2016-01-01(金) [長年日記]
■ 謹賀新年
昨年は喪中だったけど今年は普通にすごしております(つまり昼ごろまで寝て、お節と雑煮と日本酒をかっくらってだらだらとしている)。まぁ、6時に猫たちに起こされて餌をあげるところまではデフォルトなのだけど。
今日は一日、パジャマのままで外出せずにすごせると思っていたけど、そうは問屋がおろさないのだった。そうでした。
2016-01-02(土) [長年日記]
■ 初詣、初ラーメン、初映画
例年どおり、寒川神社に初詣に。去年は寝込んでいて遅くに行ったが今年は明けて2日ということでなかなかの混雑ぶりだった。ねぶたが干支シリーズじゃなくなってしまって、元ネタがなんだかわかりにくくなったなぁ(今年のは「海幸彦 山幸彦」←あまりよく知らない)。他は例年と変わらずで特筆すべきことはなし。
江ノ島まで足を伸ばすにはちょっと遅い時間になってしまったので映画でも観ようということになって、屋台のたこ焼きを食べてからバスで海老名へ。まずはVinaWalkで初ラーメン。正月料理は鶏肉ばっかりなのを忘れて鶏チャーシューにしてしまった(けど美味かった)。
映画はあえてスターウォーズを避けて「007スペクター」をチョイスするへそ曲がり*1。お正月向けおバカ映画の真骨頂。
今回、敵組織のモチーフがタコなのだけど、裸の女性にタコが絡みつくというベタベタなOP映像が完全に触手プレイで笑ってしまった。あと、ボンド・ガールと協力して敵を倒した直後にお色気シーンとか*2「そうそう、そこを変えちゃダメなんだよ」ってところは徹頭徹尾お約束のままで、こういう寅さんみたいな映画は大事だなぁ。あと、金をケチってないところもいい。
個人的なヒットポイントとしては、砂漠の謎施設がブラックメサ研究所っぽくて、そこから脱出するときに武器を奪って乗り物を確保する流れがモロにFPSのそれだったから「Half-Lifeだ、Half-Lifeだ!!」と心の中で歓喜の声をあげておりました。
2016-01-05(火) [長年日記]
■ Androidの内蔵ストレージをうっかりふっ飛ばしてしまったけど実害がなかった
最近電池がヘタってきて絶賛延命中のXperia Z1f、内蔵ストレージの使用量が75%を超えるとでてくる警告通知がうっとうしいので、いらないファイルを削除していたら、目標よりひとつ上の階層で「全削除」をやってしまい、のんきに「なんか時間かかってんなー」とか待ってる間に全部消えてしまった。
……うわー、変な汗出てきたぞ。
とりあえず、デレステを起動してみたらエラーが出るけど(真っ先に確認するのがそれか)、ゲームはサーバ側に全設定が残ってるはずなので復旧できる。とはいえ手順が面倒で、
- データ復旧にはバンダイナムコIDによるログインが必要
- パスワードはKeePassのDBに入ってるけどこれも消えてるのでDropboxからダウンロードしなくては
- Dropsyncが勝手に同期してくれるはずだけどなんかエラー吐いてるからその修復が先だ
みたいなブートストラップがめんどい。
ただ、アプリ本体と各種設定は消えたストレージ配下には入っていないので、アプリはすべて起動するし、設定も残ってる。Dropsyncも単に同期先のフォルダが消えていたからエラーになっていただけで、必要なフォルダを掘ったら復旧した。
けっきょく、そんな感じであるべきフォルダをあるようにしただけで、ほとんど何ごともなかったかのように元の状態に戻ったのであった。75%オーバーの使用量も50%以下になって、どんだけ不必要なゴミが溜まってるんだって話だけど、そんなに消えても生活に支障がないのはなんかすごい。しょせんキャッシュしかなかったってことだ。
実際のところ、データは基本的にクラウド上にあるものを使っているし、端末で生成したデータ──写真とかスクリーンショットとか──は発生すると同時にDropsyncがDropboxにアップロードしてくれるから、本当に端末上にないと困るものなんて存在しないのだ。自分がミスって全削除しちゃったときは理由もなく焦ったけど、焦る必要なんてなかったと。まぁ、Dropsyncの設定を適切にしておいた自分の手柄ではあるんだけど(笑)。
2016-01-06(水) [長年日記]
■ 国立天文台のカレンダーをいただいた
今年も国立天文台の中の人からカレンダーをいただいた。昨年中に受け取っていたのだけど、今日になってやっと職場のデスクに飾った。野辺山の職員の人たちが撮った写真で作ったもので、職員しか入れない場所・季節のもの、それもかなり力の入った作品が収められていてじつに楽しい & 美しい。
