2001-05-31(木)
■ TJmook「スーパーカブ」
出た出た。最近、マスコミ露出が多いな >おれ(違) それにしても、これだけの人数が集まっちゃったというのもすごいが、全員載せちゃった編集もすごい。でも高い。
■ コンフェデ杯
やっぱ、中山隊長あっての日本代表っすよ〜。若いもんには任せておけんだろ、うん。
2002-05-31(金) 11780歩
■ W杯
うーん、全国で何人が「ジダンが地団駄」って思ったか。スカパーの「フランス映像」はベンチのジダンを延々と写していた。アホか。なお、我が家では俯瞰映像が一番面白いという点で意見を一致を見た。でも解説はNHKの岡ちゃんが一番いい。
それにしてもいきなり番狂わせで始まって、目が離せない。会社辞めとくべきだったかも知れん(笑)。
■ LinuxWorld
春のLinuxWorldは2年前にも行ったけど、あれから会場面積がまったく増えてない。減ってもいないが。ビジネス向け展示会の規模が大きくならないというのはヤバいんじゃないの。
もっとも、今日の最後のキーノートで、IBM、富士通、NEC、日立の4社協業でエンタープライズ向けカーネルハックが成果を上げているという報告があって、これは朗報。やっぱ、職業プログラマはこういう地味な仕事でコミュニティに貢献するのが正しい道であろう。アマチュアプログラマはどうしても派手なことばかりやりたがるしさ(←自戒?)。
ところでスーツ組が多いのは、そこに金の匂いがするからに他ならないでしょう。セキュリティは金の匂いがするからねぇ……儲け話というよりは損害の方かも知れないけど。つーか、最近のIT系カンファレンスはほとんどスーツ組じゃなかろうか。LinuxWorldもスーツばっかりだし。それもなんか、新入社員みたいのが大勢。なんだあれ?
■ tDiary: HEAD
おれでさえまだ1.4.3を使ってるのに、1.5系を使っている人がけっこういるんだよなぁ。みんな度胸あるぜ(笑)。
さて、ここ3日出歩いていたせいで待ち時間にけっこうコーディングが進んだ(をい)。保存ファイルのテキスト化もいちおう済んだんだけど、まだコード上は切り替えていない。まだほとんど動作検証してないし。APIも固まってないし。
いちおう、以下の手順でテキストファイルに移行できる(はず)。
- misc/convert2.rbを実行。パラメタなし。
- tdiary.confに以下の2行を追加(暫定措置)
require 'tdiary/defaultio' @io_class = DefaultIO::IO
……なんて書いてたら月が変わって、ぜんぜん動かなくなっちゃった。わはは。ダメだこりゃ。明日まで放置(笑)。
2003-05-31(土)
■ 月のひつじ コレクターズ・エディション [DVD](サム・ニール)
mputさんの日記で発売されていたことを知る。4月25日だって!? 一ヶ月も前じゃないか。こういうものを薦めないなんて、Amazonのレコメンデーション・エンジンは何をやってるんだ!!(マジギレ)
つーわけで、ソッコーで1 clickしますた(←怒ってるわりにはAmazonで買ってしまう)。うひょひょ。
■ ドゥームズデイ・ブック(上) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-4) (ハヤカワ文庫SF)(コニー・ウィリス)
SARS騒ぎ真っただ中のこの時期に文庫化するとは、狙ったのか、早川。
評判によれば「泣ける話」らしく、悪い評価を見たことがないくらいの傑作らしいんだけど、正直言ってシラけた。中世パートは確かにすばらしい。重厚で、悲壮で、迫真だ。これだけだったら確かに泣ける。すばらしい小説。SFではないが。
でも、現代パート、ありゃなんだ? 解説によればギャグ満載のコメディとのことだが、ちっとも笑えない。ホントに面白いですか、これ。むしろ、シリアス極まる中世パートと落差がありすぎて、せっかく盛り上がった熱気を冷ます役目しか持っていない。ない方がマシ。
1992年の執筆ということだから、誰も携帯電話を持っていないとか、インターネットがまったく発達していないのは仕方がないかも知れないが、サイバーパンク以降のSFとしてはちょっと浮き世離れがひど過ぎる。いまから50年も後の世界で、明かな進歩がTV電話とタイムトラベルだけってのはどうよ。脇役もバカばかりで、現代パートだけロビン・クックが書いてるんじゃないかと思ったくらい。
■ 第一が重い
今日は本当にひどい。トラフィックのグラフがこんな感じ。
15時からの2時間とか、21時以降に、急激にトラフィックが低下している。ざっとピーク時の1/3だ。CPU loadはそれほど高くないので、回線状態が悪いのだと考えられる。ちょうど正時に始まるので、隣接する回線で何かが行われているのかも知れない。
