2000-11-15(水)
■ Mach君
あらー。「toor君」は落選かぁ。って、ハガキ出すのかんっぺきに忘れてましたな(笑)。まぁいいや。「Mach君」と呼びながら、心の中で「toor君」とつぶやくことにしよう。けっこう悪くないしね >Mach君。でもこれって、KondaraのKernelがMachだと勘違いされないか(笑)。
■ Visorでメール
出張の移動中に、メールマガジンでも読もうと思って、Platinum用のメールアカウントに何通か転送してみた。それをICカード電話で受信。メーラーにはPalmscapeMailを使用。無事に受信できたようなので、よっしゃと思って読んでいったら、[1/6 continue]なんて表示を出して途中でブチ切れてた。あう。自前のDBじゃなくて、ビルトインのMailDB使ってるのか。あれは8KB制限があるからメルマガみたいな長いメールには無力なんだってば〜。「continue」なんて書いてあるから別のところに続きがあるのかと思ったらないし。とほほ、やっぱPOPJにしないとダメか。POPJは長いメールを分割して受信してくれるのだ……って、以前おれが要望してつけてもらったんだけど。もしくは、転送時に8KB単位に切って送るなんて手もあるけど。
POPJはたしか有料になってから使ってないんだっけ? 1000円か。でも、そこまでしてPlatinumでメールを読みたいか、というとそんなことはないんだよな。メルマガ読むためなら、受信と同時にDOCファイルに変換して自動的にHotSyncなんて技を使えないこともないし。それならRubyでいくらでもフィルタが書ける。うん。そっちの方がいいかも……。
それにしても、結局Palm業界にはオープンソースが根付かなかったなー。最近はフリーソフトもだいぶ増えてきたけど、一時は出るソフトみんなシェアウェアだった時期があったし。フリーソフトつっても、ソースは非公開の「無料」ソフトばっかりだし。オープンソースが普及しなかった理由は簡単で、移植の必要性がなかったからだ。UNIXが基本的にオープンソースなのはいろんなアーキテクチャがあるからで、WindowsやMacやPalmにオープンソースが根付かなかったのはバイナリ配布でもなんの支障もないからだ。もう一つ、オープンソース推進役のカリスマが欠けていた、ってのもあるかな。Palm界のESRみたいな人がいればよかったんだけどね。PalmOS 1.0のSDKには、標準アプリのソースが付属していたらしいから、オープンソースが当たり前になる土壌はあったと思うんだがなぁ。残念なことであるよ。
2001-11-15(木) 9235歩
■ しいたけ問題
各地で話題のしいたけ問題だが、いまニュースを見てたらXboxの箱に書いてあるロゴ、裂け目だけじゃなくて完全にしいたけじゃん。しかも放射能を浴びて突然変異、蛍光している。夜中に人を食うんだな。恐ろしい。
でもまぁ、いくらPC向けのゲームが簡単に移植できるつっても、しょせんはコンシューマ向けだから流血量は落ちてるだろうな。それじゃ価値なしなんだよなー。むしろ、Xbox向けにパワーが割かれて、PCゲームの開発ペースが落ちるのが怖い。
それにしても、最近は1万歩歩けないなぁ。関係ないけど。
■ RuBBS
1.0に向けて作業中。XHTMLやCSSがvalidになるように調整してたら、CSSにぜんぜん互換性がなくなっちゃったよ。すまん。
ところで、進・新・真コンダラ掲示板が誰も書き込んでないのに更新時刻が変わっていることがままあるのだが、これはもしかするとロボットのせいじゃないか。だって、下の方にある「最新の投稿」ってリンク、アクセスするだけでHTMLファイルが更新されるんだもんな。以前はボタンだったのが、0.9からリンクになったせいだ。これは改善せねばなるまいて。
2002-11-15(金)
■ 石川・千里浜海岸に大型テレビ300台漂着
強烈なデジャヴに襲われたんだけど、アレだよ。「ガメラ2」で、兵隊レギオンが海岸に打ち上げられたのを伝えるTVニュース映像。この写真を撮った人は、あのシーンを想定してこのアングルを選んだに違いない!!
