2000-01-23(日)
■ 熱が下がらぬ……。よって今日もベッドの中から。でもPCに触ってると体調がいいような気がする(笑)。
■ Windowsからメール
さて、ちゃんとメールが出せるようにしよう。自分のネットワークにあるマシンからSMTPでメールが出せないのは、qmail-smtpd
の設定がまずいのだろうということまでは容易に想像がつく。昨日疑ったcontrol/rcpthosts
は、SMTPのRCPT TOコマンドに入力されるアドレスが指定したものでない場合にはじく仕組みで、ようするにSPAMのようなメールを配送する踏み台にされないための設定なんだな。自分のマシンに対する配送はRCPT TOに〜@spc15.tada
とか〜@localhost
なんて指定をすればいいので、fetchmail
が配送にqmail-smtpd
を使えるのはしごく当然(control/rcpthosts
にもこの2つのホスト名を書いてあるし。localhost
は意味ないみたいだけど)。
さて、LAN上にあるマシンからこのSMTPサーバに他のドメインへのメールの配送を頼もうと思ったらどうすればいいのか。RCPT TOには必ず宛先のアドレスを指定しなければいけないし、かといって誰に出すことになるのかわからないメールなのにあらかじめ宛先のホスト一覧をcontrol/rcpthosts
に書いておくことは不可能だ。原典をあたろう、と思って、qmailのサイトを見ていたら、FAQに「特定のクライアントだけにリレーとして使わせたい」という項目があった。以前も読んでいたところだけど、そうか、そういう意味なのか。
さっそくFAQを読みながら設定を試みる。ようするにLAN上にある192.168.0.*というアドレスを持ったマシンからの接続を許可するようにすればいいのだな。RPMを使ってお任せで入れたおかげでtcpserver
を使うようになっていたので、/etc/tcp.smtp
の代わりに/etc/tcprules.d/qmail-smtpd
を書き換えること、それからtcprules
コマンドを使って/etc/tcprules.d/qmail-smtpd.cdb
ファイルを更新するのを忘れないことさえ気をつければ簡単。qmail-smtpd
を再起動して、miniから再挑戦、成功。やったぜ。
2002-01-23(水) 8700歩
■ 本日のハンティング
駄-日記とjurist日記を捕獲しました(152)。いずれもれんたるtDiary経由。いくつか閉鎖されたので総数は減少。他にもあるけど、ちゃんと日記が始まってから捕獲しよう。
■ ReiserFS
擁護派(?)から盛大なrefererが来てますな。ReiserFS陣営、喜べ、援軍だ!
でも「100人」「半年」「ファイルサーバ(Samba)」という条件は、安定性を主張するには少々心もとない気もするけど、どうなんだろ。「300GB」はたしかにけっこう大きいけど。「メールサーバ」だったら「おっ」て思ったかも。
しかし、神の不在を信じる人が目の前に実在の神を突きつけられたら何も言えないように(←相変わらず悪い例え)、実際にコケた事例がある以上「うちは安定してる」と言っても説得力はない。運がいいだけかも知れないわけだから。が、一方で「こうすればReiserFSはコケる」という確実な情報も見つけられなかったので、本当にReiserFSが犯人かどうかもまた、未確実なのである。
■ Amazon
「画像が出るプラグイン」というのは視覚的に面白いのではまってしまうな。というわけで、過去の日記で書籍に言及している部分にはみんな書影プラグインを埋め込んでしまった。ほほほ。手動検索なので抜けがあるかも知れないけど。
お笑いパソコン日誌からリンクされてるけど、たしかにAmazonの方が使いやすいのは確かなんだよなぁ。bk1は「ジャンル」の扱いが実情に即していて、「本屋をぶらぶらする感覚」があっていいんだけどね。で、その先にリンクされていたアマゾンがもしつぶれたらには激しく同意だ。そういえばとうとう黒字を出したらしいですな、Amazon。めでたい。つーか、HotWiredは岩谷某の電波なんて配信してないで、こういうのをメール配信してくれよ。今のおれの中では、HotWiredは「とんでも系」に位置づけられてるんだぞ、もー。
脱線してしまった。ちなみにうちは、正式には「Mary日記」です。「まりぃ日記」は愛称(ってなんだ)。まぁ、どうでもいいことだけど(※直ってるし)。
■ QuickML
わはは、そうとも言う(笑)。
機能を加えたとか削ったとかは関係なくて、永続的なコミュニティを構築するために利用するサービスではない、と割りきるのが良いのでは。ちょっとした連絡を数人で取り合うときに、簡単に作れてすぐ使え、いらなくなったら勝手に消える、活用法の最初にある使い方が出発点だと思う。実際、100人までってなってるけど、ホントは20人くらいにした方がいいんじゃないの、とすら思う。
■ Kondara 2.1 RC2
夕べ焼いたCDが失敗していた模様。インストールの途中で固まる。しくしく。
2003-01-23(木)
■ 散財
王座を陥落して久しいにも関わらず、いまだ散財王と呼ばれるsmall様(周囲の期待の高さをうかがわせる)が、今年初めてアキバに行ったというので散財報告を見てみたら、消耗品ばっかり。
だからと言って、この反応はないだろう(笑)。
[(c)SHO] smallがアキバに…… [FIELD] 今? [(c)SHO] いや、散財 [FIELD] その割におとなしい… [houkou] なんかがっかり(笑) [(c)SHO] ひどい(笑)
#と、さりげなくWikiスタイルのpreをテスト。
■ Becky! 2.05.07
久々のupdate。なんだかたくさんバグが直っているようなので、即導入。
updateと言えば、朝イチでWindows Updateがかかって「810833」ってセキュリティ問題が修正されたらしいんだけど、内容がさっぱりわからない。M$のサイトでも見つけられなかったし。なんだこれ?
