1999-11-30(火)
■ さて。NECのPC-9801VX2を買ってから(さらに遡ると学生時代に研究室にあった無印98あたりから)、DOS、Windows 3.1、Windows NT 3.51、同4.0と個人利用のOSはMicrosoft製ばかり使って来た(IBM PC-DOSなんてのもあったけど)。当然次はCairoでしょ、と思ってたのに、それがWindows NT 5.0になりWindows 2000と名前を変えながらどんどん発売が延期され、ついに2000年まで出ないと知らされて完全に頭に来た。いまさらだが、Microsoftと決別すべき時が来たってことなんだろう。まぁ、ある種の血生臭いゲームで遊ぶという趣味があることから完全にWindowsプラットフォームから逃れるわけにはいかないが(Half Lifeの新作が出るのだよ。ぐふふ)、趣味のプログラミングやInternetアクセスを始めとする主要なPCの用途にはWindowsを使うのをやめよう。
■ ちょっと前まではSoftware Design誌上でおバカを振りまいている岩谷宏がLinuxを使っているから、という理由でFreeBSDをチョイスしていたのだが(いまも会社で使っている)、実は岩谷はLinuxコミュニティでもけっこうバカにされてることがわかったので(笑)、じゃあ次期主力OSはLinuxで行こうと思った。LinuxはFreeBSDと違ってこの先にさらにディストリビューションのチョイスが必要になるのだが、これは実はほとんど迷うことなくKondara MNU/Linuxに決めた。
■ 名前がいかしてるとか、コミュニティの雰囲気がいいとか、後づけの理由はいくらでもあるのだけれど、代表のとほほるさんがおれの自作のWeb掲示板であるRuBBSを最初のリリースから使ってくれている関係で、なんとなくズルズルとはまってしまったから、というのが最大の理由かも知れない(笑)。まぁ、客観的に言えばLinuxド初心者がチョイスすべきディストリビューションではないとは思うんだけど、ま、PCは素人じゃないんだし、なんとかなるっしょ。
■ というわけで、思い立ったのは11月の始めごろなんだけど、Kondaraの発売は12/1の予定。snapshotをftpでGETするのも手だけど、CD-Rを焼く環境もないので、それまで予行練習として雑誌のおまけに付いて来たVine Linux 1.1を入れて遊んでおいた。
■ 真新・コンダラ掲示板を見ていたら、発売前日なのにパッケージを入手したという知らせがあった。おおっ。読んだのが会社でよかったぜ。帰りに新横浜の文教堂で無事にGET。その後の売れ具合をみると、この日に買っておいたのは大正解でしょう。パッケージの裏面の開発環境のところには、egcsとgtk+に加えてわざわざRubyと書いてあるのを見て、ちょっと足が震えた。これもKondaraを選んだ理由の一つ。RubyはKondaraの公式(?)スクリプト言語だからね。
■ それにしてもこのパッケージ。誰がOSだと思うかね(笑)。家に帰ってさっそく開く。蓋を開けたところに「おまえも今日からコンダラーズだぐはぁ(吐血)」書かれているのを見て笑いころげる。やられた。ちなみに底蓋にも細工あり。いいねぇ、楽しくて。でも今日は時間がないのでインストールまでは進めず。明日の楽しみにしておこう。
2000-11-30(木)
■ Aptivaの新しいCM、面白いけど元ネタがわかる人はどれくらいいるんだろう……。あれって、NHKのサッカー特番見てないとわかんないよねぇ。
■ NiMH電池
さて。実は今日いっぱいでうちの会社はおしまいである。つーても、兄弟会社と合併するだけなんだけど。おかげで忙しいのなんの。昨日は久しぶりにヨドバシのあいている時間に帰ってこれたので、単四のNiMH電池(SANYO)と充電器(Fujitsu)を買ってきた。Visor Platinumでメールマガジンを読むようになってから、1〜2週間で電池交換になるのでたまらんのだ。環境うんぬん言う前に、財布に悪い(笑)。しかし、デジカメ(SANYO DSC-X110)とRio300もNiMH(単三)を使っているせいで、これで充電器が3個目だ。最初はデジカメ付属の超低速充電器で、遅くてたまらんので単三専用の高速充電器を買ったんだけど、こんどのは単三と単四が合わせて4本充電できるヤツ。余った充電器だけオークションに出すか……って、こんなもん、手間なだけだよなぁ。
4本買ってきたので、充電に2時間くらい。電池を入れ換えて、Memo Padあたりでショートカット+「.」+「7」を3回入力すると、画面には[NiCd]、[Rechargeable Alkaline]、[NiMH]と表示が出て電池モードが切り替わる。これをやっておかないと、電池交換の警告が変なタイミングで出るようになってしまうのだ。ちなみに[NiMH]が出るのはPalmOS 3.5かららしい。電圧も100%になってるのを確認。
今朝のメール取得(8KBが16通)で、93%まで下がった。アルカリ電池では10〜20ポイント下がることも珍しくなかったので(その後ほっとくと回復するんだが)、さすがNiMH、電圧降下が少ない。怖いのはNiMHは急に電圧が落ちることなので、警告が出たらすぐに交換しないといけない。まぁ、予備電池は常に持ち歩いてるから大丈夫だと思うけど、なくても単四電池はそのへんでいくらでも買えるってことが重要なのだ。内蔵充電池式のPrismやCLIE、IIIcとはわけがちがう。この安心感。
■ 京都
あ、Ruby/Perl Conferenceがもう始まってたのかぁ(にもかかわらず、ruby-listにはちゃんとまつもとさんのメールが入っているのでリアリティがない[笑])。いいなぁ、京都。さすがにこの忙しいときに(しかも自腹で)京都なんて行けねーよなぁ。しくしく。そういえば、2003年のROBODEXは4月7日(アトムの誕生日)開催だそうで。その頃ASIMOがどうなってるのか楽しみだわい。って、Rubyとなんの関係もない。ただのイベントつながりネタなのであった。
2001-11-30(金) 8748歩
■ keychain
職場ではWindows 2000から別のKondaraマシンにsshして仕事をしてる。Windowsでないとできない仕事はあまりないんだけど、MS-Office的ファイルがメールで来るのでしかたがない。で、ログインするたびにssh-add
でパスフレーズを入力するのは面倒なので、このkeychainとほぼ同じ機能を実現するスクリプトを~/.zlogin
に仕込んであったのだ。誰しも、思うところは同じってことか。独立したスクリプトになっていれば他の環境に持っていくのも楽なので、こっちに乗り換えた。うん、こりゃいいや。
■ 本気と書いてマジと読む。
「騎士」と書いて「ナイト」と読む。姉は「姫」と書いて「プリンセス」と読むらしい(嘘)。
かみさんによると、「次夢」と書いて「ジム」と読む子供もいるそうだ(本当)。量産する気だったのだろうか。
■ VirtualHost
supercub.netとこま犬ライブラリにCGIのサービスが増えてきたので、自宅で動作確認するのがちょっと面倒になってきた。URLが違うと動かないんじゃしょうがない。ホスト部分はしょうがないとしても、せめてパスだけでも揃えたい。
というわけで、現在ローカルのドメイン「tada」上で「www」というホストを動かしているのに加えて、「supercub」と「komainu」という2つのバーチャルホストを運用することにしよう。
まずは、新しいIPアドレスを追加。/etc/rc.local
に以下の2行を。
/sbin/ifconfig eth0:0 192.168.0.3 /sbin/ifconfig eth0:1 192.168.0.4
同じものをrootになって実行しておく。
続いて、DNSの変更してrestart(略)。
最後に、/etc/httpd/conf/httpd.conf
を改装。追加した2ホストだけじゃなくて、どうせ自分しか使わないので、www.tada
のDocumentRoot
も自分のHOMEにしちゃおう。以下の設定を追加。
Listen www.tada:80 <VirtualHost www.tada> ServerName www.tada DocumentRoot /home/sho/public_html </VirtualHost> Listen supercub.tada:80 <VirtualHost supercub.tada> ServerName supercub.tada DocumentRoot /home/sho/public_html/supercub </VirtualHost> Listen komainu.tada:80 <VirtualHost komainu.tada> ServerName komainu.tada DocumentRoot /home/sho/public_html/komainu </VirtualHost>
CGIの設定とかはこれらの外に書いておいてもいいんだな。本当はログも分けた方がいいんだろうけど(同じパスへのアクセスが区別できないから)、まぁいいか。
ここまでやったら、Apacheの動作ユーザ/グループも自分にしちゃった方がいいか?
