2001-10-23(火) 9803歩
■ 新CLIE
PEG-T415というのが出るようだ。アンチSONYとしてはお約束通り批判しておかねばなるまいて(笑)。
いっけんクールでスマートなデザインに見えるが、実際に手で握って使いやすいとは思えぬ。ガシッと掴んで親指でボタン操作をするときに、本体を保持するのは小指がキーになる。しかしこのデザインでは小指をひっかけるところがないのだよ。初代pilotからVisorに至るPalmデバイスのデザインには、この「小指に力を入れるとがっちりホールドされる」というポイントが脈々と流れている(例外はあるが)。実際にモックアップを何度もトライして初めて達成されるデザイン。ルックス優先指向だと、こういう地道な真似ができない。
もちろん「ジョグで操作するから関係ないもーん」なんて反論は却下である。左利きには(以下いつもと同じなので略)。
■ 印牛病
そうか、あれは病気だったのかー。他人のことが目に入らないから目が悪いのかと思ってたけど、頭の病気なんだな。うーん、納得。とりあえず「印牛病患者は踏んで歩いても良し」というコンセンサスができることを期待する。あいつら、邪魔なところに座ってるくせに、踏まれたら逆ギレしそうだし。
■ S.P.C.
tDiaryと散財自慢のバナーをやっと作ってトップページに並べた。かなりやっつけなデザインだが。これでやっと正式コンテンツの地位にしてやれたぜ。
#アイコンがPower Pointのクリップアートだというのは秘密(笑)。
■ LinuxWorld
明日は新宿。LinuxWorldに行くことにした。最近、こういうイベントに参加することも「お仕事」になったので、どうせなら趣味も満たそう(をい)。
2002-10-23(水)
■ 今日の誤読
「イエスの兄弟の骨箱? 仏学者が報告」というのを見て、「仏学(ほとけがく)って学問があるんだぁ」とか思ってしまった。もちろん、仏さんの死因やなんやらを調べる学問である。しかし、イエスの兄弟を「仏さん」と呼ぶのはどうよ……とか考えてから、やっと真相に気づいた次第。
■ tDiary: HEAD
夕べ、すでにメンテしなくなっていたmisc/squeeze.rbを削除して、pluginのyasqueeze.rbをsqueeze.rbにrenameした。こっちの方が高機能で、プラグインとしても、独立したCGIとしても、コマンドとしても動くからである。というわけで、今後の1.5系では、基本セットだけでは日単位のテキスト出力やHTML出力はできなくなる。プラグインを導入されたし。
……んだけど、その新生squeezeがいろいろ問題を抱えているようだ。ちょっといじるから待ってくれぃ。
■ tDiary: HEAD(2)
新squeeze.rbは動くようになった。本体の修正を含めてcommit済み。
recent_comment3.rbも手元では動くようになったんだけど、なんでこれで動くようになるねんっ、という謎が解決できないので、未commit。うーむ……おれってRubyをわかってない気がしてきたよ。
2003-10-23(木)
■ 日本Courierユーザ会
トップページがとんでもないことになっていて赤面モノなんだが……まぁいいか。いちおう古くからのCourier-IMAPユーザなので(利用開始はなんと2000年初頭である)、MLには参加しておくことにしよう。といいつつ、使っているのはまだ1.7なんだけど。
■ LinuxWorld 2003/12
発売は明日か。ヤバい。あの写真はヤバいよ……。
こぼれ話:
- kitajも巻き込もうと思ったのにソッコーで断られた
- カメラマン氏とこま犬およびパラボラの話をした時がいちばん盛り上がった。両方に理解を示してくれる人は希少である(もちろん記事では割愛)
2005-10-23(日)
■ いい天気
なので、箱根まで。寒い。
■ いちおう投票
参院の補欠選挙だそうで、いちおう行ってきた。これほど投票のモチベーションが上がらない選挙もないだろうとは思ったが、案の定ひどい投票率だ。こんなの見たことない。
2006-10-23(月)
■ 大阪名物は禁止食品ばかりで困る
西に向かえば晴れているだろうと勝手に想像していたら違った。おまけに蒸し暑い! 冬に来たときはめちゃめちゃ寒かったし、大阪ってけっこう(おれに)厳しい気候かもしれん。
■ https://www.amazon.co.jp/dp/4829118512
予定通り、行きの新幹線だけで読み終える。
ストーリーの荒唐無稽さは、媒体の要請なんだろうなぁ……と割り切ってしまえば、あとは細かいクスグリは満載なので、宇宙開発好きのSF読みでも問題ない。というか、いまさらこのシリーズについてなにを語れと言うのか。楽しく読めましたよ。残りの2冊もとっとと出していただきたい。
そういえば、近々未来でこういう無謀な夢のあることをしようとする話では、どうしても技術的なブレイクスルー(またの呼び名は「飛び道具」)が必要になるんだけど(スキンタイトスーツなんてその最たるものだろう)、ロケットにおいても新型ハイブリッドロケットが登場するのが面白かった。そういえば小川一水の『第六大陸』で使われた飛び道具も新型ハイブリッドだった。いや、ハイブリッドロケットが面白いんじゃなくて、新型ロケットを考案しないと話が進まない、という制約が面白い。裏を返せば今現用ロケット技術はけっこうギリギリがんばってるってことだから。
2008-10-23(木)
■ 【バイクで車載動画】早朝の西伊豆スカイライン
動画自体は昨日、新幹線の中から公開していたんだけど、日記に書いてる暇がなかった。だいぶ前に行った西伊豆スカイラインを公開した。今度のはちゃんとアクシデントもあるよ!
