2000-11-11(土)
■ Charlie's Angels
見たら絶対に後悔しそうな気がビンビンするけど、どうしても見たい映画ってあるよね。「Charlie's Angels」なんてその筆頭だよな(笑)。TVでやってたのは確か中学生くらいの頃か? わりと夜寝るのが早い方だったおれ的には十分に深夜枠の番組だったあれを、けっこうマメに見ていたような覚えがある。今だったら「ファラ・フォーセット萌え〜」ってなもんだ。似たようなテイストのアメリカTVドラマつーと、「600万ドルの男」とか「バイオニック・ジェミー」とか。関係ないけど、イチローって600万ドルの男より高いんだなぁ。
で、「Charlie's Angels」は「やっぱバカ映画を撮らせたらハリウッドが一番だよな〜(笑)」ってな出来で、後悔はしなかった。「Matrix」が消費されるとあんな感じになるわけだな。飽きるまで再生産されるんだろう。かみさんと「キャメロン・ディアスって、絶対アカデミー賞取れないよね」と意見の一致を見たが(出る映画を選ぶべきである)、特筆すべきはエンジェルたち(の誰か)が使っていたのがVisorだったことだろう。色がイマイチ判別しづらかったけど、撮影時にPlatinumが出ていなかったから、たぶんグラファイトのDeluxe。ちなみに敵役が使っていたのはカラーのWindows for PocketPCというのが象徴的だったような。やっぱモノクロがイカすってことで(笑)。
2002-11-11(月)
■ blog
なんか誉められてるような。こそばゆいね。
しかし、これまでも何度か書いてきたけど、Web日記の最大の発明は「段落アンカー」にあると思っているし、最初にリスペクトすべきはそっちだろう。refererによるゆるやかなコミュニケーションは、(日本ならではの)オリジナリティを感じさせる。誰の発明か知らないけど。レンタルサービスだって日記鯖を先にあげるべきだと思うし。tDiaryやtDiary.Netは、そういう先人の知恵を上手にまとめただけだ。
海外での動向は知らないけど、(おそらく)HOT WIREDあたりの紹介記事からblogに興味を持ち始めた日本のインターネット利用者にとって、日記とblogの違いは「ジャーナリズムの有無」なんじゃないかと思う。個人が発信するジャーナリズムを機能させるツールとしてのweblog。なんかカッコイイ気分になれますな。しかし、そこに個人の生活をにじませてしまうと、とたんに日記になってしまうという罠。だいいち、従来のWeb日記にだって、ジャーナリズムを感じさせる記事は山ほどあったわけで、やっぱり両者の区別なんてつけられるものではない。
で、先のholic.orgから周辺のリンクをたどって読んでみたけど、新世代bloggerたちは、どうも日本のWeb日記文化の存在を知らないみたいだな。それとも、「Web日記って面白そうだけど、ちょっとおたく臭がしていて近寄りがたかったんだよね。でもblogの輸入でWeb日記文化はなかったことにしてオシャレに仕切り直しができそう」ってところだろうか(笑)。舶来物をありがたがる日本人の特質は、インターネットでも健在だ。でも、読んでみるとジャーナリズムのカケラもないblogばかりで、なんだ、やっぱり日記じゃん?
