2000-11-21(火)
■ SDR-3X
こんどはSONYだよ。なんだよ、立て続けに。でもこのデザインは萌えぬ。やっぱおれ、SONYとは一生お友達になれないような気がする(笑)。フィーリングが合わないんだよなぁ。ちなみに最近、この手の小型二足歩行ロボットはあちこちで製作されていて、実はASIMOクラスのものを作るよりもずいぶん楽らしい。というわけで、あのサイズのロボットにはいちいち驚いていてはいけないのである。もっとも、自分じゃ逆立ちしたって作れやせんけど(笑)。
このスケールでカッコイイのはやっぱ、青山大学のMkシリーズである。なぜかWeb上で写真を見たことがないんだけど。うちにはポスターがあるもんね。こっちは燃えるよ。「萌える」じゃなくて「燃える」。
■ ASIMO
というわけで(?)、今日はASIMOの写真やらムービーを集めるのに没頭。もちろん壁紙はASIMOに交換だ。うひひ。
2001-11-21(水) 11287歩
■ cgi.rb
ruby-talkの新CGI案、ざっと見てみましたよ。おれはアプリケーションプログラマだから(と、最近しみじみ思う)、あまりライブラリの良し悪しをとやかく言えないんだけど、最初の案はさすがに細かすぎていやんって感じだな。さすがにいくつもツッコミが入ってたけど、POST/GET/HEADで別クラスにするのはやりすぎ。
いまのcgi.rbは、Rubyらしい(?)大クラス主義っぽいけど、取っ付きやすさはピカイチだと思うのだ。CGI#[]
だけ知っていればとりあえずCGIが組めちゃうという敷居の低さは、いい。関連するクラスが少なくて独立性が高いのも融通が利く。でも複雑なのを組むようになると、いろいろ問題を感じるようになる。
というわけで、どこかでバランスを取らないといけないんだけど、CGI_Riteは細かすぎず、おおまかすぎずで、けっこういい感じだなと思う。
あと、HTML生成を分離するのはとうぜんだよねぇ。やっぱ、eRubyっしょ。最近は、かなり簡単なCGIでも、スクリプト中にeRuby断片をヒアドキュメントで埋め込んで、ERbLightから使ってるもん、おれ。erbを標準添付して欲しいくらいさ。
2002-11-21(木)
■ tDiary: HEAD
Blogkitをいじっていて気づいたんだけど、cache/*.parserを削除してからreloadすると、一部の記事のLast-Modifiedが現在時刻になってしまう。しかし変わらない記事もある。なんでかなー、と悩んでいたら、変わるのはツッコミが入っている記事だけだ。こりゃぁバグだよ。
調べてみたらツッコミの読み込み時に、常に現在時刻が代入されているのを発見。こりゃダメだ。キャッシュをクリアしなければ再現しないのは、キャッシュの方には正しいデータが入っているからなんだな。
というわけで修正。くそぉ。
■ tDiary: 本日のハンティング
なんか、すでにBlogkitで運用されているサイトがあるし(まんまるハムクラブとかスギセイ畳商店)。チャレンジャーだなー。
そう言えば、最近「本日のハンティング」をやってないけど、実はいくつかアンテナ入りしているのだ。まとめて報告しておこう。Re-Broadcast of Fireworks、おいぬま日報(不定期)、ヅラずれなるままに、やれやれ日記、圏外からのひとこと、Devlog。みなさんよろしく。最後の2件は、ある特定の方面で大物だなぁ。おまけにDevlogはUTF-8化されてるし。
2003-11-21(金)
■ グラコロのパン
最近は、ツッコミ欄が何をネタににぎわうのか、ちっとも予測できない……。
日本人は、「やわらかいパンこそ偉い」と思ってる節があるよな。食パンのCMなんて、いかにやわらかいかだけを訴えてるし。他にもおいしさの要素はあると思うんだが。
というわけでおれは、この現象を「アルプスの少女ハイジ・コンプレックス」と命名しよう。
■ わたしの暗号体験
最近ここに書いてる書評は、ほぼ同じ内容でAmazonの方にも書いていることが多いので、こっちで参考になりましたと書くついでに、向こうでもポチっとやって欲しい。なんたって、おれのレビュアー・ランキングときたら14,465位なんである。低!!
