2000-01-25(火)
■ 月アス
月刊アスキーを読んでいたら、Linux通信だかのページでKondaraのことをけなしていて、ムカっとくる。お前ら、先月はずいぶんと持ち上げてたくせに、月が変わったとたんに手の平返すか。Kondaraのパッケージ買うヤツは、最初っからコンダラ引くつもりで買うんだっつーの。何もわかってねーくせに、偉そうに。仕返しにLinux Japanを買うのをやめようかと思ったけど、ALSAの話が出ていたので買ってしまった(笑)。でも来月から買わないからな。
■ サウンド
ALSAと言えば、ひょんなことからサウンドカードを1枚好きなのを買ってよいということになったので(謎)、SB Live! Valueを買ったのだ。ALSAで使えるらしいとどこかで読んだので。マシンに突っ込んで、自動認識されて、sndconfigで設定に失敗するところまでは(笑)やっておいたんだけど。Kondara-users MLでSB Live!が動かないだのなんだのって話が続いた時期があって、びびってます。もしかして、snap-shotのカーネルに入れ換えないと動かないなんてことあります? まぁ、今のところ音が出なくてもいいので、後回しにしてるんだけど。時が解決してくれるといいなぁ(ってをい)。
■ SGmail
SGmailをGtkモードで使っていると書いたら、鴫原さんに珍しがられてしまった。もともとTk上に作られてたものだから、まだユーザが少ないのか? もっとも「使っている」と言っても、振り分けと読むのはNetscapeだし、テンプレートを使った定型的な返信はWinbiffを使っているので、SGmailは手書きの返信にだけ使ってるというのが現状なんだけど(われながら変なことをしている。でも乗り換えの手間がないのは良いね)。やっぱキーボードだけでさくさく未読を処理できないと、なかなか常用メーラーにはできんのだわぁ。こうなったら、ちょっと修行を積んでRuby/Gtkを使いこなせるようになって開発に参加か。
■ Apache
でもその前にApache使えるようにするだよ。RuBBSのアップデートをするだよ。最優先だよ、まったく。
2002-01-25(金) 8534歩
■ tDiary
あら探しは大切なことなので、推奨します。とくにおれみたいな「ノリ・プログラマ」がコードを書いてる場合は(笑)。モバイルモードでぜんぜんテストしてなかったよ(をい)。ツッコミが全部見えないのも修正。これは古いバグだなぁ。誰も気づかなかったのか。
■ ということで、上記の修正を行った現在のスナップショットは1.3.3.20020124。1.3.3からはいくつか非互換アリ。プラグインまわりはこの辺で打ち止めにしたいところ。
まず、update、headerの「コールバック系プラグイン」の登録方法をクラス変数への追加からメソッド呼び出しに変更。考えてみたらクラス変数使う必然なんてぜんぜんなかった。バカみたい。というわけで、@@update_proc
・@@header_proc
へのProcの追加は、そのままadd_update_proc
・add_header_proc
への呼び出しに置き換えて下さい。引数にProcインスタンスを。
■ あと、ツッコミ時にもupdateが呼ばれるようになったので、場合分けをしたいときには@mode
を見ること。この変更はツッコミメールをプラグイン化するために行ったんだけど、プラグイン内でできることってセキュアモードだと極端に少ないので、メールを送るなんて論外なことにあとで気づく。ダメじゃん。ということでメール送信のプラグイン化は断念。
その代わり、別の方法で差し替えられるようにしてみた。TDiaryComment#sendmail
メソッドを外部ファイルで上書きしちまう、という乱暴な方法だが。これもスマートな方法が見つかったら変えるかも。つーかデザインパターンくらい使えよ、おれ。詳しくはmisc/mail-via-(smtp|qmail|sendmail).rbを参照。tdiary.confにこれらのうちどれかをrequire
しないとツッコミメールが送られない非互換あり。互換性確保のために、smtpだけあらかじめrequire
するように戻すかも。
ちなみにうちの環境ではqmailやsendmailはうまく動かんかった。同じコードがMTA経由で動くMobilerではOKなので、httpdのuidじゃダメなのかも知れない。誰かテストしてくらはい。
■ 他には、ツッコミメールのSubjectに投稿者の名前を入れるようにしたとか、段落アンカーのname属性を、日毎表示時以外はなくしたとか(これでHTML-Lintの成績がグンとアップ![笑])。
■ tDiaryプラグインTips: Alternate Stylesheet
昨日この話を読んで、プラグイン化できるよな、と思っていた。今日になってこういうことも書かれているようなので、ちょっと書いてみる。alternate-stylesheet.rb、もちろん最新スナップショット専用:
def css_tag r = %Q[<meta http-equiv="content-style-type" content="text/css">\n] if @theme and @theme.length > 0 then css = "#{theme_url}/#{@theme}.css" else css = @css end r << %Q[ <link rel="stylesheet" href="#{css}" type="text/css" media="all">\n] %w(default desert line lovely maroon midnight nebula pool_side).each do |theme| r << %Q[ <link rel="Alternate stylesheet" title="" href="#{theme_url}/#{theme}.css" type="text/css">\n] unless theme == @theme end r end
これをmozillaあたりで見ると、標準添付のテーマがいかにダメかがよくわかるなぁ(笑)。たぶんcolor
と
2003-01-25(土)
■ tDiary: Wikiスタイル(4)
ioは要らないとまでは言えないと思う。
なによりもまず、pstoreioがなければ1.4系からの移行パスを提供できなかった。他にも性能と安全のためにバックエンドをDBMSにするという応用が考えられるし、他の日記システムから何も変えることなく移行するということも可能にできる。 まぁ、Blogkitのblogioは、blog_styleに変えることになると思うけど。
あと、tDiary-hnfは、ioとstyleに分離するべきですね:-)
■ 1434?
