2017-01-22(日) [長年日記]
■ ステートレス床屋プロトコル
数十年通った実家近くの床屋が廃業して、しかたなく近所の1000円床屋に行くようになって4、5回くらいになるか。最初は「全体的に1cmくらい切ってください」みたいなざっくりしたリクエストをしていたが、やれ「襟足はどうしますか」とか「もみあげはこれくらいでいいですか」とかいちいち確認が入る。
以前なら「前と同じで」と言えばそれで済んだのに。というか黙って座ればデフォルト値としてそれが適用されたし、追加のリクエストにしても「夏なんで少し短めに」くらいで良かったのになー。って、これは床屋側におれ個人に紐付けられた「以前の状態」が保存されていて、それが参照できるから実現できたことなのだよな。いわばステートフルなプロトコルだったわけだ。
QBハウスは毎回違う理髪師が担当するし、彼らにしたって毎日多量の客をさばくわけで、いちいちおれのデータなんて覚えてるわけがない。つまり、こっちで意識を変えてステートレスなプロトコルを身に着けなきゃいけないわけですな。サーバの仕様が変わったんならしょうがない。わかったよ。
というわけで、今日からこんな感じのリクエストを一発で投げることにした:
全体的に1cm切って、毛の多いところは梳いてください。襟足は6mmのバリカンで軽く刈り上げ。耳は出して。もみあげはいまの長さで良いです*1。
「200 OK」が返ってきたので、最小限のリクエストはこれで良いようだ*2。オプションパラメータもいずれトライしよう。
2017-01-20(金) [長年日記]
■ tDiaryをruby 2.4対応した
昨年末にリリースしたtDiary 5.0.3のリリースノートで、直前にリリースされたruby 2.4.0への対応のことは書かなかった。標準的なセットでは問題なく動いているものの、gem化して独立させた周辺パッケージのいくつかが2.4未対応のgemに依存していたので、それらが追いついてからでもいいか、という感じだったので。
その後確認用のブランチをおこしてチェックをしていたら、依存関係はだいたい片付いたものの、CIでおかしなエラーが出ていてパッとみただけでは原因がよくわからない。で、じっくりコードを追いかけていった末に、テンプレートの中でこんな行を見つけてヘナヘナになった:
elsif @options2[k].class.to_s =~ /^(Fixnum|FalseClass|TrueClass|NilClass)$/
いやいや、おまえ、tDiaryはruby 2.4で入った非互換関係ないしとか言ってただろ(笑)。がっつり依存してるやんけー*1。とほほ。
そもそもこのコードがダサいというのは置いておくとして*2、とりあえず動くようにしてコミットしておいた。これでいちおう、2.4対応は済んだかな。
なお、この日記のコードベースはちょっといじってあるので、ここを2.4にするのはもうちょっと先。
2017-01-16(月) [長年日記]
■ あまりに寒くて給湯器が凍った
この週末は異常に寒くて、最低気温が連日氷点下。相模原の南端にあるこのあたりではけっこう珍しい。雪が降っても氷点下になることは少ないくらいなので。
で、今朝はまたとくに寒いという予報だったが、朝起きて、蛇口をひねったらお湯が出ない! 水は出るので、これは給湯器が凍ったね……。思い返しても子供のころ、世田谷の古い家屋に住んでいたときに家の外でむき出しだった水道管がよく凍ったくらいしか思い出せない。数十年ぶりに自宅の水道が凍ったわけだ。
これが昨年、給湯器をノーリツからリンナイに変えたのが原因だったりしたら笑ってしまうが、Twitterを見ていても同じような境遇の人が多いみたいだし、不意打ちだったんだろう。とはいえ、-3℃程度で凍るなよなぁとは思わなくもないな*1。工事する側も油断してたか。これが緑区だったらもうちょっと断熱に配慮した工事をしたのでは(笑)。
かみさんによると、日当たりのわるい給湯器からお湯が出るようになったのは昼前になってからとのこと。幸い、機械的な問題はなかったみたい。てか買い替えたばかりで壊れたらたまらんわい。もうしばらく寒いみたいだけど、どうしたもんかねぇ。
*1 北海道では-10℃切らないと凍結対策なんてしないと、かみさんが文句言ってる。
◆ ブチャ猫 [我が家の給湯器ボイラーの配管には テープの厚いのがグルグル巻いてあります。 ブチャやガブ達が爪を研いでいましたが凍..]
◆ ただただし [あー、もちろん断熱材はまいてあります。替えたばかりなので新品で。]