2001-06-14(木)
■ rsync
せっかくSSHでセキュアアクセスができるようになったのに、ファイル転送をftp
でやっていたらマヌケ時空に真っ逆さまである。まぁ、1個や2個のファイルならscp
を使っていたんだが、数が多くなったりすると間違いも増えそうだ。
というわけで、rsync
を導入。CVSと違って、外にあるレンタルサーバにはどれひとつとして入っていなかった(Kondaraにはちゃんと入ってた。えらい)。rsyncを使うには、相手側にもrsyncが入っていないといかんのだ。仕方がないのでrsyncのサイトからソースをGETしてビルド、入れて歩く。やれやれ。
あとは簡単。supercub.netにWebサイトの内容を転送するシェルスクリプトをこんな感じで書いた。
#!/bin/sh rsync -urzv -e ssh ~/public_html/supercub/$1 cub:htdocs/$1
これで特定のディレクトリ配下だけ転送、なんてこともできる。もちろん、~/.ssh/config
にはcubという名前でSSH接続の設定が書いてある。いやー、圧縮が効いてるせいか、それとも比較のアルゴリズムが洗練されているのか、めちゃめちゃ早くて感動ですよ。なんでもっと早く(以下いつもと同じ)。これで、すべてのアクセスをSSH経由にできたかな。
■ tDiary
DAYの方は問題ないっす。つーか、問題起きてないよね?(^^;
夕べこっそり、J-PHONEとezWeb(UP.Browser)とPalmscapeもモバイルアクセス端末として認識できるように仕込んでみた。J-PHONEのテスターがいないけど、たぶん大丈夫でしょう。iモード専用じゃなくなったので、絵文字はやめた。他にどんなUser-Agentに対応したらいいんだろう?
2002-06-14(金)
■ W杯: 日本vsチュニジア
いやー、勝ったねー。正直なところ、一次リーグ突破はかなり難しいと思ってたから、まさか一位で通過するなんて夢にも思ってなかったよ。すごい。嬉しい。
予定していた仕事をやっつけて、会社を出たのはキックオフの時刻。まったく、日本戦くらい社内で観戦できない会社なんて、ビジネス感覚が欠如してると思うんだけどどうよ?
まぁ、後半だけでも見られればいいか。連中、どうせおれが見てないと得点できないんだからさ(ぉぃ)……と思っていたら、帰宅してすぐ、森島のゴールだよ。マジかよー、さすがモリシ。日本のエースストライカーはキミだ。
我が期待の市川も、最初は動きが固かったけど、だんだんよくなって来て、いい活躍。でも今日は戸田がよかったかな。まるでマジックのようなボールさばきは見ていてほれぼれしたぞ。
しかし次は火曜日の15:30かー。こんどこそ見れない気がする……。なんでこんな時間にやるんだか。
■ W杯: 韓国vsポルトガル
うおー。こっちも勝ったよ。しかも一位で。信じられん。開催国のどっちかは少なくとも敗退すると思ってたからなー。いやー、よかったよかった。嬉しいよ。
ポルトガルが負けて残念という向きもあろうかと思うが、少なくとも今日の試合を見る限りでは、ダーティで(だから退場者を2人も出すのだ)、単調で、ちっともよくなかった。ネームバリューを考慮しないで客観的に見れば、だんぜん韓国の方がよかったと思う。実力だ。
「一緒に決勝を戦おう」なんて能天気なことは言わないが、できるだけ勝ち進んで欲しいものだ。って、次はイタリアだって!? あんたらも運がないねぇ……。
2003-06-14(土)
■ Gauche
つーわけで、UNIX USER買ってきたよ。高いなぁと思ったら、CD-ROM 2枚じゃなくてDVD-ROM + CD-ROMなのか。最近のUNIX系雑誌って異常だよ……。2ヶ月分でSchemeの教科書が買えてしまう。
それはそうと、Lispのソースを見ていていつも思い浮かぶのは、山田正紀の『神狩り』である。ここに出てくる「神の言語」は、わずか二つの論理記号と十三重にネストした関係代名詞が使われているというものだ。最小のルールと、やたらと深いカッコのネストを持つLispの持つ雰囲気にすごく近い。
ついでに『神狩り』とは関係ないけど、「ループは人の技、再帰は神の技」ということわざ(?)があって(誰が言ったのか忘れた)、これも(equal? "Lisp" "神の言語")の印象を裏付けるものだ。……と言いたくなるくらい、慣れないと読みづらいな〜。おれは人間だー(泣)。
