2014-09-01(月) [長年日記]
■ Google Chromeを(やっと)64bit版にした
先週はずーっと忙しくて、Chromeの64bit版がstableになったというニュースは横目で見ながらスルーしていたのだけど、ようやく導入。従来の32bit版を使っている場合でも上書きインストールでOKという情報を得たので、それでいく。
……というつもりだったのに、肝心のインストーラが見つからないの。情報もdevchannel使ってた人のガイドばっかり見つかるので苦労したけど、けっきょく日本語版のページには64bit版へのリンクがないということがわかった。どういうこったい!!
で、以下のリンクからインストーラをダウンロードして:
起動中の32bit版はいったん終了してから(終了しなくても成功した環境もあったけどNGな場合もあったので)、あとは普通にセットアップすればOK。64bitアプリなのに「C:\Program Files (x86)」に入るのはちょっと気持ち悪いねぇ……。
DirectWriteで文字描画が高速に(きれいに?)なったとかいろいろ特徴があるようだけど、長く開きっぱなしのページからのリンクを開く動作が、しだいに遅くなっていく妙な現象に長らく悩まされているので、64bit化でそれが解消されたりすると嬉しいな(←たぶん関係ない)。
2014-09-05(金) [長年日記]
■ 「Twitpicの思い出」写真
朝っぱらからTwitpic終了のニュースが流れて(CNETの記事)、自分のページをたどってみたらまぁ懐かしい写真が出てくるわ出てくるわ。
いちばん衝撃的(笑)なのはやっぱりこれ。いまや抱き上げるだけでも苦労する巨猫グスタフも、拾った当初は手のひらにすっぽり収まるサイズ。慌てていたためかピントが合ってないあたりに臨場感があって、かえって撮ってすぐポストできる連携の良さが当時のTwitpicにあったことを伺わせる。ちなみにこの週末でちょうど5年になる。ちなみにドーラのときはこんな感じ。借りてきた猫ならぬ拾われた猫感が。あと一緒に写ってるのがわりと直近に買ったばかりのカメラの箱。まだ現役だけど、いまや最新機種はE-PL7だ。
自分の写真ではないが、はやぶさのラストショットが世界に共有された、最初のメディアもたしかTwitpic。これがTL上に流れてきたときの衝撃といったら!
最近Twitter始めた人には想像もつかないかも知れないが、タイムラインに写真を投稿するにはTwitpicを使うしか手段がないような時代が長くあって、当然TwitterクライアントもTwitpicを標準でサポートするのが当たり前みたいな頃があった。つまりTwitpicがサービスを終了するということは、ある時期以前のタイムラインからいっせいに写真が消えるにほぼ等しい。これ、人類にとってけっこう大きな損失だと思うんだけど。おおげさでなく。
これが、経営が行き詰まってというならまだわかるが、商標問題のこじれが原因となるとずいぶん悲しい気分になる。Twitter側も(もちろんTwitpic側も)なんとか歩み寄れなかったのだろうか。少なくともこの状況、Twitter社はユーザの資産より商標が大事と考えているということになる。ソーシャルネットワークを代表する会社がそんなことでいいのかいな。
ちなみに上に貼った写真、tDiaryのtwitpicプラグインを使ったものなんだけど、さて、閉鎖後はどうしたらいいものか。
2014-09-06(土) [長年日記]
■ tDiaryの9年越しのバグを修正した
tDiaryのissueに妙な報告がきて、でも手元ではこの通りに再現しなくて、しかし別のエラーが起きるのでいちおうそっちのissueも立てておいたら、どっちも同じ原因のエラーだった。
logを追いかけてみると、9年も前、独自実装だったWikiスタイルをHikiDoc利用に変更したときからあるバグのようだ(それ以前は追いかけていない)。issueのコメントを読むとわかるがそれが今になって立て続けに2人のユーザの手元で発火、しかも2人ともちゃんと報告してくれるという、なんともありがたい状況だった。
