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ただのにっき


2016-09-01(木) [長年日記]

通勤途中にスマホとクレカを拾った

ちょっと遅れぎみに家を出て、駅まで早足で歩いていたら、道路の真ん中にケースに入ったiPhoneが落ちていて、拾ってたら遅刻だし、シカトしちゃうか……と思いつつ横目で見たらケースのポケットにクレジットカードが入っているのを見てしまい。うーん、さすがにこれスルーするわけにはいかんよなぁ。見なきゃよかった(笑)。

駅から5分以上の場所だったけど最寄りの交番は駅前だったのでそこまで持って行って届けた。落し物を届け出るの、何十年ぶりって感じだ。書類には

  • 半年たっても持ち主が現れなかった場合に拾得物の所有権を放棄するか
  • 持ち主が希望した場合に名前を住所を教えてもいいか

というカラムが並んでいて、対応してくれたうっかり警官のせいで後者をOKする署名をさせられてしまう。おいおい。もちろん訂正したが。なお、相手はクレカなので所有権を放棄するのはあたりまえである……と思ったけど、iPhoneはもらっちゃってもいいんじゃなかったのだろうか。いや、あんなもの、くれるつってもお断りだが。

その後、持ち主が現れたかどうかまでは知らない。クレカ止めるまえに戻るといいね。


2016-09-02(金) [長年日記]

Kindle Unlimitedのお試し期間終了

先月から使ってみていたKindle Unlimited、先回りして契約を解除しておいたので、一ヶ月を経過した今日になって無事(?)お試し期間が終了したようだ。ちなみに、Unlimitedの契約が尽きるとKindleはこうなる:

Unlimitedが使えなくなるとこうなる

マンガと雑誌を何冊か読んだのでまぁぼちぼち元はとれた感じだけど(というかシン・ゴジラ特集のCGWORLDを読めたのでそれだけで十分である)、先日はAmazon側の予算が尽きて人気作品がリストから消えるなどの運用面でのアラが目立って、ちょっと継続して課金するのは怖いなーと思ったので、このまま終了で。

将来、比較的新しい作品や人気作品も安定して供給されるようなら復帰してもいいけど、出版社があんまり乗り気じゃなさそうだし、はたしてそんな未来が来るかどうか。

そんなことより、Amazonはとっとと電子書籍のDRMを撤廃すれ。それでこそ黒船だろうよ、なぁ?

Tags: kindle ebook

2016-09-03(土) [長年日記]

シンデレラガールズ4thライブ神戸Day1のライブビューイングに行ってきた

正式名称「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」の「Starlight Castle」の一日目。長い。

今回のライブチケットはほんとうに散々で、来月のSSAも含め4日間もあるにもかかわらず、わさます内でほんの数枚しか当たらなかった。シンデレラ、勢いあるのはいいけど、チケット難民多すぎや。一方LVはというと、聖地バルト9のチケットがかなり当たって、今日は8人がバルト9に集まった。噂によるとバルト9だけで3スクリーン、1000人ものプロデューサーを集めたそうで、そりゃ当たるわ。だったら幕張あたりにサテライト会場作ったほうがよかったんじゃねーの、なんて話をしていた。マジでそういう規模だよなぁ。

現地では前日からまたもや課金城が建築され*1、こんどの課金城は中に入れて(?)、一周年記念MVが上映され(??)、屋上(???)にはぴにゃこら太と黒いぴにゃこら太が登場するなどしている。こういう、いい意味でくだらない方向に資金を投入するデレマス運営、ほんと好きよ。

デレステ新衣装を着たみくにゃん

そう、今日はちょうどデレステ一周年記念日。直前から数々のイベントが始まり、ライブ開演の2時間前には2着目の衣装が配信され、それはもう、大盛り上がりである。おかげで忙しいのなんの。ポケGO起動してる暇もない(笑)。スクショは新衣装を着たみくにゃん。すばらしい。さすがの杏仁豆腐クオリティ。言うまでもなく、今日のライブでキャストがまとうのもこの衣装である。

詳しくは安心と信頼の中里キリレポートを参照:

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story(初回限定生産)[Blu-ray]
シンデレラガールズ
日本コロムビア
¥12,980

ステージにもこれまた立派な城が建っていて、しかもプロローグではプロジェクションマッピング(風)のライトアップで高級感マシマシ。今回は3rdから登場した高詳細なスクリーンが横方向に5枚並べてあって、そうとう金かかってるで、これ。

5枚のスクリーンをみて、ピンとくる人はすぐにこれとデレステの5人ユニットとの対比に気づいたと思うが、つまりそういうことだ。今回はデレステの3Dアイドルがそれぞれのスクリーンに登場する。アイマスのライブでは原則として映像にキャラは登場しない。個人的にはこれはすごく正しいと思っていて、なぜならキャラは演者に重なって、もしくは背後や横に並んで登場することを観客が幻視するべきものだからだ。

とはいえシンデレラに登場する200人近いアイドルが現実のライブに登場するのを待っていたらPの寿命が尽きてしまうので、これはなかなか悪くないアイデアだと思う。少なくともキャストの担当キャラが同時に登場するような愚は犯していなかった*2。なにより「誰がスクリーンに登場するか」が楽しみになるようになっていて、ウサミンの両脇には亜利沙と美羽(うさぎつながり)とか、なつ姉のとなりにニナチャーンがいるのを見てニヤニヤしたりという。

一方、ライブ自体はかなりオーソドックスで、ソロ曲を何曲か続けてユニット曲で〆るブロックをMCでつなげる構成。ストーリー性を強調した3rdとはだいぶ趣が異なるが、20人以下という近年ではかなり小規模なこともあって、これはこれでキャスト陣のパーソナリティが表れてよかった。というかすごく良かった。シンデレラのライブは毎回趣向がちがってどれも楽しくてなぁ、優劣とか付けられないんだわ。

あとはダラダラと思い出を並べる。

「おねシン」で始まらないライブ、というだけでいつもと違う気分になれる。そのあと3rd同様、曲中のキャプションでキャスト紹介を兼ねる「ゴキパ」。そういえば、周年ライブではニュージェネが揃っていない珍しいメンバ構成だけど、はっしーはもちろんセンターで、でもMCでいきなりトチったり、あからさまにプロンプを見つめたり、ちょっと集中してない感じ(伏線です)。