なんとかならんものかのぅ。
2004-05-31(月)
■ SEの処世術 (新書y)(岩脇 一喜)
目がまわるほど忙しい〜。つーかマジでなんか目がまわってる気がする……。
そんな中、今日のヒットはこの書評。こんなもの読まされたら、逆に買いたくなっちゃうよなぁ。Amazonの書評が、好意的なのが多くて怖いけど。
といいつつ、とりあえずウィッシュリストに入れただけ。まーた69冊も溜まっちゃったよ、ウィッシュリスト。どうすべ。
■ タイムライン〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)(マイクル クライトン)
長年日記を読んでいたら、去年の今日はウィリスの『ドゥームズデイ・ブック』をけちょんけちょんにしていた。ほんっと、おれってウィリスが嫌いなんだなぁ。
同じ中世を舞台にして、現代と中世を交互に描くというスタイルは同じ『タイムライン』、ついこの間読み終わったけど、さすがエンターテイメントを書かせたらクライトンの右に出るものはないな。現代パートにバカがいる、という点まで似ているのに、読んでてイヤにならんし。
中世はクライトンの"趣味"らしいけど、決して趣味に走りすぎることなく、詳しくない読者でもちゃんとついていける。こういう職人芸は好きだ。
■ tDiary: タグ打ち忘れ
1.5.7のタグがないと指摘されてしまった。あぁ……またか。いつもはギリギリで次のcommit前に気づいて打つんだけど、今回は遅かった。
で、使ったことのないrtagコマンドを実行しなくてはいけないのだが、どう指定すればいいんだ? 1.5.7のリリースは5月5日で、その後9日までcommitはなさそうだから、
% cvs -d なんちゃら rtag -D 5/6/2004 Release-1_5_7 core
……って感じ? まぁ、間違ってもあとで消せるみたいだから、やってみればいいのか。でも怖い(←基本的に小心者)。
追記
できた……と思う。
2005-05-31(火)
■ マウスパッドは縦置きに限る
白い机に透明なパッドなのでなんの写真かさっぱりわからんが、ここひと月ばかり、マウスパッドを縦置きにしている。すこぶる調子がよい。マウスが縦長なんだから、パッドも縦置きにしたほうが、マウス移動の自由度が高いのである。
なんて言うと「画面が横長だからパッドも横置きがいいのでは?」というツッコミがありそうだが、こんなに小さいパッドを縦置きにしても、端から端まで動かせば画面を横断できるので、何の問題もない。おかげで、マウスがパッドから脱線することもなくなった。
追記
検索したら発見した、縦置きの方がよいとする理論的裏づけ。
追記2
Voteネタにされてしまった……。
■ Technorati Japan βバージョン公開
pingを送ってかれこれ2時間。まったく反映される気配なし。つーか、検索に引っかかってくるのは楽天の日記ばっかりだ。
ところで、どうしても脳内で「テクノタリ」って発音してしまうんだけど、なんでだろう。
■ https://www.amazon.co.jp/dp/4872575334
あんまりみんながほめる本は、買う気がなくなってしまう天邪鬼なタチなんだが、これもそんな一冊。けなしてる人を見たことがない。だから買わない……つもりだったんだけど、家に「どうしても読みたい」という人がいたので買って来た。って、なんでおれが買うんだ!
3ヶ月でもう7刷という、噂にたがわぬ傑作ですな。悲惨な話なのに痛々しくならず、ちゃんとギャグマンガになっている(「アル中病棟」はちょっと痛かったけど)。巻末の対談相手が、ギャグマンガの難しさをきちんと言語化できる稀有な漫画家であるとり・みきというのが、また救いなわけで。
■ https://www.amazon.co.jp/dp/4798109088
これも、けなしてる人を見たことがない。でも一人のDebianユーザとして持っているべきらしいので買って来た。
ぱらぱらと眺めていたら「blogを始めたい」という項があったので開いてみたら、ネタがtDiaryだったのでずっこけた。思わず「他になかったんかい!」とツッコんでしまいました(笑)。まぁ、著者のむとうさんがtDiaryで日記つけてるんだもんな。いやいや、ありがたいことです。
Debianといえば、今日、職場のsargeをdist-upgradeしたら、最後に走ったlocale-genが死んでしまって、それ以降(EUC-JPのlocateがなくなってしまったので?)、日本語表示がわやな状態に。辞典にも対処策は載ってないっぽいです(そりゃそーだ)。どうしたらいいんだ……。
◆ kmuto [ご購入ありがとうございます :) 実のところ、日本語が使えて(日本語のガイドもあって)設定がソコソコ簡単なblogの..]