だいたい、伊藤譲一の名前が出てきた時点で「うわ、うさんくせぇ」と感じるのが普通だと思うんだけど……なんて考えてたら、yomoyomoさんの最新作『I can't blog』に同じようなことが書かれていて笑った。ようするに、「伊藤譲一免疫を持っていない人」が新しいことをやってる気分で浮かれているのが、日本のblogムーブメントの正体なんじゃないの(←毒がありすぎ?)。
■ blog(2)
おいしい部分をクリップするよなぁ >俺ニュース。
つーわけで、山形浩生勝手に広報室の部室に書き込まれた伊藤譲一のマヌケなコメントを追加しておこう(本人という確証はないけど)。無知蒙昧とはこのことだ。どっかの無邪気な東大生より、よっぽど問題ありますよ、これ。
■ PageRank
その論文、以前読んだけど、相互リンクでPageRankが上がるなんて部分は完全に忘れていたなぁ。
しかし、いまのGoogleのアルゴリズムはこんなにプリミティブじゃないと思うんだよね。あとこれは、リンクする相手ページ内にリンクが少ない場合に高くなる、とされている点がちょっと違うかも。なにしろ「本日のリンク元」をもっぱら埋めているのは(リンクが多数ある)Googleからのrefererだから。というわけで、おれは「Google自身のPageRankが高すぎるのが問題ではないか」と思っているんだけど(笑)。
■ tDiary.org
こっそりとtDiary.orgの整備を進めているんだけど(こんどのサイトはtDiaryベースのblog[笑]ダヨ)、構築を始めた日から1件1ページで生成しているせいで、最新のニュースが約4日ほど未来になってしまっているという……。まぁ、毎日ニュースがあるわけじゃないので、いつか現実に追いつくと思うんだけど。
というか、無数のリンクぎれをまずなんとかしないとね……。
■ blog(3)
あぁ、こんどは「お笑いパソコン日誌」からリンクされてる。今日のリンク元は荒れそうだ。
blogツールのメリットとしてRSS/RDF生成に関しては同意する点もあるんだけど、Web日記とblogを比較してRSS生成を挙げている文書では、ほとんどアンテナの存在について語られていないというのがアレな感じなんだよね。アンテナはXMLが生まれるはるか昔から存在するテクノロジーなわけで、「おまえらXMLがそんなにありがたいか」と指摘したくもなる。やはりここでも、根底には「無知」があるのではないか。
まぁ、こういう独自技術はどうしても不利なのは認めるけどね。ただ、非常に進歩し、サービスとしても洗練されたアンテナの例として、はてなアンテナの存在はblog論の中で語られてもいいのではないだろうか。
あとこの指摘にもあるように、tDiaryにはRDF生成プラグインもある。そう言えばこれ、プラグイン集に入れようかと思ってたのに、すっかり忘れてたな。つーか、今ならRSSを生成した方がいいの?(←アンテナで充分な人なのでよくわかってない)
2003-11-11(火)
■ tDiary: comment_rank.rbにXSS脆弱性
今度はcomment_rank.rbだって。まぁ、1.5.6リリース前に見つかってよかったよ。
■ Amazonの「おすすめ」が変
まぁ、変なものを勧めてくるのは今まで通りだが、最近はすでに持っている本を勧めてくるようになった。おかしいなぁ、と思って調べてみたら、以前に評価したはずの本がすべて「未評価」になっている!! なんでこんなことが!?
おまけに、「すでに持ってます」をチェックしても、ぜんぜん反映されない。評価を入れてもまだ未評価のまま。どう見てもバグなんだが。
これまで一所懸命、持ってる本を入力したのに……。もう信じねぇ!! >Amazon
■ Amazonの「おすすめ」が変(2)
で、この件を質問しようと思ってヘルプデスクを探し回ったが、問い合わせ先が見つからない。そもそも、必ず最後に行き着くAmazon.co.jpへのお問い合わせのページに、「Eメールくれ」と書いてあるのに肝心のアドレスが書かれていない。
じっくり読むと、左のメニューからトピックを選べと書いてあるので、そうしたらFAQに飛ばされて、そのページの最後に(一見してそうとはわからないような)フォームへのリンクがあった。そういうことかい……。それにしてもこのインタフェースはひどいな。視線を右から左に移動させるなよ、下に書けよ。
つまり、金を使わせるときは「1 Click」なのに、問い合わせをするときには迷路をさまようような構造になってるわけだ。ふむふむ。Amazonの正体見たりって感じ。
2004-11-11(木)
■ https://www.amazon.co.jp/dp/4150307687
飛浩隆さんの日記からリンクされてて、朝からのけぞる。それもまさか『夕凪の町 桜の国』ネタで……。いったい、どういう経路なんだろう???
