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ただのにっき


2000-10-10(火) [長年日記]

ひさびさ

なんだ、やっぱり10月10日は晴れてんじゃん。やっぱ、休日は動かさない方がよかったんじゃないのー?

先週はずーーーーーっと研修で、東京まで通っていたのだ。フレックス非適用(だから早朝から)、しかも問答無用で残業時間まで食い込むから、キツいのなんの。泊りになるともっと遅くまでやるなんて話もあるから、いいんだか悪いんだか。そんなわけで連休は温泉に行ったりなんだかんだとストレス発散をしておったのじゃ。というわけで、ひさびさに日記再開。

procmail

休み中にやったこと。まず、メールの振り分けをNetscapeからprocmailに変更。従来、メーリングリストのメールをNamazuで検索するためのディレクトリに整理するためだけに使っていたprocmailに、日常的に読むための振り分け設定を追加する。当初、別々のprocmailrcを使おうと思っていたけど、振り分け条件を二度も書くのは面倒なので、ひとつにまとめることにしてしまった。たとえばKondara-users.jaメーリングリストならこんな感じ。

:0
* ^Subject: +\[Kondara-users.ja:
{
	:0 c
	| dispatch Kondara-users
	:0
	$MAILDIR/.Software.Kondara-users/
}

 ちなみにうちはqmail+CourierのMaildir環境なので、振り分け先のディレクトリ名のお尻に「/」をつける。これでNamazu送りとMaildirへの振り分けが同時に完了。そういえば、そのKondara MLでCyrusのIMAPサーバーもMaildir対応だとかそうじゃないとか、情報が錯綜していたので調べなきゃ。もし本当にMaildir対応なら、Courierみたいに苦労させられるサーバーとはおさらばしたいし。……というわけで調査中……。あかん。CyrusがMaildirをサポートしてるという記述はまったく発見できない。つーか、独自のmailbox形式を使って極めてセキュアに運用できますってのがウリみたいだし、Maildirをサポートしているわけがないな、こりゃ。こんなページがあるってことは、Maildirを使う方法はないと見てよかろう。なんだ、期待して損しちゃったよ。完全にCyrusに依存する気にならない限り、乗り換えはなしだな。

Becky!

メールクライアントはVMware上のBecky!に移行。IMAPのおかげで乗り換えはきわめてスムーズ。しかし、けっきょくWindowsに頼ってしまう自分が悲しい。別にWindowsが使いたいわけじゃないもん。Becky!が使いたいだけだもんっ。……そういえば、VMwareもちゃんと買わないとなー。ただ、カット&ペーストがうまくいかないのが悩みの種なんだが。これじゃ、メール中に書いてあるURLをLinux上のブラウザに持ってくれないじゃん。ちゃんとVMware toolsも入れて、Copy & Pasteを使える設定にしてるんだが……。まぁ、その他の面では特に不満はないけどなぁ。


2000-10-11(水) [長年日記]

通信用語の基礎知識

通信用語の基礎知識FreePWING版というのを見つけたので、外字なしバイナリパッケージをもらってきて入れた。ndtpを使った検索CGIがあるので、展開して、/etc/ndtpd.confに新しいbookを追加するだけ。うーん、これもなかなか便利でよろしい。

ユニバーサルデザイン

今日は他に、なにもなかったなぁ。せっかくだからお約束の仮想敵批判でもしておくか(笑)。SONYにユーザビリティなんて語る資格ないっしょ。まったくもー。バリアフリーやユニバーサルデザインが聞いて呆れるわい。


2000-10-12(木) [長年日記]

サンマ

かみさんの実家(釧路)から、生サンマが21匹も送られてきて大変に困る。いや、嬉しいんだけど、なんで21匹も。とりあえず両隣に強制おすそ分け。それでもかなり手元に残るので、ほとんどはピチットにくるんで冷凍庫へ。もったいないけど。これがまたちょうどいいタイミングで親父の実家からすだちが箱ごと送られてきているので、この秋はサンマにゃ不自由しなくなったな。なんか今年は高いみたいだし。

それにしてもなんで21匹なのか。7人家族が毎食たべると1日で完食。3人家族で毎晩食べたら1週間(飽きるって)。うーむ。義母によればこれが最小の箱らしいんだが。まぁいいか。今日はサンマの相手ですべてが終わった……と思ったら、VMware上のWindows 98がハングったぁ。どこに載せても死ぬんだなぁ、やっぱ >98


2000-10-13(金) [長年日記]

サイアス廃刊

仕事しないでふらふらしてたら、こんな話が。うーむ、ぜんぜん知らなかった。アンテナ低すぎだ >おれ

科学朝日は学生の頃に1、2回買ったことがある程度けど(おれは怪しげなOMNI派だったので[笑])、ああいう地味で固めの雑誌は存在自体が重要だと思ってもいたので残念だ。日経新聞の前は朝日新聞を取ってたんだけど(かみさんが朝日嫌いなので乗り換え)、科学面の充実が魅力だった。科学朝日も同じ人たちが作ってたんだろう(か?)。Net上には立花隆は甘いとか、赤字なら潰れてとーぜん、みたいな論調も見受けられるけど、それもなんかなぁ。