◆ なぎさっち [「縦置き」のタイトルとアノ写真。一瞬壁に貼り付けるネタかとオモタ。 ちなみにオイラはトラックボール派]
◆ ただただし [なるほど、確かにそうかも >kmuto だとするとその栄誉(?)は、いろいろ苦労してもらったパッケージャに帰するべき..]
◆ ma2 [縦置きで一日使ってみました。 脱線は一度ありましたが,けっこうスムーズに使えました。マウスとパッドの視覚的なバランス..]
◆ Yuyang [屋久島で購入した屋久杉で出来たマウスパッドは最初から縦で使うように「屋久杉」の刻印が入っていました。それ以来縦派です..]
◆ TrackBack [http://bm.que.ne.jp/log/20050708.html#p02 Mint Julep [mono..]
2006-05-31(水)
■ ビデオ消化
最近、土曜も働いて(?)いるので、代わりに休ませてもらった。で、たまったビデオを消化。
モータスポーツ
MotoGPが2戦、インドアトライアルが4戦分(!)たまっていたが、それぞれ1戦分しか消化できず。完全に見るスピードを録るスピードが上回ってるな……。次のイタリアGPはパスしようか。
Discovery Channel
毎週2本ずつくらい、面白そうな番組を録っているが、最近はあまりいいのにあたらない。今週は火星の番組が多かったけど、どれも知ってる話ばかりで、DVD行き(永久保存版)にはならず。
アニメとか
時代劇チャンネルでやってる「サスケ」が面白くてたまらんので、毎週録っている。けっこう低コストであんまり画面が動かないんだけど、その中でかなりイロイロと工夫していて、すごい。
ハルヒもYouTubeで見るのはやめて(笑)、ちゃんと録って見ている。CMは飛ばすけど。今週はハルヒの恋心が垣間見えてよかったですな! こういう面がないと、ただの痛い女になっちゃうし。この調子で、"オクテのラブコメ"的展開を希望。
ERは見られず。
2009-05-31(日)
■ iPhone用クレードルをLEGOで自作した(Ver.3)
ベッドサイドに置くために、レゴ製クレードルを追加作成した。すっきりシンプルを目指して、わりといい感じにできたかな。
以前作ったクレードルはデスクトップで頻繁に同期させるので、ケーブルを抜き挿ししやすいようにがっちり作ったのだが、目覚まし時計として使うためにベッドサイドに置く分にはその辺は適当でいいので、部品点数最小限で。というかもう、残り部品が少ないのでやりくりしないと新作が作れない(笑)。
AppStoreでLCD Clockを購入し(115円)、横置きにすれば本当のデジタル時計みたいにして使えるのが気に入っている。ただ、輝度を最小にしてもまだちょっとバックライトが明るすぎるんだよなぁ。
2010-05-31(月)
■ HTML5&API入門(白石 俊平)
泥縄読書終了。
最近、Webアクセシビリティがらみで人さまのサイトのHTMLソースを見ることが増えたんだけど、特に見出し要素の使い方が難しいというか、サイトオーナーの「個性」が発揮されてしまうのね。ようするに今のHTML/XHTMLでは構造化された文書なんて書けやしないということなんだけど、HTML5から導入された「セクション」の概念のおかげで、だいぶそのあたりがいい感じに表現できそうな感じ。
……というのが(個人的には)HTML5最大のメリットかも知れないとすら思うわけだけど、本書ではそういう文書的な側面は表面的に触れるにとどまり、HTML5周辺のAPIを中心に解説している。といってもそれらも通りいっぺんであることに違いはなくて、HTML5をとりまく技術の概観をざっくり把握できるほどほどの分量で、とっかかりとしては適度で良いと思う。「HTML5で夢がひろがりんぐ!」と鼻息が荒くなるくらいにはエキサイティングな未来が感じられる。
まぁ、API的にはJavaScriptからネットワークやストレージへのアクセスが拡大しているのが大きな変化だけど、それとて、やっとプログラミング言語としてアタリマエのことができるようになっただけではある。で、ためしに実装して、Chrome5あたりで動くことを確認して「わーい」と喜んでから、Android 2.1のブラウザで試すと動かなかったりして凹むわけです。同じWebkitなのに(「Webkitの悪夢」と呼ぶらしい)。
