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ただのにっき


2000-11-01(水) [長年日記]

rio500

昨日の嘘を訂正。rio500のドキュメント、ありました。/usr/local/doc/に。バイナリが/usr/local/bin/に入ってるんだから、それくらい想像しろ > おれ。というわけで、src.rpmをGETしてきて、SPECファイルの/usr/local/usrに直してリビルドして事なきを得る。つーか、持ってもいないデバイス用のツールを入れて何をしようと言うのか。夕べは忙しくてBIOSのアップデートどころじゃなかったしなー。しかたない、ドキュメントだけ読むか(だからなぜ……)。READMEの「without the need to reboot to 'that other OS'」ってのは笑えた。「アレ」ですな、「アレ」。

Ruby本

ぎゃー。まるで『月刊Ruby』だなぁ。でも、1K円ならどっかの雑誌より安いじゃん。これはお得と言えましょう。楽しみ楽しみ。


2000-11-02(木) [長年日記]

Amazon.co.jp

ゆうべ、ニュースステーションを見たあとにAmazon.co.jpにアクセスしてみたら、込み合ってるのでメールアドレスを教えてくれ、なんていう即興で立ち上げたCGIを使ったページだけになっていて、なかなか笑えました。マスメディアの力はまだまだ大きい?(笑)

で、さっきアクセスしてみたんだけど、本の分類に何の工夫もなくてがっかり。欲しい本を探して買うだけじゃなくて、どんな本が出てるかな〜、とぶらぶらする楽しみを満たしてくれるような分類がなぜできないのか。例えばおれの場合はSFの本棚が欲しいわけよ。ところが、SFが入っていそうなジャンルと来たら、「文学・評論」と「文庫・新書」に分かれてるし、「文学・評論」は「日本・外国」で別れてるし、「外国」に至っては各国に分かれてる始末。誰がこんな探し方をするかいな。結局、最近のSFを探そうと思ったら、「サーチ」で期間指定で「SF」をキーワードにして探さないといけない。これはこれで便利ではあるが、bk1のような編者のRecommendは望むべくもない。何を根拠にSFに分類してるのか、編者の顔が見えないリストじゃ、信用なんてできないわけよ。商品を並べてるだけじゃ、面白くもなんともないじゃないか。

というわけで、Amazonには(期待が大きかっただけに)ちょっとがっくりなのだった。bk1でいいや。ちょっと使いづらい面もあるけど。おっと、本家にはちゃんと「Science Fiction & Fantasy」ってコーナーがあるじゃん。この構造ならすげー使いやすいのに。あっ。co.jp内でも、洋書コーナーには同じ分類がある!! こりゃひでぇ。和書だけ手抜きかいっ。

Visor Platinum

Visor Platinumは、ようやく税関を通過した模様。なんか「母さん、ぼくのVisor、どこ行っちゃったんでしょうね」状態になりつつあったので、ホッとした。あとは普通の郵送経路に乗るはずなので、明日か明後日には届くんじゃないかなー(と希望)。もしかしたら今日帰ったら届いてるかも!?(でも家には誰もいないのであった)

で、帰ったらかみさんが「郵便局が来たんだけど(昼ごろまで家にいたらしい)、1200円だって言うから(関税であろう)、1万円札しかないって言ったらこれ置いて帰っちゃった」と言いながら不在票をひらひらさせるのであった。おいっ、郵便局っ。釣り銭くらい持たせろ〜〜〜(泣)。まったく、お役所仕事だよなー。しくしく。明日、朝イチで取りにいかなきゃ。


2000-11-03(金) [長年日記]

Visor Platinum

Visor Platinum到着。つーか、わざわざ郵便局まで取りに行ってやったよ、まったくもー。今日は忙しいので、朝はあまりいじっていられない。とりあえずから出す。Palmデバイスの箱はずいぶん小さくなったねぇ。かみさんのm100も小さかったけど、Visorはクレードルまで入っているのにずいぶん小さい。なんでかなー、と思ったら、中身はこれだけ。マニュアルなんて、ぜんぜん薄いの。昔のpilotやPalmPilotなんて、Graffitiの説明だけで何ページも使ってあったぞ。それだけ市民権を得て、説明しなくてもみんな使えるようになったってことか? そんなばかな。すでにあちこちでPrismを入手したユーザが書いているけど、カバーやクレードルはグラファイト。同じシルバーでないというのは、たしかに手抜きだなぁ。まぁ、カバーは付けずに使うし、充電のいらないPlatinumの場合、クレードルはHotSyncの時しかお目にかからないけどさ。

USBクレードルをつなげるために、最近さっぱり起動されてないゲーム用のWindows 98マシンを起動。クレードルはバスパワーなしでも動きそうなので、ディスプレイのUSBハブにつないでみる。CDからPalm Desktopをインストール。もちろん英語版だが、HotSyncには関係ない。つーか、日本語化は夜にチャレンジの予定。とりあえず日本語が表示できたらいいなー、とJ-OS IIIを突っ込んでみる。……が、まともに動かず。ちぇ。ダメか。とりあえず昼間はここまで。

Cafe Cub Meeting

今日は青山のホンダ・ウェルカムプラザで「Cafe Cub Meeting」というイベントがあるのだ。スーパーカブを集めていろいろやるイベントで、今年で3回か4回目。とーぜん、我らがSUPER CUB MLのメンバーも大勢来るので、行かないわけにいかないのだ。慌ててカブを引っ張り出して、レッグシールドを外してGo! 出発した時点で集合時間を過ぎていた(笑)。

会場に到着すると、すでにトークショーが終盤。オカダさんを見つけて、約束していたパーツ類の取り引き。レッグシールドとナックルガードとベトナムキャリア。もとのレッグシールドは激しい林道走行でバキバキになっていたので、助かる。その場で付けるためにわざわざ自宅で外してきたのだ。工具持参である。で、ウェルカムプラザの真ん前で、衆人環視の中、レンチを振り回して取り付け作業。うーむ、これは思った以上に恥ずかしいではないか。昔、村山モータースの工場に勝手に入って作業を見てたら出て行ってくれと言われて腹を立てたことがあったけど、なるほど、見られてると恥ずかしいんだなぁ。やっとわかったよ。

アキバ

そんなこんなで、イベントにはぜんぜん参加せずに自分のバイクばかりをいじっていたのであった。終了後は目と鼻の先にあるアキバへゴー。IKESHOPでJ-OS VIとVisorシリアルクレードルを買う。PalmグッズはIKEじゃなくてVis-a-Visで買おうと思ってたんだけど、とりあえず今日中に動かすためには必要なのだ。水谷さん、ごめん(誰?)。ちなみにシリアルクレードルは会社用。会社ではまだNT4.0なので、USBが使えないのだ。国内で新型が発売されてから買おうと思ってたけど、色がグラファイトじゃ、いま買っても変わらないもんな。合わせて1万円を超えたからといって、福引きをさせられる。当たったのがPalmIIIのカバー。しかもクリアのライム。こんなのもらってどうしろと……。

Platinum続き

帰宅後、Platinumいじりの続き。J-OSを入れる。メモリはたっぷりあるから、フォントは大きいのも入れよう。ただし、漢字変換辞書は入れない。かな漢字変換はPOBoxでやるから。ホント、J-OSには日本語表示機能と入力機能を別々にして欲しいよな。ちなみにメニューやメッセージが英語でもぜんぜん不自由はないので、ローカライザーも入れない。こんな男に8MBものメモリは猫に小判ざんすよ。4MBもあれば十分だ。さて、これで日本語化は完了したので、いろいろいじってみる。前評判通り、めちゃめちゃ速い。前のがPalmPilotってこともあって、感覚で2〜3倍は速く感じる。標準アプリもけっこう変わってるので、知らないことがいっぱい。今まではPalmOS 2.0.5だったもんなぁ。DateBk3のダウングレード版であるDateBook+は、WeekViewの日本語表示に難があるのでやっぱり使えない。ちぇ。DateBk3を入れるしかないか(まだ4にしてないのだ)。電卓が関数電卓になってるぅ。でもJ-OSでFont ChangeをONにしてると化ける場合があるぅ。まぁ、実害はなし。

