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ただのにっき


2014-04-01(火) [長年日記]

父の葬儀

告別式は9時開始。田舎の叔父夫婦と弟が葬儀場に泊まりこんでいるので、弟を解放するために5時に起きて一人で式場へ。朝飯にコンビニおにぎりを買ってきたら、叔父夫婦は初めて食べるという。米農家の二人は、しきりに米の旨さに感心していた。まぁなー、コンビニおにぎりは主戦場だからなー。

さて、お袋と弟がギリになるまで会場に現れないというヤキモキ状態だったが、告別式も時間通りに開始。通夜よりは少人数になったが、それでも「家族葬」という名前の印象からはやや多め。今日は姪っ子たちも寝ないで焼香できた。いまは初七日法要も続けてやってしまうそうで(7日間の時間を圧縮してしまうとは恐ろしいまでの合理化だ)、連続して読経がなされ、焼香も2回させられる。ここまで合理化するのに、儀式じたいはなくならないんだよな。不思議だ。

ちなみに本当に身内しかいないときは信仰の違いを理由に線香一本あげないのだが、セレモニーの場ではいちおう焼香くらいはする。以前、バリの寺院を見学したときに肌の露出を避けるためにサロンを腰に巻いたのと同様、観光客として異教徒の神聖な場を乱さない振る舞いをしているだけだけど。数珠まで身につける気はないが。

読経が終わると棺桶に蓋をする。ここで親父の姿とはおさらば。思い出の品をいくつかと花を詰め込んで、お決まりの「石で釘を打つ」儀式もしっかりやって、男衆(といっても年寄りばかり)の力を借りて霊柩車へ。子供のころによく見かけた金ピカの霊柩車はもはや過去の遺物で、今はメルセデスの黒塗りステーションワゴン。棺桶をしっかり固定する金具が妙に凝っていてカッコ良かった。

霊柩車乗るのはお袋と坊さんで、残りは自家用車に分乗して火葬場へ。遺族が位牌や遺影を胸に抱えて火葬場に向かう……というお決まりのシーンはなくて、なぜかというとおれも弟も運転手だからなんだけど。火葬場は車で5分足らず、棺桶を釜に入れて、読経、焼香。そのまま待合室に入って、また思い出話に花が咲く。

1時間少々待てば焼き上がりである。まだ熱々の遺骨にまずは肉親だけが呼ばれて骨の確認。たぶん他人が見たらヤバいものが混じってたりしないかどうか事前にチェックさせるのが目的だと思うが、確認たって別人のを見せられても見分けがつくわけもないので何の意味があるのやら。その後全員再集合して、2人ひと組で箸を使って骨壷へ骨を運び入れる。頭蓋骨を最後に入れるというルールは祖父・祖母のときの記憶にある通りだったけど、そういえば「これが喉仏です」という説明がなかったな。あれは地域差があるんだろうか。あまり意味があるとも思えないので個人的にはどうでもいいが、どうしても故人の喉仏を見たい人もいるんじゃないでしょうか。

そういえば火葬場へのルートは行きと帰りで変えるものだそうで、葬儀場の人が葬儀場の出入口が分かれているからそれで良いかと聞くので、だったらそれでいいですよ、と。というかなんであんな変な構造になってるのかと不思議だったんだよ、そういう理由か。儀式の形骸化もここに極まれり。

坊さんとは火葬場で別れ、親族だけでもどった葬儀場でまた食事。こんどは懐石のコース、温泉旅館の夕飯クラスの分量で腹いっぱいになる。あいさつは弟に押し付けたら娘を使ってうまいことやりやがった。こういうシーンで子供は武器だなぁ。参加者も無事にひととおり終わったという開放感からか、明るい雰囲気である。おっと、これが葬式だということをほぼ忘れていたよ。

という感じでぶじ解散。実家に戻って少し待っていると、葬儀場の人が祭壇を設置しにやってくる。東向きの以前おれが使っていたいい部屋を使うことにしたんだが、6畳の部屋の壁面いっぱいが祭壇と花とお供えでいっぱいになってしまう。こりゃたまらんな。まぁ、花は枯れるし、お供えも徐々に減らしていくんだろうが、四十九日までは基本このままだ。我が家だったら置き場所ないよこれ。難儀なものだ。

さっそく噂を聞きつけた近所の人が焼香にきたりする合間を縫って、香典の整理などをする。葬儀費用(戒名・布施を除く)の半分くらいが香典でまかなえる計算。ま、こんなもんですかね。他にも残りの儀式ワークや、役所ワークの準備もあるが、今日はもうくたびれたので続きは後日。弟は叔父夫婦を送っていったので、お袋とうちの夫婦で天ぷら屋に行って夕飯を取ってからまっすぐ帰宅→バタンキュー。おれは施主として、かみさんも久しぶりの嫁ワークをしてヘトヘトだ。お疲れさまでした。


2014-04-03(木) [長年日記]