今の科学教育の低調ぶりは親の世代が科学に興味をなくしたせいなので(たぶん)、親抜きで科学に興味を持った貴重な子供たちを育てる場として、上から下までバランスよく雑誌が出ている状況があって欲しいと思う。サイアスがつぶれてしまうと、ニュートンの上がなくてステップアップができないという悲しい状況になってしまう。本気で科学技術立国したいなら、今は赤字でも残しておくべきだったと思いますよ、朝日さん。ま、定期購読もしてなかったヤツが文句言うなっつーのは正論なのでこれ以上は何も言いまへんが。日経サイエンスでも取るかな。

OMNIで思い出したが、おれはあそこがまだ面白かった頃に始めた5ヶ年計画のコンテストの第1回優勝者なのだ。

毎年違ったテーマで5回、いろんなコンテストをやって、5人の優勝者の中から1人を宇宙旅行に招待するという太っ腹企画。第1回のテーマは小説だった。小松左京に誉められたのが人生最大の勲章かも(今となっては読み返すのも恥ずかしいけど)。もっともその時想定していた個人向け宇宙旅行会社はもうないような気がする……2001年に単段式ロケットで個人向け宇宙旅行なんて無茶な計画だったよなぁ。

そのOMNI、編集長が糸川英夫に変わったらコンテスト自体がなかったことにされてしまって、雑誌自体もどんどん面白くなくなって、あげくの果てに廃刊だ。というわけで糸川英夫にはひとかたならぬ恨みを持っているのであった。いくらロケットが好きでも糸川だけは許さぬ。つーわけで、おれはまだおたくの金で宇宙旅行に行かせてもらう権利を持ってると認識してますので(笑) >旺文社


2000-10-16(月) [長年日記]

週末は風邪を引いて、ずっとだらだら。カブMLのサーバーを勤務先からCyber Trading社が提供している有料サービスに移行したのが唯一の作業か。

社内ネットワークの私的利用

社内ネットワークの私的利用については、以前から基本的に禁止されていたんだけど、アダルトサイトへのアクセス以外は黙認状態だった。それが先月、急に社外発信メールの全面保存を始めるなんて言い出すもんだから、慌てたのなんの。たぶん社内でこっそり運用されていたMLのオーナーはみんなパニックに陥ったであろう(笑)。おそらく、メールを使ってバカなこと(怪しい商品のやみ取引とか)をしていた社員がばれたかなんかしたんだろうな。この会社、なにかコトが起きると過剰に反応するタチだから。そんなわけで、明らかに個人的な趣味で購読していたMLの配送先を自宅に変更したり、.forwardを書き換えたりして、いろいろ苦労の2週間だったのだ。

最近、こういう締めつけをする企業って増えてるみたいだよねぇ。アメリカの真似みたいだけど。まぁ、会社の資源を私的に利用するのはよろしくない、というのは深く考えなければ正しい理屈に見える。でも、Internetみたいな「偏在しないことが存在意義」のネットワークを、厳密に公私に分けるのは実は不可能なんじゃないかとおれは思うのだが。固定電話や郵便じゃあるまいし、公の中に私が、私の中に公が侵入してくるのが当たり前のメディアで、こういう規制をするのは無理がありゃしないか。うちの会社は以前、(個人の)携帯電話の社内での利用を禁止したことがある。まだ誰もが携帯を持ってるわけではない頃の話だ。今じゃそんな規制はなしくずしで、誰もが社内で使っている。部長クラスが率先して私用電話してるんだからしょうがない。第一、社内にPHSのアンテナがあるんだから、私的利用を推進してるとしか思えない。だって、仕事の電話は各自の席にあるのを使えばいいんだからね。

そもそも逆……つまり、私的資源の公的利用については知らんぷりなのが気に食わん。社外からダイヤルアップで社内ネットワークを利用できるサービスでは、「PCや電話代は個人持ち」という文面が当たり前のように書かれている。にもかかわらず、そのサービスを使わないと仕事にならない時もあるのだ。客先でどうしても社内ネットにある資料が必要になったとき、「会社のために個人の資産は使いません」じゃ通らないわけよ。こんな不公平な話があろうか? もちろんこれが「社会」というものであって、会社が強くて社員が弱いのは常識、というのは百も承知だが、みずから「Internet Company」を名乗る以上、もっと太っ腹であってもヨイと思うのだがね >会社殿 おれはチョット恥ずかしいです。

P3改

夕べのNHKスペシャル、大半を見逃してすげー後悔。HONDA P3の話だったとか。最後の方だけちらっと見たけど、P3改はえらいスマートになってついに80kgだって。これなら一家に一台あってもおっけーだろー。1000万円くらいで売るらしいので、これは買うしか(嘘)。各都道府県、いや市町村に一台ずつ配置して、いつでも会いに行けるようにしてくんないかのぅ。レンタルとかさぁ……(妄想モード)。とりあえず再放送は死んでもチェックだだだっ。

