2019-10-31(木) [長年日記]
■ ANKER SmartCharge Car Kit F2を買った
うちのSUBARU R1、軽自動車のくせに10年以上乗ってるもんだから装備はだいぶ古くて、あいかわらず車内での音楽再生にはFMトランスミッターを使っている。今使ってるのはもう6年も前のものでUSB端子は1個しかない上に出力も小さいから、かみさんのスマホも同時に、急速充電もできるものに買い替えた。
なにはともあれ安心のAnkerでしょ……ってことでこれを買ったんだけど、これってROAVってメーカーのOEM(?)なのか(笑)。まぁいいや。前のは変なところに押したら設定が変わってしまうスイッチが飛び出していて不用意に触ることすらできなかったけど、これにはそういうところがない。シガーソケットには奥までしっかり押し込めてぐらついたり運転の邪魔になったりもしないので、いい買い物をした。気持ちFMの出力も大きい気がするし。
スイッチ類の少ないのを補うように専用のスマホアプリが用意されていて、FM周波数やBluetoothまわりの設定はこれでやる。連動して駐車スペースの記憶なんかもしてくれる。アプリのサポートが終わったりするリスクはあるけど、まぁ安いものだし、そんときは買い換えればいいだけだもんな。
BT接続時に女声/男声で英語のアナウンスが入るんだけど、どうみても素人の発声なので、ROAVの社員の声かも知れない(笑)。
2019-10-28(月) [長年日記]
■ ミリシタイベント「World Changer」
ミリオン投票企画THE@TER CHALLENGEの第2弾。今回の顔ぶれで一番おもしろいのがこれ。なんといってもキャストのうち4人が765ASで占められる中、唯一シアター組から滑り込んだのがエミリーという。どんなドラマになるのか楽しみで仕方がなかったし、期待どおりの仕上がりだった。これはいいものだ。
コミュはエミリーにスポットを当てて、それに先輩たちがそれぞれの個性に合わせたアドバイスをしていくというもの。とりわけ美希の漠然とした違和感に千早が的確なフォローを入れるあたりが見事。そうだよ、この顔ぶれならそうならなきゃいけない展開で、かといって先が読めるわけでもない絶妙なバランス。いい仕事だ*1。
実はこれを書いているのはもうCD発売後なんだけど、CD収録のドラマは一転して千早にスポットが当たる構成なのも良い。こっちもエミリーだとくどすぎるし、なによりコミュでは存在感の薄かった春香や真もいい出番があって、こちらもじつにバランスが取れている。
そして曲がね、Game Versionで「これはもしや?」と思ったが、M@STER VERSIONでもサビがエミリーのソロだけという思い切った歌割りに唸る。他パートでの先輩陣の迫力ある掛け合いもあいまって、このコントラストはすごい。こんな大胆構成、アイマスでは初じゃない?
いやー、想像以上に満足だわ。このCDは買い。
THE IDOLM@STER THE@TER CHALLENGE 02
ランティス
¥1,650
*1 同じ5人がメインになるコミュでも、デレステはこうはならず、全員にスポットを当ててしまうのでストーリーが散漫になるし、おかげでどこにも印象が残らない駄作になる。
■ デレステイベント「空想探査計画」
ひさびさに初見でフルコンできそうな曲が来たねぇ(できたとは言ってない。いちおうイベント期間中にできたけど)。曲は大好きなのでプレイは楽しい。
コミュは……うーん。デレステの法則にのっとれば、メインが3人なのでまとまるはずなんだが、茜、あやめ、夏樹という顔ぶれで図書館を題材に選ぶのはミスマッチだし、ミスマッチならではの面白さはあまり出ていなかった。とても残念なことにだが、やはりデレステのシナリオライターには根本的に才能がないのでは……? (才能のある人もいる、というレベル)
曲はほんとにいいんすよ。このCDに入ってる曲ははぜんぶいい。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS MASTER SEASONS AUTUMN!
日本コロムビア
¥1,229
2019-10-27(日) [長年日記]
■ クラウドファンディングで作られた平山笑美のアルバム「PIRAMIRiSE」が届いた
いまどきの歌の上手い日本人女性はみんな声優になってしまうのだけど*1、その中でもとりわけ上手い人たちがいて、「ぴらみ」こと平山笑美は間違いなくそのうちの一人だ。もちろんアイマス、ミリオンの北上麗花役として知られているのだけど、麗花が参加する楽曲に接して、この人個人の歌が聴きたいと考える人は多いはずだ*2。
なのでソロライブ実現のためにアルバムを作るぞという話が出たときはすぐに飛びついたのだ。クラウドファンディング「平山笑美オリジナルソロアルバムCD制作プロジェクト」である。つっても、いちばん安い、アルバム1枚バックされるだけのヤツだけど。数字を見ればわかるように、あっという間に目標額を超えただけでなく、最終的には10倍以上集まってしまい、フルアルバムにハイレゾ音源までついて豪華なケース付きCDになったし、そのあとのソロライブも速攻でSOLD OUTした。実力ゆえの期待の現れで、そりゃそうだろうとは思うのだけど。
そんなわけでアルバムは一般販売も決まり、出資者にはぶじCDが届いた。
B07Z67K5VC
普通に歌えばそれだけでもう上手い人なのに、それでも「ああ声優なんだなぁ」って感じなのが面白かった。曲ごとになんか「キャラ」が付いてるのだ。単に声色を変えてるってわけじゃなくて、なんだかちゃんと性格付けからなにから設定されてる「誰か」が歌ってるように聞こえる。やっぱ声優さんって役者なのだなーとわかって面白かった。個人的にはこういうの、好きだね。
この先も、シンガーとしてどんどん売れてほしいなと思う一方、こういう役者っぽさはやはりキャラソンで効いてくるのではないかとも思うし、まぁようするにどっちでもがんばってほしいですな。