それはさておき、暗号と言えば以前、うちの会社に「画期的な暗号システムを発明した」というベンチャー企業が売り込みにきたことがある。で、対応する部長が「暗号なんてわからないから、ただ君も出てよ~」と言うのだ。「おれだってわかんねーよ」と思ったが、こんなおれでもいないよりマシみたいな顔ぶれだったので打合せに参加した。
その暗号のウリは、高度な計算を必要としないので実装が軽くて小さく、組込みでも使いやすい対称鍵暗号だ、とのこと。で、アルゴリズムは公開されているかと聞くと、していないと言う。この時点でお話にならないんだけど、概要を聞くとどうも、疑似乱数発生器の良し悪しにのみ強く依存する仕組みに見える。じゃあ、その疑似乱数発生器は何を使っているのかと聞いたら、これも非公開だという。
そんなことでは強度の検証ができないから使えませんよ、と言ってお引き取り願ったのだが、この時『暗号技術入門』を読んでいれば、もうちょっと歯切れのいいツッコミができたのになぁ……と読みながら悔しい思いをしていたのであった。まぁ、聞きかじりのわりには正しい判断ができたので、良しとする?
■ TungstenE
今までPalmOS5は眼中になかったこともあって、ぜんぜん情報を集めていなかったのだ。おかげで何から手をつければいいのかもさっぱり。そもそも「T|E」なんて表記が「TungstenE」の略だなんて、今日初めて知った。Tungstenの表記は「〒ungsten|E」みたいになっているので、わかってみれば納得の符丁なんだが。検索しづらいからヤメレ。
で、とりあえず付属のCDからPalmDesktopをLibrettoに入れてみたら、iTunesと同じ症状でインストールできないし。Administratorで入れてみるも、途中でUSBのドライバがコケてブルースクリーンになるという。Windows2000でブルースクリーンなんて初めて見たよ!!
仕方がないので、会社のマシンに入っているDesktop(Visor用)からいきなりHotSyncを試みる。いちおうbackupディレクトリにあるヤバそうなアプリは外したから大丈夫だろうと思ったら、アイコンがぜんぶモノクロになってしまった(笑)。って、笑ってる場合じゃない。
いちどハードリセットして、backupは全削除。基本アプリのデータだけ残してHotSyncしたら、問題なく移動できたようだ。最初のHotSyncで入るはずのTungsten付属のアプリがないのが困るけど。どうしようね、これ。
続いて日本語化。以下のアプリを入れる。ただし、POBoxしか使わないので、J-OS IMEは入れない。
これで表示と入力ができるようになる。ただ、POBoxがONのままになってしまうのが問題。いろいろ手法があるようなので、できるだけはやく試そう。
あとは、Visorから主要なアプリをビームでインストールした。やっぱ、古いモノクロアプリが混じるとみっともないなぁ。機能的に不満はないんだけど。なお、乾電池主義はやめたわけじゃないんだけど、主義にこだわりすぎてやりたいことができないようでは本末転倒なので、妥協はするわけです。大人なので(笑)。
■ TungstenE(2)
とりあえずPOBoxのON/OFFは、各地の情報からPBtoggleDAという最近は配布されていないDAを入手すればいいとわかったので、探し出してGET。
で、DAランチャを入れないといけないんだが、Hackは動かんので、OS5専用のものを探さないといけない。今まではButtonDA Hackを使っていたので、似たようなBDALを使ってみるも、ハングしてしまう。じゃあ別のを……QLaunchかな。シェアウェアだけど、これはよさげ。
PBtoggleDAを使わないものとしてはFEP Toggleという専用のソフトも。うん、これにしよう。でも、QLaunchは別の意味で便利そうなので、いずれ買うかもしれない。
→参考サイト: POBoxFEP
2004-11-21(日)
■ 今日も出社
金曜の午後に、どう考えても週末出てこないと書き上げられない月曜〆切の資料の作成を、電話一本で命じた上司は、きっちり週休二日です(←自宅で仕事していそうだけどな、あの人は)。まったく、携帯とメールなんて、誰が発明したんだ!!
