2000-10-21(土)
■ PUXPO 2000
今日はビッグサイトでWORLD PC EXPO……じゃなくてPUXPO 2000なのである。いや、PC EXPOもちらっと見たけど、こっちがメイン。売れ残りまくっているGeminiのプロモーション活動である。PUXPO中の自作のソフト/ハードをプレゼンする企画で、3分の時間で宣伝をするのだ。2人で掛け合い漫才風の台本まで書いた。わざわざTシャツまで作った。その場でいくらか売れたらいいと思って在庫も持ち込んだ。
PUXPOの盛り上がりはPalm系サイトでいろいろ書かれるだろうから書かないけど、ロブ灰谷が来てたのは驚いたな。で、Geminiのプレゼンは、半徹夜でTシャツを作っていたsuzuneがセリフを全部忘れるという大失態で、肝心の商品説明がぜんぜんできないという事態になってしまった。どうも、シナリオ通りに人前でプレゼンするというのは一般的な能力ではないらしい。
まぁ、ウケは取れたからいっか。人生、ウケれば勝ちだからな。しかし、肝心のGeminiはほんの少ししか売れなかったのであった。やはり、国内のユーザーには行き渡ったと見るべきだろう。あとは海外か。運のいいことに、外国のプレスから詳しい取材を受けたので、その反響に期待だ。頼むぜ、ほんま。
■ 札幌vs平塚
そのあとは、新橋でかみさんと待ち合わせて平塚へ。コンサドーレ札幌のJ1昇格が決まる試合なのだ。相手は湘南ベルマーレなので、負けるという想定はないらしいです、サポーターには(笑)。まぁ、予定通り3-0で快勝し、かみさんの機嫌もよくなったので大変喜ばしいことでありました。岡田監督も間近で見られたし。
2001-10-21(日) 2963歩
■ ハンティング
ここ数日、立て続けだな。れんたるtDiaryに網を張って、編集後記(?)とmarvelics diary(でいいのか?)を捕獲(96)。使われ方にもバリエーションが出てきたので楽しいなぁ。
■ mod_rewrite
へぇ。xreaには入ってるのか。けっこう負荷がかかるような気がするんだけど、いいのかね。それともディストロの設定そのまま使ってるとか?
xreaがOKなら採用しちゃってもいいかな。でも最大の問題は、www.spc.gr.jpには入ってないってことなんだけど……くぅ。自分が恩恵にあずかれないっつーのはどうよ。しんちゃんとこに間借りするかな(笑)。
■ イングラム進捗
暇だったので、一気に完成まで行ってしまった。デカールはまだだけど、このままでもいいや。あー、しんどかった。もう(架空の)ロボットは作らんだろう。
完成直前のをかみさんがひとめ見て、「ルーズソックスみたい」と言った。うむ。この、膝下が異常に太いのは、大河原以降のデザインの特徴だよな。あまり意味がない。イングラムは余ったスペースに銃を入れてるし、ガンダムでもここには色々詰め込んでいるようだが、そもそもバネ下重量を増やすなんて設計がダメ(笑)。そのくせ関節はアクチュエータが入らないくらい細いし。このデザインの呪縛からやっと逃れられたのはエヴァ以降か。あれは筋肉で動いてるしな。最近はあんまりアニメ見てないからトレンドがわからんけど。
しかし、最近のように「本当に動く」ロボットが増えて目が肥えてくると、アニメのロボットはぜんぜん動きそうにないのがよくわかるよなぁ。
2002-10-21(月)
■ iPod(3)
iPod自体にはけっこう満足しているのだよ。まぁ、凝った作りのパッケージを開けながら「けっ」とか言っていたのは秘密でもなんでもないけど(笑)、操作性は直感的で「さすがApple」ってとこか。もっとも、普段の「特定ジャンルの曲をすべてランダム再生」なんて時には、ずいぶんメニューの階層が深くなってしまうけど。
ま、自分の音楽ライブラリをすべて持ち歩くというのは、気分に応じて再生する音楽を変えられるということで、その日の朝に入れてきた音楽を聞くしかなかったRio500とは運用スタイルからして違うから、新鮮である。悪くない。帰ったら忘れずに充電器につなげないといけないというのは面倒だけど。
■ というわけで、不満はすべてMUSICMATCH Jukeboxにいくわけだ。iPodはID3v2にしか対応していないそうなので、ID3v1→ID3v2変換はMUSICMATCHがやってるんだろう。事実、両方のタグが入っている場合にはどちらを採用するか選択できるし、対話式に選ぶこともできる。この時点でID3v1のタグ情報がちゃんと認識されているのが確認できるのに、実際のライブラリ情報は空っぽなんだからタチが悪い。