けっきょくHTML5が十分に普及するまでは、今と変わらずブラウザ間の非互換に頭を悩ませることになるんだろうなぁ(というかしばらくは今よりひどくなるかも知れない)。ブラウザ間非互換をがんばって吸収できる体力のあるサービスのような例外を除けば、あとはWidgetのような単体アプリのランタイムとして特定のブラウザを指定できる場合だけが、HTML5の恩恵を受けられる、そんな状況がしばらく続くだろう。
とは言ってもわれわれ技術者は(いつかやってくる)HTML5時代に備えて準備しておかなくてはいけないわけだ。これだけ色々盛り込まれていれば、あと数年は楽しみが尽きることはなさそうだねぇ。
2011-05-31(火)
■ 第1回アクセシビリティBAR『初夏のパンくず祭』に行ってきた
最近、仕事の関係でなぜかWebアクセシビリティのコミュニティに関わりができはじめていて(受託の面白いところですな)、一介のプログラマだったはずなのに数奇な運命であります(おおげさ)。
で、東日本大震災の直後に関係者と飲んでいたときに「今年はヤマザキ春のパン祭も自粛らしいですよ」的な話が出て、「じゃあ代わりに『カワサキ春のパンくず祭』をしようではないか」という流れになったんだが、実現したときには本家は復活したあと、しかもすでに春というよりは初夏になっていたという。そんなこんなで第1回アクセシビリティBAR『初夏のパンくず祭』に参加したのだった。
ハッシュタグ#a11ybarを見ればわかるように、参加者がやや内輪だったこともあり、開始直後から1時間くらいは飲み食いに忙しくてどうなることかと思ったが(笑)、その後けっこう真面目にパンくずリストの話になった。パンくずリストの話など、すでにこの10年間で出尽くした感があるし、どんなマークアップにするかでセマンティックも変わってくるとあって、宗教論争じみた展開が定番なのだが、アクセシビリティがからむとひと味違う感じになるのが面白い。
例えば数年前、記号を適切に読み上げられなかった当時のスクリーンリーダーを意識して、区切り記号の「>」を画像にしてalt属性に「の中の」を当て、文章として読み下せるようにパラグラフとしてマークアップしたパンくずリスト(例: インフォアクシア)は、当時としてはユーザテストまで行ったしっかりしたものだが、今となっては改善の余地がおおいにある。特に「">"で挟まれた複数のリンク」が「パンくずリストである」と認知されている現在では、スクリーンリーダーユーザをそこまで過保護にする必要はないのだそうだ。が、今でもこのスタイルを無批判に真似をしたサイトが蔓延していて、発案者が頭を抱えている状況になっていたり。
あと、セマンティクスを意識して、ul/olを使ったり、dlを使う、さらにリストを入れ子にするなど、凝ったマークアップは数あれど、スクリーンリーダー利用者からしてみるとどれもたいして変わりはないとか(しいて言えばそこにパンくずリストがあることがわかるという意味で単純なリストで十分とのこと)。まぁ、原理主義者による行き過ぎた実装が現実では尺に合わないというのはよくある話である。
とりたててスクリーンリーダーユーザを特別扱いしなくても、慣れればそこに何があるのかはけっこう理解できているというのは目ウロコというか、過剰なサービスが冗長でうっとおしく感じられてしまうというのは晴眼者にしてもわかる話で、普通にシンプルなマークアップを心がければいいんだってことだよね。ポップアップやドロップダウンリストで過剰に飾り立てたパンくずリスト(例: ネットイヤー)なんかは画面を拡大して使っている弱視のユーザにはかえって不便だったりもするわけで。そういう意味では、そもそもパンくずリストが必要ないシンプルな構造のサイトを目指せという指摘もうなずけるものがあった。
そんなこんなで予定よりも30分延長してお開きになったのだが、パンくずリストだけをネタに3時間も話ができるんだから、どんだけ変態の集まりなんだ。またやろう。
2013-05-31(金)
■ ラファエロ展に行ってきた
裏では復活したRubyKaigi 2013が行われているが、チケットがないんじゃしょうがない。今日はかみさんの希望でふたたび上野へ。先日の「ダ・ヴィンチ展」に続いて同世代の画家ラファエロを観に行く。
30代で早世したこともあって作品数は少ないし、当時のスタイルからして下絵はラファエロだけど仕上げは別人みたいな作品も多いため、ラファエロ以外の人の手になる絵の方が多くてけっこうな水増し感。ダ・ヴィンチ展もそうだったけどあっちはわりと時代を見せる工夫があって良かったが、こっちはなんというか圧倒的に上手いラファエロと比較してかわいそう感が……。