2002-11-30(土)
■ 夢
スギヤマさんから古いDUCATI 900SSを譲り受けるという夢をみた。ありえない上に、内輪ウケすぎ。
■ tdiary-hns-theme-0.9.0.tar.gz
わははは、よーやる(笑)。比較的単純なレイアウトでユーザ数も多いクローバーを添付したのはよい選択でしょう:-)
やっぱ、130を超える(本日現在)テーマは、tDiaryの大きな財産だよなぁ。tDiaryクローンもいくつか作られているけど、どれもテーマだけはそのまま適用できるようになってるもんね。これも個性的で精力的なテーマ作家が何人も揃ったおかげだ。ありがたいことである。
2003-11-30(日)
■ Kondara-2.1用アップデートパッケージ作成終了のおしらせ
きゃー。とうとうこの時がやってきてしまった〜。3月末までってことは、卒業(?)ですかね。いやホント、長い間ありがとうございました。
しかし、いよいよサーバOSも真剣に「次」を探さないといけなくなったな。第一tDiary.Netと自宅サーバがAsumiだもんなぁ。やっぱDebianか。春までにアップグレードプランを練らなくては。
■ こま犬ライブラリ、更新ひと休み
なんとか毎日更新を続けていたが、倉庫に入っている写真がまだトリミングの済んでない部分にさしかかってしまった。これを掲載可能な大きさに直すのにけっこう時間がかかるので、新作公開の更新はこれが済むまでちょっと休むことにした。過去に公開した神社の「Mapion化」は随時進める。
■ 4周年か
どうも、Webで日記を付け始めて4年が経過したようだ。長年日記がないと忘れるね、こりゃ。
■ TungstenE(9)
付属のスタイラスは重量感があってけっこう好きなんだけど、今までペントピア使ってたから、ボールペンが内蔵されてないのが不便。
そんな中、伊勢丹の文具売り場を見ていたら、Rotringのマルチペンがあったので触ってみた。存在は知っていたけど、実際に見たのは初めて。で、スタイラスの書き味が実にいいんだな、これ。ちょっと快感を覚えるくらいにいい。
というわけで、トリオペン・インプットというのを買ってしまった。本当は、スタイラス以外は黒・赤ボールペンにしたかったんだけど、それは無理だというので、赤ボールペンとシャープペンシルに。ボールペンを2本仕込めるフォー・イン・ワンというのもあったけど、あれはちょっと重すぎるし。まぁいいか。
問題は、一緒に持ち歩くのを忘れないようにすることだな……。それにしても、文房具に1000円以上出したのは、10年ぶり以上かも。PDAを文房具と勘定しなければの話。
2004-11-30(火)
■ 5年目
Web日記をつけはじめて、今日で5年だ。
■ ProjextX: 衝撃のケネディ暗殺 日米衛星中継
く~~。涙で前が見えませんヨ(うそ)。
おれ、茨城通信所の20mが、日本で最初とは知ってたけど、世界でも最初の通信用カセグレンアンテナだとは知らなかったよ。なんか、トリビアの泉みたいな番組であった。でもまぁ、副鏡の支柱は、4本より3本の方がだんぜん美しいね。
さて、DVDに焼かなきゃ。
2005-11-30(水)
■ Firefox 1.5を入れてみたが
Sleipnir使いではあるものの、いちおうサイトの見栄えとかを確認するために、Firefoxは最新のものを入れておくようにしている。もっとも、Sleipnir2はGeckoエンジンが使えるからその必要も薄れたが。つーか、それよりOperaを入れるべきだよなぁ……。
で、1.5が出たようなので、何も考えずに1.0.7に上書きしたら、動かなくなってしまった。profileを消してもダメ。まったくもー、Mozillaプロダクトって、バージョンアップに対する配慮がないよなぁ、昔から。この手のトラブルがありすぎ。何のためのインストーラなのやら。
で、アンインストールしてから入れなおしたらようやく動いた。とはいえ、常用しないのでありがたみは良くわからない。
■ 6年目
今日で日記をつけはじめて6年目だ。人生でもっとも長続きした日記かも知れん。
■ AOR奥様……をネタにしたPodcastをもっと良く
No.3が出たもよう。
おれは青春時代になぜかロックを素通りしてしまったので、うちの奥様の話にはまったくついていけないのである(つまり「AOR奥様」の話はさっぱりわからない)。J-WAVE流しっぱなし生活だったので、聞き覚えはあるんだけどさ。
それはさておき、Podcastはせっかくウェブログ上に展開しているのだから、音声と関連したサイトには積極的にリンクをはった方がいいよね……みたいな話を、いま奥様たちの片割れにしていたのだった。メディアミックスじゃないけどさ。ためしに今回のネタを聞きながらアサマシいリンクをはってみるテスト。
BLUE NOTE TOKYOに来た「AOR御三家」の紹介ページ:
- ボビー・コールドウェル
- クリストファー・クロス
- ボズ・スキャッグス (同じ日にボズのライブに行っていた古川さんの記事)
ボズの「We are all alone」を含む、比較的新しくて買いやすいCD『ヒッツ!(紙ジャケット仕様)(ボズ・スキャッグス)』。
……と、ここまでやって力尽きた。つーか、こんなことしてないでおれも原稿書かねば。
2006-11-30(木)
■ 天使は結果オーライ―ロケットガール〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)(野尻 抱介)
移動が多くて帰りが遅いと読書が進むの法則。日記も車内で書いてたりして。返事をしなきゃいけないメールが何通か来てるのはわかってるけど、調べてからじゃないと返事がかけないものばかり。時間がないのだ、すまぬ。もうちょっと待ってくらはい。
というわけで、「ロケットガール」2作目。正直、前作を読んでいるときは、ご都合主義満載のストーリー、特に終盤の詰め込み過ぎ具合に「まぁ、しょうがないか、ラノベだし」とか極めて差別的な諦めを感じていたのだが、2作目の本書を読んでビックリした。すんごく面白くなってる!
