2000-09-29(金)
■ 国勢調査
国勢調査の用紙を配る人と何度かすれ違い。最近、かみさんも家にあまりいないし。今日帰ってきたら、ポストに入れてあった。最終手段だと思うが、それでいいなら最初からそうしてくれりゃぁいいのに。これでまた、回収の時にすれ違うような気がする。まったく、無駄なことに金使いやがって〜。こんなの、メールで送ってくるとか、Webやiモードでプチッと選択するだけで答えられるようにするのが本当のIT化つーもんだろ。わかってんのかね、森君。
■ VMware
さて、昨日入れたVMware上のWindows 98に、Becky!を入れる。今日出たばかりのVer.2beta31である。そろそろ正式版になってもいいと思うんだが。すでに何ヶ月も前から不具合は出てないぞ。オープンソースならこれくらいならとっくにbetaが取れてるような気がする(笑)。やっぱシェアウェアだとそこんところに気を使うんだろうか。オープンにしてくれりゃぁ、Wine使ってリコンパイルなんて技もあるだろうによぅ。ぶつぶつ。
それはさておき、インストールや起動は遅いけど、普通にアプリ使ってる分にはかなり軽くて、マウスの動きがぬるぬるしていることを除けばまったくストレスがない。こりゃいいですなぁ。Becky!のセッティングは滞りなく完了。Sambaで公開しているホストOSの$HOME
が何の問題もなく見えているので、設定の保存はそこにするようにした。これならバックアップとかも万全(←何にもしてないくせに何を言うか)。Becky!のIMAPインプリメントには、接続時に全メールボックスをサーチして未読メールを数え上げてくれる便利な機能がある。いままで主に使ってきたNetscape Messengerはそういう機能がないのでNetscape自身に振り分けをさせないといけなかったけど、Becky!だと別のソフトに振り分けをさせても何の問題もない。つまりprocmailになんでもかんでもお任せできるようになったってこと。喜ばしい。でも、今日はそんな暇はないので、また今度だ。明日はツーリングなので♪
2001-09-29(土) 12135歩
■ 東京スタジアム
昼過ぎにエグザスで少し泳ぐ。だんだん距離が伸びてきた。
さて、それからFC東京 vs 浦和レッズ。つーか、なんでおれ、こんなところにいるんだろう……東京サポでもないのに。
まぁ、今日は札幌も勝ったし、東京も勝ったし、よかったよかった。今年見に行って、応援してる方が勝ったのって初めてだよ。
■ PHS
611Sは以前ちょっといじってみたことがあるんだけど、操作性が悪くてダメでした。321Sはジョグダイヤルもどきで悪くないんだけど、(SONYにいちゃもんつけられて?)プッシュボタンが独立しちゃったので、えらい使いづらくなってて。でも、ああいうPCカード一体型の通話端末って、なんで他に出ないのかなぁ。便利でいいのにね。
+データ1000円分かぁ。でも、データ通信は使わない可能性もあるしなぁ(あれ? メールはデータ通信?)。DDIに聞き直したら「スーパーパックS(年間契約割引)」というのを勧められた。これなら悪くないかも。
■ その他もろもろ
わーい。期待してまっせ〜(と、プレッシャーを送っておこう)。ちなみに父は「努力」ではなかったか。いや、あれは「ひらめき」の夫か。
にむださん。女性らしい。
2chニュース速報板・狂牛病情報スレ用データページ「ニクコップン」。2chが人の役に立つ場面が増えて来ているような気がする。一方で犯罪者も生んでいるわけだが。
2002-09-29(日) 6785歩+800m
■ tDiary: posttdiary.rb
メールで日記を更新できて、写真日記にも対応しているposttdiary.rb。しかし、#tDiaryでうまく動かないという話を聞いたので調査してみた。ターゲットはSylpheedから出した写真添付メールらしい。実を言うと以前、おれもSylpheedから実験したときにうまく動かなかったことがあったんだよね……その時はH"から出したメールが扱えたから目をつぶっちゃったんだけど(ぉぃ)。
