2000-09-13(水)
■ 愛国心?
昨日のプロジェクトXは、またまた燃える話だったのぅ。去年、初めて落下したエンジンを探すって聞いたときは、ぜったい無理って思ったもんな。それが本物のプロ集団にかかるとちゃんと見つかるんだから、すごい話だ。
それはそうと、H-IIが失敗したときはがっくりきた。学生時代、チャレンジャーが爆発したときに、あまりのショックで後期試験を台無しにしたという経歴を持っているおれだが(バカ)、H-IIの場合はちょっとショックの方向性が違っていて、「我が国自慢のLE-7が壊れるなんて……」ってなものだ。「我が国……」ってとこがミソで、日頃から愛国心なんて「けっ」と思ってるくせに、こういうところではけっこうな愛国心を発揮してしまうのであった。たぶん、明日からのオリンピックでも日本人選手をひいきしてしまうのだろう。日の丸も君が代も大っ嫌いなのにね。でも、女子マラソンはシモンだな。かわいいし(笑)。人妻だけど。
■ Linux Magazine
ちょっと遅くなったけど、今月のLinux雑誌購入。今月はLinux Magazineにした。日経Linuxは読みたい記事がなかったのと、Linux MagにはKondara 2000が付いていたので。これは会社のShizukaに入れよう。あと、特集の/etc攻略記事はすごくいい。おれのような駆け出しのrootには、こういうまとまった記事はありがたい。Web上の資料は、どうしてもこま切れになってしまうから、こういう視点からまとめられたものは雑誌ならではと言えるだろう。
2001-09-13(木) 11870歩
■ 貿易センタービル
訂正が入っております(苦笑)。
しかしまぁ、エースコンバットのCM中止だって。でも、第一報の時にばんばんCM流れちゃってたぞ。手遅れだと思うがどうか。稲垣メンバー容疑者逮捕の時に朝日新聞のCMが流れてたように、こういうのはなぜかタイミングが合ってしまうようだ。ダイハード3だってきっちり放映して、テロリストへの怒りを煽り立ててもえーんとちゃうか。うちは川崎の公開自粛なんてしないからな(って、そもそもすでに世間には実行環境がないであろう)。
■ RuBBS
動いているようなので、0.9.0を公開してしまおう。0.7.0とは各記事へのアンカーURLの形式が変わっているので注意。squeezeも対応バージョンを使わないといけない。このバージョンは、このまま一気に1.0.0まで行くぞという意思表示である。ン年越しの野望だな、こりゃ。
あとは見た目の調節(主にCSS対応)、メールからの投稿を実装の予定。
tDiaryの開発再開はそのあとだ。tDiaryに関してはきたさんのパッチがいい感じなので、興味がある人は入れてみるといいかもよ。しかし、アイデアを喋ると自動的にコードが上がってくるというのは便利だにゃー(笑)。
■ ディスク
なんだ、早死にしてしまうHDDというのは、けっこうあるみたいだなぁ(あおきさん、骨折飲料さん)。みんなどうしてるんだろう? 保証期間内だから交換してもらってる? でも半年前のレシートなんて保管してないよなぁ。とくにおれは。
とりあえず、うちの壊れたFujitsu製HDDのASICはCirrus Logic製だったよ、という謎めいたコメントだけ残しておこう。ふふ。
■ courier-imap
忘れないうちに書いておこう。_tom_さんのおかげで、我が家のMaryでもcourier-imapがビルドできるようになった。欠けていたのは以下のパッケージ。
- db1-devel
- pam-devel
- cyrus-sasl-devel
なんでこんなもんまで必要なんじゃい、と思わなくもないが、まぁいいや。
2002-09-13(金) 6522歩
■ tDiary: 本日のハンティング
朝からずーーーーーっと会議で、眠いのなんの。そんなわけで、眠気覚ましに自席に戻ってきたら、リンク元が増えていた。不便利メモを捕獲。
って、どこかで見たと思ったら、窓不便利計画の方ではないですか。おれ、IP Squezeerを見て、なんだか親近感を覚えてたんだよね。同じようなRubyスクリプトを書いて、会社の若者にbombったりするので(するなよ)。
■ ポータブル・オーディオ・プレイヤー
昨日は、3人から「iPod来週出るってね」と言われた。どいつもこいつも、おれがiPodを買うと決めつけてんな。まぁ、買うかもしれないが、初物は買わん。ましてAppleの初物など(笑)。
iPodより買う可能性が高いのがNOMADO MuVoなんだが、やっと待ちに待った128MB版が出る(もう出てる?)。コイツは、著作権保護機構なしのUSB Strage対応、乾電池駆動、もちろん小型軽量のソリッドステートということで、おれの理想とするスペックを満たしている。が、唯一にして最大の弱点が、レジューム機能を持っていないらしいということだ。