ただのバグ、それも十分に想定内だったはずのバグには違いないんだけど、こういう場面に遭遇するから、ソフトウェア開発は面白くてやめられないんだよなぁとも思ったのだった。
2014-09-08(月) [長年日記]
■ OWASP Night 13thへ行ってきた
これを書いている時点ですでに2日が経過していて記憶も定かではないのだけど、メモだけ残しておくか。OWASP Nightはいつもアルコールが入るのでそもそも記憶を保持しにくい設計になっているのだけど、もしかしれこれ、セキュリティ上の配慮なのでは……。とはいえいつも最後までいられないので、ドリンクチケットを2枚もらっても使い切れないのだった。
というわけで「OWASP Night 13th」へ行ってきた。タイムテーブルが現地でしか公開されなかったので、記憶にある範囲で。というか最初の「最近のOWASP Project」面白かったですね。OWASPで運用されているプロジェクトがどういう経緯で採択されたのか、その仕組みは、みたいな話で、OSS界隈的にはApache Software Foundationに似た感じなのだね(ということを今ごろ知るとかそれでいいのかという思いはある)。つまりこれもOSSと同じで、真面目なリーダーばかりじゃないから当然inactiveなプロジェクトも発生するし、盛衰はある、と。
mXSSの話はこのエントリの総括的な話だったのであちこちでいちおう読んで知っていたが、まぁなんつうか、機械的に検出するような運用にしないと、これを仕込まないように気をつけるだけだとちょっと恐ろしいよなぁ。
「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」、ついに厚すぎて印刷してもらえなくなったとか、それでも無料で配布し続けるとか、英語版まで出したとか、ほんとすごいなー。EPUB化もしたいみたいな話だったので、Androidのコードは書かないけど誤字脱字くらいなら手伝えるかと思ったが、活動状況はオープンになってないのかな? 原稿とコードがGitHubにあれば、もっとカジュアルに人手が集められそうな気がするんだけど……。こんど関係者に接する機会があったら聞いてみようか。
沖縄のハーデニングの話、楽しそうな雰囲気は伝わってくるんだけど、参加者限定の内輪受けネタが多すぎてついていけなかった。沖縄で少人数で実施したイベントの報告で内輪受けはないよなぁと思う。
2014-09-13(土) [長年日記]
■ ドーラ、ワクチン接種
今日はドーラのワクチン接種の日。油断してるところをパッと捕まえて、洗濯ネットに詰め込み、(漏らしてもいいように)ペットシーツを敷いたトートバッグに放り込んで病院までひとっ走り、チュッと注射して帰ってくるだけなのでグスタフに比べてだいぶ楽だ。道中も、大声で泣き叫んですれ違う人々を振り向かせるグスタフと違って静かなものだし。
帰ってすぐはベッドの下に逃げ込むけど、ほんの10分もするとケロリとして出てきて、ひど目に遭わせた張本人(おれ)にも普通に甘えてくるので、記憶力はあまりよくないのかも知れない(笑)。
病院の診察台が体重計になっているので見てみたら3.0kgジャストで、夏で痩せる時期とはいえほんと痩せすぎだ。以前、口臭と歯茎の腫れを診てもらって、歯肉炎用の薬も与えているけど、あまり改善してないのでそのせいで食が細いのも原因だろうとのこと。元野良だといろいろ病気を抱えてることも多いけど、ちょっと太りすぎなくらいな他ははちきれんばかりに健康なグスタフに比べて、ドーラはなんともひ弱で心配なんだよなぁ。もうちょっと食べやすい餌に変えてみるか。
■ 川崎 4-0 徳島@等々力陸上競技場
ドーラのワクチン接種で一日分の仕事を終えた感があったが、今日は夜から徳島戦があるのだ。いろいろイベントも企画されてたみたいだけど(なんでもバスを解体するとか……サッカーの試合だよね……?)、スタジアムについたのがほぼキックオフ直前だったので、空席を探してずんずん奥まで進んだら、とうとうアウェイ側ゴール裏まで到達してしまった。徳島サポの人数が少ないせいで、こんなところまでホーム席だ。