飛さんは三省堂ストーリーコンテストの先輩で……という話は前にも書いたな。たしか弟さんが、おれと同じ回の佳作かなんかで一緒に授賞式に出たんだよ。なつかしいなぁ。こうして活躍されているのを見ると、(特に自分がデスマーチ状態にあるせいもあって)うらやましいなぁと思うけど、きっと「隣の芝生がきれいに見える状態」に違いない。
というわけで(?)、『象られた力』をとっとと買わねば。『ダーティペア』や『万物理論』と一緒に(←むちゃくちゃな取り合わせだ)。
■ samidare
アンテナを復旧させねばならんということで、いままで使っていた「たまてばこ」から「samidare(五月雨)」に乗り換え。Debianにはちゃんとパッケージがあるからインストールは楽。とりあえず自宅サーバで動いた。おかげでここ数日は寝不足だ。samidareは更新頻度の高いサイトは短い間隔で、低いサイトはそれなりに……と学習してくれるらしいと聞いていたので、1時間ごとに回している。
ただ、インストールは楽なんだけど、使い方が難しい〜。ドキュメントが薄いせいもあるんだけど、XPath(?)を使った可変部分の除外方法がよくわからん。はてなダイアリーでアンテナを埋め込んでるようなところは軒並み更新されたと見なされてしまう。
うーん、まだまだチューニングが必要だ。
◆ yoosee [あっ、そっちは手を抜いてました...]
◆ ay [はてなの構造はよく知らないのですけど「IgnoreClass: sidebar」なんてのはどうでしょう。]
◆ ただただし [「IgnoreClass」なんて指定ができることを知らなかった時点で、ワタシの負けです……。ソース読まなきゃねぇ。と..]
◆ yoosee [はてなに関してだけ言えば、HEAD だけじゃなく GET にも Last-Modified: ヘッダを返してくれれば..]
◆ yoosee [IgnoreClass と IgnoreID は class, id 要素を使って ignore をかける機能ですね..]
◆ yoosee [要素じゃなく属性だってば...]
2005-11-11(金)
■ 女の人は朝食抜きでも平気なの?
今日は通院日だったのだが、毎回採血があるので朝メシ抜きでつらいのだ。
で、採血後に売店で買ったパンにかぶりついていたら、それを見ていたおばちゃんが「採血ですか」と聞いてきたので、「ええ、朝食を採れないのでお腹が減って」と答えたら、「男の人は大変ねぇ。おほほ」と返された(「おほほ」の部分のみフィクション)。
女の人は大変じゃないのでしょうか……。
■ https://www.amazon.co.jp/dp/4167679582
先月(だっけ?)のSFマガジンの風野さんの書評を読んで、「瀬名秀明」の「ロボットもの」という記憶だけを頼りに買ってきたのがコレ。ちなみに書評されていたのは『デカルトの密室』の方でした……とほほ。まぁ、Amazonの書評では評価が真っ二つなので、こっちも買うかどうかは微妙だな。
読んでいてちょっと悲しくなってしまったのだが、もはやロボットをネタにしてもSFにはならんのだな、と。ロボットそのものにはもう驚きの要素はなくて、現在の状況から演繹できる技術でしかない。本書は2002年に出た単行本の文庫化であるにも関わらず、ロボットを取り巻く状況を描いた普通小説になってしまっている。それが良いとか悪いとかではないのだが、ちょっと寂しい感じがした。
瀬名秀明と言えば、デビュー作の『パラサイト・イヴ』を読んで、せっかくハードSF風に進んでいた話が最後はオカルトになってしまってかなりガッカリして以来、読むのを避けていたのだが、本書でもその傾向は変わっていない。すごく調査取材をして、細部までしっかり描きこまれているにも関わらず、肝心の主題がスピリチュアルな方向に進んでしまい、拍子抜け。しっかりした土台だけ作ったところで予算が尽きた建物を見ているようだ。ただし、ロボットを介在にしたラブロマンス(?)「亜希への扉」と、ロボットを作る人間の情熱に焦点を当てた「アトムの子」はそういう「逃げ」がなく、収穫だった。
■ Suica専用改札(2)
いやはや、こんなネタでいろいろツッコミが入るとは。どんな反応があるのか、ぜんぜん読めねー。