もちろんラファエロの作品はどれも素晴らしくて、それはそれで楽しめた。もっとも目玉の「大公の聖母」は直近の調査によって背景が後世の何者かによって黒く塗りつぶされていたことが判明していたのはちょっとがっかりだったが。あの背景はないよなぁ。
ところで、やっぱりこの手の展覧会は大混雑なんだけど、その主たる原因は最近すっかり当たり前になった音声ガイドにありそうだ。人だかりがしている絵の前では、たいていヘッドフォンをつけてボケーっと突っ立ってる人が大勢いる。考えてみれば、絵画の解説を音声だけでやろうってことにけっこうムリがあるわけで、そりゃ時間もかかるわなぁ。
おそらく近い将来、この手の仕掛はGoogle Glassみたいなデバイスに移行して、音声だけでなく例えばARを使って絵の上に補助線入れたりすることでよりリッチでかつ効率的なものになるんじゃないだろうか。そんでもって、撮影禁止みたいなナンセンスな制限もいっしょに取っ払われるといいな、とか妄想。
■ 「グレートジャーニー 人類の旅」展に行ってきた
裏ではRubyKaigi(ry。かみさんと一時別行動にして、ソロで科学博物館へ。こんどは「グレートジャーニー 人類の旅」。最近はすっかりTVを観なくなったけど、このシリーズはけっこう好きで気がついたら観ている。そんなグレートジャーニー、「主役」の関野さんが各地から持ち帰ってきたものを中心に、人類の旅路をたどるというもの。つまりあれだ、実物だけが持つ迫力を満喫!!
回転しながら刺さるクジラ用の銛とか、驚嘆の細工なんだけど:
意外とステキだったのが各地の民族衣装。どれも凝った意匠がきれい。ガラスケースが邪魔で、PLフィルタを持って来なかったことを悔やむ:
面白すぎるアザラシの皮をまるごと使った「浮き」:
完全手作りの外洋向けヨット:
「蘭子の実家ですね」(←モゲマス脳):
このように(科学博物館は教育が目的でもあるので)写真撮影OKなんだけど、干し首(これがまた素晴らしいもの)とミイラだけは撮影禁止になっていて、なんで?って係員に聞いてみたら、これだけオーナーが違っていて、その意向だとのこと。つまりこれらのオーナーは干し首やミイラを科学的な資料ではなく美術品と考えているってことだな。
その後、地球館でちょこっとだけ恐竜たちに会ってから、あわててかみさんとの再合流へ……と思ったら、日本館で「日本住血吸虫症」の小展示をやっていて、これがまたすごいのでちょっとだけ見た。少し前にWikiPediaでの解説がものすごく詳しいと話題になったあの病気のことである。なんてタイムリーな。ここでもまた実物の迫力を満喫。
2015-05-31(日)
■ 猫が床の上にじかに寝るようになると夏到来
なんでも観測史上もっとも暑い5月だったそうで、じっさい今日は暑かった。この週末は粗大ごみを出したり掃除したりとけっこうアクティブだったんだけど、これ以上暑くなるのは勘弁してくれって感じ。
で、とうぜん猫たちも夏モードになるわけで、ドーラはベランダのてすりでだらーんとしてるし、グスタフも柔らかいクッションの上とかでなく床の上にじかに寝る。というか、歩いているとあちこちに猫が寝そべっているので足元に注意しなくてはいけない季節。
とはいえ朝晩はまだ涼しいので、グスタフはまだ夜になると布団に入ってきて寄り添って寝たがるのだが。猫の快適気温は人間より高めだそうなので、向こうは暑くないけどこっちは暑いという。うへぇ*1。
*1 言うまでもなくノロケですから。
2018-05-31(木)
■ CircleCIをOSS Gateのアンケート集計に使ってみた
自分がGitHubに置いてあるものはすべてOSSということもあり、CIにはOSSでの利用が無料のTravis CIを使っている。最近は毎日commitがなくてもビルドタスクを走らせてくれるなど*1、老舗ながらけっこう便利で良い。難点は無料枠はかなり遅いというくらいか。
で、他のCIサービスも使ってみたいと思っていたところ、先日のOSS Gateでアンケートの文法エラーをCIで検出させたいね*2、なんて話が出たので、これをCircleCIあたりでやってみようと。
CircleCIの使い方自体は、公式のドキュメントがけっこう充実していたので、Qiitaとかに頼らなくても(笑)ちゃんと使えた。