そもそもID3が好きじゃないから外部管理してたんだけどさ。だいたい、ジャンルが少なすぎる。小野リサを登録しようとしても「ボサノバ」がないし。仮にあったとしても構造化されてないから、彼女のジャズアルバム「Dream」を「ボサノバ」に入れればいいのか「ジャズ」に入れればいいのか悩む。おれは両方に入れたいのだが(Linux上ではシンボリックリンクで管理している)。
まぁ、ID3v2は、v1とはずいぶん変わって拡張性が高くなったらしいけど、例によって柔軟に作りすぎてえらく難しくなってるみたいだし。なぜ人は程よいサイズの規格を考案できないのであろうか(笑)。
あとさー、「究極超人ある」って何。中国人かよ。「〜」が欠けるなんて、典型的なUNICODE変換バグやんか。って、これはiPod側の問題かも知れんが。つーか、「小野リサ」と「山本正之」が同居してるiPodって、ちょっとヤかも……。
そうは言っても、gnuPodを使うには、LinuxマシンにIEEE1394カードを追加しないといけないので、そこまでやる気はないのだ。一度iPodに転送したら、MUSICMATCHを使うことはないので(あとは新しいCDを買った時だけ)、それくらいなら我慢して使うヨ(笑)。希望を言えば、Rubyから扱えるID3v2ライブラリが欲しいかな。
★あとで読むためのID3参考URL: MP3 TAG INFORMATION、id3lib
■ 謎JavaScript
そういえば、けっきょく名前変えずにいるな。
古い日記にツッコミ入れても大丈夫。メールが届くので。
document.onloadを直接設定しちゃうというのは、なるほどいいアイデア。JavaScript得意な人にはTipsなのかも知れないけど。誰か試してみてちょ(←JavaScript苦手)。
■ トンネル掘削機
httptunnelに関する記述を追加。ちゃんと休み時間に書いているので大丈夫だ(笑)。
それにしても、さらにICMP ShellやNSTXなんてのを勧められてしまいましたが。なんか怪しげでいい感じ〜(笑)。ICMPを使おうというICMP Shellは、発想がぞくぞくしますな。NSTXなんてドキュメントがいっさいないし。心に余裕ができたら触ってみよう。でも、うちの防火壁は(当然)ICMPも通さないのであった……。
■ トンネル掘削機(2)
typoなどを指摘してもらったので、修正。根がおっちょこちょいなので、間違っていたらズバズバ言ってくれると助かりまする。
sshのマルチターゲットについては、とうぜんknown_hostsファイルはいじってみたり、それどころかファイル自体を削除してみたりしたんだけど、ダメだったんだよねぇ。普通、ホスト側の鍵が変わっている場合は確認メッセージが出て、OKならそのまま行くので、無下に「Permission error」と言われるだけというのもアレだし。なんでだろ。proxyが何か重要な情報を落としているとしか思えないんだけど、そんなことあり得ないという気もするし。
ところで、マルチターゲットになっているとか、複数のZebedeeサーバがあるなんて場合、sshの接続先がどれも「localhost」では都合が悪いので(毎回known_hostsのエントリーをいじらないといけない)、今は以下のようにして運用している。特にうちの環境だと、DNSも引けないのでこんな凝った真似が必要(と言いつつ、もっとマシな方法があるかもしれないとも思う)。
# /etc/hosts 10.100.100.100 ssh.example.com 10.200.200.200 ssh.example.net 127.0.0.1 examplecom 127.0.0.1 examplenet
# ~/.ssh/config Host examplecom Post 10022 # Zebedee経由 Host examplenet Port 10023 # httptuunel経由
# ssh.example.comにつなげるとき % ssh examplecom # ssh.example.netにつなげるとき % ssh examplenet
◆ たむら [RAA に ID3tag というのが登録されましたね。 http://www.ruby-lang.org/en/ra..]
◆ ただただし [でもまだ"not yet released"……]
◆ たむら [本当だ。Link先まで見てなかったっす。]
◆ doggie [どうも。私も MUSIC MATCH には吐き気がする程嫌悪感を感じてる一人です。 iPod は ID3 とは無関係..]
◆ ほそのひでとも [ありゃ。「特に、こんなにたくさんトライする羽目になったのは、ほそのひでともさんのせいです。」と書かれてるんですが(苦..]
