2000-09-23(土)
■ オリンピックモード
PK戦になったとき、中田が外して負けるだろうな、と思った。本当にその通りになるとは。今大会の戦犯は中田とトルシエだ(柳沢は得点できたので許す)。特に、調子の悪い中田を使い続け、延長戦で選手交代をしなかったトルシエの罪は重い。今までトルシエの采配を信用してただけに、これだけは納得いかん。まるで八百長試合のようだ。DFはいい動きしてたんだけどなぁ。MVPは中澤でしょう。高原もよかった。稲本も。三浦も。あー、もう、選手はみんな(除く中田)よかったのになー。すげー悔しい。
競泳女子は、最後に有終の美を飾れてよかったっすね。個人的に応援していた萩原は残念だったけど、最後に中尾を祝福した笑顔が見られたのが救いか。柔道はもう何も言うことなし。篠原のことを抜きにしても、レベルの低すぎる審判には呆れるばかりだ。オリンピックがこんなことでいいのか。
■ GIMP
さて、ロゴマークはやっぱりJPEGにしました。やっぱフルカラーだとPNGはデカいなぁ。そういえばかねてからLinuxの(というかXの)GUIアプリケーションはキーボードで使いづらいと言っていたけど、GIMPはそうでもない。前から使っていたのに書き忘れていたけど、GTK+のメニューはマウスでポイントした状態で何かキーを押すと、そのキーがショートカットとして登録されるようになっている。もちろんアプリ側でのサポートが必要で、これをちゃんとサポートしているアプリは多くないんだけど、さすがGIMPはGTK+の生みの親だけあって、きちんと使える。そんなわけで、最近はGIMPはバリバリとキーボードで使っているのであった。思いついたその場でカスタマイズができるこのインターフェイスはなかなかイイと思う(存在自体を知らないとまったく使えないのが難点だが)。ちなみにキーアサインはPaint Shop Pro互換(笑)。
2001-09-23(日) 2199歩
■ もてぎ
今日はツインリンクもてぎで行われている恒例の「ホンダエコノパワー燃費競技全国大会」に行く予定だったのだが、朝から体調が悪くて断念。夫婦そろって風邪ひきだ。さすがにここ数日の冷え込みにやられたもよう。この体調でさらに寒いもてぎで過ごすのは無茶だな。
ということで、明日の決勝におれだけバイクで行くことにした。今日はのんびり。
■ インターネットラジオ
今まで使っていた#15はチップセットがi815で、内蔵音源をLinuxから使えなかったんだけど、今度のSiS630Eはちゃんと認識されるのでデフォルトで音が出る。しかもこのベアボーンキット、ケースにステレオスピーカー内蔵という無茶な作りになっているので、外部スピーカーがいらない。もちろん音はそれなりだし、縦においているのでステレオの恩恵はないんだけど、簡単に音を出せるのはいい。
というわけで、今までmph-getくらいしかなかったブロードバンドの使い道をひとつ増やそう。インターネットラジオ流しっぱなし生活である。もちろんBGMにはJazzでしょう。
Kondara 2.0の製品版にはRealPlayerのRPMが付属しているので、これを入れる。あとはgoogleで「radio jazz real」とでも入れて見つけしだい聞きまくればいいわけだ。……というわけで特別なにもせずに使えてしまった。あっけない。
ただ、RealPlayerが使おうとするWebブラウザがNetscapeなのが困る。どこをいじればいいのやら……。
2002-09-23(月) 10959歩
■ エコラン(2)
市販車部門と違い、一般部門は5周、30分近くかかる。窮屈な姿勢のまま微速走行するのはけっこうつらいだろうなぁ……乗ったことないんだけど。でも、フルカバードな本気チームに比べれば、上体がさらされているスギヤマチームのマシンは涼しい分だけいいかも知れない。
というわけで、のんびりサーキットに出向いて、しばらく居眠りしたらもう決勝である。今日はちゃんと5枚のピットサインを出す。結果は380km/Lくらい。くー、おしい。目標達成できず。また来年、挑戦を続けることでしょう(たぶん)。
あとは(入賞の可能性はないので)早めに引き上げて渋滞が始まる前に帰宅。
