2015-11-01(日) [長年日記]
■ 「花菜ガーデン」へ薔薇を見に行く
かみさんの要望で、平塚にある「花菜ガーデン」へ。3日までローズフェスティバルだそうで、それ目的(書いてるのが3日の夜なのでなんの情報にもなっていないという)。小田原厚木道路の平塚ICのすぐそばなので、かなりアクセスが良いのだな。ぜんぜん知らなかった。
かなり広い敷地なのでそうとう歩いた。散歩には良さそう。目的のバラはもちろんのこと、秋の草花がけっこう咲き誇っていて、なかなか見応えがあった。が、いちばん盛り上がった(?)のは、なかば紅葉しかかったコキアなのだった。たくさん植わってると異星っぽい(笑)。
あと、紫のバラがたくさん植わっていて、希少価値もなにもあったもんじゃないという。
その他、秋っぽい風景いろいろ。
2015-11-02(月) [長年日記]
■ 映画「心が叫びたがってるんだ。」を観てきた
かみさんが友人とレイトショーで映画を観てくるそうなので、おれも会社帰りにアニメでも。
この作品、主要キャストに水瀬いのりと雨宮天というアルドノア・ゼロのコンビが声をあてていると聞いて、これは見に行かねばと思っていたのだ。しかしとうとう声優で観る映画を決めるようになっちまったよ、あああああと頭を抱えたけど、よく考えれば出ている俳優で映画を選ぶのと同じことか。じゃあなんの問題もない。
心にちょっとずつ違った傷を負った主人公たちが、自分に正直に生きようとするきわめて正当な青春モノ。ちょっと恥ずかしくて直視できない感じもただよわせつつ……まぁ、こういうのは……好きだな。最後の組み合わせは、王子←→玉子という対比から予想がつくけど、そういうストレートさも含め、現代の高校生の物語として上手いシナリオだと思う。ただ、ミュージカルの最後の曲、本来の演出だったら主人公一人でどうやって歌う予定だったのか知りたいな(笑)。
それにしても水瀬いのりの演技が良い。言葉を発することができない少女を声で演じるというハードルを、さまざまな息芝居でクリアする。ショートボブの小柄で気弱な少女にじつに似合った声で歌い、終盤での罵詈雑言も過度に刺々しくさせずに隠れた優しさをただよわせる。あー、この子、アイマスに来ないかなぁ!(けっきょくそこか)
2015-11-03(火) [長年日記]
■ 緑のカーテンを撤去した
さすがに11月にもなって緑のカーテンをそのままにしておくのは気が引けるので、撤去した。右半分はとっくに枯れていたのに、あとから下のフェンスを半分つたって伸びてきた西洋アサガオがぐんぐん成長して2Fの屋根まで到達し、この時期になってもまだ盛大に咲き誇っているという状況だったが、やむをえまい。
2Fの壁面にネットを固定するのに使っていたスチール製のパイプが、あまりの重量で折れ曲がっていたくらいに生い茂っていたので、まぁカーテンとしての役割は十分に果たしていたようなんだけど、下手をしたら壁材ごと剥がれ落ちていた可能性もあるわけで、もし来年も西洋アサガオを使うならもっと上手にコントロールしなくては、家を乗っ取られてしまう。
というわけで、我が家にもやっと秋が来たよ。
2015-11-04(水) [長年日記]
■ commit logにはwhyを書こう (nヶ月ぶりm回目)
commit logにwhatしか書かれてなくてwhyがないので、どういう意図でこの行を削除したのかさっぱりわからない……なんてことをするんだ、2ヶ月前のおれ……
2015-11-08(日) [長年日記]
■ 「大江戸Ruby会議05」へ行ってきた
(なんでスイーツの写真しかないのか。そういえば懇親会会場になったリクルート本社の最上階、4年前に小川さんと飲んだところだった。懐かしい(笑)。でもレッドブルのカクテルは出てこなかったね)
例年春先に行われていた大江戸Ruby会議、今年はこんな季節なのだね。というわけで行ってきた。まいどアットホームな雰囲気で、登壇するスピーカーも地域Ruby会議らしからぬ豪華な顔ぶれなので楽しみである。というか、いちおうおれもAsakusa.rbには名前を連ねてるはずだけど、最近はぜんぜん行けてないなぁ。火曜日はハードルが高い。
Keynoteはどちらもよかったですな。usaさんの話は「あ、ここできっとWindowsネタが」と身構えたとたんにくるという意味ではお約束多めだったものの(笑)、ちゃんと次をどうするかというアイデア込みだったのでよろしかった(が、あれで本当に解決するのかどうかよくわからない)。etoさんの講演は古株は知ってる話ばかりではあったものの、最近のRubyKaigiは若い人が多いのでetoさんの偉大さを知らしめることに成功していた感じ。個人的には興味の移り変わりを俯瞰して「ああ、やっぱりetoさんはアーティストなんだなぁ」としみじみ思ったり。
スピーカーがRubyコミッタばかりの贅沢なLTはどれも面白かったし(akrさんに懇親会でしてもらったLTからは外した話題がとくに)、Ninja Talksは13Fの別会場でだらだらしつつ楽しんだ。NYでビルから飛び降りた話とか、シリコンバレーの恐怖など軽くすっ飛ぶいい話でしたね(白目)。
あとは……あー、松田さんのRubyKaigi2015が冬になっちゃった件、もともとのRubyKaigiがいったん終了したのは特定の誰かを燃やしながら準備するのがよくないからというのが理由のひとつだったはずだけど、生まれ変わったRubyKaigiも特定の個人に依存してしまっていたというのはなかなか業の深い話だ。そこからちゃんと脱出してサスティナブルな体制にできると良いのだけど、それはそれでRubyKaigiの味が損なわれたりしてね……みたいな不安を感じなくもない。
ともあれ、今回も楽しかった。また来年もあるといいな。
■ 東京駅の「-way to M@GIC-」を見てきた
大江戸Ruby会議05の昼休み、そういえばここは東京駅なのだから「アレ」を見に行くしかないでしょうということで、会場を出るエレベータに偶然乗り合わせたYaSuYuKiを誘って駅へ向かい、入場券を買って構内へ。目指すは京葉線との連絡通路。そう、ここには今月いっぱいシンデレラガールズの広告ジャックがあるのだ。
京葉線までの長い長い通路にシンデレラガールズだけの広告が並ぶというの、話には聞いていたがこんなに長いとは思わなかったよ。動く歩道が設置してある部分に、ゲーム2本分、アニメDVD、ライブの広告が延々と続いてるの。すげー。
いちおう動画を撮ったけど、動く歩道が近すぎて、ちょっとうまく撮れなかった。まぁネットで探せば美麗画像はたくさん見つかるのでよい。
正直、誰向けの広告なのかよくわからないんだけど、われわれプロデューサーへのご褒美というつもりで受け取っておきましょう。3週間後の3rdライブ、2daysの両日ともこの広告を眺めながら幕張へ向かうぞ!!