■ tDiary: blog的運用方法
blog騒動はみやのさんにまで言及させるに及び、まったく嘆かわしい事態である。しかし、「未来の自分に発信している」というのは慧眼であるな。「n年日記」なんて機能はまさにそれだし。日記の本質をよく表している。
ちなみに、これまでの話題から見た、blogツールが明らかにWeb日記ツールと違いそうな部分は以下の2点だと思う。
- アンテナか、RSSか
- 日単位か、記事単位か
最初の方は昨日、一昨日で少し考察した。これはようするに読者の姿勢が「筆者Driven」か「記事Driven」か、ということになると思う。アンテナの場合、読者は日記の筆者についている。だから巡回してすべて読む。RSSで記事サマリを参考に読む物を選ぶ読者は、筆者でなく興味のある話題を追っている(もちろん常に読む筆者もあるだろうが)。人か物か、もしくは、情緒的な日本人と実際的な欧米人、と対比しても面白いだろう。
■ では2つ目に関してはどうか。
今回の話題では、blogツールと対比して、国産日記ツールとして引き合いに出されることのやたらと多かったtDiaryだが(その多さには驚くばかりなのだがここでは深く考えない)、コイツは純然たる日記ツールである。なんと言ってもコメントを付けられる記事の単位が「日」で、動かしようがない。
しかし、日付など飾りですよ、偉い人にはそれがわからんのです、というスタンスに立つと(立つなよ)、けっこう記事単位管理だって無理がないじゃないか、と思えてくる。このパラダイムにはまったく気づかずに運営していたのだが、こま犬ライブラリは(頻繁に更新されるというblogの条件を無視してもよければ)、まさに日付に関係ない、記事を単位としたblogである。
というわけで、ここで使ったノウハウに、更新時刻の表示を加えたものをtDiary.orgでblog的運用方法としてまとめてみた。ついでにtDiary.org自身もこのモードで動作させてある。
これでtDiaryも、立派なblogツールである。文句あっか。
■ tDiary: blog的運用方法(2)
その後、「本日のリンク元」を「この記事に興味のある人々」に変えたらどうかとか、「ツッコミ」も「Comment」にしなくちゃとか、字を小さくしなければ!などなど、見た目をblogにするアイデアが多数寄せられたのだが、今回はあくまでシステム的にblog化できることを証明するのが目的だから。そういうのは全部、プラグインやテーマでいじれるし。つーか、公式サイトでそういう危ない真似をさせるな(笑)。
ところで、隣でかみさんが「blogって『Boy's LOGiN』のこと?」とかボケてんですけど。LOGiNって最初っからBoys向けとちゃうんかい(←誤解)。
2003-11-15(土)
■ ColorMatch Remix
ColorMatch5Kの改良版らしい。これはいいな、ずいぶん使いやすくなった。
これを使ってテーマをいくつかでっちあげたいと思っているんだけど、なかなか手をつける時間が取れない。supercub.netのテーマでも作るかなぁ……。
■ Cup Warmer
USBバスパワーでカップを温めてくれる。これはいい! 会社で使いたい! でも、会社のマシンのUSBはもういっぱいだった……
■ 本日の悲しい風景
ヨドバシカメラ町田店のレジにて。制服姿の男子高校生、意を決してiPodを買う。
- 店員
- 故障の際は、Appleに直接お持ち込みいただくことになります(←相変わらず不安を募らせる説明)
- 高校生
- ……はい。
- 店員
- 中にはFireWireとか1394用のケーブルしか入っていませんが、よろしいですか?
- 高校生
- え……ちょっとわかりません
- 店員
- お使いのパソコンはなんですか?
