2000-01-22(土)
■ 風邪
インフルエンザかただの風邪かわからんけど、とにかく風邪を引いて2日丸々ベッドから出られない。咳が止まらなくて、ずっと微熱が続いている。同僚の症状を見る限りでは、このあと腹に来るらしいんだけどね、今年の風邪は。それはちょっと勘弁プリーズ。
■ Windowsからメール
で、これはチャンス(笑)と思って、ベッドに持ち込んだLet's Note miniからメールを読もうという。転んでもたたでは起きませんぜ。たわけたことにこのmini君はOSがまだWindows95なもんで、できることならこいつもLinuxにしちまいたいんだが、仕事の関係でそれは困る。てことで、WindowsのままLinuxにあるメールを読もうと。メーラーはWindowsでIMAPと言ったらこれしかないでしょう、のWinbiff。以前使ってたことがあるんだけど(まだIMAPなんて対応してなかった)、改めて最新版を入手して入れてみる。気に入ったら3000円なので、まぁ、買っちゃってもいいでしょう。
最初、フォルダの一覧は出るがメールの一覧が出なくて焦る。あ、インストールの話は書きません、今日びのWindowsソフトでインストールではまるなんてことはまずないですから。で、オプションを探し回ってみると古いバージョンのUWサーバを使っているなんて項目がある。これで見えるようになった。そうか、Courierって、ちょっと古い規約に沿ってるのかも。それから、長いメールを受信できないという問題もあったけど、これも同じくオプションで、BODYSTRUCTUREというのを使わないようにするというのがあったのでこれを入れたらOKになった。きっとCourierでいろいろ起きてる問題はみんなこのへんに起因してるんだな、きっと。みんな、もっと古い規約にも従ってくれよぅ。
あとの問題は、メールが出せない(笑)。これはもう、間違いなくqmailの設定ミスで、control/rcpthosts
あたりの書き方が悪いんだろう。これはちょっとあとで研究するとする。当面はSMTPサーバをプロバイダのものにすればいいんだからね。というわけで、めでたくベッドの中でメールの読み書きができるようになりましたとさ。しかし不毛なのが、メールの振り分けはメーラーごとだってことだな。こういうのもIMAPのプロトコルに入れちゃえばいいのに。これはいずれ、qmailの方でなんとかしてしまおうと思ってるけど。でも有名なprocmailはMaildirに対応してないような気がする。自作すっか。そんなに難しいものでもないしな。
しかし、telnetでKondaraに入ってこの日記を書いてるんだけど、日本語に対応してないよ、このtelnetサーバ(?)。カーソルの移動が1バイトずつだし、行の折り返しに日本語が入ると化けバケになるし。まいったねぇ。って、sambaが入ってんだから、Windows側で秀丸使って書いたらええやん。アホかおれは。
2001-01-22(月) PalmDesktop 4.0(3)、Jirai
■ Palm Desktop
Palm Desktopの日本語化パッチはほぼ実用レベルに。そろそろ公開できそう。って、まるで自分の手柄のように書いているが、houkou様ひとりの力である。おれは注文をつけるだけの良いご身分なので(笑)。
■ Jirai
ははは、新真・コンダラ掲示板の先頭に『JiraiのnosrcはKondara 1.2および2000では動作しません(-"-#)』という脅し文句が(笑)。うむ。最近、その手の質問が多いからのぅ。自分で解決できない人は、混ぜたらあかんよ、混ぜたら。おれだって、自分でなんとかなりそうなRuby周辺ツールしか入れてないもん。glibc
やXFree86
なんて、怖くて絶対入れ換えられないっしょ。
でも、Jiraiのパッケージが魅力的なのも確か。1.2/eratta/
にあるバージョンより、Jiraiに入ってる方が新しいもんな。これをできるだけ一致させれば、Jiraiを入れようなんて考える輩は減るだろう。問題は、ダラズはほとんどJirai環境に移行してるから、1.2のメンテを進んでする保守派がいない点なんだろうな。時間がとれればおれがやるんだが……ってそればっかだな、最近。ホント、時間がないっすよ。おまけに、長時間PCに向かってるとあちこち痛くなってくるし。歳だなぁ。しくしく。
2002-01-22(火) 6930歩
■ 本日のハンティング
飲兵衛の戯言を捕獲しました(152)。Windows系での動作、実績はありますよ。かっとびくん日記とか(Windows 2000)。
■ tDiary: プラグイン紹介