さすがに降格圏内にいるチームに負けることはないという予想のとおり、安心してみていられる試合運びだったけど、この席からだとチームの目線かつ俯瞰でゲームが見られて面白いな。
だいたい「◯◯はあのスペースを埋めるために動くべきだな」とか「パスコースはいくつかあるけどベストなのはあれ」みたいなのがよくわかるんだけど、当然ピッチレベルにいる選手にとっては直接見えない選択肢もあるので、かならずしもこちらの読みどおりには動かない(結果としてミスになる)。でもケンゴだけはちゃんと俯瞰視点からの読みどおりに動くだけでなく、こっちが気づかなかった選手の動き出しに対応したり、まさかと思うようなコースにパスを出したりするのだ。やっぱりすげぇ選手だなぁ。
2014-09-16(火) [長年日記]
■ 「ログ・ホライズン」を読んだ
アニメの二期も始まるそうでタイトルだけは聞いたことがあった「ログ・ホライズン」、作者が「まおゆう」と同じ橙乃ままれというのもつい最近知ったばかりなのだけど、こっちもWebサイト(小説家になろう!)上で連載していると聞いて、じゃあ読んでみようかと。
例によってサクっとスクレイピングしてKindle向けPDFにしたら、なんか「まおゆう」をはるかに越えて3000ページオーバーしてるんですけど……*1。おまけに読み終えてから気づいたんだけど、まだ連載中だし。もう終わってるんだと思ってた(笑)。
とはいえたいへん面白かったので、分量が気にならないくらいにハイペースで読み終えたのだけど。はやく続きが読みたい。
基本的に「剣と魔法の中世世界に現代の文化や技術を持ち込んだらどうなるか」という「まおゆう」と同じアイデアの小説で、一種のタイムスリップもののSFだととらえられるから、たとえば「戦国自衛隊」のバリエーションであるし、〈大地人〉vs〈冒険者〉という構図は一種のミュータントものとも読める。そういう意味では決して目新しいスタイルの作品ではないから「安心してお読みいただけるラノベ」のフォーマットだ。
ストーリーも突飛ではないし(親切な伏線が張り巡らされているのでちゃんと読めば展開はわかる)、登場人物たちもおおむねステレオタイプだ。って、さっきからあんまり褒めてる感じがしないな(笑)。気に入ってるのはディテールなんだよね。ちょっとした小道具とか。たとえば舞踏会で最初に流れる音楽とかさ(これが最新章につながる伏線でもある)。そういう世界の描写や人物の心情をこのボリュームで丹念に描いているから、ゲーム内世界なのにすごくリアリティがあるし、オンラインゲームを遊んで遊んで遊び倒した経験のあるような読者にはこの設定がすごく胸に迫る(←おまえがやってたのはFPSだろうが)。
ただ「まおゆう」と同じで、スピード感のあるパートにくると書き飛ばしがひどくてやたら誤字が増えるし、そもそもあまり推敲をしない人みたいで文章が雑なのがつらいのよなぁ。漢字が多すぎて素人くさいし。文章を吟味しながら読むのは疲れるので、結果的にストーリーを追うだけの読み飛ばしモードになってしまい、なんだかちょっともったいない。ちゃんとした編集者がつけばこういうところは直されると思うのだけど、単行本はどんな感じなのかしらね。
ログ・ホライズン (1) 異世界のはじまり
KADOKAWA/エンターブレイン
¥1,100
*1 単行本で8分冊っぽい。
2014-09-18(木) [長年日記]
■ 「RubyKaigi 2014」に参加してきた(1日目)
RubyKaigi 2014に参加してきた。"The Final"が2011年、翌年はなくて、復活した2013年は仕事の都合で行けなかったから、個人的にはなんと3年ぶりのThe RubyKaigiだ。9:30開場だからのんびりできると思っていたら、いつもの出勤時間と変わらないじゃねーの、船堀遠すぎる……。どうもRubyKaigiは東京の東側しか見えてないっぽいよな。