個々のエピソードにちゃんと必然があって、次のエピソードにつながる仕込みがあるから、全体として無理がない(まぁオチには無理があるけどこれは愛嬌だろう)。それに、新たに加わった茜にはまっとうな動機があって、ある意味「宇宙開発に対するよき理解者」なので、感情移入もしやすいし。おまけに今年の主役(?)冥王星がからむんだから、今年再版した意味があるってもんだよ。
NASAの飛行士たちとの交流も前作のミールのシーンよりもずいぶん深みがあるし、おかげでSSAの特殊な立ち位置が明確になって、ゆかりの自負心のよりどころとして機能し始めた。次の最終巻がより楽しみになったね。
■ これってspam?
こんなメールが。
コメントスパム・トラックバックスパムについてです
規制はかけられるのでしょうか?
そのような記事が見つからないのでメールをしました。
古いバージョンの0.xxにはそのような規制をかけれるようなのはありませんでしたが。
なんか、いかにもtDiaryに関する質問っぽいんだけど、tDiaryについて個人宛にメールで質問してくるような人は近年ではほとんどいない。たいていはtDiary-usersの掲示板やMLを使う。差出人のメールアドレスは実在しそうで、そこから類推できるgooブログも存在するけど、内容がいかにも男性っぽいのだ。メールの差出人は女性名……だけど男性名にとれなくもないか。
これはspamだろうか、それとも(日本語に激しく難があるものの)まっとうな質問メール? なんでも疑ってみないといけないご時世もイヤなもんだが、女性からのメールはまずspamを疑ってみないと(笑)。
「古いバージョンの0.xx」ってのがすごくウソっぽい。tDiaryの1.0.0が出たのは5年も前だし。RuBBSかと思ったが、あれも1.0.0になったのは5年前で、そもそもTrackBackは関係ない。
「自作ソフトの質問を装ったspam」なんてものがあったら、ひっかかるフリーソフトウェア作者は少なくないだろうが、絶対数が少なすぎてビジネスにはならないだろう。てことはコレ、spamじゃないの?
■ 7年目
もう日付が変わってしまったが、Web日記をつけ初めて7年が経過。春に「あと20年続ける宣言」をしてしまったので、まだ先は長い。
2008-11-30(日)
■ おや、こんなところにフレームが(車載カメラのマウント位置を変えてみた)
こないだの動画の振動がけっこうひどくて、「やはり支持方法を再検討しないといけないか……」などと考えていた。Xactiの車載をやってる人は、たいてい三脚穴だけでなく、上の方も何かで押さえるようにしている。でないとブレるからなんだが、ちょっと工作しないといけないのがね……。
などと思案しながら洗車していたら、オイルクーラーの横にフレームがあるのを発見。「あれ、これってカメラ付けられなくね?」と、試してみたらきれいに付いた*1。
以前から、もっと低い位置に取り付けたいと思っていて、なぜならば:
- 絵に迫力が出る。サイドカーのパッセンジャーくらいの目線だと、倍速再生しなくてもスピード感がかなり出るはず*2。
- 音が良くなる。従来の動画でも、コーナーではエンジン音が大きくなっていた。これは地面に反射した音をマイクが拾っているから。マイク位置を下げれば常時この状態になる。
一方この位置だと、着座した状態でカメラを操作できないし、そもそも液晶を開きっぱなしで走るのは怖いし、編集時に180度回転させないといけないなど、いくつか問題もあるけど。まぁ、実際に運用してみながら考えよう。
というわけで、予定を変更してちょっと走ってきた。実はカメラを上下逆につけると少し振動がおさまるはずなので、その辺も期待できると思ったからだ。もう昼過ぎだし、近場でいいや、と宮ヶ瀬へ。
実際に撮った動画がこれ。同じコースを以前逆走した動画と比べると一目瞭然。
■ 8年目
今日でWeb日記をつけはじめて8年目。なかなか二桁になりません。
◆ ただただし [無理やり桁を増やした!?www]
◆ Marlowe [これはいいマウント場所をみつけましたね! 音も綺麗に拾えているし、振動も激減ですね。]
◆ ただただし [実はこの道、狭いくせにけっこう舗装がいいので、本当に振動が減ったかどうかよくわかんないのw つーか、富士山スカイライ..]
◆ Marlowe [たしかに、前半の路面はガタガタでしたねえ@富士山]
◆ やかん [ども。ウチはフェイクファーをマジックテープで付けました。 スクリーン内にビデオが収まるからか、毛の生えた程度のウイン..]
◆ ただただし [やあ、お仲間だ。スクリーンの内側だときれいに消えますねぇ、うらやましい。 逆立ちカメラのアイデアはけっこう見かけるよ..]
