2000-04-23(日)
◆ 技術者の死
とうとう課長にされてしまった。これは一人の技術者の死かも知れぬ。技術者から管理者への道を「ステップアップ(昇進)」としかとらえない日本の企業では、管理者になることは技術者から足を洗うことを示しているからだ。しかし技術的な面から見れば、技術者はいつまでだってステップアップすることができるわけで、管理者への「昇進」は実質的には「転職」と同じ意味だ。優秀な技術者(←べつにおれのことを言ってるわけではない(^^;)は技術者のままでいさせた方が、不得意な管理者をやらせるよりもずっと会社のためになる……ってことを知っている経営者には会ったことがねぇ。どいつもこいつもバカばっかしだ。
Software Design誌なんかにシリコンバレーやバークレーのTI業界の話が出ていて、50歳になっても現役プログラマーとしてばりばりコードを書いている技術者の話なんてのを読むと、かの国では技術者が優遇されとるのぅ、と思う。まぁ、あっちだってそういう話ばかりじゃないんだろうけど。技術者が冷遇されているこの日本で、家庭を守るために泣く泣く技術者から管理者に転職している人は多いと思う(給料はあがるからね)。独身だったらとっとと辞めるわい、こんな会社(笑)。
……というわけで、家族のためにしかたなく課長業もやることにしたわけだが(転職するにもマネージャー経験があるほうが有利だしさ[笑])、今までどおり、オープンソフトウェアの世界には細々と発表していくつもりだし(今まで以上にペースは落ちるかも知れないが)、コンピュータで遊ぶことに変わりはねぇ。魂まで売り渡してたまるかっつーの。てゆーか、マネージャー経験のある技術者として生きていける会社に移籍希望(笑)。
2001-04-23(月) tDiaryテスト
◆ さて、テストである。とりあえず自前の環境ではちゃんと動いているが、きっと穴がいっぱいあるに違いない:-P
◆ 遊んだところ(というかあまりメジャーじゃない機能)は、2点。
- 本日のツッコミ
- 本日のReferer
◆ 「本日のReferer」は、やりすぎかもね……。
◆ アンテナ対策
自分のアンテナでうまく捕捉できなくて悩む。原因は、なつみかんがRefererを入れてリクエストを送っていたことだった。「本日のReferer」のために、Refererのあるリクエストは記録して、更新時刻を現在にするようになっている。アンテナがリクエストを送ってくると、「本日のReferer」機能が働いて現在時刻をLast-Modifiedに入れて返すが、アンテナとの微妙な誤差から未来の時刻を認識されてはねられる、と。
◆ というわけで、更新時刻のアップデートは日記本体とツッコミのあったときだけにしよう。
2002-04-23(火) 9292歩
◆ tDiary: 性能向上策(2)
昨日のアイデアをいちおうcommitしてみた。他にもファイル読み込みのあたりでセコい最適化を加えたせいか、キャッシュがヒットしなかった場合に比べてほぼ確実に2倍以上の性能が出るように。そこそこプラグインが入っている環境でこれなんだから、システムへの負荷はずいぶん軽減されたはずである。