さて、Palm Desktopをなんとかしよう。まず、うちのhoukouが作っている日本語化パッチをトライ。wspを使ってタイムスタンプ無視を実行してみるも、ダメ。やっぱりね。ただ、Visor対応はUSBに対応したHOTSYNC.EXEだけだと思われるので、他の部分を古いのに入れ替えても実害はあるまい。ということで、別の環境でPalm Desktop 3.0.3をパッチで日本語化したものを作って、置き変わったファイルだけをコピーしてみると……動いた。HotSyncも問題なし。うひひ。Palm Desktopって、ほとんど進歩してないからこういう時に助かる。ま、休みが明けたらhoukouにちゃんと日本語化してもらおう。Desktopも日本語化が終わったので、今度はデータの移行。データはZIPに取ってあるけど、自宅のZIPはLinuxマシンにつなげてあるのでややこしい。まず、SambaでZIPドライブを見られるようにして、Windowsマシンからドライブに割り当て。レジストリエディタを開いてデータのディレクトリをそっちに書き換える。これでPalm Desktopを立ち上げ直すと、今までPalmPilotで使っていたデータが見えるようになる。Visorをいったんハードリセットしてから、HosySyncすれば移行完了だ。もちろんアプリは入れ直しだけど。

続きはまた明日。……って、もうほとんどやることないか。


2000-11-04(土) [長年日記]

ナビスコカップ

今日はナビスコカップの決勝(川崎フロンターレ vs 鹿島アントラーズ)を見に、国立競技場へ。もちろん、川崎の応援である。アンチ柳沢だから(←しつこい)。いや、降格(ほぼ)決定のチームがカップ戦で優勝するなんて、面白いじゃない。でも、競技場に入って反対側の鹿島サポーターを見たら「こりゃ勝てねーわ」って思ったね(笑)。なんだあの数は。応援も機械のように揃ってるし。歴史あるチームは違うのぅ。でも、川崎サポの応援は、スネアドラムが実に効果的でJリーグ中一番カッコイイと思うので、がんばって欲しいものである。まぁ、うるさい応援は嫌いなので、数がほどほどって点もいいんだけど(笑)。結果は残念ながら負けちゃったけど、準優勝でも賞金5千万だもんな、よかったよかった。

関連する日記: 2002-12-22(日), 2009-11-03(火)

Visor Platinum

行き帰りの電車で、Platinumをいじり倒し。ほぼ不具合はないかな。あとは色々とソフトを入れたりするだね。そういえば付属のCityTime、地図が欧風(日本が極東にある)なのは英語版だからかと思ったけど、持っていた雑誌に出ていた広告を見ると(CityTimeを実行中のオレンジDeluxが写真)、日本語版でも同じ地図だ。これをもってローカライズが足らん、と言うのは厳しすぎるか?(笑)


2000-11-05(日) [長年日記]

Visor Platinum

Visorのことばっかりですまん(誰に謝ってる)。

メモリがあんまり余っていてもったいない(?)ので、デカい系をいくつか入れよう。muchy.comから、秋葉マップとKDICを持ってくる。手元にもあるけど、最新バージョンをってことで。以前も両方入れていたことがあったけど、秋葉マップはコメント抜きデータしか入れられなかったし、KDICも小さめの英和辞書だけ。今回はお大尽にいこうぜー。秋葉マップはコメント付き(240KB)。KDICは一番大きな英和辞書(1.1MB)と和英辞書(400KB)だ。全部入れたら、広大な8MBものメモリが約半分埋まった。ちなみに他に容量を食っているのはPOBoxの辞書(600KB)と、DateBk3(260KB)。

最近の秋葉マップを使ったことはなかったんだけど、16階調に対応してるわ、地図はドラッグできるわで、ずいぶん進化していて驚く。こりゃいいな。カラーじゃなくても十分だ。KDICも複数辞書の串刺し検索とかできるようになってて、これも便利になってる。うーん、古いPalm使い続けてたおかげで、完全に時代に取り残されていたような。まぁ重要なのは、古いのを使っていてもそんなに不便はなかった、という点なんだが(笑)。メモリやCPUが少ない場合でもそれなりに便利、というのがPalmデバイスの長所ということだな。他のライバルを意識して、無理にパワーアップしたりする必要はないのだ。


2000-11-06(月) [長年日記]

Visor

会社のWindows NTに、シリアルクレードルを接続。HotSyncマネージャで使用するシリアルポートを切り替えるだけで、あっさりPlatinumとのHotSyncをしてくれた。Desktop(3.0.1+日本語化パッチ)の入れ換えはなし。前にも書いたように、母艦側のデータはZIPに入れて持ち歩いているので、会社でSyncしても自宅でSyncしても相手は同じモノになっている。複数母艦問題のややこしさはないので、データ喪失の危険性は非常に少ない。もちろんZIPの中身は毎日バックアップされているので。が、バックアップディレクトリを見ていて気づいたんだけど、秋葉マップのファイル名って日本語なのな。ひどいわー。自宅ではSamba経由でZIPにアクセスしてるので、日本語ファイル名は化けちゃうのだ。いくら日本語専用アプリだからって、ファイル名を日本語にするのはやめて欲しいよなぁ。Palmwareはやはり、英語で作って日本語化はローカライザーって手法にして欲しいものです。

会社に置きっぱなしだったWriteRightを貼る。初代pilot5000の頃から使ってるのがまだ余っている。というのも、Graffitiエリアにしか貼らないから。セコいんじゃなくて(それもあるけど)、液晶面に貼ると視認性が落ちるのがいやなので。だいたい、Palmで液晶面を「こする」動作はほとんどしない。逆に、Palm単体で長文の日記を書いたりするので、Graffitiエリアに対するストレスはすごいものがある。というわけで、保護シートはGraffitiエリアにだけ貼るのだ。

さて、Visor関連の物欲が刺激されているのでなんか買おう、と思ってVis-a-Visを覗いてみる。おおっ?! OmniRemoteが入荷してるじゃないか。こ、これは買いだろ? 従来のPalm用OmniRemoteは、Palm本体の赤外線モジュールを使っていたせいで、遠くまでビームが飛ばないという難点があったはずなので(これじゃリモコンにならんがな)、強力赤目搭載のSpringboardとして登場したVisor専用OmniRemoteは極めて実用性が高い(はず)。さらに、他のPalm機とビーム交換する時も、赤目窓が横についているVisorだと変な体勢になっちゃうけど、これをつければ正々堂々、正面からビームを受けられる。なんと言っても、イロモノ度が高いのがポイント(笑)。こういうものは、あまり悩まずにGETするに限る。

さて次。ケースが欲しい。今使ってるのはウエダ企画のPalmPilot用ベルトケース。VisorとPalmPilotは、Visorの方が幅が少し狭くて上下に長いけど、このケースでもほぼぴったりだから急いで必要なわけじゃないんだが。せっかくだから専用ケースが欲しいよねぇ。Visorコミュニティでは今、A&AのVS1-100が人気だけど、おれは基本的に裸で(自分がではない、Visorを、だ)扱いたいので、この手のケースは合わない。だいたい、こんな重いものを首から下げたら肩が凝るではないか。ただでさえ肩凝り性なのに。カラフルなのはすごくいいんだけど。というわけで、腰につけられて、そこから裸のVisorを取り出せるタイプが狙い。前から目を付けていたのは丑やのType-B。横型ってのが腰につけても邪魔にならなさそうでヨイ。ただ、Vis-a-Visで扱ってないんだよなぁ。Slipper VSR w/clipも悪くないんだけど、裸で使えないのが難点。ベルトクリップのギミックはかなりそそるんだが。そんなわけで、結論が出ない。うーん、うーん。