2009-11-30(月)
■ Windows7いいね、おれ、気に入っちゃったよ
昨日届いたN8上でWindows7 Professional(64bit)を使ってるけど、想像以上にいい感じで、かなり気に入った。これはLenovoの方もとっとと7にしないといかんな。
「Vistaの正常進化版」という評価はまさにそんな感じで、NT3.0が3.5になった時のような、はたまたNT4.0が2000になった時のような安定感/安心感がある。
VistaではうるさくてしょうがなかったUACもだいぶ調教されたようで、おおむね出るべきところでしか出ないようになってる。もっとも、裏でこっそり制約をかけているのは確かなようで、グローバルに影響を及ぼすようなレジストリの書き換えは単に黙って失敗してくれたりするので、何が問題なのか気づくまでだいぶ時間がかかってしまったが。ファイルの関連付けを変えるようなときは、管理者モードでアプリを立ち上げないといけない。これもまぁ、iTunesみたいなアップデートのたびに有無を言わさず関連付けを変更するようなダメアプリを安心して使えるという意味で、個人的には歓迎(笑)。
あと、Explorerがだいぶマシになったのも嬉しい。VistaのExplorerはタブインデックスの順序が(どう考えても)間違っていて、おまけにフォーカスのあるペインを覚えていてくれないので、キーボードからものすごく使いづらかったんだが、そのへんが改善された。左ペインにフォルダツリーを出すのに苦労したけど(オプションから設定できる)、デフォルトの状態も一般ユーザの使い方を考えるといいんじゃないかと思う。
ウィンドウをスクリーンのふちにスナップする機能も、レビューを読んでいるときは不便そうに思えたけど、実際は良かった。特に上下方向のサイズ合わせがいい。こういう機能を持ってるWindowマネージャでは、磁石に吸い付くようなUIになってることが多いけど、あれは微妙な場所に移動できないのがもどかしい。7の場合はやや直感的ではないものの、ユーザがやりたいことは阻害しないのが好感触。ちゃんとユーザテストをしてる感じがする。
とまぁ、だいたいいい感じなんだけど、ひどいバグも残っていたりする。一番困るのが、マウスカーソルを変えても、再起動すると忘れてくれること。おれは、かれこれ15年近く自作の「左利き用マウスカーソル」(矢印が左上でなく右上を向いている)を使っているんだけど、これを設定しておいてから再起動や再ログインをすると、元の右利き用カーソルに戻ってる。いったんコンパネからマウスを開いて閉じるだけで直るので、スタートアップにはマウスアプレットを入れてあるという(笑)。Vistaからのバグで、7になっても直ってない。Microsoftの連中はマウスカーソルも変更しないのかと。
■ Web日記を書き始めて10年
ということに気づいたのが12月4日のことだったんだけど(笑)、いちおう11月30日の日記に書いておく。
始めた当時は手書きのHTMLだったけど(もちろんWeb日記システムはすでにあった)、じきにつらくなってtDiaryを開発し、おかげで10年続いたという感じ。われながらいい仕事をしました(こういうことを言わなければいいのに……)。
まだまだ続くんじゃよ。
2010-11-30(火)
■ Webで日記をつけはじめて満11年
11年前の今日、Web上で公開日記をつけはじめた。当時の目的はLinuxの利用ログだったが、当時知り合ったKondara関係の人たちで今も日記をつけてる人はどれくらいいるかなぁ。
■ オーム社eStoreで初めての電子書籍購入
達人出版会のインタビューが載ってるということなので、オーム社eStore(β)でPDF版を買ってみた。青空文庫のPDF版やら、先日のJコミを除けば基本自炊ばっかりだったこともあり、有料の電子書籍を買ったのは初めてだ。まぁ、電子書籍に関する本が電子媒体で買えるというのは当たり前のことだと思うので、紙の本で買うという選択肢なんてないわけだが。えっ、世の中には紙でしか買えない電子書籍に関する本があるんですか? またまた~。
Ohmsha eBook Store is no longer available.
↑は@kakutaniが作ってくれたtDiary用オーム社eStoreプラグインによる(すでにcontribから入手可能)。というか、おれがこれを買ってから猫の散歩に行ってる間に実装されたらしい。Asakusa.rb怖い。
支払いはPayPal一本という潔さだけど、たぶんこれはRubyKaigi.orgでの経験が生きてるんだろうなぁ*1。購入者の情報が埋め込まれたPDFファイルが一本一本生成されるというのは達人出版会と同じ手法だ。コピー防止なんてこれで十分という考えだろう。賛成だ。
おかげで何も気にすることなくKindleに入れることができるわけです。どん。
うーん、縦書きの単行本はやっぱ少し厳しいか? コントラストを上げれば読めるかな、というレベル。幅の広い脚注を削ってしまえばけっこういけそうなんだけど。PDFのような「紙」を強く意識したメディアを選んでる限り、この手の制約は尾を引くんだろうなぁ。ePUBにしろmobiにしろ、デバイス依存な部分をうまく回避できるフォーマットがあたりまえに表示できる時代が来るといいね……みたいな話が、たぶんこの本に載ってるはずなので、なにはともあれ読まなくては。
しかしなんだ。物理的な積読箱は空になりつつあるものの、こんどは電子の積読箱がKindleの中にできつつあるんだけど……これって単に媒体が変わっただけじゃねーの。どうすんだこれ。
ところで、オーム社にリンクしてもアフィれないことに気づいたので、念のためAmazonにも貼っておきます(が、現時点でまだ書影がない)。
電子書籍で生き残る技術−紙との差、規格の差を乗り越える−
オーム社
¥5
*1 オーム社eStoreの開発は@kakutaniのいる永和システムマネジメントである。
2011-11-30(水)
■ Webで日記をつけはじめて今日で12年
ついにひとまわりしたぞ。
日記をつけ始めた当初は「Linuxデスクトップ導入の作業メモ」だったんだけど、あまりの完成度の低さに途中でめげて、けっきょくWindowsに戻ったままなんだよな。もちろん開発用に常時VMwareでサーバモードのDebianが動いているわけだけど。
Ubuntuの登場以来、Linuxデスクトップも急速に進化したようだし、またLinuxに戻ってもいいかもね。実際、Ubuntuで日常生活を送っている人も多いし、WindowsもVMwareで動かせばいい時代だし。
……とか言ってたら、今はLinux Mintなんだって*1。UbuntuがDebianの派生で、MintはUbuntsuの派生なのか。なんだかややこしいなぁ。そうだ思い出した、ディストロ追いかけるのが疲れるんだよね、Linux界隈は。まぁ覚悟を決めてどこかと心中すればいいわけだけど。
(とか言いつつ、やっぱり「そんな時間ねぇ」という理由でWindowsを使い続ける可能性が90%くらい。Windows8も楽しみだし)