きたさんの見る人がテーマを変更できるプラグイン。面白いねぇ。人の日記読んでて「なんでこんな読みづらいテーマ使うかなー」ってのは少なくないしな(笑)。試しに「今日のなんでやねん」に「?theme=default」ってくっつけてみたけど変化しなかった。ちぇ(笑)。
これを本体へのパッチなしで実現するためには、少なくともcookieと@cgi
へのアクセスインタフェースが必要だ。Pluginにselfを与えちゃうのは簡単だけど、セキュリティ的にちょっとね。何か手を考える必要はある。他にも、HTMLヘッダに追加情報を埋め込みたいという要望もあったし、このへんも考えないと。うーん、プラグイン周辺ばかりいじってるから、いつまでたっても他フォーマット対応に取りかかれんな(笑)。
あとNTさんの改善案は、@secure
がfalseでないとダメなのと、カレントディレクトリにthemeがあるとは限らないという点がネックかな。安全性と利便性のバランスが難しい……。
■ さらにHAL99さんの書影プラグイン。ISBN関係のプラグインは誰かが書くだろうと思っていたけど、いきなりイメージ持ってくるとは。書影は変化することがないので、キャッシュを使うと軽くなるだろうな……と思ったけど、@cache_path
は使えないか。専用のディレクトリが必要やなぁ。
いや、別に画像をキャッシュする必要はないのか。画像のURLをキャッシュしておけばいいんだな。それならいける。
……というわけで、キャッシュ化してみた。大幅に改造してしまった、すみません。ついでにProxy対応と、Amazonのページへのリンク生成など。実験&宣伝(笑)→
(17:30)バグっていたので修正&AmazonアソシエイトIDに対応。これであなたも本屋さんが開けます。
つーかおれ、Amazonよりbk1の方を応援してたんだけど、bk1はISBN一発で目的の書籍が出てこないもんだから、この手のプラグインを作るのが面倒で挫折。やれないことはないのだが。というわけで、なぜかアソシエイト会員になっちまったよ。Amazonの思うつぼだ……。
■ @themeが効かないってことですよね。tdiary.confよりもCGIでの設定が優先するのは仕様なんですが、回避策はあります。
tdiary.confの最後の方にload_cgi_conf
という行がありますが、これがCGIの設定を読み込む指示です。ということは、これより後に設定を書けばCGI設定よりも優先されることになります。というわけで、テーマ変更プラグインを入れるにはこうするのがヨイでしょう。
: : load_cgi_conf @theme = '<%=current_theme%>'
2003-01-22(水)
■ tDiary: Wikiスタイル
simmさんのetDiaryスタイルは順調に進んでいるようで。etDiaryスタイルはpreを多用する技術系日記に向いた形式だから、喜ぶ人は多いだろうな。ちなみに、CHTML対応はw3mでUser Agentの値を「DoCoMo」にすることで確認可能です(笑)。
しかし、人にばっかりやらせてないで自分でも何かスタイルを書きたいな……と思ったので、夕べからWikiスタイルに取り組み始めたのである。とりあえず無道編を取り出してみたけど、スキャナを書いていたら別にパーザはなくてもいいような気がしてきたのでRaccは使わず……つーかおれ、ちゃんとしたソフトウェア教育を受けてないから、こういう頭を使う話ってダメなんだよね……。
そんなこんなでVistorパターンすら使わないプリミティブな実装はできたと思うので、みずからちょっと生け贄になってみているのであった。そう、今日の日記はWikiスタイルで書かれております。ほれ、google:tDiary(←キーワードリンク)。ほーれ、http://www.komainu.pos.to/ (←URL自動リンク)。まだ、WikiNameはサポートしてないけど。しなくていいかも知れないけど。
■ tDiary: ユーザコミュニティ
tDiary-devel MLの方で、ユーザコミュニティの場を作ろうという動きが。
- Wikiを作ろう
- tDiary-users MLを作ろう
- 掲示板でいいんじゃないか
- 2chにスレを立てろ
……などなど、活発な議論が起きている。にもかかわらずまだ一通もメールを出していないのは、上述の通りWikiスタイルを書いていたからであります……てへ。あとで何か書くので、結論を出すのは待ってね。
◆ kdmsnr [tDiary-users ML はあると便利かもしれないス。]
2004-01-22(木)
■ tDiary.Netの新規ユーザにマメにリンクしてみる週間(7)
ヲタと言えばtDiary。え……えぇ〜!? そうなの?