■ 余裕がない
忙しくて心理的な余裕がないと、普段ならスルーしそうな、ちょっとしたことに文句をつけたくなる。
例えば写真の彼は、町田のコンコースではなかなか集客力のあるストリートミュージシャンで、たいそう優しい音色のキーボードを奏でるんだが、盲人用ブロックをふさいでも平気なくらいには優しくない……なんてめっちゃ皮肉な思考に陥ったりするのである。
よくないよなぁ。休まないと。
2005-11-21(月)
■ 臼田で「はやぶさ」を応援するには
「はやぶさ」に言及する記事をけっこう見かけるようになってきた。近年にない注目度だなぁ。そこで、20日の記者会見を読んで、自宅でまったりJAXAや松浦さんのサイトをウォッチしているだけでは飽き足らなくなった人のために、「臼田詣」をオススメしたい。
なりたさんも書いているが:
35年前、内之浦の人々が人工衛星打ち上げ成功を祈願して数多く神社に訪れたという話を思い出しました。暇と行動力のある御仁は、今からでも遅くないので臼田へ行ってみるとよろしい
「応援」と言ったって実際はなんの効力もないけれど、巨大なパラボラアンテナと一緒に数億kmかなたの探査機に思いをはせるというのは、たいへんロマンチックな体験である。次のタッチダウン予定は25日なので、23日の勤労感謝の日もおそらくアンテナははやぶさと交信中だろう。八ヶ岳周辺は紅葉シーズンのラストチャンスでもあるので、目の保養にもよろしい。好機である。
というわけで、臼田に行く方法。山奥にあるので車が必須。自家用車でよし、レンタカーでよし(現地で何時間も過ごすわけではないから、臼田駅からタクシーでもいいけど)。
- 関越自動車道を使うルート
- 藤岡JCTを上信越自動車道へ
- 佐久I.C.で降りる
- 国道141に入って南下(清里方面)
- 臼田町内に入ったら「下小田切」交差点を右(西)に曲がる
- 中央自動車道を使うルート
- 須玉I.C.か小淵沢I.C.でおりる
- 国道141を目指す。方角は北(小諸方面)
- 臼田町内に入ったら「下小田切」交差点を左(西)に曲がる
- 下小田切交差点を曲がったら
- ひたすら道なりに10数kmほど行けば臼田宇宙空間観測所に着く
- 分岐点にはたいてい白地に青文字の看板が出ているので迷うことはない
- 全面舗装されてはいるものの、しょせん林道なので、スピードの出しすぎに注意。19日に行ったときは落石跡もあったし
敷地に入ってすぐの受付で「見学です」と伝えると、記名帳を差し出されるのでいくつかの個人情報を提出する(笑)。代わりにパンフレットとビジター用の名札を受け取る。名札は持って帰ってよい。
駐車スペースはアンテナと同じ敷地内なので、邪魔にならないようにフェンス際に止めよう。とはいえ、見学者はほとんどいないので、好きな場所に置いて愛車とパラボラのツーショットを撮るのも楽しいと思う。
■ Alexa Web Information Service (AWIS)が使えた
昨日挫折しかかったAWISだが、なんのことはない、サインアップしてなかっただけだったというオチ。がっくり。
AWISのサイトには図のようなボタンが2つ並んでいるんだけど、AWSのIDを取得したあとで、AWISを使うためにはさらに「Sign Up For Web Service」のボタンを押して、有料オプションであることを念押しされないと使えないのであった。おれはてっきり、このボタンはまだAWSのIDを取得していない人のためにあるんだとばっかり思ってたよ!
……まぁいいや、これであとは、AWISのライブラリを作っていろいろ遊ぼう。月間10,000コールまでの無料範囲内で。
■ Wiki小話 Vol.3: WikiSymレポート by eto
開始時刻が30分早まったということに気づかず、がっちり遅刻してしまう。マヌケだ。まぁ、入ったときはWard Cunninghamの基調講演の話が始まったところだったので、ほぼ開始直後?
