2000-11-22(水)
■ ヤギ本
「Rubyデスクトップリファレンス」をGET。新横浜の文教堂は残部僅少って感じでした。ruby-listで厚さが21cmもあるとか意図的なガセネタ(笑)が流れていたのでどんなにデカい本かと思ってオライリーのでっかい本の棚を一所懸命探してしまった。そうか、デスクトップリファレンスって、小さい版型だったのねん。さて、まつもとさんには気の毒だが、この本の愛称はやはり「ヤギ本」になると思う。どう見てもヒツジには見えないよねぇ……。まぁ、Perlに敢然と立ち向かう感じがしていいけど、このヤギさん。
デスクトップというよりはポケットサイズなので、気軽に持ち歩けるのがいいね。いらなくなったpilotモデムの代わりにバッグに忍ばせておくかな。内容的には、文法はだいたい覚えたけど、標準ライブラリの使い方はまだ暗記してない……って人にはオススメ。一方、文法はまだ怪しいって人は、原さんのハチドリ本がいいでしょう。両方あるとさらにいいのは言うまでもない:-)
2001-11-22(木) 8229歩
■ Mary→Asumi
mph-getだけで移行できたというのは朗報だなぁ。CD焼かなくていいんだもんね。……って、あれ? Asumiってまだ、ISOしか公開されてないんだよね。ってことは、loopでmountかなんかさせてmph-getさせたのかな。
いずれにしても、β2で遊ぶには別のマシンが必要だ。でも、もうマシンがない。買えっつーのはなし。なんたって、今年になって、夫婦で合わせて都合4台分もPC買ってるし(笑)。
あ、isodiscって、そういうことに使うものだったのかー。しばらく用はないな、と思ってたから流し読みしていた(^^; あとあとのためにリンクしておこう、isodisc。
■ 明日は
ロボフェスタに行くのさ。おととい取材に行ったかみさんが「行くべきだ」というので。まぁ、階段を降りるASIMOとか、階段を降りるASIMOとか、階段を降りるASIMOが見られるしな。行くべきだよな、うん。
しかしなんか、休日は3万人の人出らしい。どへー。
2002-11-22(金)
■ T1シリーズは、レッツノート「復活3部作」の第2幕!
第1部が「1kgを切る」で、第2部が「1kgを切って5時間駆動できる」なら、第3部は「1kgを切って5時間駆動できるトラックボール機」だな。なにしろ「薄さは追求しない」だもんな、きっとそうだ。そうに違いない。くぅ〜、やっぱモバイルはPanasonicだよ。即買いだ!!
#願望が妄想になると危険です。
■ 1.5系 div等構成図
おー、Good job!! 誤字の指摘はあるみたいですが(笑)。
FAQ化希望とのこと。そもそも、kitajのところに寄生しているFAQは、tDiary.orgで引き取るべきなんだよな。その先鞭にすっか。
◆ こさか [作り直しました。よかったら使ってやってください。]
◆ すずき [Linux でサスペンド or ハイバネーションできると嬉しいんですけど、どーなんでしょうね?>T1]
◆ ただただし [Plamoを入れた事例がありますねぇ。サスペンドまでは成功してるみたい http://home.riise.hiro..]
◆ すずき [おぉ!ソフトウェアサスペンドなんてものが! って、こっから追っていったら Libretto L2 でもサスペンドに成..]
◆ a-sh [いつの間にか捕捉されました。開発頑張って下さい。影で応援しています。]
◆ arton [渋谷の書店(紀伊国屋は行ってないけど)全滅。でもAmazon.co.jpで買う気はしないんだけど。 (RHGじゃなく..]