◆ ただただし [いやいや、いろいろ紹介してもらって、面白かったです:-)]
2003-10-21(火)
■ Debian(3)
おれがDebianに転向すると、なぜか喜ぶ人がいるようですが(1、2)、仮にインストールが成功したとしても、残る懸案として「きれいなフォント」と「日本語IM」があるので安心はできません:-) 特に後者はVJE-Deltaを入れたいからなー。どうなることやら。
さて、夕べはアドバイスその1に従ってBonzai LinuxをGET、かみさんのマシンでCDを焼いてマシンにつっこんだ。
……bootしねぇよ。
ドキュメントを読んで出直します。道は遠い。
■ 名古屋
10:32ののぞみで、半日日帰り出張。雨のせいか、妙に蒸し暑いんですが。
■ 名古屋(2)
で、16:00には新横浜に戻ってるという。どえりゃぁ忙しいでよ。
◆ ただただし [すっかりSuSEのエバンジェリストっすねぇ、yamkさん(笑)]
◆ ogino. [きれいなフォントと日本語IMをおのぞみならぜひぜひMac OS Xを!!]
◆ ただただし [えーと、それってCeleronでも動きますか?(とか言う)]
◆ woods [「どぇりゃぁ忙しいでかんわ」とするとより効果的です。(何の効果だ。) あと、Packagesで楽々FreeBSDライ..]
◆ nogajun [えー、ブートしないっすか。うちにあるi865GのAX4G Proで使えたから大丈夫と思ったっすけどなんでだろ。]
◆ おが [CeleronならDarwinはいかがすっか。きれいなフォントじゃないけど]
2004-10-21(木)
■ 近況
書けなかった過去の日記を埋めていこうと思ったけど、忙しすぎて日付と出来事の結びつけができないのであきらめた。まぁいいか。
あ、これだけは書いておかねば。里親募集中の「マダ」のことだが(「マテ」じゃねーよ!(笑) 呼び止める時には便利(?)かもしれないけど)、実は現在、行方不明。2、3週間くらい前か。聞き込みやら、タウン誌に広告出したりしたんだけど、まだ見つからず。たぶん遠出して戻れなくなったんじゃないかと思う。まぁ、カワイイから、どっかで可愛がられてると思うんだけどねぇ。
2005-10-21(金)
■ OpenID認証の仕組み(2)
otsuneさんの提案に従い、ちょっとだけ図を更新。スクリーンショットは面倒なのでパス(^^;
実際にサービス提供者と認証サーバの間で行われるやり取りについてはぴろさんのツッコミを参照。いちおうOpenID仕様書(日本語訳)は流し読みしたんだけど、実はよくわかんなかったんだよね……。こういう、「てきとーなことを書いておいてあとはツッコミで訂正されるのを待つ」手法には何か名前をつけてもいいのではないか。NDOメソッド派生で。
図を描いて改めて認識したのは、あんまり強固な認証手段じゃないということ。図の[2][3]にMan-in-the-Middle攻撃をされたらひとたまりもないので、大事な情報には使わないほうがよろしい。一方、IDはそのままで認証サーバを簡単に変えられるのはメリットかも。うちも今、どうもTypeKeyの認証サーバがうまく動いてくれないので、夕べからVidentity.orgのサーバを使うようにしてある。プラグインでさくっと切り替えるだけ。
■ 意外な方面から執筆依頼が
ゆうべ、思いもよらぬ執筆依頼が飛び込んできて、ちょっとウケた。日記は書いておくもんだねぇ。
バイクのローンの足しになるならなんでもしますよ!……というわけでもないが、快諾。詳細後日。
◆ TrackBack [http://www.machu.jp/diary/20051021.html#p01 まちゅダイアリー [memo..]
◆ せざーる [ホームズの言っていたこととも似ていますね。 http://www.noguchi.co.jp/NL/bbs/book..]
◆ cavorite [>てきとーなことを書いておいてあとはツッコミで訂正されるのを待つ fj時代に、鬼塚メソッドと呼ばれていましたね。 不..]
◆ ただただし [鬼塚メソッドというのは初耳です。ぐぐっても2chで1件しかひっかからない。ホームズメソッドかシャーロックメソッドの方..]
◆ otsune [刑事コロンボメソッドか。]
◆ wtnabe [それはあれですか。"かみさん"モジュールが組み込まれていないと使えないメソッドですか?]