もうひとつ、ALMAが撮った天体写真で作られた壁掛けカレンダー(こっちがいつものヤツ)もいただいたので、飾りたいなぁ。こっちは自宅のデスク横に貼るか。
2016-01-07(木) [長年日記]
■ tDiary (のmasterブランチが) Herokuに直接デプロイ可能になった
もう1年近くまえ、tDiaryをHerokuボタンでデプロイ可能にしたんだけど、あれはそれ用に特殊な設定をしたherokuブランチのことだった。これはこれで良かったんだけど、通常プルリクエストはmasterブランチに対してなされるので、それをHeroku上でテストしようとするとなかなか面倒だった。
で、@machuがその「特殊な設定」をあらかじめやってくれるtDiaryのbuildpackを書いてくれ、おかげでmasterブランチでそのままデプロイ可能になった。すごい!!
これで、tdiary-coreにプルリクエストが来ると:
- (自動的に)Travis-CIでテストが走って、
- (自動的に)Herokuに専用のtDiaryがデプロイされ、
- 問題なければプルリクエストをmergeすることで(自動的に)Heroku上の開発用tDiaryが最新化される
という流れができるようになった。この流れを可視化するようにHeroku上にPipelineも整備した(下図)。なんかモダンじゃね? なんといっても手元にテスト環境がなくても開発できるぞ。感動や。
で、今後新しいtDiaryインスタンスをHeroku上に作る場合はtDiary.orgやGitHub上のリポジトリにあるHerokuボタンをポチっとして必要事項を入力するだけでよくなったんだけど、以前herokuブランチで作成した日記をこの仕組みに乗せないといけない。
まずはHeroku上のtDiaryを運用するで有効になったsystem_updateプラグインでtDiaryを最新化する。実はこれで利用するブランチがherokuブランチからmasterブランチに切り替わっている。このままだと必要なBuildpackが有効になっていなくてエラーになるので、以下のコマンドでこれを切り替える(コマンドからじゃないとできないっぽいのが残念):
heroku buildpacks:set https://github.com/tdiary/heroku-buildpack-tdiary.git -a 【対象のApp名】
(herokuコマンドはgemから入れることができる。ex. 「gem install heroku」)
続いてHerokuのdashboardで当該Appを開き、「Manual deploy」からmasterブランチをデプロイする。これで動くはず。
あとは「Automatic deploys」の対象ブランチをherokuからmasterに変えておけば、以後はmasterブランチを対象にsystem_updateプラグインが動くはずである。手元のテスト用Appはこれで移行できている。
2016-01-09(土) [長年日記]
■ デレステのLIVE Grooveイベント、やっぱり相性がいい
前回「この上(2万位以内)を目指そうと思ったらMASTERに鞍替えするしかない」とか書いてたくせに、PROのままでさらに順位を上げられた。年末年始のあいだは時間がとれなくてかなりスタミナを無駄にしたので、もうちょっと時間があればいけたかも知れん。脱落している人が増えてるのかな。こういうゲームは継続的にプレイヤーを増やすの難しそうだけど……。
ちなみに、ためしにMASTERにもチャレンジしてみて、メドレーの中におねシンとS(mile)ING!が入っているという温情構成だったにもかかわらずアンコールに進めなかったので、これはもうどうしようもない。正直、技量的には壁にぶち当たっていて、このイベントでMASTERをやれるイメージがつかめないのだった。
とはいえPROでは初めてPERFECT COMBOをやれたのだが(しかもその後のアンコールでもFULL COMBOなので4曲連続)。
2016-01-12(火) [長年日記]
■ Pushbulletと並行してSlackも試用中
ちょっとした通知や宅配トラッカーで使ってるぶんには良かったPushbulletだが、こないだのMackerelの通知に至っては間に2つもサービスが挟まっていて耐障害性が低すぎるので、もうちょっと信頼性(?)の高い感じにしようと思い、(けっきょく)Slackに手をだすことに。最近の監視系サービスはどこもSlackをサポートしてるし。