撮影自体はだいぶ前ということで、カメラのアングルとかはまだ改善していないけど、編集時にできることはいろいろやってみた。3倍速までに抑えたし、全体で20分の動画を編集して短くした(といっても4分が限界だったが)。あと、静止画でも背景音を残したり。だんだん自分のスタイルが決まってきた感じ。
とはいえ、やればやるほど不満も出てくるのだよなぁ! PEは難しいし!
- BGMの尺合わせが難しい。というか、音も編集しないとダメじゃんね。
- 緩急の付け方が下手。見せ場に入れるうまいエフェクトとか勉強すべき。
- 風切音はなんとかして低減させたい。どうしたらいいだろう?
倍率は等倍と3倍だけじゃなくて、もっと自由にしちゃっていいのかも。再生倍率を入れるのは車載動画コミュニティの文化だけど、あえて入れずにフリーダムにやるのもアリか。
あと、動画コメについてるBGMへの問い合わせだが、James Hillは相変わらず日本のAmazonでは買えないのだなぁ:
■ MSC3地方予選(10秒)
IM@S MAD Survival Championship IIIの地方予選(10秒)の投票先を、真剣に検討しているところ。
今回もコメントによる偏向を避けるため、iPod touchに落として見てる。とりあえずヤスタカ系には投票しないという原則で(笑)。
2009-10-23(金)
■ ちょっと工夫したらiPhoneのパケット数が半分に
先月までの状況だと、SBMから帯域制限を食らうのは確実と思われたおれのiPhoneだが、今月の料金明細が出たので「どうせダメだろう……」と半ばあきらめつつ確認:
7月 | 13,734,788 |
---|---|
8月 | 10,080,379 |
9月 | 5,414,399 |
おぉっ、ほぼ半分!? なんだよ、やればできるじゃーん。
ちなみに、
- 自宅ではできるだけWiFiを使うようにする
- 3G回線ではreblogを(できるだけ)しない
という2点を守っただけである*1。たぶんTumblrが効いてるような気がする。
とは言うものの、先月末に危機感を覚えて、節約を始めてから請求額が確定するまでの間はたったの10日間である。このパケット数減少がぜんぜん別の理由である可能性もあるわけで(常識的に考えてもそう)、まだまだ油断はできないんだけどさー。
*1 誤解されているようだが、iPhoneではあまりニコ動は見ない。あまりというか、ほとんど見ない。だって画質悪いし。
2010-10-23(土)
■ https://www.amazon.co.jp/dp/9784274067891
関数型言語、特にLisp族への漠然とした憧れというのがあるわけですよ。S式を操るのってなんかカッコいいし。で、7年も前にSchemeに挑戦してあっさり挫折した身としては、このClojureで再チャレンジになる。
きっかけは今年のLLTigerで、Language Updateで紹介されたのを聴いて興味をもったため。特に並行プログラミングをサポートするSTMは面白いと思ったし、プラットフォームがJVMというのも、豊富なJavaのライブラリを活用できるいい選択だと思った。JVMを要求するとなると活躍の場が限られてしまうけど、今ならAndroidもあるからね。
読み手(おれ)の側で7年前と何が大きく違うって、いまはRubyでメタプログラミングがそこそこわかっている点だ。おかげでClojureでやろうとしていることが、Rubyではどう書けばいいのかなんとなく想起できるので、ずいぶん理解が早い。つまり、手続き型言語脳をRubyを介して関数型言語脳に変換できるようになっているわけで、これがないとまた挫折したんだろうなー、と思う。やっぱRubyすごい。
登場するコードはREPLに入力して動作を確認しながら読み進めた。川合さんの訳も読みやすいし、著者にもできるだけトリッキーなコードを排す姿勢があって、けっこうサクサク読める。まぁ、「理解できたか?」と聞かれれば「だいたいわかった」という程度だけど、最後まで読み通せた自分をほめてあげたい(ただし「マクロには近寄るな」ってじっちゃが言ってたので、軽く流す程度←じっちゃじゃねぇ)。
(JVMの制限で)関数型言語のくせに末尾再帰最適化ができないとか(これは回避策がいくつかある)、Javaのライブラリを使うときのシンタックスシュガーがちょっとキモいとか、慣れるのに時間がかかりそうな要素はあるものの、基本的には素直なLisp族という印象。ロック状態に気を配らずに並行プログラミングができるSTMはすばらしいし、(動的ディスパッチ的な)マルチメソッドも面白い。使いこなしたらなかなかいい武器になりそうな言語という印象だ。
とはいえ、何か本格的なアプリを書いてみないことには、言語を習得したとは言えないわけで、そうは言っても今のところいいネタがないんだよな。とか言ってるあいだに忘れそうだが(笑)。いやAndroidアプリを書けばいいんだけどさ。