- 高校生
- Windows98です(それはOSだぞ、少年)
- 店員
- iPodは、Me以降でないと使えないんですが……
- 高校生
- ……(撃沈)
かわいそすぎ。なんとかしてやれよ! >Apple
■ J2
広島 2-1 鳥栖 新潟 1-2 福岡 川崎 2-2 湘南
ぐぁ〜。まさか広島が先に抜けるとは〜〜。これで次節は、新潟が負けた上で、川崎が勝たないといけない。で、その相手は広島。もうあかん……いやでも、ホームだしな。新潟もホームだけど。やっぱダメじゃん……。
2004-11-15(月)
■ ノートPCのロゴの向きが気に入らない
以前、このネタがartonさんの日記で展開されたとき、おれもSONY VAIOが最初にやったと思っていたんだけど、あおきさんのツッコミによればPowerBookが最初らしい。まぁ、どっちが最初にやっても不思議ではないが。
あの時は、「金を出して買ったユーザに背を向ける」という姿勢が気に食わないというエモーショナルな反発だったんだが、夕べ、Appleのロゴを自分に正対する形で設置して、一所懸命ヒンジの側から液晶を開こうとする……という姿を見てしまい、やっぱりこれは、デザインとしてやっちゃいけねぇことだと確信した。ユーザインタフェースに対する心配りはダントツな(はずの)Appleからしてこれである。AppleとSONYに盲従して、後追いでロゴをひっくり返した他のメーカーは論外だ。
とはいえ、今となってはそうでないメーカーを探すのも大変だ。背面写真をWebに載せてるメーカーがそもそも少ないなぁ。こんどヨドバシでちゃんと見てみよう。IBMはもともと斜に構えているし(そもそもおれが欲しいノートを作っていない)、NECは最後の砦か? でもそそらないんだよなぁ、LaVie。やっぱ、買ったら即、ロゴを隠すようなステッカーを自分に向けて貼ってしまう、というのが正しい対処?
◆ a.k [タテマサも向こう向きだった…でも間違えようのないデザインだけど]
◆ mu [PowerBookG3まではロゴはユーザーの方向を向いていたことを指摘しておきます.(^^)]
◆ FWDer [>そもそもロゴを見て、向きを確認した事が無いです。 >というか、ロゴそのものを意識したことが無いよう >な気がします..]
◆ (´・ω・`) [蓋(?)を開けるためのボタン等に注意が向きやすいだけなんです。>私の場合]
◆ (´・ω・`) [(トラックバック)レッツノートといえば、W2の電源スイッチの位置って変わったのだろうか?]
◆ TrackBack [http://sho.tdiary.net/20041118.html#p02 ただのにっき ノートPCのロゴの向き..]
2005-11-15(火)
■ Google Analytics(2)
昨日の設置から12時間以上を経過したわけだが、レポートは空っぽのままである。いやもちろん、昨晩は1件もアクセスがなかったという可能性は否定しないが(ないない)。設置時には以下のようなメッセージが出ていたので、朝には見られると思っていたんだけどなぁ。
Analyticsを正常にインストールし、データの収集を開始しました。 最初のレポートは12時間以内に表示できます。
夕べはめちゃめちゃ重かったし(というかまだ重い)、「beta」がついてないけどまだ安定稼動できる体制ではないということか? あと、Analytics設定のページに「トラッキング コードが検出されない、またはプロファイルに追加されていません」というメッセージが出たままというのも気になるところ。
■ はてなリングを使ってみたが(3)