■ communication
バカが往くより:
XPの第一の価値はcommunicationですけど、 やっぱしcommunicationっていうのは難しいです。 ただ、communicationを煩わしいと思ったらおしまいでしょう。
communicationなら何でもいいわけじゃなくて、効率の高いcommunicationを目指そう、というスタンスだと思う。だから煩わしいと感じるのは重要で、それを改善してこそXPなんじゃないかと。
#と、XPにかこつけて「引用」のテスト。
■ [DVD版]アンテナのある風景 (RFワールド)(RFワールド)
2020-01-23追記: 紙の書籍は長らく絶版だったのだが、2019年にPDF付きDVDという形で復刻していたので、リンクを貼り替えた。
いつまで待ってもAmazonが例のあぶく銭を返せと言ってこないので、 以前見つけた国内のアンテナばかりを集めた写真集を 買わせてもらった。こういう時はババーンと買わないとな。
それにしても!! パラボラばかりではないとは言え、やはりパラボラが多いので、 十分に楽しめる内容。後半はスペック付きの解説だったりして、なんつーか、 萌え写真集?(ちげー
#と、myとamazonでプラグインのテストを兼ねる
■ Sylpheed
今日はメーラーをアップデートする日らしい。 Toshiさんトコから、Sylpheedの新版をもらってきた。ありがたや。
なんか、IMAPの新着スキャンがものすごく速くなったような気がする。フォルダのソートも直感的になったし。どんどん使いやすくなっていくなー。
#サブタイトルの行頭にどうしても「*」を付け忘れちゃうなぁ
■ Vine Linux 2.6r1
Celeron300Aなマシンが遊んでいたので、誰かいらんかと言ったら、 某和貴くんが欲しがった。2月にこっちに来るのであげることに。
ただ、素のままあげても面白くないので、Linuxを入れてやろう。ひひひ。
で、いまさらKondaraを入れるのも無責任だし、 最新のVineが日経Linuxに付いていたのでこれをチョイス。 インストーラもさらに丁寧にチューニングされてるし、 デフォルト状態がいい感じだし、相変わらずいいディストリですなぁ、Vineは。 素人にもオススメできる(笑)。
◆ ただただし [そのツッコミと同時に、M$のセキュリティ情報メールが来ました 遅いよ…… >M$]
◆ なひ [なひは毎回手動で確認してからやってます。 順番的にはWindowsUpdate掲載→メイルで問題ないですね。遅かった..]
◆ ただただし [どうも、Windows Updateの「関連情報を表示するオプション」がOFFだったので、情報量が少なすぎたようです..]
◆ けん [サイトで確認する場合は本家が吉です。 http://www.microsoft.com/technet/securi..]
◆ smbd [http://www.spc.gr.jp/sho/asumi/ の screen のところを見ようと、リンクをクリッ..]
◆ ただただし [データが壊れていたので復旧しました。これ↓のせいですな 2003.01.06 TADA Tadashi <sho@..]