父の四十九日の打ち合わせ

告別式の翌日はだいたい寝て過ごしたのだが、今日は葬儀の会計をしに葬儀場から人が来るというのでお袋から来てくれと言われて朝から実家へ出向く。

その前に坊さんに電話して四十九日について聞いておいてもらったら、

  • 親戚とか呼ばずに親族だけでいい
  • 会食とかもしなくていい
  • そもそも納骨だけして墓前で読経すれば十分

というたいへんぶっちゃけたアドバイスをいただく。ではその方向で。

10:30ごろ、葬儀屋がわざわざ出向いてきてくれたので、葬儀費用を現金決済。見積もり時から少し出入りがあったものの、だいたい当初の計画内におさまった。その後、今後の役所ワークのチェックリストをもらったり、納骨や位牌、仏壇の話を聞かせてもらったものの、四十九日の法要や会食をうちでやってくれ的な押し売りは特になく。家族葬が増えていてそういうイベントをする家が減っているとはいえ、けっこう良心的だぞ、湘和会堂。

そうそう、通夜や告別式の香典返しをその場でしてしまうのは最近ではもはや常識だが、さらに弔問客が好きなものを選べるようになっている。リストの中から3種類ほど選んでおいたものを多めに見積もって用意してもらったんだけど、その中で担当者イチオシだったのが「青汁」。人気があるというなら……ということでそれも用意しておいたものの、これがまったく売れない。ほぼ全数が残ってしまった。どういうことだ。で、(今後自宅に来る弔問客向けに)他の香典返しに変更してくれと頼んだら、快諾してくれたものの新しいのは消費税が8%になるので差額が発生するという。なんつーか、ふざけた話だよ。まぁいいけどさ。

そんなわけで葬儀屋との押し問答もとくになく、納骨だけの四十九日で済ますことは決定。坊さんや弟と日程をすりあわせたり、そもそも親父がひとりで建てた墓はどこにあるのかよくわからんということになり(ほんと独善的で家族に相談しないで決める人だったからあとでいろいろと困る)、書類をひっくり返したり。お袋にまかせておけそうにないので、調整作業はおれが引き受けることになった。そういえば、まだ手を付けないけど遺産の話とかも面倒なんだよなぁ。


2014-04-05(土) [長年日記]

今年も相模女子大の桜を見に行った

[写真]雨上がりで花びらに水滴が

昨年に引き続き、今年の花見も相模女子大へ。朝はいい感じに晴れていたのに昼前から曇りはじめて、女子大に入る頃にはけっこうな降りに。もっともアメッシュによれば相模原・町田近辺だけの局所的な雲らしいのでそのまま歩きながら上がるのを待つ。もう4月になって学校は始まっているので、キャンパスにはセーラー服の女子高生がうろうろしている(というかうろうろしているのはおれらの方だが)。もちろんメインは桜だよ。ホントだよ。

[写真]百年桜

ここ数日の雨と風でソメイヨシノの多くはだいぶ散り始めてしまっていたけど、百年桜はいつも開花が他の樹よりも遅めなのでちょうど満開。いいタイミングだった。

その他の写真はこちら


2014-04-06(日) [長年日記]

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!のライブビューイングへ行ってきた

忌引休暇中に楽しいことをすると腹をたてる人がいるのでこの日記は公開しないかも知れないし、時間がたったら公開するかも知れない。故人の気持ちを想像すれば自明だと思うんだけど、自分が残した家族には存分に楽しい人生を送って欲しいと考えるはずで、ゆえに喪中という概念はほんとにクソだ。だからおれは気にせず人生を楽しむ。

2月(もう先々月!)のSSAですっかりアイマスライブに味をしめてしまったので、シンデレラガールズ(以下デレマス)の記念すべき1stライブにも参加するわけです。本会場チケットは入手できなかったので横浜ブルク13でのライブビューイング(LV)、それも最終の夜公演のみだけど。

30分くらい前に映画館に着くと、すでに入場待ち列が形成されていた。おまえら本当に行列が好きだな、指定席なのに。チケットのおまけのドラマCDを受け取ってからその行列を遠巻きに眺めていたら、女性が一人近づいてきてキットカットの袋を差し出してくる。「どうぞ。あの、アイマスの……」「えっ、えー、あ、ありがとうございます」って、わけわかんねえよ!(笑) というか他の映画の客もいるのになんでおれがプロデューサーだってわかったんだよ。

デレマスというのはProject iM@Sの中でも微妙な立ち位置の作品で*1、ソーシャルゲームというプラットフォームに進出するのも初めて、加えて新規アイドルばかり100人以上という大冒険、スタート直後にコケてもぜんぜん不思議じゃないハイリスクな案件だったと思う。いまだにソシャゲだというだけで敬遠しているPが少なくないくらいだし。その後登場したミリオンスターズに本家765組のサポートがしっかりとあるのに比べても、いまだにイロモノ・傍流という扱いはあんまり変わっていない。

そんな微妙なコンテンツを無視できない存在に育て上げたのは累計400万人*2におよぶPたちなわけで、その熱気は間違いなく演者たちに伝わってるはず。1stライブだからといってハンパなことはしてこないだろうという期待は完全に叶えられた。というか予想を軽々と超えてきたね。以下、感想。SSAのはあんな感じにしたけど、今回はソロ順演者別で。

