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ただのにっき


2015-11-12(木) [長年日記]

なぜか「AKIHABARAバックステージpass」へ行ってきたのだ

仕事がらみのちょっとした研修で市場調査的な課題があって、秋葉原に繰り出した。アキヨドでメシを食う以外の目的でアキバに来るの、何年ぶりだろう。

で、同行したグループでアキバカルチャーの何にフォーカスを当てようかという話をしていたときに、でらなんなんのこのツイートを思い出し:

ついでがあるからと言って一同をガード下に案内。今月末にあるシンデレラ3rd用に業務用のUO 25本を買い求めつつ*1、店員さんと「10thのときはいったい何本売ったんです?」「10万本です!!」みたいな会話をする。

そんな流れで「アイドルでも見ようか」という話になり、中央通りを中心にふらふら歩きまわっていたらバックステージpassを見つけてしまって「これだ」となる。どういう流れだ……。ちなみに予備知識はほぼない。AKB劇場が成功して、似たような業態の施設ができてるよ、という情報だけを知ってる程度。つんく♂が関わってるということすら入店してから知ったという。

30分後にくればちょうどステージがあるよとサジェストしてくれたので少し時間をつぶしてから店内へ。おっさんばかり数人というグループはだいぶ目立つけど、かといって客もそんなに若者ばかりというわけではない。店内はステージのある軽食レストランなので、わりと落ち着いてる感じ。フロアを担当してるのも「バクステ外神田一丁目」のアイドルたちで、うちらのテーブルについてくれたコはけっこうかわいい感じ(といいつつこれを書いてる時点ですでに名前を忘れている……たしか椎名恵ちゃんだったと思う)。

ドリンクを注文して会員登録などをしているうちに、ステージが始まる。はやい時間なので新人ちゃんたちのユニット*2。それでも激しいダンスと(あまり)ブレない歌はなかなかたいしたものである。新人っぽさはMCに表れて、なに言ってるのかよくわからない上に無駄に話が長かったりして、それでむしろ「がんばれー」って気分になる。ま、今日びのアイドル道は未完成品を育てるのが楽しみみたいなところがあるしな。

というか客はアイドルを育てる「プロデューサー」という役割を与えられているあたりからしてモデルになってるのは間違いなくアイマスだし、そういう視点で接して下さいってことだろう。5人が5人とも「上をめざします」って言うんだから、そういうことだ。トップアイドルになれるといいね。

料金体系は「キャバクラにソシャゲを合体」という感じだが、ベースは1H粘って2K円足らずなんだから、かなりお手軽なレジャーと言える。供給(新人アイドル)が途切れないかぎりは持続性のありそうなビジネスモデルではあるかなぁ。女の子たちのやりがい搾取にならないといいが……。

や、楽しかったよ。推しができればハマると思う。まぁおれにはアイマスがあるのでさすがにもう行かないと思うけど。

*1 一人で使うわけじゃないよ。

*2 遅い時間になると人気のあるコたちが登場するということなのだろう。それにしても公式サイトにこの日登場したのが誰なのかすら書いてないので、記憶力が悪いとなにも継続的に応援できないというなかなかひどいシステム。


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