2004-01-23(金)
■ tDiary.Netの新規ユーザにマメにリンクしてみる週間(8)
週間と言いながらたぶん今日あたりで終わり。
CSSいじれるんかな、選んだテーマのスタイルシートを修正しながら、自分の好みの見栄えを作ることはできますか?。自作テーマはよそのサイトに置いてもらってそれを指定してもらうのがtDiary.Netの基本方針。ただ、第五ではappend-cssプラグインを選択できるので、これを選べば設定画面からCSSを入れることができる。お気に入りのテーマを選んだあと、気に入らない部分を上書きできるわけだ。
なお、自作のCSSをtDiary.Netにアップロードする手段は用意していないけど、作ったテーマをテーマ集に入れて公開することはできる。続きはtDiary-themeメーリングリストにて(笑)。
■ tDiary: CVSがおかしい
すでにあちらこちらで取り上げられているようだが、SF.netのCVSがおかしい。さっき、職場の環境でcvs updateしたら、1.5.5.20031010まで巻き戻されてしまった!! どひぇ〜。
慌ててSF.netが公開しているレポジトリのNighly BackupをGETしてみたら、こっちは最新状態だった。ので、何かが失われることはなさそう。CVS版で運用してる人は、事態が安定するまでcvs upは厳禁だよん。
■ オープンソースソフトウェア協会
「設立の趣意」「入会のお誘い」という肝心かなめのページの字が小さくて、読む気がしない。一番読ませたいはずじゃないのか。それとも、実は読んで欲しくないのか。……と思って、わざわざCSSを見てみたら、font-sizeの指定はすべてちゃんと1.0以上。ただし単位がemだった。あぁ。IEのバグか……。
オープンソースの協会だけあって、さてはMozillaでしかチェックしてないね(笑)。ていうか、おれは老眼か?
で、一文がやたらと長くて読みづらい文章の典型なんだけど、なんとか理解。おれにはあまり関係なさそうだった……。
2005-01-23(日)
■ 七分粥人間
はやく全粥人間になりた〜い(←控えめ)。 もっとも五分と七分の違いはイマイチよくわからず。 最大の違いは点滴があるかどうかで、これが一番大きい。 ついにおれも、チューブレス人間に!
2006-01-23(月)
■ Wiki小話/Vol.5
dotBARに潜入。プレゼンは早々に終わったので、あとはまったり……と思ったら、ホリエモン逮捕のニュースが入って(2秒ほど)騒然とする。
続きはあとで書く。「あとで書く」って書いたら、更新しちゃいけないんだって! えーっ!
とりあえず眠いので、資料だけ公開しておく(PDFファイル)。今回、高橋メソッド with 角谷アレンジでいってみたんだけど、角谷アレンジはそのままでは公開できないという危険な技なので、このファイルは検閲済みです。
2007-01-23(火)
■ メガネが寿命と言われた
どうも最近、メガネが顔に合わない(なんだかかけてるうちに傾いてくる)ので、先日、行きつけのメガネ屋で調整してもらった。そしたら、「ちょっとフレームに粘りがなくなって、歪みやすくなってますねぇ」と言われて愕然。
いまかけてるフレームはフルチタンで、ネジを1本も使っていないので緩みもない。「コイツはノーメンテで死ぬまで使えるぜ!」とかマヌケなことを考えていたのだが、金属疲労を想定していなかったorz チタンだからって、いつまでも使えるわけじゃないんだな!(当たり前だ)
というわけで、そろそろ新しいメガネを探さないといけなくなった。またセルフレームに戻るのもいいかなーと思い、ちょくちょくメガネ屋に寄っているんだけど、最近のはレンズが小さくてとてもじゃないが使えない。バイクに乗るのに、あんなに視野の狭いフレームじゃ、怖くてしょうがないっつーの。
とりあえず、今すぐ必要というわけでもないので、半年くらいかけてのんびり次を探すとしよう。実際、こういう時期が一番楽しいわけで。くくく。
■ 私と月につきあって―ロケットガール〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)(野尻 抱介)
実はいま、レムの『虚数』を読んでるんだけど、人工知能の講演録が遅々として読み進められないので(面白いんだけどねぇ……)、ちょっと逃避。
タイトルからして、今度は月に行っちゃう話しだろうとわかるわけだが、「いくらなんでも夢想がすぎるだろ、そりゃ」と思った。でも、例のハイブリッドロケットは使わないので、実はけっこうリアル。というか今回使ってる「魔法」はスキンタイトスーツだけ?