ま、Gauche 0.7もインストールできたし、せっかくなのでしばらく勉強してみよう。とりあえずvimでLispをサポートするモードを見つけてこないと……つーか、いいかげんjvim使うのをやめないと……道は険しいな。
■ ANIMATRIX
借りてきた。今週末はRELOADEDを観に行くつもりなので、予習というか。似たような予定の人は多そうだ。
まぁ、総じて退屈な作品が多かったが、同人アニメと思えばこんなもんだろう。ずいぶん金のかかった同人アニメだが。というか、同人やってる人に失礼かも……。
SF的には「MATRICULATED」が面白かったが、「いまどきニューウェーブかよ」という気がしなくもない(そもそもMATRIXにSF的なものを求めてはいかんのだが)。「Kid's Story」は『となりの山田くん』だし、「World Record」はジョジョだしなぁ。
2004-06-14(月)
2006-06-14(水)
■ Sleipnir 2.40
さっそくインストール。こういうクリティカルなツールをバージョンアップと同時にアップデートするなんて、おれらしくもない。なんだか、またイロイロと設定内容を忘れてくれているようなので、またまとめておく:
ツールバーの「戻る」のテキストを非表示
resources/languages/sleipnir/japanese/ToolBar.xml
- <item name="GoBack" text="戻る" visible="true" /> + <item name="GoBack" text="戻る" visible="false" />
うーん、ツールバーの最小サイズが決められてしまったらしく、詰めて並べることができなくなってしまった。このマヌケな空白がイヤ。こういう些細なところって、けっこう気になる。
「お気に入り」メニューのニモニックをAからBに
resources/languages/sleipnir/japanese/MainMenu.xml
- <folder name="お気に入り(&A)"> + <folder name="お気に入り(&B)">
ステータスバーのセキュリティアイコンを1.6互換に
styles/sleipnir.ini
-#StatusBar3=SwitchSecurity.fx -StatusBar3=QuickSecurity.fx +StatusBar3=SwitchSecurity.fx +#StatusBar3=QuickSecurity.fx
新機能
……はあんまり使ってない。選択文字列に対して検索系のコンテキストメニューが出るようになった(SmartSearch機能)のは嬉しい。いままではD&Dで検索ツールバーに落としていたけど、それだとエンジンを選べなかったし。
もっとも、コイツはカスタマイズの方法がわからん。
2007-06-14(木)
■ W-ZERO3のケースを買った
W-ZERO3の液晶保護シートが痛んできたので、新しいのを買うついでに、ケースを買ってきた。夏も近づいて、ポケットの少ない服装になることだし。
しかしまぁ、選択肢はほとんどなかったよ。W-ZERO3のグッズは、8割方が[es]用で、大きいW-ZERO3用の少ないこと少ないこと。これだけみても、[es]ばっかり売れてるんだなぁ。
こないだAdvanced/W-ZERO3[es]が発表になったとき、mixiのコミュあたりでは(004の後継じゃなかったので)非難轟々だったけど、そろそろデカいPDAをありがたがる種族は絶滅危惧種になっているということを自覚すべきだよな。
2008-06-14(土)
■ タイヤ交換
先週点検に出したR1200GSが戻ってきたわけだが。
- Craft
- 「たださん、タイヤがだいぶ減ってますけど、どうしますか?」
- ただ
- 「ミミミミミ、ミシュランにしてください!」
貧乏だっつーのに、後先考えず……。
ドカに乗っていたとき、ミシュランの、なんというか独特な路面に吸い付く感じがかなり好みだったので、GSでもミシュランを履きたいと思っていたのだ。というわけで、(どうせダートなんて走らないので)完全にオンロード向けのPilot Roadをチョイス。このシリーズはGS向けのサイズがある。GSが実際のところほとんどオンでしか使われていない現状を、正しく認識しているミシュラン偉い。
2010-06-14(月)