そんなはっしーも、もちろん歌はいつもどおり素晴らしいのだけど。というか、今回はいきなり冒頭の3人がすごかった。はっしーはいつもにも増した輝くような笑顔*3、津田ちゃんはかわいいという概念を具象化したような存在だったし、牧野さんは触れるとヤバいアイドルそのものだった。とにかくこの3人は公演中、ひたすら目を奪い続けていた。

といいつつ、今回のMVPはるるきゃんにあげたいのです。あいかわらず歌はあんまり上手くないんだけど(笑)、他の要素がそれを完全に覆い隠してしまうくらい変貌していた。「TOKIMEKI」でかわいく、「Tulip」はセンターでセクシーかつカッコよく、「きみにいっぱい☆」でパッション全開。すごく真面目で努力家だし、最近仕事の幅が広がって、そこから得たものをぜんぶこのステージに投入してた感じ。とにかく「視線を奪う」存在になってた。これからも楽しみ。

歌が上手いといえば「生存本能ヴァルキュリア」で「生き残れ~」のパートを担当した千菅さん*4、あまりに豊かで迫力のある声に、まるでレーザーで撃ちぬかれたような衝撃。打ちのめされた。いやー、上手い人だとは聞いていたけど、なるほど、たしかに松永涼を任せるならこの人だ。歌える声優はアイマスがほとんど刈り取ってしまったんじゃないかと思ってたけど、まだこんな人が残ってたのか。すげーわ。

そしてその千菅さんを含む5人中4人がそろったユニット「炎陣」。ぽっかりあいたセンターになつきちの映像を映しての「純情Midnight伝説」はあとひとり揃えばなぁとちょっと残念で「すん……」って気分になりつつ楽しんでいたら、後半からなつきちに代わってやすきち本人登場、サプライズゲストですよ。ヤラレターーー!!! いやー、死んだわ。やってくれる。そのあとの「Rockin' Emotion」まで炎陣のままで披露して、これはご褒美ですわ。

そんなわけで炎陣は今日、だいぶ優遇されていた感じなのだけど、残るはらぼう、金子さん、村中さんも存在感ありありで、炎陣はイロモノっぽいくせにいいユニットだなぁ。はらぼうは誰よりも大きく口をあけ、振りもやたらと大きくて、いかにして「たくみんになるか」を追求していたのがよかったし、それでいて当人はすごく気配りのできる人でユニットのまとめ役としても大活躍だったという印象。あと金子さん(まゆぽよ)好き。りなぽよやってくれてありがとう。

残る新顔は……みつやすか! いままでニコ生とかでは何度か見ていて、ちゃんとメガネにこだわって上条らしさを追求してるけど、どこかピンときてなかったのだ。が、いやー、衣装着てアイドルになるとぜんぜん印象違うのね、びっくりした。すばらしく上条だったし、ちゃんとアイドルになってた。今日はあんまり見せ場がなかったけど(おもに炎陣のせい[笑])、SSAでは爪痕残して欲しい。

そんなわけで「BEYOND THE STARLIGHT」~「おねシン」で終演。いまデレステで行われてるイベントがLIVE Grooveでアンコール曲が「BEYOND THE STARLIGHT」なのは狙ってのことなのかな、いいね。今日は3時間くらい? いや、この人数なら適正か。どうも5時間ライブに慣れてしまって、短いと不安になるな(笑)。


神戸の名物って神戸牛とゴーフルくらいしかないんだけど、打上げどうしようと悩んでいやら、最後の挨拶でやすきちが「プロデューサー、打上げは焼肉だよな!」って言ったので、必然的に焼肉になった(笑)。いつもの島津で、(ライブじゃなくてシン・ゴジラを観てきた一人を加えて)9人で打上げ。明日も楽しむよぉ~。

DSC_1921

Tags: idolm@ster

*1 公式には「Cygamesによるフラワースタンド」だが、もはや公式以外は誰もフラスタとは呼ばない。

*2 実は前回、3rdライブではメドレーコーナーでこの禁を破っている。今回はそれを反省(?)したのではないかと勘ぐっている。また、ゆきんこの替え玉として杏が登場したのには笑ったが、その間ゆきんこはステージに伏せてライトも消えているのでセーフ。

*3 LVではやたらと笑顔のはっしーのアップが映ったので、あれはきっと「はっしーカメラ」があったに違いない。

*4 翌週のデレラジ☆で愛称「ちっすー」が演者間で広まっていることが判明したのでアイマスではこの名で呼ばれることになるだろう。


2016-09-04(日) [長年日記]

シンデレラガールズ4thライブ神戸Day2のライブビューイングに行ってきた

昨日に続いて、バルト9にてLV。昨日はPでごった返していた9Fのフロア、今日はちょっと空いていた。スクリーン数が昨日より少ないのだろうか? 同じ「Starlight Castle」だから両日で同じセトリだと思った人たちが来ないとか? (←近年のアイマスにそんな甘い話はない。そもそも昨日とは出演者が異なる)

わさますからは貴重なチケットを手に、2人のメンバーが現地入りして朝から課金城を楽しんでいるもよう。うち1人(代表)は熱烈な未央Pだが、残念ながら今日、飯屋は出演しない(伏線)。

Extraコミュの李衣菜のセリフ

いつもの中里レポート:

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story(初回限定生産)[Blu-ray]
シンデレラガールズ
日本コロムビア
¥12,980

昨日と同じ会場、同じテーマのライブだから、今日やることもだいたい想像がつくわけで、昨日の打上げ以降いろんな予想が出ていた。

たとえば、昨日は美穂だけソロが2曲あったので、今日は(同じくSSA2日目に出番のない)小梅が新曲を歌うに違いないとか(←ハズレ*1)。「ハイファイ☆デイズ」は3人しかいないのでサプライズは2人では、いやいや久野ちゃん初登場でいきなりサプライズとかないでしょ、来るとしたらぱるにゃす一人じゃね、とか(←ハズレ)。

で、何が正解だったかと言えば、まさかのニュージェネ揃い踏みだよ!! 完全にだまされた!! というか後知恵ならそれしかないと思えるのに、前もって予測できないとかどういうことだ(笑)。それにしても『へー、「Snow Wings」をはっしーのソロでとか、なかなかオツだね。でもだったら「はにかみdays」でもいいのに』とか呑気に構えてたらいつの間にかスクリーン内の凛がふーりんに、未央が飯屋に化けてて、何がおきたのか一瞬わからんかったよ。いやー、ほんまうちの代表は引きが強い(伏線回収)。