2003-09-23(火)
■ 久保田早紀GOLDEN☆BEST
最近、パチモンの「異邦人」をよく聴くようになったせいで、オリジナルが聴きたくなった。デビューアルバムの『夢がたり』はすりきれるほど聴いたしな。LPを処分するときにいっしょにテープも捨てちゃったからなぁ。
というわけで、ベストアルバムを買ったのであった。「ナルシス」を入れて欲しかったなぁ……とか言ってると、結局『夢がたり』も買っちゃったりして。あのジャケットには今も萌える……のでジャケットも貼っておこう。
あらためて聴いてみると、けっこう歌謡曲っぽい歌い方してるよなぁ。昔は格別な感じがしていたんだが。まぁ、いいんだ、歌謡曲世代だし。
■ Forget-me-not (1)(鶴田 謙二)
久々にコミックまとめ買い。これ、「(1)」なんてついてるけど、続きなんて出やしないことくらい、ファンはみんな知っている。「たぶん(1)」とか「きっと最終巻」とかにした方がいいぞ >講談社
■ https://www.amazon.co.jp/dp/484010901X
小原愼司の名前だけで、中身も知らずに買ってしまった。どうかしている。これも「(2)」が出るかどうかすごく不安。つーか、Amazonにすらないのに入荷してるのは偉い >文教堂
2003-10-10追記: Amazonにも入った。その上ちゃんとおすすめされた……
■ 東プレの“あのキーボード”がテンキーレスで登場
ぬおぉ!! 「テンキーレスこそ正義」と信じている身としては、これは買わねばなるまい!? つーか、買わない? >suzune, houkou
2004-09-23(木)
■ tDiary: spam一括削除
ちなみにプラグインではなく、コマンドですな。
いかにも車輪の再発明な気がする。
いや、誰もが「きっと誰かが書くだろう」と思いつつ、何も手を打たなかった、というのが真相っぽい気が……。おれも「書こう、書こう」と思いながらも、忙しくて何もできなかったし。ところで、
バックエンドに RDB を使ったブログツールでは SQL一行で同様のことができるようだ。その方がスマートだなあ。
tDiaryにもRDBを使った実装はあるので、誰かがcontribあたりに入れてくれるだけでいいんだけど……。いま主に使ってるのはMoonWolfさん? これか。
とにかく今、おれはtDiaryのメンテはまったくできないので、contribあたりはやりたい人ががんがん整備してくれちゃっていいんだけどなー。
■ 川崎フロンターレ、ホーム2連敗
試合のたびに「祝・昇格!」という文面の日記を準備して待ってるのに(笑)、なんだこのザマは〜。
2005-09-23(金)
■ 宮川公園風力発電所
そう言えば、『プラネテス(3)』でタナベの父ちゃんの職業が、風力発電機のメンテナで。あれは「憧れの職業」に入れてもいいんじゃないかと思うんだけど、どうよ? おまけに住んでる街の名前が「風車ヶ原」だぜ。いいよなぁ。
というわけで三浦半島のさきっちょまで行って、風車を見てきた。たぶんうちから一番近い本格的な風力発電設備だ。北海道をツーリング中にもっとたくさんあったのを見たことあったけど、これだけ近づくのは初めて。ここのは二基だけど。
風車の風情はパラボラに通ずるところがあってよろしいな。稼動中のパラボラはなかなか見られないけど、コイツらは風があれば勝手に動くのもよい。
実物は『プラネテス』に出てきたのよりずっとゴツくて、しっかりした感じ。そよ風ていどなのに、けっこうブンブン元気に回っていた。デカいだけあって、風切り音も低くうなるようだ。
※やっぱりあった、風車めぐりをしている人のサイト→気ままな風
■ tDiary: Rubyの脆弱性対策
今回のRubyのセーフレベルが回避可能となる脆弱性は、tDiaryにもけっこうインパクトがある。tDiaryのセキュアモード(@secure = true)は、このセーフレベルを使って日記ユーザの悪意からシステムをガードしているからだ。
というわけで、もしセキュアモードで赤の他人に日記を貸していたりするなら、ここを読んで対策していただきたい。ちなみにtDiary.Netは対策完了。