アルバム1、2枚をコピーして出かけたとして、途中で一度でも電源を落としたら、次にはまた最初から聞かされるなんて、欠陥以外のなにものでもないと思うんだよな。音量は保存されるらしいのに、なんでこの程度の機能を実装できないんだか。
やっぱiPodにするかね……とボヤいていたら、houkouからプレイヤーのバージョンアップの可能性を指摘される。そうか、MuVoのプレイヤーはファームですらない、メモリ上のソフトウェア。入れ替えは簡単だ。こんな欠陥がいつまでも放置されてるはずがないのだから、ちょっと待てばレジューム機能付きプレイヤーが公開されるに違いない(確信)。
というわけで、iPodもMuVoも、まだまだ待ちの姿勢なのである。それまで、Rio500が壊れないことを祈る。……なんて言い始めると壊れるんだよね、機械って。
■ 初物
で、帰宅したらかみさんが二十世紀梨の初物を買って来ていたりして。二十世紀は大好物なので、初物だけどありがたくいただく。リンゴじゃなくて梨だった、というオチ。
2005-09-13(火)
■ うちわコレクション2005
夏場の販促グッズといえばプラスチックのうちわが相場。ということで、この夏、我が家にやってきたうちわを並べてみた。いつか歴史的な価値が出るかも(ないない)。
とはいえ、道を歩いていてもあまり配ってるモノをもらわないようにしているので、数は少ないのだが……なんでこんなにオタクくさいラインナップなんだ!(ちなみに、おれがもらってきたのはこのうち半分)
追記
むっ。おれをハメようとする陰謀が!
おれがもらってきたのは、左側の2つだよ。下のはLLDNで最後の最後まで残った景品。でもある意味一番オタクくさいのは左上のかも知れん。
■ R2&R1コミュ / R1.R2 OWNER'S CLUB
Twin生産中止というのを見て、あわててmixiのコミュに入る(関連不明)。ついでにオーナーズクラブがあるのを知ったので、申し込んでみた。
しかしなー、まだ一度も街中で見たことがないよ、R1。
■ 宇宙の果てのレストラン (河出文庫)(ダグラス・アダムス)
『銀河ヒッチハイク・ガイド』の続編。あっちが★4つだとしたら、これは★3つかな。やはり続編はパワーが落ちる。面白いことは面白いが。終盤はSF的に笑えるところが多くて、個人的に高得点だったが、他のところはまぁ、別にSFじゃなくてもいいしなぁ。
2008-09-13(土)
■ 休日出勤だったので
Dropboxを仕込んでみた
自宅のPCにあらかじめ入れておいた(今話題騒然の)Dropboxを、職場のPCにも入れてみたら、PROXY経由でホントにあっさりつながった。HTTP万能すぎる。
でもまぁ、たぶんすぐに禁止されるに違いない。
wassrにチャンネルを作った
パラボラアンテナ大好きというチャンネルを作って、Dropboxに放り込んでおいたParkesの画像をアイコンにしたら、followerたちからけっこう好意的な(?)反応があった。
が、夜になってもメンバはおれ1人のままでした。
いや、もちろん仕事もしたさ。
2009-09-13(日)
■ IKEAの対応がすばらしかったけど、もう一声だった
先日のナビスコ準決勝のとき、試合前に港北のIKEAに寄って家具をひとつ買い求めたのだが、平日に届いても組み立てられないんだよね。ということで、週末になって組み立て開始。
……と思ったら、3枚仕立てのマニュアルのうち、1枚が欠けてる! なんとなくどんな工程が欠けているのかわからなくもないけど、4ページ分を想像で補うのはちょっとキツい(笑)。
まずはIKEAのサイトを探してみたら、Annaって人に質問できるらしいので、ちょっと使ってみる。「マニュアルが1ページありません」だと認識できないらしく*1、「マニュアルに落丁がある」だと反応した。「落丁」とか、普通の人は使わないんじゃね(笑)。で、見せられたのがこのレイアウトが微妙に崩れたページなんだけど、ここでPDFを配布してるのは一部商品だけみたい。Annaさん、残念。
そこでWebに頼るのはやめてショップに電話したら、けっこうすぐにオペレータにつながって、PDFでマニュアルを送ってくれるという。メールアドレスを伝えたら、30分以内にメールで届いた。まさか家具をiPhoneを見ながら組み立てる羽目になるとは思わなかったが(印刷しろよ)、ちゃんと組み立てられた。
なかなかすばやい対応で、しかも電子データが用意されているというのは大変すばらしい。が、どうせそこまでやるなら、最初からWebでダウンロードできるようにしておいて欲しいなぁ……と思うのはネット人種の悪い癖かな*2。
2010-09-13(月)
■ メタプログラミングRuby(Paolo Perrotta)
翻訳者の角正典(aka kdmsnr)さんから献本いただいた。なんでも刊行と同時にtDiaryの主要開発者に配られたようで、ありがたいことです。これは(たぶん)tDiaryが彼がこの世界に飛び込んだきっかけのひとつになったことへの感謝の意なんだろうとは思うが、裏の理由はtDiaryもまともなメタプログラミングをしろやというメッセージだろう。まったくだ!