磁気カードとSuicaで通過時間が変わらない、と書いたのは大雑把過ぎるのは確かなので、反省しております。でも、滞空時間不足でエラーを食らって後続が迷惑するの図、はSuicaの方が多い気がするな。
まぁ、それはそれとして、ここで比較すべきなのはイオカードとSuicaではなく、通常の切符とSuicaであることを忘れてはいけない(イオカードはJRが廃止するまでもなく絶滅寸前である)。よく観察しているとわかるが、通勤時間帯でも切符を通してる人はけっこう多い。そういう人たちはその駅をあまり使わないだろうから、知らずにSuica専用改札にブチあたって列を乱す確率も高いはず。
めったに行かない都内を原付で走っていると、分岐の直前になって「原付禁止」の道路標識が現れてメチャメチャ慌てるという状況に似ている。混雑時は前の人の背中しか見えないからあんな高い位置に案内表示を出しても目に入らない、という点も似てるね。アフォーダンスの問題ということか。
◆ jijixi [> 女の人は大変じゃないのでしょうか……。 ヒント:女は見栄を張る生き物である。]
◆ ただただし [いや、おばちゃんの言葉には(文脈的に)見栄とかそういう意図は含まれてなかったはずなんで……。]
◆ babie [男は女より食欲旺盛だと思っている。に1ッぴょウ。 マスオさんしてるんですが、義母の出す飯の量が多くて太ります…。]
◆ yoosee [> あんな高い位置に案内表示を出しても目に入らない 下だけに表示があるよりはましですが、あれは上にありすぎですよね。..]
◆ ただただし [前を歩いてる人の背中に投影するというのはどうかな!]
◆ yonemako [わたしは必ず朝食摂ります。頭が回らないですもの。週末は朝昼合体のことも少なくないですけど(あー、おなか空いちゃった。..]
2006-11-11(土)
■ FC東京 5-4 川崎@味スタ
味スタでアウェイ席に座るのは初めてかも知れん。つーか、そもそも川崎のアウェイゲームが初めてか。
ほぼ勝ちの決まったような1-4で迎えた後半、審判が手の平を返したようにバランスを欠いた判定を下しはじめ、なんと2人退場。ひでぇ。12人対9人では、勝てるはずがないではないか。誰に買収されたんだ、審判。
最終的に、ロスタイムに逆転されて負け。有り得ん。これで優勝はなくなった?
でもまぁ、客観的に見ると、やっぱり守備が弱いな、川崎は。攻撃体制にある時はバランスいいのに、退場者を出して先守防衛体制になったとたんに動きが悪くなった。最期まで攻撃への意欲を持っていたマルコンが退場したあとは、もう救いようがなかった。1人欠いたくらいで防戦を指示した監督采配に問題があったと思う。
2008-11-11(火)
■ 「アドバンスセグメント」でGoogle Analyticsがようやく使い物になる解析ツールになった
貧乏人のアクセス解析ツールと言えばGoogle Analyticsと相場が決まっているが(そうか?)、元になったUrchinというツール、スピードはピカイチなんだがフィルタ機能が貧弱で、どうにも痒いところに手が届かなかった。
というか、あらかじめフィルタしたい対象ごとにプロファイルを作っておくという設計思想で(だからプロファイルはいくらでも作れる)、動的な絞込みは非常に苦手としていたのだ。最近、やっと動的フィルタリングと、複数フィルタの同時表示ができるようになり、ようやく使い物になる解析ツールになってくれた。アドバンスセグメントの公式な説明は公式ブログの記事をリンクしておけばいいかな? まぁ、条件作成方法が項目のドラッグ・アンド・ドロップだということだけ知っておけば、あとは誰にでも使えるだろう。
さっそく、某英語圏向け趣味的サイトに適用してみた。これまでは「全アクセス」と「日本語以外」という2つのプロファイルを用意して、用途に応じて切り替えながら見ていたんだけど、「全アクセス」プロファイルに対して「ユーザの言語」が「jaで始まるもの」と「jaで始まらないもの」という2つのアドバンスセグメントを作成した。
で、まとめて表示してみたセッショングラフがこれ。英語圏向けサイトなのに日本語ユーザのアクセスが常時倍くらいありますね……みたいなことも一目瞭然です。ってなんでやねん!!
