2000-01-13(木)
■ qmail
勢いに任せた昨夜の行動を反省して(笑)、ちゃんとマニュアルを読んで作業をすることにしました。本家のページにはちゃんと邦訳されたインストールやセッティングの手引きがあるので、これを順序よく読んでいけばちゃんと動くようにできるはず。ただ、作者のポリシーからか、ソースからインストールする以外の手段がほとんど書かれていないので、rpmの呪縛に囚われちゃった人は昨日教科書にしたようなサイトを参考に入れるしかないのだよ。たしかにマニュアル読みながら一歩一歩進むのはいい勉強になりますが。それにしても、本家以外のサイトでは「qmailは簡単!」ってあおり文句がやたらと目に付くのに、本家の方ではメール管理をなめるなとばかりに脅し文句が羅列されていて、落差にビビること請け合い。まぁ、メール配送の仕組みやSMTP、メールヘッダの情報についてある程度前提知識がないとqmailの設定はできないと思う。それは確かだけど、sendmailも同じだわな。おれと同じような環境の人向けに、controlのファイルを数カ所直すだけで運用が始められるバイナリパッケージはあったら嬉しいんじゃないの、やっぱし。
さて、参考にするのは付属文書一覧にあるINSTALL
という文書である。おっとその前に、昨夜の教科書にあった残りのパッケージは全部入れてしまいましょう。このへんはもう、思考停止(笑)。これをやっておくと、daemonの起動は勝手に設定されるし、linuxconf
で見えるようになるし、/etc/inetd.conf
のsmtp
のところはちゃんとコメントにしてくれたりして、INSTALL
に書いてある設定作業のほとんどは完了した状態にしてくれることがわかる。ありがたや。でもドキュメントはひととおり目を通すこと。
しかしqmailの作者って、ちょっと変かも。キューをネットワークで共有させてはいけないからと言って、なんでもかんでも/var/qmail
に入れてしまう(実行ファイルどころかmanファイルまで!)というのはやりすぎではないのか。あたしゃ、どうやってmanを読めばいいのかわからんよ(笑)。キューだけ/var/qmail
に置けばいいのにね。
それはさておき、rpmのおかげでほとんど何も触らずに配送テストTEST.deliver
まで来ることができる。4つのdaemonもちゃんと動いていることを確認したら、おもむろにローカル配信のテスト。
$ echo to: sho | /var/qmail/bin/qmail-inject
■ とやってみて、自分の~/Maildir/new/
に新しいファイルができていることを確認できるはず。中身を見れば、純然たる自分宛のメールである。ちょっと感動。その他の外部やエラーになるアドレスの配送もテストして、うまくいくことを確認する。OK。
続いてはsendmailの置き換えのところだけど、これは昨日やっちゃったのでパス。qmailの提供するsendmailに置き換えてしまえば、/bin/mail
はそのままでいいだろう(たぶん)。ちなみにこの置き換えもrpmがやってくれてあります。お次はTEST.receive
で受信のテスト。ここではtelnetでqmail-smtpd
に接続して生SMTPを喋るという、なかなか楽しいテストである。送受信先として指定するアドレスは、いちおうcontrol/me
にspc15.tada
と書いたのでそれに準じてsho@spc15.tada
とした。ところがこれが失敗で(泣)。相手のSMTPサーバが「spc15.tadaなんてドメインは実在しねぇだろ、こら」なんて言ってはじいてしまう。あたりまえだ。SMTPを喋るときに、MAIL
やRCPT
で実在するドメイン付加するようにしてもわらねばならん。エンベロープの問題なので、メールヘッダのFromに書いても無駄だしね。
qmail-control
に、/var/qmail/control/
配下にある各種ファイルの設定方法が書いてあるので読んでみる。怪しいのはdefaultdomain
かdefaulthost
かな。qmailはユーザ名のsho
だけを使ってるだろう(つまりホスト名は補っていないだろう)と予測して、defaulthost
にspc.gr.jp
を指定した。自分のアカウントがあるドメイン名なんだから、騙ってることにはなるまい。もう一度チャレンジしてみたら、こんどは実験成功。ちゃんと~/Maildir/new/
に新しいファイルが加わっている。ああ、よかった。
■ fetchmail
これで設定は完了した「はず」なので、fetchmail
を使ってfreemail.ne.jpのアカウントからメールを持ってきてみる。何も考えずに実行したら、昨夜と違って順調に受信している模様。よしよし……と思ったら、メールは届いていない。あれれ? ログ(/var/log/qmail/
の下あたりにある。syslog
に出るって書いてあるんだけど、どうやって見るのかわかんねーっす)を見ると、sho@localhost
に送れないからダメとか言って、送信者にfailure notice
なんてSubjectのメールが返ってるじゃないの。あうあう。この場を借りてお詫びします。すんません。
さて。localhost
なんてドメインへの配送は認めていないってことだろうな、というのは容易に想像がつく。ユーザ名に@localhost