tDiaryは約10年前、本書でいうところの「Javaのような」コードから出発していながら、随所でevalしまくるという、なんというか「ちょうどいい中間の状態」がないものだから、拡張しづらいはデバッグが難しいわで、なかなか厄介なレガシーコードになっている。そんなソフトウェアのメンテナが本書を読むと、メタプログラミングを使ってコードを全面的に書き換えたくなることと間違いなしである。
ともかく、読み始めると他のことに手がつかなるほど面白いものだから、自重しながらチビチビ読むのに苦労したほどである。
メタプログラミングは本書の帯*1で「魔術」と評されるほどトリッキーな技術なので、Rubyの初心者にはさすがにオススメできないが、かといって熟練者だけが読み下せるシロモノというわけでもない。基礎の基礎から懇切丁寧に説明してくれるので、正直「こんなに易しいならもっと積極的に使うんだった!」と後悔するほどだ。Rubyの文法がひととおり身についたら、次に手にとるべきなのは本書かも知れない。いや、大げさじゃなく。
翻訳文も読みやすいし、お得意のネットジャーゴンが散りばめられていて、実に楽しい*2。以前「アジャイルレトロスペクティブズ」で指摘したような思い切りの悪さはもうないね。
ともかく、このテクニックを使って何か書きたくてしょうがなくなるので、何か題材を手元に用意してから読むのが吉だ。tDiaryは(まだテストがないので)その題材にするにはもう少し待たなければいけないから、「パラボラアンテナ」をリニューアルしようと思って適当にでっちあげたCMS「REGO」に、もうちょっと魔術らしい魔術を使ってみようかな(こっちもテストないけど←えっ)。
2011-09-13(火)
■ 夜明けの言葉(ダライ・ラマ14世)
以前紹介した『本が好き!』、あれから3回ほど献本に応募して、そのたびに抽選から外れていたのだが、そもそも読みたい本がなかなかなくて、きっとおれが読みたがる本は競争率が高いに違いない(とは思えないけどいちおうそういう仮説)、じゃあ間違っても自分から読もうとは思わなそうな本に応募してみよう! という方針変更で臨んだら一発で当選してしまいました。それがコレ。どういうこったい!
厳格な無神論なので、宗教関係の本は研究目的でもない限り読むことはないから、まぁ貴重な経験ですな。もっとも、これまでに見聞きしたダライ・ラマの発言には頷くことも多かったので、特に違和感はなかった。というか、誤解を招き、低俗な響きになるのを承知で言うなら、いわば「抽象度の高いライフハック本」である。
ダライ・ラマ14世本人が執筆したものではなく、たくさんの講演の中から、だいたい1ページ以内に収まる分量で抽出した「引用集」という体裁。発言の内容によっていくつかのカテゴリに分けられている。すべて独立しているからどこから読んでもいいし、カテゴリに縛られる必要もない。あと、チベット各地で撮影されたたくさんのカラー写真が良い彩りを添えていて、見ても読んでも楽しめる本。
面白いことに、チベット仏教の高僧の講演なのに仏陀に関する話はほとんどなくて、いつでも慈悲深くあろうとか、「敵」とどう向きあうかといった「生き方指南」的な内容がほとんど。それも「超自然的な何か」を仮定することなく、なんでも合理的に説明しているので納得度がすごく高い。仏教はもともとそういうものだけど、おそらく修行僧に向けたと思われる説法以外はすべてそんな調子なので、巷のライフハック集から下衆な部分を徹底的に排除したらこんな感じになるんじゃないか。ライフハック好きにはウケそう。
一方、構成面での問題があって、そもそもこれらの言葉がいつ、誰に向けて発せられたものなのかという情報がいっさいない。仏陀や輪廻という言葉が出てくるところはたぶん修行僧に向けての説法だと想像できるけど、その他の引用はどういう文脈で語られたのかまったくわからない。つまり「引用」のルールがいっさい守られていない。たぶんカテゴリ分けも編者の一存で決められていると思われるので、ダライ・ラマの意図とは違う読ませられ方をしてしまう恐れもある。文脈から離れて意味を持つ言葉はもちろんあるだろうけど、それを検証できないというのはちょっと危険だなぁと思った。