2006-10-21(土)
■ NTT DoCoMo小夜戸衛星通信所
リベンジ完了。でも、3基あるはずのアンテナが、2基に減ってた。とほほ。いつか減るだろうということは知っていたとは言え(泣)。
でもまぁ、これで近県の大型パラボラ施設はあらかた訪問したことになるかな。あとはもう、けっこう遠方のしか残ってないよなぁ。沖縄とか、内之浦とか。オーストラリアとかアメリカとかイギリスとか……あうあう。
2007-10-21(日)
■ https://www.amazon.co.jp/dp/9784829119198
大騒ぎして買ったわりには読むのは遅かったりして。ちなみにAmazonではまだ品切れ。リンク貼るのも虚しいよ……。
既発表短編3本と新作中編1本からなる短編集。短編はまぁ、けっこうオーソドックスでオールドファッションな宇宙開発SFなんだけど、こういうのがラノベ系の雑誌に載れるんだねぇ。日本の未来は明るい? (最後の短編の)ISSの行く末みたいな描写が、妙に生々しいのがおかしかった。
メインとなる中編が、「はやぶさ」へのオマージュだというのは聞いていたんだが、もう、冒頭の「3年遅刻」のあたりでグっときてしまうわけで。ずるいよなぁ。まぁ、内容はそういうことなので(どういうことだ)楽しめばよろしい。
今回マツリがメインの話に見えるが、実際はゆかりの成長がまた一階梯あがっていくのを描くのが主眼だと思う。単なる巻き込まれ型の主人公が(1巻)、自身の中に行動原理を発見し(2巻)、自分のために行動を起こすようになる(3巻)ところまでを描いてきたこのシリーズ。今回、ゆかりは仲間のために行動を起こすところまで進歩した。そういう意味では、グローイングアップ小説の王道と言えるだろう。ジュブナイルはこうでなくちゃ。
2010-10-21(木)
■ Facebookに友達リクエストが来ても、誰だかわからん人が多すぎる
Facebookはあいかわらずひっきりなしに友達リクエストが来ている状況だが、さすがに技術系の知人には行き渡ったようで、そろそろリアルで何度か会ってるような人たちはいなくなってきた感じ。ここから先が伸びるかどうかが今後の盛り上がりを左右するかね。ちなみにFacebook上の付き合いはTwitterより絞っておこうと思うので、見覚えのない人とか、誰だかわからない人からのリクエストは無視してしまっている。
もっとも、「見覚えのない」とか「誰だかわからない」といったところで、例によって重度の「人の名前と顔が一致しない病」なので、本当にそうなのかまったく自信がない。まぁ、昔っからそういう人なので、うっかり無視されちゃった人は諦めてください。Facenbook以外にもいくらでもコンタクトをとる手段はあるんだから。
そうは言っても、「自分はこういう人物である」ということをちゃんとプロフィールでアピールして欲しいよね。「Facebookは実名主義」という看板を真に受けて、本名のままで(しかも外国人との付き合いもないのに英語表記のままとか)、知人が見ても人物特定が難しいような顔写真をアイコンにするとか、「オンラインの知人は識別しないで下さい」と言わんばかりのプロフィールが多すぎる。
だいいち、実名イコール本名ではない。本名しか使えなかったら芸名や筆名で活動している人が使えないではないか。自分がFacebook上でどういう活動をするつもりなのか考えれば、どう名乗るべきかなんておのずと決まってくるし、アイコンに何を選べばいいかも自明だろう。プロフィールのホームページ欄にWebサイトやブログ、TwitterのURLを入れておくのも、人物の特定のしやすさにつながって良い。
もし、プライベートな付き合いとそうでない人たちを分離したいのであれば、自分のファンページを作ってしまえばいいのだ。そしてオフィシャルな発言はファンページを通してすればいい。個人的に勝間和代のことはたいして評価していないけど、彼女にファンページを作れとアドバイスした周囲の人たちは正しい。ここ数日で、公式ファンページを作る著名人が増えてきているようだし、(ネタ混じりながら)普通の人が自分のファンページを作る例も見かける。
もし「自分のファンページなんて恥ずかしいよ」とか言っているようなら、許可をもらって代理で作ってあげちゃってもいいと思う。おれもドラ娘のファンページを作ったよ(ぉ。ドラ娘経験者やドラ娘になりたい人は掲示板で名乗ってねっ!(最後は宣伝か)
2011-10-21(金)
■ 松本出張