そのCunninghamの話だが、署名をするなとか認証をかけるなとか、自分でも書いたことがあるような主張があったことが報告され、なんだかヤツとは(Wikiに関しては)馬が合いそうな気がしたよ。
その他の報告については、etoさんも漏らしていたが、ある部分で日本の方が進んでいる部分があるように思えた。たぶん、Wikiに対する向き合い方がちょっと違うんじゃないか。日本ではWikiを手軽なCMSとしてサイト構築に使ったり、個人のメモとして進化させる方向が目立つけど、かの地ではあくまでコラボレーションの道具としてどうあるべきかと追及しているように感じた。あくまでetoさんの報告を聞いての感触だが。おれはコラボレーション派なので、現地で議論に混じりたかったなぁ(←言語の壁を忘れている)。
あと、etoさんは日本にはWikiのカンファレンスはないのかと聞かれて「ない」と答えてしまったそうだが、ここは少しハッタリが混じってもいいから、「WikiSymくらいの規模のカンファレンスが年に2、3回は開かれてるよ」くらい言っちゃってよかったのでは(笑)。いや、体裁が違うだけで、本質的には真実だろうし。
◆ TrackBack [http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2005/11/1_7713.html 松浦晋也の..]
◆ なぎさっち [竜岡城の近くにはペンションスターキングがあります。高校の天文部時代、合宿の定宿にしておりました。]
◆ 植木淳一 [>臼田詣で ついでにお賽銭箱を作ったらどうでしょうか? 神社にはお賽銭箱が必ずあります。 これでJAXAの少ない..]
◆ ただただし [そこまでやるなら、鳥居を立てて、こま犬も置いてくれれば一石二鳥だなぁ(何がだ)]
◆ あっきゃん [初めまして。 松浦さんのところから飛んできました。何か見守っているだけだと、なんだか落ち着かないので、相模原に行こう..]
◆ TrackBack [http://www.a-r.org/~yas/archives/2005/11/post_244.html かとう..]
2009-11-21(土)
■ はやぶさを応援しに行こうと思ったら臼田は工事中なのだった
11月9日のエンジン異常報告で、さすがにもうダメじゃないかと思われていた「はやぶさ」が、まさかの復活と聞いたときはもう、いてもたってもいられず、この週末に臼田に行くしかあるまいという気になったのだが。
L/Dの記者会見レポートによれば:
國中 この11月から臼田局は改修工事を行う予定だったが、今回の事故を受けて、工事の開始を一週間遅らせてもらった。現在は臼田の工事が始まったために、鹿児島内之浦の34mアンテナで通信しているがこれだと臼田に比べてビットレートが1/4になる。ぎりぎりで臼田が使えて幸運だった。
ぎょえー。
こんなことなら、9日にトラブル報告があった直後に行っておけばよかったよ……(といっても風邪ひいてそれどころじゃなかったけど)。
工事中といっても、解体しているわけじゃないので普通に見学できると思うし(臼田の施設見学のページにも特に制限は書いてない)、今を逃すとバイクで行くのは春まで厳しくなるから行っておいてもいいんだけど、運用してないんじゃなぁ。かといって鹿児島はちょっと遠いし(ちょっと……?)。
まぁ、アンテナ抜きなら相模原キャンパスにでも見学にいった方がよっぽど応援らしくなるんだけどねー。
2010-11-21(日)
■ 宮ケ瀬~ヤビツ峠
そろそろ紅葉も見頃かなー、と思い、早起きできたので軽く走ってきた……んだけど、まだちょっと早かったか。それとも今年の紅葉はイマイチなのか? なんか京都あたりはすごいらしいけど、こっちは冷え込みもそれほどじゃないからなぁ。
宮ヶ瀬湖周辺の山々は、最盛期ならこの山のかなりの部分が赤や黄色に染まるので、やっぱちょっと早かったのだろう。でもこれ以上遅くなると寒いんだけどなー。
r70に入ってヤビツ方面に向かうも、イマイチなことに変わりはなし。上のようなポイントもあるにはあるけど、早朝なので山あいには陽が差さず、光線の加減がよろしくなかったり。まぁ、探せばいい感じの木はある。
2011-11-21(月)
■ グラコロ同盟代表として「グラコロ☆ファンミーティング2011」に行ってきた
