2000-06-08(木)
■ 腹が……
ホテルの「軽食」から以降、何も食わずに帰国。なんとか生き長らえている。検疫でも「じゃあしばらく様子見て下さい」って言われただけ。多い症例なんだろうな、やっぱ。……というわけで、以後2日間、不調で寝込む。それで休暇はおしまい(笑)。前半と後半でえらい違いだ。とほほ。
2001-06-08(金)
■ Linux Magazine
もう見つかってしまいましたか。てへ。レイアウトも校正もお任せだったので、まだどんな記事になってるかも知らないんですけど(笑)。
256本ライターの末席にいたらこんなお声がかかってしまって、断りきれずにずるずると未完成のソフトの解説記事を書くあたり、自転車操業的性格はちっとも直らんね。きっと何か間違ってると思うので、見つけたらここでツッコまないでメール下さい。恥ずかしいから;-)
■ というわけで、来月号の原稿もおさめたし、これでしばらくおれに原稿を書かせようなんて考える編集者は現れまい。さいきん眠くて本業がおろそかになってるし、しばらく自宅ではメール読むくらいしかしないことにするぞー(予想:無理でしょう)。
そういえば256本ムックの謹呈本も昨日届いた。デカい。重い。買って帰らずに済んで良かった(笑)。
■ CVS
tDiaryのソースを自宅でいじって、別の環境でそれのコピーをいじったつもりが最新版じゃなくて、あとでマージするのにえらい苦労をする……なんてことを何度かやったので(やるなよ)、とうとうCVSを使う決心をする。というのも、www.spc.gr.jpにちゃんとCVSが入っているのを今日になって発見したからなんだが。FreeBSDの4.3、なんでも入っててなかなか偉いぞ。
実はCVS本は出てすぐに買っておいたんだけど、使うあてがないから2章まで読んで挫折してたんだよね。というわけで、ひさびさの作業メモ。環境は、サーバspc
と、クライアントpichu
。
まず、サーバ上にリポジトリを作る。
spc$ cvs -d ~/var/cvs init
続いてクライアントにssh経由でcvsにする環境を作り(CVS_RSHとCVSROOTを設定)、プロジェクトtdiaryを作成し、最新ソースをインポートする。この時、作業環境によって変わるようなファイル(tDiaryの場合は.htaccess
とtdiary.conf
)は削除しておくべし。
pichu$ export CVS_RSH=ssh pichu$ export CVSROOT=':ext:spc@spc:/home/spc/var/cvs' pichu$ cd ~/tmp pichu$ tar zxvf tdiary.tar.gz (←こんどこそ最新) pichu$ cd tdiary pichu$ cvs import -m 'initial import into cvs' tdiary sho start (import中のメッセージがだだだっと出る) pichu$ cd .. pichu$ rm -r tdiary
作業用のディレクトリ~/tmp/tdiary
はいらないので消してしまっていい。続いて、CVS作業用のディレクトリに移動して、checkout。
pichu$ cd ~/src pichu$ cvs co tdiary (checkout中のメッセージがだだだっと出る) pichu$ ls -F tdiary/
あとは、作業前にupdateして、作業後にcheckinするだけ♪ こんなに楽なら、もっと早くやればよかった(こんなことばっかし言ってるな)。RuBBSとMobilerも入れておこう。
2002-06-08(土) 2136歩
■ W杯: 南アフリカvsスロベニア
最初に交代したスロベニアのチミロティッチ(?)が、ベンチでソックスを脱いだらふくらはぎに「虎」という刺青(?)があった。なんだあれ?