なんでも今日は、port 1434/UDPへのアタックが世界中(?)で起きていて、大混乱らしい。夕方と夜のアンテナ巡回が30分以上かかっているのはそのせいか。
このサーバでも、14〜15時ごろには少しトラフィックの落ち込みが見える。まぁ、そんなport、iptablesで閉じてあるから関係はないんだけど、外海が荒れていればそれなりに影響は受けるってことだなぁ。
ところで、port 1434って何よ?
% grep 1434 /etc/services ms-sql-m 1434/tcp # Microsoft-SQL-Monitor ms-sql-m 1434/udp # Microsoft-SQL-Monitor
ふうん……。
■ tDiary: Wikiスタイル(5)
『Wiki Way』を読んでみて驚いた。HikiはオリジナルWiki準拠だと思ってたのに、ぜんぜん違ったのね(笑)。いや、もちろん勝手にそう思い込んでいたからいけないのであるが。
というわけで、公開しておいて悪いが、Wikiスタイルの文法を全面的に変更。 たぶん、人柱化したのはkosakaさんだけだと思うので、大きな影響はないと思うけど……。 『Wiki Way』の付録Aに載っている「現在のWiki」とか「本書のWiki」というのにできるだけ準拠して、一部に合理的な拡張を加えたものとする。
今日のバージョンはwiki_style.tar.gz。入れ替えたら、cache/*.parserを削除して、過去のWikiスタイルで書いた日記を新しい文法で書き換える必要がある。新文法は以下。
段落
普通に行頭から書き始めればそれが段落。単一の改行は無視され、空改行で別段落になる。tDiary上では<p>タグで囲まれる。一日の初めが通常の段落で始まっている場合には、その段落のみセクション扱いになる。
見出し
見出しは「!」で始める。tDiary上では「!」ひとつで<h3>になり、セクションの開始になる。以下、「!!」で<h4>、「!!!」で<h5>……となる。
整形済みテキスト
いわゆる<pre>は、行頭を空白かタブで始める。マークアップはいっさい効かなくなる。
箇条書き
「*」で始めると箇条書き。「#」で始めると数字付きになる。マークの個数で入れ子を表現する。オリジナルWikiでは数字で始めると数字付き箇条書きというルールがあるようだが、それだと数字で始まる段落が書けなくなる気がするので、サポートしていない。
引用
「""」(2つの二重引用符)で始まる行は、引用(<blockquote>扱い)となる。
定義リスト
いわゆる<dl>は、「:キーワード:説明」という構文。
リンク
WikiNameによるページ内リンクは日記では意味がないので、WikiName自体を未サポート。ただし、日本語WikiNameである2つのカギカッコで囲んだ単語は、kwプラグインに展開する。
[[キーワード]]
キーワードを「:」で区切ると、InterWikiName相当になる(kwプラグインの機能)。
[[hoge:キーワード]]
「|」で区切ると、任意のURLへのリンクを生成できる。
[[Asumi日記|http://sho.tdiary.net/]]
なお、上記構文で、右側のURL部分がtDiaryのアンカー風(20030125#p03とか)の場合は、myプラグインに展開される。
さらに、文中にある生のURLは、そのままリンクになる。ただし、最後が.jpgとか.pngの場合はインラインイメージに展開される。
強調
単一引用符の連続で囲むことで、強調を指定できる。
ふたつだと''普通の強調''で、<em>に展開 みっつだと'''すごく強調'''で、<strong>に展開
取消線
イコールふたつで囲んだ部分は、取消線(<del>)になる。これはtDiary拡張。
==この部分が取り消し==
プラグイン
これもtDiary拡張。にょろカッコふたつで囲むと、tDiaryのプラグイン呼び出しになる。
{{amazon '4906470068'}}
2004-01-25(日)
■ iPod: 私は見た!!
