2015-11-28(土) [長年日記]
■ 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile -」初日に参加してきた
タイトルなげーなー。でも今回「3rdライブ」じゃなくて「舞踏会」って略されてることが多かったよね。(おれ的史上最高の)アニメの終了を受けてのライブは765ASの7th相当で、あれはPの間でもいまだに語り草になっている伝説のライブだ(行ってないけど)。今回はシンデレラとしてそれと同様な意味合いもあり、アニメの最終回で開催されたイベントと同じタイトルを冠したライブなんだから、そりゃ期待も高まるというものだ。
わさますで当たったチケットがどういうわけか日曜ばかりに偏ってしまい、土曜分が当たった知人を頼ってかき集めた最後の一枚をおれが新宿で回収*1。開演17時なのに、昼前に幕張へ到着してしまった。
例によって物販は前日組に買っておいてもらったのですることあんまりない……のは普通のライブ。今回、会場の展示ホール横にはごらんのように立派なお城が建っていて*2、ウィンドウの中の展示がくるくる変わりつつ動画がバンバン流れて飽きさせない。なんというか幕張に城を建ててると思えば課金も捗るというものだよなぁ(そうか?)。ちなみに城の側面には参加者が星型のシールにメッセージを書いて貼れるようになっており(アニメ24話参照)、そのためのサインペンを持ってくるようにと事前に指示があったので、海浜幕張駅近くのセブンイレブンに寄ったらあんのじょう売り切れた(というか最後の一本を買ったのはおれだ)。
その後、周辺をウロウロしていたら、駐車場に向かって人だかりができはじめ、お待ちかねの「ぴにゃこら太ショー」の始まり。なぜか偶然最前列を確保できたので見ていたけどアイドルよりも人気あったね。鳴いたり刺されたりたいへんだ(?)。
そんなこんなで長い待ち時間は楽しくつぶれて、わさます民もぼちぼち集合、戦利品や貸し借りを解消してると1時間前になったのでいよいよ入場。今回使った展示ホール9~11は、本当に展示ホールなので客席はまっ平ら。そこに17千人入れてるのだそうで、後ろの方になったらステージなんて見えない。メインステージにはやはり立派な城が建っていて、いつもとだいぶ雰囲気違う。そこからセンターステージに向けて長い花道。今日はそんなに悪くなくて、センターステージから20mくらい? メインはまったく見えないけど、センターに来てくれればかなりよく見える。通路の広さからしてトロッコ演出はありそうだし、いろいろやってくれるだろう*3。
例によって詳細レポートはキリさんのを読むとよろしいので、あとは個人的に印象に残ったところだけをメモに。全部書いてたら何日かかっても書ききれん。
といいつつ、冒頭から書き残しておきたいんだけど、いつもの「おねシン」の前奏につながるプロローグとはだいぶ趣のちがう音楽で、センターステージに現れたアイドルたちが「舞踏会っぽい」ダンスを舞うし、メインステージにはシンデレラプロジェクトの面々がひとりずつスポットライトを浴びながら登場してくるしで「あ、これただのライブじゃない、エンターテイメントショーをやる気なんだ」とわかってゾクゾク。アニメのまま、ではない、でもアニメのあのイベントの精神をうまく継承してる。そして「私たち、シンデレラガールズです!」の挨拶。この段階でもう、完全に引きこまれてしまった。この、フィクションとノンフィクションの汽水域こそがアイマス最大の魅力だ。
あかん、やっぱこのペースで書いてたら終わらない。はしょって書こう。
ソロ曲パートのトップがまさかの「S(mile)ING」。しかもはっしーに津田ちゃん、りっかさまを加えた三人体制。この時点ではこの意味についてまだ理解してない。でも、卯月にとっては「先輩」になる2人と一緒というのはわかる。とにかく、ソロ曲ですら「聖域」扱いはしないという宣言だ。こりゃヤバいライブになるぜ。