Webサービス業界の隣にいるとSlack使ってないと人間じゃない気さえしてくるけど、職場では別のチャットを使っていることもあってそもそもアカウントすら持ってなかったんだよね。とりあえずテスト用にぼっちなTeamを作って運用開始。
とりあえずMackerelとLogentries*1のクリティカルなエラーだけ送ってみることにした。あと簡単な単発の通知にはslack-poster gemを使ってこんな感じでpushmeコマンドの代替品を書いた。テキストのポストだけなら簡単で良い:
require 'slack_poster' URL = 'YOUR INCOMING WEBHOOK URL' slack = Slack::Poster.new(URL, icon_emoji: ':mailbox:', username: ARGV.shift) slack.send_message(ARGF.read)
アイコンやユーザ名を自由に設定できるのはいいね、同じchannelに投稿しても見分けがつきやすくて*2。しばらくこんな感じで使ってみよう(すでに宅配トラッカーでSlackをサポートする未来がみえている……ような)。
2016-01-13(水) [長年日記]
■ マンガ3冊
昨年はすっかり読書習慣を失ってしまったので、リハビリしなくては。まずはマンガから……(ぉぃ)。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784091670731
毎巻そこそこに波乱が起きていたけど、今回はなかなか大きなのがあって、面白くなってきた。
ただ、四姉妹全員に恋人がいる状況って、なんか不自然だよなぁ。たいていは1、2人くらいフリーなもんじゃないの、こういうのって。まぁ全員すごい美人姉妹で彼氏がいない時期がありません、てことならわかるけど、だったらもっとそれっぽく描いてあげようよ、チカとかさ。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784091592217
実はアイマスのコミックはそんなに読んでないんだけど、これまで読んだ中でもこのミリオンのコミックはめっぽう面白い。基本的にシアター組がメインで765ASは憧れの先輩としてちょこちょこ顔を出すという設定がまずうまいし(アニメ化するならこの方向でやって欲しいよね)、ちょっと少年マンガっぽいシンプルな線の絵柄が、きれいすぎなくてシアターのわちゃわちゃ感とうまくマッチしてる。この巻からは視点を翼に移していて、今後ほかのメンバーへもスポットが当たるんだと思えるので楽しみ。
本体が面白いから、オリジナルCDをつける特装版商法にも腹が立たない。というか、今回はとくに、作中で登場したオリジナルソング「アイル」を実際に作って本人が歌うという企画で、これが実にいい(ここは翼のソロじゃなくてちゃんとジュリアと瑞希のコーラスも入れて欲しかったところではあるが)。あと同じく収録された「my song」、765ASが歌うと円熟味さえ感じられるこの歌が、劇場組になると初々しくて少し荒削りになるあたりが面白い(もちろんそういうディレクションなわけだけど)。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784091270160
こっちはアイマス10周年の締めくくり(なにか出るたびに「締めくくり」って言ってる気がする)、複数の漫画家によるオリジナルコミックアンソロジー。価格765円。
とはいえ小学館から出ている以上、出版社に縛り付けられている日本の漫画家が自由に集まれるわけもなく、ゲッサンを中心とした(おれが)あまり知らない作家がメインである。イラストを寄せてる畑健二郎は著名だが。あと上のミリオン担当の門司雪も描いてる。
描かれるシチュエーションも「やよいおり」とか「あんきら」みたいな定番が目立つし、まぁなんというか、プロ作家による同人誌みたいな本だなぁ。作家陣に罪はないし、企画面で冒険して欲しかったね。
2016-01-20(水) [長年日記]
■ グラコロ同盟2015、終了
丸一日だれもグラコロを食べていないようだったので、本日をもってグラコロ同盟2015シーズンを終了とした。もしまだ残ってる店舗があっても集計しない。←なんてふわふわしてることを書いているのも、今年は例年になく遅く始まっただけでなく*1、年明け早々にデミコロが品切れになる店舗が続出、すぐにでもなくなると思わせておきながらけっきょく半月以上も継続して(その間、マクドナルドの売上げが増えているなんて報道まであった)、同盟員をやきもきさせたからなのだ。正直、もしかするとまだ終わってないんじゃないかと……大勢に影響ないからいいよね……*2。