(その後、八重洲地下街の焼き鳥屋のランチが想定以上に大盛りで、2人そろって撃沈する)
2015-11-09(月) [長年日記]
■ 昨日からこの日記が死んでいたのを直した
昨日の大江戸Ruby会議に行く前から、頻繁にこの日記のエラーがメールされてきていて(HerokuのLogentriesプラグインを使っている)、Boot timeoutとかApp crashedとか、前日まで満足に動いていたシステムが吐くようなエラーにはとてもみえなくて「こりゃ今日のイベント終わるまで手を付けられないなぁ」という感じ。なので諦めてでかけた。
実際Herokuはときおり「ハズレ」のDynoを引くことがあって、そういうときはしばらく待ったり、デプロイしなおしたりすることで直ったりしていたので今回もそんな感じだろうと……思っていたのだが。
大江戸の会場にもHeroku社員いたけどこういう話題では頼れない人たちばっかりなので(笑)、まぁ帰ったらのんびり対応するつもりでいたのだが眠くなってさらに翌朝まで放置(ひどい)。なにしろ起動時にコケてる上にログがまったく吐かれてないからどっから調べ始めればいいかわかんないし。そしたら@zundaさんが声をかけてくれたので、collaboratorに加えてちょっと見てもらったら、なんとmakerssプラグインの中で無限ループしてるんじゃないかという。そんなばか……な?(弱気)
たしかに最近(といっても今年のはじめなので何ヶ月も前)、起動時にRSSフィードのファイルがない場合に生成する処理を入れたので、そこは怪しい。問題のループをまるごと消すと確かに動く(がRSSは壊れたままだ)。その後、ループの中でDBのエントリを削除してるせいじゃないかとか、いろいろ仮説を立ててつぶしていったら、止まっているのは特定エントリをRSS化してるときだと気づき、そのエントリを調べてみると、中でamazonプラグインが使われていて、そこがブロックしてるじゃないの。
で、きのう誰かが「amazonプラグインが動かない」とつぶやいていたのを思い出し、Product Advertising API用リバースプロキシを見に行ったらサーバが死んでいた。ようするにタイムアウト→リトライを繰り返しているうちにHerokuの30秒制限にひっかかって落ちていたと。microservicesの闇を見たぜ……(←ぜんぜん違う。いや違わないのか)。
わかってみれば「なあんだ」だけど、先入観があるからなかなか正解にたどりつけなかった。デバッグの勘が鈍ってるなぁ。とりあえずrpaproxyにはちゃんと死活監視を入れる方向で@machuにお願いした。
■ デレステのイベントで大躍進する
毎回毎回10万位ぎりぎりのところを攻めるのは心臓に悪いからやめよう……と覚悟したわけではないが、3曲メドレーをする今回の新しいイベントではいっぺんに40スタミナを持っていかれることもあって、スタミナが無駄にならないようにうまく時間調整しつつプレイしていたらどんどん順位が上がってしまい、中盤をすぎたあたりで22000位前後をふらふらしている状況に。
今回、3曲ぜんぶ成功しなくてはならないので、おれの腕前だとPROでもギリギリ。途中であんずのうたでも来ようものならアウト確実だったのだけど*1、ユニット編成をダメージガード持ちの薫をセンターに、脇を全員ライフ回復系のRで固めたら、ミスってもすぐに持ち直せるようになったのでPROで通したのが効いたようだ。この作戦は当たり。
今回、バグで当初予定されていたボーカル有利のポイント配分が行われなかったりしたので、これはまぐれかもなぁ。でも報酬SR 2枚取れたので良い良い。それ以外にもこのイベントの効能(?)として、妙に腕前が上がった気がしていて、なんと今朝からいままでどうしてもフルコンボできてなかった曲が3つも立て続けにフルコンボできてしまって(PROだけど)、なんか「おれの中のなにかが目覚めた!」って感じ(PROだけど)。
*1 あとなぜかTwilight skyがすごく苦手。
2015-11-10(火) [長年日記]
■ 自分の日記(やブログ)をGoogle Chromeの検索エンジンへ登録しておくと便利
午後の仕事を始めたところで「tDiary」のエゴサーチが反応して、なにかと思ったら結城さんがこんな発言をしていて「ひっ」となる。
結城はあんまり業界の有名人って知らなくて、関心もないからだけど、2003年ごろかな、tDiaryのたださんにはじめて会ったのは。tDiaryもたださんも知らなかったけど、飲み会で少し話したら「ああ、この人は賢い人だな」って分かった。後からぐぐって、おおおお!やはり!的な感慨。
— 結城浩 (@hyuki) 2015, 11月 10
(結城さんの発言の意図は続くツイートで明らかになるので置いておくとして)その後の会話の中でその「飲み会」がいつのことだったかと思ってさくっと日記を検索して提示、結城さんもその日の日記を見つけ出す、という流れが面白かった。お互い、10年以上の長きにわたってWeb上でURLを変えることなく(←重要)公開日記をつけているからこういう真似ができるのだね。
実際おれは、自分の記憶・記録を確認するためにこういうことをかなり頻繁にやる。今回のように、10年以上前の日記をぱっと見つけ出して引用して驚かれることも少なくない。……まぁ、記憶力が怪しい方なので、日記という外部記憶装置を活用せざるを得ないのだけど。
