2014-06-01(日) [長年日記]
■ GitHub Kaigiへ行ってきた
GitHub Kaigiの開催案内をTwitterで見かけてなんの気なしに申し込んだら、その後あっという間に300席がうまって、その後500人へ拡大してもなおキャンセル待ちがあったとか。東京のエンジニアの勉強欲は異常や。いつものようにRubyist時間に到着したらもうすっかり席が埋まっていて、最後方入り口近くの椅子をなんとか確保*1。会場になったサイバーエージェントのセミナールームには何度か行っているけど、こんなに人が詰まっているのを見たのは初めてだ。
最初は「GitHub実践入門 ─ Pull Request による開発の変革」だったのだけど、のっけから「あれれれれ?」って感じだった。GitHubでもたらされたとされている「変革」が、どれも(GitHub登場前からの)ごく当たり前のプラクティスに見えたからだ。おかしな変数名に対してレビューアが対案を提示するなんて、あたりまえじゃないか。もし以前はそれがあたりまえでない世界に住んでいたのだとしたら、その職場の文化か、先輩プログラマが悪い。GitHubの導入で結果的に改善されたのは良かったけど、GitHubを導入しないと解決しない問題ではないよなぁ。
他のプレゼンでもちょくちょく感じたけど、その変革がGitHubによってもたらされたのか、そうでないのかがちゃんと分析できてない話が少なくなかったと思う*2。個人的な考えでは、GitHubがもたらしたのはスピードアップによる効率化が基本で、その「量的な変化」がどこかで「質的な変化」をもたらすのがポイントだ。もともと質に問題があった開発プロセスがGitHubによって改善したように見えるのは、本当にGitHub関係してるかどうか気にしたほうがいいんじゃないか。一方、CIサービスやデプロイツールと自動的に連携するような最近の流れは、量のフェーズを抜きにいきなり質の変化をもたらしてる気がする。これはわくわくするし「いいぞもっとやれ」と思う。
閑話休題。続く「はてなブログチームの開発フローとGitHub」は、そのあとにあったGitHub社でのリモートワークの話と比較すると面白い。GitHub社の話は示唆に富んでいたものの基本的にはよその惑星の話っぽかったが(笑)、はてな社の話は「Issueだけではプロジェクトの状況を把握できないマネージャ」が登場したりして現実の会社によくある事例だった。次の一歩を踏み出すのにいい目標だと思う。
そして「GitHubで雑誌・書籍を作る」が今日の(個人的)キーノート。面白かったねー。「ソフトウェアを作るように雑誌や書籍を作る」という手法、やはりこれからの主流になって欲しい。というかならないと日本の出版会はダメになってしまうと思う。ただ、プライベートリポジトリは著者の持ち出しというのは「Oh...」という感じだった。ひとつのリポジトリを長く使うソフトウェアと、リポジトリの寿命が短い雑誌・書籍との違いが、課金モデルとのミスマッチになっちゃうんだなぁ。まぁBitBucketを使えばいいのである。
他にも興味深い話が多々あったけど根気が続かないのでこのへんで(歳か)。そうそう「入門書には載ってない Git & GitHub Tips」は使えそうなネタがいっぱいあったのであとでぼちぼちフォローする。
追記: 技評のレポート: http://gihyo.jp/news/report/2014/06/giihubkaigi
■ デレマスアニメのキービジュアル(Cute)を観てきた
せっかくなので渋谷から新宿を経由して帰宅するついでにJR東口改札内にあるシンデレラガールズのアニメ・キービジュアルを見てきた。今日まで。いやー、これはもう、間違いなくみくにゃんが主役ですね(確信)。
2014-06-03(火) [長年日記]
■ BOOKSCANに送る本の冊数を計算するアプリを作った
ひさびさにサンデープログラミング。
毎月BOOKSCANに送る本を選ぶときに、BOOKSCANの「冊数」(350ページまでが1冊、あとは+200ページごとに+1冊)を計算するのがつくづく面倒くさくなったので、計算してくれる簡単なWebアプリを作った。候補になってる本のISBNをバババっと入れていくと、一箱に収まるかどうかを計算してくれる。とりあえず自分の役に立てばいいのでライトプラン専用、デザインも最小限*1。本の題名はAmazonへリンクになっているので、一箱分が埋まったらそのまま注文してしまえば良い。
なお、一箱分を超えると二箱目に突入するが、以降は一箱目がもっともお得になるように遺伝的アルゴリズムを使って最適なセットを計算する(えっ、この人なに言ってるの……?)。なお「お得」の意味は「一箱に入るトータルのページ数を最大化する」ということである。三箱目以降も同様*2。
例によってソースはGitHubで。
2014-06-05(木) [長年日記]
■ 運転免許更新
免許の更新時期がきたので二俣川の運転試験場へ。いまは二俣川が通勤の途中にあるから、定期券で行けるのが良い良い。
最初に例の「数字4桁の暗証番号を2組」設定する儀式があったけど、これ、この3年間で一度も使わなかったのだが。これで覚えておけという方がおかしいよなぁ。なんでもうちょっと実用性のある認証方式にしなかったんだろう。
視力検査を終えて(視力だけだった。他にも動体視力とかの検査があった記憶があるのだが)、写真を撮ったら1Hの講習。最近の講習ビデオ、けっこうよく考えられていてあなどれない。今年は孫子の兵法に沿って講談風の演出。あと最近はドライブレコーダー搭載車が増えてるせいか、それを使った本物の事故動画が満載で、必然的に被害者が歩行者・自転車・バイクに偏るからかなり心にクるものが……。
