2003-03-01(土) [長年日記]
■ NFS?
こま犬ライブラリを自宅サーバ(spc46、つまりpiccolo)に移転させるにともなって、サイト全体をコピーしてきた。 tDiaryベースなので文章はWebで入力するとして、肝心の画像データはいつもGIMPでいじるので、クライアント(spc15)から見えるようにしたい。
直接ファイルをいじれるようにしたいから、なんらかの形でmountできるのが好ましい。 で、単純にNFSダロ、と思っていたんだけど、iptablesでいろいろ制限しているところにportmapを使ってnfsを入れるのはえらい面倒らしいということがわかってきて、早々に挫折してしまった。 こんな面倒なの、ちょっと間違っただけでセキュリティホール開けちゃいそうで、恐ろしくてかなわんわ。 目的のために無駄な回り道をするのはごめんだ。
で、他の選択肢はっちゅーと……
- Samba: まぁ、たしかにお手軽。セキュリティ的な不安を感じる
- WebDAV: 遅いらしい。あとファイルのパーミッションがhttpdの権限になっちまうのがちょっと……
- InterMezzo(日本語): 面白いんだけど、ファイルシステム全体をターゲットにするので無理
- SHFS: なんだかよくわからない
なんか結局、rsyncをSSH越しに使って、コピーをいじるのが一番お手軽でセキュアな気がしてきた……。
2003-03-02(日) [長年日記]
2003-03-03(月) [長年日記]
■ 結婚記念日
満10年だってよ。早いもんだ。
で、「10年目は何婚式よ?」と調べたら、「錫婚式」もしくは「アルミ婚式」だそうだ。それってつまり、アルミ製品を送り合うってことだよね……と言って、最初に思い浮かべたアルミ製品が、夫婦揃って「(PC用の)アルミケース」だったというのはどうよ。
まぁ、これもバレンタインデーと同じで、貴金属屋の陰謀なんだろうけど、8年目の「電気器具婚式」ってぇのはひどすぎやしませんか。
■ 日本発のwikiクローンリスト2
予告どおり出ましたな。このひと月だけでも2、3個出たような覚えがあるし、まだまだ増えそうな気がする。作りやすいもんなぁ、WikiCloneは。でも、極秘プロジェクトはまだハッケソされてないもよう。きししし。
■ トロンボーン
吹けた、と過去形なのはたぶんもう吹けない/吹かないと思うからで、復帰はあり得ないですねぃ。練習場所もないしね。
だいたい、3年間、明けても暮れても練習してたのに、けっきょく譜面が読めないままだったんだよ!!(笑) のだめみたいに天才肌なら、それでもいいんだけどさ(よくねーか)。
■ ruby 1.8.0 preview2
アナウンスメールのURLが間違っているのを指摘しようと思ったら、わたなべさんに先を越された。
Ayaka上でビルド、tDiaryを使ってみる。更新でエラー。あうあう。これはcgi.rbの非互換だなぁ。隠し日記の判定がコケる。1.6.xでも1.8.xでも動くようにしたいから、検証がえれぇ面倒だ(使用するrubyを変えるごとにキャッシュをクリアしないといけない)。
いちおう動くようにできたけど、自信がない。他にも類似の問題がありそうだ……と言いつつコミっちゃおうかな(笑)。
2003-03-04(火) [長年日記]
■ tDiary: ruby 1.8対応
夕べのうちに1.8.0 preview2に付属の新しいcgi.rb向けの緊急対策(またの名をやっつけ仕事)をして、commit。これでいちおう、動くことは動く。
しかし、今朝になってApacheのerror_logを見てみたら、わんさかwarningが出ていたのに気づく。とほほ。ちゃんと真面目に対策しよう。
しかし今日は、朝からプレゼンで慌ただしい。びみょーな時間しかとれないと、なかなかモチベーションが上がらないな。
■ 夏への扉?
うちの護民官ペトロニウス茶々は、ときどき2Fに上がってあちこち嗅ぎ回る。ドアというドアを覗き込んで、「みゃぉみゃぉ」と怪しげな声で鳴くのだ。
今日も、あちこち覗き込んでいたので、ほったらかして階下におりて来たのだが、気がつくと声がしない。「ヤツめ、ついに夏への扉を見つけたか!!」と思って探しに行ったら、クローゼットの奥で寝こけていたという……。おれのSFマインドを返せ(八つ当たり)。
■ tDiary: ruby 1.8対応(2)
いちおうcommit。機械的な変換だけだったので大丈夫だと思う……ので、うちの日記にも適用。って、ruby 1.6だけど。
2003-03-05(水) [長年日記]
■ 新幹線でもSuica(PDF)
kitaj、よろこべ!