さて、WriteRightを貼ったので、心おきなく長文入力ができる。POBoxが速いのなんの。思考を妨げることなく入力できるぞ。PalmPilot比で2〜3倍(体感)はある感じ。だてに「50% FASTER」じゃないなー。やっぱ、速いって正義よねー(←昨日と言ってることがぜんぜん違う)。というわけで、POBoxがあれば外付けキーボードなんていらねーや。はっはっは。


2000-11-07(火) [長年日記]

ニュースキャスター

ギリシアのバスジャック犯が相談相手にTVキャスターを指名したというのを聞いて、日本だったら誰が「バスジャック犯の身の上話を聞くTVキャスター」として適任だろうかという話をかみさんとする。「久米宏は違うよな。聞き下手だし」「筑紫哲也は?」「あの人に何か相談したいと思う?」「立花隆」「オタクには受けるかも知れないけど(笑)」「うーん……」「国谷(裕子)さんとか」「あ、そんな感じ」「安藤優子もセーフ」「桜井(よしこ)さん」「なんか叱ってくれそうでグー(笑)」……なんだよ、女ばっかりだ。

VMware 2.0.3

VMwareが2.0.3になってる。マウスのパフォーマンスが上がってるって書いてあるから、あの「ぬるぬる」と動くマウスカーソルとはおさらばできるかな? あと、たまにしか成功しないホスト-ゲスト間のクリップボード連携が動くようになってると助かるんだが。でも忙しいので今日は入れてる暇がない。また明日。

mph

KondaraFTPサーバの構成が変わるってアナウンスが。む、困ったな。なぜかっちゅーと、Rubyを自力で1.6にしたせいで、mph-0.9.9-23kへのアップデートができていないからだ(笑)。自前でビルドせなあかんかー。はらほれひれはれ。……と思ったらSRPMが見つからないにょ? あり? そうか、Jiraiにはあるのか。それでいいのか……な? じゃ、そういうことで、Jiraiからmph-0.9.9-23k.src.rpmをGET。たった0.0.1のバージョンアップとは言え、中身がガラリと変わるのがmphの醍醐味(笑)。mph.confの書き方は変わってる。Rubyのftpモジュールは使わなくなったのかな? mph-getのコマンドから、updateが消えてる(updatedbになった)、holdコマンドも(mph.conf内に書くようになった)。upgrade時に-qを付けないとupdatedbも一緒に行うようになった。……ってとこかな。いちおう動くようになったので良しとしよう(笑)。

POBox 1.4.1

Palm用POBoxが1.4.1にアップデート。起動方法が増えたんだけど、ユーザ間で賛否両論。たしかに新しいストロークはAddressの入力で多用するからなぁ。でもこれだとペンの移動がさらに減って気持ちがいいとも言える。ユーザインタフェースはかくも難しいノダ。あ、他にCLIEのジョグダイヤル対応なんてのも入ってるけど、見なかったことにしておく(笑)。

Palm Desktop日本語化パッチ

Palm Desktop 3.1(H)はhoukou様によって順調に日本語化パッチが作成中。対象にするDesktopは、Handspring社のサイトからGETできる最新版ということにした。というのは、各機種に付属のPalm Desktopのバージョンが同じとは限らないからだ。Handspringのサイトから入手すれば(たぶん)全員同じものになるだろう。というわけで、一部日本語化の済んだDesktopを試用中。数日中に公開できるかな。

OmniRemote

家に帰ったら、PCの前にポンと宅急便の袋が置いてあった。え、え、え!? まさかもう届いたのか、OmniRemoteが!? 発送完了通知が来たのは昨日の夕方じゃん。すげぇぜ >Vis-a-Vis(とヤマト運輸) 今日は帰りが遅かったから遊んでる暇がないのにぃ。でもとりあえず入れてみるけどー(笑)。箱には黒いSpringboardが描かれているのに、中身はクリア。なんだこりゃ。まぁ、Platinumにはどっちでも合うからいいけど。なにも考えずに突っ込むと、「Remote」と「Manual」というアプリとマニュアルがインストールされる。……と言いたいところだけど、なんか先頭に変な文字が入っているみたいで、J-OSの下では「紐emote」「筆anual」に化けてしまう。J-OSの設定でランチャーだけ日本語をOFFにすれば化けないけど、そうすると今度は他の日本語タイトルのアプリが化けちゃうという。ま、いっか。

とりあえずTVのリモコンを学習させてみる。TV用のボタンレイアウトはプリセットされているので、各ボタンに信号を割り当てるだけ。ボタンのレイアウト変更や、移動・作成も、日本語マニュアルが入っているので実に簡単。これなら家中のリモコンをPlatinumに集約できるのも時間の問題だろう(とは言え、ビデオの予約は無理だろうな)。しかし、学習時にはVisor本来の赤目窓を使うってことは、OmniRemote自身は受光部は持ってないってことかっ。これはハズしたなぁ。赤外線通信が楽になると思っていたのに、楽になるのは発信だけっぽい。ちっ。続きはまた明日だ。


2000-11-08(水) [長年日記]

OmniRemote

OmniRemoteで、車のキーレスエントリー用リモコンを学習させてみた。画面に巨大なボタンを1個だけ持つ新しいカテゴリを作って、リモコンの信号を学習。Platinumを車に向けて画面をタップすると……あらー。開いちゃったよ。セキュリティ皆無だな、おい。いいのか、こんなことで。

Visor代替ケース

Visor-Valley MLで、Visorのリプレイス筐体が欲しいという話があったので、こっちにGeminiを通じてわかったことをいくつかメモっておく。

プラスチックのケースを作るには、2通りの方法がある。自分で型を作ってレジンやエポキシで作る方法と、業者に金型を作らせてABSで作る方法だ。前者は手軽でコストも低いが、精度や強度が出なかったりする。後者はなによりも金型のコストが高いが(数100万かかることも珍しくない)、出来上がりは良い。早い話が、前者は趣味の少量生産向き、後者は大量に作って商売する向き。我々はGeminiをやるとき、業者へのコネがあったので(少し)金型が安くなりそうだということで後者を採用した。もちろん、ABSの方が品質が良いからだ。長く使いたいと思ったらABSで作るしかない。

ただし、ご存じのように金型作りにはかなりの工数がかかる。PalmIII用のCoolColorsはずいぶん発売予定を遅らせたし、Geminiも結局1年近くかかってしまっている。完全に時期を逸したGeminiはまだ在庫をずいぶん残してしまうことになった(泣)。国内ユーザにはおおむね行き渡ってしまったので、頼りは海外販売だ。誰か、外国のバイヤー紹介してください(笑)。

さらに、金型の設計も実は大変。設計図があるわけではないので、実物から採寸しなければならない。これだと、元とまったく同じものを作るのはすごく難しい。CoolColorsの電池蓋がうまくはまらないというのは有名な話だし、Geminiの場合は同じはずのpilot/PalmPilot/WorkPadの筐体が少しずつ違っていたという事実に愕然としたこともあった(少しずつ改良されていたわけ)。というわけで、本格的なプラスチックケース作りはとてもリスクが高くて難しいということ。