3年間無事故無検挙だったので、ひさびさにゴールド免許に復帰。でも今の免許証って別にゴールドの帯になってたりしないのな。あれ、プレミアム感があってよかったのに。……と思って調べたらブルー免許証でも有効期間が5年になることがあるってこれか。てことは無検挙じゃなかったってこと?(笑) なんかもう、記憶力がどうしょもないなー。
2014-06-08(日) [長年日記]
■ THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 1stLIVE HAPPY☆PERFORM@NCE!!のライブビューイングに行ってきた、または雨宮天がすごいという話
ミリマスの記念すべき1stライブは中野サンプラザということで、そんな狭き門にそうそう当たるわけがない。アイマスライブ、回数増えてるのにちっとも当選確率あがらねぇよ、どういうことだよ。ということで、わさますで融通しあったチケットで2日目ライブビューイングに行ってきた。TOHOシネマズ渋谷。
日記は当初、デレマスのときみたいに演者ごとに均等にわけて書こうと思ってたんだけど、なんか望外にすごかったのでもう天ちゃんのことだけ書いておけばいいや! (以下だいぶキモオタ成分高め):
中野で白の大閃光を配っているPがいるという話を聞いて「あー、その気持わかる」と思った。おれも今回、高輝度タイプのサイリウムは白しか用意しなかったのだけど(UOの出番があるとは思ってなかったw←甘い)、2月のSSAで会場を赤くしてしまったのは志保Pとして最大の失点。忸怩たる思いで過ごしたこの数ヶ月、ついにリベンジのときは来たのだ。今日こそは会場を白く染める!!*1
それはさておき、お目当ての天ちゃんは全員登場時には向かって左端でちょっと目立たない感じなので「ぐぬぬ」っていたのだけど、「Blue Symphony」で登場したときはもう、視線は舞台右半分で固定されてしまった。右端がゆきよさんで、あのモデル体型の長い手足で魅せてくるのに、その隣でまったく遜色ないダンス、さらにあの妖艶さすら感じるクールな表情が加わってゾクゾクくる。その後のMCでドヤ顔リクエストをしたナンスは今日のMVPだと思います。
決定打はもちょと歌った765ASカバーの「きゅんパイア」で、幼さの残るもちょとのギャップを狙ったデュオだと思うが、はっきりいって完全に天ちゃんが食ってしまっていた。なんなんですかね、あの色気。まだ20歳なのに。LV会場の空気が完全に変わって、天ちゃんのアップが抜かれるたびに悲鳴にも似た歓声が。そうそう、これだよこれ、おまえらやっと天ちゃんの魅力に気づいたか。
その後は完全に血を吸い取られてミイラ化していたので「ライアー・ルージュ」で復活するまで記憶が飛び飛びなのだが(ぉ、だいたい天ちゃんを目で追う機械と化していた気がする。天ちゃんを狙うカメラが他の演者に比べて寄り気味なので(気のせい? いや間違いない)、アップを抜かれるたびにこっちはいちいち気が遠くなる。もちろん「ライアー・ルージュ」も最高で、ダンスも表情もビシビシ決まって、天ちゃんが挑んでいた「かっこいい」をしっかり体現できていたと思う。というか「かっこいいって言って欲しい」って宣言しておいて本当にかっこいいことするんだからすごい。
そのうえさらにだな、最後のMCで会場に向かって「かっこよかったですか!?」って聞いて(もちろん全力で「かっこよかった!!」と答える)、それを聞いての満面の笑顔がうってかわって天使並みにかわいいわけよ。そのあとのアンコール「Thank You!」でのキャッキャウフフな展開も含め、「かっこいい」と「かわいい」がレベルMAXで両立するという稀有な空間にいられただけでもう最高。
これだけではあまりにアレなので他の演者や曲のことも少し。網羅性低いけど他意はない。
ゆきよさん。「もしソロでコンサートをするなら」という想像をしたときに当てはまるのは彼女だけだったように思う。それくらい存在感があったしパフォーマンスも良かった。一方でスカートが短すぎるのか、しきりに手で押さえていたのがどうなんだと思ったけど(まぁそれも含めてかわいい)。
ゆうちゃ。普段からメガネの彼女、エミリーに合わせて外してきたらやだなーと思ってたらちゃんとかけたまま出てきてGJ。寄ったカメラで気づいたけど、エミリーに合わせて紫色のフレームだったように思う。Twitterの発言とかみてても気配りがあってほんとにいいコ。
上しゃま。今回一番キャラとだぶって見えたかも。海美も好きなのでこれは想定外の嬉しさ。突出して目立った感じはなかったけど、彼女すごく上手いし、おまけにかわいらしい。「瞳の中のシリウス」を歌ってくれて嬉しかった。LTPシリーズ中のfavoriteなので。
ころあず。こんなにハラハラするライブはそうそうないよ(笑)。欠席の発表があったときはさぞかし悔しいだろうなぁとは思ったけど、まさかの一部出演、でもせいぜい1曲歌うくらいだろうと思ってたらソロも含めて何曲も歌っててびっくりした(とともにみんな心底心配していたのだよ)。でも嬉しそうでよかった。
みっく。彼女の声はすごく好きなんだけど初日のみ出演で今回は見られないと諦めていたら、ころあずのピンチヒッターで2日目にも急遽参戦が決まって嬉しかった。SSAの「借り」をしっかり返してくれたし。あと「キラメキラリ」のエアギターがめっちゃかわいかった!!!