今シーズンは(いつもの)ディフェンディングチャンピオンなりたさんがひさびさの100個越えでもはや誰も近寄れない領域にひとり君臨していただけでなく、比較的新顔さんが多いランキングになった。おれもトップ5に入れてよかった……。
今年はまじめに(トップページだけ)スマホ対応したりしたので、わりとマクドでグラコロ食べながら写真付きツイートができたんじゃないかなーと思ってるんだけど、どうでしょう? ハッシュタグも日本語にしたしね。まだ他のページには手をつけてないので、そのへんをゆるゆると整備しながら来シーズン(といってももう「今年」だよ)を待ちましょう。
ごちそうさまでした!!
2016-01-22(金) [長年日記]
■ Xperia Z1fの寿命が尽きかけているので
愛機Xperia Z1f、買ってからざっと1年ちょいなんだけど、どうも電源まわりが死にかけていて、昨年終盤あたりからかなりヤバい感じになってた。具体的にはこう:
使い始めて30分で電圧がストンとゼロまで落ちたり。残20%くらいまで保つこともあるので、あとどれくらい使えるのか予測がつかない*1。これは電池がへたったか、交換サービスが8K円くらいだからそれに出すか、とdocomoショップに行ってみたら「電池の自己診断は正常なので、故障かも。だったら15K円くらいかかる」なんて言われて、う~むとなった。10K円以下なら悩まず直したんだけどなー。もう(Z4も入れれば)3世代もまえの機種を直して使うのアホらしい。
ほんとうはZ3 Compactを狙っていたんだけど、いつまでたっても高値なままでとても旧機種の価格帯じゃないのだけど、そうこうしている間に最新のZ5 Compactが6万円を切るショップも出るようになってきたので、もうこれで行こうと。というわけで在庫があったのでポチ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B015ZK47BW
海外版だとLTEの800MHz帯に対応してないけど、首都圏ならほとんど問題ないらしいのでいいや、割り切ろう。かわりにSIMフリーならいろいろはかどることもあるだろうし。
*1 デレステでライブやってる真っ最中に落ちたりするんだけど、再起動するとライブの途中から継続できるのにはびっくりした。デレステの完成度、ほんとに高くて驚いてばかりだ。
2016-01-23(土) [長年日記]
■ Xperia Z5 Compactが届いた
朝から出かけていたので、まさか午前中に宅配トラッカーからお届け通知が来るとは思わなかった。Amazonプライムでもないのに24Hかからないのかよ……。というわけで昨日買ったXperia Z5cが到着。おれがこんなにSONY製品ばっかり買う未来がくるって10年前の自分に教えてやりたい。
夕方からようやくセットアップ開始。紙のマニュアルは中国語だけど普通に日本語でセットアップできるので問題ない。筐体はプラスチックになったけど、ガラス+金属よりもぬくもりと柔らかさがあってこっちの方が好きだな。手に持つ機械が冷たいのはいかんよ。
で「さてSIMを入れ替えよう」として「あっ」となった:
くっそー、おれはアホか(笑)。最新機種がmicro SIMなわけねーだろ。慌ててIIJmioにnano SIMへの交換依頼を出して(約2K円、想定外の出費だけど想定しておけというヤツ)、届くまではWiFiオンリーで使うことに。まぁ電話は家にかけることにしか使ってないし、外での通信はタブレット経由でテザリングすればいいしね。
ガイドに従ってZ1fに近づけたらNFC + Bluetoothで旧端末のアプリが設定もろとも一瞬で飛んできてびっくり。lolipopからの新機能だそうで、Androidの一番ダメな部分も改善されてるんだ。時代は進んでいるのだなぁ。もっとも非対応のアプリは例によってポチポチと手動で設定を移さなければならないんだけど。あと、電源ボタンを兼ねる指紋センサーに登録したら認証が一瞬で「あー、これが待ち受け画面を無意味にさせるヤツかー」と感心したり。
本格的なセットアップはまた明日。
2016-01-25(月) [長年日記]
■ Xperia Z5 Compactセットアップ続き
一昨日届いたZ5cのセットアップを、昨日と今日でちょびちょび進めている。今朝「IIJがSIMの切り替えをしたら音声通話できなくなるから」と伝えて出勤したら、会社につく前に自宅にSIMが届くという事態に。仕事はやすぎんよ、IIJ……おまけに「送ったよ」メールがそのあとに届くという。電子より速いのか、クロネコヤマト!!