原紗友里 (本田未央役)

ライブで聴きたい曲は? と聴かれたPの7、8割はたぶん「ミツボシ☆☆★」をあげるんじゃないかと思うのだけど、実際、ソロ曲のトップバッターは他に考えられない。「生ける本田未央」みたいな飯屋は、デレマスのムードメーカーとして最高だ。初日は硬さが残っていたそうだけど、最終公演は力も抜けて、ステージを力いっぱい跳ねまわっていた。はー、しっかしほんとミツボシはいい曲。この曲が欠けたらライブの魅力が半減するよね。

山本希望 (城ヶ崎莉嘉役)

写真や動画ではちょくちょく目にしていたけど、生のぞふぃすを見るのは初めて。元気でかわいいし、莉嘉っぽくていいっすなぁ。DOKIDOKIはデレマスの中でもけっこう好きな曲なので生で聴けてよかった。LVなので生じゃないけど!

山佳村はるか (城ヶ崎美嘉役)

デレマスがアイマスの中で微妙な立ち位置にあるとすると、るるきゃんはデレマスの中で一番微妙な位置にいる。デレラジだって本来はニュージェネ3人でやるべきところを、未央のデビューが遅れた余波で投入されてしまったわけで、ライブでもニュージェネが前面に出る演出が多いなか少し脇に追いやられてしまっていて……それゆえに観てる側はかえって応援したくなってしまうのだよな。

TOKIMEKIの振り付けに自分で工夫を入れたりしてすごくがんばってるのがわかるので、いろいろ割り引いて観てしまう……けど音程外しまくりなので歌はもうちょっと頑張ろうな! とは思う……が、終わってから脳内でループする割合が多いのはなぜかTOKIMEKIエスカレートなのが不思議だ。あと、のぞふぃすと姉妹的なからみがけっこうあったのは嬉しかったね。

松嵜麗 (諸星きらり役)

今回のライブに合わせてガチャに投入されたWMシリーズのSRにエピソードがついていて、きらりのシナリオがキャラの内面に踏み込んでいて反則すぎるというか、もう二度と「やたらとやかましい不思議ちゃん」というステレオタイプとしては見られなくなってしまったのですよ。そんなバイアスがかかった状態でライブを観ているので、いちいちれいちゃまの挙動が気になってしまうという。まぁ、そんなことは抜きにしてもれいちゃまはホントにキュートなのだけど。おまけに最後のあいさつで、きらりとは違ったれいちゃまの内面が涙ながらに語られて、よけいにきらりのキャラクタに深みが増したのはいいですなぁ。

黒沢ともよ (赤城みりあ役)

他のイベントに参加してた人たちから「もよちーは化け物だ」という評判を聞いていたけど、ほんとバケモンだわこのコ。今回ダンサーはSSAでも踊ってくれていた人たちだったのだけど、彼女たちとほぼ同じダンスを歌いながらやるのだ。小さい体のどこにそんなエネルギーがあるのか不思議なくらい、そりゃもうすさまじいアクション。おまけに「R・O・M・A・N・T・I・C」の部分でも客を上手に煽るし、ステージ慣れしていてほんとすごい。

最後のあいさつでもトップバッター、涙ひとつみせず立派にこなして余裕たっぷり。さすがに歌はところどころ音程が外れたりしたものの、それすらも計算ではないかと訝ってしまうほどのスーパー高校生だった。おかげで、みりあというよりは(ミリマスの)周防桃子がだぶって見える始末。アイマスの看板の重さを意識するような歳でもないし、実際、素はあんな感じなのかも知れない。

五十嵐裕美 (双葉杏役)

ようやく初メデメデ! 会場のコールがないと単独では成立しない曲というのもなんかすごい話だけど、やっぱ楽しいねー。ちゃんと戦略的休憩もあったし。ゆきんこが思いのほか杏っぽくて、ほんとに愛らしいのもよかった。

なので最後のあいさつで泣きだしたときは本当にびっくりした。いやあんた、杏を抜きにしてもそういうキャラじゃないだろうと思うわけじゃん。でも、デレマス勢で最初にライブで歌った話(2年前のマチ★アソビ)や、優秀な後輩たちがぞくぞくと参入してくる話を聞いて、ああこの人もデレマスの持つ独特のプレッシャーと戦ってきたんだなぁとわかってじんわりきた。あとになってシンデレラガールズの仲間についてTwitterでかけがえのない存在と言っているのを見かけて、そうなんだよなぁ、アイマスに関わるとどんどん重みが増してくるんだよねぇ……なんてわかった風な感想を抱くなどしたのだった。

高森奈津美 (前川みく役)

デレマス始めたときから一貫してみくPなのに、これも初にゃーにゃー! 衣装はとうぜん猫耳付きなのは良いとして、しっぽがないじゃーんと心の中でツッコんだけど、代わり(?)に首元に鈴がついていてそれがたいそう可愛かったので良し。CDでは意識しなかったけど、なつねぇはけっこう声量があるなぁ。今回の出演者の中で一番声量があったかも。アイマス声優の中ではひろりんがダントツだけど、個人的に声量のあるシンガーは好きなのでこれは嬉しい発見。