Visorに目を移すと、現行製品であることから、Geminiのように売り時を逃す可能性はないように見える。が、HandspringがいつVisorの筐体デザインを変えないとも限らない。実際、Prismの筐体は従来とは非互換だ。現行製品でなくなったとたんに数をさばくことは非常に困難になる。だから、今から製作を開始するのは遅すぎる気がする。

ただし、手っ取り早くリプレイス筐体を入手する方法は、ある。金型を作らない方法だ。といっても、レジンやエポキシでしこしこ作れと言っているわけではない。有り物の金型を使う方法だ。どこにそんなものが? あるでしょ、Handspring社に(笑)。いや、けっこうマジで言っている。Handspring社にリプレイス用の筐体を作ってもらえばいい。ユーザが団結して交渉すれば不可能ではないと思う。企業向けでなく、本当にコンシューマ向けのPalmデバイスを作るためにスピンアウトしたジェフやロブなら、なんとか実現してくれそうな気がするでしょう? ただし、Handspring社がVisorの分解を前提とする商品を売るとは思えないので、ユーザ側もちゃんと法人を立てて販売を請け負うようにしなければなるまい。それも、日本だけでなく世界に売れる法人がいい。国内だけでは数をさばけないのは目に見えてるからね。

というわけで、おれは「ユーザの声を代弁してくれる企業を探して、Handspring社に生産してもらう」という提案をする。不可能ではない、と思う。でも、Project Geminiは乗らないよ、赤字が解消するまで冒険しないと決めてるから(笑)。問題は、どれだけのユーザの声が集まるかだろう。昔のPalmはけっこう高かったので、けっこう「濃い」人が使っていたからああいう製品(クリアカラーケース)がかなり売れたけど、コンシューマを対象にして安く、その上もともとクリアカラーを採用しているVisorユーザに、着せ替えを希望する人がどれほどいるか。Visor-Valleyのアンケートで得票数がたった150程度じゃなぁ。Geminiですらアンケート時にはすぐにこの10倍くらい集まったからねぇ。


2000-11-09(木) [長年日記]

OmniRemote

OmniRemoteの件で、代理店(?)のMDSにメールで聞いてみた。まず、OmniRemoteでいわゆる「ビーム」はできない。Palm社会で「ビーム」と言えば普通は名刺やアプリを送り合う行為を指すから、Web上の記述は明らかに誤解を招く書き方だ。表現を見直してくれるようだが、こっちにも書いておく。間違って買わないように(←ひさびさの人柱モード[泣])。それから色が違う(!)件は、MDSの方も知らされていなかったようで、開発元にどうなってるのか打診中だそうだ。って、打診中に売るなよ(笑)。交渉結果次第では交換してくれそうな気配。まぁ、Platinumにはグラファイトでもアイスでもどっちも合う(どっちも合わない?)から、いいけどね。

Palm Desktop日本語パッチ

我らがhoukou様が、Palm Desktop 3.1の日本語表示パッチをリリースして下さりました。わーいわーい。Platinum(たぶんPrismも)付属のものか、Handspringが公開している最新の3.1英語版にあてるもの。英語版のPalm機は、日本語版と違ってAddressに「よみ」がないので、日本語版Desktopを使ってると本体と微妙にズレが生まれてしまう。というわけで、英語版ユーザはDesktopも英語で行くのがスジってものである。というわけでパッチはDancin' on the Palmから。あ、もちろんWindows版。

Visor Platinum

さて、今日はソフト面からPlatinumを強化。まずはアプリケーションのランチャーに、Launcher III。タブつきページで種類を切り替えられる。それから、反転して見ずらいバックライトをなんとかしてくれるGreenLight Hack。バックライト点灯時には液晶の表示自体を反転してくれるものだ。本質的じゃないけど、しょうがない。古いPalmのバックライトは、明るくても暗くても支障なかったんだけど、最近のPalmはバックライトを付けると本当に暗くないとかえって見ずらいのだ。明らかな改悪なのになぁ、これ。さらに、赤外線窓が横に憑いているVisorで、ザウルスのごとく横型にして使うためのFlip Hackを導入。同梱されてたFlip Right/Left DAやFlip Grrafiti Hackも導入。通信するようになったら便利だろう。DAを入れたので、それ系のLauncherも欲しい。これはButtonDA HackとLDAの組み合わせで。今までこの手のハードボタンでアプリ切り替えの目的にはApp Hackを使ってきたんだけど、こっちに乗り換え。以上、すべてフリーソフト。いつものMuchy'sから。

FIVA

こんどはCASIOがCrusoe機だって。LOOX発売直前にリリースを出すとは、明らかな牽制だな(笑)。100BASE-T内蔵は正義だなー。こりゃそそるわ。問題はLinuxが(以下略)。現FIVAでLinuxが動いてるし、ひょっとしたらって気にはなるけど、どうかな。けっこうふつーのサブノートになっちゃったようにも見えるし。でも大容量バッテリでこの時間は短くないか? おれが今使ってるLet's Note miniも、大容量バッテリで8時間はもつぞ。うーん。

VMware

VMware 2.0.3を入れた。sudo rpm -Uvh src/rpm/RPMS/i386/VMware-2.0.3-799.i386.rpしたあと、configをやりなおすだけ。たしかにマウスの反応はよくなってる。ぬるぬる動く感じがずいぶん減った。でもクリップボード連携は相変わらずイマイチ。うまくいくこともあれば、うまくいかない時もある。どういう時にうまくいくのかまったくわからず。


2000-11-10(金) [長年日記]

Visor Platinum

暇さえあればPlatinumをいじっているので、電池がもう60%だ。まぁ、最初はHotSyncも多いし、えてして1、2週間で交換になるものなんだが。

さて、そろそろ通信手法を確立しようと、ICカード電話にチャレンジ。以前の環境は、PalmPilot + Pilot Modemをグレ電で使うというものだった。ここで活躍したのがNTTのクレジット通話。公衆電話の料金を自宅の固定電話につけてくれるサービスで、普通は専用のテレカを使うんだけど、IDと暗証番号を入れれば手動でも使える。そこでPalmからダイヤルするときに電話番号の前にこれらを挿入しておくと、カードなしで公衆電話が使えるのだ。モデムから電話にケーブルを差してPalmをタップするだけで通信開始。カードの残数も気にしなくていいから、実によかった。

Visorでもこれを活用したい。モデム抜きの赤外線で。世の中には赤目グレ電なるものがあるらしいけど近所には見当たらない。ICカード電話を使うしかないようだ。試しにカードを入れずに受話器を上げて、121(クレジット通話開始の番号)をダイヤル。使えるようだ。Visorを電話機の赤外線窓に近づけて、グレ電の時と同じ手順でダイヤル。電話機は反応している……が、エラーで停止。「番号が長すぎるか、不正な文字が含まれている」というメッセージが(なぜか)Platinumの画面に出ている。うぅむ。ICカード電話はISDNだから、何か制限があるのだろうか。たしかにクレジット通話を自動ダイヤルさせようと思うと20桁ではすまない番号になるし、各シーケンスの間にウェイトを入れるために「,,,,,」なんて文字列を何カ所かに入れてある。どっちが原因かわからないが、どうもクレジット通話を使った通信はダメみたいな気配。追試をしようと思ったらICテレカを買ってみないといけないけど、そのためだけに買うのも面倒だなぁ……(モチベーションがズブズブと下がる)。


2000-11-11(土) [長年日記]