2011-10-23(日)
■ Sinatra版Amazon-Auth-Proxyの運用を始めた
試験的に作ってみたSinatra版Amazon-Auth-Proxyだが、忙しさにかまけて放置していたら、当初のGAE値上げに続いて今度はAmazonのAPIが11月から変更になるということで、まじめに運用しないといけない感じになってきたのでなんとか実装したのだった。ソースはいつものようにGitHubで:
ちなみに今回のAmazonのAPI変更は、正式なAssociateTagが含まれていないクエリは受け付けなくなるというものなので、今まで日本のAmazon用AssociateTagを使い回して各国向けのクエリを処理していたプロキシは、軒並みダメになる。ちゃんとそれぞれの国向けのAmazonで専用のAssociateTagを発行してもらわなくてはいけないのだ。現在プロキシを運用している人は、今月末までに自分の環境を見なおしましょう。
で、今までCGI版を動かしていた人も今後はSinatra版をHerokuで動かすのがオススメ。Herokuのアカウントはもう持っているとして、改めて手順をここに書いておく:
# コードを取得 % git clone git://github.com/tdtds/amazon-auth-proxy.git % cd amazon-auth-proxy # 必要なGemを取得 % gem install heroku bundler % bundle install # Heroku上にアプリを作成、Amazonのキーを設定 % heroku apps:create 【ここにアプリの名前(URLの一部になる)】 --stack cedar % heroku config:add AMAZON_ACCESS_KEY=【ここに自分のアクセスキー】 % heroku config:add AMAZON_SECRET_KEY=【ここに自分のシークレットキー】 # 設定ファイルをいじる # name: 自分のプロキシの名前をつける # aid: 自分が保有しているAssociateTagを各国分 % vi amazon-auth-proxy.yaml # アプリをリリース % git commit -a -m 'update settings.' % git push heroku
あとは、「http://指定したアプリ名.heroku.com」でアクセスできるようになる(トップページにアクセスすると指定した国のディレクトリ配下にアクセスするようにというメッセージが出る)。
これだけでは意味がないので、ちゃんとProduct Advertising API用リバースプロキシに登録して、みんなで共同利用できるようにしておこう。「エンドポイント」にアプリのトップページのURLを入力すれば良い*1。ついでに風柳版に登録している人はそっちも変えておきましょう。
追記 - 参考リンク
- dotcloudで動かす方法 by @hsbt
*1 Sinatra版は指定されたAssociateTagを見て動的にrpaproxy.yamlを生成することにしたので、特に設定は不要。
2012-10-23(火)
■ Kindleの自家製mobiが中華フォントになってしまった
今朝、いつものようにKindleで新聞を読もうとしたら、突然いわゆる中華フォントで表示されるようになっていてびっくりした。kindlizer-backendで生成しているmobiがすべてそうなってしまっている。過去にKindleに取り込んだものはそうなっていないし、そもそも自分で作ったシステムの部分に関してはなにも変わっていないので、原因があるとすればAmazonがPersonal Documentに取り込む部分(ここでmobi→AZW変換がかかっているはず)。
従来の日本語フォントもどうかと思うデザインだったが、それにもましてこの中華フォントはさすがに読めたもんじゃないのだけど、どうしたらいいんだろう? 今週は余裕がなくて、原因を追求したり回避手段を探してる暇はないんだけどなー。
2013-10-23(水)
■ dropbox-apiを使ってシェルからDropboxを操作する
Linux上で作ったファイルをDropboxに放り込みたいという欲求が出てきたので、dropbox gemでも使って自作するかと思ったが(kindlizer-backendで使ったことあるし)、もちろんその前に先人の仕事を探す。まぁ当然あるよね。
いくつか実装があるっぽかったけど、dropbox-api-commandというのがコマンドラインシンタックスが今風で、高機能なのでよさそう。で、Perlってことはcpanか……とちょっと鬱にになりかけたけど、今はcpanminusのおかげでだいぶ楽になっているそうですね(どんだけPerlコマンドインストールしてないのかと):