電源が切れているiPodが、人が見ていないときにこっそり起動して、何かをやってる。夕べ、触れてもいないのにバックライトがしばらく点灯して、何もなかったかのように消えた。液晶には何も表示されてないけど、何かやっていたに違いない。
Appleめ、いったい何を企んでいるんだ!?(←陰謀説)
■ tDiary: 2chなテーマ
mput'sちゃんねる。ワラた。
以前にも2chなテーマを作った人がいたような覚えがあるんだけど、誰だったかな。mput版はテーマだけじゃなくてプラグインもいろいろいじってあるようで、再現度はかなり高い。
そういえば、次のトピックにSF.netのCVSが復活したって書いてあるので、試してみたけどsshがあかん。どうなってんねん。
% cvs -n up cvs update: inflate: incorrect header check cvs [update aborted]: reading from server: Input/output error
■ tDiary: CVS復活
何度かトライしてみたら、やっと使えるようになった。どうやら、復活したとたんに過負荷になって、アクセスしづらかったということか? レポジトリがタイムトラベルすることもなく、ちゃんと最新版になったようだ。あぁ、よかった。
■ Debianふたたび
とらねこの生きる道で、SargeインストールCDのハードウェア認識がいいと知り、試してみた。2004-01-24版。Xな環境はあとから入れればいいやと思い、とりあえずほとんどなにもしないでインストールしたら、ちゃんとオンボードNICを認識してくれた! これでやっと、Debian乗り換え計画が進展するぜ。もっとも、日本語でインストールしたらstage 2で化けちゃって、英語で入れ直したというオチはあるが。
そうそう、ツッコミにもある通り、インストーラ起動時の入力を
boot: linux DEBCONF_PRIORITY=medium
にしたら、念願(?)のgrubも入れられたよ。めでたい。
もっとも、このあとどうしたらいいのかよくわからないんだけどね……。いちおうx-window-systemは入れたものの、例によって質問事項が細かすぎてよくわかんねーし。KDEを入れたいだけなんだが、「apt-get install kde」だとなんかエラーが。いろいろ調べないと先に進めそうにない。
というわけで、当面は殺風景な「login: 」が出ているだけの状況に。まぁいいんだけどな。最近は、無線環境になったノート(Windows2000)からsshして使うというパターンが一番多いし。やっぱクライアントOSとしては使いやすいよ、Windows。
2005-01-25(火)
■ 星海の楽園 上 (ハヤカワ文庫 SF フ 4-17 知性化の嵐 3)(デイヴィッド ブリン)
長いっす!(お約束) なんとか入院中に読み切ろうとして、がんばっちゃったよ。 最後にまともなエンターテイメントが読めて良かった。 面白かった。
新キャラ・ハリーのパートは面白いんだけど、前半、物語の動きをピタッと止めてしまうのが残念。 終盤、ご都合主義過ぎる気もするが、スペオペなんだから、いっか(笑)。
2006-01-25(水)
■ ねじの回転 上 FEBRUARY MOMENT (集英社文庫)(恩田 陸)
これより恩田陸月間に入る。まずは文庫落ちしたコレから。
解説では本格SFであるかのように書いてあるが、時間旅行ネタにもかかわらず技術的なヨタはいっさい書かず、肝心のタイムパラドックスもなく、よく考えると設定自体が矛盾だらけという、時間SFと呼ぶにはあまりにひねった設定。正直これは、ファンタジーかな、と思う。たぶん「SF」を期待して読むと肩透かしを食らうのではないかな。
とはいえ、安直な歴史改変モノとは違い、その構成力はやはりたいしたもので、物語を楽しむ点においては十分な出来だと思う。登場人物たちの悲哀に感情移入するもよし、時間の階層構造からメタな思索にふけるもよし(これはちょっとイーガンっぽい楽しみ方かも?)。まぁ、何度も時間を行ったり来たりするので、SF慣れしてない人は途中で付いてこれなくなるかも知れないけど。
■ Sleipnir 2.30
リリース。1.x系の頃から不思議だったんだけど、Sleipnirってどうしてこんなにブックマーク(お気に入り)にこだわるんだろうなぁ。正直、いまどきこんなに高機能なブックマークはいらんだろ、と思うんだが。
それはそうと、以前とまたファイル構成が変わったっぽいのでメモ。
- メニューの書き換え
- resources/languages/sleipnir/japanese/default/MainMenu.xml
- ツールバーの書き換え
- resources/languages/sleipnir/japanese/default/ToolBar.xml
- ステータスバーの書き換え
- styles/sleipnir.ini
2008-01-25(金)
■ 疾走!千マイル急行 (ソノラマノベルス)(小川 一水)
小川一水成分を補給したくなったので、ノベルズ化された修正版を買ってみた。いかにもラノベっぽいので警戒していたが、どううてどうして良質なジュヴナイルだった。
舞台は架空の惑星上に構築された大陸鉄道網……なんだけど、これは単に物語をうまく進めるための適切な配置をした鉄道網が欲しかっただけで、その上で暮らす人々や文明、文化はほぼ地球の19世紀のまま。雰囲気を出すためか、度量衡までヤード・ポンド法を使うわ*1、登場する国々が実際の地球上のどの国をモデルにしているのかもだいたい見当が付くようになっている。なんというご都合主義!