■ tDiary: Haloblog
むとうさんトコより。おれの知る限り、日本人以外のユーザは初めてだと思う。嬉しいね。
しかし困った。おれ、ruby-talk取ってないんだよね。あのトラフィックにはとても耐えられそうにないので……。このエラーはキャッシュの書き込みで出ているなぁ。読み込みエラーならいったんキャッシュを削除すれば直ると思うんだけど、書き込みか……。
とりあえずのアドバイスは「1.5.2はruby 1.8でうまく動かないかも知れないから、対応済みの最新スナップショットにあげて」「とりあえず@data_path/cache/*.parserを消してみろ」「ちなみにプラグインは何を使ってる?」ってとこかしらん。誰か代わりに答えてあげてぇん(笑)。
■ tDiary: Wikiスタイル
tDiary-users Wikiで定義リストの不具合を指摘されたので、修正、commit。バグの90%はいままで気づかなかったのが不思議なものであるの法則。
しかし、そんなトコでレポートされても気づかない可能性大でっせ。
■ 研修
明日から琵琶湖(!)で泊まりがけ研修なので(またかよ)、これから京都行きの新幹線に乗らねばならぬ。めんどくさー。なんかうちの社長、最近やたらと研修やら資格やらに凝り始めちゃって……。その前にやることあるような気がするんだが。
しかし、一泊出張ならほとんど着の身着のままでいいのに、二泊になるだけで一気に荷物が増えるなぁ。って、増分はほとんどが電気製品という気がしなくもない。ノートPCと電源・ケーブル各種・USBメモリやPCカード、iPodと充電器、PHSと充電器、デジカメと換え電池、シェーバーなどなど。不便な時代になったものだ。
■ 研修(2)
新幹線の中で、LibrettoにAN HTTPDを入れ、セッティング。けっこう簡単にtDiaryが動いた。localhost以外からのアクセスを拒絶するようにして、開発専用Webサーバにする。これで出先でもイジれるようになったよ。
で、宿に着いたら、部屋にはモジュラーコンセントがあったのでつなごうとしたら(←またもや内蔵モデムのお世話になるおれ)、ケーブルがない。あんなにいろいろ持ってきたのに!!(笑) しかたがないのでフロントに電話して借り、cvs update。しかし眠いな。今日は寝るか。
ちなみに、帯域の狭い環境での巡回ノウハウ。SleipnirにはUser Agentを変更する機能があるので、ここを「DoCoMo」にする(要再起動)。これでtDiaryはこっちを携帯だと思い込むので、最新日のみ、テーマもなしのシンプルで小さなページを返してくる。まぁ、長いツッコミは全文読めないし、リンク元も見えないけど、日記を巡回するだけならほとんど問題はない。BlogKitを使ったページだとけっこう機能が制限されて面白みがないけど。もっとも、UAがDoCoMoだというだけで拒絶するページなんかがあるので、万能薬ではないのだが。なんで制限するんだろうね?
それにしても、ホテルの空気は乾燥しすぎていて、花粉症持ちにはつらいね。風呂で寝たいくらいだ。
2003-03-06(木) [長年日記]
2003-03-07(金) [長年日記]
■ 研修(5)
近年、企業研修と言えばグループ討議とその結果のプレゼンテーションばかりである。講師の話を座って聴いていればよい時代は遠い昔。もっとも、そのプレゼンだって、グループメンバが出した項目をてきとうに一覧にまとめるだけの面白みのないものだ。
で、初日に(じゃんけんで負けて)グループのリーダに任命されてしまったおれは、「このグループのプレゼンはシンプルを追求しる!」と宣言した。結果、真ん中にでっかいレーダーチャートがあるだけとか、キーワードが一言かかれているだけのような、どうみても手抜きのオンパレードとなったのだが、最終日に講師が「なんだか電通みたいですね」と言われてしまったのであった。
そうか、伝説(?)の電通プレゼンって、こういうのだったのか……。
■ 研修(6)
22:30、帰宅。
2003-03-08(土) [長年日記]
◆ a.k [ひとつも対応してないってどういう事よ(笑)]
2003-03-09(日) [長年日記]
2003-03-10(月) [長年日記]
■ 研修(7)
そして研修明けには、山のような仕事が待っているわけだ。しかも見知らぬ会議の予定まで入ってるしさぁ。
無理やり研修を受けさせるなら、「その間のメールは全部rejectして良い」ってことにして欲しいんだけど。いやマジで。
■ ミラー・ダンス 上 (創元SF文庫 ヒ 1-9)(ロイス・マクマスター ビジョルド)
やっと「積ん読」の山に回帰。たまにはスペオペも読むんである。つっても、継続して読んでるのはこの「ヴォルコシガン・シリーズ」と「スコーリア戦記」だけだけど。
マイルズの人格が完成してしまったからか、ビジョルドはすっかりクローンのマークがお気に入りのようだ。確かに、スペオペのシリーズで、もう一度おなじ主人公の成長を描けるというのは魅力だろうなぁ。
でもまぁ、今回のストーリーはえらく複雑で、途中でどっちがどっちだからよくわからなくなるくらい混乱するので、読みごたえはバッチリである。マイルズとの性格の違いもいい感じに描き分けられてきたし。シリーズ中、最高傑作という評価は嘘ではない。まだ未訳が4冊以上あるようなので、創元にはがんばって欲しいものだ。
しかしこのシリーズ、主人公がひねくれ過ぎていて、「スカッ」とした読後感に欠けるのがちょっと難。やはりスペオペの主人公は直情型に限る。
■ こま犬ライブラリ
http://www.komainu.pos.to/からhttp://komainu.zive.net/に正式に移動。自宅鯖化である。Yahoo!みたいなメジャーなディレクトリには通知しといた方がいいかなぁ。
しかし、ZiVE.orgのDNSは、まだ自動更新にしていないのであった。忘れないようにしないと。ドキドキ。
2003-03-11(火) [長年日記]
■ 目がかゆい
……のを通り越して、そろそろ「ギガかゆい」の領域に(おやじギャグ)。
週末あたりから急にひどくなったな。目もそうだけど、肌がピリピリする。1日に何度も顔を洗うようだ。猫をなでると手がヒリヒリしてくるし。ので、「乳首にくる」というのもまんざら嘘じゃないと思うっす >ち
2003-03-12(水) [長年日記]
■ tDiary: 世界征服進出
