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ただのにっき


2012-04-03(火) [長年日記]

春の大嵐 (ただし今回は帰宅難民化は回避)

超大型の台風並みの低気圧が日本列島を縦断してくるという予報で騒がしい朝だった。出勤前の時点で、九州・四国の知人たちの悲鳴がTwitterを通じて流れてくる。こんな季節になぁ。今年は春一番がなかったので、その埋め合わせか。

3.11にはもちろんのこと、その半年後に来た台風でも帰宅難民化し、さすがにもう懲りたというか学習しろよという状況にもかかわらず、いろいろ片付けなくてはいけないことがあったのでとりあえず出社。この時点では風はあるものの晴天。

それがだんだん雲が出てきて暗くなり、昼にはそろそろ降り始めるかという状況に。このままならぜったい電車が止まるとレベルになるけど、きっとまた手遅れになってから帰宅指示が出るんだぜ……とか言ってたら、昼休みにまさかの発令。うちの総務もようやく学習したか。で、昼過ぎに会社を出たあたりでパラパラと降り始め、電車も混まず、風に傘を飛ばされることもない時間帯に帰宅できた。それでもギリギリな感じだったけど。

ちなみにおれは、朝7時の時点でFacebookに設置してあるチーム連絡用のグループに無理に出社しなくて良い旨を投稿済みである。こういう天候になるのがわかっている以上、そもそも最初から出てこなくていいように計らうのが、マネージャとして当たり前の行動だと思うんだけど。まぁ、それでもみんな出社してくるんだけどね。月初の忙しい時期とはいえ、真面目だよなぁ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

kitaj [終電で帰れば全く問題ない]

ただただし [終電とか徹夜とか、さすがにもう歳だしさ~]


2012-04-01(日) [長年日記]

BOOKSCANのチューニングラボがすごく進化して実用レベルになっていた

BOOKSCANのプレミアム会員にスキャン済みのデータを各種ブックリーダー向けに最適化してくれる「チューニングラボ」というサービスがあって、Kindle向けのは以前試して余白をカットするのはたぶんムリという感想を書いたんだけど、いつのまにかずいぶんチューンが進んでムリだと思っていた余白カットができるようになっていた。こりゃすごい。BOOKSCANはマジで開発力高いなー。

さっそく試しにやってみた。上がBOOKSCANの進歩したKindle向けチューニング、下がいつもの自作スクリプトKindlizerによるもの:

[スクリーンショット]上がBOOKSCANのKindleチューニング、下が自作のKindlizer加工

ちなみにPDFのサイズはどちらもほぼ同じ14MBほど。BOOKSCANの余白カットはまだ少し改善の余地があるせいで字がやや小さめ、また画質もあまりよくないが、ノンブルもきれいに落ちているしこれなら実用上はほぼ問題のないレベル。いやぁ、たいしたもんだねぇ。本当にノンブルを完全自動で切り落とせるのかどうか疑念もあるが、急いでいるときや自分でKindlizeしたくないなら十分に選択肢になる。

さらに最近はチューニング済のPDFをDropboxやKindle Personal Documentsに送りつけてくれたりするので、BOOKSCANのサービスの利便性はめっちゃ高い。これでAmazonの送り先をBOOKSCANにしておくと、紙の本にはいっさい触れることなく勝手にKindleにデータが届くという、まるで本当の電子書籍を買っているような世界が実現できてしまうのだから*1

問題は、そろそろ自宅の本棚が空に近づきつつあるということで、そうなるとスキャンする本もないのに毎月1万円近いプレミアム会員費を払うのはありえないということだ。本棚の維持とチューニングラボ周辺のサービスだけ切り出して、月500円とか1000円とかで提供するメニューも作ってくんないかなー。

Tags: ebook

*1 おまけに手元にはDRMのかかっていないPDFファイルが残るのだから、文化的な意味でもそこらの電子貸本屋よりはるかに価値が高い。もっとも表紙/裏表紙の情報が落ちてしまうので、そこまで踏み切れないんだけど。


2012-03-31(土) [長年日記]

森薫拾遺集 (ビームコミックス)(森 薫)

(作者の)趣味全開で大変楽しかった。好きなものを好きなように描いているのをみるのはいいもんだ。

収録作品は新旧入り混じっているんだけど、「こだわり」の深さに変化はないものの腕はメキメキと上がっていてすごい。もっともちょっと古めの作品も味があってけっこう好き。

Tags: book

木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)(石黒 正数)

最近、石黒正数が好きで買い集めている。

この作品もけっこう評判いいので買ってみたけど、ちょっと合わなかったかなー。少年誌ゆえの制約のせいだろうか。ところどころクスクス笑えるんだけどね。というかチャンピオンコミックスなんて買うの何年ぶりだ? とりみき以来じゃねーの?(←古すぎる)

Tags: book

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