■ インターフェイスの街角―本当に使いやすいユーザー・インターフェイスの極意 (UNIX MAGAZINE COLLECTION)(増井 俊之)
増井さんはおれのPrimary Respect Person、略してPRPなので、この書評は客観性にかける可能性があることを断っておく。
……とは言ったものの、連載を開始した1997年からの雑誌記事をそのまま集めただけ(しかも途中まで)という書籍が、2000円もするのはどうなのよ! と思わなくもないんだが(笑)。どうもユニマガって、雑誌の作りに真剣さを感じられないのだが、書籍にも近いものを感じちゃうよなぁ。せめてURLくらい、最新の情報にアップデートして欲しかった。いまだにCSLの増井さんのサイトに行くと、ちゃんとpitecan.comに飛ばされるのには感心したけど(これは編集者の功労ではないが)。
とはいえ、それゆえに面白いことも確かである。これを読んでわかるのは、研究者というのはだいたい5年くらいは世間の先を行っているものだということ。例えば、いまや携帯のかな漢字変換でごく当たり前になった感のある「予測変換」。その先駆けであるPalmPilot版POBoxは、連載のかなり最初のほうですでに登場しているので、だいたい5年。
それから、かなりの紙数をさいている検索ネタ。特に全文検索を活用した情報管理に関しては、ここ今年から来年にかけて、各種デスクトップOSに本格的に取り込まれていく技術だ。ということは、いまユニマガに増井さんが書いていることは、5年先のトレンドを予言しているかも知れないってこと! わー、ちゃんと読まなきゃ!(←最近立ち読みばっかり)
もっとも、ぜんぜん来なかったネタもあるけどね。ズーミングはぜんぜん来ませんな。地図のインタフェースくらい? それからキーボードもぜんぜん進化してない。実世界インタフェースはあと一息か。でも、「検索」と「予測変換(これも検索の応用だが)」だけでも「当たって」いればたいしたものだよなぁ。ウェブログで与太を飛ばしている素人と、ホンモノの研究者の違いを見た思いですよ。
◆ なかだ [うちのほうにも一本立ってますよ。 なんかの工場の敷地内みたいだけど。]
◆ なりた [惜しい、三浦へ行ったのなら、総務省関東総合通信局三浦電波監視センターの11mパラボラというネタもあったのですが。 h..]
◆ ただただし [県道214!? がーん、帰りに通ったよ、その道。あ、でも日が暮れてたから見られなかったかー。また今度行きますよ]
◆ kkojima [陸地があると風が安定しないので、風力の立地は半島部が有利です。リンクのある「気ままな風」にも乗っていますが、遠出が可..]
◆ ただただし [青森かー。遠いんですよねぇ。カブで行ったときは片道3日かかったし(あたりまえだ)]
◆ kkojima [うひゃ。カブで返されるとは思わなかった。遠いのは確かですけれど、まぁ、足が向いたらということで。]
2006-09-23(土)
■ G大阪 4-0 川崎
前半の途中からTV観戦。マギヌン退場にジュニーニョ負傷退場ってあんた、イジメかよ!?
とはいえ、ここ3試合で10失点(千葉戦のPKは除く)。どう控えめに言っても、守備面で何か問題を抱えているのは間違いないだろう(でもTV中継とかでなぜ誰もそれを指摘しないのか不思議だ)。どこかで少し時間が取れて、修正する余裕があればいいんだが……この先はほとんど空き日程がないのかぁ。キツいのぅ。
2008-09-23(火)
■ 富士山一周
4:30にアラームをかけて寝たら、4:10に目が覚めた。どんだけジジイなんだと。そんなわけで伊豆方面じゃなくて富士山方面にした。夏休みツーリング以来、1ヶ月以上バイクに乗ってなかったよ。というか洗車してないから泥んこだけど、まぁいいや。愛でて楽しむバイクじゃないし。
夏の間はどんだけ早起きしても夜が明けていたんだが、9月も後半ともなると日が昇るのもずいぶん遅くなる。御殿場ICから富士山スカイラインに入るあたりでちょうど太陽が顔を覗かせて、みごとな赤富士になった。写真を撮った時にはだいぶ昇ってしまっていたけど。