アクセス解析のセミナー講師で松本へ。天気予報では雨だというし、もう10月も下旬なので寒いだろうと思い、冬用のジャケットを着てきたのに、なんだかいい天気だし暑いし。こんなことならバイクで来たかったよ! もっとも諏訪のあたりから窓の外を見ていたけど、紅葉はまだまだという感じだった。今年は遅いかもねー、いつまでも暖かいし。
セミナーは受講生が全員女性(!)で、その後の懇親会もその流れだったから、なんだか落ち着かなかったよ(笑)。懇親会をしたスペイン料理屋の店員の首の動きがおかしかったり、隣のテーブルで5 vs 5の合コンが始まったりして、なかなか楽しかったのではあるが。
2014-10-21(火)
2015-10-21(水)
■ IPAシンポジウム2015へ行ってきた
セキュリティ関係のネタをあさりにIPAシンポジウム2015へ行ってきた……というわりにはあんまりセキュリティ関連の講演は聞かなかった気がするな……。まぁ同僚が聞いていたはずなのでよしとしよう。
いちばん面白かったのは、東大・松尾博士の「人工知能は人間を超えるか~ディープラーニングの先にあるもの~」。いいかげんDLから人工知能って流れの話は飽き飽きしているし、DLがそのまま進化して人工知能になんてなるわけないじゃん、まったく、またバズワード化して消えていくのか人工知能ブーム……と最近は冷ややかに見ているんだけど、この講演は違ったねぇ。DLが人工知能になるわけではないというところまでは同じなんだけど、DLはこれまでの人工知能研究を足止めしていたポイントを突破するブレイクスルーで、これをきっかけにしてさまざまな研究が進むだろう(身体化とか)、という流れはすごく納得できた。
なにより、この先の研究がどのように進むかという2030年ごろまでのマイルストーンを示しながら、社会にどのようなインパクトがあるかというビジョンを語っていたのがよかった。ビジョン重要だ。それに2030年という設定がさ、〈シンギュラリティ〉の到来時期とぴったり合致してるあたりがね、いいよね(笑)。
(とか言いつつ、DLでゲームを学習させる話題で「人工知能に減点法のゲームを与えると動かなくなる。それがいちばん合理的だから」という話が一番面白かった。そういう人工知能となら仲良くなれそうな気がする)
2016-10-21(金)
■ Ubuntuで自作のAnsible Playbookが動かなかった
ちょっとゆえあってここのところ日中はLinuxデスクトップ上で生活している。サーバ用途では長年Debianを愛用していたが、デスクトップならUbuntuの方が(稼働実績も情報も多いし)いいだろうということで、16.04LTSを入れてみている。
「なんか何もしてないくてもやたらとCPU食ってるプロセスがあるな。うはっ、これが悪名高きUnityか」なんて洗礼を受けつつも、おおむね日常生活ができるくらいには環境が整ってきたところ。というか、普段の開発環境なんてansible-playbook一発で作れるし、とかなめていたら、そもそもそのplaybookが動かなくて難儀したのだけど。
原因は自作のモジュールが古い仕様に基づいていたため。Python依存にしたくなかったためシェルスクリプトで書いてあるんだけど、返り値の書き方がこんなの:
echo "changed=1" echo "rc=0"
例によってネットでググッて見つけた書き方だけどこれはどうしようもなく古くて、UbuntuのAnsible 2.0ばかりかDebianの1.7ですらJSONでこう返すのだ:
cat <<JSON { changed: true, failed: false } JSON
ネットには古い情報が残り続けていることを肝に銘じているつもりなのにいつも忘れて、公式ドキュメントを参照しなかったおれが全面的に悪い。もういいかげんにしろって感じだ。
なお、sudoディレクティブも廃止になってbecomeに代わっているが、これはAnsible 1.9からなのでDebianが新しくなるまではこのままsudoを使う予定。
2017-10-21(土)
■ 石岡測地観測局の一般公開へ行ってきた
約1年前につくばの32mが退役したものの、後継の石岡観測局は日常的に公開されているものではないため、一般公開日を逃すわけにはいかない(と言いつつ昨年の公開日には行かなかったんだけど)。とはいえ週のはじめからずーっと秋雨前線が活発で、接近中の超大型台風まであるということで、ちょっとバイクで行くのはなーと逡巡していたら*1、つくばの時にも付きあってくれた@nteeが乗せてくれるというので、新松戸で拾ってもらって車で石岡へ。土地勘があるとはいえ、道中一度も地図を見ずに目的地までスパッとたどり着けるのすごくないですか……(方向音痴の感想です)。