で、10代のもよちーが完璧なあいさつをした直後に、20代後半にもなるなつねぇが泣いてしまって、それもかなりのガチ泣きだったので、これまたびっくり(というか後続のメンバが次々と陥落したのはこれが原因。もちろん観客も陥落)。この人もそういうキャラではないと思っていたけど、一方で彼女がみくになる前からアイマスが大好きな「高森P」だったことを知ってるわけで「あこがれのアイマスの一員として1stライブのステージに立ち、すべての公演をぶじにこなした」という状況で泣くなという方が無理だし、それを知ってるPたちにもらい泣きするなというのも無理な話である。ほんとうに良かったねぇ、高森P。

大坪由佳 (三村かな子役)

かな子はかなり初期に声がついたのに、ゆかちんの姿を目にするのはこれが初めて。腕カバーっぽい衣装の下にある二の腕がどんな感じなのか気になって仕方がないのはかな子と重ねすぎだと思うけど(笑)、それくらいかな子役に似合っていた。昨日の公演でショコラ・ティアラの振り付けの秘密が語られたそうだけど、終わってから知ったので後の祭りなのだった。円盤はよ。彼女もアイマス好きとして知られているけど、そういう意味でいろんなところで感極まっていて、よかったねぇ。

津田美波 (小日向美穂役)

新田美波役と津田美波は別人というややこしい状況だが(ほんとデレマス・ミリマスの人たちはもう名前と顔を覚えるのがもう大変で大変で)、ちょっと垢抜けない感じの美少女で「小日向ちゃんぽい!」と感心していた。客観的には出てくる人がみんな役柄に似ているはずがないので、見ている側のバイアスという他に理由がないわけだが、それでもそういう風に見えるように努力してくれてるのだよなぁということはわかる。Naked Romanceの最後でジャケットと同じポーズをとるあたりなんてすごくニクい。あれでズキューンとやられた。

大橋彩香 (島村卯月役)

はっしーが出てくるだけでステージが2割増しで明るくなる気がする。ソロの「S(mile)ING!」だけでなく、「おねシン」や「輝く世界の魔法」も含め、名実ともデレマスのセンターにしてリーダー。抜群の安定感。

とはいえ、このコも芸歴とアイマス歴が半年くらいしか違わない新人声優なわけで、たいしたものだ。というか、みんなが盛大に泣き崩れているあいさつでも(彼女のポリシーもあって)最後までその笑顔を絶やさなかったのはちょっと怖いくらいにすごい。765組のセンターであるえりりんが、最初は小さくて軽かったアイマスの看板とともに成長していったのに対して、はっしーは最初からずっしり重い看板を背負わされているわけで、その重圧のもとでのあの笑顔。最後の「アイマスですよ、アイマス!」まできっちりこなして、SSAからの継承っぷりに感動もひとしおだ。

青木瑠璃子 (多田李衣菜役)

SSAでハートを撃ち抜かれて以来、るーりぃはおれの中の重要なポジションに居座ってしまったので、客観的な評価なんてできないのだった。Nation Blueでふーりんとめっちゃクールな表情を魅せたと思ったら、直後のTwilight Skyでは満面の笑顔でステージを縦横無尽に走り回る。長い手足を存分に振り回して*3、とにかく目立つ目立つ。るーりぃほんま最高や。

あとこれだけは記しておかねばならないProject Twilight Sky。るーりぃの希望とPたちの団結が実を結んだすばらしいプロジェクト。LVのスクリーンにもしっかり映っていた。主催者側からコントロールされる遠隔操作型のペンライトではなく、自主的なサイリウムでこれをやったアイマスPたちを誇りに思う。

福原綾香 (渋谷凛役)

最初のCDを聴いたときは「え、ド新人? 大丈夫かな、このコ……」とかなーり心配になったものだけど、新しいCDやライブのたびに実力をあげてきてもうすっかり安心して観ていられるもう一人の大黒柱ふーりん。そのハイペースな成長ぶりは、見えないところでの鍛錬があることを伺わせるわけで、努力家なんだよなぁ、きっと。MCではかなり泣いていたけど、歌はきっちりクールに決めてくるプロ意識もなかなかのもの。

凛と同じペースで成長する姿はまさにシンデレラを体現していて、そういう意味で総選挙中間発表で凛が1位になっていたのは象徴的だ*4。このまま第3代シンデレラになっちゃえー、と思わなくもない。

洲崎綾 (新田美波役)

性格的にかなり破綻している人だと聞いていたけど、そもそも(キルラキルの)満艦飾マコと新田美波を両方この人に重ね合わせるのはぜったい無理な気がする。でも歌はなんかすごかった。あまりに完全にCDクオリティだったので「もしかして口パクなんじゃね?」と疑ってしまうくらいに安定した歌唱だったのよ。なんだよ、売れっ子だけあって実力派なのだなぁ。

内田真礼 (神崎蘭子役)