ちなみに、この日記のサイドバーにある検索窓、いまはGoogleに飛ばすようになっているのだけど、おれは普段はこれを使っていなくて*1、Google Chromeのオムニバーからダイレクトに検索してる。
……という話も前に書いたなぁ、と思って検索したらこれだった。ほんの4年前の記事なのに「ダ・ヴィンチ電子ナビ」ってもうサービスしてないのか(な?)。日記の場合はGoogleを対象にして、検索キーワードに「site:sho.tdiary.net」を追加するクエリを登録すればよろしい。こんな感じ:
http://www.google.co.jp/search?q=site%3Asho.tdiary.net%20%s
これを「d」1文字で登録しておくと、今回の話題だと「d 結城 yomoyomo」(yomoyomo宴会だった記憶があるので)あたりで検索するだけですぐ出てくる。外部記憶装置へは即座にアクセスできないとね。
*1 なのでなんらかの障害で動かなくなっていても指摘されるまで気づかないという問題が(笑)。
2015-11-12(木) [長年日記]
■ なぜか「AKIHABARAバックステージpass」へ行ってきたのだ
仕事がらみのちょっとした研修で市場調査的な課題があって、秋葉原に繰り出した。アキヨドでメシを食う以外の目的でアキバに来るの、何年ぶりだろう。
で、同行したグループでアキバカルチャーの何にフォーカスを当てようかという話をしていたときに、でらなんなんのこのツイートを思い出し:
お客様来ないお…
舞踏会当日はメチャ混み必須なので、今のうちに買える人は是非買ってンゴ…
誠に勝手なお願いですが、申し訳ないンゴ… pic.twitter.com/T5j1ktk2PL
— 通勤快速?でらなんなん秋葉原店 (@deranan_AKIBA) 2015, 11月 3
ついでがあるからと言って一同をガード下に案内。今月末にあるシンデレラ3rd用に業務用のUO 25本を買い求めつつ*1、店員さんと「10thのときはいったい何本売ったんです?」「10万本です!!」みたいな会話をする。
そんな流れで「アイドルでも見ようか」という話になり、中央通りを中心にふらふら歩きまわっていたらバックステージpassを見つけてしまって「これだ」となる。どういう流れだ……。ちなみに予備知識はほぼない。AKB劇場が成功して、似たような業態の施設ができてるよ、という情報だけを知ってる程度。つんく♂が関わってるということすら入店してから知ったという。
30分後にくればちょうどステージがあるよとサジェストしてくれたので少し時間をつぶしてから店内へ。おっさんばかり数人というグループはだいぶ目立つけど、かといって客もそんなに若者ばかりというわけではない。店内はステージのある軽食レストランなので、わりと落ち着いてる感じ。フロアを担当してるのも「バクステ外神田一丁目」のアイドルたちで、うちらのテーブルについてくれたコはけっこうかわいい感じ(といいつつこれを書いてる時点ですでに名前を忘れている……たしか椎名恵ちゃんだったと思う)。
ドリンクを注文して会員登録などをしているうちに、ステージが始まる。はやい時間なので新人ちゃんたちのユニット*2。それでも激しいダンスと(あまり)ブレない歌はなかなかたいしたものである。新人っぽさはMCに表れて、なに言ってるのかよくわからない上に無駄に話が長かったりして、それでむしろ「がんばれー」って気分になる。ま、今日びのアイドル道は未完成品を育てるのが楽しみみたいなところがあるしな。
というか客はアイドルを育てる「プロデューサー」という役割を与えられているあたりからしてモデルになってるのは間違いなくアイマスだし、そういう視点で接して下さいってことだろう。5人が5人とも「上をめざします」って言うんだから、そういうことだ。トップアイドルになれるといいね。
料金体系は「キャバクラにソシャゲを合体」という感じだが、ベースは1H粘って2K円足らずなんだから、かなりお手軽なレジャーと言える。供給(新人アイドル)が途切れないかぎりは持続性のありそうなビジネスモデルではあるかなぁ。女の子たちのやりがい搾取にならないといいが……。
や、楽しかったよ。推しができればハマると思う。まぁおれにはアイマスがあるのでさすがにもう行かないと思うけど。
2015-11-14(土) [長年日記]
■ 「AVTOKYO2015」へ行ってきた
朝からパリで大規模なテロがあって大騒ぎなんだけど、だからといって日本からは心配する以上のことはできないし、フランスに滞在している知人の無事だけたしかめて、昼ごろから渋谷へ。
毎年書いてる気がするけど、AVTOKYOは日本で唯一DefConらしさのあるセキュリティカンファレンスだと感じるのでまいど楽しみにしてる。会場は去年と同じT2 Shibuya、今回はなんと飲み放題ということで、いやそれはヤバいだろ……ごくごく……ヤバいって……ごくごく。知り合いに合うたびに「飲んでる?」「うぇーい」「仕事?」「仕事!」みたいなやりとりをしていた*1
しょっぱなはおなじみShinoBOTの話で、少しずつ進化してるものの手法に関してはさほど意外なところはなくて、やっぱりこの手のものは攻撃サイドが一方的に有利なのに変わりはない。ShinoBOTの特筆すべきポイントはいろいろオープンになっているところで、それゆえに各所の対策ソフト/サービスを出し抜くところも含めオープンになるというところだろう。こういうところが見えちゃうのは面白いし、対策する側もマルウェアの進化を先取りできるようになる可能性がある。