を付けた犯人はおそらくfetchmail
だろう。とすれば、qmailでlocalhost
への配送を許すか、fetchmail
が付けるドメイン名をspc15.tada
に変えるかのいずれかの対応をとればいい……と思う。qmailのマニュアルを読んでいて、「.(ドット)」を含まないアドレスへの配送はしないなんて文章を読んだ記憶があるので、fetchmail
側で対応するのが楽そう。fetchmail
のマニュアルを探すと、-D
オプションてのがある。これだな。オプション与えるのは面倒だから、設定ファイルに書いておく方法もあるはずだと探すと、smtpaddress
ってのがあった。これでしょう。いままで使っていた~/.fetchmailrc
を書き換えて、
defaults protocol pop3 smtpaddress spc15.tada user ++++++++ poll mizar.freemail.ne.jp pass ********
■ とする。テストのために自分に1通出してから(これはqmail-inject
が使える♪)、ふたたびfetchmail
を起動する。
$ fetchmail 1 message for ++++++++ at mizar.freemail.ne.jp (1090 octets). reading message 1 of 1 (1090 octets) . flushed
■ こんどは成功♪ やったね。これでメール配送のインフラは完了かな。次はクライアントのためにIMAPをなんとかせねばいけない。また明日。
2002-01-13(日) 600m+7255歩
■ なるほど、ツッコミによっていろんな需要があるのはわかった。じゃあ例えば、行末を「\」で終えると次の行に接続、なんて記法を追加するくらいでもOK? >長文メール対策
ちなみに、いま公開してあるスナップショット1.3.2.20020113にはmiscの下にposttdiary.rbが入っています。これがメール投稿用スクリプト。
■ 検索フォーム
検索ですが。夕べ気づいたんだけど、直す時間がなかったす。やっぱformのネストってダメかぁ。IEとw3mでOKだったけど、Galeonはダメだった(当たり前?)。
というわけで、CSSでうまくやる方法がわからなかったので、tableで逃げておきました。
■ シェーバー
買った。というか買ってもらった。もう何年も買い換えないとなぁ、と思ってたんだけど、やっと夢(?)実現。ブラウンの水洗いできるのにしたんだけど、品名が「Flex XP」というのを買ってから気づいて、ちょっと鬱……。
ちょっと剃れすぎて、カミソリ負けしているし。
2003-01-13(月)
■ tDiary: amazonプラグイン
ruby 1.6.8で正常に動作しないという報告があったんだけど、どうも手元で再現しないので、自宅に再度、1.6.8の環境を用意したらやっと確認できた。woodsさんのパッチでそのまま問題ないことも確認できたので、commit。
■ フォント
ふらっと日経Linuxを買ったらXのフォントの話が特集に出ていた。実はフォントの設定はいままで避けて通っていたのだ。あまり困っていなかったし。
まぁ、やっておくにこしたことはないので、みかちゃんフォントとあくあフォントを入れてみよう。
フォントファイルをどこに入れるか迷ったけど、自前で/usr/local/share/fonts
というのを用意して、そこに.ttfファイルを入れた。みかちゃんフォントは日本語ファイル名だったのでmikachan-p.ttfなどに変更。
それから/etc/X11/XFree86-4
のSection "Files"
に、「FontPath "/usr/local/share/fonts"
」と追加する。
ここまではよかったんだが、TrueType用fonts.dirを作るmkttfdir
コマンドが見つからない……。まいったなー。これ、XFree86 4.2なら入ってるんだろうなぁ、近間さんのサイトにあるRPMは調子が悪くて入れてないから、まだ4.1なんだよな……うーん。
そこで、「フォント名 fonts.dir」でGoogleすることにした(笑)。で、みかちゃんフォントのfonts.dirについては発見。そうそう、fonts.dirなんてみんなだいたい同じになるんだから、自分で生成するなんて資源の無駄だ!(ぉ)
残念ながら、あくあフォントのfonts.dirは見つからなかったので、これを改造して使ってみたけど、特に不都合はないみたい。下に掲載しておこう。