■ W杯: 日本 1-0 カメルーン
はやぶさのことが落ち着くまでは「ワールドカップ? なにそれおいしいの?」的な状態だったのだが(ぬるサッカーファンですまん)、翌日になってやっと興味が向いてきたと思ったら日本の初戦である。はやぶさ空気読みすぎだろう。
スカパーがあるので、かみさんは全試合とは言わないまでもけっこうな試合数を見てるみたいだけど、この時間帯に付き合ってたら会社員として破滅だよなぁ。まぁ、少なくとも日本戦くらいは見る。
いやだってさ、川崎の選手が代表に3人(ケンゴ、稲本、川島)だよ!? しかもいつのまにか川島が正GK。すげー。でも、せっかくシュンスケを外したんなら、代わりにもうひとりの中村をスタメンに入れてもいいと思うんだけどね、岡ちゃん。
試合は「日本絶好調!」というよりは「カメルーン不調なん?」的な内容だったけど、勝ちは勝だ。ちょっと前に本田と中田の対談番組を見たけど(ホスト対談みたいだった)、見た目と違って本田ってかなりの策士で頭いいんだと知った。だから1トップにされたら意図をちゃんと理解してガツガツいくと思っていたから、彼の得点は納得だ。
2011-06-14(火)
■ 【熱烈】ウィルキンソン・ジンジャーエール(ペットボトル)【歓迎】
今日はカレンダー上に花丸付きで書いておいた、ウィルキンソン・ジンジャーエール(辛口・ペットボトル)の発売日である。いや、花丸は嘘だけど、気分はそんな感じ。KIRINのディアボロジンジャーなき後、途中カナダドライが「ゼロ」とかいうビミョーな製品を出した他は動きのなかったジンジャーエール界隈に、ついに真打の登場である。
さっそく近くのヤマザキデイリーストアで入手(サークルKにはなかった。ウィルキンソン炭酸水は2種類も置いてあるのに)。パッケージデザインはなんか垢抜けないけど、まぁいいか、ウィルキンソンだし(意味不明)。
味はビンのより少し辛さ控えめ、甘さややアップ、全体的に薄めな気もするが、どうだろう。飲む環境によってこのあたりの味わいは違うからなぁ。でも十分合格点じゃね? なんにせよ、500mlボトルにきっちり詰めてきたのはすごいね。飲みきれない人もいるんじゃないだろうか。いや、おれは大歓迎だけど。
2012-06-14(木)
■ 放射線医が語る被ばくと発がんの真実 (ベスト新書 358)(中川 恵一)
昨今の放射性物質汚染関連に関する発言でもっとも信頼に足る人物の一人である、中川医師による本。ちょっと時間がたってしまったがようやく読んだ。
放射線医というだけあって、あくまで健康面に軸足を置いて、この困った時代のリスクにどう対処すべきかという指針を提示している。放射性物質汚染によって発生するリスクはけっきょくのところガンになるリスクだと定義した上で、そもそもガンとはどういうものかという解説にかなりの紙数を割いていて、その中で今回の事故に起因する放射線によるガンがどのレベルに位置づけられるのかを明確にしている。ここには、起きてしまった事故についてどうこうする(つまりはこれから原発をどうするかという話題)ではなく、「すでに存在する(存在してしまっている)」放射性物質がもたらすリスクとどう付き合っていくかという現実的な話しかない。おかげで焦点がぼけることなく、とても有用な本になっている。
さらに思い切ったなーと思うのが、よくある核分裂のしくみだとか、シーベルトとベクレルの換算だとか、一般の人の多くができれば避けて通りたいと感じてしまう「科学的」な部分はいっさい書いていない点だ。そのかわり、現在採用されているさまざまな「基準値」や「指針」がなにをベースに決められていて、どうして世界的に信頼できると考えられているのかというポイントを解説している。科学的に正いしからという理由付けでなく、なぜみんなが信用しているのか(その背景に科学がある)というスタンスなので、その信頼性に納得できればとてもわかりやすい。
まぁ、これでも納得できない人はいるわけだけど、そういう人たちはもう、カルト宗教にはまっちゃったようなもんだからなぁ。こういう本とは別の方向からのケアが必要なんだよね。
◆ たのじゅんじ [技術系&日常系の日記にこういう事を書きたくないのですが、カルト信者のようなと揶揄されては反論せざるをえない。 中川..]
◆ ほーい、ほい。 [>中川恵一氏については、.. 複数の学者さんから批判されています。 なぜ、自分で批判/検証しないのか。人の意見は尊..]