Charlie's Angels

見たら絶対に後悔しそうな気がビンビンするけど、どうしても見たい映画ってあるよね。「Charlie's Angels」なんてその筆頭だよな(笑)。TVでやってたのは確か中学生くらいの頃か? わりと夜寝るのが早い方だったおれ的には十分に深夜枠の番組だったあれを、けっこうマメに見ていたような覚えがある。今だったら「ファラ・フォーセット萌え〜」ってなもんだ。似たようなテイストのアメリカTVドラマつーと、「600万ドルの男」とか「バイオニック・ジェミー」とか。関係ないけど、イチローって600万ドルの男より高いんだなぁ。

で、「Charlie's Angels」は「やっぱバカ映画を撮らせたらハリウッドが一番だよな〜(笑)」ってな出来で、後悔はしなかった。「Matrix」が消費されるとあんな感じになるわけだな。飽きるまで再生産されるんだろう。かみさんと「キャメロン・ディアスって、絶対アカデミー賞取れないよね」と意見の一致を見たが(出る映画を選ぶべきである)、特筆すべきはエンジェルたち(の誰か)が使っていたのがVisorだったことだろう。色がイマイチ判別しづらかったけど、撮影時にPlatinumが出ていなかったから、たぶんグラファイトのDeluxe。ちなみに敵役が使っていたのはカラーのWindows for PocketPCというのが象徴的だったような。やっぱモノクロがイカすってことで(笑)。


2000-11-13(月) [長年日記]

Kondara

Kondara Projectのサイト、昨日から落ちてないっすか。一度落ちると長いね、アメリカは(偏見)。

OmniRemote

OmniRemoteでさらにいろいろ遊ぶ。マクロ機能を使ってみたけど、使えるんだか使えないんだか。マクロ内ではカテゴリーの移動ができないので、複数のリモコンに渡るマクロを組もうと思ったら、それらのボタンを一堂に集めた画面を作らないといけない。ビデオのリモコン上で「TV」を押したら、TVの入力を内臓チューナーに切り替えてリモコン自身をTVのものに切り替えたいのに……。

タイマーは使い道を発見。うちのエアコンは少し古いので、タイマーが「xx時間後」という設定しかできない。それが、OmniRemoteを使えば「7:00にOn」して「8:00にOff」なんてことができる。既存のリモコンの置き換えだけじゃなくてグレードアップができる。ちょうどクレードルがエアコンの方を向いて置いてあったので、寝る前に設定してクレードルに置いておいたら、起きたときには部屋が暖かくなっていた。エアコンの下で寝ていた猫は驚いたであろう(笑)。で、いつもと違うところにVisorを置いておいたせいで、出かけるときに持ってくるのを忘れたのであった、というオチ(泣)。腰に揺れる空のケースに気づいた時の虚しさといったらないよ、ホント。おかげでバージョンアップして学習辞書を分離できるようになったPOBoxの入れ換えができない。


2000-11-14(火) [長年日記]

namazu

ゆうべ、ちょっと捜し物があってかなり久しぶりにメールをNamazuで検索したら、どうも日本語が検索できない。そういえば前から日本語をキーにして検索かけてもひっかからなくて、無理やりヒットしそうな英単語で検索していたんだけど、これってちょっと変。「タイヤ」なんて単語が「タ」「イ」「ヤ」とバラバラになっているのは、辞書がおかしいからに違いない。Namazu自身は辞書なんて持っていなくて、こういう仕事はKakasiがやるはず。そう思って調べていたら、「辞書は大きいので別途配布される」なんて記述を見つけて背中に冷たいものが。恐る恐るKondara-ZooのCDを見てみると、kakasi-dict-2.3.2-1k1.i586.rpmなんてファイルがっ(笑)。おれってバカ? 英語専用の検索システムで懸命に日本語を探していたのか(泣)。はまったぜ。

さっそくこの辞書を入れて、インデックスを作り直し。なるほど、日本語処理のためか、遅いような気がする。メールもずいぶん溜っているし、マシンも遅いので、時間がかかりそう。mknmzをしかけてそのまま寝る。朝、試してみたらちゃんと「タイヤ」が「タイヤ」になってる。よかったよかった。またひとつ、間抜けを克服したよ。まったくもー。

PalmOS 3.5.2H

Platinumを買ったGetNewPCから、Palm OS3.5.2Hのアップデートが出てるよーってメールがきた。こういうアフターサポートはいいやね。「新製品が出たよ〜。それもあんたが持ってるのより性能が上で安いよ〜」なんてメールを送ってくるどっかのショップは嫌い(笑)。さっそく入れ換え。もっとも、PrismのGraffiti問題とか(Platinumは問題ないのである)、Modem HotSync問題とか、おれとは関係ないfixばかりだが。でもこっそり他にも直ってるかも知れないし。

ICカード電話

会社帰りに、ICカード電話での通信に挑戦。あらかじめ(あきらめて)ICカードテレカは買っておいた。ICカードっていうから、クレジットカードみたいな厚いプラスチックのを想像してたけど、ほとんど従来のテレカと変わらないのな。たいしたもんだ。Palmscape(Webブラウザ)とPalmscape Mail(MUA)のFree版というのが出たばっかりなので、例によってmuchy.comからGETしておいた。Platinumの設定は、Preferenceから、

  1. Connectionにひとつ設定を起こす。名前はIrTAとでもしておく。内容はConnection Methodに「IrCOMM to Modem」、Dialingに「TouchTone」、Volumeは「Low」にでも。「Details」のInit Stringに「ATS100=1」を指定しておくのがミソらしい。Detailsの他の項目は、Speedを「57,600bps」とFlow Controlを「On」。この新しい設定「IrTA」を選択してアクティブにしておくこと。
  2. Networkに、接続するISPの設定を追加。ICカード電話はISDNなので、接続先はISDN対応アクセスポイントでなければならない。User NameやPassword、電話番号などを適切に設定。Connectionには「Current」を指定しておけば、さっき作ったIrTAを使ってくれる。

あとは電話機にカードを入れて、データ通信ボタンを押す。けっこうすぐにタイムアウトしやがるので、Visorの赤外線窓を電話に向けて、接続直前のダイアログが出ている状態にしてから押した方がいい。この時、こないだ入れたFlipHackで画面を90度回転させておくと、Visorを横向きに持っても不自然でなくなるので良い。あとはVisorから接続すればつながる。極めて簡単。Palmscapeは出てすぐ、テストの時にPalmPilot + pilot modemで使っていたけど、最近のはすっごく進歩していてびっくりだ。画像が驚くほど鮮明。安定してるし。メールはまだ試してないけど、単一アカウントでよければ十分使いやすそう。緊急用の通信環境としてちょっと整備しておけば、少なくとも国内では不自由しなさそうだ。


2000-11-15(水) [長年日記]

Mach君

あらー。「toor君」は落選かぁ。って、ハガキ出すのかんっぺきに忘れてましたな(笑)。まぁいいや。「Mach君」と呼びながら、心の中で「toor君」とつぶやくことにしよう。けっこう悪くないしね >Mach君。でもこれって、KondaraのKernelがMachだと勘違いされないか(笑)。

Visorでメール

出張の移動中に、メールマガジンでも読もうと思って、Platinum用のメールアカウントに何通か転送してみた。それをICカード電話で受信。メーラーにはPalmscapeMailを使用。無事に受信できたようなので、よっしゃと思って読んでいったら、[1/6 continue]なんて表示を出して途中でブチ切れてた。あう。自前のDBじゃなくて、ビルトインのMailDB使ってるのか。あれは8KB制限があるからメルマガみたいな長いメールには無力なんだってば〜。「continue」なんて書いてあるから別のところに続きがあるのかと思ったらないし。とほほ、やっぱPOPJにしないとダメか。POPJは長いメールを分割して受信してくれるのだ……って、以前おれが要望してつけてもらったんだけど。もしくは、転送時に8KB単位に切って送るなんて手もあるけど。