ドイツから「英語のドキュメントが少なすぎるんじゃゴルぁ。情報よこせば、おれが書いてやるぜ」(意訳)というありがたい申し出があったようなので、tDiary-talkつーメーリングリストを作成。命名はRubyの歴史にならった。英語ができる人はsubscribeしてください(哀願)。
あと、英文ドキュメント集積用にWikiを立てたいんだけど、英語版で文法がアレ系(←?)なWikiCloneって何がいいんだろ。tDiary-usersにページを作ってくれているんだけど、あそこはナビゲーションリンクとかが日本語だから、あのままじゃまずいよね……。
ちなみに冒頭のメールはkitajのトコに届いたんだが、なぜかっちゅーと、こないだのドイツ出張の時に好青年ぶりを振りまいてきたから。……ではなくて、sf.netの「Project Admins」がユーザ名順にソートされて、kitajの方が上に来ているからである。きししし。しめしめ(謎)。
2003-03-13(木) [長年日記]
■ tDiary-users
またsourceforge.jpのproject webが止まってるみたいだなぁ。大丈夫か、sf.jp。
■ 22:00
こんな時間まで会社にいるなんて。大丈夫か、おれ。
2003-03-14(金) [長年日記]
■ 忙しいなぁ
週のうち、出張3回、会議4回なんて、おれのペースじゃないよ。つーか今週、なんにも生産してねーじゃんっ。
昨日は「IntelがSONYにえこひいき」とか「産経新聞が著作権法に大胆解釈」とか、オモロイ話がいっぱいあったのに追いかけてられなかったしさぁ。
■ tDiary: テーマのブラウザ対応
ななんちからzoeさんトコや、天の旅人。。事実誤認が重なって喧嘩になるのも困るので、フォローしておくけど。
1.5系に対応したテーマは170を越えてまだまだ増え続けているわけだが、よく見てみればわかるように、テーマ作家の人数はとても少ない。そして、彼らはCSSやHTMLの標準について意識が比較的高いので、進んで新しい(すなわち標準により準拠した)ブラウザを選ぶ傾向がある。結果として、標準への準拠がちゃんとなされていない古いブラウザ上で、自作のテーマがどのように見えるのか、試したくても試せない状況がある。これが事実その1。おれも、こないだLibrettoのIEを6.0に上げちゃったし。確認できないということは「IE5では表示がおかしくなります」と書くことすらできないわけだ。おかしくないかも知れないんだから。
それから、tDiaryはちょうど1年ほど前から、DOCTYPEにDTDのURLを書く、いわゆるIEの「仕様準拠モード」を使う仕様に改められた。zoeさんが「WinIE5.0は相手にしてません」と書いたのはこの決定を経緯抜き(笑)で説明したものと思われる(tDiary.NetのサポートBBSで、「仕様準拠」あたりで検索すると関連する話が出てくる)。つまり、IE5 for Winのバグには積極的に対応しない、という表明をしたと。これが事実その2。
しかしながら、IE5(以下「for Win」は省略)のCSS系バグは小さい範囲なので、いくつかの特殊な指定を使ったテーマを除いては、問題ない表示に持っていくことは可能だ。しかし、事実その1が示すように、作者にそれを確認する術はない。だからといってテーマ作家のみんながみんな「IE5でまともに見えなくたってかまうもんか」と思っているわけはないので、「こうすればIE5でもちゃんと表示されます」と指摘してあげれば、喜んで対応してくれるであろう。「IE5には積極的に対応しない」だけであって「ちゃんと表示されたら嬉しいな」と思っているのだ。あたりまえの話である。
完全な個人の作品ならともかく、tDiaryは複数のメンバーからなる開発チームがメンテナンスをしている。そのオフィシャルなテーマ集に入っている以上、きちんとしたレポートを入れれば、開発者の誰かが対応してくれる可能性はとても高い。フリーソフトウェアの作者にレポートを入れることをすごく恐れている人が少なくないけど、それはとても損なことだ。相手をちゃんと人間として扱えば、とって食ったりしないんだからさ(笑)。
あ、書き忘れたけど、今回の話(font-sizeがem指定で字が小さくなる)は、IE6でも通用する問題なので、ますますちゃんとレポートした方が良い事例であったと言えよう。事実その3。
■ まつもとゆきひろ答える
先日Webでクマムシについて調べていたのですが、 ページの下のほうにBioRubyのバナーが張ってあって驚愕しました。
これを読んだあと、まったく関係ないtDiary-usersのtex.rbからtex diaryに行き、その親ページにあるクマムシ ゲノム プロジェクトの一番下に、まさしくそのBioRubyのバナーを見たときは、驚愕どころの騒ぎではありませんでした。オカルトだよ、これじゃぁ。
それはさておき、クマムシTシャツ欲しいなぁ。
2003-03-16(日) [長年日記]
■ 小指の先の天使(神林 長平)
いま早川でやってる神林フェアはヤバいよ。ぜんぶ読んだことあるのにうっかり買っちゃいそうになるもんな。そんな中、唯一の新刊がコレ。
約20年に渡る、だいたい同じ設定の上で書かれた連作短編集で、とうぜん書き下ろし以外はすべて読んでいるはずなのに、ほっとんど覚えていないという。あれだけ神林が好きだと言っていながらこれだ。まぁ、おかげで新鮮この上なかったが。
仮想世界と現実世界のかかわりを、どちらかというと現実世界の方から描いた作品が多くて、例によって客観的に仮想世界を扱っていく。でも、最後の作品だけがちょっと舞台が違っていてめんくらう。なんとなく結論じみた話にはなっているんだけど、でもあまりに設定が違いすぎているので、本当に連続しているのかどうかよくわからない。うーん……。
2003-03-17(月) [長年日記]
■ tDiary: TrackBack
人が怠惰な週末を過ごしている間に、sheepmanさんによってtDiary版TrackBackが実装されたもよう。あれま、たむらさんが実装するんだと思ってたのに?(笑)
しかし、こんな単純な実装でええんかい。やっぱあの「仕様書」とやらがガンだったみたいやね……RFCスタイルで書き直せばいいのに。ちなみにtDiary-devel MLあたりで「PingBackがいい」と言ったのは、この仕様書の出来の問題だけじゃなくて、「いかにPingBackする側が楽できるか」という視点からなので、やっぱりこの「手動TrackBackフォーム」が出てくるだけだと面白みがないなぁ。手動でツッコミ欄に書いても一緒だし。これって、他のBlogツールからだと自動でできたりするんでしょか?