オープニングは@kakutaniで、2011までの1st seasonから彼が目指していたゆるい感じがしょっぱなから発揮されていた。とはいえ、1st seasonでは仕事でRuby使ってない参加者に最大限に配慮して(まつもとさんが出られなくてもいいから)日曜までしっかり日程に入れていたし、個人の財布にも優しい参加費だったものが、今回は木曜開始で、earlyでも2万円近い参加費と、きっちりビジネスパーソン向けに舵を切っている。それでも数百人の参加者が集まっているのだから、この数年でRubyを仕事にしている人が一気に増えたということなのだ。そういうおれも「仕事でRuby使ってます」と言い切っての出張扱いだしな。時代は変わったねぇ。
以下、記憶に残ってる出来事をいくつかつまんで(これを書いているのは終了2日後……日記はすぐに書こうな)。
- @nagachikaによる「今回発表するコミッター紹介」というつかみはとても良かった。2トラックでどっちを聴くべきかのいい判断材料に
- @ko1のキーノート。相変わらずノロケが多くてたいへん幸せそうでよろしい
- 弁当がふるまわれて、どこで食べるんだと思ったら、施設の宴会場ぜんぶ使ってて仰天した↓
- Symbol GC。@nari3のプレゼンは訥々としているのにほんと面白い。SymbolがGC対象になると聞いて簡単なことだと思っていたけど、けっこう罠があるのがわかってよかった。動的にクラスやメソッド作る時は注意しよう
- この他にも午後のセッションはほんとすごくて、GVLを回避するのにHTMやSTMを使うというなんだか学術会議っぽい流れが。STMってClojure勉強したときに出てきたヤツだ!
- あとパターンマッチングの話もすごかった。なにがすごいって「自分で言語の新しいパラダイムシフトを起こす」って宣言してるところがすごい。Rubyなんて踏み台ですよ、踏み台
- RubyMotion for Android、Macに接続した実機のAndroid端末をREPLで操作してプログラムを動的に変えるの、めっちゃ興奮した(けど開発環境は当面Macのみだってさ、ちぇっ)
- パーティは、しばらく会ってない人を探しておしゃべりしたりという感じだった。誰かと話した「同窓会みたい」というのが言い得て妙
2014-09-19(金) [長年日記]
■ 「RubyKaigi 2014」に参加してきた(2日目)
初日につづいて2日目。開発環境を昨日リリースされたruby 2.2.0-preview1にアップデートしてから出発。今日は最初にMatzのキーノートなのでちゃんと朝から。というか、船堀までたどりつかない列車があるとか、罠にもほどがあるぞ都営新宿線。
ここしばらくRubyの新機能に関するプレゼンをしてこなかったMatzが、ついに「3.0」の話を始めたということで、まぁ興奮しますわな。で、いくつかネタをあげた上でピックアップしたのが静的型。ネット上では見かけない日はないというくらいに定番の「静的 vs 動的」、個人的にはもううんざりで、それって結局は「人間ががんばって型情報を書く」vs「人間ががんばってテストを書く」というどっちも人間ががんばるモデルなのが気に食わない*1。せっかくコンピュータ使ってんだから機械にがんばらせろよ、と思うわけです。Matzの提案はまさにその方向なので、大賛成だ。まぁRubyの場合、最終的にがんばるのは機械じゃなくてRuby開発者なんだけど*2
今日は興味のあるセッションをつまみ食いしつつ、ロビーでおしゃべりしたり。あと、この会期中にtDiaryのプラグイン用ストレージを形にするという決心を持ってコードを書いたり。個人的にRubyKaigi中は半分くらいはコード書きの時間にしたいという野望がある。
以下メモ:
- 従来のコミッターたちが苦手な領域で最近活躍いちじるしい@hsbtのセッション、FOSSへのコントリビューションHOWTOみたいな感じで、癖のあるRubyに限らず有用なプレゼンだったと思う