というわけで帰宅してSIMを入れ替えて無事乗り換え完了。つながりやすさ/にくさや、GPSの使い勝手検証はこれから。ただ、自宅ではアンテナが1、2本しか立たないので田舎ではけっこう厳しいかもなぁ。
一日使ってみてZ1fから良くなった点、悪くなった点:
Pros
- 手触りがよくなった。見た目重視のガラス+金属より樹脂の方が暖かみと柔らかさがあって良い。たぶん木製だったらもっと良いに違いない
- 指紋センサーは気持ちいい。ほぼ一瞬で認証されるので待受画面を見ることがなくなってしまった
- いつも使ってるBluetoothのノイズキャンセリングイヤホンの、ヘッドセット部分だけ直接挿したらノイズキャンセリング機能が発動してびっくりした。Z2あたりから対応してるらしい。これはいいなぁ
- 内蔵ストレージが倍増して余裕ができた。まぁ新機種にすれば処理速度やメモリも含めて向上するのはあたりまえだが
- SIMフリー版になったのでdocomoのおせっかいアプリがまったくないのが良い。テザリングもできるし。あれがどんだけストレスになっていたことか
- lollipopの改善点はだいたいポジティブ。SDカードに(ふたたび)アプリから書き込めるようになったのは助かる。いまだに16GBのを挿してるけど増やそうかな
Cons
- デレステのスコアが下がった! 困る!! なんでかわからんけど、妙にミスが増えてMASTERでSを取るのが難しくなってしまった。慣れればいける気がするけど、いまやってるイベントが厳しい……*1
- 磁石式の充電ケーブルが防水microUSBになってしまって、手軽さが失われた。というか各所に専用ケーブルを買い揃えて置いてあるのにどうしてくれるんだ
- ボリュームスイッチがちょっと下すぎて押しにくい
*1 代わりに(最近ちょっと遊んでる)ナナシスはミスが激減したんだけど、これはもしかしたら旧機種では処理落ちしてたんじゃね疑惑が。
2016-01-26(火) [長年日記]
■ https://www.amazon.co.jp/dp/9784774178028
読み始めたのが約一ヶ月前だけど、けっして難しくないのでもっと早く読まないとあかんね……。
rubyistになら「akrさんがRubyのAPI設計に関する本を出したよ!!」って言えばそれ以上の説明なしでマストバイという理解を得られるんだけど、他の言語の人にはなんて言うかねぇ。
スジの通った指針はあるものの、基本的にこれまでRubyがぶち当たってきた設計上の難問についてその解決の過程を提示していくというケーススタディ本なので、教科書的な技術書ではない。というかその難問登場→解決の繰り返しにまるで冒険小説を読んだ時のような読後感があっておもしれぇなぁと思った。つまるところ、プログラミングってぇのは血沸き肉踊る冒険なんだよ。
序盤のIOやソケットは、旧いC言語世界の住人がRubyの世界とうまく折り合いをつけられるようにする話だ。旧世界の習慣をそのまま適用できるように地ならしをする序盤から、徐々にRubyらしい改変を加えていって世界に広がりを出していく構成がうまい。最大の「泣かせどころ」はタイムゾーンのあたり。涙なくして読めない。数の扱いではRubyならではの拡張が足を引っ張り、実世界との亀裂に落ち込んでしまったり。つまりちゃんと失敗事例もある。
本書はそんな「Ruby」という世界を舞台にした冒険の書なわけだけど、他の世界(言語)にはその世界のルールがあって、そこでは別の物語が綴られるだろう。でも、本書に記される基本指針は他の世界でも通用するものばかりだ。他の世界に住む人にもいいガイドブックになるのは間違いない。
2016-01-27(水) [長年日記]
■ 佐川急便と日本郵便の双方で有効な伝票番号がある