でもまぁ、ジュヴナイルはこれくらいご都合主義なストーリーでいいと思うよ。登場する少年少女たちが、大人の社会に翻弄されながらも成長していくという王道はきちんと守られているわけだし。
そういう「成長物語」に、必要以上に紙数を投入しないのが、この作品の面白さだ。内面の話は最小限にとどめて、むしろ物語をがしがし駆動する方を重視している。スピード感が実にいい。シーンが一度たりともレールの上から外れないのもあっぱれだ。まさに暴走特急。
鉄分の濃い人には特に楽しめると思うが、そうでない人にも十分に楽しめるのが、小川作品のいいところ。
*1 洋モノを読みつけてない人にはキツいよな。
2009-01-25(日)
■ ニコニコ動画データ分析研究発表会@GLOCOM
ニコニコ動画データ分析研究発表会へ行ってきた(オフィシャルサイトはないので主催者Yoiさんのアナウンスとまとめ記事)。文字通り、ニコ動に関するさまざまなデータ分析を発表するという、異色の「勉強会」だ。
4時間の長丁場でそんなにデータがあるわけないし、半分くらいはネタだろうと思っていたが、蓋を開けてみればとんでもない、プロ・アマまじえて100%ガチ発表ばかりだった。分析マニア多すぎw。おまけに発表者のPCは、半数くらいがアイマス壁紙とか、いったいどういうことなの……。
統計手法に関しては素人なので、個々の発表についてあれこれ言うことはできないが、こういうイベントができるほどにニコ動という場所がコミュニティとして面白いということだよな。ネット上で似たような分析がなされる対象としては、SNS(ソーシャル関連の分析)や、Wikipedia(データマイニングっぽい方向)があるが、ニコ動は両者の性質を持ち合わせているように思った。
今回はデータがとりやすく比較的面白い結果が出そうなタグ関連の分析が多かったが、作者コメ中のリンクから抽出したグラフなんかもちょっと傾向が違って見ごたえがあった。視覚化に関する実験や、データ予測の手法などもあって、いやぁ、実に面白い世界だな。
システムに近い側から今後のデータ提供や新しいAPIの話なんかもあったから、今後はコメントなどにも対象が広がりそうだ。
終了後は秋葉原に場所を移して二次会。「アウェイな」shinoさんと一緒にニコニコ大百科開発者のグニャラらくんを囲んでWiki話などをする。あとshinoの真新しいポメラに「ガチムチパンツレスリング」と入力させるプレイなど。一歩間違えればセクハラです。あー、ニコマスクラスタとも車載クラスタとも交流しそこねた!