いわゆるWebRing的な利用については現仕様では使い物にならないことを先日指摘したが、yuco.diary.net経由で個人ポータルとして使うというアイデアを知ったので、作ってみたり。
これを見て、あまりにいろいろ手を出しすぎている、と改めて自覚したわけだが(笑)。それはそれとして、こんな使い方は、はてなの想定外だろうなぁ。で、さて、これは誰にとって便利なのか。
タブブラウザのおかげで、「ポータルサイト」は意味をなくした、と個人的には思っている。わざわざ1ページにたくさんの情報をギチギチ詰め込まなくても、個々のサイトをそれぞれ別のタブに開いておけばいいわけだから。IEも7.0からタブ化するらしいのに、Windows Live!とか、今ごろ何やってんの、って感じ。
だから、上のリングに入れたようなサイトは、おれの場合Sleipnirに常時開きっぱなしである。だから、こうして一箇所にまとめてもたいして嬉しくはない。もっとも、自分の「注目度」がサイドバーに出てくるのが嬉しい人はいるだろう。とりあえずこの「自分リング」、はてなリングの現時点で唯一の有効な使い方ではありそうだ。
翻って、他人に便利かと言われると……うーん、これが嬉しい他人は、一種のストーカーじゃね?(笑)
2007-11-15(木)
■ 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)(小川 一水)
まとめちゃうと、数百年後の未来から数十万年前の過去にわたって繰り広げられる時間戦争&バーサーカーのアレンジ。の割りには登場人物がかなり固定されていて、おまけにかなり悲しい方向の恋愛小説の体裁をとっているおかげで、感情移入しやすくてすらすら読める。時間モノにありがちな時制の混乱も最小限だし。
まぁ、主要舞台が邪馬台国って時点で勝ちは見えたよな。小川一水は、こういう手垢の付いたようなテーマを扱って新鮮に読ませるのも上手いなぁ。
時間は他世界解釈のバリエーションで、ちょっと都合よく捻じ曲げてある部分があるものの、まぁ、スペオペだと思って読めば(←考証にイチャモンをつけずに済ます魔法の呪文)。
2008-11-15(土)
■ 椿ライン〜芦ノ湖・箱根スカイライン
ハヤオキ動画(撮影)。椿ラインは良かったんだけど、芦ノ湖・箱根スカイラインは霧でどうしょもなかった。早朝ツーリングではよくある罠。
先日実施した電磁ノイズ対策は失敗。マイク部分を完全にマグネットシートで覆うわけだから、「そもそも音が入らないのでは?」という懸念があったわけだが、まったくその通りで、なんだかくぐもった変な音しか取れてない。一方で風切音のようなノイズは相変わらずで、やっぱりこれは電磁ノイズじゃなくて風切音だわ。
そんなわけで、椿ラインの動画も公開するかどうか微妙な感じだ。
風切音だとすると、次なる対策はウィンドジャマー(ウィンドスクリーン)の制作になる。Xactiのマイクは液晶の裏面に入っているので、通常の棒状マイクにつけるウィンドジャマーは使えないので、自作しかありえないのだな。ググるといくつか制作事例があるようなので、真似してみるか。
もうひとつ、究極の対策も思いついてはいるんだ。ようするに、音だけ別に録ればいい。ボイスレコーダーかなんかを左のパニアケースに入れたまま走れば、風切音はしないし、しかも場所はマフラーの裏側に当たるので、たぶんけっこういいエキゾースト音が録れるはず。ただ、これはコスト面で問題がなぁ……。
■ わんくま同盟の「ライトニングトーク大集合」に潜入してみた
こないだTwitterで@kazusapが、おれのバイク用車載マウントの写真を欲しいと言ってきた。わんくまのLT大会で使いたいのだそうだ。もちろん快く提供したのだが、「わんくま」って?
