2004-10-03(日) [長年日記]
■ SWING GIRLS オリジナル・サウンドトラック(サントラ)
息抜き映画鑑賞。
やっぱね、高校時代にブラスバンドにいて、ビッグバンドもやっていた……となれば、感情移入抜きで見られるはずがないわけで。客観的な評価はできないでしょう。実際、Girlsが演奏しているのは自分も演奏したことのある曲が大半だし、おまけに自分と同じトロンボーン担当が眼鏡っ子ですよ!(←いやそれは関係ないだろう)
面白い!!!
以上。
もっともうちの高校は、先輩も後輩もジャズ好きばかりだったので、ブラバンからビッグバンドがスピンアウトするという構図はピンとこない。文化祭は本番(ようするにクラシック系の演奏会)そっちのけでビッグバンドやってたしな。
で、実際に役者たちが演奏しているというのを知って驚き、サントラを買ってみたんだが、音だけで聞いてみるとやっぱり下手くそなんである(笑)。音程は合ってないし、アドリブは楽譜どおり(?)だし、間違えないようにしなきゃという緊張感がアリアリ。これがあれだけ上手に聞こえるんだから、映像の力はすごいねぇ。
2004-10-19(火) [長年日記]
■ 復活ののろし
Wikiスタイルの書き方を忘れてしまったよ……。まだまだ完全復調ではないが、とりあえず日記は書けるようになったかな。
2004-10-21(木) [長年日記]
■ 近況
書けなかった過去の日記を埋めていこうと思ったけど、忙しすぎて日付と出来事の結びつけができないのであきらめた。まぁいいか。
あ、これだけは書いておかねば。里親募集中の「マダ」のことだが(「マテ」じゃねーよ!(笑) 呼び止める時には便利(?)かもしれないけど)、実は現在、行方不明。2、3週間くらい前か。聞き込みやら、タウン誌に広告出したりしたんだけど、まだ見つからず。たぶん遠出して戻れなくなったんじゃないかと思う。まぁ、カワイイから、どっかで可愛がられてると思うんだけどねぇ。
2004-10-22(金) [長年日記]
■ 再復活
いやもー、「ようやく移転したぜ、これで日記がつけられる」と思ったら、こんどは移転先の第一tDiary.Netが落ちるんだもん、呪われてるとしか思えん。
で、ディスクだけ新しいマシンに載せ変えてもらったんだけど、今度もすごいぞー。Pen4 2.8GHz、メモリ2GBだって。うひょー。
◆ yoosee [お、再復活おめでとうございます。]
2004-10-24(日) [長年日記]
■ 朝の町田駅にて
金髪・白人のねーちゃんが、トートバッグの中から黒のパンプスを取り出して、それまで履いていた白いスニーカーから履き替えていた。服はスーツだったので、戦闘モードに変身ということか。なにも駅のベンチでやらんでもよさそうなもんだが、そうか、おれと同じく、日曜なのに仕事か〜、と妙な親近感。
ところが、脱いだスニーカーはパンプスよりもだいぶ大きいので、トートにはそう簡単に入らない。すでに中に入っている他のアイテムの位置をごそごそ直して、スニーカーの入る場所を作っているようなんだけど、ちらちら見えるアイテムに、ポータブルCDプレイヤーとか(これはまぁいい)、ビニールに包まれた食パン1枚(!)とかがある。裸のスニーカーと食パンを、同じバッグに入れますか。そうですか……。その点に関しては親近感を抱けないな。
■ マシンリプレイス
……で、出社して何をしてるかと言うと、職場のPCを置き換えだったりする。なんせいまだにPenIII 500MHzだったからなー。
今度のマシンはPen4 2.0GHzのようである。モニタは18インチ液晶なので、自宅(Celeron 2.0GHz 17インチ液晶)よりも微妙に高スペックになった。
ちなみにマシン名は「arecibo」。
2004-10-26(火) [長年日記]
■ iPodの蓋が取れた
買った当初は締りが悪くて、いつも片側がすこし浮いている状態だった。最近、だんだんいい感じになってきたと思ったら、単に金属疲労(じゃなくてプラスチック疲労?)で根元が弱っていただけかよ。
IEEE1394ポートが丸見えってぇのは、かなりマヌケな感じだ。何か入りそうで怖いから、取れた蓋をかぶせてるけど、いつなくすかわからないしなぁ。
これは、新型を買えってことですか!? でもまだ4GBも残ってるのに!