TODO: いいかげん個人用の名刺も作ること。
2011-01-25(火)
■ 『 WebSite Expert #34』の特集に寄稿した
去年の9月初頭からFacebookでファンページを作ったりなんだかんだしていたら目にとまったらしく、声をかけていただいたのでほんの2ページだが記事を書いた。雑誌に書くのは久しぶりだなー。
内容はファンページについてで、担当はパーソナルユース。編集者は当初、うちの猫たちのファンページを念頭おいて依頼してきたようだけど、それだとあんまり面白くないのでパラボラアンテナのファンページの方をネタにした。こっちならFacebookの外にあるサイトとの連携があるしね。
というわけで、よかったら読んでやって下さい。かなり最近のネタも含め、ここ数ヶ月の「Facebook騒動」に関わってる人が書いていたりするので、面白いです(といっても技術者向けの雑誌ではないので、開発方面の情報じゃないけど)。こういう特集をするには秋ごろの盛り上がりをうけてすぐに行動をおこさないといけないわけで、そうとうアクション早かったと思うんだけど、こうして形になるのは1月なんだよなぁ。紙媒体は難しいね。
ところでネタにするのはやめた猫のファンページだが、ひそかに実験していた結果が目に見えてきた。実験ってほどのものではないけど。
ウチの二匹の猫それぞれにファンページを作ってあるのだけど(グスタフとドーラ)、運用方針を変えてある。両者とも基本的に写真だけを掲載するのは同じだが、グスタフの方は(できるだけ)英語でコメントをいれつつ、Facebook上でのみ活動する。一方ドーラは日本語でコメントするがそのエントリをTwitter上のドーラのアカウントにも流す。グスタフにもTwitterアカウントはあるが、こっちはFacebookとは独立している(どちらもプロフィールにはFacebookのファンページURLを載せてある)。
ファンページ開設はグスタフの方が早く、かなりすぐにファン100人に達したが、プロモーションがFacebook内に閉じているせいでその後伸び悩み、現在のファン数は138人:
一方ドーラのファンページは開設こそ遅れたものの、Twitter上の写真をクリックするとFacebookのアルバムに飛ぶことから、写真を投稿するたびにファン数が増え、現在334人まで成長している:
まだまだ子猫らしさの残るドーラの方がかわいらしく見えるから人気が出たという側面もあるだろうが、実は両者の(Facebook上での)インプレッション数にまだこれほどの開きはない(このへんはまだ未分析)。ドーラはTwitterからのトラフィックがファン数の増大を招き、それがバイラルで広がっているようだ。最近は英語ベースのグスタフを尻目に、ドーラの方が外国人のファンを獲得しているようで、これはおそらくFacebook上でのバイラルを引き寄せられるくらいに成長したせい(最近低下傾向なのは写真掲載をさぼっていたからである)。
けっきょく、ブランド価値が低いうちはFacebook単体ではあまり広がりが出せなくて、外部のサイトからのトラフィック誘導がかなり有効ということだ。ブランドが確立していればFacebookだけで勝負できるが、それも日本人だけを相手するのはまだ難しいのではないかと思う。いや、この結果は見えていたんだけど、ここまで開きが出るとは思わなかったねぇ……と、自分の記事の結論部分を補強してみたり(笑)。
2012-01-25(水)
■ DeNAの罠にはまってモバゲーのアカウントを取得するはめに
※タイトルにはおおげさな表現が含まれています。
昨日の夕方、急にTwitterのタイムラインが賑やかになって、何ごとかと思ったら「DeNA、HTML5開発支援フレームワーク「Arctic.js」を オープンソースとして公開」が話題になっているのだった。タイトルだけみると良い話なんだけど、GitHubに公開されたライセンス(公開当初のlicence.txt)がひどくて、明らかにOSDの定めるオープンソースではない。というかむしろプロプライエタリと言っても良いシロモノ。そりゃ騒ぎになるわけだわ。
DeNAは昨年、奥一穂さんが「オープンソース開発者がDeNAを選ぶ理由」なんて発表をするくらい「親OSSな会社」というイメージを打ち出せていただけに、これはちょっと笑えない話だ。結果として数時間後にはMITライセンスが適用されて丸く収まったわけだけど、どうしてこんなお粗末なライセンスが外に出てしまったのかには興味がある。成果物をオープンソースにしたいという要望はおそらく開発サイドから出たものだろうし、一方でこんな縛りを付けたがるのは経営層か法務だろう。しかし公開先がGitHubということは、公開作業は開発者がやっていると考えるのが普通なわけで、なんでこんなライセンスが開発者の手を素通りしてしまったのか、不思議でならないのだ。まぁ、舞台裏が公表されるとも思えないけど、なんとなーく風通しの悪さを感じさせてしまいますな。
ちなみにオープンソースは登録商標だけど、『オープンソース/Open Source商標を誰もが自由に使うことを認めます。 ただし、我々はOSIの定める「オープンソースの定義」に沿う形で オープンソースという言葉が利用されることを希望しています。』と書かれているように、こんな「なんちゃってオープンソースライセンス」を使っても商標違反ではない。今回のは単にモラル面で問題があったというだけの話なのでDeNAにはしらばっくれる権利はあった(開発者コミュニティから総スカンを食らうだろうけど)。もっともGitHubのPublic ReposはOSSでないといけないので、それには(一時的に)違反していたという指摘はあるが。
ところで、騒動のあいだにこんなことを口走ってしまったのだが:
Arctic.jsがOSD準拠のライセンスに変更されたらモバゲーのアカウント作ってもいいw
— ただただし (@tdtds) 2012, 1月 24
公言した以上、約束は守ります:
まさかこんなきっかけてモバゲーのアカウントを取るハメになるとはなぁ*1。DeNAの中の人たちからたくさんのRTをいただきました(笑)。
そして半日が経過、モバゲーのメールボックスにははやくもモゲマス*2への招待メールが10通もたまっているのであった*3。まったくおまえらときたら……。「モバゲーのアカウントを作る」とは言ったが「モゲマスを始める」とは言ってないぞ!!