今日は「手持ち機材で車載動画にチャレンジ」というテーマがあったので、新五合目の入り口で「Gorillapod + IXY Digital」をセットアップ。もちろん無茶は承知。カメラポジションの選定が目的。
R1200GSは性格上、むき出しの部分が多いので、カメラを固定するパーツは多い。まずはスクリーンの背後、メーター周りを固定しているステーにGorillapodをぐるぐる巻きつけてみる。落下防止にタイラップで足の一本を固定。結果はまぁ、ある意味面白い動画になったんだけど、エンコードの勉強したらあとでニコ動にあげよう。ただ、思ったほどひどくなかったかな。ただこの位置は、スクリーンへの写り込みのせいで見た目が悪い。それさえ解決できれば、エンジン音も拾ってくれるので、第一候補か。
その後、時計回りに富士山を回りつつ、西湖畔周回ルートで二度目の撮影。今度は右のハンドル周りに巻きつけてみた。安定感はこっちの方がいいけど、風をもろに食らうので、風切り音がひどい。スクリーンの端が画面に入っちゃうし。一長一短だなぁ。というか、あっという間にバッテリが尽きた。普通のデジカメじゃダメだねー。
アングル的に一番いい場所はライトの下にある、オイルクーラー周りのパイプなんだけど、この位置はカメラの状態を視認できなくなってしまうという問題が。風切り音問題もあるしな。うーん、悩ましい。
■ 横浜FM 1-1 川崎@国立競技場
神奈川ダービーなのに国立競技場という妙なステージ。国立は屋根がないからつらい。9月末だというのにたっぷり日焼けしてしまった。
試合は、中澤が一人で2得点をあげる大活躍で1-1のドロー(笑)。中澤ありがとう。
ジュニーニョを替える決断ができない監督の弱気と、ぶり返した「ブラジル人頼り病」が諸悪の根元という気がするね。
2009-09-23(水)
■ ACL準々決勝: 川崎 2-1 名古屋@国立競技場
等々力がなんか陸上の大会で使われているので、ホームながら国立へ。バックスタンドは陽当たりがいいのでけっこう暑い。
DFを替えたおかげか、土曜の試合に比べてずいぶん守備が良くなった。前半に先制されたものの、後半2点を返した。まだアウェイ戦があるから引き分けに近い勝利だけど、連休中に連敗しなかったから良い良い。
それにしても、まがりなりにも国際試合だというのに、審判の質が悪くてまいるなぁ。止めるべきじゃない局面でしょっちゅう止めるし、ファウルやカードの基準がさっぱりわからないし。いったい今日は、何枚のカードを食らったのやら……。
2010-09-23(木)
■ 富士山できのこ狩りをしてきた
今日は某うどん会の方々に誘っていただいて、富士山で秋のきのこ狩りを楽しんできた。
マイクロバスを運転手付きで借りきって、新宿~八王子~河口湖からスバルラインへ。外はすでにけっこうな雨で、「アメフラシ」の面目躍如だ(スミマセン……)。雨がひどかったら中止も覚悟の上で五合目まで登ったら、それなりに風雨は強いものの、森の中に入れば気にならないレベル。状況次第で撤退も考えつつ、精進湖林道に入る。目指すは三合目である。そう、ここから下り。
富士山って山は、とくに五合目から上は植物はないわ、溶岩は歩きにくいわで、好き好んで登るもんじゃないというのが個人的なスタンスなので、五合目から下るというのは実に理にかなっている。勾配もきつないし、きのこを探して道を外れても地面は苔むしているから歩きやすい(穴に気をつける必要はあるけど)。たんなる登山ではなくて、自然を楽しみながらののんびりトレッキングには実にいいコース。
もっとも、おれはボーイスカウト経験は長いもののきのこ狩りはほぼ初めてだし、かみさんもそうだから、そもそも目の付け所がわかってないから見つけることそのものが難しい。見つけても食べられるかどうかよくわかんないし。専門家が同行してくれているので、毒きのこを持ち帰る危険はないというのは実にありがたかった。といっても、すでに教えてもらったきのこの名前は覚えていないのだけど……。
そんなこんなで普通に歩けば1時間ていどの道を数時間かけて下ると、たくさんのきのこが取れた(人によって多寡はある)。本当は途中できのこ汁とうどんを作って食べる(うどん会ですから)予定だったのだけど、雨がひどくなったのですべてお土産に。夕飯の味噌汁にして食べた。いやぁ、新鮮なきのこは歯ごたえが違うなー。
