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ただのにっき


2004-10-29(金) [長年日記]

マインドスター・ライジング〈上〉 (創元SF文庫)(ピーター・F. ハミルトン)

通勤時間に小説を読むくらいの心の余裕はできてきたので、積読消化中。

鶴田謙二の表紙にひかれて買ってしまったが、謎解き要素があるにもかかわらず、あまりにストレートで寄り道やどんでん返しのないストーリーに唖然。そのくせ妙に描写が細かくて「そんなに書き込まなくてもええやん」と思うくらいくどい。解説によればこれが作者の味らしいが。もっとさくっと読めたら面白かったかも知れないが、エンタテイメントに徹しきれてないところが×。

あと、なんだか訳語がみょ〜に古臭いんだけど、この竹川典子っていくつの人なんだろう。この翻訳がまた、スピード感をそいでくれるので、イマイチだった。

Tags: book

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