調べてみるとこれのことらしい。わんくま同盟、「コミュニティで活動している者たちの集団です」という説明があるだけで、なんのコミュニティだかさっぱりわからない。車載動画の発表があるからと言って、そっち方面とは思えないし。活動内容をみるかぎり、もっぱらMicrosoft系のITを扱ってる風だ。
全国ですごく活発に活動していて、今回のイベントにも100名を超える参加者がある。でもこんなグループ聞いたことがない。自分の観測範囲にまったくひっかからないソフトウェアコミュニティがあるなんて、びっくりだ。メンバがほとんど重ならないと、こういうことってあるんだなー。世界は広い。
というわけで、ちょうどRubyKaigi会議があるから都内に出てるし、少し遅刻するけど参加してみようと思って申し込んだわけ。
最初の2時間ほどは聞けなかったが、なにしろLTばかり50本。「LTは1時間が限界」という角谷理論からすれば、非常識な量だ。おまけに発表者に知った顔がほとんどいないから、ノリについていくのが大変だった。もっとも、@TAKESAKOがさりげなく混じっていたりして、ほんとこの人はどこにでも出没するな!
想像どおり、C#とか、なんとか.NETの話題が多いものの、基本的にテーマはフリーダムで、天文の話とか生クリームの話とか、カオス。MS系の技術で食ってる人たちはエンタープライズなお仕事が多いので、LL畑ではあまり聞けない運用系とか、構築系の話が面白かったな。
肝心の@kazusapの発表は、話題をマウント方法に絞ったのが功を奏して、ちゃんとまとまった話になっており、しかも「微妙に時間が足らない」というLT的に最高の時間配分でいい感じだった。今どきのLTは、時間通りに終わるのはカッコ悪いのである。たとえドラ娘がいなくても。
それにしても疲れた。LTは5分で話をまとめないといけないので、省略される文脈がすごく多い。すでにコミュニティが存在している場合、どうしても既存メンバの知った話は飛ばされるので、新参者には理解が難しい。特に内輪ネタを出されると完全に置いてきぼりになる。
たとえばトリの人、わんくま内では有名な人らしいが、内輪ネタのオンパレードだったので、(会場は沸いていたけど)何が面白いのかさっぱりわからなかった。一方、LL界隈では「LTマイスター」の名をほしいままにしている@TAKESAKOは、デモの手順をミスったことを別にしても完全アウェイで説明不足が否めなかった。彼の基準からすれば今回の発表はまったくの失敗だっただろう。
ターゲットをどこに置いて、内輪ネタをどれくらい盛り込むべきかという、コミュニティでの発表が抱える課題が、LTであるがゆえにくっきりと浮き彫りになった感じだ*1。RubyKaigiやLLでは内輪ネタ満載の発表が実に楽しいのだが、部外者の立場では内輪ネタより内容のしっかりした真面目な発表の方がはるかに好感が持てた。まぁ、当たり前の話だけれど、そういう意味で今日はいい勉強になった。
*1 Ruby界隈でこのバランス感覚が絶妙に上手いのは高橋会長。
2009-11-15(日)
■ グスタフ、洗われる
猫アレルギー対策には、こまめな掃除と(猫の)入浴! ……ということで、実はグスタフの初入浴は10月25日に済んでいるのだけど、あのときは動画しか撮ってなかった(しかも編集してない)ので、2度目の今日、写真を何枚か撮った。
猫の入浴というと、嫌がって大暴れという話ばかりを聞くんだけど、前飼っていたマダも、グスタフも、いたって大人しい。暴れてもいいように、洗濯ネットに入れて洗い始めるものの、ぜんぜん暴れないから脱がしても問題ない。ときどき情けない声で「にゃ~」と泣くほかはまったく手がかからない猫だ。
まぁ、こうして写真に撮ってみると、なんだか挑戦的な目つきをしているので、実はかなり恨まれているのかも知れないけど。でも終わったあとは(怖かったのか)すごく甘えてきたりして、「ひどいことをした人」という記憶は生じないらしい。なんて都合のいい……。
そうそう、今日は体重を量ったのだった。人間用の体重計に、抱っこして乗ったときとそうでないときの差分で1.6kg。でかくなったなぁ。