宅配トラッカーで「佐川の番号を入れたのに(配達済みの)日本郵便のステータスが表示された」というレポートをもらって、調べてみたら本当に両サービスで有効な番号だった。そりゃダブることはありえると考えてたけど、本当にあるんだなぁ。どっかの桁で業者識別できるようにしてくれればいいのに……。
で、とりあえず応急措置的に検索順序を逆にして佐川を先に見つけるようにした直後、こんどは新しく発行された自分宛ての荷物の伝票が逆パターンになっていて、なんというかタイミングが良い。いや悪い。やっぱり応急措置って長続きしないんだなぁ(笑)。
結局、ライブラリの方では全サービスを同時にスキャンするためにマルチスレッド化した上で「複数見つかった場合は配達済み伝票を無視する」という実装にして、アプリの方では「それでも配達済み伝票が得られた場合は他のサービスが登場するまで未解決状態にする」*1という実装にして運用してみることにした。
言うまでもないが、複数サービスで同時に「生きてる」伝票が発生した場合にはこの運用だと崩壊してしまうのだけど、どうなるかなー。これまでの事例だと両者の間には一ヶ月近い時間差があるんだけど、たった2例じゃなんの根拠もないし。
*1 配達済みの伝票がわざわざ登録されることはないと仮定。未解決状態の伝票はユーザが削除できるのでこのまま変化がなくても大丈夫。
2016-01-28(木) [長年日記]
■ デレステイベント「パステルピンクな恋」
Z5 Compactへの移行でプレイできない時間がけっこうあったばかりか、その後チューニングが出なくて数少ないMASTERがほぼ封じられた状況だったが、なんとか5万位以内入賞で紗枝はん2枚GETできた。ふー。
Z5cでのプレイでスコアが出ないの、たぶん2つの理由があって、
- 画面サイズの違い。Z5cの方がちょっと大きいので、指を乗せる部分がわずかにずれていて、それに身体を合わせられずにいる。人間ってデリケートなのね……。これについては徐々に慣れてきた感じがあって、スコアはだいぶ向上している
- アプリの認識ミスがある。これは多くの人が多くの端末で「ある」と言ってる現象だけど、明らかにタッチしてるのに認識されないことがけっこうある。NICEやBADなら自分のせいだと思うけど、MISSはおかしいもんな。
後者がどうにかならないと、MASTERが怖くてできない*1。でもまぁ、これだけバリエーションのあるAndroid端末でここまで性能を出してきてるんだから、あんまり責められないんだよなぁ。デレステはAndroidアプリの中でも最高品質の部類のひとつだと思うし、ここまで仕上げてきてる開発者を尊敬してる。ので、がんばってください。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00P29WV0G
*1 次のイベントはLIVE GrooveらしいのでMASTERの出番はないのが不幸中の幸い。
2016-01-30(土) [長年日記]
■ OSS Gateワークショップにメンターとして参加してきた
(だいぶ間があいてしまった。これを書いてるのは翌週の水曜日)
以前書いたOSS開発者を増やす活動「OSS Gate」、その最初のワークショップを開催した(OSS Gateワークショップ2016-01-30)。メンターとして参加。
まずはやってみよう、という趣旨ということもあってあまりバンバン宣伝したわけでもないので、「OSS開発をしてみたい人」である参加者は4名。これに1.5倍くらいのメンターがいて、トライアルとしてはちょうどいい塩梅だと感じた。
あらかじめGitHubのアカウントだけ作っておいてということにしておいて、基本はworkshopリポジトリに参加者ごとの作業メモ用issueを作ってがんがんメモを書いていくというスタイル。それぞれの参加者にどんなことがやりたいかインタビューしてみたらLinuxカーネルを直したいなんて人もいてびっくりしたけど(笑)、それぞれに自分が普段使っているライブラリやフレームワークをチョイスしたようだ。