- アンケート集計用に使っているaggregate.rbを、文法エラー時にメッセージをSTDERRに出して、非ゼロで終了するように修正
- 実行時(日本標準時*3)の日付のあるアンケートフォルダ内だけを対象にしてaggregate.rbを実行するCI専用スクリプトを作成
- .circleci/config.ymlを書く。本物(?)のテストスイートを使っているわけじゃないので、かなり雑な感じである
- CIrcleCIのアカウントを作って、GitHubのoss-gate/workshopをアクティベート
- CIの状況をGitHub側に通知する設定を有効に
- プルリクが作られたときだけCIが走るように設定
- forkされたリポジトリからのプルリクも対象にするように設定
- その他、CI実行中にプルリクが書き換えられたらキャンセルするなどの指定
これで外部からプルリクが投げ込まれると、自動的にCIが走るようになる。ためしに一度エラーのあるアンケート回答を入れてCIが失敗するのを確認してから、続いてエラーを修正して成功に変わるのを確認したところ(→CircleCIの当該ページ):
これで次回のワークショップからは、参加者自身にエラー修正をしてもらえそうだ。これまでは集計者(進行役かサポートメンター)がいちいち直してたから面倒だったのよ。この方式ならビギナーのプルリク練習としてもよさげ。
Travis CIに比してはるかに速いので、無料枠では並列ビルドができないけど、これくらい速ければOSS Gateみたいに短時間のうちにたくさんのプルリクが投入される場面でも問題にはならなさそう。一方、無料枠が1500分/月なので、たくさんのOSSを抱えてる人には厳しい場合があるかも。とはいえ、デプロイのトリガーなんかにも使えるようなので、いくつかのプロジェクトで使ってみてもいいな。
2019-05-31(金)
■ matzにっきが移転して最新のtDiaryになる
午後になってエゴサタブが動いたのでなにかと思ったら、まつもとさんのmatzにっきがHerokuに移転していた(2019-06-11:独自URLになったので修正)。rubyist.netサーバ廃止のついでっぽいけど、rubyもtDiaryも最新版になってる。Wayback Machineで探したら、元はこう:
で、今はこう:
いや、すげージャンプだな。ここまですごいのはなかなか見られないのでは。rubyがちょい古いのはtDiary添付のGemfileで2.6.2を指定してあるからだな(次のリリースで2.6.3にしなくては)。tDiary本体は勢いあまってmaster HEADになってる。
2.2の頃はまだデータがEUC-JPだったから、UTF-8かつMongoDBに移植するのは一筋縄ではいかなかったとは思うけど、作業を請け負った前田さんなら勘所はわかってるしあんまり問題ではなかっただろう。
こんど「◯年前の古いtDiaryを最新版にしたいんですが」と質問されたら「実績あります!」と胸を張って答えることにしよう(笑)。その前にtDiary.orgも最新化しないといけないんだけど(←思い出した)。
2022-05-31(火)
■ メガネをLINDBERGにかえた
ここ10年ほどはJINS、Zoff、OWNDAYSと、いわゆる格安ショップを渡り歩いてメガネを作ってきたんだけど、やっぱりあの軽さが忘れられないなぁ……ということで、久しぶりにLINDBERG(旧称Air Titanium)のフレームで作った。
LINDBERGを扱っているイワキは、以前は相模大野の伊勢丹にあったから行きやすかったんだけど、伊勢丹なき今、町田までいかないといけない(しかも駅からけっこう歩く)。とはいえ、やはり広い店内でゆったり品定めできるのはいい。格安店じゃないので、サービスもサポートも手厚いし。なんか、普段セルフサービスのガソリンスタンドに行ってるのに、たまにフルサポートの店にいったような気分だ(笑)。
たくさんの色や形、リムを自由に組み合わせられるフルカスタマイズで、しかも舶来品なので実際に注文してから一ヶ月待ったものの、パッと見ふつうなのにそこそこ個性的な、いい感じのが作れたかな。例によってネジを一本も使っていないところがいい。またしばらく世話になるぜ。
◆ UmaShika [RASのは、有料且つビジネス面で避けられない状況ゆえスーツが多いのだと思ったり。 #所詮、参加費は会社持ち... 数..]
◆ ただただし [でもおれ、ジーンズだったんだけど……(笑)]