#去年の今日の日記も、iPodネタだったのか……
■ マシンリプレイス(2)
Sleipnirを最新にしたら、なんだか挙動がちょっとずつ違っていて、面食らうなぁ。よくなってるところもあるんだけど。
areciboという名前、たしかにパラボラとしてのアレシボは好きじゃないんですが(パラボラ好きならほぼ共通の認識だと思う)、今まで使っていたマシンがparkes(φ64m)で、それより大きくて(なにしろずいぶん速くなったので)呼びやすい名前となると、arecibo(φ300m)くらいしかないのでした。いや、φ100mなんてのもあるにはあるんだけどね……。
最後までどっちにするか悩んだのが「VLA」なんだけど、これはIntelがマルチコアなCPUをリリースしてから使おうかと(←マニアにしかわからんな)。
2004-10-27(水) [長年日記]
■ インタビューとか
今月頭に受けたインタビューが、今出ている日経ソフトウェアにもう載ってる。すでにあちこちで話題になっているようで、けっこうみんな読んでるんだなぁ……と思ったが、まつもとさんのコラム(?)も載ってるんだよね。だからか。ちなみに写真を撮った場所は、新宿駅東口。インタビューは談話室滝沢というお決まりのコースだったので。
来月はまた別のインタビューがあるのであった。こう忙しいと、こんな息抜きがときどきあるのはいい。自分で書くのはキツいけど。……というわけで、Tech総研の今月分も、無事に公開されたようだ。ちゃんと〆切は守っているものの、気分的には毎月毎月綱渡り状態なので、すげースリリングだったりする。そもそもアンテナが稼動してない現状では、ネタ集めもままならん。はやく復旧しなくては。
■ 内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス)(城 繁幸)
ベストセラーは買わない主義なんだが、隣の人が買ったというので借りて読んだ。
著者はまだ若いようだし、富士通を辞めてからそんなに時間がたっていないようなので、正直、視野は狭い。辛辣な告発に見えるが、裏を返せばただの愚痴でもある。つまり、ここに書かれているのは著者の「脳内富士通」である可能性が高いので、読者はそのことを常に念頭に置いて読むべきだろう。……とは言いつつも、かなり本当のことなんだろうな、たぶん。
とはいえ、日ごろからエンジニアのキャリアパスについて憂えている身としては、終盤の「提言」には(荒削りな点が目につくものの)賛同できるところが多い。日本をこの先も技術で成り立たせるためには、エンジニアをいかにうまく使うか、真剣に考えないとダメだよ。
それはそれとして、この本の評に必ずついてまわる「謎の英単語」、聞きしに勝るひどいものですな! これ、この本だけじゃなくて、光文社ペーパーバックの方針らしい。いわく、
- ジャケットと帯がありません
- 本文の紙は再生紙を使っています
- 本文はすべてヨコ組です
- 英語(あるいは他の外国語)混じりの4重表記
だそうだ。最初の3つはいいとしても、4番はもう、気が狂っているとしか思えない。なんたって、説明書きがこうである。
これまでの日本語は世界でも類を見ない「3重表記」(ひらがな、カタカナ、漢字)の言葉でした。この特性を生かして、本書は、英語(あるいは他の外国語)をそのまま取り入れた「4重表記」で書かれています。これは、いわば日本語表記の未来型です。
これだけ読むと、外来語を正しい英単語で置き換えているのかと思うが、実態は日本語の「あとに」同じ意味の英単語やイディオムが並べて書いてあるだけである。音読すると文章としてまったく意味が通じない。昔、同じ意味の日本語と英語を同時にしゃべる「バイリンガルな人」をネタにしたマンガを読んだことがあるが(とり・みきだっけ?)、あんな感じ。