2013-01-25(金)
■ アクセシビリティキャンプ東京#4を開催した
アクセシビリティキャンプ東京も順調に回を重ねて第4回。Togetterまとめ。今回は少しやり方を変えて、テーマはひとつ、それをグループに分かれて議論することに。テーマは「アクセシビリティのブランディング」と題して、冒頭に木達さんから現状整理をしてもらう(資料:アクセシビリティキャンプ東京#4開催にあたり)。UXやモバイル・ファーストは盛り上がるのになぜアクセシビリティは盛り上がらないのか(むしろ下火?)、ビジネス的には「コスト」、制作の現場でも「オプション」扱いなのはなぜか、どうすれば「アクセシビリティ・ファースト」にできるのかという問題提起がなされた。
その後、グループに分かれてディスカッション*1。おれは(なぜかWeb制作に携わる人ばかりが集まった)グループ4に混じった。アクセシビリティがハンディキャップを持った人にしか関係ないものと思われている、現場に意識があっても経営層からはROIが見えないという指摘から、「外圧」として「数の論理」を振りかざせるような施策はできないかという話に。セキュリティ対策のように「やらないと不利益になる」と認識してもらうように、アクセシビリティ上の問題を持っているサイトを報告できるような仕組みはどうか(IPAの脆弱性報告みたいに)、ブラウザ拡張で簡単に指摘ができるといい、などのアイデアが。
その後、グループごとにまとめを報告。メリットを訴えるのも必要だがやはり法的拘束力があるべきだ(飴と鞭)、「リブランディング」以前に「ブランディング」ができてないじゃないかという指摘など、多面的な考察が述べられた。どれもすぐに着手できるものではないけど、目安箱的なサイトは欲しいなぁ。個人的に老眼が進行している中で、アクセシビリティ的に問題のあるサイトにぶち当たりことが増えているけど、苦情をあげるにしてもそういう窓口に辿りつけないんだよね、ほとんどのサイトが。報告してもシカトされる可能性大だしさ。
同会場で引き続き行われた懇親会では、韓国のスクリーンリーダWebTalksベンダのShinさんが韓国のアクセシビリティ状況をプレゼンしてくれた。日本とかなりよく似た状況にあるが、大きな違いがアクセシビリティの欠如が刑事罰をともなう違法行為になっている点。韓国はこういうところがほんと徹底してるなぁ。すでに民事訴訟も起きているとのことで、「外圧」が機能している感。もっともShinさんいわく「日本以上にガラパゴス」な韓国のこと、件の法律が施行される今年にどんなことが起きるのか、いろんな意味で目が離せない。
今回のようなスタイルはけっこういい感じだったな。テーマとまとめ役さえちゃんと選べれば。なお次回アクセシビリティキャンプ東京#5はは4月中旬ごろの予定で調整中。
*1 前回は開催通知が遅れて参加者が少なかったけど、今回はちゃんとやったので4つもグループが作れた。仕込み重要。
2014-01-25(土)
■ 劇場版アイマスを公開初日に観てきた
さて、というわけで劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の公開日である。SECCON予選? 知らない子ですね(ぉぃ)。
根性のあるひとは零時の最速上映会に(さらにそのあとの2時の回にも)行っていたようだけど、さすがにそれはキツいのでTOHOシネマズ海老名で通常の初回上映へ。しかしこの回はバルト9での舞台挨拶が全国の劇場へLive Viewingされるある意味本当の初回である。しかも2時間の作品上映のあと挨拶が1時間というちょっとおかしいスケジュール。
で、普通の映画だったら観客として客観的な視点を交えつつ感想を書き連ねるところなのだけど、さすがにアイマスでそれはできないのだよなぁ。なんたって、おれらが何年も*1手塩にかけて育ててきたアイドルたちが、ついに憧れの舞台に立つのである。もう完全に「当事者」なので「ほんとうに素晴らしかった、何度でも観たい」としか言いようがない。ゴリさんはいい仕事してくれた。満足。
(第一週目の)来場者プレゼントはクリアファイル。真が入っているので大当たり。あと映画では伊織がすごくかっこよかったので嬉しい:
THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! (完全生産限定版) [Blu-ray]
アニプレックス
¥9,091
*1 日記を遡ってみたら、アイマスにはまってだいたい7年になる。
2015-01-25(日)