*1 「そんなことはない」という声もあり。 http://gihyo.jp/admin/clip/01/linux_dt/201111/29
2013-11-30(土)
■ Nexsus7にAndroid 4.4 (KitKat)が降ってきたのでアップデート
あいかわらず充電まわりに問題を抱えつつもだましだまし運用しているNexsus7、4.2なんかは誰よりも早くアップデートが降ってきたのに、なぜか4.4(KitKat)はぜんぜん来なくて、周囲の知人にはどんどん来ていて焦ってたのだが(←焦る必要ぜんぜんない)、今日になってようやく届いた。さっそく入れる。
もっとも今回はなんのトラブルもなく、常用しているアプリにはこれといって非互換は発生していない。まぁ、すでに対応版がリリースされているということかも知れないけど、それはそれでつまらんな(ぉぃ)。
■ Web日記をつけ始めて……えーと、14年 (2桁の計算ができない)
tDiary 4.0.1を変則的に1ヶ月後に出したおかげで、リリースの翌日にn周年を迎えられるようになったんだな。最近は毎日更新というわけにはいかないことも多いけど、まだまだ無理なく続けられそうな雰囲気ではある。
2014-11-30(日)
■ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 2ndLIVE PARTY M@GIC!!へ行ってきた
この日記をつけはじめて15年目という記念日ではありますが、ついこのあいだ1stライブをやったシンデレラガールズが早くも2ndライブをするというので行ってきた*1。
今回は代々木第一体育館ということで、前回の舞浜の数倍規模? キャパ的には横浜アリーナに近いということで、公演1回のみとはいえ、本家765プロが何年もかけてたどりついた規模まであっという間に追いついちゃって、勢いあるねぇ。良い良い。明治神宮前駅で降りて、歩いて現地に向かっていたら、ちょうど体育館が視界に入ったあたりで「おねシン」を流すXperiaちゃんがマジ有能。人波をかきわけてわさますの待ち合わせ場所に向かう途中で、コール本を配ってる人がいたのでありがたくちょうだいする。
わさます内でチケットを融通しあって、今回は現地チケットを確保。というかまたアリーナ席だ。SSA以来、アリーナでしか観てないぞ、おれ。メインステージから花道を通ってアリーナ中央に円形のセンターステージがあるというSSAライブと同じ構成。センターステージ後方半ブロックくらいの距離なので、ステージまでの距離は9thライブのときと同じくらいかな。演者の表情までしっかり見える良席だ。メインステージは遠いけど。
開演前に待機してたら、突然きのこ(星輝子)の声で影ナレが入って、来年から始まるTVアニメのガヤを録るから協力しろという。わお。憧れのガヤ録り!(笑) 8thのあれは劇場版でちゃんと使われたからなー、これは嬉しい。しかし出番を控えた出演者、それもほぼ初出演のさっつんにナレーションさせるとは、あいかわらずスパルタよのぅ。その後、近々発売予定のカバー曲から輝子の「紅」がかかり、みんな大喜びでコールまで入れるという(笑)。X JAPANのファンが聴いたらひっくり返るんじゃないのこれ。
スタートはおねシン~We are the friendsでわりと鉄板。21人もいると壮観だ。自己紹介がまずは前半11人から、となったのは笑った。でもなー、たしかに全員やってたらダレるもんねぇ。ウサミンが一瞬だけ4歳もサバを読んだ(メモ)。
そのあとから始まるソロパートが、切り込み隊長は飯屋という定着しつつあった流れをぶっちぎっていきなりS(mile)ING!でびっくり。MCではへごっていたはっしーだが、さすがの安定感というか、ミツボシだとテンションが上がるところ、S(mile)ING!が最初だと華やかさがアップする感じでこれもいいね。
しかもそのあとTOKIMEKI~DOKIDOKI~Twilight Skyそしてミツボシと常連組のソロが続く。こう来ると、ことごとく予想を外してきそうだなー……というかシンデレラはまだ曲数が少ないから構成で魅せるしかないので当然そうなる。こりゃ下手するとトライアドプリムスが来ないなんてこともあったりしてね……。
それはさておき、DOKIDOKIでついにお姉ちゃんが助けにきたり(やったー、念願の姉妹デュオ!!)、舞浜では一人で寂しそうだったミツボシにダンサーが8人もついたりと、じつにいい演出。それからなにより、るーりぃ! 膝立ちエアギターが超かっこいいの!! 今回、事前準備が足らずにUOを一本しか確保できなくて、どこで使うか悩んでいたんだけど、アリーナもステージ近くということで、ここで使うしかないでしょう。実際、(プロデューサーたちの阿吽の呼吸により)アリーナはほぼオレンジ、スタンド席がブルーに収束して、今回もきれいにTwilight Skyが作れて内心ガッツポーズ。
続いて新曲投入、絶対特権主張しますっ! 最近こういう、作り手が明らかに「コール入れて」って言ってる感じの曲が増えてて、素で聴いてるとちょっとしらけるんだけど、まぁライブになっちゃえばそんな気分は吹っ飛ぶ。かけあい楽しい。ライブがさらに盛り上がるいい曲だ。ねこさん、えりぴょん、さっつんという未経験組をれいちゃまが一人で引っ張るというユニットだけど、硬いところもぜんぜんなくていい感じに弾けてた。
ソロパート組のMCコーナーで一息。事前にディレ1から「今回は4時間コース」と聞いていたから(これは「4時間台」という意味である)、みんな座って水飲んだりしていた。慣れたものである。ここでのトピックは「大橋彩香役の~」。あと、ズッ友ポーズも。
アタポン! ここでなつねぇ、ゆきんこ、まりえってぃのトリオ投入か、濃いな~。ゆきんこを生で観るの初めてかな? なんか想像以上にかわいらしくて、ドキっとしてしまった。あいかわらず表情のダイナミックレンジは狭いんだけど、それが「あり」なのもシンデレラの魅力だよなぁ。
そのあとは「かわいい系」のソロパート。まきのんは役へのなりきり度にこだわってるようで、衣装や立ち居振る舞いがすごいまゆっぽくて感心した。とはいえエヴリデイドリームはそんなに病んでる曲ではないので、ちゃんと正統派アイドルになってて素晴らしいのですよ。
で、りっか様登場で仰天。なんとまさかのスペシャル衣装! 紗枝は和服なのでどうするのかと思っていたら、本当に和服風の衣装を仕立ててくるなんて、嬉しいじゃありませんか。おまけにダンサー含めて小道具に和傘を使っていて雰囲気たっぷり*2。惜しむらくはセンターステージまで来てくれなかったところだけど、まぁいいよ。あと「こんちきちん」にPPPH入れるのは合わないからやめたいなー。あそこは一緒に歌うくらいでいいんじゃないの。
そして、続くなお坊でさらに仰天させられる。やべぇ、この人マジでSランクじゃん……。いや、すごいという話は聞いていたけどさ、歌唱力やダンスだけじゃなく、(川島さんらしく)80年代アイドルっぽい所作へのこだわりまで含め、他の出演者よりワンランク上だよ、すげぇよ。こんなタレントの持ち主が普通に他の若手声優に混じってライブに出てくれるの、ほんとにありがたい(なお坊も若手なんだけど)。というかありえないものを見た気がする。