24 mikachan-p.ttf -mikachan-mikachan-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-iso8859-1 mikachan-pb.ttf -mikachan-mikachan-bold-r-normal--0-0-0-0-p-0-iso8859-1 ai=0.4:mikachan-p.ttf -mikachan-mikachan-medium-i-normal--0-0-0-0-p-0-iso8859-1 ai=0.4:mikachan-pb.ttf -mikachan-mikachan-bold-i-normal--0-0-0-0-p-0-iso8859-1 mikachan-p.ttf -mikachan-mikachan-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0201.1976-0 mikachan-pb.ttf -mikachan-mikachan-bold-r-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0201.1976-0 ai=0.4:mikachan-p.ttf -mikachan-mikachan-medium-i-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0201.1976-0 ai=0.4:mikachan-pb.ttf -mikachan-mikachan-bold-i-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0201.1976-0 mikachan-p.ttf -mikachan-mikachan-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1983-0 mikachan-pb.ttf -mikachan-mikachan-bold-r-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1983-0 ai=0.4:mikachan-p.ttf -mikachan-mikachan-medium-i-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1983-0 ai=0.4:mikachan-pb.ttf -mikachan-mikachan-bold-i-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1983-0 mikachan-p.ttf -mikachan-mikachan-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1990-0 mikachan-pb.ttf -mikachan-mikachan-bold-r-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1990-0 ai=0.4:mikachan-p.ttf -mikachan-mikachan-medium-i-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1990-0 ai=0.4:mikachan-pb.ttf -mikachan-mikachan-bold-i-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1990-0 aqua_pfont.ttf -aqua-aqua-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-iso8859-1 ai=0.4:aqua_pfont.ttf -aqua-aqua-medium-i-normal--0-0-0-0-p-0-iso8859-1 aqua_pfont.ttf -aqua-aqua-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0201.1976-0 ai=0.4:aqua_pfont.ttf -aqua-aqua-medium-i-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0201.1976-0 aqua_pfont.ttf -aqua-aqua-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1983-0 ai=0.4:aqua_pfont.ttf -aqua-aqua-medium-i-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1983-0 aqua_pfont.ttf -aqua-aqua-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1990-0 ai=0.4:aqua_pfont.ttf -aqua-aqua-medium-i-normal--0-0-0-0-p-0-jisx0208.1990-0
これを/usr/local/share/fonts
に置いて、Xを再起動すればよい。てっとり早く設定を確認するなら以下のコマンドでいける。「+fp」を「-fp」にすればこのディレクトリを外せるので、gfontselあたりで微調整しながらこれをするといいみたい。
% xset +fp /usr/local/share/fonts
■ フォント(2)
わー、↑で満足していたら、Galeonの英数字や、Sylpheedの日本語(それもBoldだけ)があくあフォントに!! なんでじゃー。
◆ HAL99 [amazonプラグインの障害が再現できましたか。気になっていたので、安心しました。ありがとうございますm(_ _)m..]