■ W杯: イタリアvsクロアチア
イタリアが先取した時点でこの試合は決まったと思った。それがまさか、あんなことになるなんて、ワールドカップは油断できない。んー、別にイタリアに思い入れはないので、なんだか嬉しかった。
■ 止まったエスカレーターに何故上手く乗れないのか
おれもあの結論はおかしい思う。あの程度の斜面でいちいち影響を受けていたらまともに歩けないダロ。「できるかな」ではいきなり否定されているが、我々の体には動いているエスカレーターに乗るタイミングが染みついてしまっているというのが一番大きいと思う。習慣の影響を甘く見てはいけない。インタフェース設計の基本中の基本である。
ところでおれは足が長いので(←自慢?)、エスカレーターの段差が歩幅にぴたり合うんだよね。普通の階段は段差が小さすぎて歩きづらいし、かといって一段抜かしもかったるい。
というわけで、エスカレーターは(動いていても)ついつい歩いてしまうのだが、あれは故障の原因になるので危険だという話を聞いたことがある。そんな、あの手の機械は何倍もの安全係数が与えられてるんだから、それくらいで壊れるはずないじゃん、と思うのだが。
けっきょく何が言いたいのやら。
2003-06-08(日)
■ 日本1-4アルゼンチン
ほんっとにダメダメだな、ジーコ・ジャパン。去年より間違いなくレベルが落ちてる代表ってどうよ。中盤がまったく機能してないじゃん。
アルゼンチンでさえ組織的サッカーやってるご時世に、南米式サッカーをやろうなんて幻想、とっとと捨てて欲しいわ。
2004-06-08(火)
■ リアルRubyちゃん
あれ、こんな服装だったっけ? >Rubyちゃん(ってちげー) 個人的にはNVIDIAのNaluちゃんの方が好みだな。
それはそうと、「ウィキちゃん」はけっきょく誰もデザインしてくれない。このままではWikiの未来はないぞ。
■ LL Weekend
「えー、2日間も〜?」とか「え〜、電子チケットぴあ〜? めんどくせー」とか文句言ってたくせに、先ほど(昼休み)ちゃんと1枚確保してしまいました。行くのか? 行けるのか?
■ AirMac Express
うーん、すでに音楽ソースはすべてPCに入ってる状況だし、これは欲しいかも。ちょっと使い方がわからんのだけど。すでに無線ルータがある場合には、オーディオケーブルだけつないで使うというのはアリなんだろうか。あ、できるっぽい:
ワイヤレスネットワークをご家庭ですでに利用されている場合は、AirMac Expressで既存のネットワークにミュージック機能「AirTunes」を追加することも可能です。 (中略) AirMac Expressをお気に入りのミュージックルームのオーディオセットに接続して、電源コンセントに差し込むだけでいいのです。
こりゃいいなー。待ち望んでた製品かもー。
2007-06-08(金)
■ Ruby会議前夜祭
あとで書く(と書いて実は書かないメソッド)。
- 仕事が押しまくって、会場準備が手伝えず
- Dave Thomasの生ブーンを見られた(もちろんまつもとさんも)
- 須藤くんにイジられた気がする
2008-06-08(日)
■ R1200GS、20,000km点検
12ヶ月点検+20,000km点検でCraftへ。貧乏なこの時期に、点検のダブルコンボはキツいなぁ。おまけに任意保険の更新も同時だし。
3年で20,000km、そこそこ忙しいサラリーマンとしては、まぁまぁの距離かなぁ。本当なら年10,000kmくらいは走りたいところなんだけど。
ところで、ハイオクが180円くらいしていてビビる。もっともこのバイクは20km/Lくらい走るし、そもそも趣味の世界なので、そんなに厳しいわけではない。仕事で使ってる人はたまんないだろうな。
2009-06-08(月)
■ アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)(チャールズ・ストロス)
IT業界的には「解説:小飼弾」という点が話題のポイントだったようだが、冒頭の「ロブスター」がSFマガジンに掲載されたときに日記に書いたように(もう6年も前!)、「おもしろオープンソース小説」として、一冊にまとまるのを長らく待っていたのだ。……というわりには、読むのが遅いんだけど。
もっとも、「ロブスター」みたいな、主人公「歩くGNU」マンフレッドが活躍する、笑える短編は最初の方だけ。章ごとに10年単位で経過する物語は、どんどん加速してコンピュータが人間の知性を超えるまでに……ってこれ、ヴィンジの<シンギュラリティ>を真正面から扱う小説だったのか!