で、どうもマルチパートのバウンダリによる分割がうまくいっていないところまでわかったんだけど、そこから先がわからない。
初心に戻ってRubyのリファレンスを見ていたら、String#splitは2バイト以上の文字列が渡されると正規表現になるとある。これか。文字列で渡したらそのまま使われると思ってたよ。Sylpheedはバウンダリに日付を入れるんだけど、その中に「+0900」なんてのが含まれていて悪さをしていたのだ。
というわけで、Regexp.escapeをかまして回避。うーむ、意外と手間取ってしまった。いかんなぁ。
■ さらにミーハーで、ちょっとマジメな日記帳。を捕獲。やっぱ、アンテナへの捕獲方法、FAQに書いておいて正解だった(笑)。
■ tDiary: YYYYMMDD.html形式
すごいこと考えるもんだなぁ。ErrorDocumentを使うアイデアなんて、想像もしなかったわ。
ちょっといじってみたけど、index.rbの17行目以下にこれを挿入するだけで動きそう。
if ENV['REDIRECT_URL'] then @cgi.params['date'] = [ENV['REDIRECT_URL'].sub( '.*\/(\d+)\.html$', '\1' )] end
これならmod_rewriteを使えない人にはいい方法かもしれない。ErrorDocumentなら使えるレンタルサーバも多い気もするし。
■ screenで日本語
また「tDiary日記」になりつつあるので、少し軌道修正をしなくては……。
涼しい日が続いているので(今日は暑かったけど)、またLinuxマシンの前に座っていることが多くなったのだが、Eterm上でscreenを使うと日本語がちゃんと表示されないので困っている。
Windows上のTeraTermから、他のLinuxホストにsshしてscreenを使う分にはまったく問題がないし、ときどき化けた時でも、「kanji euc」コマンドを入れて画面を書き換えればちゃんと表示される。
しかし、Etermからだとローカルのscreenでも、リモートホスト上のscreenでも、まったく漢字が使えない。.screenにはAsumiに付属の/usr/share/config-sample/screen/sample.screenrcをベースに、基本的にはescapeを書き換えただけで使っているんだが。
screenユーザは少なくないはずだから、今まで問題になってないはずがないよなぁ……と思って、試しにrxvtやktermを使ってみたらちゃんと表示されるやん!! なんだよ、Etermのせいか。困ったなー。
ちなみに今、VJE-Deltaから満足に使えるターミナルはEtermだけなので、これを手放すわけにはいかないのだ。表示ができても、入力できないんじゃ意味ないもんな……。
2003-09-29(月)
■ 久保田早紀(2)
さすがに、一週間ぶっとおしでこればっかりリピートつーのは飽きてくるな。そろそろ元に戻そう。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005HPUHそれはそうと、いま買おうかどうか悩んでいるのがこれである。久保田早紀が別名で復活して宗教歌を唄っているというアレ。うーん……。
◆ reno [久米大作氏は久米明氏の次男だったと思いましたが…当時はそう報道されていたような。]
◆ スズキシゲヲ [大作さんは明氏の次男のようですね。 ちなみにご本人のサイト発見。 http://www.gospeljapan.co..]
◆ たまご [ライブをやった教会は たまらん坂にある 国分寺バプテスト教会です!毎年やるよ〜いろんな人のライブ!]
◆ ユリ [何年振りに彼女を新聞で見て、噂の本を手にいれてみました。キリスト教は日本だと超少数派だけど世界では常識なんだって事が..]
◆ ただただし [↑噂の本というのは「パワー・フォー・リビング」のことだと思われる。カルトではなく特に害はないというのがもっぱらの評価..]