色白の美少女に「蘭子が着そう」なアレンジをされた衣装もあいまって、今回の出演者の中でもっとも役柄が乗り移っていた。MCで泣きそうになったら代わりに蘭子を憑依させて照れ隠しをするあたりなんて、きゅんきゅんしますな。歌も振り付けもまんま蘭子で、いやーええもん見せてもらった感。

早見沙織 (高垣楓役)

楓さんは元モデルのミステリアスな美女(でも中身はおっさん)という設定なので体現することがそもそもハードル高いキャラなのだけど、はやみんは決して美人ではないし、トークもうまくなければダンスもあんまり得意な感じじゃない……となかなか苦労しそうなスペックなのに、その歌声ですべてのネガティブ要素を吹き飛ばしてしまった。曲の途中で拍手が起きちゃうなんて、キングの「隣に…」くらいしか思い浮かばない。アイマスの仲間になってくれてありがとうございますとしか言いようがない。


結果的に 1stライブとしては望外の大成功だったと思うし、LVとはいえ参加できてとてもよかった。彼女たち(特にふーりん)がステージ上で語っていたように、これは到達点ではなくむしろ出発点なので、これからの発展にもますます期待だ。とはいえ、デレマスのゲームは登録人数400万人と数字だけは威勢がいいが、正味のプレイ人数はそんなに増えてないだろうし(10万人くらい?)、最近は課金前提のシステム拡張が増してきていて無・微課金勢にとって厳しい状況。そもそもゲームとして複雑になりすぎているきらいがある。裾野を切り捨てるような状況がソシャゲ的に吉と出るとは思えないのだけど、はてさて。

そういや、LVだしサイリウムはなくていいやーと考えて手ぶらで参加したし、そのとおりなくてもぜんぜん問題なかったのだけど(演者に見えるわけじゃないしな。振ってる人は7、8割くらいだった)、手持ち無沙汰というのは想定外だった。手の置き場所がない(笑)。いやまぁ、空手で振ってても良かっただけど、つくづく何もしていない人間の手は邪魔だなーと思ったね。次回があったらちゃんと調達して行こうと思った。

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Tags: idolm@ster

*1 もっと微妙な作品もあるけどね……。

*2 本日イベント中に発表された数字。

*3 衣装がショートパンツなのですらりと伸びた脚がいっそう強調されてすばらしかった。るーりぃの衣装を決めた人が今回の裏方MVP。

*4 直近のイベントやガチャの新SRになってるキャラが上位にくるのは当然なんだけど。


2014-04-08(火) [長年日記]

墓を見に行く

忌引休暇も今日で最終日。誰に聞いてもこの期間は大変だよ~と言われるのだけど、弟が役所ワークを一手に引き受けてくれたので本番以外はそんなに大変じゃなかった。まぁ、遺産相続とか一番大変そうなのは後回しにしているからだけど。

親父はちゃんと自分の墓を用意しておいてくれたので*1納骨に関しても多少の手続きと儀式準備だけだ。

とはいえ、実は誰も墓そのものを見てないのだ。市内にできた新しい霊園に土地を用意したときには見に行ったけど、その後なぜか秘密主義(というか非公開主義)な親父は墓石も勝手に選んで銘も勝手につけて、できたという連絡すら家族にしていないという。用意はいいけど連絡や相談ができない人であった。

というわけで、霊園に電話して「うちの墓、どこにあるんでしょう?」という間抜けな質問をするところからスタート。昨日になって名義変更の書類や管理料の引き落とし口座の変更などに混じって配置図が届いたので、午後からお袋を乗せて行ってきた。

写真を載せると場所が特定されてしまいそうなのでやめておくが、想像以上に小さいの。まぁそこの霊園の墓はおおむねみんなそのサイズなのだけど、祖父母の頃の墓に比べると面積にして半分以下じゃなかろうか。まぁ、実用面では何個かの骨壷さえ入ればいいので狭くてもどうでもいいけどさ。そもそもこの狭い国で墓のためにこんなに広い土地を使うなんて、むしろ罰当たりな行為だと思うのだけど。

墓石は中央に「◯◯家」と毛筆体で彫られた極めてオーソドックスなもの。まぁ、この手のもので冒険をする人じゃなかったね。近くに「千の風になって」と彫られた墓石を見てしまったので、心底「これで良かった」と思った(笑)。

それから他の墓を見て回って、墓誌のフォーマットのトレンドを確認したり。戒名、俗名、没年、享年の4要素が基本らしいが、さて、もしここにおれが入ることになったら戒名なんて付けないだろうし、そもそも戒名には値段による厳然たる格差があるので、並べたときに差がつくのはあんまり良くない。ということで、戒名は抜くことにした。あと墓参に来た人へのUX向上のためには没年は和暦じゃなくて西暦にすべきだと思ったのでそう主張した。墓参してきた平成以降の年号に生まれた子孫に、先祖の没年をいちいち計算させるのはやめるべきだ。

*1 客観的にみて、いろいろと準備のいい人だったと思う。遺族としては他家よりかなり楽できたはず。


2014-04-12(土) [長年日記]