それはさておき、現状のsheepman版の実装では、diary.rhtmlへの改造が必要な点と、専用のtb.rbというCGIが必要な点が導入のネックになると思うけど、diary.rhtmlの方はbody_leave_procを使ったプラグインにすることで無改造にできると思う(出る位置が違うけど)。こんな感じ。BlogKitのlm.rbベースなので、@optionsを使ったカスタマイズが無駄に可能。
def tb_label( date, leave = true ) bottom = @options['tb.bottom'] || true cgi = @options['tb.cgi'] || './tb.rb' style = @options['tb.style'] || 'text-align: right; font-size: 80%;' diary = @diaries[date.strftime( '%Y%m%d' )] if diary and !(leave ^ bottom) then %Q|<div style="#{style}">[<a href="#{cgi}/#{date.strftime( '%Y%m%d' )}">TrackBack</a>]</div>| else '' end end add_body_enter_proc do |date| tb_label( date, false ) end add_body_leave_proc do |date| tb_label( date, true ) end
tb.rbは……もし時代の趨勢がTrackBackになるなら、index.rbに取り込むのもやぶさかではない。まぁ、同一URLからの多重TrackBackを防止する仕組みとか、もうちょっと扱える情報を増やしたいよねぇとか、今後の実装の充実に期待するところであるが。しばらくは静観か。
追記: あー、なるほどねー、comment_newを書き換えるというのは考えましたな(つーかその存在をすっかり忘れていたおれって……)。ファイル名を工夫して、あとの方でloadされるようにしないといけないけど、こっちの方がスマートかも。
■ TrackBackとRefererとツッコミと
Webサイトには序列がある。
ぶっちゃけ(←流行?)それは「アクセス数」のことで、アクセス数の多いサイトは序列が高いし、そうでないサイトは低い。なんてことを言うと「そんなことはない、アクセス数が少なくても良質なサイトはある」と反論されるだろうし、その気持ちには賛同するが、客観的に言って読む人が多いからそれだけ影響力が大きいというのは、目を背けられない現実である。ちょっと意味は違うけど、「序列」を「PageRank」に置き換えてもいい。
「本日のリンク元」によってrefererの統計をとると、この「序列」が白日の下にさらされてしまうので、嬉し恥ずかしである。それも、自サイトの序列でなく、リンク元のサイトの序列が明らかになるところに面白みがある。いわゆる(?)「なんでやねん効果」とかね。「本日のリンク元」機能には、どこからリンクされたかわかるという機能的な側面だけでなく、そういうエンターテイメント的な面も含まれているのだよ。「便利かどうか」だけで判断すると、こういう点を見誤る。
残念ながらTrackBackにはこのエンターテイメント性が欠けていて、どのような序列のサイトからでもTrackBack可能だし、TrackBackされたサイトから見ればどのサイトも平等である。TrackBackをrefererと比較する人は少なくないが、どちらかと言うとTrackBackはツッコミ(コメント)機能と同等と見なした方がいい。ツッコミには序列がないから(/.はコメントに序列を付けられる希有な例)。
となると、「ツッコミに書くには長すぎて……」という場合はさておき、単にツッコミ欄にTackBackを書き込むのは、リンクをたどる手間が増えるだけで、ちっとも「コミュニケーションを加速」してくれるわけではない。かえて面倒だ。zoeさんのリンク先を読むのが億劫という感覚、おれは間違ってないと思う。例えばツッコミを携帯で受けていて、TrackBackのURLがメール届いても、おれはその先をたどらないよ、たぶん。
結局、ishinaoさんが考えるTrackback情報を使って、サイト横断的に議論を閲覧できる未来のようなツールが出てきて初めて、TrackBackの有効性が出てくるのではないかと思う。そうなると、今のようなツッコミ欄にURLを貼るような仕組みは、RSS生成時に面倒なことになりそうだ。まぁいいか。なんとかなるっちゃぁ、なるし(笑)。
でもなぁ……。たしかずーっと以前(tDiaryを作る前)、こういうサイト間リンクによる情報の分散の危うさについて書いたことがある。ようするに、「たどった先が閉鎖されていてがっかり」という話なんだけど。特に個人サイトの場合って移転や閉鎖は珍しいことじゃないから、TrackBackやrefererのリンクによって生まれた仮想的なスレが有効なのって、元記事が書かれた直後の、ほんの短い間だけなんだよね。おれはだから、リンクによるコミュニケーションには永続性が非常に弱いという意味で、あまり熱心になれないのである。まぁ、日記もblogも刹那的なメディアなんだから、それでいいんだってスタンスはアリだけど。
◆ たむら [やはりダメですた。 ところで、最近は他人の言いたいことを代りに日記に書いてばかりですな。 # いいがかりか(笑)]
◆ ただただし [原因は、リクエストヘッダにHostが付いていなかったから。こんどはOK。]
◆ s.sawada [目からウロコ>リンク元のエンターテイメント性 確かにその通りですよねー。]
◆ zoe [突っ込もうと思って、間違って[trackback]押しちゃいました。。 え、何突っ込もうとしたか忘れ。。]
◆ yuco [TrackBackのURL欄に突っ込みの内容を書いてもおなじなんですよね。投稿者がTrackBackさんになっちゃう..]