個人的に<シンギュラリティ>は大好きというか、こういう未来が近いうちにきっと来る! と信じているのだけど、今までちゃんと描いたSFはなかったんだよね、単に便利な小道具程度にしか使わなくてさ。だから<シンギュラリティ>前後の世界にガチで向き合ったストロスは偉い*1。
もっとも、作者が人間である以上、<シンギュラリティ>の渦中を描くことなどできるわけがないわけで、どうしても視点は取り残された旧人類の側になる。おまえに超知性であっても光速やプランク定数の制約を受けるわけで、ついに登場した<シンギュラリティ>後の世界は、思いのほかショボかったりするあたりがなんともリアルで面白い。結末の脱力感も含めて、ある意味ケッサクだなぁ、これ。
ただ、「ルータ」とか「DMZ」みたいな(今の)ネットワーク用語が使われてるんはカッコ悪いと思った。インターネットの延長じゃ新鮮味がないよ。あと頻出する「なんとか2.0」も興ざめ。まぁ、これは発表時期を考えればある程度しょうがないかも知れないけど、SF作家ならこういう言葉が廃れるのが早いのも想定すべきだ。
ちなみに「解説」だが。彼がブログで展開する「書評(のようなもの)」では、対象の本とはまったく関係ない話になるあたりが彼の「芸」なわけだけど、この本ではなぜか「ちゃんとした解説」になってしまっていて、なんだか肩透かしだ。これじゃ、小飼弾を引っ張り出した意味がないような? 編集者の要請か、はたまた筆者の自重だろうか。後者はないような気がするけど(笑)。
*1 というか、ストロス自身も他の作品では小道具程度にしか使っていなかったけど。
2010-06-08(火)
■ iPhoneユーザが目の色を変えるAndroidの機能紹介(1) - インテント
あ、なんか釣りっぽいタイトルになってしまった(笑)。
いやね、行く先々で「たださん、Androidどうですか」って聞かれるんだけど、けっこうみんな、Androidのこと知らないんだよ。GoogleがAppleに対抗して作ったiPhoneOSの真似っこにすぎなくて、たいして違わないと思い込んでる(白状すると、おれもそう思っていた)。で、iPhoneとの違いを重点的に説明してあげると、「わー、いいなー」っていう反応がかなり返ってくるんだな*1。
というわけで、(だんだん個別に説明するのが面倒になってきたので)ウケのいい機能をいくつかピックアップしてみようと思う。まずはマルチタスクOSの面目躍如、アプリケーション間連携機能「インテント」について。
iPhoneで撮った写真をメールで送るという場面を考えてみる。iPhoneOSは「ユーザの自由度を制限する代わりに適切なデフォルトを与える」という思想で作られているから、カメラで撮ったままの解像度の高い写真をメールに添付すると、有無を言わさず800x600にリサイズする*2。このサイズはなかなか絶妙で悪くないデフォルトだけど、もっと小さい/大きいサイズで送りたい場面はいくらでもあるので、使っているとちょっとずつ不満が蓄積するんだよね。
もちろん画像をリサイズできるアプリはたくさん出ているから、それを使った上でMMSを使って送信すればいい。しかしその手順ときたら:
- カメラアプリで写真を撮って
- カメラアプリを終了して
- リサイズアプリを探して立ち上げて
- いま撮った写真を探して選び
- リサイズして(保存するのを忘れずに!)
- リサイズアプリを終了して
- 画像ビューアを探して立ち上げて
- いま保存したリサイズ済み写真を探して選び(隣に並んだまったく同じサムネイルを持つリサイズ前の写真と間違えないように注意!)