なので直後のねこさんはやりにくかろうなとは思うけど、カメラの演出も含め、初々しさ込みでけっこう雰囲気出てて良かったね。サイリウムの色も途中でちゃんと変わったし。りっか様もそうだったけど、彼女たちはわりと気軽に難しい演出を頼んでくるので、対応するプロデューサーもけっこうたいへんである。
そして! なつねぇが!! しっぽつけてる!!! 舞浜衣装に「しっぽがない」とか書いたけど、今回はちゃんと(みくらしく)我を通してくれたみたいだ。みくPのひとりとして喝采。あと、いつものイロモノ3人組から外れて、ちゃんとかわいさをアピールできるパートに入ったのも嬉しい(←結果として何が起きるかこの時点では予測できていない)。
ちょこたんもスペシャルな衣装(といっても黒いマントを羽織っただけ)で、もちろん小梅のパーソナリティに沿った雰囲気だけど(小梅だったら大喜びだろうなーと想像してニヤニヤする系)、中身は(小梅と同様)小さくてか細いので、ミスマッチな感じがさらに良いんだな、これが。MCでもまた「大好き」って言わされてたし、たぶん今後もこういう方向でいじられそう。
そして新曲のパステルピンクな恋、事前の予習で聴いてても甘っあまなまさにキュート、というかアタポンがちょい変化球だったのでキュートど直球なこの曲を、はっしー、そらそら、りっか様、まきのんの4人で。4人とも臆することなくキュートさを振りまいてたけど、中でもそらそらがべらぼうにかわいらしくて(そういえば初めて見る)、こりゃソロが楽しみだ。
自己紹介がまだの10人でメッセージのあと、全員新曲のゴキゲンParty Nightへ。メッセージの最後、モニタに写ったはっしーが「M」のサインをなぞったら、そのとおりに封筒のアイコンに変わってこっちに飛んできたのに、びっくり。どういうテクノロジーだ*3。
……で、ステージが暗転した中、次のソロの人が中央に歩いてきて、何かしてるわけ。なんだろう、ダンサーに手伝ってもらって、上から何か着てる? 誰だろう? と思ってたら「Invade!」の雄叫びとともに始まる毒茸伝説!! そこにはふりふりの白い衣装(だったもの)の上に黒いレザーベストを着て、スタンドマイクを掴んださっつんの姿が。ぎゃー、きたーーーー!!! 正直、毒茸伝説はネタ曲だし、メタルっぽいけど別の何かだと思ってました、すみません。ぜんぜん本物だよ、というかなんかヤバいものが憑依してるよ、なんだこれぇ!? BabymetalのPV見ながら「さすがにこっちのがいいだろ」とか言っててホント申し訳ない気持ちになった。おれらにはさっつんがいる!!
その興奮が最高潮のまま、こんどは中央ステージに強烈なスポットライトが差して「あ、これは来るな」という予感とともにメルヘンデビューのイントロが。ウサミンが降臨するときって本当に地響きがするんだぜ。ウサミン人気はんぱない。いま総選挙やったらぜったい1位取れると思う。まりえってぃ、ウサミンの体力が1時間しかもたないという設定はガン無視して、冒頭のおねシンからずーっと全開で飛ばしてて、ほんとすごいよ。ソロでもすごい高さまで跳ねてた。楽しさが体中から湧き出ていて、さすがアイマスの慣習を破ってスタッフからも「ウサミン」と呼ばれるだけのことはある。
こうなると続くのがあんずのうたなのは既定路線なんだけど、ライブじゃないと完成しないこの3曲のせいで今日のHP半分以上使った気がするね……死んだ。マッシュアップ~ミンミンミン~メデメデが楽しすぎて死んだ。そうそう、休憩中に杏のうさぎが登場してひとりスポットライトを浴びてたのがウケた(笑)。
仕事を終えた杏==ゆきんこがステージを去るのといっしょにおれらもやっと一息つけると思っていたら、れいちゃまが登場してゆきんこを拉致。ひゃっほー、まさかのあんきら劇場だ! そして始まるましゅまろキッスの振り付け講座。これがけっこう難易度高い。特に星を描くところ。というか客席でそれやるのムリだよ、れいちゃま(笑)。でも、先の3曲から雰囲気かわるところで何かやりたかったんだろうな、きっと彼女自身がこの演出を提案したんだろうなと思ったので(あとのMCでもそう言っていた)、れいちゃまのそういうところが大好きなおれとしては唯々諾々と従うわけです。何度も書くけど、れいちゃまはまじキュートだからな。
このはっちゃけたソロパートの最後にまさかの新人えりぴょん持ってくるとか演出家もいい度胸だなぁ。というか、それにしっかり応えるえりぴょんがいい度胸してるのか。なんだかユッコにそっくり(特に目がクリっとしたところ)で、ノリもいっしょなので2次元から3次元に移行する違和感がぜんぜんない。おまけに間奏でマジックじゃなかったサイキックショーが始まったりして、なかなかサービス精神にあふれるいいステージだった。途中でまたゆきんこが引っ張りだされて、杏働きすぎだろうとみんな心の中でツッコんでたと思う(笑)。
そして〆にOrange Sapphire、この曲、聴くたびに好きになる。盛り上げ役だけじゃなくて、〆にも良い良い。しかも飯屋、のぞふぃす、るるきゃんの「よくばりSi☆s」だ! 今回、けっこうユニットとかペアを意識してくれてるの、嬉しいねぇ。
なんか、書いても書いても終わらないな、今日の日記。まだ10曲あるぞ。全部書こうとか考えるんじゃなかった。
残った曲を勘定するに(シンデレラはまだそういう計算ができる)、次はしっとり系のコーナーだと予想が付く中、まずはNation Blueでかっこ良く始まった。が、ステージに登場した4人をみて、会場に広がったざわめきのいくらかは「そこにいない残る3人」があのユニットだと気づいた人たちの期待の声だったんじゃないかなー。失礼な話ではあるけどね……。とはいえ、ここで個人的にはやっぱりるーりぃを見てしまうな。Nation Blue歌ってるときのるーりぃはほんとカッコイイんだ。
続くソロは2nd Side、You're stars shine on me、風色メロディ、そして薄荷。まつえりはその初々しさが奈緒に重なるし、すみぺはたぶんいつもは自身のライブの真っ赤な会場ではじけてるんだろうけど、アナスタシアは真逆の雰囲気でそのギャップがまた面白い。そしてそらそら! なんじゃこの可愛らしさは!! 智絵里は妖精っぽいけど、本人もっと妖精っぽいじゃん。性格は黒い黒いと言われてるけど、それはたぶん普通の大阪人というだけだと思うぞ(←まんまと見た目に騙されてる感)。まいまいは他のところで歌ってる経験があるせいか、落ち着いていて加連らしい儚さをうまく表現してくれてた。いいわー。
そして今回のソロの最後がふーりん。聴くたびに、かならず、確実に、明らかにレベルアップしているNever say never。どんだけ鍛錬積んでるんだろう。真正面からぶつかって毎回ベストパフォーマンスを叩き出すとか信じられんよ。残念なのは、おかげで手元のCD音源がどんどん陳腐化していってることだよ! こんなん聴かされたら、もうCDなんて聴けないよ!! コロンビアさん、こんど出るベスト版、この曲だけでも新録にしてください、お願い!!