◆ TrackBack [http://yusukebe.com/archives/03/04/15/000052.html ゆーすけべー日記..]
2003-03-18(火) [長年日記]
■ まろ茶120
普段、仕事中に愛飲していたまろ茶がまろ茶120になってしまったのだが、はっきり言ってまずい。なんか薬臭いし。緑水と同じ系統のまずさがある。最悪だ。
というわけで、早急に代わりになるドリンクを探さねばならぬのだが、さて何にしようか……。CMのコがべらぼーにカワイイ、和茶はどうよ?(って、そういう選択基準かよ)
#と、茶logにリンクするテスト。
■ TrackBackとRefererとツッコミと(2)
昨日のリンク元を見ていると、なかなか誤読が多くて面白い。
「リンク元(Referer)には序列づけというエンターテイメント要素があるけど、TrackBackはどうなの?」って文脈で書いたのに、「エンターテイメント性」に関するコメントをくれたのはishinaoさんだけかな。「序列」はひっかけキーワードなので、脊髄反射したら負け:-)
TrackBackの情報量を増やせば便利でわかりやすくなることなんて、百も承知なんである。試しに実装したsheepmanさんだってそれくらいわかってるだろう。でも、便利になるだけじゃつまらんでしょ、というのがtDiary開発の発想には常にある。だから、何かひねりが欲しいわけ。TrackBackの行きつく先がただのP2P掲示板じゃ、日記というメディアを選んだ意味がないんだ。
■ まろ茶120(2)
ぺこさんが新製品をリストアップしてくれている。さすが。
こないだ支店併合で消えた三井住友の跡地がコンビニになったので、 明日からとっかえひっかえ試してみることにしよう。 とりあえず、 こま犬好きとしては琉球号かな(笑)。 でも、あのパッケージに描かれているシーサーは、 本来のシーサーではないという点が気にくわないのだが。
■ TrackBackとRefererとツッコミと(3)
別に「TrackBackにもエンターテイメントを」なんて短絡的なコト言ってないわけよ。 「TrackBackだからこそ得られる何かはあるかい?」と言っているんだがなぁ……。 「TrackBackいらねー」と言うよりも、 どっちかつーと「TrackBackの何が楽しいのか教えて」ってスタンスなんだが。 tDiary作者というだけで守りに入ってると思われちゃうの?(笑) まったく、好きなことも言えねー。
それはさておきjounoさん、そう来なくちゃ。 TrackBackのような新しい概念が普及するためには、 外野に身を置いてcoolなふりした素人評論家じゃなくて、 jounoさんみたいな熱く語るエバンジェリストがいないとダメです。 もっと熱くなって欲しい。 いや、茶化してるわけじゃなくて、マジでね。
というのも、ツッコミ機能をひっさげてtDiaryが登場した時も、 やっぱりWeb日記界隈からは「そんなものいらない、refererで十分」って さんざん言われたからなんだな。 つまり、今とまったく同じ状況なわけだ。 そんな時、ツッコミができると日記コミュニケーションがどれだけ変わって、 そして楽しいかを実践し、広めてきた熱い初期ユーザたちが何人もいた。 おかげで今や、(ありがたいことに)日記にコメントが付けられるのは まったく珍しくないご時世になった。
たぶん、jounoさんが語るTrackBackは、 まだ「ノイズの少ない便利なreferer」や「リモートツッコミ」の域を 抜け出していないんだと思う。 おれからもそう見える。 おまけに(多くの日記システムでは)refererは秘められたものだ。 見つけても反応する必要はない。 でもTrackBackは「ほれ、おれのblogを読め!」とばかりに割り込んでくる。 ナイーブな日本人(?)が、 こういう押し売りのような情報の押しつけを受け入れられるようになるには、 もっとその楽しさを具体的にアピールしないといけないんじゃないか。 たぶん、似たような押し売り型のツッコミ機能が受け入れられたのだから、その日は遠くはないんだろうとは思うけど。
そんなわけで、仕様書がアレなのは別にしても技術的なスジは悪くないので、 TrackBackは遅かれ早かれ受け入れられるようになると思う。 その過程をよりスムーズに早めるためには、 ishinaoさんのTrackBack Tracerみたいなビジュアル的にグッとくるハックも大事だけど、 やっぱり「熱く語るエバンジェリスト」はもっと大勢いた方がいい。がんばれ!:-)
2003-03-19(水) [長年日記]
■ TrackBackとRefererとツッコミと(4)
おれが別にTrackBackを敵視しているわけではないというアピールのために(←うそ。ただの逃避)、ツッコミに入ったTrackBackを非表示にして、「本日のリンク元」の前にリストするためのパッチとプラグインを書いてみた。当日記にして適用済み。ソースはまだ非公開。
ツッコミの非表示だけはプラグインにできなかったが、動的にパッチを当てるための小さなファイルを書いてtdiary.confでrequireさせることで、本体は1行も書き換えずに済ましてある。Rubyまんせー。
昨日か一昨日のページを見れば、だいたい雰囲気はわかるはず。あとはexcerptに対応すれば(kitajがやるの?)、とりあえず問題なしやろ?
■ TrackBackとRefererとツッコミと(5)
ところでsheepmanさんのTrackBackはほとんど使われていないは面白い。指標としては十分に意味がある統計ではないか。
それはそうと、Commentは「Comments(n)」なのに、なんでTrackBackは「TrackBack(n)」と単数形なんだろう。上のパッチを公開していないのは、勝手に複数形にしたものの、自信がないからなんだけど(笑)。
ん……? てことは、複数形にしてるblogツールもあるってことでは?