% sudo apt-get install cpanminus % cpanm App::dropboxapi % export PERL5LIB=$HOME/perl5/lib/perl5
あとはDevelopers - Dropboxで自分用のアプリを作ってキーを取得。dropbox-apiコマンドの初期実行時にそのあたりを聞かれるので答えていけばセットアップ完了。
ところでdropbox-apiという名前もどうかと思うので*1、「dbox」に変えてpathを通した。あとはこんな感じで手元のファイルをDropboxに送れる:
% dbox put free_as_in_freedom_2.0_ja.epub dropbox:/books
これでいろいろと自動化できて捗る。
*1 長すぎるし、そもそも「api」は実装上の都合みたいなもんで機能でもなんでもないからコマンド名としてふさわしくないだろう。
2014-10-23(木)
■ IDCFクラウド試用中
以前、VPS上に開発環境を持つためにDegitalOceanを試したけど、その後たいして出張があるわけでもなく、だいたい日本にリージョンがないから海外出張先でもない限り遅くてたまらんので、けっきょく使ってなかった。で、先日IDCFクラウドが1万円クーポンのキャンペーン中というのを聞いて、こっちを試してみているところ。キャンペーンは11/14まで。
例によってDebianのイメージを選んで手元のPuppetマニフェストを転送して実行するだけで、それなりに時間はかかるもののすぐに環境はできた。サーバは(たぶん)国内にあるのでアクセスも軽いし、これはいいかもなぁ。ポートフォワードやファイアウォールの設定がWeb上からできたり、けっこう使い勝手が良いし、自動化しようと思ったらAPIも用意されているのでいろいろできそう。
クーポンは半年有効なので500円/月くらいのスペックだと使い切れないし、クーポンが切れたあともこれくらいの費用ならいちいち止めなくても懐は傷まないから、クラウド上の開発環境としては悪くなさそう。あとはサービスがちゃんと継続してくれることだけど……(笑)。
2019-10-23(水)
■ 府中で合宿
合宿行脚、ラストは自チームである。今回は保養所ではなくいわゆるセミナー用の施設、クロスウェーブ府中を借りてみた。セキュリティ・キャンプでも使っているらしい。でっかい吹き抜けがすごい。
人数は少ないので借りたのは小さな会議室だけだし、そこでできることは会議だけだから、まぁどこでやっても同じだわなぁ。プロジェクタを借りると馬鹿みたいに高いレンタル料金をふんだくられるので、自分で持ち込むべきである(もちろん宅配で)。
食事は可もなく不可もなしって感じだが、でっかい食堂スペースなので、なんかこう、いつもと違ったオフィスで社員食堂を使ってる感しかない。良くも悪くも日常っぽい。
とはいえWiFiはそこそこ速くて使えるし、ホテル部は及第点だし、それなりに安価だし、ちょっとした合宿にはたしかに向いている。遊ぶ場所もないし。いや、歩いて飲みに出かけた猛者もいるけど(笑)。
2021-10-23(土)
■ やっとAndroid12にした
Android12の正式リリースはだいぶ前だったんだけど、やっと今日、時間がとれたのでアップデートした。Pixelにする最大のメリットは最新のAndroidをいち早く使えることのはずなんだが、メイン端末だから常用しているアプリが動作しなかったら困るし(主にゲームとか)、そもそも今月はめっちゃ忙しくてな。
なぜか一番のウリ(?)が壁紙に合わせてカラーテーマを変更できることらしいのだけど、うちのホームアプリはスクエア・ホームなのでそもそも壁紙見えないんだよなぁ(笑)。
そんなわけで、その機能を表現したと思われるイースターエッグも、雑に単色が指定してあるだけの(隠れた)壁紙に合わせた地味なものになっております。今回のイースターエッグ、時計の針を12時に合わせるだけで、ゲームとかできないのか。なんかつまらん。
UIがけっこう大幅に変わったことの方が大きなアップデートだと思うのだけど(通知センターまわりはだいぶ見た目が変わったね)、いつものアプリを使ってるかぎりにおいてはそんなに変化はない。
あと、例のものすごく使いづらいジェスチャーナビゲーションが、12でだいぶいい感じにチューニングされたという噂だが、あれは根本的な考えがダメなUIだと考えているので、使える限りは旧UIでいく。
◆ こ〜りん [じゃあ,後はRuBBSとMobilerですね. しかし,RuBBSのほうが古い気がするのは気のせいでしょうか?(笑)]
◆ ただただし [RuBBSはまだ1.0じゃないから(汗)。MobilerはTOPに掲げるほどのもんじゃないなぁ。]