そして本当の驚きはその直後のMCではっしーが泣き出したところにあったのだが。しかもアイドル声を忘れて完全に素の大橋彩香に戻るくらいのガチ泣きだよ。いや、だって、関係者が総力をあげて泣かせる演出をつくりあげた3rdライブですら完全に崩すことのできなかったはっしーを、ニュージェネの2人を登場させるだけで泣かせられるなんて、なぁ? おそらく「自身の内にあったニュージェネを大切に思う気持ちにふいに気づいてしまった」んだろう。寂しかったんだねぇ。つまり、なんというか、一言でいうと「尊い」

その後のはっしーはようやく通常運転というか、MCでちょっとジョークを交えるくらいに余裕ができて、ステージの端に2人がいるだけで安心してる感があって、じつにかわいかった(昨日の伏線回収)。なんかもう、いいもの見たなぁ。そしてアニメが終わってからも新たなコンテクストを追加するニュージェネはじつに恐ろしいユニット。

あとはつらつらと。

なつ姉の「おねだり~」やるーりぃの「Twilight Sky」が集大成っぽくて(膝立ちエアギターとかね)、あぁ、初期のソロ曲の出番がもうすぐ終わるんだなぁとわかってちょっとしんみりしてしまった。たぶんSSA2日目は新曲持ってる組はみんなそっちを歌うんだろう。にもかかわらず、るるきゃんを始めデレステを参考に振りを増やしてきていたり、まだまだ向上心満々なのはすばらしい。逆に頑として振り付けを変えないゆきんこも、それはそれで杏っぽくて良いんだけど(笑)。

もよちーがツインテールを復活していてびっくり。というのも3rdの初日でみりあヘアを真似たもののイマイチ似合ってなくて(だいぶイタい感じだった)、本人曰く「心が折れ」て2日目はいつものポニーテールに戻っていたからだ。そして今日のツインテールはえらく似合っていた。(昨日「痛くても笑うな」と釘をさされていた)るるきゃんのヘアもぜんぜんイケるし、昨日の金子さんの刈り上げ風の編み込みも含め、この公演についたヘアメイクはかなりの凄腕とみた*2

それから薫な。薫がいたよな! これもヘアメイクの神がかった仕事っぷりのひとつだけど、なっぴーが3Dモデルの薫と区別つかないくらいに本人だった。もうコスプレなんてレベルじゃなく、動作や表情も含めてぜんぶ薫だった。これは奇跡だわ。どっからあんな似てる人を見つけてくるんだ、薫のDNAからクローン作ったんじゃねーの(などと意味不明の言葉を口走っており)。

同じ「ハイファイ☆デイズ」仲間の今井麻夏も、歌もダンスもよくて存在感あったけど、やっぱり千枝の儚さはユニットだと出にくいので、はやくソロ曲あげたいなぁ。たぶんありすの「in fact」みたくパーソナリティが色濃く出た良曲になるはずだし!(決めつけ)

今日も津田ちゃん、牧野さんはすごかった。とくに牧野さん、彼女は憑依系じゃなくて完全に演じてるんだけど、プロの役者がステージ上でアイドルを演じるというのはどういうことかを見事に体現していて感服。「Love∞Destiny」のセンターで登場したときほつれた髪が顔にかかっていたのだけど、あれはわざとかねぇ。恐ろしいまでの妖艶さだった。

「小さな恋の密室事件」でスクリーンに登場したもりくぼをおれは見逃さなかったぜ。中の人がステージにあがるより先に、外の人がライブデビューだ。

うーむ、全員に言及するのむりだな……あとまつえりだけ。最近は彼女の笑顔にほんと癒されるので、今回も嬉しそうでたいへんよかった。あと衣装がショートパンツ組だったんだけど、太ももが細くてびっくりした。るーりぃとユニット組んだらどうだろう。

ショーパンといえばVR用の新曲「Yes! Party time!!」、衣装がショーパンでしたなー。良い。あれも杏仁豆腐クリエイティブらしい。あれもデレステにくるのかなぁ。来るといいなぁ。

最後にStarlight Casting企画のこと。誰に聞いても「オリジナルユニットに加える一人を選ぶ企画」だと勘違いしていたので完全に運営の説明不足なんだけど(笑)、実際は上位5人でスクリーン上の3Dアイドルに生アフレコするという企画だった。個人的に、Pどうしの競争での順位づけはおおいにけっこうだが、アイドルの序列をつけるのには抵抗がある(ミリオンのあれはゲーム性を生かした稀有な成功例だ)。でも昨日のるるきゃんといい、今日のさっつんといい、中の人があれだけ喜ぶなら多少はアリかなぁ、と感じた。るるきゃんが苦言を呈していたように、中の人属性を持ち込みすぎるのは厳禁だと思うけどな!*3


昨日はステージ上でマシュマロを頬張っていた大坪社長が、今日は豚まんをかじっていたのと(神戸名物なの?)、さっつんが「きのこ食べろ」と言ったので、打上げは高島屋で中華です。神戸には中華街もあるから。

大坪社長が食べてた豚まんはこんな感じのだった

きのこ入ってる

Tags: idolm@ster

*1 ということは、昨日の特別扱いは3rdで唯一ソロを歌う機会のなかった美穂にたいするフォローでもあるわけだ。アイマスはこういうところでかなり執拗に公平さを追求していて好感が持てる。元AKBの佐藤亜美菜が母親の「(AKBのライブと違って)カメラに映るシーンを探さなくていい」という談話を公表しているが、登場するアイドルは演出の都合でもないかぎりできるだけ均等に映すことを目指しているようにみえる。

*2 翌日のデレラジ☆で「ヘアメイクが凄腕だった」というそのものずばりの言及あり。

*3 おれはたくみんに投票したのでセーフ。


2016-09-06(火) [長年日記]

アプリ内課金に失敗するのでGoogleのサポートを受けながら復旧させた

問題が発生したため、[Google Play ストア]を終了します。

Androidのアプリ内課金で上のようなエラーが発生したので、Googleのサポートに電話(!!!)して指導をうけつつ、復旧させた。手順をまとめると:

  1. 端末のGoogleアカウントをいったん削除し、再度入力する
  2. Playストアアプリのデータおよびキャッシュを削除する
  3. ダウンロードマネージャのデータおよびキャッシュを削除する

この手順で復旧した。ようするにデータがどっかで壊れていたのだろう。もしかすると最初の手順は不要かもしれないので、同じメにあったときには2と3から試してみたい。あいたくないけど。


以下、日記パート:

土曜日にデレステ一周年記念のスカウトチケット付きガチャをやろうとして*1、ひさしぶりにジュエルを買おうとしたらエラーになる。カードがらみの問題かなーと思い、シンデレラの4thライブの帰りにGoogle Playカードを買って帰り、アカウントに入金。だがそれでもエラーになる*2

「スタージュエル E」の購入確認画面

こりゃアプリ側の問題だろうということでデレステ運営のサポートに問い合わせ。翌日にお決まりのテンプレ返信がきて、なによりもまずネットワークにつながってるか確認しろと書いてある。パソコンサポートで最初に電源がコンセントに刺さってるか確認させるのと同じなんだろうなぁこれ。全部確認してあるよ、こういうエラー出てるから調べてちょ、とスクショも添付して返信。

週末なのでさすがにレスポンスは悪くて週明けに突入。その間、自分の方でもいろいろ試してしまうのがエンジニア気質なのかも知れないが、ためしにポケモンGOでポケコインを買ってみようとしたら、なんと同じエラーになる(笑)。アプリ関係ないわ、すまんバンナム*3

さらに別のタブレット端末でポケコインを買ってみたらこっちは通った*4。てことはこのXperia固有の問題か。

そうこうしている間に、Twitterで愚痴った発言に対して@GooglePlayがリプをしてきてFAQを見ろという。愚痴ってみるものである。で、ここでも同じようにネットワーク接続を確認しろと書いてあって笑ってしまった。どんだけネットワークに起因するトラブルが多いんだ(笑)。まぁ、この期に及んでFAQなんか役に立つわけがないので、サポート窓口を尋ねたら電話サポートをガイドされる。ひえぇ、Twitterやってるような人間に電話をしろと言うのか(白目)

他のサポート手段はフォーラムしかないそうなのでしょうがない。意を決して(おおげさ)電話サポートを依頼する。こっちからかけるんじゃなくて、電話してもらうようにWebから依頼する方式。待ち時間がわかるし、電話代向こう持ちなので合理的だ。こういうところはさすがGoogle。

すぐに折り返し電話がきて、症状とこっちでやってみたことを説明。おそらく類似の問題への対処経験が共有されていたのだろう、冒頭に書いたような手順を逐一指導された。じつのところ、最初の「Googleアカウントをいったん削除」で「マジかよ……」と蒼くなったのだけど、背に腹は代えられないのでしょうがない*5

ひととおり終えたのち、ふたたびポケコインの購入をしてみたら、成功*6。ふー、やれやれ。なお、電話対応してくれた男性は丁寧でたいへん好感が持てるサポートでした。

さて、この話のオチだが(ガチャでSSR神崎蘭子が出たとか、スカウトチケットはまだ使ってないという話ではない)、ぶじにジュエルを買ったあとでデレステの不具合情報に出ていたこの案内である。どういうことだ(笑):

デレステ内不具合情報

*1 一年間たっぷり遊んできたのだから、ご祝儀として妥当というか安いくらいである。

*2 ジュエル2500個買うのに3200円必要なのを忘れて3000円のカードを買ってしまい、追加で1500円のカードを買うハメになるという余録付き。

*3 アプリ固有の問題ではないことが明らかになったのでデレステのサポートにクローズする旨を伝えたところ「9/10までに解決して、スカウトチケットが購入できるように祈っていてください!」 「無事にお客さまのお好きなアイドルをお迎えできますことを、陰ながら見守らせていただきます。」というやりとりがあったこは記しておくべきか。デレステのサポートは丁寧だけどノリが良くて好き。

*4 ポケモンGOへの初課金である。なお「ふかそうち」に化けたもよう。

*5 同期が再発生するのでいろいろ面倒なのがわかっていたので。結果的に、DigiCalの表示カレンダー設定とGoogle Play Musicのダウンロード、あとは同期するデータの再指定が発生した。めんどい。とくにGoogle Play Musicがひどい。同じGoogleなのになんでや。

*6 なんで本来のデレステでやらないのかと思われるかも知れないが、イベントの途中でポーズ状態にあったので課金できなかったのよ。


2016-09-07(水) [長年日記]

グスタフ、飼い猫になってから7年が経つ

袋に入って遊ぶ

衝撃のあの日からもう7年かー。年齢的にはすっかり壮年だが、童顔のおかげでぜんぜん年取った感じがしないな、グスタフは(←毎年同じことを書いてる)。

ダイエットしろと言われてかれこれ3ヶ月たっているが、実はぜんぜん進んでいない。やっぱり、ドーラと違う餌を与えるのが難しい。たいていは相手のものを食べたがるし。

とはいえグスタフは食べ慣れた餌以外は好きではないので(嫌いな猫などいないと言われるほどの「ちゅ~る」を買ってきたらグスタフは見向きもしなかった。ドーラは大好き)、そのへんに工夫の余地がありそうだが。

チャオ (CIAO) CIAOちゅーる まぐろ 14g×4本
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いなばペットフード
¥386

Tags: gustav

2016-09-10(土) [長年日記]

ドーラ、ワクチンを打たれて(少し)不調になる

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年に一度のワクチン接種、もうすっかり主治医になった新しい獣医は車で運んで半日仕事になってしまうから、ワクチン程度ではとても通っていられない。ので、これまでどおり歩いて3分の獣医に頼む。ドーラは道すがら鳴きわめいて通行人を驚かすようなこともないので楽ちんです。注射も獣医に「フーっ」という程度ですぐ終わるし、おしっこも漏らさないし。

もっとも今日はちょっと体調が悪かったのか、帰宅してからだるそうに寝転がったり、よくみると耳がかなり赤く充血していて、ちょっと興奮冷めやらぬ感じ。

何年か前にも帰宅後に疲れて寝ていたこともがあったし、たまにこういうことがあるようだ。アナフィラキシーショックみたいな重篤な感じではないので放っておいたら、数時間後には普通に元気になっていた。