なお第五の新規募集は、ゆうべ定数の50人に達したため、〆切ました。相変わらずの狭き門なので、みなさんぜひ、長く続けてください。
■ CONTAX SL300R T*(-)
blogmap.rbのせいで、こんな品物でもblogmapにリンクがはられてしまう罠。まぁ、TrackBackはしないでおこう。
というわけで、念願のデジカメ・グレードアップ計画を発動。「お前にT*なんて、豚に真珠だ」という声も聞こえてきそうだが、いいのだ。PCだって、初心者には最新マシンを、と言うではないか。まともなカメラを持っておけば、下手な写真を撮ったらすべて自分のせいにできる。でも、設定項目がたくさんあって、使いこなせる自信がすでにない……。
QV-10からDimageVと、レンズが回って俯瞰が撮れるデジカメを使ってきたが、その後DSC-110に浮気したせいで、こま犬写真が微妙にローアングルばかりになってしまっていた。これでようやく、元の状態に戻れるわけだ。起動も早いし、薄くて小さいし、TV CMのとおり連写機能はかなりイイ。現時点では理想にもっとも近いデジカメだな。
■ Re: 書評Wiki
みんなが同じツール、例えばTrackback機能を実装した、そういうツールを使ってくれればいいんですが、現時点ではそんな状況にはありませんし
去年(あれ、もう一昨年?)のblog論争の頃、「TrackBackで中央サーバを介さないコミュニケーションができる!」みたいな夢が語られて、そのネットワークを可視化するツールなんかも出てきたわけだけど、結局それは一次元のリストじゃなくて、ツリーやネットワーク構造で表現されてしまうので、読みづらいことこの上ない。話題を追うためのリンク集なら時系列に読みやすいので、Wiki上に作られた言及リンク集はとても人間的だと思う。もちろん、TrackBackをたどってリスト状の言及リンク集を作ることだってできるわけだが、たぶんそんなことをする人はいない(笑)。
一方、書評リンクは、ネタになる書籍が常に起点になるので、構造が単純なリストになる(書評間の言及がなければ)。TrackBackを使ってもリンク構造が複雑にならないので、これはTrackBackアプリケーションのいい例になると、以前から考えていた。で、自作しようかと思ってたんだけど、すでにblogmapがあったわけだ。
で、冒頭の引用に関して言えば、blogmapにはTrackBackという口がある、というだけで、コメント用のフォームもあるし、Googleで書名を検索したリストもある。TrackBackを使えない人のための口もちゃんと用意されているのだから、それを使えばいいのでは。TrackBackを送るだけの外部ツールだってあるし。
■ TrackBackと言えば
そういや、以前ココログの人にTrackBackを送ったら、リンクしたそのエントリから「お返しTrackBack(?)」のようなものが返ってきてびっくりした。こっちからはすでにリンクしてるんだから、同じエントリからTrackBackするのは意味がないんだけど。
もしかして、ココログには早くもそんなおかしな文化が生まれているのだろうか? で、「NIF者ならやりかねん」とか思っている、パソコン通信世代のおれ。
2005-01-22(土)
■ 退院延期
一昨日あたりの話では、今日にも退院できそうだったんだけど、昨日の検査結果が悪くて、早くとも火曜まで延期に。 自分的には健康なんだがなぁ。 くそー、(自分の)白血球めぇ。
そういえば、携帯の電池がついに入荷、かみさんに回収してきてもらった。 連続30分しかもたなくなってたから、助かったぜ。 でも、二股かけてた新横浜のショップからは音沙汰ないなぁ。 真面目に生産してる? >日立
一方、月末が近づいてきて、月単位で管理されている日記がメモリ不足で巡回できなくなってきた。 10日、せめて半月でページを切り替えないと、プアな環境の人に読んでもらえないですよ。 まぁ、巨大なサイドバーを読むだけでメモリ不足になる、大多数のウェブログに比べたら、はるかにマシだけど(笑)。