◆ redrisefirm [ネコの手足ってあんなに細いんすね。。。 毛でだいぶ太く見えてるのか・・・]
2010-11-15(月)
■ デザインする技術 ~よりよいデザインのための基礎知識(矢野 りん)
積読箱の奥底から発掘(またか)。2006年の出版だけど、古びないタイプのいい本でした。
著者の矢野りんさんは個人的に最近やたらとよく見る名前で、なんでかっつーと日本Androidの会 女子部で活躍されてるからだ。多才な人だよなー。
紙・ウェブに限らず、「デザイン」に関わるさまざまな技術や考え方を見開きないしは1ページで簡潔に解説して並べた本。いわば「デザインに関するパターンカタログ」になっていて、これが実にわかりやすい。以前取り上げた情報アーキテクチャについての本が同じ狙いでみごとにカタログ化に失敗していたのと対照的に、こちらは各項目の粒度も揃って独立性も高く(でも関連性が高い項目は近くに配置してあったりして)、すごくよく考えられていて感心してしまった。
とはいえ、これからデザインを志す人が読むものではないと思う(というかおれだってそんなつもりはない)。「パターン」になっているということは、ここで取り上げられているのは「語彙」なのだ。デザイナが持ってきたデザインの「意図」や「背景」を理解して、その上で的確な注文をつけたりするための共通言語なんだな、この本に並んでいるのは。
というわけで、デザイナじゃない人がデザイナと対等に会話をするための基礎固めの本、という位置づけがいいんじゃなかろうか。
◆ せんごく [去年会社の書庫申請して蹴られた記憶。貸してください~。]
2011-11-15(火)
■ ドーラ、弟妹の存在が確認される
朝、仕事に出かけようと、家の前の道を野良猫が横切った。小柄でスレンダーな茶トラ、ドーラの母親(たぶん。そしておそらくグスタフの母親でもある)である。で、そのそばにまったく同じような茶トラの子猫がついて歩いているではないか。今年は繁殖してないなー、と思っていたが、ちゃっかり産んでいたらしい。毎年順調に増えてるね、この血統は。
帰宅してかみさんにこの話をしたら、別の時間にかみさんも親子連れを見たという。ただし、その子猫は茶トラではなく、白地にブチ(?)だという。なんてことだ、何匹もいるぞ。そろそろやばいんじゃないか(自治会的に)。
上の写真はこの日記の翌日に親子揃っているところを目撃したので撮ったもの。下の写真はかわいいから載せただけで、今回の話題とは特に関係ありません。
2012-11-15(木)
■ Nexus7にAndroid 4.2が降ってきた
昨日、電車の中でNexus7をいじっていたら、突然Android 4.2へのシステムアップデートのお知らせがポップアップ。「えっ、もう?」と驚いたが、このスピードが「Google純正品」を持つ楽しみのひとつでもあるので、躊躇することなくGo。移動中の車内でこんなことしても困らないのは、予備として十分使えるAndroid 4.0のXperia SXがあるからである。Desireしかなかったらさすがにやらないと思う。
で、アップデートが終わるとさっそくApex Launcherが起動すらしなくなるというトラブル(笑)。Apexはデフォルトランチャとしてカスタマイズしまくっていたのでこれはけっこう困る。もっともその日のうちにアップデートが出ていて「さすがだなー」と思ったが、まだドックがまともに動いていないので常用は厳しい感じ。とりあえず2.x時代から愛用していたADWを入れて(これも4.x向けにだいぶ進化している)とりあえずの難は逃れているものの、やはり最新OSはアツいと思い知るのであった。
2013-11-15(金)
■ グラコロ同盟2013、終了です
どうやら昨日をもって全国的にグラコロの販売は終了したようで(今日は1個も報告があがってない)、グラコロ同盟の2013年シーズンはこれにて終了ということになりそうです。終わったと思ってたら突然復活した年もあったので念のためシステムはしばらく動かしておきますが、いったんここで〆。