2004-01-13(火)
■ iPod: プレイリスト
こないだの野望が潰えた時に、咳さんからスマートプレイリストを使う技を知ったんだけど、「それってどうせ新しいiPodでしか使えないデショ」と思い込んでいた。というのも、MusicMATCHでは、プレイリストはPC上のライブラリでしか作れなくて、おれみたいにiPodと同期させてない使い方をしている時にはプレイリストは作れなかったのだ。
ところが、iTunesではiPod上のライブラリに対して独立したプレイリストを作れるんだな!! こりゃびっくり。つーかできて当然という気もするが……MusicMATCHはダメすぎ。というわけで、無事に「再生回数0回」のプレイリストを生成して、これを実行することにした。途中で挫折しても、こんどはプレイリストを作り直すだけでいいから気が楽だ。チャレンジ精神は失われてしまったが……。
■ iPod: プレイリスト(2)
どうやらおれのiPodは、そういう賢い動作はしてくれないもよう。最新のファームにしてるんだけどなぁ。たぶん、本体だけでプレイリストを作れる機種じゃないとダメなんじゃないか。
でも、iTunesにつないだだけで、今日聴いた曲はリストから外れたようなので、これでよしとしよう。
そして、野望が潰えた時に買ったCDが届く。『新作』というプレイリストを作った。
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(1) 交響詩 銀河鉄道999(熊谷弘)
「惑星メーテル」聴きたさに。実はかつて、LPで同じアルバムを持っていたので別なのを買っても良かったんだけど、なんかオリジナル音源らしいし、ちゃんとストーリーに則った編成なので、もう一度これをチョイス。買って良かった。懐かしくて涙出てきちゃうよ。こういうノスタルジーに浸ってしまうのは、歳をとった証拠かも知れないが。
はじめの日(久米小百合)
久保田早紀こと久米小百合のアルバム。気に入るといいんだが(まだ聴いてない)。
十三の魔王(山本正之) / 正しい未来(山本正之)
最近買ってなかった山本正之をまとめ買い。ってまだ買ってないの何枚もあるなぁ。
2005-01-13(木)
■ 『今日の料理』サイコー
ずーっと点滴生活なので、腹が減ってしょうがない。 おかげで、料理番組と紀行番組ばっかり見ている。
なかでも『今日の料理』は30分で3品も作ってくれるので、サイコー。 この番組がこんなに楽しいなんて知らなかったよ!!
あと、明日の『元祖でぶや』も楽しみで楽しみで(笑)。
■ 巡回再開
病状が安定してくるとヒマ度が上がるわけで、めぼしいところを軽く巡回。 「バカが逝く」には大笑いさせてもらいました。ひさびさに和んだ(?)よ〜。
ツッコミされると携帯にメールが来ちゃうから、見舞いツッコミに釘を刺しておかないと、かなりうざいことになりそうだったので。 今日からは、自由にツッコんでかまいません。返答はしないと思うけど。
2006-01-13(金)
■ ximapdがあまりに遅いので
職場ではBecky!からximapdを使っているんだが、フォルダを開くのに数秒から数十秒かかることがある。いくらなんでもこれはおかしいと思い、出たばかりのThunderbird1.5を入れてみたら、めっちゃ速いでやんの。うーむ、確かに以前から、Becky!はよけいなコマンドを送るから通信量が増える傾向にはあったが。
で、これを機にメーラーをThunderbirdに乗り換えるというのもアリなんだけど、これがなかなか、使い勝手が性に合わない部分があり、悩ましいところなのだが。
2007-01-13(土)
■ 「Zガンダム」を観はじめる
Animaxで1stに続いてZが始まったので、毎日録画して観はじめた。1stはいちおう全部見てるけど、Z以降はちゃんと見たことがなかったので(タツノコ派だったから)。ZZあたりまでは観ておくのが社会常識らしいので。
アニメと言えば、録画しておいたアニメ版「のだめカンタービレ」を夕べ観たけど、夫婦揃って「口ぽかーん」だったよ。なんだあれ。OP/EDが謎のJ-POPなので、原作に対する理解がゼロというのはよくわかったが、絵がまったく動いてねー。深夜アニメって、「のだめ」でもそんなに低予算なのか?