観測局は畜産センターの中にあるので、センターの駐車場に車を止めて、アンテナまではシャトルバスで移動。車内で出発を待っていたら@naritamasahiroが乗ってきて、まぁ、なんというかいつもどおりである。敷地内のいちばん高いところにあるので、けっこうな勾配を登っていくと、1、2分ほどでアンテナが視界に現れる。
台座を六角錐のカバーで覆い、駆動系も極力隠したモダンなデザイン。ケーブル類もきれいに束ねてあって、すっきりスマートですなぁ。
それでいて背面は覆わずにトラスむき出しなのは、ちょっとアンバランスでかえって好感度たかいです。13mは小さすぎてちょっと好みからは外れるけど。覆わなくても精度に影響はないという判断なんだろう。まぁ小さいしね(しつこい)。
雨で足元が滑るからもしかすると中止かもね……と心配していた見学はぶじ開催されて、台座のところまで上がれた(本日一番乗り)。すでに1年以上稼働しているので、さすがに表面はちょっと汚いけど、鏡面に触らせてくれる。
その後、クイズラリーをやってアンテナカードをゲットして、雨の中でしばらく待っていたらぶんぶん動かしてくれた。のでビデオ撮影:
実際はこの倍くらいの時間、あっちこっちへ首を振っていた。つくばの32mは大きくて重いだけに停止するたびにギッシギッシ鳴いてしばらく安定しなかったんだけど、13mに小型化した最新のパラボラアンテナはまったくそんなそぶりもなく、つくばよりもスピードを出しているのにスーっと動いてピタっと止まる高性能ぶりを見せつけてくれたのだった。たいしたものです。好みからすると小さすぎるけど(ほんとしつこい)。
なお、今日は畜産センターの公開日でもあるので(というかアンテナの方が便乗企画である)、そっちも冷やかしてみたものの、ウリのステーキはすでに大行列だったので、とっとと退散して、常磐道のSAで(特産品の)ローズポークを食べたのであった。
*1 天下のR1200GSなので雨の中を走ること自体はなんの問題もない。問題はバイクを降りたあと、雨装備のまま目的地で行動しづらいという点。
2018-10-21(日)
■ ミリシタ感謝祭の生動画配信がすごかった
今日は夕方からミリシタの(ゲームの方の)周年イベントだったんだけど*1、ニコ生配信だけじゃなくアプリ内でも動画配信があるってことで、(エンジニアリング的な意味で)けっこう興味津々である。生動画配信プラットフォームを持ってないバンナムが予行練習もなしにいきなり大規模な生配信とか、トラブルの匂いしかしないじゃないですかw
蓋をあけてみれば(ニコ生より数十秒も遅延があるものの)ノントラブル、しかもニコ生に比較して相当な高画質で途切れなく配信を成功させてしまった。おまけにイベント中には「ライブ中のスタンプ投稿数に応じてジュエルを配布」なんていう負荷試験を実施して、これも20分程度の間に数百万ポストをさばいてみせて*2、上下ともに高いトラフィックをちゃんとさばいてみせた。おみそれしました。
もともとミリシタはデプロイからスケーリングまで完全にGCP上でまかなっているのが知られていて、稼働開始から一度もサービスを止めていない、クラウド時代のゲームとしてはお手本のような運用をしてきたわけだが、今回その上さまざまな付加機能を乗っけた生配信まで内に抱えてしまったわけで、ほかのソシャゲに比してもちょっと格が違うレベルになったなぁ、すごいすごい。今日の舞台裏も、また開発者向けイベントで公表されていくといいのだけど。
イベント内容も安心のアイマスクオリティで、バラエティ色豊かなトークコーナーと朗読劇、ライブを10曲、それも新曲を一気に2曲披露と、現地チケットを当てたPたちは夢のような時間だっただろう。種ちゃんがセンターというのもなかなかのご褒美だったし。6thツアーも発表、次なる総選挙企画には765ASを含んだ52人全員が参戦とか、これからも目を離せない。
Before...
◆ ブチャ猫 [すみません、散財の方でミスしたみたいです。ごめんにゃさい。]
◆ どかにゃ [和食処 永谷園よりは 1000倍マシだと思います(^^ 武内陶子・・・・]
◆ ただただし [どこにミスがあるのかわからんです〜 >ブチャ猫さん]
◆ なかだ [士郎正宗もApple Seedで似たようなこといってますな。]
◆ ブチャ猫 [散財の方、書き込みできました。きのう失敗したのは、数字を半角にしなかったのが原因のようです。]
◆ ただただし [士郎正宗の二番煎じかぁ。ちっ。]