2011-09-23(金)
■ 電書版・https://www.amazon.co.jp/dp/9784774134314
「ソーシャルメディア・ダイナミクス」のあとにこれを読むのはちょっとイジワルかもしんないな。3年前に出た本だけど読みそこねていたので、先日パブーからでた「電書版」を買ったのであった。
3年前というとTwitter / Facebookといったソーシャルメディアは今ほどもてはやされておらず、CGMの主役はまだブログ。そんな中で「(企業が狙って仕掛けた)クチコミなんて成功しないよ」という指摘を空気を読まずにした本。まぁ、本書の指摘はまったくその通りで、いっけんネットで盛り上がっているように見える話題が、実際に売上増につながっているケースなんてほっとんどないにもかかわらず、なんだかみんな「ネットのパワー」に夢見てたんだよね。Amazonあたりの書評はけっこう低評価のものが多いけど、あれはたぶん「夢を壊されて怒ってる」人たちだな(笑)。
で、このことは2011年の今になってもたいして変わってはおらず、キャンペーンで強制ツイートさせるようなありがちなプロモーションを仕掛けてみたところで、その商品を継続的に買うようになったなんて話は聞いたことがない。影響力や露出を考えたらいまだオールドメディアが一番効果的で、単に広告の延長線上で考える「クチコミマーケティング」なんて絵空事だよねという、ごくごくあたりまえの(でも目を背けがちな)話である。終盤に掲載されている座談会では、そのあたりがセキララすぎるくらいセキララに話されていて、なかなか刺激的で面白い。
じゃあソーシャルメディアはどう活用すればいいのかというと、顧客との信頼関係構築の手段として使うくらいしかないわけで、ザッポスの成功なんかは単なる「クチコミマーケティング」じゃなくてそっちに軸足を置いて議論すべきだ。だとすると次にくるのは「信頼関係構築」が成功したかどうかはどう「測定」すればいいの? という話になるんだけど、本書でもそれを課題として位置づけつつも特にアイデアはないようだった。解析屋としてはこれをクリアしないと提案もへったくれもないんだけどなぁ。
先日も社内でTwitterを使ったマーケティングに関する議論していたときに、「Twitterでやれることなんてアクティブサポートくらいしかないだろ」という話をしたんだけど、著者の新作がまさにそのネタで、つまり本書の電書版公開はそのためのプロモーションの一貫という話なのであった。せっかくだから読んでみるか:
https://www.amazon.co.jp/dp/9784844330745
もっとも、新作は紙でしか売ってないようで、「電書版・そんなんじゃクチコミしないよ。」からそのまま新作も電子書籍で読みたい読者としてはガッカリだし、マーケティング的にどうなのよそれ、と思った。読者との信頼関係が構築できてないじゃん。インプレスなら電子書籍を売るルートだってあるだろうに。電子書籍を単なるプロモーション手段として使わないで欲しい。
ちなみに「電書版・そんなんじゃクチコミしないよ。」には電書版向けの追加パートがあって、この3年間で何が変わったのかを概観したりているのだけど、197~198ページにかなりひどい乱丁があった。今日になって再ダウンロードしてみたけど直ってないなぁ。と、ここで指摘しておいたら直るかね。
◆ 河野 [乱丁部分は確認して、修正したものをアップしましたので、大変お手数ですが再ダウンロードをしていただけますでしょうか。 ..]
◆ ただただし [河野さん、どうもです。乱丁というか、保険の話の後半に結婚式の話がだぶって上書きされているようなので、元データが壊れて..]
◆ 河野 [ぼくの電子書籍についての持論は「紙の書籍に無料でおまけとしてつけろ」です。 紙はいらないから安くしてという意見がある..]
◆ ただただし [「無料でおまけ」というのは、まずは体験してその良さを実感してもらう戦略ですよね。でも、データだけあっても生活を変容さ..]
◆ 河野 [そうですね、よくわかります。 いまの出版社(と出版業界、出版ビジネス)ではそれは実現できなそうですね。だから外圧、外..]