というわけで、録画予約からさくっと削除。まぁ、もうのだめ役は上野樹理上野樹里しかできなくなっちゃった状況でアニメやるのも気の毒ではあるが、あれはないだろう。
■ はてなグラフでダイエットに挑戦(2)
昨日の続き。ダイエットはいまだ始まらず。
はてなグラフのAPIで値が取得できないと、メール更新プログラムのロジックはこうなってしまう:
- メールを受信して、追加する値[A]を取り出す
- ローカルに保存してあった以前の値[B]を取り出す
- [A]と[B]を足し合わせた値で、グラフを更新(set)する
- [A]と[B]を足し合わせた値をローカルに保存する
値[B]がシステムローカルに置かれるので、別ルートで(例えばはてなグラフのWebページ上で対話式に)値を修正できなくなる。値を取得するAPIがあれば:
- メールを受信して、追加する値[A]を取り出す
- はてなグラフから以前の値[B]を取得(get)する
- [A]と[B]を足し合わせた値で、グラフを更新(set)する
厳密には取得から更新までの間をアトミックにしないといけないけど、現実的にはそこまでやる必要はない。つーか、setterしかないAPIって、ありえんだろ、ふつー。
と思ったのではてなアイデアで提案してみた(そしてTrackBackしたら見事に化けた……)。アイデアポイントとやらがどういう意味を持っているのか、ぜんぜん理解できず。以前似たようなアイデアが出ていたようだけど、なぜかキャンセルになってるなぁ。
2008-01-13(日)
■ iPod touchからBBモバイルポイントに楽して接続しようとして失敗
Wireless Gateに加入してからというもの、ちょこちょこ外でネットにアクセスできるようになったんだけど*1)、WebブラウザでいちいちIDとパスワードを入力しなきゃならない。誰だよ、こんな面倒極まりない認証方法を思いついたヤツは。
ノートPCやW-ZERO3には、ワイヤレスゲートコネクションというツール(Windows用とWindows Mobile用)があるので楽チンなんだが、iPod touch用にはそういうツールがまだ提供されてない。
で、「ローカルにIDとパスワードを埋め込んだHTMLファイルを作っておいて、それを開けばOKじゃね?」と思ったので、こんなファイルを作って「/var/mobilepoint.html」とした。
<html> <header> </header> <body onload="document.mobilepoint.submit()"> <form action="https://www.login2.w-lan.jp/signup/Authentication" method="POST" name="mobi lepoint"> ID:<input type="hidden" name="UserName" value="【YOUR USER ID】"> PW:<input type="hidden" name="Password" value="【YOUR PASSWORD】"> <input type="submit" value="LOGIN" name="login"> </form> </body> </html>
これをSafariから「file:///var/mobilepoint.html」で開くと……ローカルファイルはダメ!って言われるのでした。がっくり。融通の利かないブラウザだな!!
単純に思いつく他の解決策はBookmarkletなんだけど(ちなみにこちらに非常によくできたBookmarkletメイカーがある)、生パスワードをBookmarkに入れておくのは抵抗があるよなぁ。ローカルファイルなら簡単には読まれないから、いい案だと思ったんだが。
*1 たいていBBモバイルポイント。livedoor wirelessのアクセスポイントなんて(ルノアール以外では)見たこともない。
2009-01-13(火)
■ ダイナフレックス ジャイロエクササイザーを片手で回す
同僚が元同僚と結婚したのでお祝いを贈ったら、お返しに送られてきたのがコレ。欲しいものリストが久々に働いてくれたぜ。つーか、あれだけ本ばっかり詰まったリストから、あえてこれを選ぶか、おまえら!