ATMに巣食うマルウェアの話、Stageflight脆弱性をWebサイト経由で実際についてみた話、dataスキーマの脆弱性の話は、自分の観測範囲の外側にあったのでどれも興味深かったのでもう少し掘り下げて知りたいな。とくにdataスキーマの件はおもしろい。
で、全員がそうとういい感じに酔っ払ってきたところで、最後の演目がアセンブラやHEXダンプがぞろぞろ出てくるカーネルハッキングの話で、さすがにこれはわけがわからない。なんでこんな構成にしたんだよ(笑)。いやまぁ、あまりに専門的すぎて素面でも理解できなかったとは思うが。
*1 もちろん正体をなくすほど呑んだら仕事にならないのでほどほどである。大人ですし。
2015-11-16(月) [長年日記]
■ ふつうのWindows Updateだと思ったらTH2だったでござる
出勤して自分のPCをみたらなんかアップデートが来ていたので「セキュリティfixかな?」と軽い気持ちでOKしたら、なんか大規模なアップデートが始まって、ようやくこれが「TH2」の到来だと気づく始末。ああ、数十分ほどは仕事にならないヤツや……。
で、終わってみればまたもやキーマップはリセットされてるわ、Google日本語入力は再インストールしないとデフォルトにならないわと、いろいろリセットされていたので再設定。めんどくさい。
もっとも、最初にインストールしたときに問題だった点のうち、アクティブウィンドウの見分けがつかない問題は完全に解決されて、これ以上ないくらいにわかりやすくなった。これだけでWindows10を強力にオススメするだけの理由になる(笑)。もっとも、Edgeブラウザのようなアプリはこのルールから逸脱していて、見分けがつきにくいままなのはどうにかしろと思うのだが。
帰宅してから自宅のPCもさっそくアップデート。Cortanaを試そうと思ったけどマイクないんだよなー……あ、いやいや、Bluetoothヘッドセットがマイク内蔵してるじゃん。ということでマイクをセットアップして「Amazonを開いて」って指示したら、Chromeでamazon.co.jpを開いてくれて「おおー」。いや、ここは「Edgeでamazon.comを開く」というボケをかましてくれると期待(?)してたんだけど、ちゃんと動いたねぇ。でもまぁ、同居家族がいる家で音声認識使うことはまずないけどな(←ひどい)*1。
*1 ちなみにAndroidでもっとも効率的な文字入力方式はGoogle音声入力なので、一人のときはわりと音声認識使ってる。
2015-11-21(土) [長年日記]
■ 切り株を掘り出した (一部敗北)
春ごろに農薬を注入しておいた生け垣の切り株だが、11月中に植えたいものがあるというかみさんの希望に沿って、いよいよ抜くことにした。……のだが。ご覧のように元気いっぱいに芽吹いていて、農薬まったく効いてない。生命力あるなぁ。
眺めていてもしょうがないので、スコップ片手に掘り起こす。実はすでに先月、直径にして3~4cm程度の細めのヤツは掘り出してあって、まぁ苦労はしたもののなんとかなるという感触を得ていたので、今日は5cm以上のヤツにチャレンジ。
しかし、直径が倍になると、根の本数も深さも倍以上になるのだなぁ。掘っても掘ってもビクともしない。それでもなんとか2本ほど抜いたものの、暗くなるまでがんばっても一番太いヤツが微動だにしないので、今日のところはあきらめた。というか足腰背筋がぜんぶ死んだのでこれ以上の労働は無理っす。明日から行動できるかどうかすら怪しいありさまだし。
うーん、来週は忙しいから、けっきょく12月に突入してしまいそうだが、それにしたってこれ、抜けるんだろうか……。
2015-11-22(日) [長年日記]
■ 川崎 1-0 仙台@等々力陸上競技場
今季最終節。2シーズン制でなんとかシリーズというのを押しこまれたせいで、なんと11月中にシーズンが終わってしまうという(ええ、天皇杯も敗退しましたとも)。なんか味気ないねぇ。というか、ほんと今季の2シーズン制とやら、年間王者になっても優勝じゃないとかルールも複雑だし、ほんと面白くない。
そんな優勝争いとは(もちろん降格争いとも)無縁の両チームによる最終節は、例によって観客席には緩衝帯のない和気あいあいとした雰囲気。かかっているのは嘉人の3年連続得点王だが、これも点差からしてほぼ決まりで、ゴンの通算ゴール記録に並ぶためにあと2点入るといいなぁというところ。結果的に1点にとどまり、それでも得点王を獲得してめでたしめでたしだったのだが、これがなかなかのビューティフルゴールで、最後にいいもん見せてもらったという感じだ。
それにしても仙台は攻守の切り替えがはやくて、こっちがボールを獲ったと思ったらすぐに戻ってくるから、攻撃態勢に入れる人数が上がってくるのを待っている間に守りを固められてしまって、けっきょく密集地帯でパスが通らずに奪われる……というのを繰り返していて、風間サッカーの限界を何度も見せつけられる。というかここ数年、このパターンになるとぜんぜんいいとこないのになんで学習するなり対策するなりしないのか。
来季は監督替えて欲しいなぁ。さすがに成果がなさすぎだろう。
2015-11-23(月) [長年日記]
■ LTD02リリースイベントへ行ってきた
ミリオンライブのLTH03/04イベントにつづいて、LTD (Live The@ter Dreamers) 02のリリースイベントにも当選してしまったので行ってきた。天ちゃんが出るイベントは積極的に当てていく方針(←偶然です)。