◆ ただただし [たのじゅんじさん、まずは、中川医師に同意しない人をすべてカルト扱いしているかのような表現をしてしまったことに関しては..]
◆ たのじゅんじ [私の批判は「中川恵一氏の論説が間違いだから信じるな」ではなく「"中川恵一氏の論説に納得しないのはカルト"という根拠の..]
◆ たのじゅんじ [ほーい、ほいさんへ (1)車輪の再発明をしないのは議論の場でも当然。 (2)カルトと決めつけられた側が反論するのに..]
2013-06-14(金)
■ 藤井太洋インタビュウ ― Gene Mapperの舞台裏 (達人出版会 / 氷川りそな)
※まだβ版です。
ベトナム料理を食べながらがーっと読んだ。「Gene Mapper」の達成した"偉業"に関してこれまで断片的に語られてきたことがわりと網羅されていて、そういう意味ではよい記事だった*1。インタビュー時期がちょうど1000部程度売れた頃なので、その後の展開なんかは出てこないけど*2、それはそれで面白いな。あと、こういうのも達人出版会から出ちゃうんだ、というのも驚きだ。
ただこれ、「インタビュー」ではないよなぁ。しいて言えば「司会のいない対談」に近い。対象とインタビュアの立ち位置が近すぎて、両者の間にある暗黙の了解がそのまま解説なしで流れてしまっている。たとえば冒頭から「紙と電子で同じものを出してはいけない」「食い合うから」みたいな会話があるけど、読者としては「???」だ。ここはインタビュアが読者に寄り添って、紙と電子が食い合って失敗した事例くらいちゃんと出すべきだろう*3。
そのあたりは(あとがきによれば)インタビュアも意識しているようなので、βがとれるまでにフォローが入ればいいなと思った。
2014-06-14(土)
■ ウッドフェンスを作る(1)
庭の日当たりがよすぎて植えてある植物の生育に悪いというかみさんの希望で、南側のフェンスを今のスチールメッシュのものからウッドフェンスに変えることにした。といっても元のフェンスはそのままで、上から後づけできるお手軽タイプ。以前ベンチを買った、WOODPROのセミオーダー。
午前中に切断・塗装済みのパーツが届いたので、午後から梱包を解いてざっくり組み立て開始。お手軽とはいえ10mを超えるので、3m超の板が9枚3セット。これに支柱分の穴をあけて木ねじで取り付けるのだから……えーと、250ないし最悪300ヶ所のねじ止め? はっ、死ぬわ。
ということで、労働力は金で買うのだ。インパクトレンチ持ってなかったし。
以前カタログ眺めてたときはやっぱ電池式がいいなぁと思ってたけど、いざ実物を見比べてみるとローエンドのは4時間充電でネジ100本までしかも貧弱トルクとかお話にならないスペックだし、プロ仕様のは電池が交換できてパワーもあるけどさすがにお高いしデカくて重い。ということで、高トルクのACタイプにした。取り回しには難があるけど、軽くて安い(5000円くらい)。
まぁなんですな。ガレージに欠かせないツールが増えるのは良いものです。バイクの整備で使うことはあまりないけど(使えよ)。
閑話休題。おかげですばらしくはかどって、とはいえ午後からの作業なので全体の1/3ほどを作って明日へ持ち越し。
2015-06-14(日)
■ 室外機カバーと濡れ縁を設置した
かみさんのリクエストで、エアコンの室外機カバーと濡れ縁を作ったよ。例によってWOODPROのセミオーダー。いい客だ(笑)。
室外機カバーはセミオーダーとはいえ4分割のパーツをほんの数箇所ネジ止めする程度のシンプルなもの。直接地面に触れないように、レンガを買ってきて平らな土台を作って載せるだけの簡単なお仕事。縦横高さに加えて配管を避けるための切り欠きなんかもオーダーできるので、出来合いのものよりもピシっとタイト決まった感じにできる。
さっそく散歩帰りのグスタフが気に入って乗っている。自分で作ったわけでもないのになぜ自慢げな顔をするのか。
濡れ縁の方は、パーツ数は同じくらいだけど大きくて重いのでけっこうヘビーな労働。まずはしっかりした土台を作らないといけないので、穴を掘って砂利を敷き、ホムセンで買ってきた束石を並べる。大型のウッドデッキのようなものだとかなりしっかり測量しないといけないものだけど、濡れ縁はそんなに大きくもないので現物で合わせつつざっくりと位置決め。