■ 時間のかかる彫刻 (創元SF文庫)(シオドア・スタージョン)
おれがもっともSFを読みまくっていたのは、スタージョンはもちろんサンリオSFも健在なりし頃なので、とうぜん本書を読む機会があったはず。 実際は通り過ぎてしまったわけだが、それで良かったかも。 当時のおれにこれを与えても、あんまりありがたがりそうにない。
そんな、大人の小説。歳を食ってから読んだ方が、味がわかる。
2006-01-22(日)
■ HalfLife2の動画を観た
FPS好きを標榜しておきながら、最近はまったく新作をプレイしていない。つーかそもそも、持ってるマシンのグラフィック描画はすべてM/Bのオンボード機能でしか使ってないので、最近のゲームなど、動くわけもない。
というわけで、愛するHalfLifeの続編「HalfLife2」も未購入なのだが、2時間15分でクリアする動画というふざけたコンテンツを見つけたので、houkouにダウンロードさせてDVDに焼いてもらった(←自分で焼かないひどいヤツ)。
いやもー、ぜんぜん参考にならないのがすごい。なにしろ戦闘は最小限で撃たれても逃げるばかり、おまけにショートカットしまくりで正規ルートを通らないんだから。まぁ、それは抜きにしても、照準の正確さはハンパじゃないな。待ち時間があるときに、バールで壁にいたずら書きをするんだけど(いたずら書きの内容も面白いのである)、あのスピードでちゃんと字が書けるとは。コイツは敵にしたくないねぇ。
参考にならないとはいえ、やっぱり見てるとプレイしたくなってくる。買うとなるとマシンの増強から入らないといけないからつらいよなぁ。それ以上に、始めるとまったく他のことに手が回らなくなるから、社会生活に影響が出るのが目に見えてるし。うーむ……。
■ 時計のスクリーンセーバって意外とないもんだ
立ち上げっぱなしのノートPCの前で読書かなんかをしていると(最近もっぱらコタツトップなので)、時間が知りたくなった時にスクリーンセーバーが時計になってたら嬉しいなぁ、と思ったので探してみたんだけど、シンプルな「単なる時計」みたいなのが見つからない。
どれも機能肥大に陥っていて、意味なく3D化されて、おまけにグリグリ回ってくれたりして、それって時計として機能してないじゃん的なのばっかし。おまけに時計ごときでやたらとCPUを食ってくれたりして、電池駆動することもあるノートで動かす気になれなかったり。
時計スクリーンセーバー
「スクリーンセーバ 時計」あたりで検索すると最初に見つかるのがこれ。たしかにシンプルなんだけど、カレンダーが消せなかったり、設定画面や文字盤デザインにセンスがなくて、もう一声欲しいところ。
Suger Cube Clock
アナログ時計は悲しくなるほど選択肢がないので、デジタルでもいいか……と探していて見つけたのがこれ。アリが角砂糖を運んできて文字盤を描いてくれる。ちょっとカワイイ。でも、closeボタンを押さないと終了してくれないなど、スクリーンセーバとしての基本がなってないので常用するにはちょっと……。
FLIQLO
これはオシャレだ。デジタルでしかも12時間表示でかまわないなら、これで決まりかも。
Clock Screen Saver
ここで「時計なんだから日本語じゃなくてもいいじゃん」と気づき、「screen saver clock」で再検索。見つかったのがコレ。きわめてシンプルなアナログ時計ながら、文字盤にglow処理がかかってたりして、すごくきれい。秒針を消せばCPUも食わないし。気に入った、これにしよう。
Pong Scrren Saver
もっとも、コイツも捨てがたいわけだが。
◆ Yuyang [ドラマ24のCMに入る前のカウントダウンの時計を昔使っていたけど 妙にドキドキして疲れました。]
◆ えむふる [会員登録必要ですがいかがでしょうか。 http://www.kenkenkikki.jp/screen/index...]