今回の新宿の会場はキャパ800人、前回から倍増していて、ミリオンもだんだん大きくなってる実感があって良いね、無料招待のままでこれ以上大きくするのは無理っぽいけど。LTHの日は台風だったけど今日も曇天でときおり小雨が混じる天気。屋外に並ぶ800人を点呼とりながら入場させるのは昼の部だからまだ良かったが、夜の部だったらだいぶ寒かったろうなぁ。
さて、今回の注目点は天ちゃん……なのはもちろんだが、それを除けばなんといっても中村繪里子の参加である。アイドルマスター不動のセンターが、こんな小さな箱でミリオンスターズの一員としてひと回り以上も年下のメンバーたちと並び立つというね。しかもLTDシリーズのテーマはデュエット曲で、今回彼女とペアになるのはミリオンのセンターであるぴょん吉こと山崎はるか。春香と未来の最強タッグを生で観られる機会はたぶんそうそうないはずで*1、このイベントのレアさ加減がわかろうというものだ。
とまぁすごいプラチナチケットなので文句をいうのもおこがましいが、800人キャパの会場にきっちり800枚の当選を出して、自分の整理番号が700番あたりだったときの絶望感を140文字以内で答えよ。中に入ったらもう入り口ちかくまでみっちり詰まってて、手を伸ばせば天井に手が届くエリアですよ。とほほ。身長が170cm以下だったら何も見えないところだったぜ。
そんなこんなで辛うじて出演者の上半身がみえる状況でイベントスタート。前シリーズ同様トークパートから開始だが、以前は私服衣装だったけどこのシリーズは2ndライブ用の衣装で登場。私服もバリエーションが豊かで良かったけど、2nd衣装はすごく好きなのでこれはこれで嬉しい。ぴらみは新しく作ってもらったて言ってたけど、中村先生はまた借り物だろうか。なんというか、若いメンバと並んでもぜんぜん問題ないというかむしろ立派にアイドル然としていてすごい。かわいい。そして喋ると例によって止まらないし、客の声もちょいちょい拾っていくので、会場は完全に彼女の支配下に置かれてしまう。ミリオンの華麗さとシンデレラのバラエティ色を兼ね備える中村繪里子、おそろしい女や。
トークパートは今回の歌の歌詞についてのトークやデュオで分担して俳句を作るコーナーだったのだけど、ナンスとみっくのティーンズペアは役柄を超えた仲の良さがにじみ出ていてみていて楽しい。ぴらみ+天のペアが意外と相性良くて、俳句の出来なんかは息ぴったり。どうもずぼらな性格が似ているっぽい(笑)。で、問題の中村+ぴょん吉ペアだが、例によってぴょん吉の偏差値低いところに語彙が豊富な中村節がかぶさるものだから相性的には最悪で、これがもう最高に面白いのだった(最高なのか最悪なのかどっちや)*2。
ご褒美スイーツがぴらみ+天ペアの手に渡ったところで、お待ちかねのライブパート。トップはナンス+みっく。「成長Chu→LOVER!!」はダンスが超絶かわいいですなー、二人ともダンスうまいしねー。やっぱデュオ曲は対称的なダンスが入るから見栄えがするし、ダンス巧者の多いミリオンに向いてるなぁ。このペアはライブで一緒になることも多いし、これから何度も見られそう。
続いてはぴらみ+天で「piece of cake」。こちらは歌唱力のある2人によるバラードナンバー、声質が合っているからすごく心地良い。こっちも対称的なダンスがあって、ふたりとも(そして麗花と志保も)立ち姿が似ていることと相まって、じつに美しい。ぴらみはソロもいいけど、デュオもいいねぇ。もちろん天ちゃんは(以下2000文字自粛
そしてお待ちかね、中村+ぴょん「ハルカナミライ」。ぴょん吉がちょっと緊張しつつも楽しそうでなぁ。それだけでおじさんは満足だよ(親か)。「おっ」と思うようなからみを仕込んだダンスもいいし、このふたりならではの歌詞も相まって、楽しくて嬉しい歌。これはみんなに見て欲しいねぇ。カメラが入ってたので、いつか何かの特典ディスクになるかもだけど。
で、最後は夏の西武ドーム以来となる「Dreaming!!」で〆。まだコールが定まってない感がある。そういえばLTHでは7曲もやったけど、LTDはたった4曲か。ちょっと寂しいなぁ。
そんなこんなで1時間くらい? 楽しかった!! 外に出るともう暗くて、夜の部のPたちがおおぜい入場待ちをしているのだった。寒いけど待っただけのかいはあるよ、がんばれ(笑)。
2015-11-27(金) [長年日記]
■ デレステのイベント「Orange Sapphire」が楽しかった(けど惜しかった)
デレステのイベント「Orange Sapphire」が昨日で終了、先週ちょっと忙しかったこともあってダメかなーと思っていたんだけど、いまは通常プレイでSランクがとれるMaster曲があるので(おねシンととどけアイドル)、それでけっこう稼げた。でもさすがに5万位には届かなかったな……。終了直前にはボーダーの少し上にいたんだけど。
それにしてもOrange Sapphireはいい譜面だった(PROだけど)。この曲はライブで映えることもあってイントロ聴くだけでテンションあがっちゃうけど、その盛り上がりをそのままにいいリズムを刻ませてくれて楽しかった(PROだけど)。Masterやってる人たちにも評判良かったので、この譜面を作った人は才能あるんだろうなー。
それにしても、翌日に3rdライブを控えた状態でモバマス・デレステともにイベントが終わるなんて、やっとわかってきたみたいだねぇ。いままではそういう配慮なかったしな。おかげで心置きなくライブに集中できるよ!!