- 「Sweaters as a Service」というタイトルを見て、ニット男子のはしくれとして聴かないわけにはいくまいと意気込んで臨んだら、フロッピードライブ付きの古いブラザーの編み機をネットにつなげる話だった。いや、たぶんこれは野望への第一歩なんだろうけど、最終的に手動になるのは笑った
- LT。@ongaeshiのofrubyはすごかったね。これ、4年前のLLTigerでおれが話した「家庭からPCがなくなるとプログラマが生まれなくなるかもよ」という警告に対するアンサーのひとつでもある。まぁ、よりによってそのプラットフォームがApple製品というのはちょっとジョークのようだけど
- LTは他にも面白い話がいっぱいあったはずなんだけど、@YaSuYuKiの最後のスライドがもちょだったせいで全部飛んじゃったので訴訟
2014-09-20(土) [長年日記]
■ 「RubyKaigi 2014」に参加してきた(3日目)
昨日に引き続きRubyKaigi。今回(というか以前から)Rails関連のセッションは避ける方針なので朝イチのパネルはパスして、ホールBのマニアックな感じのセッションに潜入。
- RubyでファミコンROMをハックする話。特定の(日本語の)文字列をRelative Searchを使って探したりして面白かった。独自エンコーディングの文字列探しとか、CTFのネタになりそう
- そのあとSONYのデジカメにはWiFiでアクセスできるAPIを公開しているものがあるという話(参考→Supported devices|Sony Developer World)。RESTじゃなくてJSON-RPCなのねー、でも普通のHTTPなのでセキュリティ魂がピピッと反応するね。遊びたいので誰か買ってくれないかしらん
- 午後イチにもセキュリティ関連のセッションがあったので聴いていたら、最後までRuby関係ないまま終わった(笑)。でもDH鍵交換の説明に色を使うのはすごく良いアイデアだった。使う機会があったら真似しよう。あと外人さんだけど日本語はめっちゃ上手かった
- @yotii23のセッション、初心者向けなのに最前列にコミッターが勢揃いしてて気の毒な感じだった。まぁ@ko1の妻になった者の宿命よの……
- @m_sekiあいかわらず面白かった。仕様をよく調べずに作り始めるの、参考にしたい
- 最後の日本語セッションになった@ktouの話、Rubyの適用領域を網羅していて、これがキーノートでもいいんじゃないのという内容だった。他のセッションにもあったけど、mrubyをちゃんと組み込んで使ってる事例が増えていて焦る
- 最後のキーノート、あとの予定があって最後まで聴けなかったが、きちんとプロファイリングしながらコトを進めるのはプロフェッショナルですごいなぁと思ったものの、さすがにもう「rubyのバージョンあげるのつらい」みたいなネタは食傷気味なのだよなぁ
この翌日にはRubyHirobaもあって、実質的に通算4日間のRubyKaigiという感じだが、さすがにもう無理なのでこれにて退散。まいどまいど、刺激を受けるカンファレンスだ。来年も来れると良いなぁ。
■ 川崎 0-0 FC東京@等々力陸上競技場
RubyKaigiからその足で等々力へ。今日は多摩川クラシコだけど、さすがにハーフタイムにやっと間に合う感じだった。前半は互角という情報だったけど、後半はかなりこっちが押していて、そのままどっかで得点して逃げ切りそう……と思っていたけどやっぱり入らなかった。ゴール前で焦って枠を外しちゃうのはなんとかならんのかのー。
まぁ、看板蹴った大久保が出場停止だったりして、ドローでも御の字か。でも1位の浦和が勝っちゃったから、差は開く一方なんだよなぁ。今年こそ優勝しようぜ、ほんと。
2014-09-26(金) [長年日記]
■ Shellshock対策
Bashに発見されたいわゆる「Shellshock脆弱性」、昨日の朝から大騒ぎで、しばらくはセキュリティ界隈の主要な話題になりそうな気配でけっこうなことだけど(ぜんぜんけっこうじゃない)、今年はHeartbleedといい派手なのが多すぎて気の休まる暇がないよ。