りえしょん。前に「ミリオンはシンデレラみたいに飛び道具が少ないからセトリ組むの難しそうw」みたいな話をしていたのだけど、彼女は数少ない飛び道具なので(1日目の飛び道具はまつり姫だろう)、イントロと同時に会場がヒートアップするのがわかって面白かった。こういう弾けた曲はいくつかないとね。あとMC中ぜんぜん落ち着きがなくて目が離せない(笑)。
もちょ。(o・∇・o)
ぴょん吉。この人も泣かない。「アイマスのセンターは泣かない」という伝統でも作る気か。でも笑顔を忘れて素になるときがけっこうあって「あー、緊張してるのかなー」と思った。「relation」の気合の入り方がさすが美希Pという感じで良かった。ほんとにアイマス好きなんだな。
そういえばカバー曲、とくに古めの曲は、ミリオンのオリジナル曲にくらべてダンスの難易度が低いのが面白かった。シンデレラもミリオンも、若手の実力がもともと高いせいか、どの曲もレベル高いのだよなぁ。最近の声優さんは大変だよ。一方で「Marionetteは眠らない」は美希の声がないとどこか緊張感が欠けてる気がするし、「Blue Symphony」に千早が混じっていれば完璧だったのに! という気持ちも大きい。やはり先輩たちの存在も大きいのだ。
終了後は中野と首都圏各地のLV会場にちらばったわさます勢11人で新宿の「鉄板ホルモン ほおらず」に集まって打ち上げ。出かけるときかみさんに「客なのに打ち上げって言うのか」と聞かれたけど、おれら客じゃなくてプロデューサーなんで、打ち上げで間違いない。
*1 というほど仰々しい話ではなく、ほとんどのPは良く訓練されているので、実際はまったく心配には及ばなかったはずである。
2014-06-10(火) [長年日記]
■ Heroku上の古いアプリのURLを変更した
Herokuのbambooスタックで動かしている古いアプリ、heroku.comのドメインからherokuapp.comに移行してくれという案内が4月に来ていたけど、先日また来たので、やっと対応した。といっても調べてみたらbambooで動いてるのはamazon-auth-proxyだけだった。
amazon-auth-proxyはAmazonの(悪名高き)認証付きAPIをバイパスしてくれるproxyサービスだが、これ単体で使うというよりはProduct Advertising API用リバースプロキシに登録してリソースを共有するためのものなので、今回はURLを変更されてもエンドユーザには影響がないのはラッキーだった。
ということで、リバースプロキシに登録してあったURLをherokuapp.comのものに差し替えて対応完了。もしここを読んでいてまだ未対応な運営者がいたら対応よろしくお願いします。いちおう運用者メーリングリストにも流したけど、あれ生きてるのかどうかよくわかんないし(笑)。
2014-06-13(金) [長年日記]
■ 図書室の魔法 上 (創元SF文庫)(ジョー・ウォルトン)
急に新作を読んでどうしたことかと思われたかも知れないが、例によって本が好き!の献本にあたったのである(いつものとおり4回目の応募)。一ヶ月以内に書評を書かないといけないので焦る。
妖精が見えて魔法が使えると本気で信じている重度の中二病患者であるウェールズ育ちの15歳の少女が、ひょんなことからイングランドの全寮制女子校に入れられてしまい、差別や偏見に押しつぶされそうになりながら送る生活を本人の日記という体裁で綴った作品。彼女が逃避先に選んだのは「本」。それもSFばっかり!
1980年前後の数ヶ月間の出来事なので、脂の乗り切った英米SF作家の作品ばかりがバカスカ出てくる。巻末に登場作品の一覧が11ページにもわたって掲載されているのだけど(労作!)、21世紀の現在から振り返ってもSFが最高に豊穣だった時代だ。なので必然的に本書は主人公が読んだ本の感想がメインになる。ティプトリーが「彼」から「彼女」に変わったり、ハインラインやディレイニーの影響を受けて同姓愛に理解を示したりと、まぁ同じ年代の作品を読んでいればニヤリをすること間違いなしの描写がてんこ盛りで、昨今のSF読みはそういうのが大好きな世代がメインなのでヒューゴー賞は当然だし、ネビュラ賞選者だって一皮むけば同じSFファンなのだから、結果ダブルクラウンとなるわけだ。まったく、SFファンなんてちょろいもんだぜ!