2003-11-22(土)
■ 同盟活動
1個。
■ FC東京 1-1 東京V @味スタ
アマラオという人は、「日本人に愛される外国人スポーツ選手」の条件をことごとく満たしているので、そりゃぁ引退を惜しまれて当然なわけである。そんなわけで、もしかすると今日でアマラオが見納めかも知れないと知った我々は、にわか東京サポとなって味スタへ向かったのであった。それにしても、ゴール裏の2F席なんて初めて入ったよ。1Fはいっぱいで入れなかった。
今日は東京ダービーということもあって、ヴェルディ側ゴール裏で試合前にサポどうしの小競り合いがあったり、「ヴェルディ川崎」コールがあったり、花火打ち上げるヤツがいたりして、FC東京サポは相変わらず元気。
試合の方は、両チームともイマイチ調子が上がらないという感じで、FCが押し気味だったけど前半は無得点。ちょっとボールに集まりすぎ。それにしても、岡田さんが主審というだけで試合の価値がワンランク上がったような錯覚が……。後半はさらにFCペースとなり、ついに後半30分、歓喜の先制ゴール。が、なんと後半44分に同点にされてしまう。あぁ、なんてこった。勝てると思ったのに。
さて、ホーム最終戦ということで、試合後は選手がピッチを一周したんだが、最後までピッチに残ったアマラオが姿を消すまで、コールは鳴り止まず。くー、泣ける。彼はやはり、ピクシーに次いでずっと日本で現役でいて欲しかった外国人だ。
2004-11-22(月)
■ 夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)(こうの 史代)
この半月というもの、肌身離さずに持ち歩き、ことあるごとに読み返している。値段の10倍の価値があると書いたのは偽らざるところで、本音は100倍と書きたいところである。とは言え、未読の人に対しては「いいから読め!」としか言いようがない。けっきょくこの本に言及する時には、すでに読んだ人に対しての物言いにしかならないのだ。ようするにネタバレを避けた書評なんて書けやしないのである。まぁ、それでもよかろう。
『はだしのゲン』とか「平和記念資料館」みたいな従来型の"原爆表現"は、誤解を恐れずに言えば「豪快な投げ技」のようなものだ。スパっと決まって一瞬で勝負がつく。投げられた方は何が起きたのかよくわからないが、とにかく投げられたことはわかる。
以前、広島を訪問したとき、修学旅行の中高生を見ていて、投げられたあとの行動に3種類あることに気づいていた。
- 投げられた衝撃に目覚め、その理由を深く考え込むタイプ
- ショックがあまりに大きく、投げられたこと自体を忘れようとするタイプ
- 投げられたことにすら気づかないタイプ
タイプ1こそ、この原爆表現が期待した反応だろう。こういう人たちがヒロシマ・ナガサキを中心とした平和運動の核を担っていくに違いない。そういう意味で、必要な表現だ。が、世の中そんなに強い人間ばかりではない。おれも『はだしのゲン』とか読んでるはずなんだけど、なんだか気味が悪かった印象だけ残っていて、ショックも一過性だった。(タイプ3のような極めつけの鈍感は論外としても)そんなタイプ2はなんとか救いたい。おそらくタイプ2は、割合からいっても最大になるはずだからである。
本書『夕凪の街 桜の国』は、いわば"高度な寝技"とでも呼ぶべき、新しい原爆表現である。
寝技をかけられている間は、ともかく30秒、もがき続けなければならない(関節技を除く)。そんな、「じんわり効いてくる技」の威力が、本書にはある。原爆表現につきものだった気味の悪さは控えめで、被爆者が体験の共有を求めてくるような強烈なメッセージ性もないので、気の弱い人でも再読に耐える。さらに複雑な構成(読書ノート参照)が、なんど読んでも新しい発見を呼び起こしてくれるため、純粋に読書体験として楽しいのだ。そして再読を重ねるうちに、読者は作者の主題を徐々に理解していく。
本書には、三組のカップルが登場する。
- 皆実と打越は、皆実(被爆者自身)によるトラウマが
- 旭と京花は、旭の母フジミ(被爆者の家族)による反対が
- 凪生と東子は、東子の両親(広島に行ったこともない)による反対が
それぞれの行く手を阻み、それぞれが決意をもって乗り越えていく。時代が経るにつれ、障害の発生するポイントが移ってきていることを作者は表現している。"投げ技"系の原爆表現が、皆実の立場を訴えることを主眼としてきたのに対し、"寝技"はこの時間経過を的確に表現している(言うまでもなく、われわれが住んでいるのは凪生と東子の世界である)。
時間の経過表現と言えば、他にもある。『桜の国(一)』では、旭やフジミは顔を見せない(仏壇の中にいるはずの京花すらも)。登場するのは被爆者の血を直接ひいた二世だけである。一方『夕凪の街』では被爆者本人しか登場せず、被爆を免れた旭はシルエットと声しか登場しない。それぞれの作品が担っている「時間」を明確に表している。