2014-09-13(土)
■ ドーラ、ワクチン接種
今日はドーラのワクチン接種の日。油断してるところをパッと捕まえて、洗濯ネットに詰め込み、(漏らしてもいいように)ペットシーツを敷いたトートバッグに放り込んで病院までひとっ走り、チュッと注射して帰ってくるだけなのでグスタフに比べてだいぶ楽だ。道中も、大声で泣き叫んですれ違う人々を振り向かせるグスタフと違って静かなものだし。
帰ってすぐはベッドの下に逃げ込むけど、ほんの10分もするとケロリとして出てきて、ひど目に遭わせた張本人(おれ)にも普通に甘えてくるので、記憶力はあまりよくないのかも知れない(笑)。
病院の診察台が体重計になっているので見てみたら3.0kgジャストで、夏で痩せる時期とはいえほんと痩せすぎだ。以前、口臭と歯茎の腫れを診てもらって、歯肉炎用の薬も与えているけど、あまり改善してないのでそのせいで食が細いのも原因だろうとのこと。元野良だといろいろ病気を抱えてることも多いけど、ちょっと太りすぎなくらいな他ははちきれんばかりに健康なグスタフに比べて、ドーラはなんともひ弱で心配なんだよなぁ。もうちょっと食べやすい餌に変えてみるか。
■ 川崎 4-0 徳島@等々力陸上競技場
ドーラのワクチン接種で一日分の仕事を終えた感があったが、今日は夜から徳島戦があるのだ。いろいろイベントも企画されてたみたいだけど(なんでもバスを解体するとか……サッカーの試合だよね……?)、スタジアムについたのがほぼキックオフ直前だったので、空席を探してずんずん奥まで進んだら、とうとうアウェイ側ゴール裏まで到達してしまった。徳島サポの人数が少ないせいで、こんなところまでホーム席だ。
さすがに降格圏内にいるチームに負けることはないという予想のとおり、安心してみていられる試合運びだったけど、この席からだとチームの目線かつ俯瞰でゲームが見られて面白いな。
だいたい「◯◯はあのスペースを埋めるために動くべきだな」とか「パスコースはいくつかあるけどベストなのはあれ」みたいなのがよくわかるんだけど、当然ピッチレベルにいる選手にとっては直接見えない選択肢もあるので、かならずしもこちらの読みどおりには動かない(結果としてミスになる)。でもケンゴだけはちゃんと俯瞰視点からの読みどおりに動くだけでなく、こっちが気づかなかった選手の動き出しに対応したり、まさかと思うようなコースにパスを出したりするのだ。やっぱりすげぇ選手だなぁ。
2019-09-13(金)
■ 映画「この素晴らしい世界に祝福を 紅伝説」を観てきた
ここ数年TVアニメをそれなりの数観ていてわかったのが、作品に対する自分の評価基準がとても高いということだ。とくに登場人物の人となりがちゃんとしていて、おかしな行動にもそれなりのバックグラウンドが感じられないとダメ*1。なので大勢が褒め称える作品でも「あれがダメだ」「ここが足りない」となって、気に入るのはせいぜい年に数本というところ。とくに「なろう系」、中でも「異世界転生モノ」はお約束に頼るあまりそのあたりが雑なものが多くて、最近は食傷しすぎて視聴候補にすら入らない。
そんな異世界転生モノの中でほぼ唯一好きだったのが「このすば」で、異世界転生モノ(のダメなところ)を徹底的にパロディにしたコメディ作品というのが気に入ってるし*2、それでいて人物描写に手抜きがないのが良い。あと雨宮天の当たり役ってぇのもいいですね。なのでTVアニメ1期、2期ときて劇場版公開となれば観ない手はないわけです。
実際期待に違わぬ面白さで、終始笑いっぱなしながらもところどころにしんみりするところやハラハラするところもあってバランスが良い。なにより感心したのが、アクアやダクネスの出番が明らかに少ないところ。タイトルから予想されるとおりこの作品のキーパーソンはめぐみんなわけで、へんに「全員に均等に出番を」みたいな忖度がなくて、フォーカスがしっかり定まっていたのが素晴らしい。おまけに紅魔族の出生の秘密や*3、ゆんゆんにいい感じの見せ場があるのも好き。