……ちょろくて悪かったな!
それはさておき、主人公はSFを通して学校外のコミュニティに接し、ようやく安住の地と仲間たちを見つけ、さらに充実したSF生活に突入する(ボーイフレンドとの最初の痴話喧嘩のくだりなんかは爆笑ものである)。が、終盤になって冒頭で「中二病」と切って捨てたはずの妖精と魔法が実際に登場して、ちょっとした冒険になる。これがはたして本当にあったことなのか(つまり本書はファンタジーなのか)、それとも主人公の日記そのものが虚構なのか判別できないというのが本書のポイントのひとつになる。と解説に書いてある。けど、おれはSFファンってやつをよく知ってるからなぁ。SFファンの日記が徹頭徹尾ノンフィクションとかありえないだろ? ということで、おれの解釈は後者なんだけど。まぁ、そこは人それぞれ楽しめばよろしい。
おれは主人公とだいたい同世代なんだけど、登場するSF作品の多くを(翻訳ラグで数年の違いがあれど)日本語で読んでいて驚いた。実際、巻末のリストにはほとんど翻訳がある。これに加えてやはり最高に豊穣だった日本SF作品が山ほど出版されていたのだから、主人公よりよっぽど濃いSF生活が送れてたんじゃなかろうか。1980年代の日本のSFファンはほんとうに幸せだったのだなぁ。
2014-06-14(土) [長年日記]
■ ウッドフェンスを作る(1)
庭の日当たりがよすぎて植えてある植物の生育に悪いというかみさんの希望で、南側のフェンスを今のスチールメッシュのものからウッドフェンスに変えることにした。といっても元のフェンスはそのままで、上から後づけできるお手軽タイプ。以前ベンチを買った、WOODPROのセミオーダー。
午前中に切断・塗装済みのパーツが届いたので、午後から梱包を解いてざっくり組み立て開始。お手軽とはいえ10mを超えるので、3m超の板が9枚3セット。これに支柱分の穴をあけて木ねじで取り付けるのだから……えーと、250ないし最悪300ヶ所のねじ止め? はっ、死ぬわ。
ということで、労働力は金で買うのだ。インパクトレンチ持ってなかったし。
以前カタログ眺めてたときはやっぱ電池式がいいなぁと思ってたけど、いざ実物を見比べてみるとローエンドのは4時間充電でネジ100本までしかも貧弱トルクとかお話にならないスペックだし、プロ仕様のは電池が交換できてパワーもあるけどさすがにお高いしデカくて重い。ということで、高トルクのACタイプにした。取り回しには難があるけど、軽くて安い(5000円くらい)。
まぁなんですな。ガレージに欠かせないツールが増えるのは良いものです。バイクの整備で使うことはあまりないけど(使えよ)。
閑話休題。おかげですばらしくはかどって、とはいえ午後からの作業なので全体の1/3ほどを作って明日へ持ち越し。
2014-06-15(日) [長年日記]
■ W杯: 日本 1-2 コートジボワール
時差があってほとんどフォローできてないから何も書いてなかったが、ブラジルワールドカップが始まっているのだ。しかし日本の初戦は週末の朝10時ということで、さすがにこれは見る。
結果は点差以上の完敗で、本田のすばらしい先制点からしばらくは勢いもあってよかったが、それ以外の時間帯はほとんど自分たちのプレイができてなかった。
コートジボワールはラインも間延びしていてFWは前線に残りっぱなしというカウンターサッカーなのだから、精度のいいパスならやりたい放題にできてもおかしくないのに、相手がプレスに来るまでボールを離さないからフィジカルで負けて奪われるというパターンばかりだった。体格差は歴然としてるのに足が止まってスピードが出なけりゃ、日本サッカーができるわけないよなぁ。あと2戦、どうなることやら……。
■ ウッドフェンスを作る(2)
昨日の続き。ほんとは朝からやるつもりだったのに日本戦のせいでまた昼から……。梅雨のさなかだというのにこの週末は夏のような天気だ(つまり暑い)。
そういえばお手軽キットのお手軽さのゆえんはこのあたりというか、既存の金属支柱を角材で挟んで、タイラップ(結束バンド)でぎゅっと締めるだけ。まぁ、たしかにこれで十分な強度が出るわなぁ。
昨日1/3を終えてだいたいの様子はわかったので、残りをがんがん貼っていく。支柱に合わせて正確なネジ穴を切っていくのはかなり面倒臭いが、まぁ多少ずれても「手作りの味」で済ませられるので日曜大工は良い(笑)。調子に乗って最後の最後で穴の位置を間違えてしまったが、これは後日パテで埋めてタッチアップしておけばいいか。
残る作業は笠木(屋根的なもの)と、今回は飛ばした中間の補助支柱へのネジ止め。ちょっとサイズが合わないパーツとかがあるので、これも現物合わせかなー。まぁなんとかなるでしょう。
2014-06-16(月) [長年日記]
■ オフィスが今日から虎ノ門に移転した
だいたい、東京に通勤するのが嫌でわざわざ逆方向に就職したのに、今都内でもっとも注目されるエリアに移転するとかどういうことなの。ちなみに沼津→小田原→新横浜→蒲田で次が虎ノ門でとうとう山手線の内側だよ。日本が縮小してるっての、よくわかるわ。