では旭が始めて顔を見せる『桜の国(二)』はどういう位置づけか。旭が(二世代表の)七波を引き連れて巡る広島では、(一世代表の)皆実に関係した人々が次々と現れ、ここで旭は一世と二世の橋渡しの役割を果たしているとわかる。もちろん皆実と七波は、その名前からして同一人格として存在しているのだから、旭の行動は両者を時間の連続性の上で結びつける。
旭の最後のセリフ、「おまえが幸せになんなきゃ、姉ちゃんが泣くよ」は、現代に生きるわれわれが、過去であるヒロシマ・ナガサキに生きた人々に対して、どう向かい合うべきかという問いに対する、作者なりの答えなのだろう。ここには、従来"投げ技"系表現が求めてきた「被爆体験の共有」はない(そんなことは無理だ!)。しかし、ヒロシマ・ナガサキとつながりを保ちながら、しっかりと未来を向こうというメッセージがある。
「街」から「国」への、作品タイトルの変化も重要だ。従来われわれは、ヒロシマを振り返るとき、そこが極めて特殊な「街」であったことを意識せざるをえなかった。しかし本書によって、ヒロシマにも普通に人々が生きていた、同じ「国」の一部であった事実に気づかされる。
ヒロシマを嫌いになりかけていたこの国に住むタイプ2の人たちに、ヒロシマを好きになる方法を伝える(いみじくも帰りの車中で東子が言ったように)……従来の原爆表現がなしえなかった、そんな計り知れない価値が、本書にはあるのである。読むべし。
◆ ひろみ [はっきり言って、こうのさんのお友達です。 広島県人でもあります。 彼女のソフトな表現(ラブシーンにしても)が大好きで..]
◆ あっき〜♪ [韓国のホンさん、初めまして まだこちらにいらしていますか? 途中までですが、こちらで聴けますよ 月がとっても青いか..]
◆ tateno [この漫画を知り合いにすすめて読んでもらうのですが、多くの人が“残酷な話”“悲しい話”と感じるようで、なかなか再読して..]
◆ pencil skirt [はじめまして。 昨年「夕凪の街 桜の国」が映画化になると聞き、購入し読んだのが切欠です。わたしも何度も何度も読み返し..]
◆ ただただし [おー、もうクランクアップしていたんですね。ちょっと感想をググってみたけど、「桜の国」の方もちゃんと映像化されているよ..]
◆ TrackBack [http://blog.so-net.ne.jp/so-what/2007-07-13 So What? 夕凪の街 ..]
2005-11-22(火)
■ ビジョメガネ(デジモノステーション編集部)
誘惑に負けて買ってしまった。エロ本買った気分。まぁ、ある意味エロ本だが。つーか、家宝?(どっちやねん)
不満が2点。まず、メガネをかけていない写真が半分くらいある。雑誌掲載時にはそういう写真も必要だったかもしれないが、単行本にするときには落とすのが良心というものではないか。さらに、かつて雑誌に掲載されたビジョの半分くらいしか載ってない。ヒドイ。
いや、不満ばかりじゃないんだけどね。おおむね満足。
そういえば、こないだネットでこの連載に使われたと思われる熊田曜子のメガネ写真を見たんだが、ちょっと感心した。通常、女の子がメガネをかけるとかわいさ3割増しになるものだが(反論不要)、熊田曜子だけは「ふてぶてしさが3割増し」になっていたのである。あれはある種の才能だな。本書に熊田曜子が載っていないのは残念だ。
2006-11-22(水)
■ 逆転世界 (創元SF文庫) (創元SF文庫 フ 5-3)(クリストファー プリースト)
『移動都市』の時にma2さんから『逆転世界』との類似性を指摘され、そういえば未読だったと思って取り寄せた。で、読み始めてすぐに強烈なデジャヴを感じてしまい、「またやったか(鬱)」と思ったが、結末はぜんぜん記憶になかったので、初読だったようだ(ときどき既読の本をうっかし買ってしまうのである)。ひょっとするとサンリオ文庫版を読んでいるかも知れないが、それならたぶん20年くらい昔なので、完全に忘れていてもしょうがあるまい(そうか?)。
で、たしかに面白かった。最後の100ページくらいは、眠いはずなのにベッドの中で読み終えてしまった。こういうアホとしか言いようがない設定を大真面目でやるのが、SFの醍醐味だよなぁ。世界の謎が、ちょっとずつちょっとずつ解き明かされるところがいい。
もっとも、手放しで絶賛する気にはなれないのは、オチのつけかたに不満を感じたからだろう。「トンデモ」な超科学を持ち出してへんな理屈をつけるくらいなら、最後まであの妙な宇宙のまま行っちゃって欲しかったと思うんだけど。
2007-11-22(木)
■ グラコロ同盟2007会場(終了)
グラコロ同盟2007は終了しました。また来年、全国のマクドナルドで会いましょう!!