球形の筐体の中に二軸のジャイロが仕込まれていて、これを高速回転させると、ジャイロ効果で持っている手に負荷がかかって手首の筋力トレーニングになるというエクササイズ機器だ。カタログによれば最高13,000回転というから、高性能バイクが相当気合いを入れて走っているときのエンジンの回転数に近い。なんだか手の中で得体の知れない生き物が暴れているかのような感覚で、これがけっこう楽しいのよ。
もう20数年前になるが、学生の頃、研究室に転がっていたこれ*1を、コンパイル待ち時間にぐりぐりしていたものだ*2。とはいうものの、それで筋力がアップした記憶もないので、トレーニング機器と言うよりは玩具に近い。というのも、使うのにけっこうコツがいるからだ。
上手に回転させ始めるためにはちょっと訓練が必要で、研究室でもまったく動かせなかった人がいたくらい。付属の紐をつかって初動をかけるんだけど、慣れれば指でこするだけで必要な初期回転を与えられる。研究室にあったのはこの紐が行方不明だったから、かなりハードルが高かったわけだ。
で、さらに慣れれば片手だけで使うこともできる。……というくらいまでには学生時代に使い込んでいたのだけれど、はてさて、20数年のブランクを経ても、ちゃんと身体が覚えていた。……という驚きを動画にしました(笑)。
しかしまぁ、20年たっても普通に買えるんだから、寿命の長い商品だなぁ。そこが感動だよ。ファンによるダイナビー協会なんてのもあった。古いタイプの写真もある。ここによると類似品の「パワーボール」(回転数のカウンタ付き)の方が後継製品ぽいけど、パワーボールは安っぽいんだよな。
2010-01-13(水)
■ Windows7からiPhoneへ、Bluetoothでメモを送ろうとして挫折した
先日導入したKeePass Password Safe、自動入力をマスターしたらなかなか快適で、あらゆるパスワードを移行しているところ(ただしDropboxのパスワードだけは管理してはいけない)。
もっとも、Windows PCで使ってる分にはいいんだが、iPhoneで困る。Macな人は1Passwordがあるが、KeePassのiPhoneアプリは輸出規制にひっかかってアメリカでしか買えない。なんで似たような1Passwordは大丈夫なのかさっぱりわからないが……。
で、なんとか手軽かつセキュアな形でパスワードをWindowsからiPhoneに送る方法がないかと考えて、Bluetoothはどうかとあたりをつけた。ちょうど新しく買ったLetsnote N8はBluetooth内蔵してるし。ただ、iPhone側で持っているプロファイルは数が少なくて、単純なテキストファイルのようなものを送る方法はなさそうだ。
そこでvCard形式の情報をiPhoneどうしでやりとりできるというアプリを使い、電話帳データのふりをしたテキストを送ってはどうかと考えた。おあつらえ向きに無料のアプリがひとつ見つかったのでインストール、受信状態にしてWindows側で送信させる。Windows7になって改善したらしいが、あいかわらずWindowsのBluetooth設定はわけがわからない。たぶん「オブジェクト交換」だろうとあたりを付けて、サンプルのvCardを送ってみたが、エラーでダメ。
いろいろ調べてみると、iPhone側のプロファイルは「PBAP (Phone Book Access Profile)」で電話帳を送るための規格。いっぽうWindowsがvCardを送るのに使っているのは「OPP (Object Push Profile)」でもっと汎用的なファイル転送の規格(?)らしい。プロファイルが一致しなきゃ、送れるわけないよなぁ。なんでこんな、似たようなプロファイルが並立してるんだよ! というか、WindowsはなんでPBAPサポートしてないの。
というわけで、iPhoneにさくっとパスワードを送りつける計画は頓挫中。いや、普通にiTunesで同期すればいいんだけど、それだと自宅の母艦でしか使えなくなっちゃうからさー。なにかいい方法はないかねぇ。
◆ (´・ω・`) [USBの無線LANアダプタを持っていれば、サーバーとして立ち上げられるので、一々設定を変える必要もなく便利ですよ。仮..]
◆ hb [WriteRoomとの通信をキャプチャしてみましたが,暗号化はされていませんでした.アクセスするためにパスワードの設..]
◆ ただただし [おお、わざわざありがとうございました。そうですよねー、単にメモを同期させる程度なら暗号化なんてしませんねぇ。 WiF..]
◆ kdmsnr [iKeePass を自分(or 誰かMac持ってる人に頼んで)でビルド?]
◆ ただただし [あ、そうか、そうだよなぁ、フリーソフトなんだもんなぁ。 iPhoneアプリって、Macユーザなら、誰に頼んでもビルド..]
◆ kdmsnr [実機にインストールするためのビルドを行うには iPhone の開発者として登録(有料)しないといけないみたいでした。..]