◆ ただただし [うーん、魅力的だけど、この程度のものに個人情報を求めるサイトはちょっとなぁ……]
◆ たまの [窓の杜にあった「チクタク森の妖精たち」のスクリーセーバーの行方をしりませんか?説明見ただけでもとてもよい時計付きスク..]
◆ すずき2.2 [SEIKO の腕時計 WIRED の世界時計スクリーンセーバー http://w-wired.com/downloa..]
2007-01-22(月)
■ Google特番より「わくわく授業」の方がはるかに面白かった!
夕べのNHKスペシャルは、日本でまだGoogleがリーチしていない人向けの「Googleのプロモーション番組」だったわけで、NHKはいいように広告塔にされちゃったね。日本ではなかなかYahoo!の牙城を崩せないでいるから、Googleもけっこう必死。まぁ、そういうわけだから、日ごろからググりまくってる人が見ても何にも面白くないのは、わかりきっていたわけで。つーか、以前「タモリ倶楽部」がGoogle日本法人に突撃した回の方が面白かったぞ。
……それでも多少は期待していたのでその内容にがっかりしつつも、前日に録画してあった同じNHKの(咳さんオススメ)「わくわく授業 - 目指せ! コミュニケーション力」を続けて見たのだが。これがたいへん面白かった。わざわざ再放送を録画してまで見たかいがあったよ。
咳さんも書いているけど、チームが誕生する場面はなかなかスリリングだった。というか、ああいう授業をできるこの先生の度胸はすごい。番組中でも言っていたけど、学校は失敗してもいいところだから、失敗覚悟の授業というのが成立する。でもそれを実際にやれる教師はなかなかいないんじゃないかな。
まぁ、いまどきHTMLに「<font size="+2">」なんて埋め込んじゃう「Webデザイナー」が生まれてしまうのはちょっと「うぇっ」って思ったけど、そういうお作法は就職先で学んでもらえばいいか。この授業でしか得られないものは別のところにあるわけだし。
■ Web2.0なんて、まだまだマイノリティですよ
昨日のあるあるネタの記事、なんでこんなにアクセスが多いのかなー、と思ったが、そうか、おれって気づかぬうちにWeb2.0な人々を強烈にDISってたことになるのか!? そうかー、じゃあ、もっとDISろう(←自分もWeb2.0サイドの人間であることは棚におくのか)。
右のグラフは、昨日から今日のアクセスのうち、昨日の記事へのリンク元を集計したものである。はてブのホッテントリに入った時刻の方がはるかに早いにも関わらず、典型的なWeb1.0的サービスであるかーずSPに負けている。経験上、この差はこの先数日かけてさらに広がるだろう。
つまり、
マスコミ >>>>(越えられない壁)>>>> Web1.0 >>> Web2.0
ってことです。『ウェブ進化論』あたりを読んで、明日にでも世界が変わるんじゃないかと錯覚しちゃった人は、自分がマイノリティ……それも、おそらく人類滅亡の日までずーーっとマイノリティのままであることを自覚したほうがいいよ、うん。
あー、念のため書いておくけど、この記事はあからさまなネタなので、真剣に反論したりしないように。
2008-01-22(火)
■ tDiary: 効果的なspamフィルタの設定
tDiary.orgの方に「効果的なspamフィルタの設定方法」という記事を書いた。みなさん、せめて最初の2つくらいは設定してくらはい。おながいします。
追記
ツッコミ本文に含まれるURLの数を制限するのも効果的だったので追記した。でも「最初の2つくらいは……」というのは変わらないかな。
2009-01-22(木)
■ ほかほかのパン (物理学者のいた街2)(浩一, 太田)
物理専攻だったので気に入るのではないかということでプレゼントされた本。写真が豊富なエッセイ集にしては立派な本だ。主に19世紀あたりのヨーロッパの物理学者たちゆかりの地を訪ね歩く紀行もの……かな?