今年のリザルト
明らかにspamと思われる報告は除外してあります。2007年のトップはsota-kさんの14個(!)でした。
- sota-k (14)
- sho (11)
- elpeo (4)
- shachi_kk (3)
- ak2 (3)
- tanku (3)
- aki-au (3)
- N_T (3)
- kfukuda (3)
- wata_d (2)
- kayakaya (2)
- freedomcat (2)
- tigertissue (2)
- minek (2)
- woods (2)
- ati (2)
- h-sbt (1)
- mtakeshidpostjp (1)
- rin_ne (1)
- mfjt (1)
- shmz (1)
- zatsubun (1)
- ywine (1)
- juno (1)
- kysg (1)
- kosaka (1)
- k_yamashita (1)
- notfunc (1)
- vmi (1)
- ralp (1)
- osamu2001 (1)
- masa730 (1)
- zunda (1)
- mercysluck (1)
- camara_del_aztec (1)
- sakataakinori (1)
- ohsaru (1)
というわけで、今年もやってきましたグラコロの季節! 各地に潜伏していた同盟員の諸君、いまこそ立ち上がるときだ!! 栄養のバランスに気を配りつつ、グラコロの季節を楽しんでくれたまえ。
例年ではこれだけで、あとはフリーダムだったんだけど、今年は少し遊びの要素を盛り込みました。↑の「グラコロたべたよ!」のボタンを押すと、(はてなスターの仕組みを使って)自分がグラコロを食べたことを報告できます。利用にははてなID、もしくは対応したOpenIDが必要になります。
このグラコロ数は、右のサイドバーに出ているブログバーツでも確認できます*1。自分のサイトに貼りたい場合は、以下の2行を使ってください。
<script type="text/javascript" charset="EUC-JP" src="http://sho.tdiary.net/js/gurakoro.js"></script> <script type="text/javascript">gurakoro();</script>
デザインがショボいのはすまん。時間がなかったのだ……。
もちろん、例年のとおり、自分の日記やブログに書いたあとで、このエントリにTrackBackしてもらってもかまいません。そのときは、このページへのリンクをエントリ内に入れることを忘れずに。
それでは諸君、Enjoy グラコロ!! ここまでやれば、マクドからなんかもらえるに違いない!
*1 リアルタイムではありません。自分の報告が反映されるまで少し待ってね。
◆ AK [発表では13日(木)までだったのに、すでに終了していました。熊本へ行くしかないのか!]
◆ sota-k [ごちそうさまでした! 我が家には同盟員が僕と妻の2名いるので、1人分ではたださんに負けてます。さすが隊長! また来年..]
◆ who [隊長、本日銀座線末広町駅前でグラコロを見つけました。ごちそうさまでした!]
◆ ただただし [うっそ!? 年明けまで残ってる店舗があるんですか? しかも都内に? 信じられん……]
◆ who [隊長、本日は二子玉川でも捕捉しました。 ごちそうさまでした! 販売再開したんでしょうか。 http://www.mc..]