Tags: dora

川崎 3-1 福岡@等々力陸上競技場

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なんか久々だなと思ったら間にW杯予選があったからか(最近代表戦はあまり見ていない)。イマイチ調子がよくなくて負けたりもしているんだけど、そういうときは他の上位チームも仲良く負けてくれたりして、いちおう首位をキープしている。そんなわけで福岡から見たら「今シーズン一番強いチーム」なわけで、なんと向こうの陣形は「5バック」。

さすがにそういう引きのチームをこじあけるのは難しいので、セットプレイからなんとかするしか……と思った矢先に、ケンゴのコーナーキックから1点。さすがや。その後、後半になっても守備重視の福岡から2点を取り、こりゃ楽勝だと安心してたら1失点。これは監督の采配ミスだよなぁ。武岡入れるタイミングが遅すぎ。

ともあれ首位キープである。あー、ハラハラする。

その他のイベント: バックスタンドにはポケストップがない

  • バックスタンドにはポケストップがない!! 向かいのメインスタンドには2つもあるのに。ブルジョアどもめ……
  • 今日のハーフタイムショーは「実物大エアロアバンテ vs 山本昌(が操縦するラジコン)」という謎イベントだった。結果は山本昌が途中リタイア
  • 試合後に近くのサイゼで祝杯あげていたら(野球の)広島が25年ぶりにリーグ優勝(歴史的事実のメモ)
Tags: frontale

2016-09-12(月) [長年日記]

(予約)あとで書く

デレステ広告の新宿ジャックをみてきた

DSC_1961

デレステ一周年を記念して、新宿の地下道をデレステの広告で埋め尽くすという企画(公式アナウンス→東京メトロ新宿駅メトロプロムナードを「デレステ」がジャック!!)、朝からTLが大騒ぎだったので都内某所で会議があったのをいいことに、帰りに寄ってきた。

ちょうど帰宅時間と重なることもあって、そりゃもう大混雑で、あんまりじっくり観られなかったけど、すごかった。あまりに人(もちろんP)が集まりすぎて、スタッフ総出で交通整理するありさまで、これ、あとで駅から怒られるんじゃないかねぇ(笑)。

ちなみに会場(?)には「ペンライトを振るな」という注意書きが掲示されていて「さすがにそんなバカはいないだろ」とツッコミをうけていたが、壁一面を覆う大きなディスプレイの中でデレステのMVが途切れなく再生されていて、一曲おわるたびに集まったPたちから拍手があがるので、事実上のライブ会場みたいなものである。……やっぱ怒られるんじゃね?

1st aniv key visual

(↑の一周年のキービジュアル、みんなそれぞれに自信ありげな表情をしていて好き)

2年半前には同じ場所の劇場版アイマスの広告に「すごいすごい」と言ってたけど、あれはあくまで壁だけ、しかもフラットな大型ポスターのみ。ところが今回は、床から天井、柱まで片面の商店を除く通路全体を借りきって、しかも大型の立体造形物やLEDディスプレイを使った大規模すぎるまさに「ジャック」と呼ぶにふさわしいもの。いやー、すげーすげー。

ここで冷めた大人は「ああ、儲かりすぎたCygamesの税金対策か」と知った風に考えたりしてしまうわけだけど(笑)*1、集結したPたちの笑顔を見ているとそういうゲスい考えは吹き飛ぶな。広告には違いないが、これもまた最上級の顧客サービスのひとつの形だ。

嬉しいことに声優陣もぞくぞくと現地にやってきて、ひそかに自分の担当するアイドルとツーショットを撮っていったりしている*2

  1. まつえり&奈緒
  2. しきくん&飛鳥(翌日)
  3. かりん&乃々
  4. りっかさま&紗枝
  5. みーな姫&ありす
  6. 牧野さん&まゆ
  7. まっこ&ゆっきー
  8. 伊達ちゃん&恵美
  9. ゆっき&よしのん
  10. ルゥ&周子
  11. そらそら&智絵里
  12. るーりぃ&りーな
  13. ふーりん&凛
  14. ねこ&藍子
  15. 麗ちゃま&きらりん
  16. 珠莉&夕美
  17. やすきち&なつきち
  18. ともとも&軍曹
  19. なぁちゃん&上田しゃん
  20. ちょこたん&小梅
  21. あやっぺ&美波
  22. のじょ&莉嘉
  23. ことみん&しきにゃん
  24. ますみん&あやめ
  25. さっつん&きのこ
  26. 渕上様&加蓮
  27. すみぺ&アーニャ
  28. はらぼう&たくみん
  29. ちっすー (デレラジ☆内で言及あり)

(見つけ次第追記中)

そういえば、声優陣にかぎらず、柱のアイドルとツーショットと撮っているのは女性の割合が多いのが面白かった。集まってるPのうち女性は多くて一割程度だけど、ツーショット撮っているのは半分以上が女性だ。アイドルとPの距離感、男女でだいぶ違うのかも*3

Snow Wings

今日はSnow Wingsの5人だったけど、明日以降ここは日替わりらしい。おそらくStarlight Masterシリーズの順番だろう。でも毎日行くのは厳しいなぁ。

Tags: idolm@ster

*1 スペースを一週間借りるだけで数百万から一千万円。これに制作費、人件費もろもろ加えると数千万円規模か?

*2 あんがい気づかれないものだし、そもそもPたちは紳士でシャイなので気づいても騒ぎにはならない、そういう世界である。

*3 ここで先日、増田で話題になった元まゆP(おそらく女性)の病んだ感じを思い出すなど。


2016-09-14(水) [長年日記]

ポケモンGOの最初の相棒をコイキングにした

相棒をコイキングにした ポケモンGOに相棒(バディ)機能が実装されたので、数秒ほど悩んだ末に最初の相棒をコイキングにした。

ご覧のとおり、歩いている隣でいつものように横倒しのまま元気(?)にピチピチしている。歩く速度についてくれるのか心配だが。実際に連れて歩くときには綱でもつけて引いて歩くんだろうか(←仮想と現実の区別をつけろ)。

まぁ、見た目がシュールで楽しいというのもあるけど、実際問題、水場が近くにあるところをあまり歩かないので、コイキングを進化させる400個の飴がなかなか集まらないのである。これで貯まるといいなぁ。