◆ 河野 [補足です。 数百冊が悪い、とうことではなく、それでは著者と編集者のふたりすら食えないという意味です。]
2013-09-23(月)
■ 富士山一周(ひさびさ)
冬は寒いといって乗らず、春は花粉が飛んでるといって乗らず、夏は暑いといって……って、今年の夏は本当に暑かったので、バイクになんて乗ったら命が危ない。というわけで、ようやく涼しくなったのでバイク復活。ここから2ヶ月がベストシーズン。毎日のように風景が変化する、バイク乗りにとって楽しい季節なので、できれば毎週乗りたいところ。
というわけで今日は肩慣らしでいつもの富士山一周コース(五合目往復あり)。夜のうちに雨が降ったのか、少ししっとりしているけれど富士山の南側は晴れ。Tシャツの上に直接ウェアをはおってちょうどいいくらいの気温。さすがに五合目は寒かったけど。
北側に回ったら雲が厚くなって、河口湖の手前で霧雨に。でも少し休んだらすぐにあがった。というか、あんまり楽しいものだから写真も撮らずに3時間ぶっ通しで走ってしまったよ。わはは。
2016-09-23(金)
■ 映画「聲の形」を観てきた(そしてものすごく疲れた)
「シン・ゴジラ」を超える大ヒット中の「君の名は。」は、かみさんが先にひとりで観に行って(予想通り)相当がっかりして帰ってきたから観ないことに決めたんだけど*1、「聲の形」はなんとなく観に行こうと思っていた。自分の中に新海誠に対する信頼はないけど、京都アニメーションに対する信頼感は醸成済みというのがわかって面白い。京アニ作品なんて「響け!ユーフォニアム」くらいしか観てないのに(笑)*2。
基本的に前知識ゼロで観ようと思っていたのに、公開時に字幕上映がないことに批判が巻き起こって、よけいなノイズが入ってしまった*3。映画を観てもいないのに「いじめられっ子がいじめっ子を好きになるなんてありえない」と断定する輩とかさ。まぁ、ストックホルム症候群でもないかぎり、たしかに和解はありえても恋愛はありえんよなぁ、とは思うよ、いじめ体験者としては。
(以下いつものようにネタバレは気にせず書く)
実際は「いじめっ子 vs いじめられっ子」なんて単純な図式ではない、巧妙な設定とシナリオによって、そんな杞憂は軽く吹っ飛んだわけだが。というかですね、始めっから最後まで、ずーーーーっと極度の緊張感が続く──なんというか、地上100mに張られたロープの上を歩かされているような──、それもハラハラドキドキのジェットコースタームービーとは違う、真綿で首どころか心臓を絞めつけ続けられるような緊張で、面白かったけどすっごい疲れた。なかなか得難い映画体験だったが、とにかく疲労困憊。ふー。もういっぺん観たいかと聞かれたら「一週間、いや一ヶ月くらいは勘弁してくれ」と答えるレベル。
聾者であるヒロインの西宮の存在が「聖人すぎる」という批判をみかけたけど、とんでもない、すごい闇を抱えた子なんである。妹が、姉の自殺を思いとどまらせるために動物の死骸の写真を家の壁に貼りまくるくらいに極度な自己否定。それでもなんとか生きながらえてたが、最愛にして最大の理解者である祖母の死をきっかけに自殺願望がふたたび芽生え、唯一の心残りであった母と石田の和解をとりもって、思い残すところがなくなってしまう。
これが冒頭の主人公・石田の自殺準備ときれいに重なる。彼もやはり(いじめをきっかけに)自己否定が強まり、母への借りを清算することで現世との関わりを断とうとしていたわけで、けっきょく、同じ強い自己否定を抱えた少年少女が、互いに相手を必要な存在とするために歩み寄るというのがこの映画の主要なプロットなのだ。なんとまぁ、「いじめ」も「聴覚障害」もそのための「置き換え可能なツール」にすぎないじゃないか。これ、観る者が持っているバイアスを試す、かなりいじわるで意図的なミスリードだよなぁ。
このミスリードに気づいてからは、ひとりで「悪役」を背負い込んでいる植野の存在ががぜん気になり始める。小学校時代から変わらぬいじめっ子ポジションを振る舞い続ける彼女の「闇」がどこにあるのか、おそらく原作では深掘りされているのだろう。原作も読むべきかなぁ。まぁルックスだけなら川井が最強にかわいいんだけど(なんたってメガネにおさげである)、噂によると原作でいちばんヤバいのは彼女らしいので、夢を壊さないためにも原作は読まない方がいいかも知れん。
そうそう、実は、結末は気に食わない。映画的なカタルシスを得るためには最善かも知れないが、あのタイミングで石田「だけ」に救済が訪れてしまうのはやはり忍びない。彼はもうしばらく、周囲のごく一部の人たちの顔だけが見える状況が続くほうが良いように思う。個人的には、最後まで石田への恋心を隠し通した植野が、西宮を罵倒するためだけに手話を覚えてくるところに最高にキュンキュンしたので、あれがラストシーンでもいいんだけどなぁ(笑)。