グラフを見ながら動的に絞込みができず、あらかじめ別画面で作っておかないといけないなど、操作面での不便はあるけど、「はてブからの訪問者」とか「検索サイト経由」とか、いろいろフィルタリングできるので楽しいお。
2010-11-11(木)
■ 永和システムマネジメントの新しい受託契約がすごく面白い
今日は永和が話題をかっさらったねー。「新しい契約形態での受託開発サービス」。
アジャイルと受託開発の相性の悪さには定評があって、なにも作らないうちから納品物・納期をきっちり決める従来の契約形態だとアジャイルな開発がうまくできないというのが最大の課題だったわけだけど、それを開発費用は受託側の持ち出しにして、運用時(アジャイルなので継続的に開発が入る)に細く長く回収するという新しい契約スタイルを打ち出した。
この手の話になると「そもそもアジャイルで受託という発想がいけない、欧米では開発はインハウスがあたりまえ」みたいな頭の悪い舶来信仰が飛び出たりするわけだけど、社外のプロフェッショナル集団が必要なときに必要なものを素早く開発してくれる受託が絶対的に悪いことなんてあるはずがない。永和は、受託開発に対するこだわりがあるんだろうなぁ。そういうところは好き。
もっとも、外部からは永和側がどんなリスク回避策を仕込んでいるのか見えないので、この仕組みが本当にうまくいくのか、なぜうまくいくと考えているのかよくわからない。もしかするとうまくいくかどうかわからないからのトライアルなのかも知れないし。
この形態に合わない案件、例えば運用期間が費用回収できないくらいに短くなりそうな案件は受ける前に断るんだろうな、というのはわかる。でも極端な話、永和のライバルがこの契約形態向きの案件をたくさん発注して、開発だけさせて運用に持ち込ませなければそれだけで永和は疲弊して潰れてしまう(笑)。
あと、アジャイルでは「プロジェクト掛け持ちは悪」だったと思うんだけど、1社15万円/月だと1人の開発者が掛け持ちするプロジェクトはかなりの数になる。チケットがたくさん発行されたら十分な数&スキルの開発者を確保できるのだろうか、とか。いずれも永和側のリスクだけど、この契約形態が持続可能だという見込みがないと発注する側にとってもリスクになるわけで、そのへんの解決策がよく見えないね。
というわけで、実に面白いチャレンジだし、アジャイル開発が抱えていた課題をのひとつの良い解決策だと思うけど、不透明な部分があるからまだまだ手放しで「良い」とは言い切れない。外野としては実際の事例が出てくるのを待ちたいところだ。
2012-11-11(日)
■ My docomoはパスワードのコピペを禁止するな
今回SoftBankからdocomoにMNPしたので請求書の確認なんかをするのにWebサイトに登録しないといけないなと思って、My docomoにユーザ登録をした。携帯との紐付けにワンタイムパスワードをSMSで送ってきたりして、ほぼPCだけで完結する手順はまぁまぁわかりやすかったのだけど、パスワードを決めるところで途方に暮れてしまった。
8~20文字の英数記号と書いてあるので、いつものようにKeePass Password Safeで最大文字数・文字種のパスワードを生成し、さぁ入力、という段になってこれである:
もうね、これでセキュリティが高まると思ってるんだとしたら大間違いだってことにそろそろ気づけよ。こんなこと言われたら、短くて入力しやすい文字種のパスワードしか作らないに決まってるだろ。この仕様を決めたのが発注者か開発者か知らんけど、ほんと想像力皆無。どこかにメモしておいてもいいから、とにかく長くて複雑なパスワードをサイトごとに個別に入力してもらうのが最優先だろうに。