小田急から虎ノ門方面だと、下車駅はほぼ国会議事堂前しか選択肢がなくて、朝は首相官邸の目の前に出てから歩いたんだけど、アップダウンが多くて真夏とか雨の日に歩くのはちょっとなーという感じだった。警察官ばかりが目につくし。帰りは少し遠回りだけど溜池山王に向かったら、こっちはやや開けていて(ドトールがある! スタバもあるけどどうでもいい)、こっちを使う方が幸せになれそうだなぁ。いずれにせよ朝夕のラッシュは精神的につらい……。
虎ノ門に引っ越しだというと「ヒルズですか」と聞かれるけど、さすがにそんなことはなくて(窓から見えるけど)、でもまぁわりと好きなように設計させてもらったので居心地のいいオフィスになったよ。椅子もオカムラのSabrinaだし。通勤はつらいけどオフィスは快適。
2014-06-18(水) [長年日記]
■ オフィスのプロジェクタにChromecastを挿して大活躍させてる
月曜から稼働している新オフィス、プロジェクトルームにEPSONの短焦点プロジェクタを2台設置してもらったんだけど(プロジェクタはプレゼン用途よりもディスカッション用途の方が有用なのでプロジェクトルームに置くのは当然ですね)、最近のビジネス用プロジェクタの例に漏れずちゃんとネットワークで共有できるから、プロジェクトの各メンバが自分の端末の内容をプロジェクタに出力できる。
(ここで「プロジェク」がゲシュタルト崩壊してきたのでちょっと深呼吸)
ただ、(EPSONだけかも知れないけど)ネットワークプロジェクタ機能にはけっこう制約があって、プライマリディスプレイの内容しか出力できない(拡張ディスプレイ扱いにできない)とか、メンバが協調しないとソースの切り替えができない(他人の出力を勝手に奪えない)とか、その他もろもろディスカッション用途で使うことをあんまり想定してない。いくつかの制約は追加のソフトウェアを導入すれば解消できるっぽいのだけど、もう面倒くさくていけない。
そこで、(買ったはいいけど使い道が見つけられなくて困っている人続出の)Chromecastを買ってきて、プロジェクタのHDMI端子に突っ込んだ。プロジェクタ本体にUSB端子が付いているので給電も問題なし。
これで、メンバ各自が自分のChromeブラウザから出したいタブを選ぶだけでどんどんプロジェクタの内容を切り替えられるようになった。2台あるプロジェクタのどっちに出すのかも自由だし、もちろん両方に同時出力もできる。ブラウザの内容しか出せないという新たな制約ができたものの、昨今、見せたいものはたいていブラウザの中にあるのだから問題ない(ChromeブラウザはPDFも表示できるし)。議事録だってWikiを表示しながらその場で書けばいい。画面の拡大なんかもブラウザの流儀だけでできるから、操作体系がずいぶんスマートになった。Chromecastはオフィスでこそ活躍できるよ、オススメ。
2014-06-19(木) [長年日記]
■ Rubyの定数はできるだけfreezeさせようと思った
もう10数年もRuby使ってるのに、すげー初歩的なミスに気づかず2日もムダにしてしまった。典型的な「mutableな定数」問題。
CONST = 'foo' def bar(opt) str = CONST str << opt baz(str) end
みたいなメソッドbarがマルチスレッドの奥底で何度も呼び出されて、そのたびにCONSTの中身が変わってしまっているのに気づかず、スレッドの競合かなにかに違いないと決めつけて延々と別のところを調べていたという。「CONST = 'foo'.freeze」って書いておけばすぐわかったはずなので、今後本当に定数として使いたいときはfreezeすることにする。
(最近のrubyの実装でこのあたりのトピックがあった気がするけど思い出せない)
■ 小田急線の脱線事故で帰宅難民化しそうになった
「そろそろ帰ろうかなー」と思ってマシンを落とす直前に、小田急で脱線事故というニュースが飛び込んできた。乗客が乗ってなかったから怪我人なしというのは不幸中の幸いだけど、現場が相模大野ということは我が家の徒歩圏内が全滅ってことじゃないか、うわー。
とはいえさすがに都心からの帰宅で代替ルートに困ることはあまりない。表参道から田園都市線に乗り換えて中央林間から歩けば、まぁいい運動になる程度の距離で済む。でも小田急の代替になった田園都市線の混雑がどんな悲惨な状況になるのかは想像するまでもないので、けっきょく9時ごろまでオフィスに残って、ぼちぼち空いたころを狙って帰ってきた。
急行はそれでも激混みだったので、各停に座ってきたからさらに時間がかかったけれど。まぁその日のうちに帰れて良かったよ。
2014-06-21(土) [長年日記]
■ 初音ミクはなぜ世界を変えたのか?(柴那典)