Visor

あと、Visorの新型が発表。これはかみさんが発表会に行っているので、帰ってきたら詳しく聞こう。メールによるとお土産を持ち帰ってくれるらしいし。いひひ。たぶん国内ではATOK付きのカラー機が人気になるだろうけど、おれは断ぜん英語版のモノクロ機が欲しい〜、のだ。はやく手に入れねば……と思いつつ、ちゃんとJ-OSが動くかどうか誰か人柱になってちょー、とも思う(卑怯者)。あぁ、シリアルクレードルも買わないといかんのだよなぁ。Visorはいろいろ面倒だ。けど欲しい……。


2000-10-17(火) [長年日記]

Visor Platinum

かみさんは午前様でタクシー帰りだったので話は聞けず。お土産に、Handspringのデニムシャツをもらう。発表会で全員に配ったらしい。微妙に大きいなぁ。なんでこういうものはすべからくアメリカンサイズなんだろうか。それにしてもPalm Computingと違って、Handspringはこういうところにガンガン金かけるねぇ。同じ人が作った会社とは思えん。Palm文化の変化に応じてるってことなんだとしたら、その柔軟性はたいしたものだ。Visorみやげ話が聞けなかったので、Web上のニュースを拾って歩くが、カラー版の話しかなくてがっくりぼよよん。なんだよ。漢(おとこ)のPDAはモノクロで乾電池っ。だろ?

箱男列車

帰りに乗った電車が、箱男車両でびびったのなんの。電波少年の「箱男」企画で作った幻の楽曲で、山崎ハコと室井滋が歌ってるヤツ。箱かぶった室井滋が野原をふらふらしているポスターで車両が埋め尽くされてるのはかなり怖い。

アジアカップ

やっぱ、柳沢と中田がいない代表はいいチームじゃん(笑)。小野ちん(我が家ではそう呼ばれている)や鬼太郎(北嶋のこと。これも我が家流)も出てるし、大味なことを除けば見ていて楽しい試合であった。って過去形にすんなよ、まだやってんだから。

cdda2wav

少しLinuxなことも書こう。PUFFYのニュー・アルバムを買ってきたので、MP3化しようと思ったら、cdda2mp3が動かない。またかい。今度は、CDのトラック一覧を取るlist_audio_tracksコマンドがなぜかなくなっている。なんじゃそら。たしかこのコマンドはcdda2wavのシンボリックリンクになってるだけだったよなぁ……と思い出して、そのように作ってみたら動いた。もしかして、RPM化するときにリンクを作り忘れた……なんてことだろうか。


2000-10-19(木) [長年日記]

Rubyを256倍使うための本 邪道編(arton)

ひさびさに本屋へ。やっと「Rubyを256倍使うための本[邪道編]」を買う。256倍シリーズは大好き……といいつつ、この前買ったのはなんだっけ? Linux256か? さらにその前はVz256かMifes256、AWK256かも……ぜんぜん買ってねーじゃん。Ruby256は、Win32OLEを使ってCOMをいじり倒そうという本なので、最近興味がどんどんWindowsから離れているおれ的にはそんなにそそるものじゃない。でも仕事で使わなきゃならない場面がないこともないだろうということで買っておく。もっとも、最近はCOMを使ったアプリ自体をめったに使わなくなってるからなぁ。Officeはメールに添付されてるのを開くためだけに使ってるし(社内文書はHTMLで書く)、IEも使ってないし(ふつーw3mでしょ)。

そもそも、Windows 3.1でDDEあたりで遊んだくらいでOLEは複雑すぎて見る気もしなかったので、そっち方面はとんとご無沙汰だったしな。WSHが出た時には、「お、これでやっとスクリプトからCOMが使える」って思ったものだが、使える言語が腐れVBSと中途半端なJScriptだけじゃなぁ……と思ってはいたのだ。Rubyで使えるなら、たしかに(少しは)やる気になるよ。もっとも、いまだにNT4.0とOffice97を使ってるようじゃダメダメだけど(笑)。

本の内容は、たしかにRuby的には邪道な感じだけど、COMで遊ぶ本としてはけっこう正統ではないでしょうか。Windows2000マガジンあたりに連載されていてもおかしくない内容……と思ったらホントにartonさんのRuby記事が載ってるらしいけど。256本と言えば、MifesやVzのマクロでマウスを使えるようにしたり通信ソフトを作ったり、AWKでWebブラウザを作っちゃったりする「こいつら何考えてんだ、あぶねーなー」ってのが「味」なので、この本は256本的にはそんなに危なくないと思ったりもしたのだった。でも、artonさんは偉いと思います。って何がだ。

Tags: book

Lモード

3分10円なんてキーワードがあるってことは、パケット課金じゃないんだな。だったらPCから使った方がいいじゃん。アホくさ。……と思うのはPCユーザだけなのかも知れない。いまだにPCに触ったこともない(最近、やっとFAXが導入された)実家の両親なんかには、けっこういいかも知れん。つーか、頼むからメール受け取れるようになってくれ(泣) >両親