で、どうしたかっつーと、KeePassには自動入力シーケンスのカスタマイズ機能があって、デフォルトではこうなっているのを:
{USERNAME}{TAB}{PASSWORD}{ENTER}
一時的にこうした:
{USERNAME}{TAB}{PASSWORD}{TAB}{PASSWORD}{ENTER}
なんでこんな苦労をせにゃあかんのだ*1。
*1 ブラウザのデベロッパーツールを起動して、該当入力フィールドの「onpaste」属性を削除してもよい。こっちのが楽かも。
◆ なかぃ [素人がドコモのやることに口出しするな。]
◆ ただただし [↑面白がってる人がいるから、このまま晒し者にしておきますね。]
◆ G.O.R.N [いい晒し者ですね。 不便にしただけのシステムでセキュリティが守れるなんて考えるのはいい加減やめにしてほしいものです。..]
◆ 通りすがり [keepass(ver1.x) entryのnotesに、 (例) Auto-Type: {DELAY=100}{U..]
◆ ただただし [↑ なんで今さらわざわざ1.xの話を書いているのかわかんないけど、2.xではGUIから個別に設定できますよ。]
◆ test [メールアドレスの正確性を高めるため(笑)のコピペ防止も入力ミスの元]
2014-11-11(火)
■ Xperia Z1fをAndroid 4.4.2 (Kitkat)にアップデート
昨日の日記を書いていて「あれ、そういえばZ1fってKitkat来てるんじゃなかったっけ?」と気づいたので見てみたら、アップデート可能になってた。通知してよー。
で、まぁアップデート自体は問題なくできたし、そもそもKitkatはNexus7で1年も前に体験済みなのだ……が。アプリからSDカードに書き込めなくなったよ、とかDropsync言われてぎょえーとなった。Nexus7にはSDカードスロットがなかったから気づかなかっただけか。いやー、困るなこれは。
とりあえず内蔵ストレージを使うように運用を変更したけど、書き込めないSDカードなんてほとんど使い道がないよなぁ。どうすりゃいいのこれ。
(なお、昨日書いたDaydreamのローテーション問題はKitkatでも解消していない……が、実害はないので問題ではない)
2017-11-11(土)
■ AVTOKYO2017へ行ってきた
日本のITセキュリティ週間は、例年どおりCODEBLUEは他のメンバにまかせて、週末のAVTOKYOだけ参加。昨年に引き続きおれのチームから発表があるので、準備期間はなかなか忙しかったわ。
今年から会場が渋谷から六本木に替わって(クラブを借りきるのは変わらず)、照明がピンクっぽくてより怪しい感じになっていた。メインのスクリーンが一ヶ所になったのはわかりやすくなったけど、周辺で騒ぐ人たちがちょっとやかましい感じになっていた。カンファレンス用じゃない会場の設計は難しいな。
会場に入ると名札として渡されたのが先になにもついてないネックストラップで、なんだこりゃ……と思ったらまだ製作中だそうで(笑)。会場の一角でスタッフがせっせとハンダ付けをしていた。途中でできあがったのがパラパラと配られたけど、Cookie ClickerまがいのゲームができたりミニCTFがあったり*1となかなかの力作。こういう雰囲気、やっぱりAVTOKYOは日本のDEFCONだねぇ。
で、しょっぱながうちのチームのOhhiraによるプリンタの怖い話で、内部犯行者がMitMを使ってプリンタのデータを盗み出すデモ。わざわざレーザープリンタを持ち込んでのデモは大成功、計算通りにウケも取れて、メッセージはきっちり伝わった。身びいき分を差し引いても今回のベストプレゼンだったのでは? 練習の成果が出たねぇ。