という予想は、半分あたり、半分はずれだった。冒頭からマッカラーやヘヴィサイドなんて、名前も知らない、けどかなり重要な仕事をしている物理学者を取り上げており、彼らの「代わりに有名になった人」とのからみも交えながら、古き良きヨーロッパの街並みを訪ね、(現代の)現地の人々との交流なんかも描かれる。
はずれた半分はいわゆる「科学史」の領分だろう。あまり光の当たらなかったマイナーな物理学者たちの業績を、紀行文を通して紹介する。うん、これはいいね。廃墟になった生家がそのまま残っていたりするいかにもヨーロッパらしい風物と、歴史的な物理学者の生地なのに何も知らない近所の人々。諸行無常というか、それでも世界は進んでゆくのだなぁ。
などといい雰囲気に浸っていたのは序盤だけ。
マクスウェルやケルヴィンのような超有名どころが登場しだすと、紀行的な側面はぱったり影を潜めてしまい、たんなる有名物理学者の業績列挙になる。なにしろ有名人は残っているエピソードも多いから、それを全部盛り込もうとしてたんなる羅列になってしまっている。なんつうか、取捨選択の下手な人だなぁ。
おまけに物理学者だけでなく、数学者や技術者まで登場して、全体としては焦点のぼやけた一冊になってしまっているのが残念すぎる。ひょっとすると前の本は面白いのかも知れない……けど、こっちにもシュレディンガーとかキュリーなんて名前が出てるのが不安だな。
2012-01-22(日)
■ 新年会(その3)
わさます系の人々で集まって(またか)、中野の「ぢどり屋」で新年会。今回は14名。なんかだんだん人数多くなるな。消え行くサービスかと思ったら、思いのほか長生きしているような。
2015-01-22(木)
■ また $SAFE がらみのトラブルを直した
この日記をHerokuで動かすにあたっていろいろ手を入れているので、関連パッケージも最新版を使わざるをえなくなっている。
そこでGemfileのオプションでGitHubの最新ソースを使うように指定したら、動かないプラグインが出てきた。GitHub上のissueで何人かで相談してたら「gemをrubygems.org以外から持ってくると$LOAD_PATHにtaintなパスが混じる」ということがわかり(tDiaryのプラグインは$SAFE = 1で動いているのでこの状況でrequireすると死ぬ)、とりあえずは$LOAD_PATHの中身を全部untaintするという雑な対応をしたのだった。
とはいえこれはいささかセキュアでないので大元で直そうと思い、bundlerのコードを追いかけてはみたものの複雑でよくわからず、binding.pryを埋め込んでデバッグしたらその先でrubygemsに迷い込む。rubygems、ruby本体にバンドルされてるのにコードに「TODO」があふれててちょっと怖い(笑)。というか「ここか!?」と思ったメソッドに「TODO: this logic seems terribly broken」と書いてあって白目。
もっともその部分は実際には通ってなくて、bundlerが同名のメソッドを上書きしていたんだけど。ムキーッ(←自分でもモンキーパッチを当てるくせに人がやると腹を立てるタイプ)。
というわけで、あやうくrubygemsに手を入れるはめになるところ、bundlerに閉じたパッチを作れたのでプルリクした。ふー、やれやれ。でもまぁ、tDiary以外にこのバグで困る人はまずいないだろうな……。
2016-01-22(金)
■ Xperia Z1fの寿命が尽きかけているので
愛機Xperia Z1f、買ってからざっと1年ちょいなんだけど、どうも電源まわりが死にかけていて、昨年終盤あたりからかなりヤバい感じになってた。具体的にはこう:
使い始めて30分で電圧がストンとゼロまで落ちたり。残20%くらいまで保つこともあるので、あとどれくらい使えるのか予測がつかない*1。これは電池がへたったか、交換サービスが8K円くらいだからそれに出すか、とdocomoショップに行ってみたら「電池の自己診断は正常なので、故障かも。だったら15K円くらいかかる」なんて言われて、う~むとなった。10K円以下なら悩まず直したんだけどなー。もう(Z4も入れれば)3世代もまえの機種を直して使うのアホらしい。