◆ よしたけ [川崎街道稲城店で確保しました。 数量限定で1/4から再販売しているようです。]
2012-11-22(木)
■ BOOKSCANが始めた「音声化チューニング」がすごい
BOOKSCANをネタにするときはたいてい褒める話なんだけど*1、今日プレミアム会員向けにα公開された「音声化チューニング」がすばらしいのでまた褒める。
チューニングサービスは、BOOKSCANで電子化された本を各社の電子書籍リーダー向けに余白を削ったりコントラストをあげたりしてくれるサービスだったのだけど、今日からここに「音声」に変換するサービスが増えた。これは、アクセシビリティに関わってるものとしては見逃せないので、本棚に入っていた適当な文庫本を選んで変換させてみた。
10分も待たずにできたとのお知らせ。サーバにはMP3ファイルができている。Nexus7にダウンロードして再生してみる。聞き取りやすい女性の声。音声は2倍速なので、(普段はそういう音声ソースを聞き慣れていない)自分はけっこう集中しないと意味を聞き取れなくなることがあったけど、これはたぶん慣れだ。
いやこれすごいよ。ほとんどおかしなところがない。まれに「パソコン」が「ぱそこそ」みたいに読まれたりする箇所はあるし、「ACT」が(アクトではなく)「えーしーてぃー」だったりなんて部分はあるけど、まぁ、小説を読む(聞く)分にはぜんぜん問題ない。BOOKSCANの技術力、あいかわらずハンパない。
日本のオーディオブック市場はもともとかなり寒い状況で、期待されたKindleすらText to Speechを削ったりとお先真っ暗な感じだったけど、まさかこっち方面から登場するとはなぁ。6インチ画面のでかい電子書籍端末なんて持ち歩く必要ないよ、ケータイで十分だよ。視覚障害者にかぎらず、晴眼者もこれは試してみるべき。
*1 著者インタビューもすごいけど顔ぶれがちょっとアレなので日記には書いてない(笑)。
2013-11-22(金)
■ 「DEFCON Japan 11月 ミーティング」に行ってきた
いつも、会社帰りの平日夜にこの手の勉強会に参加するとジャケットにネクタイ姿が浮くよなぁと思っていたので、私服で参加したら浮かなかった(たぶん)。逆に@wakatonoさんがすごい珍しくスーツ姿だったのでみんなからツッコミされまくっていたけど(笑)。
@hasegawayosukeさんは(いつもの)HTML5のセキュリティ関係の話かと思いきや、かつてユーザ側では対処のしようがない深刻なセキュリホールを3年も4年も放置していたMicrosoft(実体験にもとづく解説付き)が、最近はかなり素早い対処をするようになった話で(これはかなり実感ある)、モダンブラウザの「モダン」が仕様面でのモダンさだけでなく、セキュリティ意識のモダンさも持ち合わせていることを伺わせて面白かった。もっとも、どのブラウザも標準に準拠するようになったので違いが出にくく、バグハンターとしては面白くなさそうだった(笑)。これからのブラウザの脆弱性はWebとバイナリの境界に発生するだろう、との予言も。
Yuta HongoさんはAdobe Flashの是弱性を見つける話。JITコンパイル後のネイティブコードを予測してExploitコードを書くJIT sprayテクニックの発見によってここ数年FlashやJavaの脆弱性発見が増えている……という前振りから、最近の攻撃手法について解説。難しい……。でも、メモリ管理は自前でやるなという話に還元すれば、20~30年前から同じこと言われてるんだよな。プログラマ、進歩ないねぇ。まぁ、自前のメモリ管理抜きでJITコンパイラなんて書けないだろうけど。
ラスト、カスペルスキーの石丸さんの話はTweet禁止だったので詳しく書けないけど、標的型攻撃が被害企業内から出てこないので調査がなかなか進まないという話。その後質問タイムに@wakatonoさんからツッコミがあったけど、攻撃に本物の社内文書が使われてたら出しようがないわけで、難しいよなぁ。情報共有の仕組みが作られつつあるようだけど……。
2015-11-22(日)
■ 川崎 1-0 仙台@等々力陸上競技場
今季最終節。2シーズン制でなんとかシリーズというのを押しこまれたせいで、なんと11月中にシーズンが終わってしまうという(ええ、天皇杯も敗退しましたとも)。なんか味気ないねぇ。というか、ほんと今季の2シーズン制とやら、年間王者になっても優勝じゃないとかルールも複雑だし、ほんと面白くない。