TrackBacks(0) | 14,400 |
TrackBacks(1) | 627 |
TrackBacks(2) | 213 |
TrackBacks(3) | 146 |
TrackBacks(4) | 49 |
TrackBacks(5) | 65 |
TrackBacks(6) | 33 |
TrackBacks(7) | 39 |
あるのはたしかだ。でも傾向は同じ。
■ TrackBackとRefererとツッコミと(6)
さっそく間違いTrackBackが……(苦笑)。
TrackBackそのもののユーザインタフェースが練れてない(ping URLの概念がわかりにくい)というのは別にしても、tb.rbのインテリジェンスを上げないと、ちょっと問題あるね。
◆ ただただし [しかし、今日のTrackBackはゴミしかないぞ(笑)。 まったく、イタズラするならIPさらすぞゴルァ。]
◆ MoonWolf [ごめん、@ITのほうは俺だ。]
◆ MoonWolf [リファラで本日のリンク元にURLを追加しておけば、チェックをパス出来ると思う。]
◆ ただただし [もー(笑)。 ちなみにTrackBackサーバはrefererを付けないから、それは大丈夫だと思う。]
◆ MoonWolf [いや、2段階での攻撃を考えてます。適当なtDiaryのサイトにRefererを付けてアクセスし、次に対象サイトにTr..]
◆ ただただし [そこまで手の込んだことをするくらいなら、直接「ツッコミBOMB」をした方が……]
2003-03-20(木) [長年日記]
■ TrackBackとRefererとツッコミと(6)
この程度で満足してはいけません:-) なにせ今回のプラグインはほんの50行程度。
ゆうべこのへんをいじっていて、プラグインファイルloadのタイミングをちょっと早めるとパッチもプラグインに内蔵できることがわかった。TrackBackのためだけにそれをするのはどうかと思ったが、考えてみたらかなり応用範囲が広いみたいなので、そのままcommit。いろいろとヤバいプラグインが書けそうですぜ、ひひひ。つーか、TrackBackよりこっちの可能性の方がオモロイ……。
TrackBackのうんと近視眼的な活用方法として、自分の過去記事への言及をする新しい記事を書いたときに使うのはどうかと思いついた。未解決の記事に対する解決編、とか。日記だとそういうことってけっこうあるし。ツッコミとはちょっとニュアンス違うしな。
■ 「スーダラ節」vs「地上の星」
[(c)SHO] 昼休みに植木等を聴くつーのはどうよ >おれ [houkou] あははは [わかぬ] ふふ [(c)SHO] 無責任気分増大ちゅう [ishii] 地上の星とか聞くと、午後やる気出るかな? [(c)SHO] ダメじゃないかな [(c)SHO] 社運とかかかってないし(笑) [ishii] ですよねぇ・・ [houkou] 社運かかっててもどうか(笑)
「スーダラの星」ってとこで、どうかひとつ。
■ 印刷用CSS
naokoさんトコにツッコんだこれなんだけど。別に新たなCSSを作る必要はないのだ。
印刷用の微調整を、「@media print { 〜 }」って感じでいま使っているCSSの末尾に挿入すればいい。例えばWalWiki(たぶんYukiWikiも)では、
@media print { .tools, .footer { display: none; }; }
って感じにするだけで、ナビゲーション用のリンク類とクレジットが消える。さらに
@media print { .header { font-size: large; text-align: center; } h2, h3 { font-size: medium; } a { text-decoration: none; } }
なんて感じにすると印刷してもくどくないので、会議に出しても浮かないよ。実はruby-lang.orgには、tDiary化した時から似た仕掛けがこっそり入っている。各記事を印刷すると、けっこういい感じになるのである。
■ 米、イラクに侵略開始
とりあえず、1日の最後に、実際にあったことを記しておこう。
2003-03-21(金) [長年日記]
■ J1開幕
地上波でやるはずだったのに、戦争のせいでBS2に飛ばされたらしい。日本代表の遠征もなくなるし、まったくいいことないやんけ。
それにしてもジュビロはダメだなぁ。あの失点の多さが高原が抜けたせいとは思えないから、きっと何かが狂っているんだろう。前田の活躍はなかなか面白そうなので要注目だけど。
いっぽうマリノスはかなりいい。優勝候補の一角だろう。こっちは監督効果?