2015-11-28(土) [長年日記]
■ 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile -」初日に参加してきた
タイトルなげーなー。でも今回「3rdライブ」じゃなくて「舞踏会」って略されてることが多かったよね。(おれ的史上最高の)アニメの終了を受けてのライブは765ASの7th相当で、あれはPの間でもいまだに語り草になっている伝説のライブだ(行ってないけど)。今回はシンデレラとしてそれと同様な意味合いもあり、アニメの最終回で開催されたイベントと同じタイトルを冠したライブなんだから、そりゃ期待も高まるというものだ。
わさますで当たったチケットがどういうわけか日曜ばかりに偏ってしまい、土曜分が当たった知人を頼ってかき集めた最後の一枚をおれが新宿で回収*1。開演17時なのに、昼前に幕張へ到着してしまった。
例によって物販は前日組に買っておいてもらったのですることあんまりない……のは普通のライブ。今回、会場の展示ホール横にはごらんのように立派なお城が建っていて*2、ウィンドウの中の展示がくるくる変わりつつ動画がバンバン流れて飽きさせない。なんというか幕張に城を建ててると思えば課金も捗るというものだよなぁ(そうか?)。ちなみに城の側面には参加者が星型のシールにメッセージを書いて貼れるようになっており(アニメ24話参照)、そのためのサインペンを持ってくるようにと事前に指示があったので、海浜幕張駅近くのセブンイレブンに寄ったらあんのじょう売り切れた(というか最後の一本を買ったのはおれだ)。
その後、周辺をウロウロしていたら、駐車場に向かって人だかりができはじめ、お待ちかねの「ぴにゃこら太ショー」の始まり。なぜか偶然最前列を確保できたので見ていたけどアイドルよりも人気あったね。鳴いたり刺されたりたいへんだ(?)。
そんなこんなで長い待ち時間は楽しくつぶれて、わさます民もぼちぼち集合、戦利品や貸し借りを解消してると1時間前になったのでいよいよ入場。今回使った展示ホール9~11は、本当に展示ホールなので客席はまっ平ら。そこに17千人入れてるのだそうで、後ろの方になったらステージなんて見えない。メインステージにはやはり立派な城が建っていて、いつもとだいぶ雰囲気違う。そこからセンターステージに向けて長い花道。今日はそんなに悪くなくて、センターステージから20mくらい? メインはまったく見えないけど、センターに来てくれればかなりよく見える。通路の広さからしてトロッコ演出はありそうだし、いろいろやってくれるだろう*3。
例によって詳細レポートはキリさんのを読むとよろしいので、あとは個人的に印象に残ったところだけをメモに。全部書いてたら何日かかっても書ききれん。
といいつつ、冒頭から書き残しておきたいんだけど、いつもの「おねシン」の前奏につながるプロローグとはだいぶ趣のちがう音楽で、センターステージに現れたアイドルたちが「舞踏会っぽい」ダンスを舞うし、メインステージにはシンデレラプロジェクトの面々がひとりずつスポットライトを浴びながら登場してくるしで「あ、これただのライブじゃない、エンターテイメントショーをやる気なんだ」とわかってゾクゾク。アニメのまま、ではない、でもアニメのあのイベントの精神をうまく継承してる。そして「私たち、シンデレラガールズです!」の挨拶。この段階でもう、完全に引きこまれてしまった。この、フィクションとノンフィクションの汽水域こそがアイマス最大の魅力だ。
あかん、やっぱこのペースで書いてたら終わらない。はしょって書こう。
ソロ曲パートのトップがまさかの「S(mile)ING」。しかもはっしーに津田ちゃん、りっかさまを加えた三人体制。この時点ではこの意味についてまだ理解してない。でも、卯月にとっては「先輩」になる2人と一緒というのはわかる。とにかく、ソロ曲ですら「聖域」扱いはしないという宣言だ。こりゃヤバいライブになるぜ。
「気持ちいいよね一等賞!」導入の野球演出、れいちゃまが敗戦投手役というのには爆笑した。10thにつづいて野球ネタ多すぎる(笑)。で、主要ライブでは初お目見えのまっこさん、例によって微塵も緊張を感じさせないぶっとんだパフォーマンスで、楽しい楽しい。CDのリリース自体はかなり前だから、こっちもコールは完璧だし、いきなり最高潮に盛り上がる。
いやまいったな、全部書いてらんないって言ってるじゃん……。「あんずのうた」がまたもやソロじゃなくてCANDY ISLANDで歌われて、大坪社長が飴を食べるパート担当だったり、替え玉大作戦で登場したのはあんずのうさぎ……を抱いたウサミンだったり、とにかくもー、ハイコンテクストで楽しいのなんの。
そのあとがさっつん降臨、2ndよりさらにパワーアップした「毒茸伝説」がまた最高の出来栄え。メインステージのスクリーンは小さめのが複数あるんだけど、どれも解像度が高くてデジタルサイネージみたい。だから城の壁面でプロジェクションマッピングしてるような効果が出ていて面白い。さっつんの背景で燃え上がるベニテングタケとか。
「TOKIMEKIエスカレート」のバックダンサーにニュージェネの3人!! いや、これはやるだろう、やって欲しいと思っていたけど、実際に目の当たりにすると感動もひとしおだ。そのあともアスタリスクの解散芸(直前で回避)、ウサミンを呼び出すのにみくの「ミンミンミン」コールとか、アニメを彷彿とさせるシーンがどんどん出てくる。
それから「Can't Stop!!」な!! 本当にジュリ扇もって踊るんだもん、自分は世代的に「わかる」側の人間だけど、歌ってるのはバブルなんてまったく知らないあじゅじゅというのが愉快だ。あと、あじゅじゅが相当かわいらしい人だと認識できたのもよかった。
「ミツボシ☆☆★」も未央の13話の例のセリフを挟みつつニュージェネの3人バージョン。アニメではかからなかった曲だけど、3人で、ってところも含めて「ここはこの曲だろー、そーだろー」という感じで納得度高い。
メドレー書いてたら終わらないな……。とりあえず自分が「GOIN'!!!」を好きすぎるということはわかった。もうこの段階でライブ終了でもいいやっていうくらい満足した。ほんといい曲。最高*4。
あー、でもでも、次のパートで「shabon song」と「あいくるしい」やってくれたんですよ。本来のデュオじゃないけど。てことは……(明日へ続く)。本来はユニット曲だけど未央のソロもある「つぼみ」もどうするのかなと思っていたら、中央に飯屋、それを囲むように他のメンバという構成で上手いな、と感心。
でも「Never say never」はふーりんのソロのままなのだ。毎回書いてる気がするけど、この曲はライブを重ねるたびにかならず進化していて、聴くのがほんとうに楽しみなのだけど、今回は進化というか変化っぽかった。もちろんさらに上手くなっているんだけど、いつもの力強さを残しつつ、肩の力が抜けた伸びやかさが加わって「あ、アニメを経て成長した凛ならたしかにこんな感じ!」という歌唱になっているという。ふーりんすごい!!