そんな優勝争いとは(もちろん降格争いとも)無縁の両チームによる最終節は、例によって観客席には緩衝帯のない和気あいあいとした雰囲気。かかっているのは嘉人の3年連続得点王だが、これも点差からしてほぼ決まりで、ゴンの通算ゴール記録に並ぶためにあと2点入るといいなぁというところ。結果的に1点にとどまり、それでも得点王を獲得してめでたしめでたしだったのだが、これがなかなかのビューティフルゴールで、最後にいいもん見せてもらったという感じだ。
それにしても仙台は攻守の切り替えがはやくて、こっちがボールを獲ったと思ったらすぐに戻ってくるから、攻撃態勢に入れる人数が上がってくるのを待っている間に守りを固められてしまって、けっきょく密集地帯でパスが通らずに奪われる……というのを繰り返していて、風間サッカーの限界を何度も見せつけられる。というかここ数年、このパターンになるとぜんぜんいいとこないのになんで学習するなり対策するなりしないのか。
来季は監督替えて欲しいなぁ。さすがに成果がなさすぎだろう。
2016-11-22(火)
■ 新しいグラコロ、その名も「超グラコロ」の試食会へ招待されて行ってきた
これを書いているのは翌々日なんだけど、12月8日のプレス発表までは極秘なのでそれまで隠しておいた日記。なにしろ本当に秘密なもので、せっかくのイベントだけど写真の一枚もない。たぶん発表時には公式が撮影したものが使われてると思う(→後日この日の様子が記事になって出た(リンク切れ): 「超グラコロ」はおいしいのか!?ファン代表・グラコロ同盟メンバーによる“超”事前試食会で絶賛コメントが続々)。
Facebookのグラコロ同盟あてに試食会への招待メッセージが来たのは11月初旬のこと。ルートとしては2011年のファンミーティングに近いんだけど、あのときの読モなんかをかき集めた本当にファンかどうかわからない人たちと違って、今回は同盟オンリー。ガチのファンをターゲットにしている本気の試食会である。グラコロ同盟をはじめて今年で13シーズン目。ようやく面白いことになってまいりました。
いろいろあって昨年の参加者(のうち@gracoro_unionをフォローしている人全員)にDMを送って参加を募り*1、昨夜と今晩の開催とあいなった。なにしろマクドナルドという全国区のファストフードだから同盟員も全国に散らばっているわけで、平日の夜に参加できる首都圏近郊に住んでいる人はけっして多くなかったのだけど、それでもそれなりの人数が参加してくれたようだ*2。
そんなわけで、昨夜の部に参加した人たちから送られてくるぼんやりした感想メッセージ(←ちゃんと箝口令が守られている[笑])を眺めつつ、会場へ向かう。職場からは微妙な距離だったので、四谷まで自転車を借りた。約20分走ったので、いい感じに腹も減ったぞ(笑)。ちなみに会場は2011年のときと同じ、マクドナルドの秘密のイベント会場。
会場入りすると「グラコロ同盟の盟主が来たぞ」ってな感じで受付は顔パスだわ、マクドナルドや広告代理店の担当者が次々と名刺交換にやってくるやらでだいぶ偉い人気分になるが、別に偉いわけではない。ただの客だ。もちろん同盟員の方々ともご挨拶。2011年のときに会った方の顔をすっかり忘れているとか、例によってアレである。
今回の発表はなんとグラコロそのもののリニューアル。トマコロ・デミコロに次ぐ新しい味の追加だと思っていただけに、これだけでおおいなる驚き。コロッケはそのままに、バター風味を加えたバンズや新しいソースなどの解説がされて、いよいよ試食。
登場したのは旧グラコロとこんどの新作「超グラコロ」。食べ比べてみよ、という趣向だ。旧グラコロは1、2口かじる程度で……と説明されていたが、さすが同盟員、みんな普通に2個とも平らげてたね(笑)。その後、商品開発担当の方と質疑をして、アンケートに回答して解散という流れ。
味の感想は、来月の発表会の方に書いた方がいいかな。そう、同盟代表として出席することになってしまったのだよ。どうなりますやら……。
◆ ブチャ猫 [美味しかったそうですね。食べてる写真がバッチリ写っていましたよ。 今年こそ お腹を壊さないよう整えて14日に食べた..]