■ SONY MDR-EX31BNにヘッドフォンを買い替え
1年ほど前にaudio-technicaのノイズキャンセリング・ヘッドフォンを買ったのだけど、有線/無線両用の製品はその後も出ることがなく、この機種はイヤフォン部分が本体から直接生えているので断線とかしたらそのまま買い替えなくてはいけないので、ちょっと大事に使いたくなった。たとえば飛行機専用にするという感じで*1。
ので、普段使い用のを追加で購入。いろいろ比較検討したのだけど、イヤフォン部分を差し替え可能でAAC対応、NCもあるといいな……という選択肢だとあんまりなくて、けっきょくこれに。最近、一時期のSONY嫌いからは想像できないほどSONY製品ばっかり買ってるな。
で、パッケージを開けてスイッチを入れ、そのままなにげなく同じSONYのXperiaに近づけたら、NFCが反応して即座にペアリングされてしまった。なにこれ、すげー便利なんだけど! いやこういうものだとは知ってたけど、こんなにレスポンスの良いものとは思わなかった。zero configurationなのもいいねぇ。長生きはするもんだよ。
イヤフォンの性能はそれほどよくないので、もっといいヤツを挿し替えて使うかどうか(代わりにNCをあきらめることになる)、検討しなくては。
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット MDR-EX31BN MDR-EX31BN B / マイク付き /
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*1 もうしばらくすればBluetoothくらいは離着陸時にも許可されそう だけど。
2016-01-25(月)
■ Xperia Z5 Compactセットアップ続き
一昨日届いたZ5cのセットアップを、昨日と今日でちょびちょび進めている。今朝「IIJがSIMの切り替えをしたら音声通話できなくなるから」と伝えて出勤したら、会社につく前に自宅にSIMが届くという事態に。仕事はやすぎんよ、IIJ……おまけに「送ったよ」メールがそのあとに届くという。電子より速いのか、クロネコヤマト!!
というわけで帰宅してSIMを入れ替えて無事乗り換え完了。つながりやすさ/にくさや、GPSの使い勝手検証はこれから。ただ、自宅ではアンテナが1、2本しか立たないので田舎ではけっこう厳しいかもなぁ。
一日使ってみてZ1fから良くなった点、悪くなった点:
Pros
- 手触りがよくなった。見た目重視のガラス+金属より樹脂の方が暖かみと柔らかさがあって良い。たぶん木製だったらもっと良いに違いない
- 指紋センサーは気持ちいい。ほぼ一瞬で認証されるので待受画面を見ることがなくなってしまった
- いつも使ってるBluetoothのノイズキャンセリングイヤホンの、ヘッドセット部分だけ直接挿したらノイズキャンセリング機能が発動してびっくりした。Z2あたりから対応してるらしい。これはいいなぁ
- 内蔵ストレージが倍増して余裕ができた。まぁ新機種にすれば処理速度やメモリも含めて向上するのはあたりまえだが
- SIMフリー版になったのでdocomoのおせっかいアプリがまったくないのが良い。テザリングもできるし。あれがどんだけストレスになっていたことか
- lollipopの改善点はだいたいポジティブ。SDカードに(ふたたび)アプリから書き込めるようになったのは助かる。いまだに16GBのを挿してるけど増やそうかな
Cons
- デレステのスコアが下がった! 困る!! なんでかわからんけど、妙にミスが増えてMASTERでSを取るのが難しくなってしまった。慣れればいける気がするけど、いまやってるイベントが厳しい……*1
- 磁石式の充電ケーブルが防水microUSBになってしまって、手軽さが失われた。というか各所に専用ケーブルを買い揃えて置いてあるのにどうしてくれるんだ
- ボリュームスイッチがちょっと下すぎて押しにくい
*1 代わりに(最近ちょっと遊んでる)ナナシスはミスが激減したんだけど、これはもしかしたら旧機種では処理落ちしてたんじゃね疑惑が。
2017-01-25(水)
■ 今年は毎週アイマスのライブがあるぞ
ついにシンデレラ5thライブツアーの概要が公開されて、5月から8月まで7都市14公演というボリュームに仰天しつつ「今年は毎月ライブがある!」とはしゃいでいたら*1、翌日にSideMもツアーと発表されて仰天した。えーと……8月までほぼ毎週末にライブがある!?