そして……そして、最後に残った3人による、最後に残った新しい属性曲。トライアドプリムスによるオルゴールの小箱。このユニットが来るだろうという期待はもちろんあったけど、最後の最後まで焦らすとか、やってくれるじゃねぇの。客席のあちこちから「来た」「やっと」という声が上がる。隣のPと頷き合う。みんな、このユニットを育てたのは自分たちだって自負があるからさ。ソーシャルゲームにもちゃんとアイマスのDNAが伝わっていると確信できた瞬間だった。
力尽きそうになってきたのと記憶があやふやになってきてるので終盤はまとめて。アニメは大手プロダクション「346プロ」を舞台にした新プロジェクトに参加する14人のアイドルを中心にするという発表があり(みくにゃんが入っていたのでOKである)、OP曲のStar!!からふたたび全員で。曲調がアイマスっぽい。これを来年から毎週聴くことになるんだな。嬉しいね。最後は輝く世界の魔法。個人的には全員曲ではこれが一番好きだな。アイマスではどうしても「アイドルである私」についてというメタな歌詞が多い中、これはそうじゃないから。やっぱ、ちゃんとアイドルの歌として成立する曲が好きだ。
ながーいアンコール待ちのあとは、最後に残った全員曲、ススメ☆オトメ。一人ひとりから短い挨拶があって、ふたたびおねシンで終了。1stの最後にはみんな泣いちゃってグダグダだったけど、今回は泣いても崩れず、みんな笑顔で終えていたあたりに、成長が感じられて良かったな。まぁ泣くのもかわいいけどさ。
全曲についてなんか書こうと思ったらとんでもない量になってしまった。もうやらん。しかし、終わって時計をみたら21時まで数分を残すばかりで「4時間」どころか「きっちり5時間」じゃねーか。予告と違いすぎる(笑)。まぁいいよ、最高に楽しかった。毎回最高つってる気もするけど。
会場を出てからわさます民で集まり、渋谷まで歩いて(あんだけ騒いでへろへろなのにまだ歩く)、適当な居酒屋で感想戦。店内でかかってる曲がラブライブ!で「近いけど惜しい!」とか言ってたら次にラムネ色青春がかかって「ちょっと近づいたけどそれは765プロや!」と、なかなかおかしかった。どういう選曲なんだこれ。
思い返せばかなり通向けなライブで、ゲームをしっかりやりこんでるだけでなく、ラジオやCDまで聴きこんでいないと理解できないネタをぽんぽん放り込んできていた。来年からはTVアニメが始まるわけで、765のアニメのあと新参Pがすごく増えたのを思い返せば、こんなハイコンテクストなライブをやるのはたぶんもう不可能で、いまここでしかできない演出で楽しませてくれたんだなー、とわかる*4。つまり今回のは9th東京公演と同じ文法で、ジャストな今を切り取って見せたってことだ。こういうちょっと先の未来を見通した上で今を創る、アイマスはやっぱり最高だ。
でもなぁ、LVのチケット売ったあとで機材解放席を売り始めたりするのは、いいかげんやめて欲しいよ。さすがにお財布が厳しすぎてついていけなくなりそう。
2015-11-30(月)
■ Web日記をつけはじめて16年
たいして切りのいい数字でもないし(16進法的にはいいかも知れない)、この先も淡々と続いていくのだろうが、それにしてもこの一週間、アイマスのことしか書いてないじゃないか(笑)。こんなことがあろうとは、16年前には予想だにしてなかったな。
今年は10周年に加えてシンデレラのアニメもあったし、新しいゲームも出たしでたいへんだったしなー。来年はちょっとペースダウンしてくれないと、財布の軽さに耐えられん。
あと、いつもはこの時期にはグラコロばっかり食べてるはずなんだけど、今年はまだ始まっていない。やはり暖冬の年は遅めなのか。
■ 「ガールズ&パンツァー劇場版」を観てきた
(2日間で10時間におよぶような)ライブの翌日は休むに限るのです。とはいえ家でだらだらとTwitterを眺めて、演者や参加者の感想読んでてもしょうがないので(いや、それも楽しいのだけど)、午後から出かけてすこぶる評判のいいガルパンをみた。TVシリーズは観たことないけど大丈夫って言われたので……。あと、昨日不足していた渕上成分を補給するため*1。
実際、映画の冒頭で3分使って概要を教えてくれる親切設計(笑)だし、それだけでなくシンプルで目標に向かって脇目もふらないシナリオが素晴らしいので、たしかに予備知識ゼロでも十分楽しめた。「よけいなことをしない」というか「無駄に欲張らない」シナリオって、2時間程度のエンターテイメント映画ではかなり重要なポイントだと思う。
登場人物はめちゃめちゃ多いけど(いい意味で)ステレオタイプ化されているので見分けがつきやすいし、戦車の知識がなくても形や大きさからその得手・不得手がわかる上に、ちゃんとそれが生きる見せ場が用意されているので頭に疑問符が浮かぶ暇がない。予備知識を求めない前提で劇場版を作るの、大事だよなー。
後半まるまる使った長尺のvs大学選抜戦は、CGがなければぜったいにできなかった圧巻の絵作りで、それはもう、動く動く。戦車の制動時の細かい挙動なんかもこだわっているのがわかるし、廃墟になった遊園地という舞台もあいまって、雰囲気がすごく出ている。何も考えなくても楽しいし、戦略ゲームとして頭を使いながら観ていても楽しい。こういう多層化された作りの作品は、何度でも観たい気にさせられる。
というわけで、ライブで疲れた体でも頭からっぽにして存分に楽しめる映画だった。できればまた観たいなー。
*1 トライアドプリムスの残り一人である加蓮役の渕上舞はガルパンの主役で、舞台挨拶のために全国行脚中である。
2016-11-30(水)
■ Web日記をつけはじめて17年
ということを12/4になって思い出すという。なのでこのエントリはfeedにも流さずひっそりと更新しておこう。
なんか微妙に忙しくて、Kindleへ毎日自動で送りつけている長年日記を読むのもだいぶ滞っているから、過去のふりかえりが数日ずつ遅れてるんだよね。そろそろリアルタイムに戻れそうだけどどうかな。
今年はグラコロもまだだし、そもそも暖かい日が多くて(異常にはやい初雪はあったけど)、冬っぽい気分じゃないねぇ。
2018-11-30(金)
■ Web日記をつけはじめて満19年になった
あと1年で20歳だよ、ひょえー!!