2017-11-22(水)
■ 冒険エレキテ島(2) (KCデラックス)(鶴田 謙二)
1巻が出たときの日記に『過去の実績からして「2」はないんだろうなぁ』と書いておりますが、嘘だろ、出たよ。しかも6年ごしで。帯に『鶴田謙二初、「2巻」出た!』って書いてあって、出版サイドもまさか出せるとは思ってなかったっぽいのがすごい。
タイトルに「冒険」と入っているが、実のところ冒険なんてほぼなくて、というかストーリーすらほとんどなくて、主人公の「みくら」が薄着で島をウロウロするシーンがこれでもかって続くだけの「モノクロイラスト集」という解釈が正しい。
基本的に鶴田謙二は、風呂敷を取り出すのは好きだが広げるのはめっぽう下手で、畳む気などさらさらない作家である。にもかかわらず、稀に出る作品を買い求めてしまうのは、視覚を刺激し、官能を震わせるその描線に魅せられてしまったからだ。ストーリーとかいらんのよ。ドラッグみたいなものだからさ、これ。
6年かけてこれしか進まない話を、次の6年でなんとかできるとはとうてい考えられないので、当然ながら「3」はない。Amazonのレビューでも誰も続きが出るとは信じてない。そういう作家の作品である。それでいいのである。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784063761467
冒険エレキテ島(2) (KCデラックス)
講談社
¥1,687
そういえば、これを予約しようとしてAmazonにアクセスしたら、少し前に別の本が出ていたことを知り(あいかわらずAmazonのレコメンデーションエンジンは出来が悪い)、もちろん一緒に購入した:
https://www.amazon.co.jp/dp/9784835455280
復刊ドットコムから出た、大判、ハードカバーの贅沢本。とはいえこれもひどい商品で、薄っぺらい紙に見開きカラーイラストを載せて、同じイラストのモノトーン版にポエムを載っけてページ数を稼いだだけのシロモノ。客観的には「うわー、こんなものに3000円の値札付けて売っちゃうんだ」って思うよ。
なんでそんなものを買うんだと聞かれても、理由は上に書いたとおりである。幻の作品が手元に残るんだよ、買うに決まってんだろ、バカめ。
2018-11-22(木)
■ いつもの北海道フェア@リラッサへ行ってきた
毎年恒例、東京ドームホテル「リラッサ」の北海道フェアで少し早い忘年会。今年も(腹を空かすために)自転車で向かったのでいい感じに食べられたと思われ。この恒例行事、今年でなんと11回目だそうで(おれはそのうち10回参加している)、よく続いてるなぁ。
11回も参加してると、どうしても以前のメニューと比較してしまいがちで、今年は「いくらの取り放題がなくなってる!?」というのが最大のトピック。どう考えてもおまえらが食べすぎたせいです(笑)。あと「〆のラーメンがなくなった」とか「ローストビーフが大きくてぶ厚い」とか。
2020-11-22(日)
■ tDiaryのMongoDB IOをチューニング
昨日の試合に勝てば川崎フロンターレの自力優勝が決まっていたはずなのに大分に負けてしまい、翌日の今日、2位のG大阪が勝たなければ他力優勝……という流れだったのに相手の浦和がホームで負けてしまったのでそれもなくなり、とうとう来週の直接対決に持ち越しとなった。
という日記を書こうとしたらまたMongoDBがタイムアウトするようになってしまった。前回の移転からまた1週間程度ってことでAtlas側で何らかのチューニングが入っているのでは疑惑がさらに高まっているわけだが、ここでクダを巻いていてもしょうがない。重いクエリをなんとかしよう。
初手のカレンダー生成が重いのは間違いないから、そこをマシにするしかない。MongoDBはgroup_byみたいなこともできたはず……と思って雑に勉強して付け焼刃でパッチを書いた。現在この日記にだけ適用中だけど、カレンダー生成部分に関しては10倍くらいは性能改善したはず。
元のコードがひどすぎるし、もっと早くやれよという話だけど、今まで問題になったことがなかったしなぁ。mLabはそのへんが緩かったのかも知れん。これでまた1週間ほど様子をみて、問題なさそうならマージしよう。
あ、違う、来週肉の日じゃん。そこで本体といっしょにリリースするかぁ。
で、肝心の日記を書くのは忘れた。
◆ zoe [yamkさんのisodisc使いました。めちゃ便利です。]
◆ よっしぃ [もうすこしで、「あすみにっき」ですね(笑).]
◆ るびきち [激しく同意 < erb標準添付 俺もあれなしでは生きてけないですぅ]