POPJはたしか有料になってから使ってないんだっけ? 1000円か。でも、そこまでしてPlatinumでメールを読みたいか、というとそんなことはないんだよな。メルマガ読むためなら、受信と同時にDOCファイルに変換して自動的にHotSyncなんて技を使えないこともないし。それならRubyでいくらでもフィルタが書ける。うん。そっちの方がいいかも……。

それにしても、結局Palm業界にはオープンソースが根付かなかったなー。最近はフリーソフトもだいぶ増えてきたけど、一時は出るソフトみんなシェアウェアだった時期があったし。フリーソフトつっても、ソースは非公開の「無料」ソフトばっかりだし。オープンソースが普及しなかった理由は簡単で、移植の必要性がなかったからだ。UNIXが基本的にオープンソースなのはいろんなアーキテクチャがあるからで、WindowsやMacやPalmにオープンソースが根付かなかったのはバイナリ配布でもなんの支障もないからだ。もう一つ、オープンソース推進役のカリスマが欠けていた、ってのもあるかな。Palm界のESRみたいな人がいればよかったんだけどね。PalmOS 1.0のSDKには、標準アプリのソースが付属していたらしいから、オープンソースが当たり前になる土壌はあったと思うんだがなぁ。残念なことであるよ。


2000-11-17(金) [長年日記]

Borland

Borland復活だって? 嬉しいねぇ。Turbo Pascal、Turbo C、Borland C++と、まさにおれのプログラマ人生とともに歩んできた会社だからねー。ついでに社長もフィリップ・カーンに戻しちゃえばいいのに(笑)。

Netscape 6

会社のWindowsNTにNetscape 6を入れてみた。MozillaのMilestoneは以前入れてみたことがあるんだけど、さすがに完成度が違ってずいぶん使いやすくなってる。キーボードもなんとか使えるし。テーマがカッコイイので、4.76から乗り換えを決意。当面、ここから落としたOrbitテーマで行こう。ついでにSidebarのカスタマイズもちょっと試してみる。最近はすっかりbookmark代わりになってるアンテナを、Sidebarに埋めてしまおう。ここを参考にして、RDFファイル直いじり方式でやってみたらわりとすんなり。あとで時間を見て、ワンクリックで入れられるようにしよう。図に乗ってSidebarにちょうどいいサイズになるようにフォーマットまで変えてしまった(^^;

Linux版のRPMはいつKondaraに入るかなー。って、どのディレクトリを監視してればいいんでしょ!? Jiraiにはmozilla-5.0ってのはあるけど。でも、ポリシー的にはMozillaを使うのがKondara流なんだろか。

Visorでメール

さて、たいして用もないのに、Visor Platinumでメールをちゃんと読むための模索は続く。

とりあえず、ImpressのWatchシリーズのメールを電車の中で読むために、Palmのメール8KBの制限を緩和する。早い話が、届いたら8KBずつに分割して専用のメールアカウントに送り直すリメイラーを書けばいいわけだ。ついでに広告を落とせば通信費も下がろうというもの。きしししし。この辺はRubyで軽く書ける(splitmailとする)。家は常時接続ではないので、会社の方に仕込む。例によって汎用化する必要はないので、メールアドレスも埋め込みだ(ちょー手抜きー)。

#!/usr/bin/ruby -Ke
require 'net/smtp'
include Net
require 'nkf'
include NKF
 
def sendmail( smtp, head, subject, count, to_addr, body )
   text = "#{head}#{subject}(#{format '%02d', count})\n"
   text += "Errors-To: sho@hoge.co.jp\n"
   text += "To: #{to_addr}\n"
   text += "\n"
   text += "#{body}\n\n"
   smtp.send_mail( nkf( '-j', text ), 'sho@hoge.co.jp', to_addr )
end
 
to_addr = ARGV.shift
orig_head = ARGF.gets( "\n\n" )
 
head = ""
subject = ""
orig_head.scan( /((Subject|Content-Type|Date|From): .*?\n)/m ) do |pat|
   if pat[1] == 'Subject' then
      subject = pat[0].chomp
   else
      head += pat[0]
   end
end
 
smtp = SMTP.start( 'smtp.ai.cs.fujitsu.co.jp' )
count = 0
body = ""
pr = false
while line = ARGF.gets
   if /^----☆PR☆----/ =~ nkf( '-e', line ) then
      pr = true
      next
   end
   if pr then
      pr = false if /----☆PR☆----$/ =~ nkf( '-e', line )
      next
   end
   body += line
   if body.size > 7000 then
      sendmail( smtp, head, subject, count += 1,
            to_addr, body + "\n[continue to #{count+1}]\n" )
      body = ""
   end
end
sendmail( smtp, head, subject, count += 1, to_addr, body ) if body.size != 0
smtp.finish

procmailで選別して、フィルタとしてこいつを起動。しかしなんだ、この手のツールはいくつも書いてるけど、ヘッダの解析方法が毎回違うぞ。いいのか、こんなことで。ちなみに今回は、最近やっと使い方を理解したString#scanを使ったのであった。いや、便利なのはわかってたんだけどね。なんか直感的じゃなくて、なかなか使えなかったのだ。

試しに今日のメールを転送して、PalmscapeMailで受信させる。よしよし、全部受信できてるぞ。ただ、Subjectでソートしやすいように、分割するごとにわざわざ通し番号をSubjectのお尻につけるようにしたにも関わらず、PalmscapeMailやPalmOS標準メールはどうもまともにソートができないようで、順番がバラバラ。splitmailは分割したメールをほぼ同時期にSMTPサーバーに投げるから、到着時刻が順番通りになるとは限らない。もうちょっと賢いメーラーを探さなくては。

ってんで見つけたのはThumbMail。ハードウェアキーだけでメールを選んで読んだり削除したりができる、まさに電車の中で立ったままメールを読みたい人にはうってつけのメールリーダー(送受信機能なし)。これはソートが完璧に動いてる。最初から英語モードで書かれているのも好感。Palmscapeシリーズの何が困るって、半角カナを使いまくっているせいで化けるんだよ、全部。というわけでThumbMail、これはいいです。オススメ。送受信をPalmscapeMailでやって、読み書きはThumbMailでやろう。

それにしても、通信するとあっと言う間に電池が減る。これは充電池を使い回す運用にした方がいいかなー。うーむ。


2000-11-20(月) [長年日記]

ASIMO

うっひゃーっ。どうする、どうする? って、思わず値段を探しちゃったよ(笑)。いやー、かわいすぎ。まるで人間の子供。つーか、フォームファクタがまるっきりアトム。泣ける。名前の由来はアシモフ博士だろうか。だったらさらに泣ける。P2、P3は燃えたけど、こっちは萌えるね。いきなりこのサイズだもんなー。43kgつったら、うちのかみさんとたいして変わらん。がんばれば抱いて歩けるじゃん。って、ロボットを抱いて歩いてどーする。ああ、興奮して何書いてんだかわかんねー。

家に帰って、ニュースチェック。が、国会が荒れててなにも流れず。史上最バカ総理の不信任案なんてどーでもいいからさぁ(一番バカなのは自民に投票した愚民どもなんだし)、ASIMOちゃんのニュースやってよぅ。……で、やっとWBSで流れる。ビデオに撮る。繰り返し見る(笑)。いやー、腰関節はやめて股関節を柔軟にしたようですな。すげぇ人間っぽい動き。手も五本指になってるし。いやぁ、マジ欲しいわ、これ。夢に出そう。


2000-11-21(火) [長年日記]