今年は全部で709個、トップはあいかわらずの@naritamasahiroさん(4連覇!?)、トップ3は全員50個以上食べました。スゴイ。
ちなみに自分はというと、とうとうトップ10落ちですよ。しおしお。やっぱ周辺にマクドがないのが痛いよなぁ。ちょっとお昼に……ってわけにいかないから。来年は引っ越せてるといいんだけど。ところで、グラコロの包み紙を持ち帰ったんだけど、いい保存方法はないものか。ちょっと油脂分が付いちゃってるから、そのままでは保管できないのよなぁ。
2014-11-15(土)
■ AVTOKYO 2014へ行ってきた
(そういえば写真まったく撮り忘れた)
AVTOKYO2014があったので行ってきた。去年からセキュリティ関連のイベントにかなり参加してきたけど、このAVTOKYOはDefConらしさがあって一番好きだな。ビジネスライクで「ちゃんとした」スタイルのイベントももちろん必要で大事だけど、こういうちょっとアングラっぽい、それでいて技術的にはとんがったイベントもないとね。
会場も渋谷のクラブ(?)を貸しきって、それも前回の会場よりは広くてワンフロアでずいぶん利用しやすくてよかった。ソファにいい席が陣取れたので、ビール飲みつつのんびり聴いておりました。いつも思うんだけど、こういうチェックのネルシャツ着た人たちが大勢集まるようなイベントに借りられて、店員の人たちはどう思ってるんだろうな(笑)。
オフレコ案件も少なくないので、内容についてはあまり触れずにおこう。とくに興味深かったのはApplicationCache、ROP、CSP。あと事件史は笑いが絶えませんでしたね。おれはこの業界では新参者だけど、この10年でえらく環境が変わったものだ。あと、完全オフレコっていうからwktkしながら聴いてたらぜんぜん怪しい内容じゃなくて肩すかしみたいな発表もあったけど、まぁなにをオフレコにするかは発表者の胸三寸だしな。
2020-11-15(日)
■ MongoDB AtlasのDBを分割、移動した
先日DBを引っ越したこの日記でTimeoutエラーが出るようになって、という話をTwitterでつぶやいたら先に移行したMatz日記でも同じという証言があって、Atlasの信頼性かなり低いのでは? みたいな疑惑が出たので少し調べてみた。
といってもプランは無償のM0だし、想定用途的にはSandboxだから文句を言う筋合いではない。フリーミアムに乗っかっておこぼれを頂戴している立場である。たぶんちゃんとお金を出せばまともな性能を期待できるはずです。M0の次のプランM1は趣味の個人サイトで使うにはすでに高すぎるんだけどさ。
Herokuのコンソールに入ってDBを叩いてみると、特定の日付の日記を直接クエリするならすぐに返ってくる。一方、日記全体を舐めるようなクエリ(tDiaryではカレンダーを表示するためにこれをやる)だ数分は戻ってこない。一応クエリは完了するので、Webサーバがタイムアウトさえしなければ動くけど、まぁ使い物にはならんわな。
Heroku側の問題という可能性を考慮して、ローカルからも試してみたけど同じなのでAtlasのM0プランが相当メモリを絞っているということではないかなぁ。DB側のプロファイリングができないプランなので想像だけど。稼働開始後、数日経過してからこの状況になってるのが謎だけど。利用状況をみて動的にメモリを絞られたりしてたらたまらんが。
カレンダー生成のクエリを軽くするために専用のドキュメントを作ってみたりもしたけど改善されないので、どこかに同じような重いクエリが潜んでいそう。tDiaryのジャングルに分け入ってる時間がないので今日はここで打ち止め。
とりあえず、1クラスタに複数の日記のDBを置くのをやめて、この日記だけは独立させてみた。また数日後に同様な現象が起きたりしたら、この日記くらいのサイズがM0の限界ということなので、別のストレージの検討を始めなきゃならなさそう。
◆ suzune [私はエイリアンの卵とか思ってしまいました…]