それにしても、こうやって相棒を連れて歩くと1kmごとにもらえる飴、入手のタイミングで画面上にtoastっぽいポップアップが2秒ほど出るんだけど、こういうインフォメーションを出すってことは歩きスマホが前提なんだよなぁ。通知で出せよ。やっぱりポケモンGOの設計、いろいろ間違ってると思う。

そんなこともあって、レベル22を超えたあたりから、あまりまじめにプレイしていない。やはり歩きながら遊ぶゲームのくせにフォアグラウンド動作じゃないとダメというのが最大のネックだ。歩きながらやりたい他のことがぜんぜんできないのが困る。とくに土地勘のないところで地図を見ながら歩きたいときとか。ポケモンの地図が実用になるならいいけどさ。もちろんガチ勢はポケモンGO専用端末を用意するんだろうけど。

Tags: pokemongo

2016-09-19(月) [長年日記]

栗むき道具と秋の味覚

栗ごはんと味噌汁

栗が届いたというので、茹でたのを(茹でたのはかみさん)せっせとむいていたら、たいした数をこなしたわけでもないのにしばらく親指が意図せずにぷるぷるしてまいった。「栗くり坊主」という専用の道具を使っているのだけど、しょせんは右利き用のハサミだからなぁ、へんなところに力がかかるのだろう。

諏訪田製作所 栗の皮むき鋏 栗くり坊主 11140
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諏訪田製作所
¥2,450

と思ったけど、これ、左右の歯を入れ替えたら左手でも使いやすくなるんじゃね? こんど試してみよう。たぶん来年になるけど(そしておそらくこのアイデア自体を忘れる)。

あっ、新型が出てる!! これはバネで開くのでさらに楽そう。

諏訪田製作所 栗の皮むき鋏 新型栗くり坊主
-
諏訪田製作所
¥2,275

というわけで、すぐに栗ごはんになって昼食に供された。うまい。デザートには二十世紀梨があるし、まだ暑い日もあるものの味覚はすっかり秋だなぁ。秋刀魚は不漁らしくてまだ高いから食べてないけど。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

ブチャ猫 [秋刀魚は150円ですが 地域によって値段が違うのでしょうか? きっとスーパーの格が違うですよ。]


2016-09-21(水) [長年日記]

gdippが動いている環境にWindows 10 Anniversary Updateを当てると死ぬ

Windows 10のAnniversary Updateは、待っていれば自動的に降ってくるようになると聞いていたので自分から積極的に取りにはいかなかったのだけど、今日、なんとはなしにWindows Updateをみたら更新がきてたので、何も考えずに当ててみたらそれがAnniversary Updateだった。くそー、昼休みが消えたじゃんか(笑)。

……とまぁ、普通だったらこれでおわる話が、最後のログインのあと、画面が真っ暗になって先に進まない。真ん中にマウスカーソルだけがぽつんとある。何か踏んだらしい。んもー。

Ctrl+Alt+Delも効かないし、唯一効くのがWin+L。ロック画面になればちゃんと画面が表示されるので、そこから再起動なんかもしてみたけど症状変わらず。

Windows 10はセーフモードで起動するだけでひと苦労なんだけど*1、そこから自動起動になってるサービスのうち、Microsoft以外のものをぜんぶ無効にして立ち上げたら復活した。

で、そのあとに無効にしたサービスを徐々に有効に戻していって、最終的に犯人だったのがgdippである。文字をデフォルトよりくっきりさせてくれるシステム的にはちょっとヤバい動作をするツール。んー、なんというか、自業自得?*2

gdippをなんのために入れてたかも思い出せないし、べつに使えなくなってもいいやー、と削除したあとで立ち上げたPuTTYの文字が掠れまくりで、ようやくなんで入れたのか思い出す始末(笑)。そうだった、Ricty Discordが好みの大きさでうまく表示されないから使ってたんだった。さすがにこれは困る。

いろいろ試したり探したりして、最終的にプログラミング用フォント Ricty DiminishedというRictyの派生フォントがきれいに表示されたので、これでいくことにした。ありがたや。

Tags: windows10

*1 Shiftキーを押しながら再起動を選択すると表示される簡素なメニューから選んでいく方法がその1。キーボードが死んでいてShiftキーを押せない場合に、起動中Windowsロゴが表示されてる段階で強制電源OFFを2回繰り返すと出て来るメニューから選ぶのが方法その2。今回はその2まで動員するはめになった。

*2 同じ現象に陥っている人の報告はすでにあちこちにあがっているし、対応策もあるようだが、もちろんそういう情報は事前には目に入らない。自分がはまって、ググってから知るのである。


2016-09-23(金) [長年日記]

映画「聲の形」を観てきた(そしてものすごく疲れた)

「シン・ゴジラ」を超える大ヒット中の「君の名は。」は、かみさんが先にひとりで観に行って(予想通り)相当がっかりして帰ってきたから観ないことに決めたんだけど*1、「聲の形」はなんとなく観に行こうと思っていた。自分の中に新海誠に対する信頼はないけど、京都アニメーションに対する信頼感は醸成済みというのがわかって面白い。京アニ作品なんて「響け!ユーフォニアム」くらいしか観てないのに(笑)*2

基本的に前知識ゼロで観ようと思っていたのに、公開時に字幕上映がないことに批判が巻き起こって、よけいなノイズが入ってしまった*3。映画を観てもいないのに「いじめられっ子がいじめっ子を好きになるなんてありえない」と断定する輩とかさ。まぁ、ストックホルム症候群でもないかぎり、たしかに和解はありえても恋愛はありえんよなぁ、とは思うよ、いじめ体験者としては。

(以下いつものようにネタバレは気にせず書く)

実際は「いじめっ子 vs いじめられっ子」なんて単純な図式ではない、巧妙な設定とシナリオによって、そんな杞憂は軽く吹っ飛んだわけだが。というかですね、始めっから最後まで、ずーーーーっと極度の緊張感が続く──なんというか、地上100mに張られたロープの上を歩かされているような──、それもハラハラドキドキのジェットコースタームービーとは違う、真綿で首どころか心臓を絞めつけ続けられるような緊張で、面白かったけどすっごい疲れた。なかなか得難い映画体験だったが、とにかく疲労困憊。ふー。もういっぺん観たいかと聞かれたら「一週間、いや一ヶ月くらいは勘弁してくれ」と答えるレベル。