もっとも、やはりテンキーしかないのでは両親がメールを発信できるようになるのははるか遠い未来だろう。生きてるうちには無理かも……。POBoxみたいなIMが搭載されれば多少はマシになるだろうけど(そういえばSONYのなんとかってデバイス[名前失念]に、ついにPOBoxが搭載されたようで。めでたい)。あの劣悪なUIにも関わらずiモードが普及してるのはいまだに信じ難いよなぁ。UIといえばusability.gr.jpをチェックしてるんだけど(もっぱらJakob NielsenのAlertbox目的)、日々追加されるリンクに勘違いしてるのが多い。昨日リンクされたコラムも、PCのサウンドカードを差し替えたらゲームができなくなったというのを例にして、PCはまだまだ家電になれないと主張するおバカぶり。どこの世界にユーザーがサウンドデバイスを入れ換えられるTVがあるんだっつーの。やっぱAlertboxだけ読むことにすっかなぁ。ああ、脱線してるうちに何書いてんだかわからなくなった。

Crusoeなノート

ぱぱんださんの日記を読んで、やっぱCrusoe C1はあかんな、との感を強める。でももし富士通のLOOXのBIOSも似たようなもんだったら、泣けるね。NECのはバッテリーが10時間も持つのはいいけど1.4kgもあるし、日立の1.5kgは論外。月刊アスキーによれば、Crusoe搭載機に関するアンケートでIBMは「ノーコメント」、Panasonicは「予定なし」だそうだ。がっくりだなぁ。もうLOOXしか望みがない。頼むぜ、富士通はそう簡単にレガシー資産を切らないと信じよう。


2000-10-20(金) [長年日記]

HotLink

Ruby HotLinksから監視されていることにいまごろ気づいた。知らなかった……。うわー、じゃあもっとRubyのことを書かなきゃ(笑)。

邪道編

というわけで、Ruby256本読了。この本、まったく拡張ライブラリを書くことなく、OSの奥の奥から、データベースの操作まで、すべてRubyだけで行っている。それで改めて感じたのは、(Rubyのすごさじゃなくて)Windowsのすごさだ。アンチ・マイクロソフトの人の中には、あまりよく知らないのにWindowsはどうしょうもないOSだと思い込んでいる人がけっこういるけど(ある意味正しいけど:-)、実は世界で(商業的に成功している)もっとも尖ったOSはWindowsなのだ。ほとんどあらゆるサービスを、分散オブジェクトして言語に依存せずに操作できるなんて、Linuxには逆立ちしたってできない。時代の先端を進みたいならWindowsでしょ。もちろん、それだけに不安定なこともあるけど、それはKondaraで地雷踏むのとスリルの度合いはたいして変わらないわけで(笑)。結局、Linuxのアドバンテージはオープンソースであることくらいなのだ。もちろんそれこそが重要なのだけれど。でも、すべてのオブジェクトのインターフェイスが公開されていれば、ソースがオープンでなくても色々できてしまうのがWindowsの世界だったりもするわけで。どっちもどっちかも知れない。あとは単に思想的な問題だけだ。


2000-10-21(土) [長年日記]

PUXPO 2000

今日はビッグサイトでWORLD PC EXPO……じゃなくてPUXPO 2000なのである。いや、PC EXPOもちらっと見たけど、こっちがメイン。売れ残りまくっているGeminiのプロモーション活動である。PUXPO中の自作のソフト/ハードをプレゼンする企画で、3分の時間で宣伝をするのだ。2人で掛け合い漫才風の台本まで書いた。わざわざTシャツまで作った。その場でいくらか売れたらいいと思って在庫も持ち込んだ。

PUXPOの盛り上がりはPalm系サイトでいろいろ書かれるだろうから書かないけど、ロブ灰谷が来てたのは驚いたな。で、Geminiのプレゼンは、半徹夜でTシャツを作っていたsuzuneがセリフを全部忘れるという大失態で、肝心の商品説明がぜんぜんできないという事態になってしまった。どうも、シナリオ通りに人前でプレゼンするというのは一般的な能力ではないらしい。

まぁ、ウケは取れたからいっか。人生、ウケれば勝ちだからな。しかし、肝心のGeminiはほんの少ししか売れなかったのであった。やはり、国内のユーザーには行き渡ったと見るべきだろう。あとは海外か。運のいいことに、外国のプレスから詳しい取材を受けたので、その反響に期待だ。頼むぜ、ほんま。

札幌vs平塚

そのあとは、新橋でかみさんと待ち合わせて平塚へ。コンサドーレ札幌のJ1昇格が決まる試合なのだ。相手は湘南ベルマーレなので、負けるという想定はないらしいです、サポーターには(笑)。まぁ、予定通り3-0で快勝し、かみさんの機嫌もよくなったので大変喜ばしいことでありました。岡田監督も間近で見られたし。


2000-10-22(日) [長年日記]

公開技術?

