで買えることがわかったので慌てて入手したり。
本当は新曲の「Pon De Beach」を歌って欲しかったんだよなー。あれ、響の魅力たっぷりですっごくかわいいし、しかも凝ったダンスで、これはぬーが振りコピしてくれるに違いないと思ってたんだけど。まぁ次に期待だな。
釘宮理恵 (水瀬伊織役)
くぎゅのストレートのロングヘアがね、すごくつやつやできれいだった。
……というのが肉眼ではっきりわかるくらい近い席だったのよ。ちょっと色も抜いてあって、普段のくぎゅってたしかこんなヘアスタイルじゃないよな……と思い返してから、あ、伊織っぽい、と気づいた。彼女なりのコスプレなんだ、これ*3。
たしか5thのとき、くぎゅは売れっ子だからアイマスのライブになんてそうそう出てくれないんだよ、だから(くぎゅが参加する5thは)すごく貴重なんだと、業界通の知人が説明してくれて、なるほどそういうものかと思ったものだ。にもかかわらず、その後くぎゅはアイマスのライブにちょいちょい出演してくれて、自分でも2月のSSAでちゃんと見てるのに、この刷り込みがあるせいでいまだに「これが最後かも」とレア感が勝手に高まってしまう。
だから2日目のMCで「役者だったはずなのにアイドルみたい……」と語ったことには衝撃を受けたし、嬉しかったな。伊織の罵倒を放ったあとで顔を覆って恥ずかしがってしまうくらい内気な彼女が、自らを「アイドルに近い存在である」と称したのだから、これはもう、すごい覚悟だ。
個人的には初日の「フタリの記憶」が嬉しかったけど、2日目の「Sentimental Venus」から「my song」の流れがSSAと同じで、あのとき「これは貴重!」って思って身構えたのが冗談みたいだ。今回OFAの新曲がアリなら「全力アイドル」歌って欲しいよねー、と知人たちで話していたけど、今回はおあずけ。でもアイドルとしての覚悟を決めたくぎゅなら、きっと近いうちに歌ってくれるに違いない。4年前の刷り込みから解放されて、やっとそんな安心感を抱くことができた。
原由実 (四条貴音役)
キングの代わりのお色気担当はこなせてなかったかも知れないけど(笑)、妖艶さはたっぷり。
いや、貴音としてもはらみーとしても、お色気は無理だろ、と思いますが。でもまぁ、名曲「風花」や新曲「ふたつの月」を含め、じっくり聴かせる系の曲はあいかわらず素晴らしい。あと「KisS」が嬉しいのはたぶん(もう7年もプロデューサーやってるせいで)ちょっと古めの曲がいいというだけの話だな、きっと。個人的には「フラワーガール」が聴きたかったかな、でも他のところで何度も歌ってるから、9thでは別の曲をってことなんだろうな。あと大阪でやったという「Next Life」はいつかぜったい見てみたいので円盤はよ。
ゲストの2人: 滝田樹里 (音無小鳥役)と茅原実里 (玲音役)
あらかじめ両日に別々のゲストが登場すると予告されていて、まぁデレ・ミリはないだろうし、OFAのプロモーション的にみのりんは確定でしょという流れだったんだが、初日にまさかのじゅりきち登場で予測が困難に。そういえばツアーのテーマが「765プロらしさ」だし、ゲストも765縛りなんじゃないの、じゃあキングに「隣に…」だけ歌ってもらうのはどうよ(←個人的な希望、超希望)、でも戸松ちゃんが「明日は大事な仕事がある」ってブログに書いてたぞ(←なにそれ! 「ALIVE」歌ってくれたら死んじゃう)、みたいな情報まで出てきてもうわけわか。
結果的に裏の裏をかかれてみのりん降臨だったのだけど、いろんな予想が錯綜してこれはこれで楽しかった。ステージの外でもおれらを楽しませるとは、やるなディレ1。
みのりんは本当にSランクアイドルみたいで(ブーツがピンヒールなのに愕然とした。なんであれで踊れるの???)、ガチでやられたら765プロ総崩れみたいな図式になってもおかしくなかったのだけど、けっこう仲良くやってる雰囲気を演出してくれて、最後にTIMも一緒に歌ってくれてなんか良かった。でもゲーム上のライバル呼んでもいいってことならさぁ、Jupiterも呼ぼうよ。もちろんバク宙付きで。な?
THE IDOLM@STER 9th ANNIVERSARY WE ARE M@STERPIECE!! Blu-ray "PERFECT BOX!" (完全生産限定)
ランティス
¥13,832
続きは明日の分に。
2015-10-04(日)
■ 川崎 5-3 G大阪@等々力陸上競技場
やっと日中にサッカーやれる気候になったなー。試合開始ごろは暑かったけど、途中から雲が出てきて過ごしやすくなった。ついこのあいだ馬鹿試合をやったばかりだというのに、今節も合計8点も入る馬鹿試合になってしまった。ガンバは上位にいるのにこんなんでいいのか。
前半はそれでも「攻めこまれてもほとんどシュート打たせないし、今日はDFもいい感じだな」と思って観ていたし(その直後に失点)、攻撃も必ずだれかがパスコースを作っていて連携がいいし、シュート時にも複数の選手がフォローにまわって波状攻撃に余念がなかったから、なかなかいい試合だったと思う。後半追いつかれたときは天を仰いだけど、それでも逆転を許さなかったんだからたいしたものだろう。まぁ、勝ってもタイトルにはあんまり関係なさそうだけどさ……。
そうそう、こないだ観た時は中野がよく走っていて、レナトのあとを埋めるいい選手だと思っていたんだけど、今日J初ゴールってことで、なかなか将来が楽しみだ。
◆ こ〜りん [今日のもりもり<http://www.at-exit.com/diary/hawk/> 70以上あるから、捕捉済みか..]
◆ もりもり [なんか突然日記のアクセスが増えたと思ったら、たれこまれてしまったようで。 じゃぁついで(?)に http://www..]
◆ しんちゃん [</CDE>ふふふ]
◆ ただただし [ちっ……(^^;]
◆ しんちゃん [謎JavaScript(仮)。ってRuBBSにもつかえるのかな?]