聾者であるヒロインの西宮の存在が「聖人すぎる」という批判をみかけたけど、とんでもない、すごい闇を抱えた子なんである。妹が、姉の自殺を思いとどまらせるために動物の死骸の写真を家の壁に貼りまくるくらいに極度な自己否定。それでもなんとか生きながらえてたが、最愛にして最大の理解者である祖母の死をきっかけに自殺願望がふたたび芽生え、唯一の心残りであった母と石田の和解をとりもって、思い残すところがなくなってしまう。

これが冒頭の主人公・石田の自殺準備ときれいに重なる。彼もやはり(いじめをきっかけに)自己否定が強まり、母への借りを清算することで現世との関わりを断とうとしていたわけで、けっきょく、同じ強い自己否定を抱えた少年少女が、互いに相手を必要な存在とするために歩み寄るというのがこの映画の主要なプロットなのだ。なんとまぁ、「いじめ」も「聴覚障害」もそのための「置き換え可能なツール」にすぎないじゃないか。これ、観る者が持っているバイアスを試す、かなりいじわるで意図的なミスリードだよなぁ。

このミスリードに気づいてからは、ひとりで「悪役」を背負い込んでいる植野の存在ががぜん気になり始める。小学校時代から変わらぬいじめっ子ポジションを振る舞い続ける彼女の「闇」がどこにあるのか、おそらく原作では深掘りされているのだろう。原作も読むべきかなぁ。まぁルックスだけなら川井が最強にかわいいんだけど(なんたってメガネにおさげである)、噂によると原作でいちばんヤバいのは彼女らしいので、夢を壊さないためにも原作は読まない方がいいかも知れん。

そうそう、実は、結末は気に食わない。映画的なカタルシスを得るためには最善かも知れないが、あのタイミングで石田「だけ」に救済が訪れてしまうのはやはり忍びない。彼はもうしばらく、周囲のごく一部の人たちの顔だけが見える状況が続くほうが良いように思う。個人的には、最後まで石田への恋心を隠し通した植野が、西宮を罵倒するためだけに手話を覚えてくるところに最高にキュンキュンしたので、あれがラストシーンでもいいんだけどなぁ(笑)。

Tags: movie

*1 おそらく、観たら罵詈雑言を吐き散らす系の作品なので、観ないほうがお互いに幸せだと思う。

*2 あとは声優陣のアイマスレシオが高いというのも理由ではある。メインキャストに早見沙織と金子有希がいる。

*3 この件はあきらかに広報が間抜けだとは思うが、映画の字幕上映を営利企業に期待するのは無理なので罰則付きの法整備をするしかない、というのがアクセシビリティを仕事にしていたときに得た知見である。アメリカではどこの映画館でも字幕付きで観られるのも法律のおかげ。


2016-09-24(土) [長年日記]

OSS Gateワークショップ#5にメンターとして参加してきた(半日だけ)

OSS Gate#5風景

今日は午後から用事があったので不参加のつもりだったんだけど、発起人の@ktouが今回初開催の札幌の方に行くというので東京の方にも手伝いが必要そうだったから、午前中だけ顔を出した。というわけで今回もサポートメンターでの参加。

さすがに5回目ともなると手慣れてきたというか、前回までの経験を活かして人員を配置したり、ターゲットにするOSSを選ぶアドバイスをしたりがスムーズになったように思う。午前中までの時点で、だいたいどのへんをネタにしてフィードバックするか、決まりかけてた人がこれまでより多かったように思う。今回は札幌に広がったけど、この調子でいろんな地域でできるといいねぇ。

あと、全体を見ていて思ったんだけど、メンターはPC持ってこない方がいいかもなぁ。持ってきても必要になるまで開けない。どうも自分のPCを覗き込んでしまって、ビギナーが何をしてるか観察がおろそかになる人が多いように感じた。……という気づきが得られたのも、自分が荷物になるのがイヤでPCを持ってこなかったからなんだが(笑)。

そうそう、今回から「レポーター」という職種(?)ができて、ワークショップの模様をまとめてくれることになった。で、OSS Gateの様式として、とうぜんながらGitHub上でオープンに編集されている。近々公式サイト上から読めるようになるだろう。

Tags: ossgate

アイマスのローソン限定スペシャルパーティに参加してきた

山野ホール

当選から約2ヶ月、なんの音沙汰もなくてやっぱり幻なんじゃないかと思いはじめたころにようやくinvitationが届いたので、安心して参加してきた。↑を午前中で切り上げたのはこれが理由である。

場所は山野ホールで、初めて行くけど小田急の南新宿駅からすぐだから、これまでで一番おれんちに近い会場だなぁ。開場間近になるとおおぜい(700人)のPたちが集まってきたけれど、さすが765ASのPたちは年齢層が高めで安心する(笑)。もちろん若い人たちもいるんだけど、上限が高い。ミリオンのライブなんかだと年齢層が低くて、ちょっと落ち着かないんだよねぇ。

ちなみに今回、出演は中村先生とぬー、アッキー、仁後ちゃん。とくに仁後ちゃんは今回が産休明けのライブ復帰戦になる*1。中村先生の代わりにミンゴスが入ると、こないだ出たばっかりのPM02の顔ぶれになるんだけど、ミンゴスは今日、別のコンテンツでライブだったようだ。

イベントの前半はローソンイベらしく、からあげクンがらみのトークコーナーというかコントというか……? いや、その前に、開始前にTwitterで流れていた「アッキーが中村先生をアホと言った」事件の釈明があって(スマホのケースが赤くて春香を意識して「赤っぽい」と言ったのが「アホっぽい」に聴こえたという話)、一児の母となってもやっぱりアッキーはいじられ役なのであった。こういう顔ぶれだとぬーは末っ子ポジションになるのであまりいじられないのが面白い。

からあげクンの家系図からくじ引きしたキャラにCVをつけるコーナーで、王国の創設者としてはらみーがビデオ出演して、話の合間にいちいちからあげクンを頬張り水を飲むという芸(?)をして、それだけで会場は大盛り上がりなのでほんとPはチョロいなぁ、おれも含めて。さらに謎の「からあげおやじ」なるキャラを中村先生が演じたあとアッキーがまた同じのを引いてしまうというハプニング(?)もあって、なんというか、やっぱアッキーは持ってるな。

