2003-06-21(土) [長年日記]
■ pcspecs:SPC18 - Debian Woody
夕べの作業だが。
Debian 3.0r1のCDをRHL9上で焼いて、同一マシン上にインストール。正規のインストールCDは初めて使うので、やっと日本語でインストールできた(笑)。しかし、NICが認識されない。NICつってもM/B(MSI 865GM2-ILS)内蔵のものなので、保存しておいたRHL9の/etc/sysconfig/hwconfを見てみると「e100」になっている。同じインテルのep100などを試してみるも、使えない。
うーむ。e100ドライバをよそから持ってきてあとから設定すればいいんだろうが、このマシンにはFDDもないし、RHL9はすでに消えてしまったからCDも焼けない。そういえば、anakondaはすべての設定を終えたあとにディスクをフォーマットするけど、Debianのインストーラは真っ先にフォーマットをするから、こういう時に後戻りできないな。
というわけで、ネットワークが使えないと外からファイルを持ち込む手段がないのだ。PCIなネットワークカードもないしなぁ。いや、10BASE-Tのはあるけど、そこまでする気もなんだか起きない。つーわけで、頓挫。あとで別の方法を考えよう。
次はGentooだ。
■ 電子書体開発の場
例のフォント盗作問題、とくに言及しなかったんだけど、こんな風に新しいディストロを試していると、近いうちにインストール自体ができなくなるような気がする。ひと事じゃないよな。
そんな中、安心して使えるフォントを作っちまえというプロジェクトを、かずひこさんが立ち上げ。フォントには人一倍こだわりのある人だから、期待大である。フォントにはまったく明るくないのであまり手伝えることはないと思うけど、応援したい。
■ オープンソースの理想と現実
「バカが往く」より。
オープンソースの開発・公開にかかわる立場から見たオープンソース、特にその問題点を議論していきたい。
不勉強で申し訳ないのだが、この人がどこで「オープンソースの開発・公開にかかわ」っているのか、聞いたことがない。つーか、本当にかかわっていたら、こんないい加減なことを言えるだろうか。おれだったら言えねぇ。
……と、中傷まがいのことを言っていてもしょうがないので、調べてみた。AgentSpace。これかな。でも、ライセンスは改変物の配布を認めていないから「俺オープンソース」?
AgentSpaceとMobileSpacesの公開を近々止める予定です。 JDKのインストール方法や環境変数とは何かなどの当方が 関知しない質問が非常に多く、 これ以上を公開を続けることは困難と判断しました。 ながらくのご利用ありがとうございます。
つまり、コミュニティの構築に失敗したということかな(もっともこの告知が書かれたのはずいぶん前のことらしいが)。これを知ってから元の文書の最後、
共同開発を意図しながらも開発コミュニティが成立しなかったものが、当初から特定の用途・ユーザを指向して一定の成果を上げているものも多く、それらの存在も忘れないで頂きたい。
を読むと、心の叫びっぽいなー。まぁ、お気の毒にとしか言いようがないが、だからといって他のプロジェクトを貶めるようなこと書いていいとは限らんだろ。
■ tDiary: 設定プラグイン
もう落ち着いたと思っていた設定プラグイン、セキュアモードで動いていなかったのを修正(1.5.4.20030621)。これで落ち着くといいなぁ。
2003-06-20(金) [長年日記]
■ 昨日のbsfilter
spam 49通、フィルタ率100%、誤認識ゼロ。よし。
■ Debian(4)
昨日はKernelを2.4.20にしようとしたついでにBootLoaderをGRUBにしようとして書き換えに失敗し、にっちもさっちもいかなくなった……ので再インストールをしたのであった(とほほ)。いいよもう、LILOで。「ついで」ではまる率って、一般的になぜか大きいと感じるんだけどどうよ。
いちおうKernel書き換えは無事に済んだので、もう下手にいじらずにこのまま行こう。ext3にするという野望はあるけど(そもそもOS乗せ換えの本来の目的はここにあったような)。
で、都合3回もやったせいでDebianのインストールにも慣れてきたので、自宅のRHL9マシンをDebian化しようと画策中。コイツはしばらくディストロ遍歴マシンだな。しかし、ネットワークインストール用の最小構成CDを入手してRHL9でCD-RWを焼き、それで入れようとしたんだけど、NICを認識してくれずに断念。i865Gの場合はどうすれば。つーか、ちゃんとしたCDを入手すべきか。でもSargeにしておきたいしなぁ。
■ Debian(5) - ext3
ファイルシステムのext3化はノントラブルで終了(ほっ……)。
# tune2fs -j /dev/hda5
このあと、/etc/fstabでs/ext2/ext3/して、reboot。
なお、このサーバはDebianizeしたけど、常用OSをDebianにすると決めたわけではありませぬ。その証拠に、自宅にはDebian 3.0r1のCDイメージだけでなく、Gentoo 1.4rc4のイメージも入手済みなーのだ。
■ pcspecs:SPC18
こないだ初めてGHzなマシンを組んで、やっぱりうるさいと実感。かみさんのエンデバーが静かなのは、さすがメーカー品といった感じである。
といってもあきらめてもいられないので、まともなCPUクーラーを買って来た。ついでに(また「ついで」か!!)ファンコントローラにも手を出してみる。いやいや、ついでじゃなくて追加ね(笑)。
クーラーは純正品とほとんど変らない大きさなのに、格段の静けさ。この差はなんだろうね。さらに、フロッピードライブをはずした3.5インチベイに、コントローラを設置。LEDが7つもついていて、なかなか派手。けっこう回転を落しても十分に冷えている。ためしに止めてみたけど、30分くらいは自動的に回り始めることはなかった。Celeron 2.0GHzなんて屁でもないってか。
◆ はんばあぐ [http://www.sgtpepper.net/hyspro/diary/?date=20030312#p01 こ..]