庭をリニューアル中

庭に芝生を植えてからもう9年以上がたち、さすがに寿命で庭が緑になることもなくなってしまったので、リニューアルを敢行することに。

まずは古い芝をひっぺがさないといけないということで週末を使って庭を掘り返しているんだけど、いやー、これが大変。狭い庭だったはずなのに、芝をはがして土を掘り起こすだけでも2日かかってまだ終わりが見えない*1。なかなか前途多難である。

そういえばやはり9年前に植えたヘデラヘリックスも、根本はすっかり太くなってまるで樹木のよう。敷地のはずれに植えたそいつの根っこがはるばる庭の中央付近にまで伸びてきていてなかなか怖い。家の地下はどんな様相になっているのやら。

Tags: gardening

*1 集中しないでちょっとずつやっているというのもあるけど。


2014-04-13(日) [長年日記]

富士山一周(リハビリ)

[写真]富士山スカイラインにて富士山とR1200GS 3月からなんやかんやで忙しくて、春になったのにぜんぜんバイクに乗れなくなってしまっていた。ようやく復活。リハビリがてらいつもの富士山一周コース。

ちょうど桜前線が富士山の山腹を回っている感じだったせいか、御殿場から富士山スカイラインを上っていくと満開のソメイヨシノが徐々にその蕾を閉じていったり(下りはその逆)、等高線沿いに走っているとずーっと満開だったりして、なかなかいいタイミングだったようだ。

あいかわらず運転してるあいだは花粉症の症状は出ない。が、やっぱり降りてからがつらいので5月から梅雨になるまでにできるだけあちこち行きたいなー。

ところでナビをAndroid端末で置き換える計画、今日はMapFan。地図データがダウンロードできるということで電波の届かないところをよく走る身としてはいいかなーと思ったが、うーん、イマイチ。バイクのナビとして使うにはこんな欠点があって専用ナビを置き換えるのは無理かな:

  • 明るい場所での視認性が悪い (ルートの色が明るい緑で見えにくい)
  • GPSのちょっとしたブレを拾っていちいちリルートする (別にコースをずれてるわけじゃないのに)
  • 表示が細かすぎて字が読めない (というか画面にいろいろ詰め込みすぎ)
  • 無視していいような細い枝道でも音声案内が入る (交差点でもないならスルーしてよ)
  • ムダな操作が多い (ナビを開始しても現在地追従させないと案内が始まらない)

総じてUIの作りこみが足らない。次はなにを試そうかなー。

[写真]水仙と桜]

[写真]桜と富士山

Tags: r1200gs

2014-04-17(木) [長年日記]

Kindle Personal DocumentsとAmazon Cloud Driveが(ようやく)合体

今朝Amazonから表題のようなメールが入っていて、噂はずいぶん前から聞いていたけどようやくか! とさっそくAmazon.co.jpのCloud Driveへ見に行った……ら、ないのよ、おれのPersonal Documents。で「あー、もしかして」と気づいてAmazon.comの方を見に行ったらあった。Kindle日本上陸のときにやったアカウント統合とはいったいなんだったの……。

まぁ、普段からKindleまわりのメールはAmazon.comが発信元だったけどさ。でもMy KindleにあるPersonal Documentsは.comでも.co.jpでも使えるので、単に.co.jp側の統合作業が遅れているだかなのかも知れない。このKindleをめぐるAmazonのアカウント関連の複雑さ具合はたぶん目を背けたくなるレベルなんじゃないかなー、と想像する。ときどき配送が止まったりするのもこの関係じゃないかと疑っているのだが。中の人、がんばって下さい。

[スクリーンショット]Cloud Drive側から見たPersonal Documents

というわけで、.comの方のCloud Driveにアクセスすると「Send-to-Kindleドキュメント」というフォルダができていて、そこに見慣れた(未読の)本がずらりと並んでいた。これで専用クライアントを入れれば、あのどうしようもないPersonal DocumentsのUIを使わずにサクサクと蔵書管理ができるなーと嬉しくなる。

……とはいうものの、どうやらできるのは削除くらいらしくて(あとはファイル名変更くらい?)、Cloud Driveに直接アップロードしたファイルは実際のPersonal Documentsには登場しないようだ(結果的にKindleにも同期されない):

  • 自作の.mobiファイルをCloud Driveにアップロード → ダメ
  • Cloud Driveにあった.azwファイルをダウンロードして別名でアップロード → ダメ
  • 従来のSend to Kindleユーティリティで.mobiファイルをアップロード → .azwファイルになってKindleに登場

うーん、これで入れ替えが楽になると思ったんだがなぁ。まぁ.mobiを.azwにどこで変換するかという問題があるので複雑な事情がありそうだけど(常々.mobiそのままで転送しろよとは思っているが)。

あと、せめて.azwファイルの表紙くらいは見せて欲しいよね……。

と、いろいろ不満はあるが、もっとも嬉しいのはCloud Driveは金で容量を増やせるという点だ。Personal Documentsは5GBがいっぱいになったらおしまいだったが、こっちは足らなくなったら買えばいい。いままで使用量50%を超えたあたりからDropboxに避難させたりしつつケチケチ使っていたけど、その心配ともおさらばだ。あとは3桁に突入してからは数えることをやめた積ん読をなんとかしないとね(白目)。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

ただただし [その後いろいろいじっていたら、Cloud Drive側で削除したファイルがPersonal Documents側では..]