2012-01-13(金)
■ 「Send to Kindle for PC」を使って大きなPDFファイルをPersonal Documentsに送る
Kindlizerもずいぶん最適化が進んで、自炊した文庫本ならよほどの大物でもないかぎり25MBを切るサイズのPDFが作れるようになった。この25MBというラインは重要で、Kindleにメールで送るにしてもGmailの添付ファイルサイズの上限が25MBなのでこれを超えると別の手段を考えなくてはいけなくなる。別の手段つっても、自分でSMTPをしゃべるクライアントを書けばいいだけの話なんだけど、日本語ファイル名の問題とかいろいろ(面倒くさいのでやりたくない)。ちなみにKindle Personal Documentsのファイルサイズ上限は50MBだからまだ25MB分の余裕があるわけで、これはもったいない*1。
ちゅーわけで、このたびめでたくAmazon本家からSend to Kindle for PCなるものが登場したので使ってみたわけだ。ちょうど最近自炊して、ファイルサイズが30MBを超える本が出てきてしまったので、さっそくそれを送ってみた:
インストールしてユーザ情報を登録したあとなにも起きないので焦ったが、なんのことはない、エクスプローラのコンテキストメニューに「Send to Kindle」という項目が増えているのだった*2。上のスクリーンショットは送信中の画面。複数のデバイスが登録してある場合は送り先の選択もできる。PDFファイルを選んだのにメタ情報からAuthorを持ってきてくれないのはちょっと不満(だが、たぶんPersonal Documents上ではメタ情報が使われるはず)。
というわけで、40分ほど待つとKindle上に現れた。さすがに30MBとなると時間がかかるが、まぁ許容範囲だ。
◆ やくてつ [なるほど。というかギブソンの本、久しぶりに見ました!!できればその自炊されたデータをいただきたい…]
2013-01-13(日)
■ 東京Ruby会議10 (1日目) #tkrk10
Aaron Swartz自殺のニュースが飛び込んできたりして騒々しい朝だったが(これについてはいずれ何か書くかも知れない。天才はどうしてこう夭折してしまうのだろう)、今日は東京Ruby会議10なのだ。開催場所をみればわかるように、うちから見ると「東京Ruby会議」というよりは「東京横断Ruby会議」と呼びたくなるような遠距離で、7時には家を出ないといけない。「東京」の名前にだまされた! ……いやまぁ、どうせ猫に起こされるからいいんだけどさ。
今回は応募のあった発表者のうちRejectされたのが錚々たる面々だったこともあって(錚々としてはいないけどおれも含む)、実行委員会の意図に「世代交代」があるのではないかと噂されていた。実際、知らない人が次々と登壇して新鮮だったな。テーマが「話そう、集まろう、いつものRuby、日常のRuby」ということで、これに沿ったものがちゃんとチョイスされていたと思う。個人的には(仕事の話よりも)自分や自分の周りの人たちを幸せにする工夫をとりあげたセッションが楽しかった。
いつも言っていることだが、我々プログラマはそういうことができる特殊技能を持っているのだから、9to5の間だけそれを発揮するのはもったいない。そんな意味で、初日の中ではThe Everything Machineや(@r7kamura)、Herokuでつくる50人のためのRailsアプリ(@yotii23)がとても良かった。もっとみんな、こういう発表すればいいのになー。
……とか言いつつ、午後はずっと電源休憩室に座って(発表を右耳で聴きつつ)コード書いていたんだけど。いいのだ、良いカンファレンスはコードを書きたくなるものなのだから。
ところで、写真に写っている4つの缶バッジ、他の人と交換して4種類全部集めるというゲーム企画があったのだけど、なかなか揃わないのでこんなTweetをしたら、微妙に流行ってしまったのだった:
これ、オンラインゲーム(現在は主にソシャゲ)でアイテムのトレードをもちかける符丁だから。ちなみに見ればわかるようにまだ揃っていない。「黒」って書かれたバッジがSレア並の希少価値で、持ってる人が少ないのなんのって。2日目には揃うだろうか?