◆ ユリ [そうですね。浅はかかもしれないですね。ごめんなさい。お邪魔しました。]
2005-09-29(木)
■ tDiary 2.0.2がruby 1.8.3の秘孔をつく拳
自分のトコロはTrunkにあげてごまかしたつもりになっていたが、別のサイトでも同じ現象が起きていることが発覚し、おまけにDebianにも報告があがるという事態に。あわわ。
1.8.3はpreview3が出たときに自宅の環境でチェックしたけど無問題で、正式版を第一tDiary.Netの本番環境に入れたらこうなった。で、同じ(と思われる)環境を自宅に構築しても何も起きないし。backtraceを見る限りGCまわりらしいから、おれにはお手上げだなぁ。
とりあえず、対処対症療法としては以下の方法がある:
- tDiaryを2.1系にあげてしまう(なぜか直る)
- rubyを1.8.2(+セキュリティpatch)に戻す
もっとも、rubyを1.8.2に戻しても、おれの日記ではrss_recent.rbで不可解なエラーが出たりしたので、例のeval.cのパッチに問題があるのかもしれない。セキュアモードを使わない人は素の1.8.2を使うのが一番無難ということになりそう。
■ チャーリーとチョコレート工場
帰宅してから海老名のTOHOでレイトショーを観る。
いやもー、ジョニー・ディップとかどうでもいいし。とってつけたようなストーリーもテーマも関係ない。この映画の見所は、ディープ・ロイ扮するウンパ・ルンパ族に尽きる。これだけでお腹いっぱいだよ。あー、面白かった。
■ のまネコぎっしり
TOHOシネマの前にあるゲーセンに、のまネコのキャッチャーがどっさり入っていた。avexはネット上の騒ぎにはこれ以上関わらず、儲けられるうちに儲けてしまうことにしたんだな。それはそれで正解だろう。
なぜなら、2chで騒いでいる連中とavexの顧客はほとんど重ならないだろうし、そもそもにちゃんねらは飽きっぽい。それ以上に「マイヤヒー」の賞味期限は短い。法的には問題ない以上、知らんぷりして賞味期限を使い切るほうが賢いわな。
追記(2005-09-30)
……とか書いた翌日に商標登録取り下げと来たよ。ありゃー。このまま突っ走って「悪のavex」で通して欲しかったなー(笑)。こうなると、ひろゆきの公開質問状への対応が気になるところである。
◆ TrackBack [http://sho.tdiary.net/20050930.html#p01 ただのにっき tDiary 2.0...]
◆ a.k [ちっちゃい方です100円で取れました(^_^)v]
◆ TrackBack [http://www.310f.com/exocet/tdiary/20050930.html#p02 かっとびくん..]
◆ hi_saito [「のまネコ」ってコレですから。 http://www.bmybox.com/%7Estudio_u/nomaneko..]
◆ ただただし [なるほど。大人の世界はややこしいのね……]
◆ Henrich [とりあえず、Debian BTS は ruby1.8 パッケージに reassign しました。]
2006-09-29(金)
■ 「増井さんが遠くに行っちゃう!」とか感じてしまう自分がちょっとイヤ
増井俊之さんが来月から米Appleに移籍という話を朝からあちこちで見かけて、たいそうショックを受ける。いや、「ショック」とはちょっと違う? うまく表現できない複雑な感情。
以前から、もっとも尊敬する研究者として増井さんの名前をあげているし、最近はWikiを媒介にして直接お会いできる機会も何度かあったりして、「Wikiやっててよかった〜」とか、「日本に生まれてよかった〜」とかしみじみ感じていたわけだが。アメリカに行かれちゃったら、そういう機会も減っちゃうよなぁ、と考えてちょっと暗くなったりして。ガキかよ。
一方で、現状に満足しないでどんどん居場所を変えるそのバイタリティに、「やっぱ増井さんすげぇ」とも思うわけで。心からの祝福と、強い期待を感じているのも確かなのだ。
まぁ、SONY在籍時代には、自分がアンチSONYであるがゆえに増井さんの息のかかった製品が買えずに歯噛みをしたものだが(買えよ)、今のところまだアンチAppleではないので、近い将来増井さんが手がけたApple製品を触ったり買ったりできるかも! と考えると、それは楽しみでしょうがない。
ともあれ、ますますのご活躍を期待しています、増井さん。
2007-09-29(土)
■ Wiki小話Vol.8メモ
久々のWiki小話のテーマは「イントラWiki」。テーマがテーマだけに仕事で使っている人が集まった雰囲気。カッコ内は独り言というか感想。
Enterprise2.0社内Wikiの目的 - 塚本さん
- ファイル置き場としてのWiki
- 勝手Wikiのリスク
- 情報漏洩
- 知的労働者の行動とアウトプットを可視化するためのプラットフォーム == Enterprise 2.0
- (もう「2.0」とか言うのやめようぜ……)
- でも偉い人向けバズワードとしては効果的?