- メール(MMS)で送る
……うわぁ、気が遠くなるね! 特に「探す」作業があまりに多くて苦痛。これならデフォルトで我慢するわ。
Androidだとこうなる。ちなみにおれが使っている画像リサイズアプリはImage Shrink。あとは標準アプリだけを使って同じことをしてみよう。
1. まずカメラで写真を撮るところまでは同じ。右のスクリーンショットはそのあとカメラアプリ内蔵のビューアに移ったところ。画面下部にいくつかアイコンが並んでいて、左から2番目に「○から矢印が2本出ているアイコン」が見えるだろう。これがインテントの送り先(アクティビティ)を選ぶアイコンで、Androidアプリの多くについている。
2. インテントアイコンを選ぶと出てくるのがこのリスト。これは、画像を受け取ることができるアプリの一覧を示している。そのままメールに添付もできるけど、今回は画像を縮小したいので「Image Shrink」を選ぼう。
3. するとその場でImage Shrinkが起動して、サイズを選ぶ画面に。今回は相手の回線事情に配慮して、少し小さめの640x480にしよう。いつも同じサイズに変更する場合は何も聞かずに実行する設定にもできる。
4. Image Shrinkはリサイズを終えるとすぐさまインテント選択画面を表示する。「今リサイズした写真をどこに送る?」と聞いているわけだ。ここではGmailを選ぼう。
5. すぐにGmailのメール作成画面が現れる。写真が添付状態になっているのがわかるだろう。あとはアドレスと本文を入れて送るだけ。
ここまで、写真を「探す(選ぶ)」場面が1回しかなかったことに注目。また、数あるアプリの中から必要なものを探し出すのに、インテント機能によって絞り込まれた一部の中から選ぶだけだったことから、iPhoneに比べて「ものを探す」労力がはるかに少ないのがわかる。
インテントはこのように、アプリが「自分はこの手のデータを受け取れる」という情報をあらかじめ登録しておくことで、OSが送り手とのマッチングをはかってくれる機能だ。画像だけでなくテキストでもいいし、URLでもいい。例えば、メールに貼られたTwitterのURLをクリックするとブラウザでなく使い慣れたTwitterクライアントが起動することもある。
この機能がギークにウケるのは、Unixシェルのパイプ処理のようなツールボックス・アプローチを想起させるからだろう。iPhoneOSで先のようなことを簡単にさせようと思ったら、カメラと画像編集機能とメール送信機能が合体した巨大アプリを作るしかないのだけど(キッチンシンク・アプローチ)、Androidではゆるやかに連携した単機能アプリがシームレスに仕事をしてくれる(ツールボックス・アプローチ)。
リソースが潤沢なPCではiPhoneアプリのような作り方でもいいが、スマートフォンのようにリソースの限られた機械では、どちらが良いアーキテクチャかは言うまでもない。Android 2.2ではこのインテントを、ネットワーク越しにも送れるようになるそうで、これはもうwktkせざるをえない。AndroidはけっしてiPhoneOSの模倣だけしているわけではないのだ。
◆ himo [>iOS4からはドキュメントサポートが追加されていて、アプリ側が扱えるファイルタイプを宣言しておくことで、そのファイ..]
◆ himo [>これ間違いでした。 としましたが、間違いではありませんでした。 iPadのOS3.2の「Document Sup..]
◆ ただただし [himoさん、spamフィルタがキツすぎるみたいで、なんどもお手数おかけしました。 少なくともファイルに関しては他..]
◆ 通りすがり [インテントについて良くわかりましたw Android側はやはりオープン的な志向がiOSより強い側面があって、PC的..]
◆ and慶周 [Appleはできるけどやらないだけだみたいな信仰はどこから来るのが不思議ですね iOSよりAndroidの優れる点は..]
◆ qwer [>信仰はどこから来るのが不思議ですね おそらくジョブズのカリスマ性からだと思います。 Apple製品は何一つ持って..]
2011-06-08(水)
■ 久しぶりにBK1で買い物した
定期的に「3000円以上の買い物で使える×××円のギフト券」を送ってくるBK1、そうはいっても3000円分まとめて買いたい本があることもそうそうなくて(まして紙の本など)、ずっと無視していたんだけど、先日ついに「制約なしの150円ギフト券」が送られてきた。ずっと以前Twitterで意見したのが聞き入れられたのかしらん? 150円なら断裁1回分ちょいなので、1冊自炊するならいいバランスである*1……が、一方で「BK1、いよいよ瀬戸際か」なんて感じなくもない。
実際買い物してみると、以前に比べてたいして改善されたようにみえないんだよねぇ。今回買ったのは上下巻の小説だけど、上巻をカートに入れても下巻をレコメンドしてくれるわけでもなく。決済のステップも妙に多くてわかりにくいし、システムに投資する余裕もないのかなー、なんて思えてしまう。
これで電子書籍でも扱ってくれればいいんだが、ギフト券のメールには「電子書籍販売サイトhontoで、電子書籍版もご購入いただけます」なんて書いてあるから期待して見に行ったら決済含めぜんぜん別の店舗だったりして、単に提携しているだけみたいだったからよけいにガックリきた。もっとも、hontoで買いたいものがあるわけでもないんだが。
*1 といいつつ厚めの文庫を2冊買ってしまったので断裁料は400円もかかってしまったのだが。
◆ muneda [同じく米国ですが,先日乗った飛行機では,KindleとかTabletも電源切ってねと明に言ってましたね.航空会社によ..]