2003-03-22(土) [長年日記]
■ まったり
御殿場の茶目湯殿でまったりしてきた。といっても、今までで最高に混んでいたけど。有名になっちゃったのかなぁ。
■ 趣都の誕生: 萌える都市アキハバラ(森川 嘉一郎)
かみさんが仕事がらみで買ってきた本が置いてあるのを、ふと手に取ったら面白かった……というパターンが少なくない。これもそんな一冊。
アキバが今のようなキャラクタグッズの街に変貌した理由を、さまざまな視点から分析していくという趣向。ディズニーがとことん清浄化したアニメに「汚し」を入れたのが日本のアニメ絵だとか、建築の権威の失墜が個の街を生み出したとか、なかなか面白い。シブヤとアキバの街並みの対比は笑える。
ちょっと気になったのは、少女マンガの存在が考察からすっぽり抜けている点。あと、やたらと建築方面からのアプローチが多いなぁ……と思ったら、筆者は建築関係の人だった。なるほど。
でも、20年アキバに通っていて思うのは、オーディオ→パソコン→キャラクタグッズと対象は移り変わってきたけど、けっきょく最初からオタクの街だよなぁ、ということなんだが。ただ、オーディオもパソコンもコモディティになったことで(アキバでは)衰退したけど、キャラクタグッズはコモディティ化するとは思えない点かな。アキバの未来はどっちだ。
2003-03-23(日) [長年日記]
■ tDiary: TrackBackの名称
「日これ」から(←反応が遅い)。それから参考として、「sonorous howl, terrestrial rhapsody」から1、2の周辺。
sawadaさんが例として上げている「ツッコミ」や「リンク元」と、「TrackBack」はだいぶ扱いが違うと思うんだな。「ツッコミ」を「コメント」としなかったのは、今まで何度も書いてきたように、「短く、鋭く、愛を込めて」というある種の圧力を表現したかったからだ。「コメント」の単なる言い換えではない。
「リンク元」は、tDiaryでも元々「Referer」という語をそのまま使っていたけど、途中で変更したものだ。さすがに言葉になじみがなさすぎるし、HTTPの仕様上の名称に過ぎない単語なので言い換えても実害がなかったというのが大きい。それに、リンクしたサイト上ではこの情報は「リンク」として表現されていて、別に「refererを送った」わけではないので、受けとった側でどんな名称をつけても影響はない。
ついでに言うと、「tDiaryのテーマ」はただのCSSではない。CSSの規約上に、tDiary独自の制限を追加してあり(使っているclassの名称、その関係、イメージアンカー、ファイル名やディレクトリ構造など)、これに従うことを強制している。こういう「おれ規格」に「おれ名称」をつけるのは自然なことだと思う。
さて、「TrackBack」という名前は、機能名であると同時に、プロトコルの名称でもある。相手と同じプロトコルを使っていてこそ意味があるのだから、勝手に機能拡張をして独自の「おれ名称」をつけるわけにはいかないし、tDiary的な意味づけを相手のシステムに強制するわけにもいかない。
さらに、同じTrackBackプロトコルに則った機能なのに、一方のシステムでは「TrackBack」と呼び、他方では別の名前を使っていたのでは、意思の疎通に支障があるだろう。MovableTypeのユーザがtDiaryにTrackBackを送ろうと思っても、「TrackBack」のリンクがなければ送れまい。「コミュニケーションを加速する」と標榜しているシステムが、それをやるわけにはいかないだろう。「リンク」と「referer」の関係とは違うのだ。
というわけで、当面は「TrackBack」という名前を使うしかないんじゃないのー? って思うんだけど……まぁ、良くない名前なのは確かだね。元祖であるMTサイドで、まっとうな和訳を考えるというのはアリだと思うが(笑)。
◆ たむら [tb_show.rb に post する仕様で、Pingback Server は実装します。 たぶん(笑)。実際に..]
2003-03-25(火) [長年日記]
■ センス
センスがよいってのは、「ハッカー」と同じ、他称属性ですな:-)
実は今、仕事で「全社的に技術スキルを向上させよ」という命令のもと、何人かを集めて検討中なので、いいタイミングの話題なんである。参考リンクとしては、この業界(?)では有名な「ものつくりのセンス」や、さいきん話題にあがった「良いプログラマは数学を学ぶ、方が良いと思う」。
この仕事、事例を集めて分析を進めていくと、「技術力」が不足しているのはもちろんなんだけど、それ以上に欠けているのは「センス」じゃないかという実態が明らかになってきて、ちょっと途方にくれているところ。特に設計センスが絶望的に欠けている。技術力を向上させるのは難しくないけど、センスを身につけさせるのは簡単じゃないからなぁ。
ソフトウェア開発はある意味、総合芸術なので(なにしろやってることは"Making the world"だし)、いろんな技術やセンスが必要になってくる。数学的側面で言えばアルゴリズムは技術だが(zoeさんが上なのはこっち)、設計やコードに論理的な整合性を持たせる能力は数学的センスだ。他にも文芸的なセンスや美術的なセンスが要求される場面も多い。
世の中、技術を教える教育コースは数あれど、センスを教えるコースはない。センスは見よう見まねで身に付くものだから、センスのいい師匠に師事したり、よいモノ(コードとか)をたくさん読むといったアプローチしかないからだろう。
というわけで、この事実をどう上司に報告しようか、頭を悩ましているところなんである。社内でよい師弟関係を築くなら、外注比率下げないと無理だからなー。そんなことしたらつぶれるよ、うちの会社(笑)。
■ 背筋痛
日曜から背筋が痛くて、昨日は休んでカイロへ。今日はなんとか動けるけど、まだ油断すると「ピキッ」と来る。帰りにまたカイロに寄らねば。
ちなみに「背筋痛」と書くと故障中のアスリートみたいでカッコイイが(そうか?)、はた目にはただの「腰痛」にしか見えない。でも、断じてぎっくり腰なんかじゃないから(強く主張)。
2003-03-26(水) [長年日記]
■ 「はてなの近藤さん」は何人いるのか。
……と考え込んでしまう今日このごろ(笑)。
kosaka日記はいいとしても(tDiaryだし)、ただ、風のために。5にまでレスポンスを返すとは。Refererを全部みてるんでしょうか。そ、そんな。
◆ Nyan2 [私がしる限り、3人はいるかと……(えっ!? 最近「和茶」にハマり気味です。おいし〜〜。]
◆ yomoyomo [アンテナの更新取得の件でお願いメールを出したら、近藤さんから返事がきて、しかも当方の文章の感想まで書いてあってびっく..]
◆ のみまくし [4/1 に東京にいらっしゃるみたいですね http://shibuya.pm.org/blosxom/techtal..]
◆ ただただし [↑その件については刺客を派遣済みです http://yamaguch.sytes.net/~takuya/diary..]
◆ やまぐち [なんと、私はtDiaryの繁栄を願いその他の日記を滅ぼすための刺客でしたか。イー。 # 誰もそこまで言ってないですね..]