次の、相方が選んだからあげクンを一文字のヒントをもとに当てるコーナーは、答える側が全4種のからあげクンを食べなきゃいけないというひどい企画で、普通の女性が立て続けにからあげクンを4個食うなんて無理だろ、という予想通りの展開になったがここには詳しく書けない。アッキーに書くなって言われた。

最後のコーナーはからあげクン関係なく、5秒間だけみた絵の模写をするという企画で、これは仁後ちゃんが描くやよいが非常にかわいかった。あれ、プレゼントかなんかにすべきではないのか。いや、アッキー画伯のMACHI Cafeロゴも良かったですよ、味があって。

イベントの〆はライブパートで、本邦初披露(?)になる「Happy!」と、歌マスの2曲だった。PM02から3人もいるから「僕たちのResistance」をやると思ったんだけど、ハズレ。まぁミンゴス入れて正式版で聴かせてもらおう。トークでもライブでも、仁後ちゃん・アッキーともにブランクを感じさせなかったし、765ASここにあり、って感じだった。来年のプロデューサーミーティングが楽しみだ。

Tags: idolm@ster

*1 トークだけのイベントにはすでに出てる。


2016-09-25(日) [長年日記]

川崎 3-2 横浜F@等々力陸上競技場

夕日が沈むスタジアム。KO2時間前

だいぶ日が落ちるのが早くなってきましたな。キックオフ2時間前で↑の感じ。2ndシーズンも終盤戦に突入だ。

前節、アウェイ大宮戦でよりによって大久保が一発レッドを食らってしまい*1、ネットもいないしGKも新井だし*2と、今日はいろいろ普段と違う感じ……なんだけど、実はこれが怪我の功名というか、いやー、ここ数年で一番面白いサッカーが見られたかも。楽しかった。

大久保に代わって1トップに入った小林。序盤から元気に走り回る三好。スペースを上手く見つけて動き続ける狩野。これにやたらと高い位置にいるSB車屋を加えた3、4人が常にケンゴの視野に入ってるもんだから、ケンゴのオプションがすごく多くて、ミラクルなパスがばんばん決まる。かならずしも得点につながるわけではないけど、試合中感嘆の声をあげ続けていたよ、おれは。で、この最初の3人がちゃんと得点したんだからすばらしい。

実のところ、後半アディショナルタイムで敵味方あわせて3点も入るというジェットコースター的な展開ばかりが記憶に残りかねない試合ではあったけど(もうこんな展開はこりごりだ)、中身も特筆すべきものだったということをせめて日記には記しておきたい(笑)。疲れたけど面白かった。

これでCS出場は決まったが、さて、最終的に順位はどのへんになるか。そういう意味では前節の負けは相当大きいんだよなー。毎シーズン同様、終盤になるとガタガタになるのを、今節の勝利で踏みとどまってくれるといいんだが。

Tags: frontale

*1 試合を掌握できないレベルの審判がまず悪いし、フェアプレイ精神に欠ける大宮の選手もどうかと思うが、いい歳して挑発に乗っちゃう大久保が一番悪いのは明らかなので弁護のしようもない。

*2 ゴール前での接触で脳震盪をおこして途中退場。心配です。


2016-09-27(火) [長年日記]

デレステイベント「ラブレター」、ちょっと危なかった

38236位

満を持してのピンクチェックスクール登場、キュート全開の新曲、加えてデレステ初の3人ユニットMVと、話題性だけならこの一年で最大級のイベントということもあって*1、上位の方はそうとうヤバいことになっていたようだ。

いつもの2枚取りボーダーもちょっと高めなものの、最終的には極端に上がった感じではなかったようだけど、今週はちょっと時間がとれなくて最終日まで10万位あたりをウロウロしていたもんだから、個人的にはけっこうヤバかった。まぁあきらめて1枚取りを狙えばいいんだけど、ここしばらくはずっと2枚取れていたし、なによりCuPの端くれとしてSR卯月は外せないからなぁ。

ということで、熱くなるXperia Z5cを冷ましつつ、終盤けっこうがんばった。というかボーダーすれすれを狙うような真似ができないチキンなので、例によってちょっと走りすぎなんである。まぁ良い。イベント中にもりくぼに目線を外してくれないバグを仕込まれるというハプニングがあったことも含め、満足である。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 09 ラブレター
歌:島村卯月(CV:大橋彩香)、小日向美穂(CV:津田美波)、五十嵐響子(CV:種崎敦美)
日本コロムビア
¥992

Tags: idolm@ster

*1 一周年のBEYOND THE STARLIGHTより盛り上がってたのは間違いない。どっかで見かけた「おれたちの課金でP.C.Sが踊った!」というフレーズ、けっこう好きw


2016-09-29(木) [長年日記]

tDiary 5.0.2リリース

3ヶ月にいちどの肉の日リリース。

今回は平和で小規模なバグ修正だけでしたな。

あと、OSS Gateのたびに@ktouにいじられるので*1ドキュメントをちょっとだけアップデートしたよ。

Tags: tDiary

*1 進行役が手本として適当なOSSをピックアップしてドキュメントを読みながらインストールをするという芸をする。


2016-09-30(金) [長年日記]

ガス給湯器をリプレイスした

この家を建ててから10年以上がすぎて、ここ1、2年なぜか夏場にだけエラーを表示していたガス給湯器を、ようやくリプレイスした。エラー表示にはなるし、たしかに出力も下がってるんだけど、使えないこともないからだましだまし使い続けていたんだけど、お湯が出なくなると困るので、本格的に故障する前に交換することに。

新しい給湯器のリモコン

これまではノーリツだったんだけど、こんどのはリンナイ。ひとつまえの型をお安く手に入れた。新しいだけあってリモコンのデザインはだいぶUIが向上した感じはある……が「エネなんとか」という省エネ機能がてんこ盛りでちょっとうんざりする。

リンナイのリモコンは賑やかなことで有名で(ニコ動あたりで検索するとリンナイ vs ノーリツ的な動画がみつかる)、そりゃもう、チャイムやら合成音声やらでうるせーのなんの。まず最初にやったのがマニュアル見ながら音量を一番小さくすることだった。マニュアルの(目次でなく)表紙の目立つところに項目が載ってるくらいには、自分とこの製品がうるさいという自覚があるようだ。耳の遠い年寄りなんかのことを考えると、音量絞った状態では出荷できないんだろうなぁ、といちおうの理解はしておくが。


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