いやまぁ、半分冗談で「毎月なにかイベントがあればいいのに」なんて話はアイマスPならどこかで話題にしたことはあると思うけど、まさか毎週とはなぁ。呆れたわ。SideMははなから追いかけることを諦めてるおれでも、とても全部には参加できないわけで、ちょっと暗い気分になる。「本当に行きたいイベントを選べ」っていう意図なんだとは思うけど。
で、これがディレ1がバンナムを離れたのが発端だと理解すると、なかなかに面白い。つまり、われわれがこれまでライブに全通できていたのは、彼がボトルネックになっていたからなのだ。そりゃ、一人で仕切っていれば、年間に企画できるライブの数は常識的な範疇に収まるよなぁ。その権限が分散されて、チームの数だけライブができるようになった結果がこれなのだ。良いんだか悪いんだか(笑)。
10thライブの感想で「次の展開はアイマスワールドだ」って書いたけど、あっというまにそれが現実のものになりつつあるように感じる。アイマスは「架空のアイドル業界」を実装するプラットフォームになってきているのだ。これは今年の後半に、全コンテンツ入り乱れての「MASTER of IDOL WORLD 2017」がありえますぜ。うへへ(そしてPはまた死ぬ。何度でも死ぬ)。
*1 正確には2月はリリースイベントなのでライブじゃないし、9月以降は空白だ。
2018-01-25(木)
■ ミリシタイベント プラチナスターツアー「昏き星、遠い月」(夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-)
「頭のおかしなミリオンライブがミリシタで復活!」みたいな触れ込み(ではなくPたちが勝手に妄想してただけ)だったけど、コミュじたいは普通にちゃんとしてた(笑)。ミュージカル風の新曲はなかなか新鮮味があったけど。フルで聴きたいけどCDまで待つかなぁ*1。
https://www.amazon.co.jp/dp/B077ZCTV7G
ミリシタもようやく4人ユニットMVに対応して、デレステの進化を着実にキャッチアップしてる感じ。衣装のバリエーションはデレステよりはるかに多いから、MVはアイドルを換えていろいろ鑑賞したいけど、いかんせん時間がなぁ。まだコミュもぜんぶ消化できてないのに。
ミリシタのイベントミッションは(デレステのぬるいイベントに慣れてる身としては)かなりハードで、「イベント曲を30回」とか普通に生活してたらちょっと無理……みたいなのがあってつらい。今回はそこだけなんとかクリアして、その上の36,000ptには届かず。デレステ・ミリシタ両方やろうとすると絶対的に時間が足らんわ。
ようするに時間がない。
*1 ミリシタの新曲は最近ようやくイベント終了後、CDに先駆けて配信されるようになった。ランティスえらい。コロムビアも見習え!
2020-01-25(土)
■ OSS Gate Tokyoワークショップ@スタディプラスへ行ってきた
恒例、OSS Gateワークショップで、今日は御茶ノ水のスタディプラスのオフィスへ。執務室と同じくらいの広々としたイベントスペースで(OSS Gateでは1/4も専有できない)、調度もクールだし、コーヒー飲み放題だしで、東京のど真ん中で素晴らしい環境ですなぁ。
今回はさらにいいことがあって、直前に声をかけたらサポーターさんも集まってくれて、ビギナーのキャンセル待ちがゼロに。おまけにドタキャンもゼロ!*1 いつもこうだといいんだけどなー。
サポーター経験者が少なかったので、今回はおれが進行役兼サポートメンターだったけど、これくらいの規模だとまんべんなく目配りしてもなんとかなる。全員がフィードバックまではたどり着けなかったものの、よい体験をしてもらえたようだ。
というわけで、次回は3月14日です。
*1 いつも数名のドタキャンを想定して集めているので、マンツーマンは達成できなかったんだけど(笑)。
Before...
◆ ただただし [うぐ。最新版(Revision 1.4)でやってくれると嬉しかった……。 つーか、問題はdefault.css「だけ..]
◆ しんちゃん [げ!(^^;]
◆ seki [早速のプラグイン化ありがとうございます。:)]
◆ NT [では、お言葉に甘えて。バグではありませんが。 misc/plugin/README.html の insert プラ..]
◆ きた [実は別の場所に移しただけだったりして. 消しちゃうのもったいないもん.うひひ.]
◆ えぐぞせ [え〜、でも、うちの日記では書き始めて間もない頃の日記に突っ込まれたことが…。 だからどーしろ、ってのはないですけど。]