数字が山盛りになって出てくるし、たぶん「計算」は合ってるんだろう。無茶すぎる、と思う部分でも、「判断に迷ったら『Go!』を選ぶ」という、この作品世界の"約束事"さえ受け入れてしまえば、OKでしょう。
冒頭から爆笑シーンの連続で、それでいてしっとりと抑えるべきところでは抑えるわけで、さすが3作目ともなると上手いなぁ。かといって4作目をねだると、それは間違いなく「魔法」の世界になってしまうわけで、3冊で終わらせたのは良い判断だと思う。よいSFでした。
あとは来月からのアニメが楽しみですにゃー。
2008-01-23(水)
■ tDiary: hsbtをProject Adminに追加した
こないだ(いちおうもう一人の)tDiary Project Adminであるkitajと飲んだときに、「トラックナンバーが2なのはヤバいよねー」「しばたくん、いっちゃう?」「いいんじゃね?」みたいな会話があったとかなかったとか。大事なことは飲み会で決まる。
おまけにhsbtは北海道なので、これでディザスタ・リカバリもばっちり!
ところでSF.netの一覧はアルファベット順なので、おれの前にkitaj、今回さらにその前にhsbtと、まるで若い順に並べたみたいである。外部から見るとこの並びが「偉い順」に見えるそうなので、先頭の人はまっさきに問い合わせが来るらしい。以前kitajには英語の問い合わせメールが飛び込んできていたそうだし。がんばって下さい(笑)。
2009-01-23(金)
■ SocialWeb勉強会@DeNA
SocialWeb Japanの勉強会があったので参加した。とりあえずメモだけ。カッコ内は感想と言うかつぶやき。
SocialWeb Japanへようこそ ~Social Web Japan の活動とソーシャルウェブ最新動向~ (えーじ)
- アクティビティストリームがメインコンテンツになりつつある
- facebookもYahnoo!もMicrosoftも
- (見た目いっしょでつまらん世界だなー)
- Open Stack
- OpenID
- OAuth
- XRDS-Simple
- Portable Contacts
- OpenSocial
- microformats
- Atomへのアクティビティストリーム機能追加 activitystre.am
- facebookぜんぜん儲かってない
- マネタイズが今後の課題
- 個人情報保護も問題
- UI/UX
- Facebook ConnectはUIが共通。敷居が低い。OpenIDはこれが問題
Be Social! OpenSocial入門 (よういちろう)
- SNSの限界
- SNSベンダーの機能拡大頼り
- facebookの衝撃
- プラットフォームとしてのSNS
- 3rd party製アプリ
- プラットフォームごとに異なるAPI
- GoogleによるOpenSocial提唱
- SocialWeb版の「Java」(一度かけばどこでも動く的な意味で)
- けっこう大きなAPIなので実装するの大変
- →コンテナ実装もOSSで公開: Apache Shindig
- APIの達人を(Googleがスカウトして?)エキスパートとしてコミュニティの運営を任せている: OpenSocial-Japan
- 各種API
- Person API: プロフィール(系の情報)を扱うAPI
- Friends API: 関係を扱うAPI。複数のグループを扱えるのでビジネス用とか友達用みたいな使い分けができる
- Activities API: アクティビティストリームがらみのAPI。イマドキのSNSでは最重要?
- Persistence API: 永続化のAPI
- いろんな言語用のクライアントライブラリがあるよ!
- OpenSocialアプリのテストは面倒。友だちに迷惑かかるし。友だちいないとテストできないし
- Eclipse上で動くテスト用のSNSを作ったので、そこでテスト可能
- 明日発売!
OpenSocial入門 ~ソーシャルアプリケーションの実践開発
技術評論社
¥1
OpenSocial対応 "公認"PayPalガジェットのご紹介 (神部竜二)
- SNS上で寄付金などを集めやすくできる
- 埋め込み用のコードは10行くらい?
- (RubyKaigiで使えると便利かも……?)