ほんとうはZ3 Compactを狙っていたんだけど、いつまでたっても高値なままでとても旧機種の価格帯じゃないのだけど、そうこうしている間に最新のZ5 Compactが6万円を切るショップも出るようになってきたので、もうこれで行こうと。というわけで在庫があったのでポチ。
SIMフリー Xperia Z5 Compact E5823 2GB/32GB 23MP 4.6インチ 4G/LTE Black【並行輸入品】 黒/Black/ブラック
Sony
¥19,800
海外版だとLTEの800MHz帯に対応してないけど、首都圏ならほとんど問題ないらしいのでいいや、割り切ろう。かわりにSIMフリーならいろいろはかどることもあるだろうし。
*1 デレステでライブやってる真っ最中に落ちたりするんだけど、再起動するとライブの途中から継続できるのにはびっくりした。デレステの完成度、ほんとに高くて驚いてばかりだ。
2017-01-22(日)
■ ステートレス床屋プロトコル
数十年通った実家近くの床屋が廃業して、しかたなく近所の1000円床屋に行くようになって4、5回くらいになるか。最初は「全体的に1cmくらい切ってください」みたいなざっくりしたリクエストをしていたが、やれ「襟足はどうしますか」とか「もみあげはこれくらいでいいですか」とかいちいち確認が入る。
以前なら「前と同じで」と言えばそれで済んだのに。というか黙って座ればデフォルト値としてそれが適用されたし、追加のリクエストにしても「夏なんで少し短めに」くらいで良かったのになー。って、これは床屋側におれ個人に紐付けられた「以前の状態」が保存されていて、それが参照できるから実現できたことなのだよな。いわばステートフルなプロトコルだったわけだ。
QBハウスは毎回違う理髪師が担当するし、彼らにしたって毎日多量の客をさばくわけで、いちいちおれのデータなんて覚えてるわけがない。つまり、こっちで意識を変えてステートレスなプロトコルを身に着けなきゃいけないわけですな。サーバの仕様が変わったんならしょうがない。わかったよ。
というわけで、今日からこんな感じのリクエストを一発で投げることにした:
全体的に1cm切って、毛の多いところは梳いてください。襟足は6mmのバリカンで軽く刈り上げ。耳は出して。もみあげはいまの長さで良いです*1。
「200 OK」が返ってきたので、最小限のリクエストはこれで良いようだ*2。オプションパラメータもいずれトライしよう。
2018-01-22(月)
■ 関東で大雪
前日から4年前の大雪の再来があるぞと予告されていて、実際昼すぎからごんごん降りはじめたのでチームメンバはとっとと帰したのだが、あいにくおれを含む数名は午後いっぱい顧客対応の予定なのだった。運が悪い。
それでも普段よりは早めに退社できたものの、すでに虎ノ門周辺はパウダースノーがすごいスピードで真横に流れる状況、地下鉄まで下るエスカレータが一部閉鎖されていたりして。なんとか電車に乗るも動いたり止まったり。途中、2回も踏切で停止ボタンが押されたというアナウンスがあって、こんな天気でノーマルタイヤのまま踏切で立ち往生した車があったことを伺わせる。年に1、2回は雪が降るのになんで関東の人間は学習しないのかほんと謎。
そんなわけで3時間くらいかけてなんとか帰宅。はー疲れた*1。
*1 翌朝は電車もちゃんと朝から動いていて呆れるやら感心するやら。休む気満々だったけどしょうがないので出社した(笑)。
2019-01-22(火)
■ 最近は駅メモでも遊んでいる(いた)
今月の最初の週末あたりに(またもや)SPOTに「pato記事」が公開されて(→北海道の全駅を真冬に制覇しに行ったら普通に悪夢だった)、暇ってわけでもないのに読まされてしまって(もちろん自発的に)、とほほ。まいど時間泥棒で困る。