2014-04-19(土) [長年日記]

「大江戸Ruby会議04」へ行ってきた

[写真]江戸東京博物館

今年も大江戸があるというので行ってきました江戸東京博物館。というか江戸東京博物館ってカンファレンスできるんだ、というか借りられるんだ!? と思ったら地下に普通のホールがあった(しかも安いらしい)。なかなか良いホールでしたな、携帯の電波が全滅だったけど*1。懇親会は両国駅前にあるちゃんこ屋で、朝から晩まで江戸三昧な感じだった(どんな感じだ)。

Asakusa.rbの記念ミートアップで、名前にもRubyが入っているのに、なんだか半分くらいはRuby関係ない感じの講演だったが……というのはもちろん嘘でRubyと直接関係のない講演は数えるほどだったけど、印象が強いのでそんな気分になってしまうという。もう名前にRubyを冠さなくてもいいんじゃないの、というのはThe RubyKaigiでも同じ感想を抱いたなそういえば。これも@kakutaniカラーか。

講演者の顔ぶれがなかなかすごいのだけど、やはり(古いRubyユーザとしては)@mineroaokiの復活がエポック(でも内容はRuby関係なかったw)。あとは笹田・鳥井の盛大なノロケ講演が内容的にはガチなRuby内部構造の話だったり、あとは(偶然日本に居合わせた)Terence LeeがBundlerの話をするというのも相当な贅沢だったねぇ。@a_matsudaの家を建てた話は、家を建てたことのあるプログラマなら誰もが通る道なのでおかしかった(10年前のおれとだいたい同じ感想だった)。

講演リストを見返してみると、なんだか「ボーダーを越える」話がやたらと多かった気がするね。国境を越える話、言語を越える話、リアルとバーチャルを越える話。言語実装と言語利用のボーダー、オープンとエンタープライズのボーダー。いろんなボーダーを越えて集まっているところがAsakusa.rbの魅力なんでしょう。

懇親会では隣に座った@igaiga555(部長)が盛り立ててくれるのいいことに座りっぱなしで飲んでいてたけど、その後流れてきた若者に説教をしたような気がする……。飲んで説教するのは明らかに老害なので、もう懇親会でアルコールはとらない方がいいかもな、おれ。

Tags: ruby

*1 おかげで今日はフェスにぜんぜん参戦できず(デレマス)。


2014-04-20(日) [長年日記]

tDiary、13歳。ようやく折り返し

[写真]抹茶のケーキ

今日でtDiaryの開発を始めて13年になる(というのを書いているのは例によって日付が変わってからなんだけど)。夕食後には(tDiaryのカラーに合わせて)緑色の抹茶のケーキを。

25年継続するというプロジェクトの目標まで、あと半分を切った*1。こうしてみると、まだまだ先は長いなぁ。まぁ、自分が日記を必要としている限り開発は続くだろうし、日記を必要としなくなる日が来るとは現時点ではあまり想像できないのだけど。

ruby 2.1でとうとう$SAFEが使えなくなってしまったので、これがEOLになる頃には同一サーバ上で複数のtDiaryを動かすのに簡便な方法がなくなってしまう。なのでこれをPaaSのような個々のアプリが分離されているような環境へデプロイできるようにするのが当面の目標。すでにできているじゃないかと思われるかも知れないが、まだ全機能が使えるわけではないので、これを優先的に片付けなければならない。先日リリースしたtDiary 4.0.3ではテーマをオンライン化して、この課題をひとつやっつけた。ここのところ忙しくて他の件に手を付けられずにいたけど(それどころかIssueもだいぶほったらかしだ)、ぼちぼち重い腰をあげなければ。

そうそう(これは偶然だけど)夕飯も緑色だった。ほうれん草のグリーンカレー。

[写真]グリーンカレー

Tags: tDiary

*1 昨日igaigaさんに「(ちょうど半分になる)12.5年で何かやれば良かった」と指摘されたけど後の祭りである。


2014-04-22(火) [長年日記]

【ACL】川崎 3-1 蔚山現代

[写真]川崎 vs 蔚山現代

旅客船沈没で大騒ぎ中の韓国から蔚山現代を迎えてのACL。J1ではいまいち勝ち星が上がらないが、ACLはこれに勝てば決勝トーナメント進出である。とかいって、会社を出たのが遅れてしまってスタジアム入りしたのは後半から。

引き続きチーム状態はいいし、終了間際に失点する「癖」は修正されたっぽいので、そんなにハラハラするようなシーンはなかったかな。ジェシのダメ押しはかっこよかったねぇ。

韓国のチームだけあってさすがに当たりは強いし、例によって審判のレベルには疑問符がつくものの、勝ったのは順当という感じだった。めでたく決勝T進出。おかげでJ1の日程はますます厳しいが、こっちはこっちで行けるところまで行って欲しいという身勝手なサポーター心理よ。