今日はここまでにして、水平出したりは来週にしよう。梅雨のさなかで雨が降りそうだけどまぁいいだろ。というか去年もこれくらいの時期にウッドフェンス作ってたな。梅雨入りするまえに始めようと思って手配を始めても、もたもたしていてけっきょく間に合わないという。
2017-06-14(水)
■ Windows 10にCreaters Updateがきた
今月に入ったあたりから、ぼちぼち降ってきてると聞いていたが、今月のWindows Updateをあてた直後にプライバシー設定の確認をされて*1、すぐにCreaters Updateも降ってきた。例によって安定志向なので、こうやって強制的にさせられない限りはあまりアップデートしたくない派である。
更新そのものは昼休み程度の時間があれば自動で終わるので楽ちんだ。ざっとみた感じ、普通に使っている分にはほとんど変化がないかぁ。ごていねいに[A]の隣のキーをCaps Lockに戻してくれたほかは。前回のアップデートではGoogle IMEを再インストールしないと使えなくしてくれたのを思えばずいぶん進歩したものだ(←イヤミ)。
あとロックスクリーンでCortanaが自己主張するようになったけど「冗談を言って」と要請されてもなぁ(笑)。ま、それくらい安定してるということで、とくに不満はないよ。暇なときに3DになったPaintで遊んでみよう。
*1 Windowsの更新後にプライバシー設定がリセットされてしまう問題に対処したのだろう。
2018-06-14(木)
■ Twitterの仕様変更でHeroku Review Appsが使い物にならなくなった
今日、dependabotやtachikoma.ioが送りつけてきたプルリクを動作確認しながら淡々とやっつけていたら、あるWebアプリが動かない。ログにはmemcache(?)で認証(?)関係のメッセージが出ていたので、利用しているMemcacherサービスのトラブルかと思ったらそうではない*1。いろいろたどっていくとTwitter が OAuth 認証時 Callback URL をチェックするようになったみたいという記事をみつけた。これかぁぁぁ。Twitterからのアナウンスは1ヶ月前にあったということなので、まぁ知らずにほっといたおれが悪い。ちゃんと設定すれば問題ない(後述)。productionやstaging環境なら。
問題は、Heroku Review Appsである。
Heroku Review AppsとはHeroku Pipeline内の一機能で、GitHub上に作られたプルリクエスト単位で自動的にそのインスタンスを作ってくれる超便利機能である。つまり:
- プルリクがくる
- 自動でCIが走る
- 自動で作られたレビュー用のアプリで動作チェックする
- プルリクをmasterにマージ
- 自動でstaging環境にデプロイ
……みたいな流れを作れるので、ほんとこれなしで開発するなんて、いまではもう考えられないくらい。
で、そういう流れにTwitter OAuth認証を組み込んだアプリを入れてあると、今回の仕様変更が壁になる。今回の変更でTwitterはCallback URLsをホワイトリストとして厳密にマッチングをするようになったのだけど、Review Appは毎回URLが変わる*2ので、あらかじめ設定しておくことができない。つまりReview AppではTwitter認証が必要な機能をテストできない。
とりあえず今日のところはスマートな解決策が見つからない。動作チェックするたびにReview AppのURLをCallbackに設定するとか、そんなんやってられないしなぁ。もしくはいったんdevブランチへマージして、dev用のアプリ(URL固定)で動作チェックするようにフローを変更するか。でも内部的にはそういうルールを作れても、外部からきたプルリクはmaster宛だしなー。GitHubのDefault branchをdevにすれば運用できるとはいえ、面倒が増えることに変わりはない……。とりあえず小さいアプリで後者の策を試してみるか。
さきほど「ちゃんと設定すれば問題ない」と書いたが「ちゃんと」は自明ではない。tDiaryをHerokuで動かしてる人もいると思うが、ちょっと罠があるので注意が必要。
https://apps.twitter.com/ へアクセスして、認証に使っているアプリのページへ移動、Settingsタブを開く。その中のCallback URLsに適切なURLを指定しなくてはならないのだが、tDiaryの場合はこう(「hoge」部分は自分のサイトに合わせる):