ただ、問題も。プラグインでエラーになった時にはエラーメッセージとともにプラグイン適用前のソースが表示されるんだけど、従来はそれが.rhtmlだったのでそれっぽく表示されていた。しかし今度からは.rbなので、Rubyスクリプトがそのまま出てしまうのである。日本語もエスケープ処理されてるし、HTMLヘッダからしてそうなので、これはもう、まったく読めたもんではない。
しかたがないので、簡素なエラーメッセージ専用の画面を作ってそれを出すようにした。header_procなど、更新画面や設定画面でも呼び出されるプラグインにバグがあるとそれらの画面も出せなくなるので注意が必要。ってまぁ、そういう場合はプラグインファイルを削除すればいいだけの話なので、実害は少ないだろう。
2003-04-23(水)
◆ キーボード(2)
でも、富士通のって、どうなんでしょうか。OASYSがあったから、そんなにチャチでもないんですかね。
どうなんだろう。なにしろガサツな人間なので、キーボードのタッチはほとんど気にしないし(笑)、そもそも何年もこれしか使ってないので比較のしようがない。まぁ、標準的、なのかなぁ。耐久性は申し分ない。かつてのOASYSのキーボードに比べたら、ずいぶん軽いという気はするけど、これは時代なのかも知れない。
このFKB8744は、カーソルキーやPageUp/PageDown等の特殊キーがちゃんとした位置にあるにもかかわらず、邪魔なテンキーだけがないという、利便性と省スペースを絶妙なバランスで兼ね備えている唯一無二のモデルなので、そもそも他には選びようがないのだけれど。もう生産してないって本当かなぁ。Plathomeにはまだ売ってるけど。
ちなみにIBMにも似たようなモデルがあるが、微妙に標準から外れているので×なのである。違いについてはこのページが一目瞭然。
◆ わたしとtDiary
というページがtDiary-usersにできていて、続々とエントリーが増えている。ページタイトルを最初に見たときは、論文でも読ませてくれるのかと思った(笑)。同時更新がかかっているらしく、競合がかかってときどきエントリ数が減ったりしているのが、面白いつーか怖いつーか。Wikiならでは。
爆発的に増えたのはtDiary.Netがサービスを開始した、ちょうど去年の今ごろになるんだろうな。
◆ 自分史
かみさんと夕飯を食べながら、「けっこう年配の人もtDiary使ってるんだよ」なんて話をしていた。
で、「じゃあ『tDiaryで自分史を書く』なんて本を出したら売れるかも。PDFで出力するプラグインを付けて、印刷・製本もできるようにしてさ」なんて言ってたんだが、1970年以前の日記は書けないという事実を思いだす。うーん、epocめぇ。
というわけでこの企画、あと20〜30年はしないと実現できそうにない。
◆ わたしとtDiary(2)