Tags: frontale

2014-04-23(水) [長年日記]

三浦海岸で「合宿」している

[写真]「少年と犬」 仕事で集中検討会を要するというので、場所を変えて「合宿」ということになった。IT企業で合宿というと朝から晩までコードを書いてというイメージだけど、残念ながらずっと会議である。

場所はマホロバ・マインズ三浦。リゾートホテルと謳ってるけど、客室に入って驚いた。構造がまったく普通のマンションで、1人部屋なのにベッドが3つも4つもある。洋室なのに土禁とか、キッチンがあるけどコンロが利用できないとか、だいたい各部屋の前にある廊下が吹きさらしで、どうみても潰れたリゾートマンションの成れの果てだ。物悲しいなぁ。あと「マホロバ」の英綴りが「maholova」なあたりもモゾモゾする。

でもまぁ、貸し会議室にはWiFiがあるし(ただしトラフィックが増えるとルータが死ぬ)、温泉もあってマグロも食べられるので、合宿用途には悪くないかな。

写真は宿の入口にあった謎の彫刻作品。四角柱がブラックホールだとすれば、少年と犬は見つめ合っていると解釈可能です。


2014-04-24(木) [長年日記]

遺伝的アルゴリズムの基礎―GAの謎を解く(斉志, 伊庭)

なんとなく機械学習のリサーチを始めたらなぜか遺伝的アルゴリズム(GA)の方に引き寄せられてしまったので、基本的なところを押さえておこうと思って読んでみた。20年も前の本だ。

一般向けで数式も最小限だし、概略から理論、応用事例まで紹介していて概観するには十分だ。ちまたで公開されているGAの実装を見て「パラメタ調整が大変そうだなー」と思ったけど、実際そのとおりらしくて、パラメタ調整のために遺伝的アルゴリズムを活用するメタGAなんて分野があって笑ってしまった。でもまぁ、面白かった。とくに終盤の人工生命のあたり。

あとはこの20年間でどんだけ進歩したのかフォローアップしたいのだけど何を読んだらいいのかな。というか、GAはかなり枯れてるはずなので、今なら(流行りの)ディープラーニングとか勉強した方がいいんじゃないかと思わなくもない。

Tags: book

2014-04-26(土) [長年日記]

また交通事故に立ち会ってしまった

「立ち会って」って変だな。

買い物帰りに家の近所で右折待ちをしていたら、前の車が横断中の自転車をひっかけてしまい、事故処理に立ち会うはめに。こないだのから4ヶ月ぶり3回目。ってなんでこんなに頻繁に……。さすがにもう慣れたもので(かみさんは隣で悲鳴をあげていたけど)、救急と警察にちゃっちゃと連絡。被害者はおばあちゃんだったけど意識ははっきりしていてよかった。

で、救急車はすぐに来たけど、警察が待てど暮らせどやって来ず、もう帰っちゃおうかなーと思った頃にパトカー到着。パトカーってことはR16沿いの警察署からなわけで、そりゃ時間かかるよなぁ。近所の交番から自転車で来ればいいのに。おまけに現場検証もいまいちおざなりで、こないだの蒲田とはだいぶレベルが違う感じなのだった。


2014-04-29(火) [長年日記]

宮ケ瀬の服部牧場に行ってきた

[写真]人懐こい子羊

最近は夏冬関係なくニットを編んでいるかみさんが、毛糸の原料(?)を見たいというので、宮ヶ瀬湖の近くにある服部牧場に行ってきた。午後から雨という予報だったけど、少しパラパラくる程度でなんとかセーフ。

牛・馬・羊に加えてアヒルや七面鳥、なぜかシマウマまでいる観光牧場(っていうの?)で、家族連れが大勢来ていた。動物たちはいちおう柵の中にいるものの、小さな子羊なんかは簡単に抜け出せるので、柵の外で人間たちに愛想をふりまいていた。まぁ、人懐こくてなかなかかわいい。さすがに毛糸の原料だけあって触るとかなり暖かいし。

牧場内ではアイスやソーセージを売っていて、まぁだいたい買うんだけど、入場料も取らないし、これだけでペイするとは思えないのでいったいどういう収益構造になっているのか気になる(いやな大人)。あとはフィルムコミッションや馬を映画やドラマに貸し出したりもしているそうだけど。会津馬がいて去年の大河ドラマ「八重の桜」のポスターが貼ってあったのでたぶん出てたんだろうなぁ。

そんなこんなで見知らぬ動物の匂いをたっぷりつけて帰ってきたのに、うちの猫たちはぜんぜん反応しないのであった。

[写真]やたら脚が太い馬たち。農耕馬?

[写真]羊たちはだいたいうす汚い

[写真]柵から出てきて餌をねだる子羊たち

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

小さな恋の☆メロディ [ 可愛い写真ありがとうございます。牧場だから、牛乳を出荷していると思います。  オーナーさんは、酪農を身近に皆さんに..]

ただただし [ジャージー牛乳を出荷してるとは書いてありましたね。でもこの規模の牧場を牛乳だけで維持できるとは思えないので、多角経営..]


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