- システム提供者が検討すべき機能
- Wikifarm
- portal
- (全体検索は必要だよね)
- WYSIWYG
- アクセス管理
- (まぁ、今はSNS連携だろふつー)
- 導入はトップダウンで……という時代
- 質疑:
- コストの話は? →なし
- ファイルサーバをWikiで置き換えてもたいしたコストダウンにならない
- それより導入の成果を測定する方が難しいよね
社内Wiki - ふしはらかんさん
- 社内コミュニケーションはIRCメイン。全社で60名
- その他EggPlan(タスク管理)、Trac(ソース管理)などを活用
- Wikiは賞味期限の長い情報を蓄積。全社的にHikiFarm。
- Hiki由来の問題がいくつか:
- アクセスコントロール
- 記法
- IRC連携
- 運用面の問題: メンテナンスが滞ることが多々ある
- 質疑
- 管理は?
- オフィシャルなWikiだが、未管理。カオス状態に
- 複数のシステムがあるので、縦断検索ができるようにすれば管理不要かもよ
- 管理は?
qwik.jpの話 - etoさん
- (論文発表前なので非公開につき)略
ちょい感想
一言で「仕事で使ってる」と言っても、トップダウンで全社的に導入が進んでいる会社もあれば、いまだ勝手Wikiが林立してカオスな状態の会社までさまざま。でもアクティブユーザの割合は、どんな場合でも1〜3割に収まってるっぽくて、そのへんは面白かった。
まぁ正直、これからWikiをナレッジマネジメントに使おうと思ったら、トップダウンしかありえないでしょ。それも、組織構造をちゃんとマッピングできるエンタープライズ向けのSNSにビルトインしているような実装が好ましい。
あと、Wiki記法はありえないので、WYSIWYGは必須だろう。そう考えると、まともに成果をあげるためにはけっこうハードル高いよなぁ。
関連
■ 初ジュンク堂
Wiki小話の二次会はパスして、別件で新宿に出てきていたかみさんと落ち合。軽く食べたり、メガネを作ったり。その後、初めてジュンク堂に寄った。いや新宿はよく通るけど、ジュンク堂は巡回ルートから外れてるからなぁ。最近、本はほとんどAmazonだし。
で、Amazonにない本は、とうぜんジュンク堂にもないわけで、探していた本は1冊も見つからず。そりゃそうか。ジュンク堂は棚を渡り歩いて本と出合うための本屋だからな。探してるものがわかっていて来る所じゃない。
……というわけで、科学系の棚はけっこうヤバかった。手持ちがなくて助かったよ。できるだけ近づかないようにしよう。破滅してしまう。
2008-09-29(月)
■ バベル17 (ハヤカワ文庫 SF 248)(サミュエル R.ディレイニー)
ハヤカワ文庫は最近、なぜか若いときに読み逃していた名作をときどき復活してくれたりして、けっこう助かる。もっとも、その他の新刊といえばシリーズ物ばっかりで、単に新作が出ないだけなのかも知れない。はっ、ひょっとして今は、「翻訳SF冬の時代」!?
というわけで、未読だった『バベル-17』をやっと読んだ。まったく、Rubyユーザとしてあるまじき!
表層的にはスペオペで、裏にはもっと深遠な話が横たわっている的な分析はもう、うんざりするほどされているので書かない。豊かな人物描写や風変わりなガジェットなどなど、書かれた時代のことを考慮しなくても普通にスペオペとして面白いし。さすがディレイニーだなぁ。
さて、まつもとさんがRubyを語るときに引き合いに出す*1「思考を規定する言語」バベル-17は、一人称・二人称を持たないプログラミング言語の末裔として描かれており、その圧倒的な記述力で、操る人間の思考までをも変えてしまう。ガジェットとしてはめちゃめちゃ魅力的だが、今のところRubyは(まだ)そこまでの記述力は備えていないので、我々Ruby使いは他の言語を併用せざるを得ず、完全にRubyに乗っ取られるチャンス(?)は残念ながらまだない。
そんなわけだから、ちょっと前に話題になったRuby信者批判に出てくるような「思考をRubyに乗っ取られた信者」なんて、存在するわけないじゃんと思うんだけど、どうなんでしょうね。実在するなら会ってみたいよね。この本に出てくるブッチャーみたいな人なんでしょ?