つい先日復活が明らかになったマクドナルドの冬の定番「グラコロ」だが、実はその前からマクドナルドからのコンタクトを受けていたのだ。【グラコロ同盟】として(笑)。で、新作の試食会を開くので同盟から極秘で4人派遣して欲しいという依頼だったので、さくっと2009年度活動の四天王に声をかけたわけ。自分が四天王の一角に入っててよかった(笑)。
そんなわけで今夜、都内某所で開催された、その名も「グラコロ☆ファンミーティング2011」に参加してきたのだった。参加者は約40人くらい? いわゆるブロガーミーティングだと思うのだけど(おそらく仕切りはAMN)、なぜか読者モデルのテーブルがあったりして、いろいろ混ざってる感。ちなみに我々グラコロ同盟のメンバーはなぜか名札が手書きだったりして、なにやら特殊な扱いである。
マクドナルドの企画担当者などから新製品にかけた思いなどの話を聞きながら、まずは無印グラコロが登場。冷めないうちにかぶりつく。ああ、これですよ。2年のブランクをものともしない味の記憶が蘇ります。……などと恍惚としていたら、司会者がいきなり「ではグラコロ同盟の代表の方から感想を」とか振ってくるわけです。流れで2年前に35個を平らげたなりたさんを紹介したりして、なんかいきなり目立ってるぞおれたちwww
そうこうするうち、続いて今回の真打、新作の「トマトクリームグラコロ」が登場。専用の赤い包み紙。グラタンコロッケやバンズはノーマルと同じで、かかっているソースがトマトベースになっている。いっけんケチャップ系? と思いきや、かなりトマトの風味が残った本格ソース。バジルの香りも良い。なによりスパイシーで、かといって辛すぎるわけでもなく、なかなか味わいがある。ちょこっとマスタードが乗っているのもいい。こだわってるなー。かなりおいしいよ、これは。今年はこれメインで食べよう。
その後、4択クイズで最後に残った3人に「マックカード1万円分」プレゼントという太っ腹企画。で、その3人に入っちゃった!(笑) なんとか同盟代表の面目を保ったよ*1。
そんなこんなで、25日の販売開始まであと4日、じっと我慢となるわけだ。ちなみに今年の同盟活動、2009年までははてなスターを使ったシステムだったが、昨年作った(けど使われなかった)Facebookアプリはイマイチだったので、Twitterベースで再作成中。あと4日でリリースできる自信はまったくありません。刮目して待て。
*1 カードは同盟員で山分けにしました。
◆ ブチャ猫 [いいなぁ。<「マックカード1万円分」プレゼント]
2012-11-21(水)
■ 「自宅」の設定がなかなか決まらない #Taskerあるある
TaskerでAndroidの自動化を始めてやっと一週間というところだが、案の定というか、おそらくほとんどのTasker利用者がはまるであろう「自宅(またはオフィス)にいるときの設定」がなかなか決まらない。
ネットで調べても人それぞれに要求が違うせいか、奇怪なほど複雑な設定を推す人もいれば、GPSでゆるく設定している人もいて、「これ!」という決定版はない感じ。ちなみにGPSは一番確実で楽なのは確かだけど、屋内に入ると精度が出ないし、なにより電池食いなので特に小型端末では避けたい所存。WiFiもできれば必要なときしか入れたくない。
となると位置情報として頼れるのは携帯基地局しかないわけで「Cell Near」という近所の基地局を列挙して、それが見えるときだけタスクを動かすというコンテキストがあるのでそれを使う。もっとも携帯基地局は守備範囲が広いため自宅のはるか遠くで反応してしまうから、これは「Near Home」とかプロファイル名をつけてWiFiをONにするだけの仕事をさせる。
あとは別途「WiFi Near」というコンテキストで自宅のWiFiに反応するプロファイル「At Home」を作って、Bluetoothを切ったり着信音量を自宅向けにしたりする。ここまではわりといい感じで、外出先から自宅に入ると何もしなくても自宅用の設定になる。まさにTaskerの真骨頂という感じで、自分の手柄でもないのに「ふふん」と鼻高々な気分になる。
問題は「自宅を出る」というコンテキストで、上記プロファイルの「Exit Task」に逆の設定をしてやってもあまりうまくいかないんだよなぁ。別途自宅を出たときのプロファイルを作ってやらないといけないのだろうか。管理が面倒だから似たような用途のプロファイルはあんまり分割したくないんだけど。すでに2分割されてるわけだし。
Tasker攻略の道は長い(たぶん)。
◆ yoosee [WiFi near でも多分望みの動作はするんですが、Exit認識するのに時間がかかる仕様です。 http://ta..]