本が好き!の献本抽選、ついこのあいだ当たったと思ったら連続して当ってしまって慌てたのなんのって。4回に1回当たる計算で適当に申し込んだのに、これじゃ積読が消化できないじゃないの(笑)。いやもちろん本当に読みたいとは思ってたけど。ちなみに今回はYONDEMILLという(今回初めて知った)電子書店によるキャンペーンなので、いつものように自炊本をKindle読むのではなく、スマホ、タブレット、PCのブラウザを渡り歩きながら読んだ(これに関しては別項で)。
およそ20年に一度音楽の世界に現れる「サマー・オブ・ラブ」ムーブメント。初音ミクのムーブメントはその3回目にあたるのではないかという仮説に基づいて、初音ミク関係者への取材などからその裏付けをしていくという本。初音ミクのキャラクター的な側面(萌え方面)ではなく、わりとがっつり音楽方面からアプローチしている点が目新しいのだろう。ただ、この手の書籍によくあるように、著者は基本的に自身の仮説に合う逸話ばかりを並べていくので、客観性は読み手の側に求められる。まぁ著者自身もあとがきで学術的なものではないと書いているくらいなので、あまり真面目にとりあってはいけないものだと思う。とはいえ自分はあまりこの方面には明るくないので、なかなか面白かったし、音楽に限って言えばそれなりに説得力があった。
とはいえ、かれこれ四半世紀近くフリーソフトウェアおよびオープンソースソフトウェア(FOSS)に関わっている身としては、初音ミクムーブメントがFOSSの歴史をみごとなまでに忠実になぞっていることを知っているわけで、初音ミクムーブメントは規模こそ大きいだけでそんなに目新しいものではないという実感がある(たぶんコミケに関わってきた人も同じような感想を抱いているんじゃないかな)。音楽畑の著者の目にはそりゃぁ新規なものに映ったのだろう、でなけりゃ「世界を変えた」なんて大それたタイトルをつけるわけがない。でも悪いがそれはGNU/Linuxがすでにやったことなんだよね。
そんなFOSS視点から本書を読むと(というか他の読み方ができないんだけど)、いろいろアラがみえる。たとえばピアプロ・キャラクター・ライセンスがオープンソース運動にインスパイアされた重要な要素として語られてるけど、利用目的に制限をかけてる時点で腰が引けている。これは営利企業が策定したことによる制約だろうし、初音ミクを悪事に使ってほしくないという気持ちはわかるけど、これはもう「表現」というものに対する覚悟がぜんぜん足らない。ちなみにOpensource Definitionには「No Discrimination Against Fields of Endeavor」という項があって、利用目的による差別を禁止している。
こういうせっかくの先人がいるのにあまり歴史に学ばない、良くも悪くも子供っぽいところがボカロコミュニティにはあって、自分はわりと初期の頃から横目でみつつ距離を置いていたのだけど*1、ryo(supercell)の「メルト」は今でもけっこう好きで、この曲がエポックだという本書の指摘には大いに頷けるところがある。当時は初音ミクが「自分自身以外のことを歌う」というだけでも価値があったし。そんなryoがあの「Tell Your World」のアンサー・ソング「ODDS & ENDS」を出しているというのも今回初めて知って、探して聴いた。うん、いいね。彼の詩はすごく沁みる。ただこの曲の公式PVがニコニコ動画にないという時点で、サード・サマー・オブ・ラブがすでに終わっているという本書の指摘が真実だということを思い知るわけだけど。
いまやうまく上昇気流を捉えて高々度で安定飛行を始めたボーカロイドが、ムーブメントが終わったあと、過去2回のサマー・オブ・ラブのように音楽業界のバックグラウンドとして居座り続けることができるのか、それはあと10年は待たないとわからない。ちなみにFOSSの申し子GNU/Linuxは、今やなくてはならない社会インフラになっているが、さて。
*1 アイマスの方がいつまでも危なっかしくて目が離せない(笑)。
2014-06-22(日) [長年日記]
■ 猫とすごす雨の日曜日
朝から雨でどこへも出かけられないし、かみさんが仕事してるのでおとなしく寝室でごろごろしながら読書していると、グスタフがやってきて脚の上で寝始める。そのまま2時間くらい。どうも最近、人の上で寝るのが好きになったらしい。もう夏になるというのに。体重8kgもあるのに。
で、ようやく降りてくれたと思ったら、こんどは入れ替わりにドーラがやってくる。
ドーラは抱っこ嫌いなので人の上に乗ってくることはないけど、つかず離れずの位置で丸まったりする。なんだかんだいって人のそばにいるのは好きらしい。ただしこの状態は長くは続かない。独占欲の強いグスタフがすぐに戻ってきて定位置に居座るからだ。
こんな状態でまた小一時間。さすがに人間の方が飽きたので、起き上がってダンボールの片付けをしていたら、案の定集まってくる。2つの箱は同じサイズである。
まぁ、楽しそうでなにより。
◆ smbd [ツチノコ発見!]