*1 最近はあまり耳にしないので「引き合いに出していた」と言うべき?
2010-09-29(水)
■ ドーラ、グスタフの餌を食べたがる
いちおうドーラには1歳未満の子猫用、グスタフには1~10歳の成猫用の餌を与えているのだけど、どうもドーラが自分のよりグスタフが食べてる方が好きらしく、与えてしばらくはちゃんと自分の餌を食べ始めるのだが、油断して目を離すといつの間にかお互いに相手の餌を食べている。
ドーラがグスタフの方に首を突っ込んで、(気の弱い)グスタフが譲ってしまい、しょうがないので空いているドーラの餌を食べるという図式が多いみたいだが(で、写真のようなスタイルになる)、逆のパターンもあるみたい。隣の芝は青いってか。
困るのは、子猫用の餌は成長のために栄養豊富になっているわけで、これからどんどん大きくなって欲しいドーラに必要な栄養が行き渡らず、もうこれ以上大きくなって欲しくないグスタフに過剰な栄養が行ってしまうということだ。多頭飼いで別々の餌を与えないといけない場面って多いと思うんだけど、どうやってこういう問題を解決してるのかなぁ?
2011-09-29(木)
■ 今日のAmazonの発表で一番すごいのは「Kindleのメモリを2GBに減らした」こと
いやぁ、今日発表になった新しいKindle、いいよねぇ。カワイイ。これは欲しいわ。
えっ? Kindle TouchでもKindle Fireでもない、無印Kindleなのかって? そりゃそうです。
ときどきKindleを持ってくるのを忘れて、仕方なくスマフォでmobiファイルを読むことがあるんだけど、タッチインタフェースで読書するというのは、けっこうストレスが溜まるのよ。なにしろ、「紙面」に常時指が乗っているわけで、指をどかさないと読めない部分があるってことだから。しかも電車で立って読んでる時に揺れたりすると、落とさないように端末をしっかり掴みたいけど、うっかり画面に触るとページがめくれちゃったりするわけで、何も考えずに「がしっ」と掴める現行Kindleは実にいいデザインだと思う。まぁ、たしかにあのフルキーボードはちょっと垢抜けないのだけど。
その旧Kindleからフルキーボードだけとっぱらって小さく軽くなった新しいKindleが悪いはずがない。TouchやFireではなくなった左右のページめくりボタンも健在だしね。あれは右手で持っても左手で持っても簡単にページめくりができる、非常にすばらしいデザインのたまものなので、やはりKindleには欠かせない要素だと思う。これで画面が7インチになってくれれば、理想の読書端末なんだがなぁ。
あー、あと、内蔵メモリが4GB→2GBに減っちゃったんだよね。廉価版だしなぁ……と、ここまで考えてはたと思いつく。そうか、これをアメリカで使っている人たちは、(もちろん)AmazonからAZW形式の電子書籍を買って読んでいるわけで、2GBもあればもう、読み切れないほどの本を入れておくことができるのだ。おそらくAmazonは、ユーザの「蔵書数」をオンラインで調査して、たいていの人には4GBも必要ないってことを知ったのだと思う。
もちろん$79という破壊的な価格を達成するために削れるものはなんでも削る、結果としてメモリも削ったということだとは思う。しかし「2GBで十分」という判断があったのは間違いないのだ。
ちなみにおれのKindle(内蔵メモリ4GB)は、まだ数十冊しか入れてないけど、残りが500MBを切ってどうしたものかと悩んでいるところ。そりゃそうだ、テキストなら数MBで済む本を、わざわざ画像にして100MB以上もの大きさに増やしてるんだからな!