◆ ダイタ [ネットワーク・インストールし日本語を撰択すれば最初から日本語環境が整います<SuSE]
◆ よしだ [http://nais.to/~yto/clog/ chalowがtDiaryのテーマに対応だそうです。]
◆ ただただし [ドイツ語ちゅーのはネタなので:-) →http://www.y-period.com/nikki/?date=200..]
◆ ほそのひでとも [GRUBの{FDD|CD-ROM}を作っておくのは基本です。ファイルシステム認識タイプなので潰しがきくし。:-)]
◆ ただただし [ターゲットマシンのFDDが壊れていて、CDも焼けないという状況では、どうしようもないのさ:-(]
2003-06-19(木) [長年日記]
■ 昨日のbsfilter
……は、ちょっと設定をミスったのでありません(後述)。
■ tDiary.org
tDiary.orgでツッコミメールが来なくなってて、なんでかなー、と思ったら、プラグインは開発用のディレクトリにあるものを使うようになっていたという……。最近の設定プラグインの影響で、プラグインまわりにはけっこう非互換が出てるからなぁ。
というわけで、本体の方も最新版にcvs upしてしまった。公式サイトをCVS HEADで運用することになるなんて……。
■ Debian(2)
こないだ実験的に入れたフォントの汚いDebianは、さっくり消してWindows 2000に。お仕事マシンをLinuxにできるほど、我が社はオープンではない(?)。
で、玉突き的に押し出された10GB HDDを、いままでSushi/Ayakaが動いていた社内個人用サーバにいれてしまおう。近間さんもAyakaのメンテはやめると言っているし、いいチャンス。で、サーバ運用となればやはりDebianだろう。こないだ使ったLinux WorldのおまけCDで、Debian 3.0を入れる。
インストールは例によって質問事項が多くて大変だが、入ってしまえばあとはおどろくほど簡単に移行できた。MTAはpostfixに変更、設定ファイルは前のHDDからコピーしてくるだけでほとんどそのまま動かせた(bsfilterが動いていなかったのは、libruby-sdbmを入れ忘れていたため)。
トンネル掘りでは、stoneはパッケージがあったのでそのまま。ただしapt-getのたびに「/etc/ssl/certsがない」と言われるようになってしまった。たしかに鍵を作ってないんだけど、でも動いてるんだよなぁ(???)。Zebedeeがパッケージがなかったので、野良ビルド。これでそのままトンネル移行完了。思いのほか楽だった。
まだApacheを移行してないけど急がないからあとまわし。ゆえあってtelnetdを入れれば、とりあえず完了だ。
% telnet localhost Trying 127.0.0.1... Connected to localhost. Escape character is '^]'. Debian GNU/Linux testing/unstable pichu pichu login:
testing/unstableって!? おれが入れたのはWoodyだったはずでは……(大汗)。
■ Debian(3)
インストールに使ったCD-ROMをしげしげと見てみたら、2002年6月号だった。Woodyリリース(2002年12月より)前じゃんっ。ちゃんと小さく「開発版」と書いてあるし、/etc/apt/source.listにもがっちり「testing」って書いてあるし。やれやれ。
まいっか。だまされてやる(←自業自得のくせに)。それより、あとでKernelを2.4にしなくては。ちょうどSofwareDesignにDebianの入れ方が載っててよかった。
それはそうと、必然的に長年愛用してきたjvimとお別れになってしまうので、vim6用の.vimrcを用意しなくてはならない。
set nobackup set backspace=2 set autoindent set tabstop=3 set termencoding=euc-jp set encoding=japan set termencoding=euc-jp set fileencodings=shift-jis,euc-jp,iso-2022-jp,utf-8,utf-16,ucs-2-internal,ucs-2,japan
あと、なぜかBackspageが「^?」になってしまうので、.zshrcで以下の設定を。
stty erase ^H
◆ たむら [こんな痛いヤツが、あーゆーポストかつ扱われ方されてるんだよね>理想と現実 #たださんがいると、自分で調べる手間が省け..]
◆ のがじゅん [knoppixが使えるならファイルを持ち込めますよ。自分がbroadcomのオンボードLANを使うために使った方法で..]
◆ ただただし [それにもまず、knoppixのCDをどうするかという問題が……雑誌を買ってくるくらいならNIC買いに行きますし(笑)]