おれがついたakito19はruby-pgを選んだんだけど(ruby関連になったのは偶然です)、そもそもgemを単体で使った経験がほとんどないないらしい。ふだんはRailsアプリでActiveRecord経由なんだろう、なるほどおもしれぇなぁ。issueのログにはないけど、エラーが出たら(メッセージを読まずに)いきなりソースの該当行あたりを読み始めたりして、ふだんはどういう開発環境に身をおいているのか、横で見ているだけでいろいろわかることがある。
で、どこに目をつけたらいいか、ちょこちょこヒントを出しながら進めていって、最終的にはドキュメントとテストコード*1それぞれに1件ずつプルリクを出すことができた。どちらもすぐにマージされたようだ。OSS開発者デビューおめでとう!
なにがたいへんって、教えすぎないように自重するのがもうたいへん。できるだけ自力でたどりついて欲しいからすぐに正解は明かしたくないんだけど、明らかに困ってる人を前に手を差し伸べずにいるのも難しくて、その匙加減がほんま難しいわ。というわけで、むしろこっちが勉強になった感がある。
いちおう隔月でやろうということになったので、奇数月の最終土曜日固定で2回先まで予定を決めた。次回は3/26*2。ちかくにOSS開発者予備軍がいたら声をかけてあげてください。大学生、高専生あたりがいいと思うけど、社会人でもぜんぜんおっけー。メンターに怖い人はいません(たぶん)。質問などはGitter上にチャンネルがあるので、そこで聴いてもらえると良いかと。
2016-01-31(日) [長年日記]
■ 「 THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」名古屋公演のライブビューイングへ行ってきた
あいかわらずイベントタイトルが長い。半分はコンテンツのタイトルだけど。
今回はツアーということで5都市7公演なんだけど、チケット争奪戦が想像以上に激しくて、わさますでも全通宣言をしてCDを山ほど積んだメンバーを除くとほとんど当選していない。それどころか一部公演ではライブビューイングすら外れているありさま。ゲームのイベント順位を見ているかぎりではシンデレラの数分の一のプレイヤー人口しかないはずのミリオンなのに。年末のインタビューでディレ1が『「アイドルキャラに触れるより、演者を先に見る」機会も多いコンテンツです』と言っていたけど、このことか。
というわけで、ツアー初日の名古屋公演はTOHO渋谷でLV参戦。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01KNCPKMC
全体をとおしてみると「あー、これはシアターの出前なのか」とわかる。気がする。「765プロライブ劇場」ではその日シアターにいるメンバーで、できる曲をやりくりして、2人とか3人で次々と歌う。ファンサービスを兼ねて内輪受けを含んだMCをちょいちょい挟む。ミリオンの世界観的には毎日のようにそういう公演をやっていて、今回の全国ツアーではそのフォーマットを各会場にデリバリーしてる感じなんだろう。
個性的すぎるメンバーのぶつかり合いを徹底的にショーアップしてエンターテイメントに昇華したシンデレラとはまったく逆の、繰り返される日常の延長にあるイベント。観る方もだから、ちょっと肩の力を抜いた方が楽しそう。きっと「深層マーメイド」を響のかわりに桃子が歌うのは普段どおりで、シアターに通ってるとそういう入れ替わりの面白さがわかるんだ*1。だから、765ASに先駆けて「99 Nights」を演ったのも、きっと「普段どおり」なんだよね。