アメリカの読者は2GBでもあり余るほどの「書庫」を持ち歩ける。一方日本の我々は4GBあってもぜんぜん足りない。この現実に気づいて、なんだかものすごく悲しくなってしまったよ。はぁ。
2012-09-29(土)
■ 入門 Sinatra――Web制作のためのシンプルなRuby DSL (Alan Harris/Konstantin Haase)
軽くパラパラと読み始めたら、あっという間に読み終わってしまった。ライトウェイトなSinatraらしい軽量な電子書籍だった。
Sinatraは付属のREADMEがわりと十分なガイドラインになっているとよく言われるが、あれに不足している説明をしっかり補完した上で良いサンプルをつけた、「入門」としてよくまとまった本だ。Webアプリを作るにあたって「Railsはちょっと大げさかなー」と感じているなら、これをさらっと読んでからSinatraやPadrinoをチョイスするのは良いと思う。
このボリュームで1800円近くするのはちょっと割高かなーと思わなくもないけど、市場の狭い日本で、DRMなしの翻訳本が手に入るなら個人的に文句はない。ただ、EPUBオンリーだと事前にページ数がわからないのが難点だとボヤいたら、原書の方にはPDFもあるから参考になると教えてもらった。PDFで122ページとのこと。$12.99なんだから別に日本版がとりわけ割高なわけではないね。
2013-09-29(日)
■ この日記からGoogle AdSenseを取り除いた
長らくこの日記の本文直下に置いてあったGoogle AdSenseの広告エリアを削除した。といってもここ1年くらいは表示されてなかったはずなので、見た目的には何も変わらないが。
約1年前、Google AdSense(のボット)から http://sho.tdiary.net/20050915.html#p04 に違反があるからGoogle AdSenseを停止した、72時間位内に云々という例の警告メールを受け取った。ちなみに理由も書いてあって(最近はちゃんと該当するURLと理由を教えてくれるんだね!):
クリックの誘導: お客様が Google 広告をクリックするようユーザーを誘導したり、広告ユニットを過度にアピールすることは許可しておりません。たとえば、サイトに表示されている Google 広告について「広告をクリック」、「スポンサーをサポート」、「おすすめサイトにアクセス」などのフレーズや表現を記載することはできません。
ふむふむ。ちなみにくだんのページを読めばわかるが、書いてあるのはtDiary.Netユーザに対しての「そういう誘導をしないでください」という注意書きであって、Googleの指摘のむしろ逆である。Googleめ、ついに上島竜兵メソッドまで実装したか……なんてことはなくてただの誤判定でしょうと軽く考えて「違いますよー」的な返信をしたのがちょうど1年前の昨日。
すぐに「広告再配信をご希望とのことで承りました。ポリシーに関するスペシャリストが間もなく審査いたします」という自動返信メールが来たあと、そのままなしのつぶてで1年放置された。いや知ってたけどね、AdSenseの対応が最悪なのは。
まぁ、もともとドメイン名の維持費用くらい出ればいっか、くらいの気持ちでやってたものだし、実際それくらいしか上がりがない*1瑣末なサイトなので、いちいち人間様がサポートとかしてられないのでしょう。わかります。
というわけで1年待ったのでAdSenseとは決別した。代わりに何か貼ってもいいけど、いまだと何がいいのかねぇ。
*1 ので他のtDiary.Netサーバ管理人の皆さんには何も還元できなくて申し訳ないのだけど。
2015-09-29(火)
■ tDiary 4.2.0リリース
3ヶ月ごとの肉の日なので、tDiaryをリリースした。
今回、新規機能の追加というより盲腸みたいな機能を削ったんだけど、いちおう非互換なのでマイナーバージョンアップにして4.2。
以前から「もーそろそろいいだろ」と考えていた携帯電話(フィーチャーフォン)向けの軽量ページを廃止。世界的にも国内でも、フィーチャーフォン向けの専用サービスが消滅しつつあるので、まぁ時期的には十分かな、と。