2014-06-23(月) [長年日記]
■ YONDEMILLの電子書籍ビューア雑感
先日読んだ電子書籍がYONDEMILLというオンライン書店のものだったので、必然的にブラウザで(PC/スマホ/タブレットを渡り歩きつつ)読んだのだけど、まぁ、上質な読書体験とはとうてい言いがたかったのでメモっておく。といっても立ち読みしてみればわかるように、ビューアの作りはほぼBinBのそれと同じなので、ボイジャーのOEMに間違いないだろう(なのでこれはボイジャー製ビューアのインプレッションとほぼ同意)。
ちなみに運営会社をたぐってみると、本が好き!を運営してるところで、ああ献本ってようするに同じ会社のプロモーションなのかとやっとわかった。それにしてもこのサイト、アクセシビリティのかけらもなくて、よくこんな意識で出版に関わろうなんて思うよなぁ。
字が汚い
スマホやタブレットでは気にならないものの、Windows上のブラウザ(Google Chromeと念のためIE11も)で開いたらもう、突然視力が落ちたんじゃないかと思うようなひどいフォント。ジャギーでガタガタだし、アンチエイリアスに失敗していて「日」の字の真ん中の線がぼやけて二重に見える始末。「きれいに表示される」と書いてあるWebフォントをONにしてこれである。おれの知ってる出版人にはフォントにすごくこだわる人が多いんだけど、少なくともボイジャーにそういう人はいなさそう……。
遅い
ブラウザだけで読めるということは、本を一冊ダウンロードしてきてるわけじゃなくて、ページごとにダウンロードしていることを意味する。いちおう数ページくらいはまとめてダウンロードしてるようだけど、キャッシュの切れ目に入る追加ダウンロードが遅いのなんの。光回線につながってるPCでもひっかかるので、電波状態の悪い地下鉄なんかだと数秒は待つ。Webフォントを切ってもたいしてかわらず。なんでちょっとした先読み機能すらつけないのか理解できない。本を読んでいてページめくるたびに数秒待たされるとかありえんでしょ。
コピペできない
ブラウザで読むといってもコードを読めばわかるように暗号化(?)したデータを取ってきてCanvasに貼り付けるようになっていて、単純なHTMLとしてレンダリングされているわけではない。いちおう長押しで範囲選択ができるようになってるけど、指定した文字列を送れる先はGoogle検索とTwitterなどのSNSだけ。ということはせいぜい100文字程度しかひっぱれないわけで、満足に引用もできない。書評サイトを運営してるのに、本文の引用すらさせてくれないとは。
その他もろもろ
がんばって縦書きにレンダリングしてるものの、行頭に読点がきたりして最低限の禁則もできてないレベル。自動ページめくりという機能が設定でONにできるのだけど、どうやれば自動でめくってくれるのかわからない。ダウンロード型でないということは、言うまでもなく購入した本の寿命はYONDEMILLのサービスの寿命に依存する。にもかかわらず「貸本にすぎない」というエクスキューズがない(まぁこれは他の電子書店も五十歩百歩だけど)。
というわけで読みながらストレス溜まりまくりで苦痛だったので、今後はYONDEMILLの献本は申し込まない方向で。いくら無料つってもこれはない。
2014-06-25(水) [長年日記]
■ W杯: 日本 1-4 コロンビア → 予選リーグ敗退
コートジボワール戦は見たけど、次のギリシア戦はもろに通勤時刻にかぶってしまってまったく見られず。予選リーグ最後のコロンビア戦は朝5時からなので、極端に早起きすることもなく、それでいて最後まで観ていても時間通りに出社できる絶好のタイミング。
とはいえ結果にはあまり期待してなかったし、最終的には最下位だったのも納得の内容だからあんまり落ち込んだり(逆にギャーギャー騒いだり)することもなく。だいたい、大久保を選んでおきながら、大久保をもっとも上手く操縦できるアムロじゃなくてケンゴを一緒に選ばなかった時点でねー。
試合自体は、前半よく走って得点もできたし悪くない(走らされたので後半息切れ?)。PKを与えてしまった今野が、それでも萎縮することなくその後も果敢に削り続けていたのも感動した。長友、岡崎も良かったな。
8年前ないし4年前から進歩してないじゃないかという意見もあるようだけど、海外移籍してもすぐに出戻ってくるようなことは減ったし、それなりに継続して成果を上げている選手もいるんだから、全体として実力は増してると思うよ。ただ、ワールドカップでは当たる相手がぜんぶ自分たちより強いのに、その相手に急造チームとしてどう戦うかというメソッドがなかったと思うし、それは監督を含めたスタッフの責任だと思う。一番責任が重いのは「実力で上回る本気の相手」との練習機会を十分に作れなかった協会だろうよ。楽な相手とばかりやってたら、そりゃいつでも「自分たちのサッカー」とやらができると選手が錯覚するのもあたりまえだろう。というのはだいたいセルジオ越後の受け売りだけど。
あと毎回言ってるけど、日本中がサッカーに注目してるこのチャンスにJリーグの宣伝をしないの、ほんとビジネス感覚ないと思うんだけど、なんでですかね。
2014-06-26(木) [長年日記]
■ amazon-auth-proxyをHeroku Bamboo stackからCedar stackへ移行した