「気持ちいいよね一等賞!」導入の野球演出、れいちゃまが敗戦投手役というのには爆笑した。10thにつづいて野球ネタ多すぎる(笑)。で、主要ライブでは初お目見えのまっこさん、例によって微塵も緊張を感じさせないぶっとんだパフォーマンスで、楽しい楽しい。CDのリリース自体はかなり前だから、こっちもコールは完璧だし、いきなり最高潮に盛り上がる。
いやまいったな、全部書いてらんないって言ってるじゃん……。「あんずのうた」がまたもやソロじゃなくてCANDY ISLANDで歌われて、大坪社長が飴を食べるパート担当だったり、替え玉大作戦で登場したのはあんずのうさぎ……を抱いたウサミンだったり、とにかくもー、ハイコンテクストで楽しいのなんの。
そのあとがさっつん降臨、2ndよりさらにパワーアップした「毒茸伝説」がまた最高の出来栄え。メインステージのスクリーンは小さめのが複数あるんだけど、どれも解像度が高くてデジタルサイネージみたい。だから城の壁面でプロジェクションマッピングしてるような効果が出ていて面白い。さっつんの背景で燃え上がるベニテングタケとか。
「TOKIMEKIエスカレート」のバックダンサーにニュージェネの3人!! いや、これはやるだろう、やって欲しいと思っていたけど、実際に目の当たりにすると感動もひとしおだ。そのあともアスタリスクの解散芸(直前で回避)、ウサミンを呼び出すのにみくの「ミンミンミン」コールとか、アニメを彷彿とさせるシーンがどんどん出てくる。
それから「Can't Stop!!」な!! 本当にジュリ扇もって踊るんだもん、自分は世代的に「わかる」側の人間だけど、歌ってるのはバブルなんてまったく知らないあじゅじゅというのが愉快だ。あと、あじゅじゅが相当かわいらしい人だと認識できたのもよかった。
「ミツボシ☆☆★」も未央の13話の例のセリフを挟みつつニュージェネの3人バージョン。アニメではかからなかった曲だけど、3人で、ってところも含めて「ここはこの曲だろー、そーだろー」という感じで納得度高い。
メドレー書いてたら終わらないな……。とりあえず自分が「GOIN'!!!」を好きすぎるということはわかった。もうこの段階でライブ終了でもいいやっていうくらい満足した。ほんといい曲。最高*4。
あー、でもでも、次のパートで「shabon song」と「あいくるしい」やってくれたんですよ。本来のデュオじゃないけど。てことは……(明日へ続く)。本来はユニット曲だけど未央のソロもある「つぼみ」もどうするのかなと思っていたら、中央に飯屋、それを囲むように他のメンバという構成で上手いな、と感心。
でも「Never say never」はふーりんのソロのままなのだ。毎回書いてる気がするけど、この曲はライブを重ねるたびにかならず進化していて、聴くのがほんとうに楽しみなのだけど、今回は進化というか変化っぽかった。もちろんさらに上手くなっているんだけど、いつもの力強さを残しつつ、肩の力が抜けた伸びやかさが加わって「あ、アニメを経て成長した凛ならたしかにこんな感じ!」という歌唱になっているという。ふーりんすごい!!
そこからのエボレボ→夢色ハーモニー→M@GIC☆→夕映えプレゼントという流れにはもう、何も言うまい。完璧や。いや、正直に書くと完璧ではないのだ。これだけでは物足りないのだ。というのも、エボレボがラストということは、今日の構成はアニメの1st seasonまでという意味だからだ。明日はいよいよ2nd seasonに入る……つまり「泣かせにくる」ってことだ。あわわわわ(←楽しみすぎてはやくも泣きそうになってる)。
けっきょく4.5H。明日はもっと長いんじゃね? 本来なら終電を気にしてとっとと帰らないといけないんだけど、代表が車で送ってくれるというので、わさますプロ打上げに参加。12人入れる店をいきなり探すのが困難だったが、短時間ながら感想戦ができるのはやっぱり楽しいよな。明日は誰が何を歌うのか予想したりしてね。