あとはソファ席に居座って、知人たちと旧交を温めたりダベったりつつ、のんびり観戦。アメリカの本場Red Teamの話が面白かった。日本でもああいうのやりたいなぁ(ピッキングが違法なのが厳しいけど)。あとは北朝鮮のハッキング分析も興味深かった。最後のSTARDUSTの話は、STARDUSTの存在意義そのものに疑念を投げかけかねない発表だったので、それはそれで面白い(笑)。
*1 あてずっぽ含め全問正解できた。
2018-11-11(日)
■ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! メットライフドームDAY2へ行ってきた
昨日に引き続きメットライフドームへ。物販に用はないし、フラスタの行列に並ぶのもつらいので、コール本の受け取り(いつもありがとうございます)だけして集合場所へ。「今日は猫やめるかな」「やめるでしょう」というハイコンテクスト極まりない謎の会話をする。
DAY1から1/3くらいのメンバが入れ替わるからセトリの変更もそれくらい……と予想していたが、全公演を通して四季を表現すると言われてしまったのでかなり変わりそう。それはそれで楽しくて良いが。ちなみに今日は「夏」。「ならオリメンがかなり揃ってるサマカニやるよね」と昨夜は話していたんだけど、なんと今日は彼女たちはごっそり入れ替わっているのだった。裏をかいてくるねぇ……。
なお今日は一般販売で買ったソロチケットなので、すぐに入って単独行動へ。
今日は昨日よりもずっとメイン寄りのスタンド席なんだけど、ほぼ真横から見る感じでメインステージの上段に立たれるとなにも見えない。しかもスタンド最上段で背後が寒い。とほほ、これが一般チケットか……。ただ、昨日はまったく見えなかった馬車の出発点がよく見える。黒々とした開口部から芝生見切れ席向けのスクリーンをくぐりながら出てきて、そこからグーンと上に伸びるので、なんだか秘密基地の発進設備みたいでカッコイイ!
新人枠ではこいっちゃんのダンスがピカイチ。Daスキルトップのあしゃかがいる「ドレミファクトリー」でもはるかに目立っていた。それも、トレーナーに「勝手にステップを増やすな、結城!」って怒られるタイプの動きをするもんだから、まんま晴である。アイマスはまたもやすごい人材を得たなぁ。ところで今日の始球式は「まっこがいないし、代わりにこいっちゃんがサッカーボールを蹴り込むのでは」と予想していたけど、そもそも始球式がなかった。
「メルヘンデビュー!」のイントロがかかったとき、ペンラの色をなかば無意識にピンクへ変えつつ「メタモルフォーゼじゃないの?」と不思議だった。が、すぐに気づく。ソロだ! つまりこれ、七代目シンデレラガールの凱旋だ!! 花道を全力ダッシュするウサミンの姿から、4年前にこの曲が初披露された(そして全員の度肝を抜いた)SSAを思い出す。残念なことに「いつかトップにのぼりつめます」を「さらにトップに〜」と言いかえていたらしいのを聴き逃してしまったようなのだが(円盤はやく……)、それを抜きにしてもエポックな演出で、担当Pとウサミンにはこれ以上ないプレゼントになったねぇ。泣いたり笑ったり、忙しい曲だった。
逆にあっさむは予想どおり猫をやめたわけだが、その後のMCでやめてないことが判明するという、いかにフレちゃんらしい人を食った演出で楽しい。ところで昨日はことみんの歌唱力がうなぎのぼりと書いたわけだが、「クレイジークレイジー」でユニットの相方をつとめるあっさむとしては、さぞかしやりにくかろうと心配になる。あんな上手い人とデュエットなんて、普通ならクサる。フレちゃんらしく、するっとかわすかと思いきや、想像以上に正面からぶつかっていて、それもかなり健闘してるので拍手喝采ですよ。演技的には「たまにはシリアスもやるフレデリカ」という体がきっちり保たれているのも見事。やるなぁ、あっさむ。嬉しいぜ(←わりと好き)。