なんだかダラダラ過ごした日曜であった。エグザスに行こうと思ってたのに行かなかったし。NHKスペシャル「世紀を超えて」でLinuxのネタをやっていた。番組中、何度も何度も繰り返された「公開技術」って、もしかして「open source」のことか? 翻訳しちゃうと意味が失われてしまうような気がするのはおれだけ……?


2000-10-25(水) [長年日記]

Visor Platinum

Visor Platinumを注文してしまいました。もちろん英語版。輸入代行してるショップを発見しちゃったのが運の尽きですな。あとは届くのを待つだけ。送料ケチってEMSにしたから、しばらくかかるだろうけど。問題はクレードルがUSBってことだよな。Windows専用機の29号機はスキャナとスマートメディアリーダーで埋まってるし、かといってUSBハブ買う気にはならんし。国内でシリアル・クレードルが出回るようになるまでつなぎかえか……。現行Visorのは色が合わないし。

LOOX

そういえば、さるスジからLOOX上でLinuxがちゃんと動いてるって情報をGET。詳細は書けないけど、Turbo LinuxをベースにKernelを2.4に差し替えたものが動いているらしい。KernelはACPIでなくAPM対応でコンパイルしてるそうなので、C1と違ってAPMをサポートしているのかも知れない。ちょっと期待が高まったね。いちおうボーナスはコイツにあてておこう。


2000-10-26(木) [長年日記]

Rubyプログラミング入門(信一郎, 原) ハチドリ本

Ruby本第3弾(英語モノを入れると第4弾?)になる「Rubyプログラミング入門」(原信一郎・著。オーム社)をGET。立て続けにRuby本が出て、懐が……。最初の本は「バイブル」、次のは「256本(邪道本?)」と呼ばれると思うので、今度のはたぶん「ハチドリ本」と呼ばれるのではなかろうか。「入門」と銘打ってあるので、「あんまり読むところないかなー」と思ってパラパラ見てみたけど、1章の電話番号検索スクリプトは、オブジェクト指向のフシギとヨコロビをかなり上手に網羅していて、オブジェクト指向の教科書としてそのまま使いたいくらい。うーん、さすが。もちろん、こういう書き方ができるのもRubyがあるからこそだろうけど。Javaじゃ、こうはいかないもんな。今、会社の若い後輩にバイブルを貸してあるけど(エバンジェリストしてるのである)、こっちを買わせた方がいいな、これは。

あと、「Hello Worldの博覧会」にはやられました。2個ほど理解できない……eval系は苦手なんだよなぁ。というわけで、2.7あたりまで読了。この先も楽しみ。

Tags: book

2000-10-27(金) [長年日記]

アジアカップ

眠い……。アジアカップは微妙に遅い時間にやるから困る。さすがに昨日は最初の1点が入ったところでビデオ回して寝ちゃったけど。あれからけっこう接戦だったようで。しかし、生まれ変わったかのように強いな、日本代表。柳沢と中田がいないだけでこんなに強くなるとは(まだ言うか)。決勝でトルシエが柳沢を出しませんようにっ。昨日は、その前の韓国vsサウジまで見てしまった。惜しかったなぁ、韓国。ワールドカップ共催国ってことで応援もしてるんだけど、一方でライバルなので「ざまーみろ」って心情もあって複雑。でも、決勝は韓国とやった方が歴史的意義があったよな。そういう意味でも残念だった。

Visor Platinum

トラッキングサービスによると、おれのVisor Platinumは昨日、アメリカを発った模様。国内では誰が届けてくれるんだろう、郵便局かな? わくわく。VisorついでにVisorのMLにも入ってみた。Palm関係のMLは昔っからPalm-ML(旧pilot-ML)にしか入ってなかったのだけど。最近はpalmware-MLとか、各地のUGのMLとか、ずいぶんたくさんできたようで。palmware-MLを作ろうって話が出たとき、情報が分散するから嫌だなぁと思ったんだけど(案の定その通りになったけど)、ユーザーが増えてコミュニティが分散するのは時代の趨勢か。すそ野が拡がるのは決して悪いことじゃないけど、小さな集団になって馴れ合うようになると、情報のS/N比が下がるのがちょっとなぁ。このVisor-Valleyも、有用な情報もあることはあるんだけど、トラフィックの大半がOFF会の相談だし。フィルタリングが大変だ。

この、eGroupsのMLサービスは、通し番号つけてくれなかったり広告がうるさかったりして、日本のMLに合ってないのもちょっと(だいぶ)アレな感じだ。個人的には積極的に使いたくないサービスだな、eGroups。タダならなんでもいいってもんじゃない実例かね。いや、料金とは関係ないか。MorphyOneでもPIMを作ろうってプロジェクトが発生して、そこのMLがeGroupsを使ってるみたいなんだけど、利用規約がタコらしくていろいろもめてたりするし。たしかに利用規約の日本語はめちゃくちゃ。あまりローカライズを真剣に考えてないんだろうなぁ。