そこからのエボレボ→夢色ハーモニー→M@GIC☆→夕映えプレゼントという流れにはもう、何も言うまい。完璧や。いや、正直に書くと完璧ではないのだ。これだけでは物足りないのだ。というのも、エボレボがラストということは、今日の構成はアニメの1st seasonまでという意味だからだ。明日はいよいよ2nd seasonに入る……つまり「泣かせにくる」ってことだ。あわわわわ(←楽しみすぎてはやくも泣きそうになってる)。
けっきょく4.5H。明日はもっと長いんじゃね? 本来なら終電を気にしてとっとと帰らないといけないんだけど、代表が車で送ってくれるというので、わさますプロ打上げに参加。12人入れる店をいきなり探すのが困難だったが、短時間ながら感想戦ができるのはやっぱり楽しいよな。明日は誰が何を歌うのか予想したりしてね。
2015-11-29(日) [長年日記]
■ 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile -」二日目に参加してきた
昨日から頭のなかでM@GIC☆ぐるぐるが止まらん。「だってシンデレラはがんばり屋でしょう」のところで毎回ぐっとくる。そんなわけで今日もがんばり屋さんたちを応援しに行きましょう。
今日は物販も必要ないから15時くらいに幕張に着けばいいか、とのんびり出発。展示をみてないけど行列がひどかったうえに14時で閉まってしまうから、写真でがまんしよう。ルートは今日も、遠回りとわかって東京駅経由。京葉線への長い通路を通るのは田舎者と相場が決まっていたものだが、今はシンデレラガールズの広告で埋まっているので通らざるを得ない。というか、アニメ、ゲーム、CDの案内に続いて最後に見えるのが今日の舞踏会への案内だぜ? こんな気の利いた広告、みたことないよ。
わさますで昨日と同じ場所に集まると、とうぜん始まるのは今日のセトリ予想。昨日発表になったデレステの新曲は今日のアンコールでやるんじゃないの、とか。昨日「shabon song」と「あいくるしい」をやったということは「Nocturne」をやるのは確実になったが(この曲大好きなので今日はそれだけで気分が高揚してる)、不参加の楓さん(はやみん)の代わりは誰か。それから「Trancing Puls」をやるならトライアドプリムスの欠けた一人を誰がやるかも同じ議論になる。個人的にはどっちかに奏(飯田氏)が入るのは確実だろうと予想したが、さて。
なんにせよ、今日はその飯田氏を含めライブ初参加組が多いので楽しみなのと、顔ぶれからしてプロジェクトクローネ組が活躍するのも、アニメの2nd sesonがテーマだとすればニュージェネが大忙しなのも確実。胸が踊るね。
例によって詳細レポートは中里キリさんのものを参照。今日の席は昨日より2ブロックほど後方で、メインはおろかセンターステージすら豆粒状態だが、すぐ横をトロッコ(馬車)用の広い通路が通っているし、モニターは見やすいのでまぁなんとかなるかな、カメラがんばれ、という感じ。
印象に残った曲だけピックアップして……と思ったけど、それって「全部」ってことじゃね……? まぁそれでも厳選していこう。順不同。
やっぱりなんといっても「Nocturne」。なおぼう+飯田氏(ほらあたった!)がセンターステージで背中合わせ、スタンドマイク(の上半分だけ)で歌い踊るのがもう、カッコイイのなんのって。これ以上費やせる言葉がない。いますぐにでももう一回観たい。
そして「Hotel Moonside」、こっちも飯田氏。いきなり長尺のダンスパートから始まって何ごとかと思った。プロのダンサーたちが存分に実力を発揮して踊りまくったある種異様な空間に、ライブ初参加のコを一人で放り出すとか、スパルタにも程があるだろ……でもこなしちゃうんだよなぁ、すげーよ。終わったあと隣の同僚に「すごいものを見た!」とか「こんなアイマス見たことない!!」って叫んでた。今日のMVPは飯田氏でいいよもう。
「Rockin' Emotion」~「Twilight Sky」。最近はブログやTwitterで声優さんの写真を見る機会が増えているんだけど、やすきちはちょっとタレ目なのもあって、少しあどけない、屈託のない笑顔が魅力的なコなのだけど、それとなつきちはだいぶ遠い感じだった。でもさすがステージに立つと変わるんだよなー。革のベストにスタンドマイクでビシっと決めてさぁ、いいんだこれが。そこからるーりぃにツイン(エア)ギターでバトンタッチだろ、これは盛り上がるしかない。
「Wonder goes on!!」。ライブ冒頭で「まりえっP」が会場レポート担当として登場して、今日不参加なのに……!? と驚いたくせに、この曲には代わりにれいちゃまが入っているのを「まあしょうがない」とか思ってたおれのバカバカという感じである。途中からウサミンがせり上がってきたときの盛り上がりったらなかったね。それに(前から何度も書いてるが)れいちゃまはキュート枠なので、5人になってむしろ曲の魅力が増した感じでこれもいいんだけど、きらりだったら申し訳なく思ったりしそうだな……と考えてたら最後の挨拶でれいちゃまが同じこと言ってて「まったくあんたたちは本当に一心同体だな、野球以外は!」って思ったり。
「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」はトロッコでふーりん+るーりぃ。昨日もこの2人のデュオがあって(Memories)、トロッコに同乗している飯屋が無言でひとりサイリウムを振る姿があまりにネタっぽくて、トロッコが通過する客席から笑いが巻き上がるという(笑)。「き・ま・ぐ・れ Cafe au lait!」でも大坪社長がパン食ってるし、どうしてもシンデレラプロジェクトのメンバーは笑いをとりに行かずにはいられないらしい。そりゃ美城常務も渋い顔をしようというものです。や、おれは面白いからもっとやれ。
その美城常務肝いりのプロジェクトクローネ、終盤の「Absolute Nine」「Hotel Moonside」「in fact」「Trancing Pulse」の流れは圧巻で、さすがMJの眼力に間違いなし。とくに「in fact」、AKB時代の佐藤亜美菜の実力は正直まったく知らないのだけど、AKB時代に培ったであろうダンスを完全に封印して(他の曲ではキレキレだった)、白いスポットライトだけ浴びて心細気な声でありすの心情を歌い上げたのは立派の一言。