OpenID 2009 (ZIGOROu)
- 2008年ですごく利用者が増えた
- でもまだいっぱい問題がある→新しいAPIがいっぱい企画中(いっぱい……orz)
- OpenID Authentication 2.1
- 2.0からの互換性をできるだけ保ちつつアップデート
- httpsをrequiredにするとか言ってる。うえぇ
- OAuthの組み込み(やっとか)。
- Simple Registaration Extension (SREG) 1.1
- Attribute Exchange 2.0
- (使うのすげぇ面倒くさそう……)
- Discovery
- Yadisを発展させ、XRDS-SimpleからXRD 1.0へ
- link header / link要素を使おうという話
- (署名とかいろいろヘビーになってるなぁ)
- (まったくついていけなくなった >< )
- OP initiatedな枠組みが普及する
- (facebookみたいなもんか……)
2010-01-23(土)
■ 自分たちで歴史を書き残すこと - 「敷居の部屋」シリーズを読む
「年甲斐もなく……」と揶揄されそうな趣味を持つときは、大人の防衛本能として「ちゃんと役に立ってる」ように見せかける言い訳を用意しがちだと思うのだけど、ニコマスに関しても「Web屋としてネット時代のCGMについて知見を得るため」みたいな表向きの理由をちゃんと用意してあるわけです。本音としては「765プロのアイドル最高です」に尽きるわけだけど(笑)。
冗談はさておき(どっからが冗談だったんだ)、この3年間をとおしてニコマスを通して得たCGMに関するアレコレは実際血肉となっているわけで、お客さんからその手の仕事を振られてもそれなりにこなせるだけの知識と経験を得られたと思ってる。それどころか英語サイトの運営を通してSEO/SEM的な実験までさせてもらって、なんとも有意義な3年間だったよなぁ。以前書いたニコ動のコミュニティに関する記事にニコ動はコミュニティと呼べないなんてコメントが付いて失笑を買ったりするように、こういうものはある程度コミュニティの中に入りこまないとわからないことが多いわけで、3年という時間もなんらかの成果を実感するのに必要な期間だった気がする。
その「成果」を確認する上でも重要な著作が3冊、昨年の夏から冬にかけて登場したので、まとめて取り寄せ、読んでみた。敷居の先住民の敷居さんがラジオで行ったニコマスPへのインタビューをまとめたものである。同人誌買うのなんて何年ぶりだろ(taitokuさんいろいろありがとう~)。なにしろ人見知りが激しい上に、どのニコマスPも天上界の人々に感じてしまう見る専なので、こういう企画はホント嬉しい。
ニコ動御三家の中でもニコマスは常に著作権問題と向きあわざるを得ない立場にあることもあり、他のジャンルに比べて陰影が濃いのだが、そのせいもあって従来メディアが取り上げてくれることが極めて少ない。ということは歴史を書き残すのは自分たちしかないわけで、その点だけでもこういう仕事が紙として残るのは重要なことだ。
ニコマスPはブログ保有率も高くて、作品解説なんかもけっこうしてくれるんだけど、インタビューというのは自分語りとは違った側面に光を当てるので、これが実に面白い。敷居さんはリスナーのニーズを捉えた上で的確かつクールな質問をするので、インタビューとしてもかなり優れものだ。これに大工Pの熱い歴史解説が加わるのだから、3年間を俯瞰する資料として必要十分。普通は「熱いインタビューと冷静な歴史解説」という組み合わせになりそうなところ、実際は逆というところも面白い。
まぁはっきり言って、ニコマスに触れたこともないような人が読んでもチンプンカンプンな本だけど(同人誌はそれでいいんだけど)、そういう人はのちの歴史家がこれを資料として書くものを読めばいいので、現時点でこの三冊の持つ価値は計り知れない。というか、ニコマスは衰退どころかいまだ毎日100作品も上がる大きなジャンルなので、これからも継続して出してもらいたいところ。がんばってください:-)
「敷居の部屋」シリーズはサークル敷居亭関連情報まとめ&通販受付から、通販でも入手できる。
2011-01-23(日)
■ 「川崎フロンターレ新体制発表会見」に行ってきた
フロンターレ新体制発表会見に応募したらチケットが当たってしまったので、ミューザ川崎まで行ってきた。15:00~18:00のイベントなのに、朝11時から並んだよ。ことサッカーのことになるとよく並ぶな! おかげでなかなか良い席が取れたけど。
フロンターレというチームは、スタジアムでのいろいろなイベントを他球団が見学に来ることからもわかるように、こういうイベントにはやたらと力をいれるというか、サポーターを喜ばせる(というか一緒に楽しむ)ことにかけてはこだわりがあるので、たいへん楽しいイベントだった。