さらに思い切って、スマートフォン向けの最適化をサーバサイドで行うのもやめた。必要なことがあればブラウザサイドでJavaScriptを使って行うこととなる。
これで今後はどんな場合も同じHTMLページを返せばいいようになったので*1、プラグインの書き方なんかもだいぶすっきりしたはず。
*1 ただ埋め込み系プラグインの場合、feed向けの場合は引き続き細工が必要なことがあるけど。
2016-09-29(木)
2017-09-29(金)
■ tDiary 5.0.6リリース
肉の日恒例の。
今回も小規模なバグ修正がメインかな。
contribのGoogleフォトプラグインが複数選択対応になったりしてかなり便利になったのでここもさっさとあげなくては。
それにしても最近、夜間の自宅のネットワークがあまりに遅くて、git pullやgit pushに時間がかかってしょうがない。リリース作業はもっといい環境でやりたいものだ。
2019-09-29(日)
■ 伊勢丹相模原店、閉店前日
いよいよ明日で伊勢丹相模原店が29年間の幕を下ろすのだけど、さすがに平日には来られないので、前日にいつもの買い物をしに来た。といっても閉店セールの影響で店内はものすごくごった返していて、そんなに名残惜しいなら普段からもっと来いよ……という「閉店直前あるある」な感想しかない。
2020-09-29(火)
■ 浴室のドアが直った
浴室のドアが壊れたと書いたのはもう1ヵ月以上前のことなのだが、その後の経過としては、
- 馴染みの工務店に連絡して見積をとってもらう
- 1週間以上待たされた上にLIXILから目の飛び出るような見積がくる。運搬費・工賃が多重に乗ってる*1
- 「ふざけんな」といってつっ返す
- 型番でググったらモノタロウにあるじゃん!
- 工務店に「モノタロウで買ってみるわ」と連絡する
- わざわざアカウントまで作ったのに、個人では買えない商品だった*2
- でもパーツの図とかが見られたので、これさえあればなんとかなりそうだとわかる
- 工務店に「パーツだけでいいので安く取り寄せて」と依頼
- これもまた2週間くらい待たされる
- なんと在庫がないのでLIXILで製造中らしい。そんなことってあるのか! それじゃしょうがないなぁ
- というか「ディスコンです」で終わりにしないでちゃんと作るのすごくない?
で、今日ようやくパーツが届いた。いやー、長かった。
さっそく取り付けたのだけど、いままでついていたのとだいぶデザインが変わっている。新しいのはドアが上下で二分割されていて、間に取っ手兼補強パーツが挟まってる。なるほど、これで応力を分散して、破損を防いでいるのか……って、やっぱり旧型は設計ミスじゃねーか! 高さ2mもあるドアを上下端だけで支えてたら、金属疲労もおきるよなぁ、そりゃ。ま、ちゃんと改善されるのはいいことだ。とうことにしておこう。
そんなわけで、真新しくなったドアを閉めて風呂に入った。やれやれ。
2021-09-29(水)
■ 川崎 3-1 神戸@等々力陸上競技場
J1はスケジュールがキツキツなので、中2日でふたたび等々力へ。期末でくっそ忙しい中、平日の夜に抜け出すのはかなり厳しいんだけどなー*1。まぁ行くんだけど。3日前と同じような天気予報だったからけっこう暖かい格好で行ったのに、今日はぜんぜん気温が下がらなくて暑かった。もう明後日には10月だというのに。
今日もまた先制されて、それでもPKをもらってまずは同点、ひと安心と思いきや家長がまさかの失敗で(笑)、さすがに心配になる前半の試合運び。それでも後半、オウンゴールも含めて3得点しての逆転勝利でよかった。とくに3点目はPK失敗の家長のミラクルなゴールで目にもご褒美だった。
それにしても神戸は、きらびやかな選手を何人もそろえているのに、総体としてはそんなに怖くなくて、ほんとにもったいないチームだよ。
次はまた中2日、ホームで多摩川クラシコなんだけど、今回はチケット争奪に敗れたので行けないのだ。緊急事態宣言明けたことだし、もうちょっと観客を入れてもいいんじゃないかと思うんだけど(ちなみに今日はほぼ5,000人)、追加販売とかしないのかなぁ。
*1 職場から直行するのに比べ自宅からだと時間がかかるので、こればかりは在宅勤務の方が時間的制約が厳しい。
◆ しんちゃん [今日納車でした。いやぁ楽しいバイクですね。 雨に降られたのは内緒です。(笑)]