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ただのにっき


2003-06-24(火) [長年日記]

本日のbsfilter

spam 58通、フィルタ率100%、誤認識1通。道は遠い。

ところで、さっきからものすごい数のspamが押し寄せてきてるんだけど、なんだこれ。ここ30分で50通を超えた。Subjectはみんな違うけど、内容同じ。

dante

職場のLinuxサーバをDebianに変えたら今まで使えていたrunsocksがない。これがないと、社外にあるpserverなcvsが使えないのだ。

代わりのものを探したら(apt-cache search socks)、danteというパッケージがあった。必要なのはクライアントだけなので、apt-get install dante-client。

ちと日本語のドキュメントが見つからなくて苦労したけど、/etc/dante.conf(Debianの場合)の中のsocks経由を指定する部分を以下のように書き換えて、無事、runsocksの代わりに使えるようになった。

route {
   from: 0.0.0.0/0 to: 0.0.0.0/0 via: 【SOCKSサーバのIPアドレス】 port = 1080
   protocol: tcp udp                # server supports tcp and udp.
   proxyprotocol: socks_v5 socks_v4 # server supports socks v4 and v5.
   method: none #username           # we are willing to authenticate via
                                    # method "none", not "username".
}

最初、SOCKSサーバをホスト名で指定していたらダメだったんだけど、どうもIPアドレスじゃないといけないらしい(DNSのからみと思われる)。うちの会社みたいに複数のSOCKSサーバをround robinさせてる場合にはどうしたらいいのかわからんけど、まぁいいか。

MSNBOT

そういえば書くのを忘れていたけど、数日前、tDiary.NetにもMSNBOTが到来した。アクセス間隔はそれほど短くなかったから、普通なら気づかなかったんだけど、ひょんなことから到来がわかったのだ。

というのもこのMSNBOT、ご丁寧にもリンク元のURLをrefererに入れてくださる。ということはtDiaryの場合、BOTのクロールがすべて「本日のリンク元」に記録されてしまうのだ。これはもう、ウザいとかウザくないの問題ではない。つーかウザい。

ということで、別にMicrosoftが嫌いとかそういうのとは関係なく、MSNBOTにはお引き取りいただくようにApacheを設定した。この仕様が変わらない限り、将来のMSNでtDiary.Netのコンテンツが検索されることはないでしょう。南無。

プレイ-獲物-(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)(マイクル クライトン)

クライトンのテクノ・スリラーに求められているのはエンターテイメントであって、別に警句みたいなものは求めてないわけよ。だから、こういういかにもな前書きを書かれると鼻白んでしまうな。

とは言え、本編は例によってハリウッドがよだれを流して欲しがりそうなよくできた娯楽小説である。ホント、砂漠に作られた白いブロック状の研究所とか、光り輝く化学プラントとか、ナノマシンの黒い雲、地下洞窟の巣……と言った、(ハリウッド的に)「絵になる」描写にはこと欠かない。

プロットは、『ジュラシックパーク』とまったく同じ……倫理観の欠如した企業の作った先端テクノロジーの産物が制御を失って逃げ出し、対応が遅れて人が何人か死んで、主人公の勇敢な行動でいちおうの決着をみるが、完全な解決にはなっていない……なので、安心して(?)楽しめる。

褒めてんだかけなしてんだか、よくわからんな(笑)。いや、面白かったよ、うん。

Tags: book
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

きた [へぇ,会社にSOCKS鯖あるんだ.いいなぁ.]

sheepman [ SetEnvIf User-Agent "^MSNBOT" HTTP_REFERER='' と .htacces..]

ただただし [えー、そこまで面倒見るんですかぁ〜]


2003-06-23(月) [長年日記]

週末のbsfilter

spam 107通、フィルタ率100%、誤認識1通。

これから大阪日帰り出張〜。


2003-06-22(日) [長年日記]

pcspecs:SPC18 - Debian(2)

e100ってIntel謹製のドライバだったんだね。

FDDもないマシンにファイルを持っていく方法として、USBメモリも存在することに気づいて「これだ!」と思ったのもつかのま、Woodyのデフォルトカーネルが2.2だということを思いだしてがっくり……ダメじゃん。

Kernel 2.4.20(?)にはe100が内蔵されているそうなので、最初から最新のカーネルが使われていればこんな苦労はなかったのだな。つーわけで、Gentoo入れよう。コイツはたぶん2.4.20だろう。

pcspecs:SPC18 - Debian(3)

ぬぉ、そんな技が。で、さっそくやってみたけど、e100はない(これは2.4.20から?)、eepro100も認識されず。くー。

pcspecs:SPC18 - Gentoo(1)

続いてGentoo Linux 1.4rc3。お、フレームバッファを使った高解像度の画面に背景画像まであしらったりして、いいね。自分でコマンド入れながらインストールする、今どきの基準からすれば不親切極まりないディストロなのに、こういうところに凝るなんて、Kondaraに通じるセンスを感じるよ。

で、カーネルは2.4.20。e100ドライバはあるけど、ifconfigにはloしかないので自動認識には失敗している。じゃあってんで「modprobe e100」してみるもダメ。なんてこった、つまり、DebianやGentooが悪いというより、RHL9が何か細工をしてるってことか。たしか、e100はカーネル組み込みじゃないとうまく動かないという情報を見かけたから、その関係かも……。

Gentooこそ、ネットワーク抜きでインストールできないからなぁ、仕方がない、NICを買ってこよう……と思いつつ、目に入ったのがLibretto用に使っているUSB NIC、IOデータのLanEgg。もしかして……とツッコんでみたら、なんと見事に認識してくれた。すばらしい。これでいこう(ちなみにDebianで同じことをしてみたけど×)。

pcspecs:SPC18 - Gentoo(2)

Gentooのインストールマニュアルはとてもよくできている。このとおりやれば、誰でもインストールできるんじゃないかな。パーティションのお任せ設定もないので、久しぶりに自分で考えて(笑)、こうした。

hda2  32MB ext3 /boot
hda5 250MB swap
hda6   4GB ext3 /
hda7  75GB ext3 /home

それぞれをフォーマットして、/mnt/gentooの下にmountしたら、ステージファイルを展開する。手を抜けるところは抜きたいので、stage3をチョイス。

ここで出かける用事ができたので中断。手順がわかっているから、中断して電源を落としても大丈夫ってのは面白い。つーか、こういうのって、わくわくするなぁ。

pcspecs:SPC18 - Gentoo(3)

ただいま、カーネルのビルド中。自分がmake menuconfigしたカーネルが動くようになるとは、とうてい信じられませんな(きっぱり)。

しかし、ビルド中はさすがにファンコントローラが温度上昇に反応して、CPUファンをフルに回すようになる。こりゃ、関東在住のGentooユーザは、この夏はemerge禁止やね。もちろん、Momongaユーザはオモコン禁止だ。

本日のツッコミ(全9件) [ツッコミを入れる]

Before...

まx [でも内蔵NICが認識されないのは変わらないかもしれないですね。]

phyllite [最近はKNOPPIXで起動して、chrootしてGentooをインストールすることが多いです。 Mozillaでドキ..]

ただただし [なるほど、Gentooならではの技ですねぇ]

ま2 [Vine 2.6でもeepro100は認識されませんでした。 /etc/host.confに alias eth0 ..]

ま2 [host.conf -> module.conf でした。 なれないことは書くものじゃーない。]

ただただし [あ、やっぱり。 試す機会があったらtryしてみますね]


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