Ruby 1.6.1

ふと思い立って(って、ハチドリ本のせいだけど)、常用するRubyを1.6系にすることにする。常用するってことは、RPMで入れねばならないってことだけど、Kondara 1.2のupdateには1.4.6までしか入っていない。Jiraiを探してみるとちゃんと1.6.1が入っているので、これをリビルドすればよかろう。ruby-1.6.1-1k.nosrc.rpmruby-1.6.1.tar.gzを持ってきて、さて、1.4.6の時みたいに、新しいFHS依存の部分を書き換えようと思ってSPECファイルを覗いてみたら、だいぶ様子が変わっている……なんか、ビルドするシステムに応じて動的に変わるようになったような……? やるな、とほほるさん。というわけで、単にリビルドするだけでおっけー。

が、入れようとするとmod_rubyが1.4に依存してるのでダメと言われる。じゃあ、ってんでmod_rubyもリビルドしたけど、どうもコンパイル時に1.4に依存してしまうみたいだ。しかもapache-develも入れろと言ってるし(入れた)。さて、どうしたら……(20秒ほど思案中)……いっぺんmod_rubyを削除して、Ruby 1.6.1を入れてから、mod_rubyをリビルドする?

結局こんな手順でアップデート完了。あ、SRPMは展開しなくてもよかったのか。

  1. rpm -ivh SRPMS/ruby-1.6.1-1k.nosrc.rpm
  2. rpm -bb --target=i586 SPECS/ruby.spec
  3. rpm -e mod_ruby
  4. sudo rpm -Uvh RPMS/i586/ruby-1.6.1-1k.i586.rpm
  5. rpm -ivh SRPMS/mod_ruby-0.1.8-5k.nosrc.rpm
  6. PATH=$PATH:/usr/sbin rpm -bb --target=i586 SPECS/mod_ruby.spec
  7. sudo rpm -ivh RPMS/i586/mod_ruby-0.1.8-5k.i586.rpm

mod_rubyのビルド時にPATHに/usr/sbinを加えてるのは、/usr/sbin/apxsを呼び出してるから。なんか、/usr/bin/irbが入るようになってんだな。sampleからリンクはらなくてよくなったんだ。これは楽でいい。あとは、動作確認用の1.4.6を別に野良ビルドせにゃぁ。


2000-10-28(土) [長年日記]

Ruby 1.6

Ruby 1.6.1にしたら、今まで動いていたスクリプトが一部動かなくなっていてちょっと慌てる。こんなメソッド呼び出しがparse errorに。

foo.bar( p1, p2, )

まぁ、こんなよけいなコンマを付けている方が悪いのだが。でもArrayは余分なコンマがあってもいいんだよなぁ。

eGroups対策

さて、昨日から購読しているVisor-Village ML、ただでさえS/N比が低いのにeGroupsの広告が全メールの末尾に入ってひっじょーにうるさい。これ、受信するときに自動的にカットしちまおう(笑)。例によって自分で作るのは必要最小限にして、既存のツールを活用する。まず、広告部分をカットするフィルターをRubyで書く。eGroupsの広告は「---------- eGroups Sponsor ---------」みたいなセパレータの後ろに入っているので、こんな感じでいい(cut-egroupsスクリプト)。

#!/usr/bin/ruby
mail = ARGF.read
body, ad = mail.split( /^-+ eGroups Sponsor -+.*$/ )
print body

あとはprocmailやqmailの組み合わせで行く。まず、~/.procmailrcをこんな感じに。

:0
* ^TO_.*visor-valley@egroups.co.jp
| cut-egroups | qmail-inject sho-visor-village@spc15.tada

これで、Visor-Village MLのメールは、cut-egroupsを通って広告を排除されてからqmailのローカル配送コマンドqmail-injectによってsho-visor-village@spc15.tadaというアドレスに転送される。さらに~/.qmail-visor-villageというファイルを作って以下の1行を書いておけばおっけー。

./Maildir/.gadgets.visor-valley/

Maildirのgadgets/visor-villageというメールボックスに保存する設定だ。qmailは「ユーザ名-hogehoge」というアドレスをこんな風にユーザ権限で作れるから便利。これでうるさい広告とおさらばである♪


2000-10-29(日) [長年日記]

巨人が勝ったそうで。いや、どうでもいいんだけどね、プロ野球面白くないし。今日のスポーツのトピックスは、「世界二輪GP 250ccクラスで、中野がゴール100m手前でチャンピオンを逃す」と「サッカー日本代表、アジアカップで優勝(予定)」でしょう。それにしても、今日の決勝を最後まで見たら、明日の出社はないような気がする……。

mph-get

Ruby 1.6化の余波がまだ続いている。こんどはmph-get。libmphget.rbがrequireできないと言って動かない。調べてみるとこのファイル、/usr/lib/ruby/1.4/にあった。標準ライブラリでもないモノを、こんなところに入れてはいけません。ということで、/usr/lib/ruby/site_rubyに移動して事なきを得る。んで、mph-get upgradeをかけたら、Apacheが1.3.14に上がっていた。が、mphのヤツ、ついでにRubyを1.6.1→1.4.6にバージョンダウンしようとしてrpmの実行でコケる。あうあう。なんで、古いパッケージで上書きするのがデフォルトなんだろう。今入ってるのが新しかったら無視するのが普通の動作って気がするが。