◆ こ~りん [電波関係の問題よりも、離着陸時はトラブル発生の可能性が高いから、というのが理由との話もあるので 航空会社としては、紙..]
◆ Coo [アラスカ航空がパイロットが携行する飛行機のマニュアルをiPadの電子書籍にして軽量化とコスト減を図ることにするとニュ..]
◆ こ~りん [緊急時に見てたら間に合わないだろ、というツッコミはおいといて 専用の固定する台ぐらいはあるんじゃないでしょうか]
◆ Coo [大型機はその機種の限定免許を取る際に勉強しているはずですが、コンピュータ故障などの稀なトラブル時のリカバリ方法はその..]
◆ yoosee [記憶の限りでは半月前のAA、3ヶ月くらい前のContinentalとUS Airways(いずれも国内線)では少なく..]
2014-06-08(日)
■ THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 1stLIVE HAPPY☆PERFORM@NCE!!のライブビューイングに行ってきた、または雨宮天がすごいという話
ミリマスの記念すべき1stライブは中野サンプラザということで、そんな狭き門にそうそう当たるわけがない。アイマスライブ、回数増えてるのにちっとも当選確率あがらねぇよ、どういうことだよ。ということで、わさますで融通しあったチケットで2日目ライブビューイングに行ってきた。TOHOシネマズ渋谷。
日記は当初、デレマスのときみたいに演者ごとに均等にわけて書こうと思ってたんだけど、なんか望外にすごかったのでもう天ちゃんのことだけ書いておけばいいや! (以下だいぶキモオタ成分高め):
中野で白の大閃光を配っているPがいるという話を聞いて「あー、その気持わかる」と思った。おれも今回、高輝度タイプのサイリウムは白しか用意しなかったのだけど(UOの出番があるとは思ってなかったw←甘い)、2月のSSAで会場を赤くしてしまったのは志保Pとして最大の失点。忸怩たる思いで過ごしたこの数ヶ月、ついにリベンジのときは来たのだ。今日こそは会場を白く染める!!*1
それはさておき、お目当ての天ちゃんは全員登場時には向かって左端でちょっと目立たない感じなので「ぐぬぬ」っていたのだけど、「Blue Symphony」で登場したときはもう、視線は舞台右半分で固定されてしまった。右端がゆきよさんで、あのモデル体型の長い手足で魅せてくるのに、その隣でまったく遜色ないダンス、さらにあの妖艶さすら感じるクールな表情が加わってゾクゾクくる。その後のMCでドヤ顔リクエストをしたナンスは今日のMVPだと思います。
決定打はもちょと歌った765ASカバーの「きゅんパイア」で、幼さの残るもちょとのギャップを狙ったデュオだと思うが、はっきりいって完全に天ちゃんが食ってしまっていた。なんなんですかね、あの色気。まだ20歳なのに。LV会場の空気が完全に変わって、天ちゃんのアップが抜かれるたびに悲鳴にも似た歓声が。そうそう、これだよこれ、おまえらやっと天ちゃんの魅力に気づいたか。
その後は完全に血を吸い取られてミイラ化していたので「ライアー・ルージュ」で復活するまで記憶が飛び飛びなのだが(ぉ、だいたい天ちゃんを目で追う機械と化していた気がする。天ちゃんを狙うカメラが他の演者に比べて寄り気味なので(気のせい? いや間違いない)、アップを抜かれるたびにこっちはいちいち気が遠くなる。もちろん「ライアー・ルージュ」も最高で、ダンスも表情もビシビシ決まって、天ちゃんが挑んでいた「かっこいい」をしっかり体現できていたと思う。というか「かっこいいって言って欲しい」って宣言しておいて本当にかっこいいことするんだからすごい。
そのうえさらにだな、最後のMCで会場に向かって「かっこよかったですか!?」って聞いて(もちろん全力で「かっこよかった!!」と答える)、それを聞いての満面の笑顔がうってかわって天使並みにかわいいわけよ。そのあとのアンコール「Thank You!」でのキャッキャウフフな展開も含め、「かっこいい」と「かわいい」がレベルMAXで両立するという稀有な空間にいられただけでもう最高。