亜美菜は出番が多い気がするので「in fact」はないかもと思っていたらバラードブロックでしっかり入ってた。例によってセンターステージでの青い海に囲まれての歌唱はすばらしかったが、それ以上に今回は光の演出が見事だった。前半はステージをとりまくスポットがピラミッド状にありすを囲み、サビから一転、すべてのスポットがまっすぐ上を向いて天を指し示す。花道のスポットもそれに倣うから「Pに見つけられたありすを導く滑走路」のように見えて、ほんとこれは泣くわ。それに続くあやっぺの「Voyage」、ともよの「わたぐも」も含め、今日のバラードブロックは伝説級だった。個人的には「さよならアロハ」のやすきちの歌声がとくに印象に残っている。派手なロックもいいけど、こういうのも似合うんだなぁ。
今日も(意外なのも順当なのも)デュオが良かった。やっぱおれ、デュオ好きなんだな、ピンクレディー派だしな。蘭子抜きのLOVE LAIKA、意外にも今回が初めてだそうで、二人ともオフショルダーの衣装が合ってて実に良い。「共鳴世界の存在論」に飯田氏を、「ロキエモ」にあしゃかを加えようと考えた人は天才だと思う。これらのデュオはすごい。再演希望。
最後にニュージェネで「Absolute NIne」というのもいい変化球で良かったね、これアニメ26話のおまけCDじゃなかった? どんな曲調でもなんなくこなすニュージェネはすごいな。このままニュージェネはナゴヤドームでもユニット曲をやるのかな。まだ2、3曲残ってるしな。それともトラプリがその任を担うのか。楽しみだ。
ソロなので規制退場の隙間を縫って早々にスタジアムを脱出。所沢に戻って飲み屋を探すも、あまりいいところが見つからず、けっきょく昨日と同じ(アイマス10%引きの)居酒屋に入る。今日は8人。だいたい同じ人数がナゴヤ現地へ行く予定だが、おれはこっちでLV参戦だ。現地へ行かなかったことを悔やむようなライブになるといいのだが。
今回のドームツアーは「14時間におよぶひとつのライブ」と考えられるので、これで半分が終わったという状況だ。ナゴヤでどんな隠し玉があるのか、それともないのかわからないが、MCと衣装だけがちょっと寂しいのだよなぁ*1。キャスト陣のパフォーマンスやライブ演出にはまったく不満はないだけに、最終日くらいは最後の個別のMCは復活して欲しいし、「Starry-Go-Round」イベントのイラストで着ていた白いジャケットくらいは再現してもらいたいんだけど。
帰路は池袋経由にして、撮り損ねていた巨大ポスターをみる。これにてメットライフドーム編は終了!
*1 毎回衣装にはすごく期待をしてる。とくにミリオンとシンデレラの衣装はどれもステキだ。765ASだけはどうにもダサかったんだけど、今年の初星宴舞で印象ガラッと変えてきたし。おれから楽しみを奪わんといて……(懇願)。
Before...
◆ zoe [今でもこっそり使ってます。]
◆ yomoyomo [取り上げてくださりありがとうございます。たださんが書かれる通りです。こう書けばよかったのかと思いました。ただ伊藤譲一..]
◆ yomoyomo [あ、あとアンテナの役割についての考察を行ってないのは手落ちでした。あれだけ書いても抜けがありますね。]
◆ ただただし [いやー、あれだけよく調べたものだと、感服しましたよ >yomoyomoさん]
◆ 圭光る [伊藤譲一先生って、やっぱ、うさん臭く思われてるの? 恐いの?あの人?]
◆ TrackBack [http://www.misho-web.com/diary/200505.html#Diary30 みしょのねこご..]