◆ ただただし [Cell NearとWiFi Nearの間にそんな関係があったとは!(マニュアル読めって話だよね……) しかしなが..]
◆ たむら [llamaだと、この辺はうまく動くみたいです。 http://www.wizforest.com/llama/05...]
◆ ただただし [llamaって、位置情報に特化したTaskerみたいなアプリなんですねぇ。しかし位置情報以外のトリガーもよく使うから..]
◆ yoosee [Wifi Connect は Wifi が切れるとProfileが外れるけど再接続すると再度有効になるので手元の環境..]
◆ ただただし [WiFiSleepって設定にある「スリープ時のWiFi接続」を変更するものかな? だったらここはすでに「使用する」に..]
2013-11-21(木)
■ https://www.amazon.co.jp/dp/9784396112660
プログラミングを始めてすぐにフリーソフトウェアに関わり始めたこともあり、インターネットで国境を感じることはほとんどなくて*1、それが当たり前だと思っていた。それが去年からサイバー・セキュリティ関係の仕事につくようになって、国境がなかったはずのインターネット上にわざわざ国境のある世界を重ねてまで戦争をしたがる人たちがいることがわかってきた*2。いやまぁ、知ってたけどショックだよね。
そんなこともあってサイバー戦争についていろいろ調べるようになり、こないだの越後湯沢でもサイバー戦争の車座会議に出てみたりしている。本書はその会議で座長だったLACの伊東さんが昨年出版したもので、サイバー戦に関して簡素にして網羅的な、一般向けの解説書である。
出版後の世間の動きはタリンマニュアルが出たことやサイバー防衛隊の話が進んだくらいで大きくは変わっていないのでいま読んでも特にアップデートの必要を感じない。さすがに一般向けの新書なので知らないことはほとんど書かれていなかったけど、(国境のある)インターネットって今こんなにヤバい状況になってるんだぜーって話のオンパレードなので、サイバー戦についてまったく知らない人が読んだらショックだろうなぁ。ざっくり状況を知るなら必要十分な内容でとても良いと思う。
内容的にはタリンマニュアルの世界、つまり通常戦力のプラスアルファとしてのサイバー戦という話と(これはこれまでの戦争の範疇でくくれる)、純粋にサイバー攻撃による敵国のインフラ破壊工作の話(これは相手がわからないためテロの範疇となり自衛隊は出動できない警察の仕事)。後者が戦争扱いできないというのがたぶん一番厄介なところで、アメリカは「それでもおれたちは戦争扱いするもんね」宣言をしているが、日本ではそうはいかないあたりがサイバー戦の本当に困ったところだ。
とはいえ、それでもなんとなく「目に見える」現象になっているだけマシな方で、それならなんらかの対策は打てる。本当に怖いのはまったく目に見えない攻撃だろう。本書ではほんの数行、「検索エンジンの結果が(敵国の操作で)偏向していたら?」という問いかけがあるが、それも含めて「自国の世論がいつの間にか敵国に有利な方向に変わる」なんて感じの情報戦をしかけられたら(そしてそれがまったく検知できなかったら)、戦争があったことにすら気づかずに負けているという状況が生まれるわけで、それはそれは恐ろしい話だよなぁなどと考えるのであった。
2014-11-21(金)
■ 映画「楽園追放 -Expelled from Paradise-」を観てきた
「虚淵玄作品で主役が釘宮理恵」という以外は予備知識ゼロだったんだけど、まぁ虚淵だしどうせ暗くて救いのない話なんだろうと思っていたら、むしろ明るくて未来を感じるいい話だった。いや、それでいいんだけど、勝手な先入観で肩透かしとか言ったらダメだよなぁ(笑)。
ストーリーはかなりシンプルというかオールドファッションで、1980年代あたりのSFに親しんでいればオチも含めて読めちゃうレベルだからおれの年代だと新鮮味はない*1。でも同じ回で観ていた若者たちはかなりインパクトを受けてたみたいだし、それはそれでいいんじゃないの。まぁ「知ってる話」だから映画がつまらないとは思わないし。