これだけではあまりにアレなので他の演者や曲のことも少し。網羅性低いけど他意はない。
ゆきよさん。「もしソロでコンサートをするなら」という想像をしたときに当てはまるのは彼女だけだったように思う。それくらい存在感があったしパフォーマンスも良かった。一方でスカートが短すぎるのか、しきりに手で押さえていたのがどうなんだと思ったけど(まぁそれも含めてかわいい)。
ゆうちゃ。普段からメガネの彼女、エミリーに合わせて外してきたらやだなーと思ってたらちゃんとかけたまま出てきてGJ。寄ったカメラで気づいたけど、エミリーに合わせて紫色のフレームだったように思う。Twitterの発言とかみてても気配りがあってほんとにいいコ。
上しゃま。今回一番キャラとだぶって見えたかも。海美も好きなのでこれは想定外の嬉しさ。突出して目立った感じはなかったけど、彼女すごく上手いし、おまけにかわいらしい。「瞳の中のシリウス」を歌ってくれて嬉しかった。LTPシリーズ中のfavoriteなので。
ころあず。こんなにハラハラするライブはそうそうないよ(笑)。欠席の発表があったときはさぞかし悔しいだろうなぁとは思ったけど、まさかの一部出演、でもせいぜい1曲歌うくらいだろうと思ってたらソロも含めて何曲も歌っててびっくりした(とともにみんな心底心配していたのだよ)。でも嬉しそうでよかった。
みっく。彼女の声はすごく好きなんだけど初日のみ出演で今回は見られないと諦めていたら、ころあずのピンチヒッターで2日目にも急遽参戦が決まって嬉しかった。SSAの「借り」をしっかり返してくれたし。あと「キラメキラリ」のエアギターがめっちゃかわいかった!!!
りえしょん。前に「ミリオンはシンデレラみたいに飛び道具が少ないからセトリ組むの難しそうw」みたいな話をしていたのだけど、彼女は数少ない飛び道具なので(1日目の飛び道具はまつり姫だろう)、イントロと同時に会場がヒートアップするのがわかって面白かった。こういう弾けた曲はいくつかないとね。あとMC中ぜんぜん落ち着きがなくて目が離せない(笑)。
もちょ。(o・∇・o)
ぴょん吉。この人も泣かない。「アイマスのセンターは泣かない」という伝統でも作る気か。でも笑顔を忘れて素になるときがけっこうあって「あー、緊張してるのかなー」と思った。「relation」の気合の入り方がさすが美希Pという感じで良かった。ほんとにアイマス好きなんだな。
そういえばカバー曲、とくに古めの曲は、ミリオンのオリジナル曲にくらべてダンスの難易度が低いのが面白かった。シンデレラもミリオンも、若手の実力がもともと高いせいか、どの曲もレベル高いのだよなぁ。最近の声優さんは大変だよ。一方で「Marionetteは眠らない」は美希の声がないとどこか緊張感が欠けてる気がするし、「Blue Symphony」に千早が混じっていれば完璧だったのに! という気持ちも大きい。やはり先輩たちの存在も大きいのだ。
終了後は中野と首都圏各地のLV会場にちらばったわさます勢11人で新宿の「鉄板ホルモン ほおらず」に集まって打ち上げ。出かけるときかみさんに「客なのに打ち上げって言うのか」と聞かれたけど、おれら客じゃなくてプロデューサーなんで、打ち上げで間違いない。
*1 というほど仰々しい話ではなく、ほとんどのPは良く訓練されているので、実際はまったく心配には及ばなかったはずである。
2016-06-08(水)
■ デレマスイベント「純情Midnight伝説」
以前上位に入りづらくなったって書いたけど、その後はそんなこともなく、スタミナさえ無駄にしないで使いきっていれば2枚どり圏内にはおおむねとどまれる。今回なんて、もうちょっと時間が取れれば2万位以内だっていけたよ。少年チャンピオンの連載で人気急上昇中()のたくみんが報酬だったんだから、もっと厳しいかと思っていたのだが。