なんか、苦労しましたとか泣きそうになりましたというコメントが目立つなぁ(苦笑)。
# mput [そんな事実はないような]
# ただただし [うへ、本当だ。Timeクラスが負の数を扱えるというのは知っていたんだけど、tDiaryが誤動作しないとは思わなかった..]
# こ〜りん [うちの鯖(PC-9821V7) + Ruby-1.6.7 + tDiary-1.5.3.20030422 だと、19..]
# ただただし [もしかすると、OSやRubyのバージョンの依存する話かもしれません(とだけ言って調べない)]
# epi [あ、ウチも別件でやってるとこで1970以前と2037(だったかな)以降が扱えませんでした(ってなんでそんな日にちが使..]
# mput [負のtime_tは1.7 featureのようです。 http://www.ruby-lang.org/ja/man..]
2004-04-23(金)
◆ GoogleとSleipnir
今日の巡回で、Search.iniを直接編集している人を何人も見かけたので、ちょっと安心。
2005-04-23(土)
◆ 京都(2) - 松風天満宮
目的その(2)はもちろんこま犬である。今回はいくつか、面白そうなこま犬がいる神社をピックアップしておいたので、まずはそれを目指す。知恩院の敷地内(?)にあるという情報だけあった松風天満宮は、地図にもない、民家の片隅(?)にあるような神社。庭先で主が植木の手入れをしている横で参拝。陶器製らしき黄色いこま犬は、表情がかなりいかつい。怖い。
◆ 京都(3) - 粟田神社
京都近代美術館で仏教画(?)を見たいというかみさんを置いて、ひとり平安神宮周辺の神社めぐりへ。まずは粟田神社。3対くらいいるんだけど、どれもイマイチ。一対だけ変なのがいたのが慰めか。
◆ 京都(4) - 岡崎神社
北上して岡崎神社。ここまぱっとしない。何対もいるんだけどなぁ。細かく見るといいところもあるんだけど、おれのこま犬鑑賞はインパクト重視なので、彫りの技術や年代には興味があまりないのだ。
◆ 京都(5) - 生湯葉うどん
かみさんの携帯に、いま京都に来ているというサッカー観戦仲間からのメールが届いて驚く。落ち合って、うどん屋で昼食。
◆ 京都(6) - 熊野神社
御所方面に歩きつつ、熊野神社へ。ここもイマイチのような、そうでないような微妙なラインナップ。ここの八咫烏のマークはかわいい。
◆ 京都(7) - 下御霊神社
御所南側にある下御霊神社は、下調べをしてきた神社(にも関わらず、地元の郵便屋さんに聞かないと場所がわからなかったという)。この表情、見てよ。(独断と偏見によれば)こういうのがいいこま犬なんですよ。
◆ 京都(9) - 伏見稲荷
かみさんの希望で、ラスト神社は伏見稲荷。ここにこま犬がいないのはわかっているが。つーか最近、かみさんが行きたがる神社にはたいていこま犬がいないような……。
歩きすぎて疲れ果てていたので、千本鳥居をくぐるのはあきらめた。
◆ 京都(10) - 京都駅
……のホテル・グランヴアにあった謎の壺(?)。
こっちに移り住んでいる、元東京都民の友人2人と夕飯。会うのは10年以上ぶりなので、大変なつかしく、積もる話も多い……とは言え、ネット上で交流があるから近況はけっこう知ってるんだけど。
2006-04-23(日)
◆ Let's note mini(2)
バッテリを外してみよというアドバイスをいただいたので、やってみたけど変わらず。たしかに完全放電している電池がつながっているとダメかも知れないのだが。くー、「これだ!」って思ったんだがなぁ。
そういえば、デスクトップPCの場合、M/Bの内蔵電池が干上がるとやっぱり起動しなくなったりするので、もしかするとノートPCも同じかも知れん、と思って分解してみた。
といっても、メカはからきしダメな方なので、ネジ一本外すのもドキドキである。裏面にある10本程度のネジをすべて外して、なんとかHDD、メモリ、チップセット(?)が見えるところまでたどり着いた。写真の右端にある黄色いのが電池っぽい気がするんだけど、接着されているらしくピクリとも動かない。
ネジをもう4本ほど外すともうちょっとバラせそうなんだけど、ロックタイトっぽいものが塗ってあるようで、緩まない。うーん、ここまでか。せっかく入手したのにジャンクだなんて、悔しいなぁ……と、泣く泣く元に戻した(←当然バラす時より時間がかかった←とりあえずネジは余ってない)。