イベントそのものがミューザ川崎を本拠地とする東京交響楽団とのコラボで、音響が素晴らしいことで評価の高いミューザ川崎のシンフォニーホールでブラスアンサンブルが聴ける。東京交響楽団はホームでの勝利時にかかるテーマ曲を提供してもらったりと、これまでもいろいろ関係があるので自然なコラボ。もちろん演奏会の最後にはこのテーマで盛り上がるわけだ。
その他にも、今年のキーワード「挑」の書を、わざわざ岡本太郎記念館から借り受けてきたり、それをユニフォームにプリントしたり、おまけに今年からユニフォームのサプライヤになったPUMA(スタッフが全員川崎にゆかりがある)から巨大なユニフォーム型のビッグフラッグ贈呈があったり。最後はサポーターから贈られた巨大な青いダルマに、相馬新監督が目玉を書き入れてタイトル奪取を誓う。隅から隅まで考えぬかれたエンターテイメントで、実にすばらしい。ここまでやられたら、今年も応援せざるを得ないよなぁ。
とはいえ、発表になったチームメンバの中にブラジル人がジュニーニョしかいないとか、DF強化というわりには森勇介がいないとか(勇介が右サイドにいないフロンターレなんてなぁ……)、もちろん監督業2年目の新監督とか、いろいろ不安はある。逆に、ケンゴは海外移籍を取りやめたし、山瀬の加入はそうとうなパワーアップだし、プラス要素もあるわけで、期待と不安がいり混じってはいるのだけれど。まぁ、今年も引き続き、なにかやってくれそうな面白いチームではあります。
◆ やまざき [個人的には右サイドは吉田にがんばって欲しいっす あと・・・杉浦が愛媛で10番背負ってますね(^^)]
2016-01-23(土)
■ Xperia Z5 Compactが届いた
朝から出かけていたので、まさか午前中に宅配トラッカーからお届け通知が来るとは思わなかった。Amazonプライムでもないのに24Hかからないのかよ……。というわけで昨日買ったXperia Z5cが到着。おれがこんなにSONY製品ばっかり買う未来がくるって10年前の自分に教えてやりたい。
夕方からようやくセットアップ開始。紙のマニュアルは中国語だけど普通に日本語でセットアップできるので問題ない。筐体はプラスチックになったけど、ガラス+金属よりもぬくもりと柔らかさがあってこっちの方が好きだな。手に持つ機械が冷たいのはいかんよ。
で「さてSIMを入れ替えよう」として「あっ」となった:
くっそー、おれはアホか(笑)。最新機種がmicro SIMなわけねーだろ。慌ててIIJmioにnano SIMへの交換依頼を出して(約2K円、想定外の出費だけど想定しておけというヤツ)、届くまではWiFiオンリーで使うことに。まぁ電話は家にかけることにしか使ってないし、外での通信はタブレット経由でテザリングすればいいしね。
ガイドに従ってZ1fに近づけたらNFC + Bluetoothで旧端末のアプリが設定もろとも一瞬で飛んできてびっくり。lolipopからの新機能だそうで、Androidの一番ダメな部分も改善されてるんだ。時代は進んでいるのだなぁ。もっとも非対応のアプリは例によってポチポチと手動で設定を移さなければならないんだけど。あと、電源ボタンを兼ねる指紋センサーに登録したら認証が一瞬で「あー、これが待ち受け画面を無意味にさせるヤツかー」と感心したり。
本格的なセットアップはまた明日。
2019-01-23(水)
■ ケーブル類を一新
ほぼ1年前にUSBの充電ケーブルをマグネット式のに替えたんだけど、端子の接触が悪くなってきたのでパーツを買おうと思ったらなんとディスコンになっていて買えないという。まさに1年前に予想していた事態が起きていたわけだが、腹立たしいのはそんな予想をしていながらなんの手も打ってなかったことである(笑)。いや、笑いごとじゃないんだけど。
まぁ高速充電もできなかったし、非接触充電がもうちょっと実用的になるまではケーブル直挿し体制に戻そう。というわけでChromebookもUSB-Cなのでケーブル類をどばっと買った。USB-Cなケーブルは種類もメーカーも多くて困るんだけど、最近は中国の業者のサクラレビューが多くてまったく信頼できないこともあり、安全パイのAnkerにした。これで安心。
ついでに(Chromebookの外部モニタ接続のためもあって)ディスプレイケーブルもデジタルにした。なんと今までアナログVGAだったのである! PC側はDisplayPortなのでこれ:
Chromebookの方はアダプタだけあればいいだろうってことでこれを:
ちょうど週末にOSS Gateの進行役があるからさっそく使おう(いきなり本番でトラブルがあるとかは考えない)。
◆ しんちゃん [書影プラグインはDVDでもいけるのかな?]
◆ ただただし [DVDはコードがないからなぁ。Amazon専用のコードならあるけど。 書影プラグインは同じインタフェースでAmazo..]
◆ HAL99 [Amazon専用と思えば、DVDやゲームでも書影を取ってこれますね(^^;;]
◆ ただただし [「書影」と呼ぶことには抵抗があるけどね(笑)]