運用しているサーバはすでに対策品が出ていたのでアップデートするだけだったけど、公開しているgemなんかが奥のほうでsystemとか呼んでいたら困る。というか自作のkindlegen gemが内部でsystemu gemを使ってkindlegenコマンドを実行してるんだよな。中を見てみたら、IO.popen使ってるので対応しておいた方が良さそう。
とりあえず不要な環境変数を削ることを考えるけど、systemu側ではどの環境変数を残せばいいのか判断つかないので、呼び出し元でなんとかしないといけないか……。ということで呼び出し前にENVをバックアップしてから空っぽにし、終わったら元にもどすという感じにしたけど、いいのかなぁ。もっとスマートなやり方がきっとあるとは思うけど。
追記 (2014-09-30)
なかださんにENVに生えてるメソッド群を教えてもらったので(ぜんぜん知らんかったよそんなの)、それを使うように変更。もっとも動作に変わりはないので、gemのアップデートはせず。そもそもsystemuを使うべきではないという話もあるので、それは追って。
さらに追記
Open3.capture3を使うと良いと教えてもらったので調べてみたら、systemuの機能をほぼそのまま内包していることがわかったのでこちらで置き換えることに。めでたしめでたし。
2014-09-27(土) [長年日記]
■ 川崎 1-1 仙台@等々力陸上競技場
現在2位につけているフロンターレ、首位のレッズとの勝ち点差は6で、優勝を狙うならこれ以上差を広げられないようにしないといけない。というか、例年のJ1を観る限り、ここでジリジリとでも詰めていかないととうてい優勝は無理というポジション。
そんな期待のこもるホームはここのところ毎回ほぼ満員だ。今日の相手ベガルタは仲の良いチームということもあって緩衝帯もないけど、それでも空席を見つけるのは難しい。そういえば、応援団にひさしぶりにスネアドラムの人が戻ってきてたような気がする。鳴り物の応援はあまり好きじゃないけど、スネアドラムだけはいいんだよな、勇壮な感じがして。
どうでもいいことをだらだら書いているのは、前の席に座っていたカップルが試合そっちのけでいちゃいちゃしていたせいで、試合の内容あんまり覚えてないからなんだけどさ!!
- 序盤、仙台がかなり高い位置から強いプレスをかけてきていたの、風間サッカーの弱点を付きにくる作戦なんだろうな。苦戦だった
- レナト負傷退場、心配
- 大久保が不発なのは前節でハットトリックなんてしたからじゃ……
- 今日はケンゴのパスがあまり決まらなかった気がする。先制後の仙台がかなりがっちり守っていたせいか
- 最近の登里は頼りになるね
- 西部がいなかったら負けてたよ、ふ~
で、なんと浦和が負けてくれたので、1点詰めた! と思ったら伏兵(?)鹿島が入れ替わって2位になってしまったという。とほほ。
2014-09-28(日) [長年日記]
■ 富士山半周
最近どうも、天候や体調の具合が悪くてなかなかバイクに乗れなくて、年に数回しか乗ってない気がする。これじゃ宝の持ち腐れだよ。せめていいシーズンの間は毎週乗りたい。というわけでリハビリはいつものように富士山へ。
とはいえこないだ圏央道が中央道につながったので、行きはそっちへ。そのまま北上して臼田とかもいいんだけど(なんと今年はまだ行ってない)、昨日噴火した御嶽山の影響とかあったら困るので(←ないと思います)、素直に河口湖方向へ。朝食にガストへ入ったら、辺鄙なところなのにすごい混んでてびっくりした。
さて、スムーズに富士山スカイラインについたものの、なんか通行止めになってる。たぶんこれ(キングオブヒルクライム)だな。でも少し待てば開通するよと言われたので、5分ほど路肩で待っていたらすぐに開通した。というわけで、前には誰も走ってない、富士山スカイライン独り占め! これはラッキー。もっとも西臼塚あたりまで来たらのんびりしたパトカーがいたので駐車場に入ってちょっと休憩。