そこからのトライアドプリムスもびっくりしたなぁ。けっきょく1人加えることなく、ふーりん+まつえりだけで、加連の穴を埋めるかのように力強く歌いきってしまった。アイマスにタブーはないと思っていたけど、少なくとも一度3人揃うまでこのユニットは崩さないということにしたようだ。まぁそれも一興か。いまは戦車戦で大忙しの渕上さま*1の復活がますます楽しみになった。
さて、ここからですよ。
飯屋センターの「つぼみ」は、他のメンバーを昨日からごっそり入れ替えて、シンデレラプロジェクト+美嘉に。それも、莉嘉+みりあ、みく+李衣菜、きらり+杏のペアで仲良く座るという憎い演出。すみぺが参加してたらこれに美波+アーニャのペアも加わったんだろうな。美嘉だけ一人だけど、シンデレラプロジェクトを見守ってきた「姉」としてしっくりくるポジション。
ここでもう涙腺が決壊しているのに、飯屋だけ残してふーりんが加わっての「心もよう」だよ。あかん。というか、本来はニュージェネ3人の曲なのに、はっしーがいない。あ、そういうことかと気づいて、すぐにペンラの色をピンクに変えた*2。みんなで、卯月を、待つんだ。
満を持してのはっしー登場。アニメのとおりなら「S(mile)ING」「流れ星キセキ」という順番になるところをあえて逆順にしたところで「うーん」と唸った。さすがだ。アニメで唯一の欠点をあげるなら、卯月復活の契機がわかりにくいところがある。ストーリー上やむを得ないんだけど、この曲順にすれば仲間たちの力添えがより明確になるし、卯月の新しい目標も定まる。それをちゃんとライブでやってくれた。しかも昨日のソロ曲トップが「S(mile)ING」で、今日のラストも「S(mile)ING」。笑顔で始まって笑顔で終わる、まさにPower of Smile。なんて美しいセトリなんだ。
それをわかって、ちゃんと笑顔で締めたはっしーがなによりすごい。これまでステージでは決して泣かなかったはっしーも、さすがに「流れ星キセキ」では目が潤んでいて、そりゃぁこのセトリはまさに「はっしー(卯月)を泣かせるため」にあるようなものだし、もう泣いちゃってもいいよと思いながら見ていたのだけど、それでも決して崩れることはなく歌いきり、「S(mile)ING」では完全にもちなおしてあの輝くような笑顔をふりまいているんだから、みているこっちだって笑うしかないじゃない。他のメンバーもすごかったけど、やっぱり今日のMVPははっしーだ。彼女がセンターで本当によかった。
最後の挨拶では1stライブを彷彿させるぐじゅぐじゅっぷりだったけど(もちろんそれでもはっしーは泣かない)、さすがに今年は積み上げたものが大きかったからなぁ。みんなお疲れさま、感謝の気持ちでいっぱいだ。昨日の武内Pがアンコールのことを「第二部」と呼んでいて、「とどけ! アイドル」を歌っていることからしてもそれはアニメ後の展開はデレステでという意図だとわかる。新作ゲームで歴史をつないでいくのはアイマスの伝統なわけだし。ので、もし唯一注文をつけるとしたら、今日のアンコールでは昨日発表になった新曲をやるべきだったと思う。まぁさすがに準備時間がなかったんだろうけどね。
アイマスという巨人の肩にのって不安定ながら進んできたシンデレラガールズも、アニメと新作ゲームの登場でようやく自力で離陸して、さらにブースターロケットに点火、急上昇をはじめたという印象だ。新しくCDデビューする5人も発表になったし、声はついたけど未デビューのアイドルもまだ何人もいるわけで、しばらく目が離せない状況は続きそう。
で、終わってみればやっぱり5時間なわけですよ。もうアイマスライブの標準時間だな、これ。さすがに今日は打上げやってるとみんな終電がなくなってしまうので、顔合わせだけしてその場で解散。今日は電車で帰宅した。あー、疲れた。でも楽しかった。ほんとうに楽しかった。シンデレラガールズ最高。
2015-11-30(月) [長年日記]
■ Web日記をつけはじめて16年
たいして切りのいい数字でもないし(16進法的にはいいかも知れない)、この先も淡々と続いていくのだろうが、それにしてもこの一週間、アイマスのことしか書いてないじゃないか(笑)。こんなことがあろうとは、16年前には予想だにしてなかったな。
今年は10周年に加えてシンデレラのアニメもあったし、新しいゲームも出たしでたいへんだったしなー。来年はちょっとペースダウンしてくれないと、財布の軽さに耐えられん。
あと、いつもはこの時期にはグラコロばっかり食べてるはずなんだけど、今年はまだ始まっていない。やはり暖冬の年は遅めなのか。
■ 「ガールズ&パンツァー劇場版」を観てきた
(2日間で10時間におよぶような)ライブの翌日は休むに限るのです。とはいえ家でだらだらとTwitterを眺めて、演者や参加者の感想読んでてもしょうがないので(いや、それも楽しいのだけど)、午後から出かけてすこぶる評判のいいガルパンをみた。TVシリーズは観たことないけど大丈夫って言われたので……。あと、昨日不足していた渕上成分を補給するため*1。
実際、映画の冒頭で3分使って概要を教えてくれる親切設計(笑)だし、それだけでなくシンプルで目標に向かって脇目もふらないシナリオが素晴らしいので、たしかに予備知識ゼロでも十分楽しめた。「よけいなことをしない」というか「無駄に欲張らない」シナリオって、2時間程度のエンターテイメント映画ではかなり重要なポイントだと思う。
登場人物はめちゃめちゃ多いけど(いい意味で)ステレオタイプ化されているので見分けがつきやすいし、戦車の知識がなくても形や大きさからその得手・不得手がわかる上に、ちゃんとそれが生きる見せ場が用意されているので頭に疑問符が浮かぶ暇がない。予備知識を求めない前提で劇場版を作るの、大事だよなー。
後半まるまる使った長尺のvs大学選抜戦は、CGがなければぜったいにできなかった圧巻の絵作りで、それはもう、動く動く。戦車の制動時の細かい挙動なんかもこだわっているのがわかるし、廃墟になった遊園地という舞台もあいまって、雰囲気がすごく出ている。何も考えなくても楽しいし、戦略ゲームとして頭を使いながら観ていても楽しい。こういう多層化された作りの作品は、何度でも観たい気にさせられる。
というわけで、ライブで疲れた体でも頭からっぽにして存分に楽しめる映画だった。できればまた観たいなー。
*1 トライアドプリムスの残り一人である加蓮役の渕上舞はガルパンの主役で、舞台挨拶のために全国行脚中である。
◆ smbd [11/3に小田厚を通りましたが、それっぽい案内板は全く記憶に無いですねぇ]