当時の日記を読み返してみると、テーマはおもにLinuxで、いかにしてLinuxデスクトップで生活するかに四苦八苦していて、最終的にはWindowsに戻っていまに至るわけだけど、実はここ2年ほど職場ではUbuntuのデスクトップを常用しているのだ。といってもWindows 10上のVirtualBox内で動かしてるんだけど。ごく一部のWindowsでしか動かない*1アプリを除き、基本的にはLinuxだけで仕事ができいてる。
20年もたてば、いろいろ変わるものなんだよなぁ。とはいえ、Linuxデスクトップを使う人なんて、当時とあまり変わらない割合だろうけどな。もっと少ないかな、Unixライクな環境が欲しい人はまずMacを使うだろうし。
*1 Wineを使えば動くかも知れないけど試してない。
2019-11-30(土)
■ 川崎 1-4 横浜F@等々力陸上競技場
ホーム最終戦、三連覇はなくなったがまだACL出場の可能性はあるという大事な試合……なんだけど、午前中の通院が盛大に長引いて*1、家を出るときにはすでにキックオフ時刻だったという。で、先に行ってるかみさんからすぐに失点の連絡が来る。とほほ。
スタジアムについたときにはもう後半も20分くらいで、その時点で0-2、すぐにまた失点して、ダミアンが1点返すもさらに1点ねじ込まれて終了。ケンゴが怪我で留守、GKはなぜかソンリョンだとか、なんか急増チームぽかったとはいえ、これは今季最悪の試合なのでは……。
最後のホーム最終戦セレモニーでも、サポーターへの感謝以外は反省の弁ばかりでなんとも締まらない。良かった点をあげるなら、裏でFC東京が引き分けたので、優勝は次節、FC東京 vs 横浜Fの直接対決に持ち込まれたというところか。目の前で優勝されちゃたまらんからなー、とくに(なぜかフロンターレを目の敵にしてる)マリノス相手ときては。
このあと別件があるかみさんの荷物を預かって(←今日遅れてもわざわざ来たのはこのためとも言える[笑])、コメダでシロノワールプリンをヤケ食いしてから帰宅。まだ最終戦があるけど、実質的におれの2019シーズンは終わった。来年のシーズンチケットも確保済みだし、また1年たのんまっせ。
*1 そういえばインフルエンザ予防注射もついでに打ったけど、これはとくに問題なくスムーズに完了。
■ Webで日記をつけはじめて、とうとう20年になった
1999年からWebで日記を書き始めて、今日でとうとう20年目である。
こういうものは「さぁ、20年続けるぞ」と意気込んで始めるものでもないので、まぁなんとなく続いたなという感じなのだけど……というか、そもそもなにかを細々と継続することが得意なので、とりわけ頑張ったわけでもない。だいたい、ここ数ヶ月は多忙で満足に書けてないし*1。
某所で「じゃああと5年?」と聞かれたが、25年という目標はtDiaryプロジェクトに課したもので、この日記とは直接関係はない。まぁtDiaryで書き続けるとは思うけど。そもそもtDiaryの開始は2001年なので20歳の誕生日はもう少し先です。
*1 ネタはメモってあるので、ぼちぼち補完していくつもり。
2020-11-30(月)
■ 椅子のがたつきを薬で直した
この家を建ててからもう13年くらい(?)になるので、あちこちガタが出始めている。同時に買ったダイニングの椅子が、座るとギシギシぐらつくので、なんとかならんかと思って調べたら、そのものズバリの薬剤があるらしいので買ってみた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00391WL7M
こういうのは接着剤かパテでも流し込むのかと思っていたけど、そうじゃなくて木の繊維を膨張させるのだそうだ。なるほどなー。さらさらの水状の薬剤を、ゆるんだ隙間に流し込む。これでダメなら業者へ修理に出すしかないからなー、頼むぞー。
一昨日の夜に軽く流し込んでみたところ、少し改善したものの(すでに緩みが大きすぎたせいか)まだがたつきが残る。ので、昨夜は緩みの出ているところを紐でしっかり固定して、たっぷり薬剤を流し込んでみた。
今朝になって確認すると、おおむね問題ないレベルまで固まって、がたつきはほぼなくなった。それでもまだ少し残っているので、これはもう、問題を長期間放置してしまったおれが悪い気がするな。気が向いたらまた注入してみるけど、たぶんこれ以上は改善しなさそう。とはいえ使用上の問題はなくなったので、いい買い物だったと言えそう。まだそれほどガタの出ていないもう一脚も早めにこれで直しておこう。
2021-11-30(火)
■ tDiary 5.2.0リリース
本当は昨日がリリース日だったんだけど、職場でイベントがあって何もできず、1日ずれ込んでしまったのだった。
前回のリリースでruby 3.0に対応できたるつもりでいたら、その後いくつかフィードバックをもらって、どうもそれなりに非互換が出ているらしい。いろいろ調べるとkeyword引数の非互換をがっつり踏んでいたりして、直してみると他にもアラが見つかって、なんだかんだでけっこう手が入ってしまったよ。
一番困ったのがMail gemというか、さらにその後ろで動いているnet/smtpかな? デフォルトの動作が変わっていて、テスト用にlocalhostに立てたPostfixへメールが出せない。試行錯誤の末なんとか形になったものの、あんまりセキュアじゃないのでもうちょっといじりたいところではある。
2022-11-30(水)
■ グラコロ同盟2022シーズン開幕
グラコロ同盟もHerokuで動いてるんだけど、これは例年、シーズン中だけはHobby Dynoで動かしてるので、とりあえず課金してしのぐ。有料化のタイミングが一致したの、わりと奇跡じゃね? 例年だともうちょっと遅い時期だったもんね。
というわけで、さっそく新作の「ふわとろたまご濃厚デミグラコロ」を所望。寄る年波には勝てず、通セットはパスした。そろそろ盟主の肩書を返上しないといけない感じになってきたな……。
ふわコロ、たまごがリッチなのとバランスをとるためか、デミソースが濃厚かつ甘みUPしてる感じ? いいですね、けっこう好き*1。
*1 とはいえ、歴代で一番好きだったトマコロには及ばないかなー。
◆ woods [お兄さんは「頑駄無」ですか。]
◆ きた [次夢の量産.おもしろ杉です.]
◆ Nana [http://oresama.jp/diary/ みっけ!]
◆ 俺様 [あ、見つかってしまいましたね。tDiary使わせてもらってます。^-^]
◆ suzune [お友達同士でバリエ展開も… 海次夢で「あくあじむ」とか…無理があるな(^^; しかし、巧い命名だ(笑)]