2016-01-13(水)
■ マンガ3冊
昨年はすっかり読書習慣を失ってしまったので、リハビリしなくては。まずはマンガから……(ぉぃ)。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784091670731
毎巻そこそこに波乱が起きていたけど、今回はなかなか大きなのがあって、面白くなってきた。
ただ、四姉妹全員に恋人がいる状況って、なんか不自然だよなぁ。たいていは1、2人くらいフリーなもんじゃないの、こういうのって。まぁ全員すごい美人姉妹で彼氏がいない時期がありません、てことならわかるけど、だったらもっとそれっぽく描いてあげようよ、チカとかさ。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784091592217
実はアイマスのコミックはそんなに読んでないんだけど、これまで読んだ中でもこのミリオンのコミックはめっぽう面白い。基本的にシアター組がメインで765ASは憧れの先輩としてちょこちょこ顔を出すという設定がまずうまいし(アニメ化するならこの方向でやって欲しいよね)、ちょっと少年マンガっぽいシンプルな線の絵柄が、きれいすぎなくてシアターのわちゃわちゃ感とうまくマッチしてる。この巻からは視点を翼に移していて、今後ほかのメンバーへもスポットが当たるんだと思えるので楽しみ。
本体が面白いから、オリジナルCDをつける特装版商法にも腹が立たない。というか、今回はとくに、作中で登場したオリジナルソング「アイル」を実際に作って本人が歌うという企画で、これが実にいい(ここは翼のソロじゃなくてちゃんとジュリアと瑞希のコーラスも入れて欲しかったところではあるが)。あと同じく収録された「my song」、765ASが歌うと円熟味さえ感じられるこの歌が、劇場組になると初々しくて少し荒削りになるあたりが面白い(もちろんそういうディレクションなわけだけど)。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784091270160
こっちはアイマス10周年の締めくくり(なにか出るたびに「締めくくり」って言ってる気がする)、複数の漫画家によるオリジナルコミックアンソロジー。価格765円。
とはいえ小学館から出ている以上、出版社に縛り付けられている日本の漫画家が自由に集まれるわけもなく、ゲッサンを中心とした(おれが)あまり知らない作家がメインである。イラストを寄せてる畑健二郎は著名だが。あと上のミリオン担当の門司雪も描いてる。
描かれるシチュエーションも「やよいおり」とか「あんきら」みたいな定番が目立つし、まぁなんというか、プロ作家による同人誌みたいな本だなぁ。作家陣に罪はないし、企画面で冒険して欲しかったね。
2019-01-13(日)
■ CloudGarageを試用中
IDCFクラウドが使えなくなるのをうけて、移籍先を探していたんだけど、ツッコミでCloudGarageの開発者向けインスタンス無償提供制度(DAP)を教えてもらったので、とりあえずアカウントを作って申し込んでみた。1GBメモリのインスタンスを3つも無償で借りられるってぇんだから、だいぶ太っ腹だ。ありがたい。
で、年末に認可がおりたので、いくつかのサービスを移してみた*1。IDCFではJailingを使っていたけど、さすがにいまどきならDockerで組んだほうがいいと思い、Ansible Playbookを総書き換え。同じ環境を再構築するときに威力を発揮するはずのAnsibleを、一度使うたびに書き直してるの、はっきりいってバカなのでは……? とはいえ、Dockerでdaemonを作れば同じroleのテンプレを使いまわして書けるのでだいぶ楽になった。
Amazon-Auth-ProxyはAmazonの運営方針の変更にともなって常に自分のアソシエイトタグで上書きするようになったので、とりあえずクローズド運用。新しい運用方針下でオープンなproxyを運営するメリットはほぼないし、フリーライダーも多くて困ることも増えてるから、長年運用してきたこのProxyもそろそろお役御免かもなぁ。
あとは第一tDiary.Netのreverse proxy*2も、とりあえずここの日記のぶんだけ移設した。今月いっぱい動かして問題なさそうなら他の日記も移そう。
あとは時間をみつけて、メンテしないでずいぶんほったらかしのtDiay.orgをこっちに移すかねぇ。いいかげんhttps化もしないといけないし(←おせーよ)、やらなきゃいけないことは山積みなんだよなぁ。
◆ しんちゃん [ダイアルアップで常時接続じゃない人って結構多いのでは? そういう人にはメールで更新ってとっても便利な気がする。 する..]
◆ でんすけ [そうともいえませんぜしんちゃん(失礼)。 常時接続であっても、メールですすっと送れたほうが気楽にできるというのもあ..]
◆ woods [外出中にささっ!と更新できる、という利点もありますから... って出張とかじゃなきゃ長文にはならないでしょうけど。]
◆ s.sawada [お知らせ。えっと、検索ボタンが左の「の日記」ボタンと同じ挙動を示すようです。"DiMAGE"で検索しようとして気づき..]