まぁそういう細かいところも面白いけど、おなじみの4人組によるハイスピードなコメディを無心で楽しむのが吉。もしアクアやダクネスにフォーカスした続編があったらきっと観る。
■ 映画「プロメア」を観てきた
続いてそのまま「プロメア」へ。TRIGGER作品でなんか評判いいらしい……くらいの前提知識ほぼゼロ。もう上映を終えてしまった映画館も多い中、なぜかイオンシネマ海老名だけはTHXのスクリーンで上映を続けていて「なんでかなー」と訝りつつ行ってみたらこんな状況だった。調べてみるとオーディオコメンタリー上映なんてことをするほど支配人が入れ込んでるらしい。えー、ってことは事実上の旗艦店じゃないの。えらいところに来ちゃったな(笑)。
といっても平日、観客は多くない。が、どう見ても濃いメンツ。しかもなぜか女子率高し。なんでこんなに女子ばっかりなのかという謎は作品を見て判明するわけだが*1、それはさておき。
映像表現はじつに素晴らしかった。荒いポリゴン、ビビッドカラー。それをTRIGGERならではの極端にパースのかかったアクションが彩る。キャラもステレオタイプながらそこそこ個性的で。THXの極上サウンドで観られたのも良かった。まー、とにかく迫力満点で、視聴覚的には非常に楽しめたね。
一方シナリオや演出は……「うんまぁTRIGGERだよね」という範疇からはみ出ることはなかったかなー。TRIGGER作品って、過剰な「インフレ」がパターン化しすぎて、スケールさえでかくすればいいんだろみたいな開き直りが感じられてあんまり好きになれない。今回は太陽系から出ることはなかったからそんなにインフレしてないとも言えるし、別宇宙まで巻き込んでいるんだから今まで以上にインフレしてるとも言えるけど、そんなもんで「スケール」されてもシラケるんだわ。そろそろ別の見せ方にも挑戦してほしいと思った。一言でいうと「芸がない」。
*1 いわゆる腐女子層をひきつけているわけですね、グレンラガンと同様、明確な性愛を伴わない男性同士の描写あれこれ。
2020-09-13(日)
■ 川崎 5-1 広島@等々力陸上競技場
今日は始球式を南極昭和基地から……という茶番()があったのだけど、南極で蹴ったボール(ちゃんと雪用のオレンジボール)が、どこからともなく降ってきてちゃんとゴール前で止まるのはちょっとすごいと思った。何回リハーサルしたんだろう……? あと、イベント前後にはちゃんとスタジアムにいたふろん太ですが、日本人なら誰でも知ってるピンク色のドアを使って南極との間を移動している(らしい)ということが明かされました。最近フロンパークで見かけないと思ったらそんな用途に供されていたのか。
これまでの暑さからうってかわって肌寒いくらいの陽気で、ときどき雨。屋根が真上までしかないメイン1Fだとわずかな風でも吹き込んできてしまうので、キックオフまで上のコンコースに避難していた。運良く試合中にはほとんど降られなかったけど、もうちょっと屋根を張り出させなかった設計者の顔が見たい。
それはさておき、試合は序盤から完全に格の違いがありありと出ていて、前半は点差こそ1なもののゲームは完全にフロンターレの支配下にあった。その1点がまた芸術的なパスワークの産物で、ゾクゾクしたよ。いいもん見せてもらった。
その後、後半は開始直後から5分程度のあいだに3点追加して、いらん失点はあったものの最終的に5-1で勝利。もう5点や6点では驚かなくなってしまったし、そもそも1試合平均3得点である。野球かよ。2位のC大阪がなかなか負けないので差が開かないけど、現状では安泰の首位キープである。
◆ とほほる [私もよく西海岸から念力を送ってます。いつのまにかバグフィクスされる脅威の念力(大笑い)]
◆ しんちゃん [昨日うちの鯖へ念力を送っていただきました。 こんだら鯖のバグがとれた模様です。ん?バグあったのかな?(笑)]
◆ slim [川崎って、S.P.C. Productsだったんですね。]
◆ yamk [起動戦死クアンタムという有名なフレーズが‥‥。]
◆ みるにゃ [「エアーコンバット」ではなく「エースコンバット」では? どちらもゲームの名前ですけど・・・・]
◆ ただただし [↑しくしく。直しました。]