まぁいい。最近の(?)mph-getには、holdってコマンドがあるのだ。holdされたパッケージは、アップグレードの対象から外してくれる。これにRuby本体と、それに依存するmod_ruby、ruby-ebを加えておこう。

$ sudo mph-get hold ruby mod_ruby ruby-eb
$ mph-get hold
reading database...
H kondara-backgrounds: 1.2-1k
H mod_ruby: 0.1.8-5k
H ruby: 1.6.1-1k
H ruby-eb: 1.4-0vl1

これでよし。kondara-backgroundsがhold対象とは知らなかった。

それにしても、同じように拡張ライブラリが1.4依存のディレクトリに入ってるんじゃないかと思って調べてみたら、Ruby-EbやRuby/Gtkも1.4/i586-linuxに入っているのだった。うーん、ソース直してリビルドするしかないのか、これは。

USB

 Rio300の電池蓋がそろそろ寿命。落として蝶番が割れちゃったのをだましだまし使ってきたんだけど、使ってるうちに勝手に開くようになってしまった。rioコマンドでLinuxから順調にデータを送れるようになってるので、乗り換える気がしないんだけど。もちろん、Kernelが2.4になればUSBが普通に使えて、rio500が使えるようになるはずで、そしたら500を買ってもいいんだが(600は見た目はいいけど電池交換がやたら面倒だから却下)。  Yahoo!オークションで300をGETすっかなー、などと考えつつ情報収集をしていたら、Kondaraのページでこんなドキュメントを発見。そうか。KondaraでKernel 2.2のままUSBを使うってのもアリ? じゃあちょっとやってみましょう。

# /sbin/lspci | grep -i usb
00:07.2 USB Controller: Intel Corporation 82371AB PIIX4 USB (rev 01)

Intelですな。それでは

# /sbin/insmod usbcore
Using /lib/modules/2.2.16-5k/usb/usbcore.o
# /sbin/insmod usb-uhci
Using /lib/modules/2.2.16-5k/usb/usb-uhci.o
/lib/modules/2.2.16-5k/usb/usb-uhci.o: init_module: デバイスもしくはリソースがビジー状態です

あれ? ちょっとリブートしてみる? ……ダメだ。やっぱりな。実はこのマザーボード(Iwill BD100)、Windows 98でもUSBが使えなかったといういわく付きなのだった(笑)。たぶん、BIOSをアップデートすればいいんだろう。ちょっと考えておこう。その前に、会社のKondaraマシンで実験すべぇ。

しかし、Rioもそうだけど、おれってけっこう新しいモノに飛びつくくせに、そのあとはすごく保守的と言うか、古いモノを大事にしちゃうって言うか。Rioは最初の300を発売日に買ったのに、世間はいまや600だ。デジカメなんて、最初はあのCASIO QV-10をやはり出てすぐに買ったのに、今使ってるのは85万画素のSANYO DSC-X110。最新型はその4倍の画素数だっつーのに。Palmも、3年近く前にpilot5000を買って以来、故障でしかたなくPalmPilotに乗り換えただけで、やっと最近新型を買う気になったし。バイクもそうだよなぁ。カブは流行る前から乗ってるのに、もう12年も同じマシンだ。変なヤツだ、我ながら。


2000-10-30(月) [長年日記]

アジアカップ

アジアカップ決勝。すげー危なかったけど、勝ててよかった。柳沢が出てきたときはどうしようかと思ったけど(←お約束のコメント)。MVPは川口だな。だてにオールバックじゃないね。昨日は札幌もとうとう優勝を決めたので、かみさん秘蔵のシャンパンを開けようか……って話になったんだけど、飲んだら最後、翌日の出社はないよな、ってことで延期。来週、川崎がナビスコで優勝したら開けよう(関連なし)。なんにせよ、ちゃんと出社した自分をほめてあげたいです。

biff

いままで、fetchmailのログ出力先を/dev/consoleにして、xconsoleで眺めていたいんちきbiffだが、もうちょっとマシにしたくなったので作ることにした。こういうチマチマしたもんばっかり作ってるな、最近。いわゆる普通のbiffは、メールサーバーにアクセスして新着メールを監視するものだけど、ウチの環境はメールが届くと同時にprocmailが振り分けちゃうので、サーバーに溜った時点ではもう遅い。ISPからfetchしてきたと同時になんらかのアクションを起こさないといけない。タイミングとして一番いいのは.qmailで、メールからSubjectを抜き出すフィルタを作って、その出力を……どこに出そう?