他のイベントはMasterで回せるようになったもののあいかわらずLv26の一部までしかSを出せないから、LIVE GrooveはProで回さざるをえない。こないだProの全曲フルコンボを達成したので(ようやくだよ)、もうぜんぶMasterでやりたいから、さすがにつらいかな……と思っていたけどそうでもない。MasterではクリアできないけどProではフルコンしちゃった曲はそもそも普段プレイしないので、このイベントで強制的にセトリに組み込まれると久しぶりだから新鮮でいいんだな。なんだかんだいってアイマスの、とくにシンデレラの曲はどれも好きだから、つらい気分にはあまりならない。
しかしまぁ、新曲は馬鹿らしくて楽しかったですな。横浜銀蠅みたいで(←例えが古い)。以前から思ってたけど、たくみんとりなぽよを組ませたヤツは敏腕だよなー。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 05 純情Midnight伝説
日本コロムビア
¥1,180
シンデレラがらみで未来の自分のためにメモ: 先週発売になったCute jewelries 003がオリコンweeklyで1位獲得。アイマスで初だってさ。えー、そうなのか。
オリコンがいまだにCDの売り上げだけを集計している旧態依然のランキングなこと、そもそも3.3万枚しか売れてない、その上4thライブの先行抽選券が入っていた*1という点は差っ引いておく必要はあるけど、まぁめでたいね。いいかげん、データ配信でも同日発売しつつシリアルコードもちゃんと入手可能な売り方を考えて欲しいけどね。もうCD棚が満杯だっつーの。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01EYVH0TE
*1 同じ券が入っていてさらに価格も安い、来週発売の「ハイファイ☆デイズ」はもっと売れそう。
2017-06-08(木)
■ デレステイベントLIVE Parade「With Love」
LIVE Paradeのようなコンボが重要になるイベントまでにはAndroid 7.0の音ズレ問題をなんとかしてくるだろうと思っていたらなんの対策もされなかったので(なんでやー!!)、今回はできる範囲でがんばらないとあかん。終盤のExエリアは捨てて、ptと動員数を稼ぐだけだなぁ。まぁコンボを稼ぐために同じ得意な曲ばかり連続してプレイするのは苦痛だし、これはこれでありだけど。
新曲「With Love」はまたちょっと懐かしい感じの曲調で、最近、昭和回帰がすぎるんじゃないのと心配になる。譜面はここのところ難しめだったのを反省してか、がんばればフルコンできそうなレベルで嬉しい(だがもちろんいまの環境でフルコンなど夢のまた夢である)。
というわけで、昨日のうちに100万人動員してきらりを3枚GET。これにて終了。さーて、明日からは5thLIVE TOUR大阪公演だ。
2020-06-08(月)
■ ミリシタイベント プラチナスターシアター「アライブファクター」
あー、これはひどい戦いになりそうだ……と思ってはいたが、歴代1、2位を争うほどの高いボーダーだったらしい。南無。譜面は難しくてとくにコメントはありませんw
MTD03収録だからなんと5年も前の曲なのか。わりと最近のライブでかかることが多かったからもっと最近のような気がしてたよ。リリイベ落選したからだなぁ。3rd幕張でのころあず vs Machicoがいまだに強く印象に残っている。
コミュはなんといっても不器用な千早と静香が実にかわいい(P目線的に)。かっこいい曲なのにかわいい演出なのは、このデュオのエッセンスが出ていて良いですなぁ。星梨花の励まし、志保の煽りがまたいい味を出してる。
◆ でんすけ [はぢめて(個人的にやって)雑誌に記事を出せました。 すっげーはずかしいです。]