2017-09-23(土)
■ TV周辺のケーブルをケーブルボックスに収納した
TV周りに変更が入ってだいぶすっきりしたので(CATVのチューナーやらがなくなったのは大きい)、懸案だったケーブル周りの整理もついでにやることにした。
何を買ってもたいして変わらないとは思うが、まぁまぁ評判の良さそうなBUFFALOのLサイズをチョイス:
https://www.amazon.co.jp/dp/B00462PYDQ
これで、使用前:
使用後。新しいものを導入すると、かならず検分しにくるひとがいますね……:
しかし、それでもやっぱり機械が多いので*1、すっきりはしたけど生えてるケーブルは多い。FireTVのネット接続を有線にしてるのはあんまり意味がないから無線にすれば1本減るな(2017-09-24追記: 減らした)。
*1 TV本体、レコーダー、オーディオ、FireTV。あとスピーカーも。
2021-09-23(木)
■ 寒川神社に行こうとしたら車が壊れた
秋分の日なので、例によってお札をもらいに寒川神社へ行くというかみさんを乗せて久しぶりにドライブへ出た。コロナ禍になってから、週末の買い出しくらいしか運転しなくなってるなぁ。今日はそろそろ10月だというのに30℃くらいあって、今年初めてサングラスをかけたよ。
そんなわけで少し渋滞はあったものの、海老名まで到着し、道も空いてきたかなーという段になって車の警告ランプが点灯。エンジンのアイコンのヤツが黄色くなってる。えー。これなんだっけ?
とりあえず脇道に入ろうと、信号が青になったのでアクセルを踏み込むも、ぜんぜん回転があがらない。車の方で回転数の上昇を抑えてる感もあるし、オーバーヒート的なものだったらヤバいなと思い、ゆっくり走って近くの木陰に止めた。
もしオーバーヒートならボンネットをあけてしばらく放置か……と思ったものの、よくみるとラジエーターの冷却ファンは回ってない。エアコンフル回転だし、停止中にこれが死んでたらまずいよな、と判断してエンジンは止めた。エンジン冷えてからクーラントを見ようと、近くにピットのないGSがあったので、ペットボトルに水をもらってきた。
同時にかみさんが周辺の地図を探して、1km程度の距離に神奈川スバルの販売店がある*1というので電話したが、レッカーは常備してないので保険会社を頼ってくれとのこと。まぁそうだよね。すぐに保険会社に電話して、レッカーを手配してもらう。考えてみたら車に乗り始めてン十年、任意保険を使ったの、これが初めてだわ。いい客だなぁ。
レッカー待ちのあいだにラジエーターをあけてみるも、クーラントは減ってないし、そんなに高熱になってるわけでもない。ファンの故障だけならいいけど、現代の自動車ではこれ以上素人判断はムリかな。
そんなこんなでレッカーは到着。スバルには話をつけてあるので運送はお任せして、店まで10分ほど歩く。距離はたいしたことないけど、よりによって今日は暑い! わりとヘロヘロになって到着し、とりあえず預けて点検してもらうことに。
で、なんと店の隣がコメダ! なんという僥倖(笑)。ちょうど昼時で、歩いたあとだし、腹も減ったのでしばし休憩。本当は茅ヶ崎に出て海鮮を食べる予定だったのが、シロノワールを食べることになってしまったが、ひさびさのコメダでこれはこれでヨシ。
英気を養ったあとは、再び炎天下を15分、厚木駅まで歩いて、そのまま電車で宮山に出て、今日の目的である寒川神社参拝はちゃんと済ませたのであった。あー、よく歩いた。これでも1万歩いかないもんなー。
帰宅してうだうだしていたらスバルから連絡があり、オーバーヒートでもファンの故障でもなく、ISCV*2のモーターが断線していたとの報告が入る。そんなとこ!? 暑い日だったのと、渋滞が長かったから先入観にやられたわ。なおISCVはパーツも在庫されていたので、すぐ直るらしい。高価なパーツじゃなくてよかった。週末に回収しにまた行かねば。
◆ NT [あ、「館」が直ってる。]
◆ しんちゃん [私が借りてる鯖でもtDiaryが動くようになりました。 ホームディレクトリにコンパイルしてもらったんですけどね。 O..]
◆ G [捕獲ありがとうございます。(^_^)今後ともよろしくお願いします。 その後DVDとLibrettoの調子はどうですか..]
◆ mi [私が借りてる鯖(しんちゃんと同じだった)でもtDiaryがうごくようになりました。コンパイル方法は、しんちゃんと同じ..]