そうそう、先にイラストで公開された新衣装、2ndに雰囲気が似ていてあまり代わり映えしないなぁと思っていたけど、シックなネイビーに対して今回は黒金でゴージャスと、よく見たらぜんぜん違ってた。好みでは2nd衣装に軍配があがるけど、こっちもなかなか悪くない。というか765ASの衣装がキャラ色を前面に押し出しすぎてお遊戯会っぽいのに比べて、ミリオンの(とくに2nd以降の)衣装はおしゃれで良い。
以下、気になった人についてメモ。例によって全員書いてるといつまでたっても書き終わらんので泣く泣く削る。
Machico。リーダーその1。信号機トリオの1人なのにいままではぴょん吉ところあずの影に隠れてあまり目立たなかったけど、リーダーになったおかげですばらしく輝いていた。もともと歌唱力はピカイチだったから、向かうところ敵なしって感じだったなぁ。リーダー2人で自身がユニット参加してない「STANDING ALIVE」を〆に歌ったの、他の公演でどうなるんだろう。
木戸衣吹。リーダーその2。SSAでの失敗からのリベンジの軌跡が目に見えて面白い。2ndでは過剰な方向に行きすぎていた演技が、今回はちょっと戻ってナチュラルな感じに。エンターテイナーとしてぐんぐん成長してるなぁと思う。「ミリオン版下田麻美」という雰囲気で、これからが楽しみ。
稲川英里。公演後、しばらくのあいだTwitterのトレンドに「稲川さん」があったくらいの、本公演のMVP。ええコやろー、おまえらやっとわかったか、とニヤニヤしていた(←SB69のニコ生でなんどか見かけた程度でこの古参面)。ちっちゃくて*2、表情がくるくるかわって、ほんとうに環みたい。名古屋にしか出ないとかもったいなさすぎる。
桐谷蝶々。やはり名古屋だけ。この人もみゃおみたいにちょっとぽわんとした人だけど、それでも「Smiling Crescent」(やよいの代わり!)からジレハまでこなす器用さもあって、なかなかだった。うーん、もっと出演して欲しいなー。というかジレハは初出場の2人(稲川・桐谷)をすっかり「ミリオンのお姉さん」が板についたゆきよさんが引っ張るという見どころたっぷりの演目だった。
山崎はるか。センターにいないぴょん吉は、どこか手持ち無沙汰のようで、居心地悪そうにも見えたけど、「素敵なキセキ」はいつもの重圧いっさいなし、体で覚えこんだダンスには余裕もあって、弾けまくっててめちゃめちゃ楽しそうだった。本人はよく役になりきらないと舞台に立てないと言っているけど、「未来っぽさ」は今回が一番だったかも*3。
愛美。なんどもライブ経験があって、そのたびに驚かせてくれるんだけど、今回ついにギターソロまで手を付けた。今日は「流星群」だったけど、他の公演にも出るから「プラリネ」も演るだろ? 楽しみすぎる。あと、開演前に「アイル」が会場に流れたときにはPたちから絶望的な悲鳴が上がっていたので*4、ぜひこれもどこかの会場で演って欲しいね。もちろん歌うのはMachicoだけど、ギターはあいみんで。
16:00開演で19:00ジャストに終わったから、ぴったり3時間か。頭から「アンコールなし」宣言をしていただけに内容は充分に濃密だし、そもそもコンサートは普通3Hくらいなんだからおかしくはないんだけど、なんとなく短い気がしてしまうのはアイマス脳だな。でもこれが「いつものシアター公演」だと思えばむしろ長すぎるくらいなわけで、いろいろ考えるとちょうどよい。翌日にも響かないし。
同じ会場で観ていたわさます民2人といっしょにそのまま渋谷で軽く食べて帰宅。気分だけでも名古屋に、ということで手羽先をチョイス(笑)。
◆ smbd [自分のは概ね、50%をきるとshutdownしてしまいますね…]
◆ ただただし [毎回おなじところで落ちる場合は電池の劣化の可能性が高いのでは?]
◆ smbd [そうだとおもいます。たださんの落ち方は不思議ですね…]