おまけに、ちょっと見慣れない単語にはカタカナでルビがふってある(笑)という、もはや当初の目的がどこにあったのか想像もつかないアリサマ。腰が抜けたよ。そんなのが1ページに10数箇所あるから、全体ではかなりの量になる。ページ数を稼いで価格を上げるのが真の目的なんじゃないか。
こんなアイデアを悦になって使っている編集者はどうしょうもない阿呆だし、こんなところから出版せざるをえなかった著者はもう、気の毒としかいいようがない。
2004-10-28(木) [長年日記]
■ tDiary
なんか、えっらい久しぶりにcommitしたような。二ヶ月ぶりくらい? もっとか。
2004-10-29(金) [長年日記]
■ マインドスター・ライジング〈上〉 (創元SF文庫)(ピーター・F. ハミルトン)
通勤時間に小説を読むくらいの心の余裕はできてきたので、積読消化中。
鶴田謙二の表紙にひかれて買ってしまったが、謎解き要素があるにもかかわらず、あまりにストレートで寄り道やどんでん返しのないストーリーに唖然。そのくせ妙に描写が細かくて「そんなに書き込まなくてもええやん」と思うくらいくどい。解説によればこれが作者の味らしいが。もっとさくっと読めたら面白かったかも知れないが、エンタテイメントに徹しきれてないところが×。
あと、なんだか訳語がみょ〜に古臭いんだけど、この竹川典子っていくつの人なんだろう。この翻訳がまた、スピード感をそいでくれるので、イマイチだった。
2004-10-30(土) [長年日記]
■ tDiary.org復活
やっと週末にまとまった時間が取れたので、復旧作業に着手。第一tDiary.Netに居候させてもらう。まだ検索とかが未調整だが、必要な情報は取れるようになったはず。このサイトは被リンク率が高かったので、もっと早くに復旧させないといけなかったのだが。
いっしょにspc.gr.jpも復活。こっちはまだDNSの変更が及んでないけど、一部のMLからメールが届き始めているので、一部地域ではMXが切り替わったのだろう。つーか、一ヶ月も不達だったのに退会させられてないなんて! 信じられん(笑)。
残るはwww.tdiary.net(アンテナ込み)と、自前のDNSだ。特にBINDは鬼門だからなぁ。Debianの流儀がいまいちわからんし。
◆ TrackBack [http://www.dennougedougakkai-ndd.org/~cielo/tdiary/?date=2..]
2004-10-31(日) [長年日記]
■ 24本のアルカリ乾電池で動作するCeleron M搭載PC
ステキすぎるぅ。実物見に行きてぇ。
思えば、いまだに後生大事に保有しているThinkPad 220は、乾電池6本でそれなりに動いていたんだよな。Celeron Mと言えども24本必要とするってことは、今のリチウムイオン電池でTP220を動かしたら何日使えるんだろう。それはそれでアリだよなぁ。
……と、懐かしくなってしまったので、TP220を引っ張り出してきて電源を入れてみたら、何事もなかったかのように動き出した。かれこれ8年くらいは電源入れてなかったような気がするけど。Windows 3.1も、記憶にあるより素早く起動してびっくり。今使ってるLibretto L1がWindows 2000を立ち上げるのより何倍も早いのである。これだけ比べたら、10年たってもなんも進歩してないやん。つーか、むしろ待ち時間は増えてるぞ。
懐かしいWindows 3.1は、自作のランチャ兼ファイルマネージャと、小さな時計があるだけのきわめてシンプルな画面。秀丸とVJEでのテキスト編集も決して重くはない。今でもこれで仕事できそうな気がするよ。
◆ hyuki [やっぱり関口ですよね。]