フィルタはメール1通ごとに起動されるから、その出力はどこか別のプロセスで一括して表示しないといけない。プロセス間通信を使えばよろしい。今回は同じマシン上なので、UNIXソケットを使うことにしよう。使い方、イマイチよく知らないけど(笑)。表示側アプリ(サーバー)は、Ruby/Gtkでいい。汎用にするために、来たモノはなんでも表示する汎用コンソール(myconsole)。

#!/usr/bin/ruby -KE
require 'socket'
require 'thread'
require 'gtk'
include FileTest
 
SOCKET = "/tmp/myconsole-#{ENV['USER']}"
File.delete( SOCKET ) if exist?( SOCKET ) and socket?( SOCKET )
$gs = UNIXServer.open( SOCKET )
Thread.start do
   loop do
      ns = $gs.accept
      Thread.start do
         sock = ns
         while l = sock.gets
            $log.insert( nil, nil, nil, "\n" + l.chomp )
         end
      end
   end
   $gs.close
end
 
window = Gtk::Window.new( Gtk::WINDOW_TOPLEVEL )
window.set_title( 'my console' )
window.signal_connect( 'delete_event' ) do false; end
window.signal_connect( 'destroy' ) do exit; end
logvadj = Gtk::Adjustment.new( 0, 0, 0, 0, 0, 0 )
$log = Gtk::Text.new( nil, logvadj )
logvscroll = Gtk::VScrollbar.new( logvadj )
log_box = Gtk::HBox.new( false, 0 )
log_box.pack_start( $log, true, true, 0 )
log_box.pack_start( logvscroll, false, false, 0 )
window.add( log_box )
$log.show
logvscroll.show
log_box.show
window.show
window.set_usize( 8, 8 )
Gtk::main

クライアント側のフィルタは単純にこんな感じ(biff)。

#!/usr/bin/ruby -KE
require 'socket'
require 'nkf'
 
head = ARGF.gets( "\n\n" )
subject = nil
head.each do |line|
   if /^Subject:\s*(.*)$/ =~ line then
      subject = $1
   elsif subject
      if /^\s+(.*)$/ =~ line
         subject += $1
      else
         break
      end
   end
end
if subject then
   subject = NKF::nkf( '-e', subject )
else
   subject = 'no subject'
end
 
begin
   SOCKET = "/tmp/myconsole-#{ENV['USER']}"
   sock = UNIXSocket.open( SOCKET )
   sock.puts subject
   sock.close
rescue Errno::ECONNREFUSED
end

出力には差出人を加えてもいい。表示させる必要のないメールを判断してスキップするようなプラグインを加えられるようにしてもいいな。

あとは、.qmailに「|biff」って行を追加するだけ。セッションの始めにmyconsoleを起動して、(sawmillの設定でタイトルバーとかを消して)画面の隅においておけばよろしい。動作状況はこんな感じ。ああ、こんなに簡単ならとっととやればよかったじゃん。

しかしなんだ。いまうちではfetchmailがメールを1通fetchすると、qmail-ほげほげが走り(←何が走るのかよく知らない)、procmailが走って振り分けをし、さらにメーリングリストの場合はdispatchがバックアップを取り、ものによってはcut-egroupsがeGroupsの広告を削ってからqmail-ingectを呼び出し、さらに今日からbiffも走るという状態だ。メール1通につきプロセス6個も消費してるし。お大尽な話だなぁ、こりゃ。こういう工夫を自力でどんどん追加できちゃうのって、UNIXならではの楽しみでやんすな。


2000-10-31(火) [長年日記]

EMS

おれのVisorは、10/28の14:35に「arrived」したらしい。もちろん我が家にはまだarriveしてないんだけど。日本国内で3日もさまよっているのだろうか。謎が多いぞ、EMS。

AERA

AERAなんて初めて買った。まつもとさんが載っているからなんだけど、表紙が白川博士じゃなかったら立ち読みで済ましたかも(笑)。でもまぁ、たとえどうしょもない駄洒落だけで有名な(笑)AERAでも、一般誌に載るなんてすごい。さすが我らがカリスマ。いや、カリスマってのとは違うよなー。教祖とも違うし(笑)。うまい肩書きを探しておこう。

USB

さて今日は、別の事務所に行ったので、我らが散財大王small様にRio500を持ってきてもらって、USBのテスト。例のSOTECの安マシンで、「KondaraのKernel 2.2のままでRio500を使うテスト〜」。まずはドライバのロード。

# /sbin/insmod usbcore
Using /lib/modules/2.2.16-5k/usb/usbcore.o
# /sbin/insmod usb-uhci
Using /lib/modules/2.2.16-5k/usb/usb-uhci.o
# /sbin/insmod rio500
Using /lib/modules/2.2.16-5k/usb/rio500.o

あら。すっきり入りましたな。やっぱうちのマシンはおかしいんだ。

続いてrio500関連のツールをdownload。RPMがあるのでささっと入れて、ドキュメント……がないし。でも/usr/local/bin/に、rio_hogehogeというコマンドが数個入っている。名前からだいたい想像がつきます。試しにRio500を接続して電源ON。たぶん内容をリストしてくれるであろうrio_statコマンドを実行してみたら、あっさり中身がリストされる。あらー。動いちゃったよ。簡単すぎ。てことは、うちのBD100はBIOSをアップデートしなきゃいかんわけね。でもって、動いたら500を買わないと。わー、予定外の出費じゃないかー。いいんだか悪いんだか……。


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