SDR-3X

こんどはSONYだよ。なんだよ、立て続けに。でもこのデザインは萌えぬ。やっぱおれ、SONYとは一生お友達になれないような気がする(笑)。フィーリングが合わないんだよなぁ。ちなみに最近、この手の小型二足歩行ロボットはあちこちで製作されていて、実はASIMOクラスのものを作るよりもずいぶん楽らしい。というわけで、あのサイズのロボットにはいちいち驚いていてはいけないのである。もっとも、自分じゃ逆立ちしたって作れやせんけど(笑)。

このスケールでカッコイイのはやっぱ、青山大学のMkシリーズである。なぜかWeb上で写真を見たことがないんだけど。うちにはポスターがあるもんね。こっちは燃えるよ。「萌える」じゃなくて「燃える」。

ASIMO

というわけで(?)、今日はASIMOの写真やらムービーを集めるのに没頭。もちろん壁紙はASIMOに交換だ。うひひ。


2000-11-22(水) [長年日記]

ヤギ本

「Rubyデスクトップリファレンス」をGET。新横浜の文教堂は残部僅少って感じでした。ruby-listで厚さが21cmもあるとか意図的なガセネタ(笑)が流れていたのでどんなにデカい本かと思ってオライリーのでっかい本の棚を一所懸命探してしまった。そうか、デスクトップリファレンスって、小さい版型だったのねん。さて、まつもとさんには気の毒だが、この本の愛称はやはり「ヤギ本」になると思う。どう見てもヒツジには見えないよねぇ……。まぁ、Perlに敢然と立ち向かう感じがしていいけど、このヤギさん。

デスクトップというよりはポケットサイズなので、気軽に持ち歩けるのがいいね。いらなくなったpilotモデムの代わりにバッグに忍ばせておくかな。内容的には、文法はだいたい覚えたけど、標準ライブラリの使い方はまだ暗記してない……って人にはオススメ。一方、文法はまだ怪しいって人は、原さんのハチドリ本がいいでしょう。両方あるとさらにいいのは言うまでもない:-)

Tags: book

2000-11-23(木) [長年日記]

mozilla

Windows版のNetscape 6がいい感じなのでLinuxでも使いたいと思い、まずはmozillaかな、と。KondaraのJiraiにM18が入っているので、mozilla-5.0.18-1k.nosrc.rpmmozilla-source-M18.tar.bz2を持ってきてビルド。

最初のautoconfで、libIDLがないと言われる。でも、SushiのCDにもJiraiにもそんな名前のパッケージがない。困ったなぁ……と思ってNetで探したら、libIDL-0.6.5ってのを発見。SRPMもあるし、これを突っ込んでみる。mozillaのビルドに必要って書いてあったし。で、再ビルドしてみたら、同じところで止まる。けどメッセージがちょっと変わって「libIDL-configは0.6.5なのに、libIDLは0.6.8やんけ、ボケ(意訳)」だと。妙に思って探してみると、/usr/libにはlibIDL-0.6.so.0.4.1libIDL-0.6.so.0.4.4が。さっき入れたのが0.4.1の方だ。つまり、すでに0.4.4というのを入れた犯人がいるはず。で、locate libIDLしてみたらORBit-0.5.1というパッケージがそれだと判明。なんだよぅ、こんな名前じゃ予想つかんぜ。しかもこいつは、Gnomeが(おそらくCORBA関係で)使っているのでおいそれと入れ替えられない。libIDL-configってのがいるんだよなぁ……あそっか、これは開発版か。ORBit-develがあるはず……あったあった。これを入れて一件落着。ビルド再開。

次に止まったのは「iostream.hがないよーん」。をいをい、C++コンパイラが入っているのに標準ヘッダが入ってないなんてことがあるんかいっ。autoconfもこれにはだまされたもよう。libstdc++-develのパッケージを入れて再開。今度は進んでいる。しばらくかかりそうだったので、いったんラーメンを食べに外に出る。

帰ってくるとまだビルド中。けっきょく2時間かかってようやく完了。今度はちゃんとできてるみたいだ。mozillamozilla-develができている。さっそくmozillaを入れて実行してみる……が、/usr/lib/mozilla/mozilla-binがないと言う。/usr/bin/mozillaはただのシェルスクリプトなので読んでみると……ふむ。キミが探しているのは/usr/lib/mozilla/binにあるようだが(笑)。スクリプトをいじって、再起動。こんどは、/home/sho/.mozillaに新しいProfileを作ったというメッセージを出したあと、まったくなにも起こらない。メッセージもなにも出ない、完全なハングアップ。うーん。何か出てくれればわかろうと言うものを。やっぱリビルドしたとは言え、Jiraiのパッケージは動かないものが少なくないのかのぅ。しくしく。

Netscape 6

仕方がないので、Netscape 6に挑戦。こっちは楽勝で(でもこれ、まだPR2だよね?)、インストールプログラムをダウンロードして実行すれば、Windows版と同じように必要なモジュールをダウンロードしてきて、インストール完了。こっちは/usr/local/netscape/netscapeが実行モジュール。これを実行すると……おお、画面が出る。4.7用の設定を引き継いで。でも……むちゃくちゃ不安定(泣)。Proxyまわりがおかしいので切ってみると、最初のページは出るようになったけど、リンクをクリックしただけでハングアップするし。コンソールに出ているメッセージを見ると、文字コードの判別を終えたあたりで死んでる模様。ダメだこりゃ。こういう時、単一バイナリのWindowsは問題起こりにくくて楽なのは確かだよなぁ。オープンソースなんだから、もちろんハックすればいいわけだが、mozillaみたいに巨大なアプリのハックを始めたら何ヶ月もかかってしまう(笑)。悪いがそんな暇はないのだ。というわけで今日はここまで。

なんでこんなことを始めたかというとぱぱんださんの日記に触発されて、自分のサイトをXHTML 1.1対応にしようと(←欲張りすぎ)思ったからなんだな。でも見栄えを確認するのにVMware上のNetscape 6を動かしてたら重くてイヤになっちまったので。もちろんIE 5.xあたりでも十分なんだが。もちろん、XHTML 1.1で100点取れるようなページはNetscape 4.7xで表示させるとひどいことになっちまうので、多少は譲歩しないといけないんだけどさ。あー、やっぱLinuxで使うアプリって、ものによってはどうしても半歩遅れになっちゃうんだなぁ。悔しい。もちろん逆もあるわけだけど。Rubyとか。


2000-11-25(土) [長年日記]

ROBODEX2000

ROBODEX2000に行って来た。桜木町のホームから、すでにパシフィコ横浜までアリンコさんの行列ができているのが見えて、「あ、こりゃダメかも」と思う(行列・混雑大嫌い)。唯一の救いはあらかじめLoppiで買っておいた200円お得の前売り券だ。駅の出口ですでに1時間待ちのプラカード。まぁ、1時間ならなんとか。どうやら会場のキャパが圧倒的に不足しているらしいんだけど、これは主催者を責めるわけにはいくまい。ポスターにはP3、TMSUK04とAIBO 2G。これで呼べる客なら確かにこれで十分。会場確保時には、まさか直前にASIMOとSDR-3Xが発表になるとは思ってもみなかったに違いない。

それにしても、客層がバラエティに富んでいる。老若男女とはまさにこのこと。親子連れと2、30代のオタク系男子(おれか)ばかりだと思っていたのに、50代のオバサンが一人で並んでたりするんだもん、驚くぜ。これを不況にからめて「みんな夢を見たがってる」と分析するのはあたりまえすぎか。でも10年以上前の、まだバラ色の未来を語っていたコンピュータ系の展示会に通じる熱さを感じるのはたしか。