# なぎさっち [M/Bに不備があったのはN4だったかなぁ...。もう20世紀のことだから詳細忘れた。 "N4 例の現象"でぐぐると..]
# nido [うちのN4も2年以上使っていなかったので不安になり先ほど起動してみました。 中に当時のFPANAPC(Nifty)の..]
# ただただし [「例の現象」なんて、初めて知りましたよ。それかなぁ。 リセットは何度もしたんですけどね。斜め45度から叩いてみたりも..]
# nido [だめでしたか。 うちのN4は、この先有効活用されることも無さそうなので差し上げましょうか?]
# ただただし [それを言ったら、ウチでも活用される予定はないです(笑)。]
# 通り掛かり [ハードディスクが正しく装着されていなかったりしませんか。私はAL-N2を使っていて,今日ハードディスク交換中に「電源..]
2007-04-23(月)
◆
沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫 JA ノ 3-9)(野尻 抱介)
こういう作品を読むと、ハードコアな宇宙SFというのは、実はどんなジャンル小説よりもロマンに近いんだよなぁと思う。
冷徹な理論を積み上げて、徹底して論理的な舞台を設定したあと、物語は主人公にこう迫るのだ。「さて、あなたはこれに命をかけますか。GO or NOGO?」と。二者択一。魔法は ないから、その他の選択肢という逃げ場はないわけ。ここでGOと答えればもちろんのこと、NOGOと答えてもドラマがある。決断を下した主人公に対する読み手の感情はもう、ロマンチックとしか言いようがない。
そういえば『ロケットガール』のブログで作者の野尻抱介が人命軽視に対するコメントを書いていた。アニメ版『ロケットガール』の序盤を見た視聴者が「人命軽視が不快」と書いていたことについて、作者は「有人宇宙飛行が必ず背負わなければいけないこと」と返している。このやりとりは双方にとってフェアじゃないと思う。
ゆかりは典型的な巻き込まれ型の主人公なので、初回の打ち上げでは「(有人宇宙飛行に対して)背負わなければいけない」何かなど持っていない(フィクションを成立させるために背負っているものがあるだけ)。宇宙開発という文脈では彼女には「NOGO」と答える権利があり、それは尊重されるべきなのだ。これを見た視聴者が不快感を感じるのはしごく当然だし、作り手が申し開きのできるものではない。『ロケットガール』のこの部分は、宇宙開発において越えてはいけない一線を明らかに越えている。
ただし、この作品は長編シリーズなので、この段階で断罪するのもまたフェアではない。2巻で茜と出会い、(アニメではやらないかも知れないが)3巻で月へ向かう段になると、ゆかりのモチベーションは明らかに変化する。おそらくその時点での彼女は「GO」と答えるだけの理由を自身の内側に抱くことになる。この期に及んでまだ人命軽視云々という輩がいたら、糞でも喰らえと返してよろしい。
閑話休題。
で、本書は短編集なので、そういう迷いはいっさいなし。ピュアな論理と、ロマンに満ちた決断があるのみである。「GO」と答える話もあるし、「NOGO」と答える話もある。どちらも納得できる決断で、実にドラマチック。しかも「NOGO」としたあとにはきちんと「次なるGO」に繋がるエピソードを残してあるという憎さ。はっきり言ってとことん読者を選ぶジャンルだが、こういうのを楽しめる自分でよかったと思う。
2008-04-23(水)
◆
銀河北極 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-4 レヴェレーション・スペース 2) (ハヤカワ文庫 SF レ 4-4 レヴェレーション・スペース 2)(アレステア・レナルズ/中原 尚哉)
レナルズは、ニーヴンの「ノウンスペース・シリーズ」を目指してるんじゃないかなぁ。世代的にはおれと近いので、十〜二十代に頃にニーヴンを読んでるはず。個人的には、もうちょっとテンポが良くなって(特に長編は半分の長さに!)、この調子で続けば「21世紀のノウンスペース・シリーズ」と呼んでもいいんじゃないかって気がする。
そんなわけで『火星の長城』に続く第2短編集。「ノウンスペースっぽい」と書いたものの、レナルズはけっこうグロ好きらしく、ホラー風味の作品が多い。「グラーフェンワルダーの奇獣園」はまさにそうだし、一見するとミリタリー物のような「ナイチンゲール」があんな結末になるとは。いや、途中からなんとなくそんな雰囲気はあったけど。海洋リゾートSF風味な「ターコイズの日々」だって、個々の描写はけっこうキモい。
でも突出して面白いのはやはり「銀河北極」か。『タウ・ゼロ』を少々(少々?)スケールダウンしたような話で、登場人物がどんどん人間離れしていくのに、けっして人間性を失わないところがなんだかいい。希望があるんだかないんだかよくわからない結末も、雰囲気出てて好き。
かみさんが下調べをしていた、


# ただただし [「ツッコミ」用フォームは、日付をクリックすると出てきます。で、こんな感じに表示されると。 全文は各日付のページで参..]
# ちょんぼ [なかなか面白そうっすね]
# バックギャモン [面白いです]