◆ kdmsnr [ぼくも参加してきまっす。]
2003-03-27(木) [長年日記]
■ ROBODEX 2003
前売り買ってきた。今年は初日(4/3)に行く予定。すでに年次申請をして、万難を排した。
でも今年は、あまり大物がない雰囲気。SONYのSDRはソフトを変えた程度らしいし、HONDAからの発表もない。アトムの誕生年だから、もっと盛大にいろいろ出てくると思ったんだがな(つーか誕生日(4/7)を外すってどういうことよ!?)。それとも、もう数日すると、わらわらとリリースが出るのだろうか。
それにしてもROBODEXのサイトはひどい。JavaScriptとFlashが必須で、回避策もない。つーかうちの環境から見られないし。去年よりひどいってことだな。イベントの質はいいのに、サイトの質は年々低下しているってどうよ。
2003-03-28(金) [長年日記]
■ 環境省花粉観測システム
今朝、新聞で見つけたのでアクセスしてみた。……のだが。
ADODB.Command エラー '800a0e7d' 閉じている、または無効な Connection オブジェクトを参照する オブジェクトで操作を要求しました。 /kahun/kantou/ViewControl.asp, 行 21
そうですか、Windowsですか。じゃなくて(笑)。しょぼいなー、まったく。
だいたい、3月28日と言えば、スギ花粉はそろそろ下火ですよ。なんで今になって始めるんだ。それともターゲットはヒノキ花粉なの?
■ tDiary: tb-show.rb
tb-show.rbを少し改変。前のバージョンだと、間違いTrackBackを非表示にできなかったので、編集画面でのみ、ツッコミに混ぜて、従来通りに扱えるようにした。ただこれ、mod_ruby上だとダメなんだよねー、たぶん。
ところで、__mode=RSS(だっけ?)を送られたらRSSを返すってのは、誰がどこで実装したらいいんだっけ?
■ 日本 2-2 ウルグアイ
帰りが遅かったので地上波では見られなかったけど、スカパーが同日録画をやってくれたので最初から見られた(でも途中で眠くなって寝てしまった…)。
鈴木が金髪に戻ってたり、小野がストレートパーマ(?)かけてたり、「おまえら帰国して最初に行くのは美容院かよ!」とツッコミ。稲本は黒髪のままだった。
その他の感想をだらだら: 俊輔は相変わらず巧いなぁ。なんつーか、軽やかで以前より余裕がある感じ。4バックはときどき2人しか残っていなくて危ない場面が多かった。鈴木は転んでばかりだった。弱々しくなった川口を見ていると、やっぱ実戦感覚って重要……と思う。
2003-03-29(土) [長年日記]
■ tDiary: referer-antibot.rbとreferer-utf8.rb
プラグイン2種をcommit。disp_referrer.rbの中から、それぞれ「BOTよけ機能」と「UTF-8文字化け解消機能」に相当する部分だけを抜き出した単機能版。-antibot.rbはpluginディレクトリに入れるだけ。-utf8.rbはさらにuconvライブラリを入れる必要があるが、noraは不要にした。
disp_referrerは便利で使いたいけど、アンテナや検索エンジンからのリンク元分離は除外してあるからいらないんだよなぁ……なんていう場合(おれだ)に有効。
■ AirH"Phone徹底検証
ぱぱんださんによるAirH" Phone料金体系のとてもよくわかる解説。4/1の発売を控えて、どうしようか考えていたので、たいへんありがたい。
もっとも、今のfeelH"端末はまだ1年半だし(本当は3年くらい使いたい。ケチなので)、相変わらずDDIはカメラを内蔵しようとしないし(いまさらTrevaじゃないだろ)、来月から即日乗り換え……という気分ではないんだけど。
■ tDiary.org: MLアーカイブ
tDiary関連MLのアーカイブを整備。いままで全メールのリストを1ページに入れてあったのを、200通ずつに分割。やっとMHonArcの能力をちゃんと使ったというか……。
それからtDiary.Netにあったのを、ちゃんとtDiary.org上に移設。いちおう旧URLからも見られるけど、CSSが違うのでちょっと間抜けである。
というわけで、tDiary-develと、tDiary-theme。
2003-03-30(日) [長年日記]
■ ZiVEの自動更新スクリプト
引っ越し完了なんて言っていながら、これがまだだった。DDNSの自動更新である。
既存のもの(DiCEとか)を使ってもいいんだけど、そんなに難しくなさそうだったので(認証も普通のBasicだったし)、自作することにした。→zive-update.rb
POSTを送るときにちゃんとContent-Typeを送らないといけなくて、ちょっと手間取った。これをcronで回せばヨイ。もうちょっと整理しないといけないけど、いいや、動いてるし(笑)。
◆ ortensia [自分のスクリプトと比較して勉強させて頂きます。]
2003-03-31(月) [長年日記]
■ tDiary.Netが
一日中重いなぁ、今日は。月曜だから?
■ 2年前の今日
長年日記によると、2年前の今日、いまのメインマシンの内臓を買い揃えたらしい。当時ですら遅い、PentiumIII 866MHzである。そのままなんの不自由もなく使い続けているのだな。いまや3倍以上のクロック数のマシンがあるというのに(こないだかみさんが買ったマシンが2.8倍だ)。
まぁ、Rubyのコンパイルとかやってると(←コンパイルと言えばこれくらい)、ちょっと重いなぁ、と思うことはあるが、それ以外には毎夜のNamazuのインデックス作成時に反応が鈍くなるくらいで、不満はほとんどない。
たぶんこのまま、あと1年くらいは楽勝で使い続けるに違いない。パソコン市場が冷えきるわけだよなー。
◆ かずひこ [特定のホスト間ではパケットフィルタリングを緩めるような設定にするとか?>nfs まあ、IPSec がベストでしょうけ..]
◆ mak [なにげに我が家のPC環境を見てみるとpiccoloのメモリが256MB Memodyとなっていることに気づく。最初 ..]
◆ ただただし [piccoloっつーくらいですから(笑) >melody]