行列の最後尾に並んだ時点で11:00のA・SO・BOTデモに間に合わないのは確実になる。次回は14:00のはずだけどどうかなぁ。デモの回数を増やしてくれるといいんだけど……。この人混みに3時間はつらい。それでも30分ほどで入場できた。「1時間待ち」っていうのはチケット購入込みだったようだ。というわけで明日行く人はローソンで前売りを買っておくべし。

ようやく入場するとデモは終盤で、なぜかASIMOじゃなくてP3が手を振っている。慌てて確認したらASIMOのデモは12:00から単独でやるらしい。助かった。その間に展示されている静止状態のASIMOをじっくり鑑賞。マジでかわいいなぁ。やっぱ、手に指が5本つくだけで格段に人間っぽさが増すねー。宇宙服を着た人間の子供だよって言われたら信じるよ。

SDR-3X

11:30からSDR-3Xのデモ。クラシック音楽に合わせてラジオ体操(?)をしていた。構想10年、開発3年と言っていたけど、完成度が高すぎる。調べてみると早稲田大学の協力を得ているらしい。なるほど、どこかで見たことのある股関節の動きだなぁと思っていたけど、WABOTだったか。この種の歩行は、足を踏み出す時に倒れないように反対側に上体を傾けるのが特徴。前から見ると股関節のあたりで「く」の字に折れ曲がっている。これは(誤解を恐れずに言えば)静歩行がちょっと進歩したような動歩行だ。人間はこんな歩き方をしない。だからSDRの歩く姿は、人間がロボットを真似する時のようにぎこちない。歩幅も狭いし。極端な話、これならMindStormsでも真似できる。

一方ASIMOのi-Walkは、倒れそうになったらその方向に積極的に重心を移して、足を振り出すような動作をする。だから腰に関節がなくても動きが自然で、歩幅も大きくでき、すごく人間っぽく見える。SDRの「機械臭さ」とASIMOの「人間臭さ」の差異の裏にはこういう理屈がある。……と思う。ただの想像だよ、だって専門家じゃねーもん(笑)。もちろん、SDRにも優れたところはあって、アクチュエーターのスピードは目を見張るモノがある。関節の稼働範囲の広さなんかもなかなかすごい。自分の力で床に座って、開脚前屈とかするし。転んでも自分で起き上がれるらしい。これができるヒューマノイドロボットは世界初じゃないだろうか。やるな、SONY。

ASIMO

12:00からお待ちかね、ASIMOちゃんショー。もう「かわいー♪」としか言えません。女子高生並みのボキャブラリーに転落する。P3を見たときは「科学技術の勝利だぜ!!」というアツい思いでいっぱいになったけど、ASIMOはほんと、ただただカワイイ。心がアツくなるのは同じだけど。涙で前が見えなくならないように、グッと奥歯を噛みしめつつ、網膜にその姿を焼きつけるのであった。写真に撮ってるようなヤツは真剣味が足らんっ(笑)。ステージ前列には例によってお子様スペースがあって、小さい子供たちがすし詰め。そうそう。子供にこれを見せるのは親の義務だ。子供の頃にこれを見てたら、ぜったいロボット研究者になってるよ、おれ。

目的のものは見たので、あとは会場をぐるっとまわる。NHKあたりのロボット番組でおなじみの大学ロボットたちが一堂に会していて、これもなかなか見られるものではない。特定分野を突き詰めて研究していて、カッコは悪いが興味深い。基礎研究はこうあるべし。民学共同の展示会というのは技術が成熟していない証拠みたいなものだ。楽しい時代に生きられて嬉しい。動いてるところを見たかったけど時間がなくて断念したのが、TMSUK T-5。フォークの代わりに腕が付いたフォークリフトくらいの大型ロボットだ。これが進化したらパトレイバーの世界も夢じゃない。いいよなぁ、働く大型ロボット……。でも赤く塗ったらガンタンク(のガン抜き)だよ、これ。SONY以外はどこも白く塗ってるのは、やっぱ白物家電を目指してるからか!?


2000-11-26(日) [長年日記]

「今年はレイソルが来る!」……って年頭に予言したんだけどなぁ。惜しかった……。

TMSUK04

最近ロボットネタばっかりだけど、今日は『鉄腕!DASH!!』でTMSUK04を使った実験をやっていた。ええなー、おれもTMSUKの操縦してぇ〜。遠隔操作だと、あんなことや、こんなこともできるよねー(もわもわ〜ん)。しかし、ああいうロボットが悪の手に渡ると恐ろしいことになるであろう。実際、P3では、こんな恐ろしいことがあったようだし(違)。

Todo

いろいろやりたいことがあるんだけど、仕事が忙しいのと、風邪ぎみなのでなかなかできない。Todoリスト→(1) Visorの充電池化。こないだ赤外線で2分程度通信したら、50%あった残りが20%まで一気に低下。こりゃたまりません。(2) Netscape 6に再挑戦。なんか動いている人はいるらしいので(メールいただきました)、もっぺんトライするだ。(3) たまってる本を読む。10冊くらい積んであるし。とほほ。なんか急に忙しくなっちゃったからなぁ、最近。


2000-11-30(木) [長年日記]

Aptivaの新しいCM、面白いけど元ネタがわかる人はどれくらいいるんだろう……。あれって、NHKのサッカー特番見てないとわかんないよねぇ。

NiMH電池

さて。実は今日いっぱいでうちの会社はおしまいである。つーても、兄弟会社と合併するだけなんだけど。おかげで忙しいのなんの。昨日は久しぶりにヨドバシのあいている時間に帰ってこれたので、単四のNiMH電池(SANYO)と充電器(Fujitsu)を買ってきた。Visor Platinumでメールマガジンを読むようになってから、1〜2週間で電池交換になるのでたまらんのだ。環境うんぬん言う前に、財布に悪い(笑)。しかし、デジカメ(SANYO DSC-X110)とRio300もNiMH(単三)を使っているせいで、これで充電器が3個目だ。最初はデジカメ付属の超低速充電器で、遅くてたまらんので単三専用の高速充電器を買ったんだけど、こんどのは単三と単四が合わせて4本充電できるヤツ。余った充電器だけオークションに出すか……って、こんなもん、手間なだけだよなぁ。

4本買ってきたので、充電に2時間くらい。電池を入れ換えて、Memo Padあたりでショートカット+「.」+「7」を3回入力すると、画面には[NiCd]、[Rechargeable Alkaline]、[NiMH]と表示が出て電池モードが切り替わる。これをやっておかないと、電池交換の警告が変なタイミングで出るようになってしまうのだ。ちなみに[NiMH]が出るのはPalmOS 3.5かららしい。電圧も100%になってるのを確認。

今朝のメール取得(8KBが16通)で、93%まで下がった。アルカリ電池では10〜20ポイント下がることも珍しくなかったので(その後ほっとくと回復するんだが)、さすがNiMH、電圧降下が少ない。怖いのはNiMHは急に電圧が落ちることなので、警告が出たらすぐに交換しないといけない。まぁ、予備電池は常に持ち歩いてるから大丈夫だと思うけど、なくても単四電池はそのへんでいくらでも買えるってことが重要なのだ。内蔵充電池式のPrismやCLIE、IIIcとはわけがちがう。この安心感。

京都

あ、Ruby/Perl Conferenceがもう始まってたのかぁ(にもかかわらず、ruby-listにはちゃんとまつもとさんのメールが入っているのでリアリティがない[笑])。いいなぁ、京都。さすがにこの忙しいときに(しかも自腹で)京都なんて行けねーよなぁ。しくしく。そういえば、2003年のROBODEXは4月7日(アトムの誕生日)開催だそうで。その頃ASIMOがどうなってるのか楽しみだわい。って、Rubyとなんの関係もない。ただのイベントつながりネタなのであった。


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