Herokuからメールが来て「古いBamboo stackは来年の6月16日まで」って言われてしまった。とうとう来たかー。
ちなみにいまだにBambooで動かしているのはamazon-auth-proxyのみだし、コード自体はとっくにCedar stackに対応しているので、載せ替えるだけなんだけど。移行期間を1年も取ってくれるのは良心的だよなー。そういえばamazon-auth-proxyを作るきっかけになったAmazon APIの変更は、移行期間がたった3ヶ月だったのを思い出して、なんだかまた腹が立ってきた。
それはさておき、Bamboo上のアプリを止めたくないので、新しい名前のをCedarで作って*1動作確認してからProduct Advertising API用リバースプロキシに追加した。最初、なんどやっても登録できなくて、しかもエラーメッセージも出ないのでHeroku側のログから推測できるソースまで追いかけてもわからなかったのだけど(ようするに原因がわからないコード側にもいろいろ問題がある)、そもそもアプリケーションキーを登録せずに動かしていたのが原因だった。なんのためにこのproxyがあると思っているのだお前は。
しばらくしたらBamboo版は削除しよう(と書いたけどたぶん来年またHerokuから警告が来るまで忘れてると思う)。
*1 安直に旧proxy名に「2」を足したという。ひどい。
2014-06-27(金) [長年日記]
■ 誕生日でした
普通に平日なので手料理で、とリクエストしたらひさびさにハンバーグを作ってくれた。持つべきは良き妻ですよ。あとはケーキ。
あいかわらず年齢不詳と言われるのでこのまま不詳な感じで行こうと思う。でもミリマスのセンターをしっかり務める同じ誕生日のぴょん吉が23歳なら、おれも23歳で行けるんじゃないかなっ(錯乱)。
2014-06-29(日) [長年日記]
■ 中央道と(ついに)つながった圏央道を走ってきた
圏央道の相模原IC~高尾山ICがついに開通するということで、本当は開通するその日である昨日にバイクで走ってこようと思ってたんだけど、そもそも15時という遅い時間でしかも雨だから先延ばしにしていたら、かみさんも行きたいと言うので今日になって車で出かけてきた。
これでもう、R16の渋滞にイライラすることなく、中央道・関越道へ行けるわけで、相模原住人としては悲願達成。これで臼田・野辺山へも日参できるよ!(しません)
さて、この区間における最大の興味は小倉山トンネル(俗称「産廃トンネル」)。投棄された残土のせいでトンネルを深く掘らなくてはならなくなった結果、トンネル内部で勾配の切り替えが発生、渋滞が懸念されていると。実際南側から入ってみると、かなりの下り急勾配。トンネル内外にはしつこいくらいに速度低下に注意を促す案内が出ている。
いまは交通量少ないけど、増えてきたらぜったい渋滞するよなー、ここ。
距離的にはたいしたことないので、そのまま中央道にするっと入って(急に道路が古くなる。やっぱ新品の道路はいいなぁ)、河口湖に抜けてきた。
ゆうべ(なぜか)Trip Advisorで外人の口コミを見ていたら、揃いも揃って小作のほうとうを「最高のローカルフード」みたいな感じで褒めていたのでつられて小作に入ってしまったが、今日は夏みたいにいい天気でほうとうを食べるには暑すぎるので天丼と馬モツ煮定食を食べるなど。
温泉でも入って行こうということになってその場で近場の温泉を探したら開運の湯というのがあったので寄ってみたらこれが大失敗。Webサイトにあるような明るくてきれいな露天風呂はたぶん10年以上前の姿で、いまはろくに循環もさせてない淀んだお湯でつかるのも憚られるようなやる気のない運営。内風呂はかろうじて清潔だったけど、富士山が世界遺産になってもこんなヤバいところが残ってるのは恐ろしいことだ。
口直しに以前行った河口湖美術館のカフェに寄って、ちょっと散策してから帰ってきた。帰りは南下して御殿場から東名、海老名で圏央道に入ったので、ちょうど一周した感じ。海老名ICの手前で合流渋滞するようになっていたのだが、偶然なのかすでにそういう場所になってしまったのかは不明。圏央道に入ってしまえば快調に飛ばせていい感じなのだけど。
ただ、いままでみたいに終点まで何も考えずに走っていれば出られたのと違って、今後は忘れずに相模原愛川ICで降りないと高尾山に連れていかれてしまうので注意が必要。
Before...
◆ ただただし [雑誌記事くらいなら制限にならないんじゃね……と思ったけど、特集記事なんかは登場人物多いね、たしかに。]
◆ sorah [みくにゃん大勝利! GitHub をひたすら賞賛する空気あまり好きじゃなくて、たださんの言うようにいやべつにそれ ..]
◆ ただただし [そうね。あと効率化の度合いをあまり計測してないあたりもエンジニアリングぽくない感じがあるな(そういう意味でGitHu..]
◆ miwarin [いまさらすいません。脚注にある「Git入門」は書籍でしょうか?]
◆ ただただし [「入門Git」の間違いでした。書籍です。 http://sho.tdiary.net/20100517.html#p..]
◆ miwarin [ありがとうゴマス。読んでみます。]