その後下ってそのまま御殿場に出たので東名で帰還。富士山一周というより、半周くらいか。このルートもいいけど、スカイラインが混むからやっぱり逆方向がいいかな。
帰りの東名はほうぼうでパトカーに先導されたスピード違反車が止まっていて、なんですかね、期末のノルマ消化かなにか? でもそのあと厚木~横浜間をいまどき珍しい大規模な珍走団が車線を専有して渋滞を引き起こしていたりして、取り締まるならこっちが先だろうと思った。
(地図を貼ろうと思ったらいつも使っていたEveryTrailがぜんぜん満足に動かない。このサービスもそろそろ終わりか……マネタイズできてなさそうだしなぁ。代わりのサービスを探さないと)
■ 休日なので猫たちに甘えられまくる
昼ごろ↑のショートツーリングから帰ってきたら、グスタフが甘えたそうにこっちを見ているのでベッドに横になったらそそくさと寄ってきて、べったりくっついてお休みになられた。写真だとよくわからないが、おれの脇に下半身をねじ込んで、後ろ足の肉球はおれの頬に押し付け、おれの右手で首の後ろあたりを掻かせている。ご奉仕ご奉仕。
ひとしきりご奉仕したあと2Fに上がったら、こんどはベランダでドーラが呼ぶわけです。ドーラは抱っこ嫌いなので、この体勢でなでろと仰る。写真では見えない右前足は、ベランダの手すりの隙間から外に出して落ちないように支えている。
休日はだいたいこんな感じ(ノロケ)。
2014-09-30(火) [長年日記]
■ Ustream上の動画をYouTubeに移した
Ustreamがアーカイブ映像の保存期間の変更についてというアナウンスを出していたので、慌てて過去の動画をダウンロードした。10月9日までなのでかなり急な話だ。一部の動画がダウンロードできない(404になる)のだけど、なんでだろう。まぁいいけど。
で、ほとんどが猫動画でその他の車載動画はさほど価値がないので、猫動画だけYouTubeにチャンネルを作ってそちらへアップロードしなおし。
最近は猫動画撮ってないなー。たまには撮ろう(←と書くだけ書いて忘れるパターン)。
しっかし、こういう運用の変更って過去のデータはそのままに、新しいデータから適用って感じにするもんだと思うのだけどなぁ。過去にさかのぼって適用、しかも猶予はたったの10日って、Ustreamはあんまり経営状況よくないのかしらん。
2014-10-06追記
11月1日まで削除開始時期が延期された。よっぽど文句がたくさん来たんだろうな(笑)。そりゃそうだ、いくらなんでも急すぎるし。
■ MongoDBにrepairDatabaseをかけたらファイルサイズが半分になった
Wassrが終了してから明日で2年、ということは、わさますでmassrを運用しはじめてからも2年以上経過しているということになる。ちゃんと開発も利用も継続しておりますよ、massr。
ちなみにわさますmassrはHeroku上で運用してるんだけど、ストレージにはMongoLabの無料プランを使っていて、その上限がファイルサイズ500MB。で、確認したらなんと496MBも使っていた。あぶねーなおい(笑)。
有料プラン($15/mo)に移行するかねという相談をしたが、その前にデータが減らせないか試してみようということになり、repairDatabaseというコマンドを実行したら*1、なんと半分になってしまった。ということは、もう2年くらい延命したってことだ。ありがたや。
*1 MongoLabはこのコマンドをWeb上のダッシュボードから投入できるスグレモノ。
◆ こ~りん [記事とは関係ないのですが、右の「サイト内検索」って機能しています? tDiaryとかで検索しても、何もヒットしません..]
◆ ただただし [すでに別の人からも指摘されてるんですが、ただいま絶賛不具合中です(^^;]
◆ こ~りん [そういえば、前にそんなやりとりを見たような気が Google カスタム検索 https://www.google...]
◆ ただただし [あれもなかなか制限があって。BING検索のを使えばいいんだけど、その前にtDiaryやらRubyやらを最新版にしなけ..]