https://hoge.herokuapp.com/update.rb/auth/twitter/callback
途中にはさまってる「update.rb」がポイント。tDiaryでは認証を要求してくるのはupdate.rbなので、これを入れ忘れるとうまく動かない。
2019-06-14(金)
■ 川崎 1-1 札幌@等々力陸上競技場
今日もかみさんは来られず、ひとり観戦。ほんと、金J*1やめて欲しい。指定席のシーズンチケットがどれだけ無駄になっていることか。
さて。コンサドーレとの対戦を見るのはずいぶん久しぶりな気がするなぁ。わりと早いタイミングでPKをもらったのにダミアンが止められてしまい*2「うちのFWはPKを決められない呪いにかかっているのか……」と落ち込んでいたら、こんどは逆にPKを献上してしまってこっちは決まる。0-1。
後半から出てきた悠サマがまた外しまくって「こりゃあかんかな」と思っていたらなんとか一発決めてくれて、そのままドロー。後半はめちゃめちゃ押していたのに、決まらんものだ。昨シーズンにあった華麗さが少々なりをひそめていて、泥臭いサッカーをしているのが気になる。パスよりドリブルを選択するシーンも増えてるし。毎試合スタメンが変わるから、精度が上がらんのかなぁ。この先暑くなると、走りに頼るサッカーは不利だよねぇ。
2023-06-14(水)
■ グスタフ、骨になる
昨日はかかりつけの動物病院へ連絡したところ、ていねいなエンバーミング後、ぴったりの棺に入れてくれるサービスをしてくれた。休診日だったのにありがたいことだ。そもそもここの診断がなければ半年以上前にこの日を迎えることになっていたわけで、命の恩人としてももはや足を向けて寝られない。今日はそのとき紹介してもらった、大和市にあるペット専用の葬儀場へ。施設としては火葬場に墓地が併設されているものだけど、自宅に庭があるので墓はいらないね、ということで火葬だけ、いちばんいいコースでお願いした。
さすがに出棺のときはべそべそ泣いてしまったが(ここでキャンセルして連れて帰る人もいるらしい。わかる)、がんばってお別れをした。形見として毛を一束切らせてもらい、子猫のときからずっと持ち歩いていたFC東京のタオルマフラー(すでに赤青のボロきれにしか見えない)を一緒に棺へ入れた。グスタフはなぜか手を握ってやるととても安心する猫だったので、別れ際にそっと握ってやったら、体の他の部分はもうカチカチなのになぜか肉球だけはまだ柔らかくて、こっちの指先を優しく押し返してくれた。最後までかわいいやつ。
待合室で一時間ほど待つと、骨上げに呼ばれる。
驚いたことに、ステンレスのトレイに骨格標本のようにきれいに並べられて出てきた。すごい、人間の葬儀でもこんな仕事みたことない。なんといっても目を引くのは、トレイを半周するくらいに長い尻尾だ。グスタフ自慢のしなやかでまっすぐな尻尾が、死んで骨になってもきれいで表情豊かなのをみて、なんだか誇らしい気持ちになった。やっぱ史上最高の猫だよなぁ。
とにかく始終ていねいかつ厳かな対応と、宗教的な押し付けのないセレモニーで、とても好感が持てた。病院といい葬儀場といい、この2日間で愛猫を失ったこと以外でいやな思いをひとつもしなかった。ありがたい。
とはいえ疲労困憊なので、帰宅後はただゴロゴロしながらGoogle Photoでグスタフの写真を眺めてすごした。スマホの登場とタイミングが同じだったこともあって、無限に写真がある。ひとつとして同じ表情の写真がなくて、一日眺めていてもぜんぜん飽きない。おれの胸の上に乗って香箱を組むのが好きだったので、同じアングルはたくさんあるけど。
◆ しんちゃん [で、今日はテキスト観戦?それともTV観戦?まさか直に観戦とか?(笑)]
◆ woods [例の実況配信MLに入れて〜(^^; (勝手にsubしてもらってもかまいません)]
◆ woods [早速入れてもらったみたいで、どうもありがとうございました。 (もっと早くいえばよかったかな?(^^; せっかくqui..]
◆ ただただし [asahi.comの著作物だから、openにするわけにはいかないしね:-) いっしょにメール観戦しましょう。とほほ…..]
◆ なかだ [勝ちましたね。]
◆ woods [勝ちましたね。おかげさまで試合の1/100ぐらいの臨場感は味わえました。次はトルコ戦ですね。]