これまでとちょっと違ったのが、PR対象の「駅メモ!」のキャラ「でんこ」が目に止まったことだ。これまでも駅メモPR記事は読んでたはずなんだけど、今回のイラストがわりと好きなテイストだからかな。調べてみると記事中に登場するでんこを描いているのは賀茂川というイラストレータのようだ。あー、京都地下鉄の人か! 初音ミクのも見たことある。この人の絵、好きだわ。
そうとわかれば話は早い。さっそく駅メモをインストールして始める。アイマス以外のゲームを入れるの、すっげー久しぶりだ(笑)。最初に選べるでんこは3人とも賀茂川イラストだけど、んー……「ルナ」かな。あとは記事中に登場する「ノア」か「レーノ」を入手できればいいな。
と、これが12日の土曜日。出かける用事もほとんどないので、近隣の駅にポチポチとチェックインする程度なんだけど、自宅がちょうど2つの最寄り駅中間にあるので、家の中で移動すると2ヶ所にチェックインできる(笑)。それでできるところまでチュートリアルを進めて、あとは週明けの通勤時間を使おう。
東京という都市はあらゆるものの密度が異常で、こういう「位置ゲー」をやるには都合がいい*1。小田急線で通勤していても、隣接する路線の駅にもバンバン近づくので、1Hちょいの通勤中だけであっという間に数十駅にチェックインできて、チュートリアルはすぐ終了。スカウトチケットをもらって「レーノ」をGETした。これでノアとレーノ、どちらも夜型スキルを持っているから、帰りの電車で楽しめそうである。といってもまだ育成がぜんぜんだからリンクはほとんど保たないけど。
その後の一週間、駅メモプレイヤー御用達の最寄り駅サーチも入れて主に通勤時間帯にガシガシ進め、けっこう戦えるようになった今日、10日間の初心者優遇期間が終わった。チェックインが1日12回までに制限され、サポートに入っていた「のぞみ」も帰ってしまった。レベル的には4両編成が組めるようになったところ。
500円の課金で一ヶ月の無制限チェックインができるようになるというシステムはなかなかいい価格設定だねぇ。これならあまり躊躇せず、継続的に払ってもらえそう。デレステやミリシタのデイリーガシャ(100円/日くらい)だとちょっと高いもんね。といってもこの一週間、やや追われるようにゲームをしていた感じがあるので、少し冷却期間を置こう。しばらくしてもまだ遊びたいようなら継続課金する*2。
と、ここまであまりゲームの説明を書いてなかった(笑)。まぁ、駅を拠点にした一般的な位置ゲーですよ。強いキャラを育てて駅を獲り、守る。新しい駅を巡るとたくさんポイントがもらえて有利になる(ので電車で出かけるようになる)。ガチ勢は全国制覇を目指してあちこち出かけるけど、通勤でしか電車に乗らない勢としては、どれほど長続きするかは未知数だなぁ。ゲームバランスはとてもいい。ガチ勢が強すぎてぜんぜん歯が立たないなんてこともない。電車を使ってよく出かける人にはかなり楽しい位置ゲーだと思う。
いちおうストーリー的なものもついてるけど、それほどキャラ萌え要素は強くない。ここは人それぞれだけど、でんこたちのキャラ付けが素っ頓狂で、おれはあまり馴染めない。ごく一部のでんこには新人声優の声がついているけど、声優コンテンツとしては弱い。というのも新人なので演技はさっぱりだし、なによりシナリオとディレクションが稚拙で魅力に欠けると感じた。でも絵は大好き。
Before...
◆ HAL99 [@themeありがとうございます(^o^)。試してみます。 後、"網道"編愛読しております。時折思い出しては読んで..]
◆ ただただし [私もときどき思い出すために読んでます(笑)]
◆ きた [あぅっ,うちのテーマ,そんなに読みづらいっすか? (T_T;]
◆ ただただし [そ、そういう意味じゃないっす〜。単に仕込んであるかな、という好奇心(^^;]
◆ マオ [こんばんわ、飲兵衛の戯言のマオです。 かっとびくん日記は、Windowsでしたか。やってみよっと。 でわ(^O^)/..]
◆ えぐぞせ [へい、かっとびくん日記のえぐぞせです。いや、普通はUnix(Linux)でやるところを、Windowsでやるのが…面..]