主人公のアンジェラが、年齢設定のわりに幼い容姿なのにはちゃんと合理的な説明がついていて笑ってしまったが、それにしてはおっぱい大きすぎるよな。あと尻。それはさておき、アンジェラ役のくぎゅの演技が素晴らしくてねぇ、これだけは書いておかねばならんと思った。くぎゅと言えば「ツンデレの女王」で、そういう方向の役ばかりやらされてる感じがあるのだけど、アンジェラはそういうステレオタイプじゃない等身大の女の子だったし、アクションシーンではかなり派手に叫んで「おお、くぎゅのこういう演技聴いたことなくて新鮮だわー」と感動してしまった。逆に静かなシーンでの息演技がこれまたじつに多彩で、あらためてくぎゅの実力を感じられてほんと良かった。
もちろん終盤の戦闘シーンはめまいがするほどド派手で緻密だから、これだけでも近年のSFアニメとして十分すぎるクオリティ。考証もがんばってるし。とはいえ最後の打ち上げシーン、ロケット本体から氷が剥がれ落ちるという最近お決まりの描写があるんだけど、これハイブリッドロケットだから酸化剤はたぶんN2Oだし、液酸液水ロケットみたいな極低温にはならない気がするのだよなぁ(←細かい)。
あと、最後に「気に入ったからパンフ買おう」と思って売店に入ったら2000円もの値段がついてて「強気だなぁ、売れるのかねぇ」と感心してたら「売り切れです」だって。ほんとオタクは金持ってるな……。
*1 あれで最後は分裂して一緒に出発しちゃう人格とかが出てくると21世紀のアイデンティティSFになるんだけど(笑)。
2015-11-21(土)
■ 切り株を掘り出した (一部敗北)
春ごろに農薬を注入しておいた生け垣の切り株だが、11月中に植えたいものがあるというかみさんの希望に沿って、いよいよ抜くことにした。……のだが。ご覧のように元気いっぱいに芽吹いていて、農薬まったく効いてない。生命力あるなぁ。
眺めていてもしょうがないので、スコップ片手に掘り起こす。実はすでに先月、直径にして3~4cm程度の細めのヤツは掘り出してあって、まぁ苦労はしたもののなんとかなるという感触を得ていたので、今日は5cm以上のヤツにチャレンジ。
しかし、直径が倍になると、根の本数も深さも倍以上になるのだなぁ。掘っても掘ってもビクともしない。それでもなんとか2本ほど抜いたものの、暗くなるまでがんばっても一番太いヤツが微動だにしないので、今日のところはあきらめた。というか足腰背筋がぜんぶ死んだのでこれ以上の労働は無理っす。明日から行動できるかどうかすら怪しいありさまだし。
うーん、来週は忙しいから、けっきょく12月に突入してしまいそうだが、それにしたってこれ、抜けるんだろうか……。
2020-11-21(土)
■ もらいもののいい肉ですき焼きを食べた
富士通にかぎらず長年勤めた企業からは退職者に対して退職金以外にも記念品っぽいものが配られることが多い。まぁそれで礼を尽くしたと(企業側が)感じるんだろうけど、現金にしないところが日本的というかセコいというか。
とはいえその辺もだいぶ現代的になっていて、いわゆるカタログギフトから好きなものを選べる。お決まりの腕時計とか万年筆じゃないだけマシか。つっても選択肢はたいしてなくて、欲しいものがほとんどない!という状況に代わりはないのだけど。しょうがないので、高い和牛のセットを頼んでおいたら届いたのですき焼きにして食べた。
さすがお高い和牛なので美味い。美味いは美味いが、やっぱり高級和牛はサシが多すぎてたくさん食べると胸やけがする。後日同じ肉でステーキや焼肉をやったが、すき焼きよりさらにクドくてまいった。金のない若いころにはサシがたっぷり入った高いは食えなくて、金に余裕ができるころには赤肉がうれしくなるという。いやまぁ、年寄りが若者に食わせてやればいいんだろうけど。
◆ おいぬめ [はじめまして。ハントされた者です。tdiary.orgにリンクを貼るだけでも捕捉されてしまうのですね(^^; tDi..]
◆ NI-Lab. [こんばんは。huntされました(^_^; どうもです。]